JP3432021B2 - 飲料ディスペンサー - Google Patents

飲料ディスペンサー

Info

Publication number
JP3432021B2
JP3432021B2 JP30037894A JP30037894A JP3432021B2 JP 3432021 B2 JP3432021 B2 JP 3432021B2 JP 30037894 A JP30037894 A JP 30037894A JP 30037894 A JP30037894 A JP 30037894A JP 3432021 B2 JP3432021 B2 JP 3432021B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
supply pipe
hot water
storage tank
pump
beverage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30037894A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08133396A (ja
Inventor
修治 嘉戸
佐吉 川角
春美 馬込
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority to JP30037894A priority Critical patent/JP3432021B2/ja
Publication of JPH08133396A publication Critical patent/JPH08133396A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3432021B2 publication Critical patent/JP3432021B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、飲料ディスペンサー
に関し、更に詳しくは、濃縮原料が供給される飲料混合
部に、タンクに貯留されている希釈液を供給ポンプを介
して供給することにより、飲料混合部において濃縮原料
を希釈液で希釈するようにした飲料ディスペンサーに関
するものである。
【0002】
【従来技術】濃縮原液を冷水または温水により希釈し、
冷却飲料または加熱飲料を適宜選択して供給し得る飲料
ディスペンサーが知られている。この飲料ディスペンサ
ーの基本構造を一例として述べれば、該ディスペンサー
は、濃縮原液を貯留した複数の容器を収納する冷蔵庫
と、外部供給源から供給される水を冷却する冷却装置を
備えた貯水タンクおよび所要量の温水を保温貯留する貯
湯タンク等を備えており、貯水タンクおよび貯湯タンク
は、濃縮原液容器の夫々に連通接続された飲料混合部に
供給管を介して接続されている。すなわち前記冷却装置
で冷却された冷水と、濃縮原液容器から注出機構を介し
て注出された濃縮原液とを飲料混合部に供給することに
より、濃縮原液が冷水により希釈された冷却飲料が注出
される。また前記濃縮原液容器から濃縮原液が供給され
た飲料混合部に、前記貯湯タンクで保温されている温水
を供給することにより、濃縮原液が温水により希釈され
た加熱飲料が注出される。
【0003】前記飲料ディスペンサーは、冷水と温水と
を供給する供給管が、夫々独立した状態で飲料混合部ま
で配管されると共に、濃縮原液を供給するための供給管
が濃縮原液容器から飲料混合部まで配管されている。す
なわち飲料混合部には、冷水用の供給管と温水用の供給
管および濃縮原液用の供給管が、夫々独立した状態で臨
んでいる。このため飲料混合部が大型化したり、該混合
部の周囲における配管構造が複雑化し、コンパクト化を
図り得ない難点があった。
【0004】そこで冷水の供給管と温水の供給管とを切
換弁で接続し、これを必要に応じて切換えることによ
り、冷水または温水の何れかを選択して1本の供給管か
ら前記飲料混合部に供給する提案がある。この飲料ディ
スペンサーとしては、図5に示す如く、貯水タンク24
の内部を通過して飲料混合部として機能する注出ノズル
42に連通接続される冷水供給管76が、その系路の途
中で複数本(例えば3本)に分岐されると共に、貯湯タン
ク46内に挿入配置された温水供給管78も冷水供給管
76と同様に3本に分岐されている。この分岐した各供
給管76,78の端部が、注出ノズル42に供給管68
を介して連通する切換弁(三方弁)36の流入側に夫々連
通接続されている。また、冷水供給管76における分岐
する前の位置に供給ポンプ80が配設されると共に、温
水供給管78における分岐する前の位置に供給ポンプ8
2が配設され、各ポンプ80,82を作動することによ
り、切換弁36に冷水または温水が圧送される。そし
て、切換弁36に配設された操作レバー(図示せず)を操
作して弁体を切換えることにより、貯水タンク24また
は貯湯タンク46から供給される冷水または温水を、注
出ノズル42に選択的に供給し得るよう構成される。な
お、切換弁36の流入側に接続される各供給管76,7
8に流量調節弁72が夫々取付けられ、冷水や温水の圧
力を自動的に調節して、注出ノズル42から希釈飲料を
一定量注出し得るようになっている。この構成によれ
ば、注出ノズル42の近傍での供給管の数を減らすこと
ができ、該ノズル42の小型化および配管構造の簡素化
