JP3431748B2 - コードレス電話交換システムの着信制御方式 - Google Patents

コードレス電話交換システムの着信制御方式

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はコードレス電話交換
システムの固定電話機及び移動子機への着信制御方式に
関する。 【0002】近年,コードレス電話の普及に伴いオフィ
スや工場等でコードレス電話交換システムが広く利用さ
れるようになった。コードレス電話交換システムでは,
固定電話機と各ゾーンに配置された親機と局線が交換機
と有線で接続され,各ゾーンの親機は移動子機と無線に
より通話を行うようになっている。 【0003】このようなコードレス電話交換システムで
は,固定電話機の利用者が同時に移動子機も保持する形
態で利用されることが多い。この場合,固定電話機と移
動子機にはそれぞれ異なる電話番号が付与されており,
利用者が自分の席にいる場合は,固定電話機により発信
と着信を行うようにして,席を離れる時は移動子機を携
帯して行き先を登録することにより移動子機に着信させ
る等の方法が用いられているが,利用者に負担がかから
ないで移動子機または固定電話機への着信を可能にする
ことが望まれている。 【0004】 【従来の技術】図8は従来例の説明図である。コードレ
ス電話交換システムは,交換機のネットワーク80内に
制御部81を備え,ネットワーク80と有線で接続され
た多数の固定電話機85がオフィスが入っているビル等
の建物の各部署が配置された部屋にそれぞれ設置されて
いる。また,建物の各階には交換機と有線で接続された
親機83が設けられ,各親機83はそれぞれの無線信号
が到達可能なエリアであるゾーン82内の移動子機(携
帯型のコードレス電話機)84と無線により電話通信を
行うことができる。図8の例では,各ゾーン1〜nは建
物の1階〜n階に対応し,各階のゾーンに親機83が配
置されている。 【0005】机上に置かれた固定電話機85の電話番号
は,固定電話機85の利用者と同じ人が使用する移動子
機84の電話番号とは別の電話番号が割り当てられてお
り,移動子機の保持者は机上の固定電話機の他に移動子
機の電話番号を公開している。自席にいないときは発呼
者に自分の移動子機の電話番号にかけ直してもらうか,
机上の電話機から移動子機への不在転送サービスを受け
るための登録をしておき,不在転送により移動先の移動
子機で着信を受けとるようにしている。 【0006】従来の不在転送のサービスを受けるには,
自分が移動する前に交換機に対し,不在転送登録を要求
する特番をダイヤルして,転送先として移動子機の番号
と移動先のゾーン番号を登録する。これにより,ネット
ワーク80の制御部81は固定電話機番号の転送先とし
て移動子機の番号とゾーン番号をメモリに登録する。こ
の後,固定電話機に呼が着信すると,その固定電話機に
対し不在転送登録が行われているかチェックされ,登録
されていると,登録された番号の移動子機を登録された
ゾーンの親機83から無線により呼び出す。この呼び出
しを移動先の利用者が携帯している移動子機で受けとる
ことにより通話が可能となる。 【0007】こうして移動先でも自分が保持する移動子
機により着信を受け付けることが可能となる。この不在
転送登録を行った後,利用者が自分の席に戻った後は,
机上の固定電話機により発信と着信ができるようにする
ため,不在転送登録を解除するために,登録時と同様の
登録解除のためのダイヤル操作を行う必要がある。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】上述した如く従来のコ
ードレス電話交換システムでは,固定電話機と移動子機
の2台を持つ利用者は,自分の席を離れた時に固定電話
機への着信呼を移動先で自分の移動子機で受け取りたい
場合は,不在転送サービスを受けるために予め不在転送
登録の操作を固定電話機を用いて行う必要があり手間が
かかった。 【0009】また,自分の席に戻った時に不在転送登録