を図り得るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した例えば温水供
給管78においては、供給ポンプ82の吐出側から切換
弁36までの管路長は、該ポンプ82の吸込側から貯湯
タンク46までの管路長よりも長くなっている。また供
給ポンプ82は、分岐する前の温水供給管78に配設さ
れているため、複数の注出ノズル42に対して同時に温
水を供給することを考慮して、大容量のポンプを設置す
る必要がある。すなわち、吐出側の管路が長く、しかも
複数の管路に安定的に温水を供給するために、供給ポン
プ82からは高圧で温水が吐出されることとなってい
た。この場合に、吐出側の管路は、前述したように複数
に分岐して供給管相互の接続部分や屈曲部分が多くなる
ことから、各部分から温水の漏出が発生し易くなる。こ
のため長期の使用により、例えば各供給管の屈曲部分や
接続部分が劣化して亀裂等が生じた場合、その部分から
高温高圧状態にある温水が飲料ディスペンサー内に噴出
する危惧があった。
【0006】
【発明の目的】この発明は、前述した従来技術に内在し
ている前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案
されたものであって、飲料混合部へ希釈液を供給する供
給ポンプの吐出側に接続される吐出側供給管を、該ポン
プの吸込側に接続される吸込側供給管より短かく設定し
たことにより、吐出側供給管からの希釈液の漏出を抑制
し得るようにした飲料ディスペンサーを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を好適に達成するため本発明は、本体に収納され
た濃縮原料容器に配設されて、該濃縮原料容器に貯留さ
れている濃縮原料が供給される飲料混合部と、貯水タン
クおよび貯湯タンクに貯留されている希釈液を前記飲料
混合部に供給する供給ポンプとを備え、飲料混合部で濃
縮原料を希釈液により希釈するようにした飲料ディスペ
ンサーにおいて、前記濃縮原料容器に、原料容器内の濃
縮原料を前記飲料混合部に供給する注出機構を接続する
と共に、該注出機構に前記供給ポンプを配設し、前記供
給ポンプの吸込側に接続された切換弁の流入側に、前記
貯水タンクからの吸込側供給管および貯湯タンクからの
吸込側供給管の夫々を連通接続し、前記供給ポンプの吐
出側に接続されて前記飲料混合部に連通する吐出側供給
管を、該ポンプの吸込側に接続される前記吸込側供給管
より短かく設定したことを特徴とする。
【0008】
【実施例】次に、本発明に係る飲料ディスペンサーにつ
き、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以
下説明する。図1は、実施例に係る飲料ディスペンサー
を示す概略構成図である。なお本発明の要旨とするとこ
ろは供給ポンプの管路系にあるが、全体の理解に資する
ために図2〜図4に示す飲料ディスペンサーの概略構成
につき先ず説明する。また実施例の飲料ディスペンサー
は、ジュース等の冷却飲料とお茶やスープ等の加熱飲料
とを選択して供給し得る構成のものであるが、お茶やス
ープ等の加熱飲料のみを供給する装置にも本願を採用す
ることは可能である。
【0009】前記飲料ディスペンサー10は、例えばス
テンレス等の板材を箱型に成形した上部本体14と下部
本体16とから筐体17が構成され、上部本体14は、
下部本体16に載置固定されていて、その上半分に断熱
構造の収納庫15が配設されている。この収納庫15の
内部に画成した収納室15aには、濃縮原液を貯留した
複数(実施例においては3つ)の濃縮原液容器38が本体
14の幅方向に沿って並列に収納されている(図2参
照)。各濃縮原液容器38の下部には、注出ポンプ40
を備えた注出機構32および飲料混合部としての注出ノ
ズル42が接続されており、濃縮原液容器38から注出
機構32を介して注出された所要量の濃縮原液が注出ノ
ズル42に供給されるようになっている。また収納庫1
5の下部には、注出ノズル42に冷水または温水等の希
釈水を供給する供給ポンプ70が各注出機構32と対応
して配設されている。なお収納庫15の前面に形成した
開口部15bを開閉自在に閉塞する断熱扉(開閉扉)19
には、前記注出機構32と対応する数(実施例では3つ)
の注出ボタン43が配設され、該ボタン43を押すこと
によって対応する注出機構32の注出ポンプ40と、冷
水または温水用の供給ポンプ70とが夫々作動するよう
構成されている。
【0010】図2に示す如く、前記下部本体16の内部
右側には、所定量の冷却水を貯留するための貯水タンク
24と、冷凍機構22から導出した蒸発管26の一部を
貯水タンク24内の冷却水中に浸漬したアイスバンク機
構21が配設されている。このアイスバンク機構21を
構成する貯水タンク24は、上方に開放する所要深さの
有底ケース体であり、内部に貯留される冷却水の温度を
一定に保つように断熱材で囲繞されると共に、その開放
部は蓋23により開閉自在に閉成されるようになってい
る。また貯水タンク24の下には、図に示す如く、該貯
水タンク24に貯留されている冷却水を冷却する前記冷
凍機構22を構成する凝縮器18や圧縮機20等が配設
されている。前記蒸発管26は、貯水タンク24の内壁
近傍に沿って螺旋状に巻回されたものであって、その全
体が冷却水に浸漬されている。そして、冷凍機構22を
循環する冷媒が蒸発管26を通過する際に冷却水との間
で熱交換がなされ、該冷却水の温度が次第に低下し、蒸
発管26の周囲に氷層が形成されるよう構成される。ま
た蒸発管26の外周に所要厚みで円筒状の氷層が形成さ
れた時点で、冷凍機構22の運転を停止するよう制御さ
れる。すなわち冷凍機構22が停止した以後における貯
水タンク24内の冷却水は、蒸発管26の外周に形成さ
れた氷層を介して所要温度に冷却される。
【0011】前記貯水タンク26の略中央部には、一端
が外部水道源(図示せず)に接続された第1給水管28の
途中を螺旋状に巻回した冷却部28aが臨んでおり、該
冷却部28aは、その開放端部を貯水タンク24の蓋2
3に設けたサブタンク30に連通している。すなわち外
部水道源より供給される水道水が第1給水管28の冷却
部28aを通過する際に、前記氷層により冷却されてい
る貯水タンク24内の冷却水により冷却され、この冷水
がサブタンク30内に流入するようになっている。なお
サブタンク30は、貯水タンク24に貯留されている冷
却水に底部が接触し、該サブタンク30内に供給された
希釈用の冷水の温度が上昇しないよう構成されている。
【0012】また飲料ディスペンサー10における下部
本体16の内部左側には、図4に示す如く、所要量の温
水を貯留する貯湯タンク46が配置されている。この貯
湯タンク46には外部水道源に接続する第2給水管60
が連通し、該給水管60に設けた電磁開閉式の給水弁6
2を開放することにより、タンク46内に所要量の水が
供給されるようになっている。また貯湯タンク46の内
部には、タンク底部近傍に下限水位スイッチ52が設置
されると共に、該タンク46の上端部近傍に上限水位ス
イッチ54が設置され、貯湯タンク内の温水の水位(貯
留量)を両スイッチ52,54の間に保つよう構成され
る。なお、スイッチ52,54としては、フロートスイ
ッチが採用される。更に下限水位スイッチ52の下方に
ヒータ58が配設され、該ヒータ58によって貯湯タン
ク46に貯留されている温水を設定温度(上限設定温度)
まで加熱すると共に、該温度に保温するようになってい
る。なお、貯湯タンク46の内部に、予め設定されてい
る上限設定温度と下限設定温度とを検出する温度センサ
56が配設され、該センサ56の検出温度によって、前
記給水弁62の開閉制御およびヒータ58のON−OF
F制御が行なわれるよう設定されている。また、貯湯タ
ンク46の内部における第2給水管60の開口端部より
下方には、該第2給水管60からタンク内に供給される
水を受け、該水を広い範囲に亘って分散させる板状の分
散板64が配設されている。これにより給水時において
は貯湯タンク46の温水と新たに供給される水とが効率
的に混合される。
【0013】前記各供給ポンプ70の吸込側に接続され
た切換弁(三方弁)36の流入側に、温水用の吸込側供給
管66と、冷水用の吸込側供給管34とが連通接続さ
れ、切換弁36の切換え操作により、供給ポンプ70に
吸込側供給管66または吸込側供給管34の何れか一方
を選択して連通させるよう構成してある。図1に示す如
く、温水用の吸込側供給管66の他端は、前記貯湯タン
ク46内に挿入されて温水に浸漬され、冷水用の吸込側
供給管34の他端は、前記貯水タンク24に設けたサブ
タンク30内に挿入されて冷水に浸漬されている。また
供給ポンプ70の吐出側に接続された吐出側供給管68
の他端は、前記注出ノズル42に連通している。すなわ
ち、切換弁36により供給ポンプ70と温水用の吸込側
供給管66とを連通した状態で、該ポンプ70を作動す
ることにより、貯湯タンク46に貯留されている温水が
吐出側供給管68を介して注出ノズル42に供給され
る。また、切換弁36により供給ポンプ70と冷水用の
吸込側供給管34とを連通した状態で、該ポンプ70を
作動することにより、サブタンク30に貯留されている
冷水が吐出側供給管68を介して注出ノズル42に供給
される。なお供給ポンプ70としては、内部に配設した
弁体(図示せず)を駆動することにより負圧を形成して冷
水または温水を吸込むよう構成された容積式の自給ポン
プが好適に採用される。また、吐出側供給管68には、
流量調節弁72と逆止弁74とが直列に介挿され、温水
または冷水の流量調節を行ない得ると共に逆流を防止し
得るようになっている。
【0014】ここで、図1から明らかな如く、供給ポン
プ70の吐出側に接続される吐出側供給管68の管路長
は、該ポンプ70の吸込側に接続される吸込側供給管6
6,34の管路長よりも短かく設定されている。また供
給ポンプ70として容積式の自給ポンプを採用したこと
により、吐出側供給管68には高圧で温水または冷水が
吐出されることはなく、該吐出側供給管68での温水ま
たは冷水の漏出を抑制することが可能となっている。な
お、容積式の自給ポンプの場合は、吸込側供給管68を
貯湯タンク46に接続する必要はなく、タンク内の温水
に浸漬させるだけで吸込みを行ない得るので、管路全体
における接続個所を低減することができるものである。
【0015】
【実施例の作用】次に、実施例に係る飲料ディスペンサ
ーの作用につき、以下説明する。飲料ディスペンサー1
0では、収納庫15内に収納された3つの濃縮原液容器
38の夫々に別種類の濃縮原液が充填されている。各原
液容器38に接続された対応の注出ノズル42から冷却
飲料を注出する場合は、前記切換弁36を切換え操作し