を解除するのを忘れると登録されたゾーンへ着信するた
め利用者は着信を受け取ることができないという問題が
あった。 【0010】本発明は固定電話機と移動子機を使用する
利用者が何ら操作を行うことなく着信呼を固定電話機ま
たは利用者が移動子機を持って移動した場合は移動先の
移動子機に着信を行うことができるコードレス電話交換
システムの着信制御方式を提供することを目的とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】図1は本発明の基本構成
図である。図1において,1は交換機のネットワーク,
1aは無線制御部,2は制御部,3はメモリ,4a,4
b,4cは固定電話機,5a,5bはネットワーク1に
接続されて無線によりゾーン内の移動子機との接続制御
を行う親機,6aは固定電話機4aの利用者が使用する
移動子機,6bは固定電話機4bの利用者が使用する移
動子機,7a,7b,7cはそれぞれゾーンa,ゾーン
b,ゾーンcを表し,8は電話線の局線,ISDN対応
の局線,中継線等の外線である。 【0012】制御部2にはメモリが設けられ,このメモ
リ3内の,30は第1テーブル,31は第2テーブル,
32は第3テーブルである。第1テーブル30には固定
電話機番号と,その固定電話機の利用者が使用する移動
子機番号が対応付けて格納されると共に,固定電話機に
対して提供されるサービス毎にそのサービスを受けるか
否かを設定する領域が設けられる。第2テーブル31に
は移動子機番号とその移動子機のホームゾーン(対応す
る固定電話機が存在する位置のゾーン)及び現在のゾー
ン(移動先を含む)が格納されている。また第3テーブ
ル32には,固定電話機の利用者が着信を許容または拒
否する発信者の情報が格納される。 【0013】制御部2のメモリ3に設けられた第1テー
ブル30には予め,固定電話機番号に対応する移動子機
が登録され,第2テーブル31の移動子機番号に対応す
る移動子機の自ゾーン(使用者が通常居る位置をカバー
するホームゾーン)の番号は予め登録されている。移動
子機の使用者が移動子機を持って移動して他のゾーンに
移ると,従来の技術により移動先のゾーンが登録され
る。すなわち,ゾーンに対応する親機から問い合わせの
信号が発生するとそのゾーン内の移動子機から応答を返
すことにより,移動子機が存在するゾーンを検出して自
動的に登録されるか,移動子機の使用者が位置登録の操
作を行うと信号が発生してそのゾーンの親機が検出する
ことにより同様に登録される。コードレス電話交換シス
テムの制御部2はその登録された移動子機のゾーンを,
メモリ3の第2テーブル31の移動子機の現在位置する
ゾーンとして設定し,移動が生じるごとに更新される。 【0014】外線8または他の内線電話機4c等から固
定電話機4aへの着信が発生した時,コードレス電話交
換システムの制御部2は,固定電話機4aに対応する移
動子機6aが存在することを第1テーブル30で検出す
ると,第2テーブル31により移動子機6aの現在の登
録位置を識別し,自ゾーン7aに登録されている場合
は,固定電話機4aに着信させるが,他ゾーン7bに登
録されている場合は,その呼を移動子機6aに転送して
他ゾーンの親機5bから移動子機6aに着信させる。移
動子機6aに着信する場合,制御部2は対応する固定電
話機4aによる発信,着信を規制する。 【0015】移動子機6aが自ゾーンに登録されてい
て,固定電話機4aに着信させても応答が一定時間内に
されない場合は,対応する移動子機6aに転送するよう
に制御することができる。 【0016】また,移動子機6aが自ゾーン7aに登録
されていて,固定電話機4aに着信した時に同時に移動
子機6aにも着信の有無を通知するモード(サービス)
を予め設定しておくと,固定電話機4aに着信した時に
移動子機6a側でも応答が可能となる。更に,移動子機
6aが他ゾーン7bに登録されていて,固定電話機4a
から呼を移動子機6aに転送して着信させた時,移動子
機6aが一定時間応答しないと,呼を固定電話機4aに
再転送させることができる。 【0017】また,移動子機6aが他ゾーンに登録され
ている場合,予め移動子機6aまたは固定電話機4aか
ら着信を許容または禁止する発信者(またはグループ)
の情報を指定することにより,メモリ3の第3テーブル
32に登録される。この場合,移動子機6aが他ゾーン
7bに登録されていると,固定電話機4aに着信した呼
は移動子機6aに転送される前に発信者(例えば,図1
の内線の固定電話機4cや外線8から着信した呼の発信
者)の情報を検出して,その発信者が第3のテーブルに
着信を許容する発信者情報として登録されているか判別
して,許容条件を満たす場合だけ他ゾーンの移動子機へ
の着信を許容し,条件を満たさないと着信を拒否する。 【0018】 【発明の実施の形態】図2は本発明による基本的な実施
例の処理フローであり,コードレス電話交換システムの
制御部(図1の2)において実行される。図3はゾーン
に対応する固定電話機と移動子機の配置の例を示し,図
4は図2の処理フローで参照されるテーブルの具体例で
ある。 【0019】最初に図3及び図4について説明すると,
ネットワーク10に収容された固定電話機11(電話番
号2100)が移動子機12(電話番号3100)とペ
アを組んでいる。すなわち,移動子機12は固定電話機
11の利用者が専ら使用する。この場合,図4のA.に
示す固定電話機・移動子機の対応テーブル(図1の第1
テーブル30に対応)のように設定される。なお,電話
番号「2101」の例のように固定電話機に対応する移
動子機が存在しない場合は,存在しないことを表示(こ
の例では「0」により表示)する。 【0020】固定電話機11がゾーン1に位置している
ため,移動子機12の自ゾーン(ホームゾーン)はゾー
ン1であり,親機13はゾーン1に配置されている。図
3には,移動子機12を保持する利用者が点線で示すよ
うにゾーン3に移動した状態を示す。このように移動子
機12が移動した状態では,従来の位置登録の技術によ
り移動子機12を現在位置が登録される。この場合,図
4のB.に示す移動子機の収容ゾーンテーブル(図1の
第2テーブル31に対応)には,移動子機番号に対応し
て,ホームゾーンは「1」,現在のゾーンは「3」が設
定される。 【0021】上記の図3,図4を参照しながら図2の処
理フローを説明する。固定電話機への着信が発生する
と,ペアの移動子機が存在するか図4のA.のテーブル
により判別する(図2のS1),この時,着信先の電話
番号が「2101」の場合はペアの移動子機が存在しな
いため,直ちに対応する固定電話機への着信を行う(図
2のS3)。着信先の電話番号が「2100」の場合の
ように,固定電話機・移動子機の対応テーブルによりペ
アの移動子機が存在し,移動子機の電話番号が識別され
る。この場合,その移動子機は自ゾーン(ホームゾー
ン)にいるか,図4のB.に示すような移動子機の収容
ゾーンテーブルを参照して判別する(図2のS2)。こ
のテーブルにより移動子機の現在のゾーンが自ゾーン
(ホームゾーン)と一致する場合は,固定電話機への着
信を行い,自ゾーンでない場合は,移動先のゾーンに位
置する移動子機へ着信する(図2のS4)。この時,ペ
アの固定電話機に対して発信及び着信が規制される。 【0022】以上のS4までで固定電話機または移動子
機への着信の制御が終了するが,利用者への付加的なサ
ービス処理として,固定電話機へ着信してリンガーが鳴
動して一定時間内に応答されたか判別し(図2のS
5),応答がない場合はホームゾーンに存在する移動子
機へ着信させるように制御することができる。なお,固
定電話機への着信に対して一定時間内に応答があると通
話状態になる。 【0023】上記S5の判断の基準となる一定の応答遅
延時間(Tとする)は,コードレス電話交換システムの
保守・運用コマンドにより変更することが可能である。
図5,図6は選択可能な複数のサービスを提供する実施
例の処理フロー(その1),(その2)である。図7に