て、冷水用の吸込側供給管34を供給ポンプ70に連通
させる。この状態で収納庫15の前面に配設された断熱
扉19の注出ボタン43を押すことにより、前記注出機
構32の注出ポンプ40が作動し、濃縮原液容器38か
ら所要量の濃縮原液が注出ノズル42に供給される。ま
た、対応する供給ポンプ70が作動して前記サブタンク
30から希釈用の冷水が吸込側供給管34を介して該ポ
ンプ70に吸込まれ、次いで吐出側供給管68を介して
注出ノズル42に供給される。これにより、注出ノズル
42では濃縮原液が冷水により希釈されて、該ノズル4
2から冷却飲料が注出される。
【0016】次に、前記注出ノズル42から加熱飲料を
注出する場合は、前記切換弁36を切換え、温水用の吸
込側供給管66を供給ポンプ70に連通させる。この状
態で前記注出ボタン43を押すことにより、前記注出機
構32の注出ポンプ40が作動し、濃縮原液容器38か
ら所要量の濃縮原液が注出ノズル42に供給される。ま
た、対応する供給ポンプ70が作動して前記貯湯タンク
46から希釈用の温水が吸込側供給管66を介して該ポ
ンプ70に吸込まれ、次いで吐出側供給管68を介して
注出ノズル42に供給される。これにより、注出ノズル
42では濃縮原液が温水により希釈されて、該ノズル4
2から加熱飲料が注出される。
【0017】前述したように、供給ポンプ70の吐出側
に接続される吐出側供給管68の管路長が、該ポンプ7
0の吸込側に接続される吸込側供給管66,34の管路
長よりも短かく設定されると共に、供給ポンプ70とし
て容積式の自給ポンプが採用されている。従って、貯湯
タンク46やサブタンク30から吸込まれた温水や冷水
は、吐出側供給管68に高圧で吐出されることはなく、
長期の使用に伴う劣化に起因する吐出側供給管68での
温水や冷水の漏出を抑制することができる。しかも、供
給ポンプ70は、図1に示すように、各注出機構32と
対応して夫々に設けられているので、注出能力の小さい
低コストのものを使用することができる。そして、従来
のように1基のポンプが故障することにより全ての系統
での飲料の注出ができなくなることはなく、他の系統で
対応することが可能となる。また供給ポンプ70は、注
出ノズル42に近接して配置されているので、前記収納
庫15の前面に配設した断熱扉19を開放して濃縮原液
容器38を外部に取出すことにより、該ポンプ70や管
路のメンテナンスを容易に行ない得る利点がある。
【0018】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る飲料デ
ィスペンサーによれば、供給ポンプの吐出側供給管を、
該ポンプの吸込側供給管よりも短かく設定したことで、
接続不良や長期使用に伴う劣化等に起因する希釈液の漏
出を抑制することができる。殊に、希釈液として高圧と
なる温水を使用する場合に有効となる。また、濃縮原料
容器を取出すための開閉扉の近傍に供給ポンプを配置す
ることにより、供給ポンプや管路系のメンテナンスを容
易に行ない得る効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る飲料ディスペンサーを
示す概略構成図である。
【図2】 実施例に係る飲料ディスペンサーを示す縦断
正面図である。
【図3】 実施例に係る飲料ディスペンサーを示す縦断
側面図である。
【図4】 実施例に係る飲料ディスペンサーを示す縦断
側面図である。
【図5】 従来技術に係る飲料ディスペンサーを示す概
略構成図である。
【符号の説明】
14 上部本体,19 断熱扉,38 濃縮原液容器,4
2 注出ノズル 46 貯湯タンク,66 吸込側供給管,68 吐出側供
給管,70 供給ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−294394(JP,A) 実開 平5−698(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B67D 1/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(14)に収納された濃縮原料容器(38)
    に配設されて、該濃縮原料容器(38)に貯留されている濃
    縮原料が供給される飲料混合部(42)と、貯水タンク(24)
    および貯湯タンク(46)に貯留されている希釈液を前記飲
    料混合部(42)に供給する供給ポンプ(70)とを備え、飲料
    混合部(42)で濃縮原料を希釈液により希釈するようにし
    た飲料ディスペンサーにおいて、前記濃縮原料容器(38)に、原料容器(38)内の濃縮原料を
    前記飲料混合部(42)に供給する注出機構(32)を接続する
    と共に、該注出機構(32)に前記供給ポンプ(70)を配設
    し、 前記供給ポンプ(70)の吸込側に接続された切換弁(36)の
    流入側に、前記貯水タンク(24)からの吸込側供給管(34)
    および貯湯タンク(46)からの吸込側供給管(66)の夫々を
    連通接続し、 前記供給ポンプ(70)の吐出側に接続されて前記飲料混合
    部(42)に連通する吐出側供給管(68)を、該ポンプ(70)の
    吸込側に接続される前記吸込側供給管(34,66)より短か
    く設定したことを特徴とする飲料ディスペンサー。