は図5,図6の処理フローで参照されるテーブルを示す
が,上記図4のB.のテーブルも参照される。 【0024】ここで,図7のA.は上記図4のA.に示
す固定電話機・移動子機の対応テーブルに対し,更に複
数のサービスを提供するために必要なデータが対応して
登録され,各データの内容は後述する各サービスの処理
において説明する。図7のB.は固定電話機から移動子
機への転送を許容するか,拒否するかを発信者別に登録
した子機転送可否発信呼登録テーブル(上記図1の第3
テーブル32に対応)である。 【0025】図5において,固定電話機への着信要求が
発生すると,固定電話機は着信拒否の状態か判別する
(図5のS1)。この判別は,図7のA.に示すテーブ
ル内の固定電話機の電話番号に対応する「着信規制」の
欄を参照して行う。この着信規制情報は,利用者が固定
電話機または移動子機から,コードレス電話交換機に対
し,特番である「着信拒否サービス番号」をダイヤルす
るか,固定電話機に予め「着信拒否」の登録ボタンを設
けてその登録ボタンを押下することにより「着信拒否」
を登録するための要求がシステムに送信されることによ
り行われる。登録により図7のA.に示すテーブルの要
求を行った固定電話機の電話番号に対応する「着信規
制」の欄にフラグ(“1”)が設定され,未登録の場合
はフラグは設定されない(“0”)。 【0026】図5のS1において,図7のA.のテーブ
ルを参照して「着信規制」のフラグが設定されている
と,制御部は双方の端末(固定電話機及びペアの移動子
機)への着信呼を規制し,発呼者に着信不可のトーンを
供給し(図5のS2),設定されてないと,固定電話機
とペアの移動子機があるか上記図7のA.のテーブルに
より判別し(図5のS3),無い場合は図6のS14に
移行して固定電話機への着信が行われる。ペアの移動子
機がある場合は,移動子機が自ゾーンに存在するかをテ
ーブル(図4のB.)を参照して識別し,自ゾーンに存
在すると固定電話機への着信を行う(図5のS6,図6
のS14と同じ)。 【0027】図5のS4において,移動子機が自ゾーン
に無いと判別されると,発信者転送可の判別を行うよう
にすることができる(同S5)。この発信者転送可の判
別は,予め固定電話機対応にその固定電話機への着信呼
を移動子機へ転送するか否かの条件を設定しておいた場
合に実行される。この条件は,固定電話機または移動子
機の利用者がこの条件設定のための特番によりコードレ
ス電話交換システムに要求を行うことにより登録され,
図7のB.に示す子機転送可否発信呼登録テーブルがそ
の具体例である。 【0028】図7のB.には,その時の着信呼の発信者
(または発信者グループ)を識別して,移動子機への転
送の拒否を判定するための情報が設定され,固定電話機
番号に対応して種別コードが1または2が設定され,次
に許容/不許容フラグ(0の場合は許容,1の場合は不
許容),最後に発信者情報が設定されている。なお,発
信者情報は,コードレス電話交換システムでは,内線か
らの発信を行った端末(固定電話機または移動子機)の
番号は接続制御の上で識別でき,局線や中継線からの着
信呼の場合も,ISDN対応の場合には発信者情報が通
知されるため,発信者情報を用いた判定を行うことがで
きる。 【0029】図7のB.の種別コードが「1」の場合
は,発信者情報に示される特定の発番号のみ転送(許容
フラグが0)または非転送(許容フラグが1)される。
この場合の発番号とは,発信者が内線の時は内線番号を
示し,ISDN局線またはISDN中継線の場合は発信
者の電話番号である。また種別コードが「2」の場合
は,発信グループを表し,発信者情報に示される特定の
グループ番号(例えば局線グループの番号)のみ転送ま
たは非転送される。 【0030】図5のステップS5において,図7のB.
のテーブルを参照することにより,次の条件〜の何
れかを満たす場合は固定電話機とペアを組む移動子機へ
の転送が可能となり,それ以外は移動子機への転送は許
容されず固定電話機への着信