  2. 【請求項2】 前記濃縮原料容器(38)が収納される装置
    本体(14)に、該本体(14)から濃縮原料容器(38)を取出し
    可能とするための開閉扉(19)が配設され、この開閉扉(1
    9)の近傍に、前記供給ポンプ(70)が配置されている請求
    1記載の飲料ディスペンサー。
JP30037894A 1994-11-08 1994-11-08 飲料ディスペンサー Expired - Fee Related JP3432021B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30037894A JP3432021B2 (ja) 1994-11-08 1994-11-08 飲料ディスペンサー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30037894A JP3432021B2 (ja) 1994-11-08 1994-11-08 飲料ディスペンサー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08133396A JPH08133396A (ja) 1996-05-28
JP3432021B2 true JP3432021B2 (ja) 2003-07-28

Family

ID=17884067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30037894A Expired - Fee Related JP3432021B2 (ja) 1994-11-08 1994-11-08 飲料ディスペンサー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3432021B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2076886C (en) * 1991-11-22 2002-06-11 Masami Igi Method for production of 2-amino-6-halogenopurine and synthesis intermediate therefor

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08133396A (ja) 1996-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4960228A (en) Portable post-mix beverage dispenser unit
US4742939A (en) Remote soda-circulating beverage dispenser
US4207994A (en) Refrigerator systems utilizing assemblies to enable dispensing cold water or ice made from purified water
EP0364206B1 (en) Post-mix beverage dispenser unit
EP3475215B1 (en) Method and apparatus for dispensing one or more liquids from a liquid storage container
US6981387B1 (en) Apparatus for delivering carbonated liquid at a temperature near or below the freezing point of water
AU2008219332A1 (en) Device and method for cooling beverages
US7814763B2 (en) Refrigeration appliance with a water dispenser
US3196625A (en) Combination ice chip maker-dispenser and method
JP5338299B2 (ja) 飲料供給装置
US7077293B2 (en) Drink dispensing system
JP3432021B2 (ja) 飲料ディスペンサー
JP3421154B2 (ja) 飲料ディスペンサー
JP3807958B2 (ja) ビール等の清涼飲料水のディスペンサー
EP1748027B1 (en) Apparatus for dispensing refrigerated drinks
JP3169542B2 (ja) 貯湯タンク構造
GB2208536A (en) Beverage cooler
JP3886282B2 (ja) 飲料供給装置
JP3732997B2 (ja) 飲料供給装置
US196297A (en) Improvement in beer-cooling apparatus
KR19990001072A (ko) 냉장고의 자동제빙 및 디스펜서
JP3101174B2 (ja) 飲料注出装置
KR100273356B1 (ko) 냉장고용디스펜서의급수장치
JP4225470B2 (ja) 飲料ディスペンサ
JPS644423Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees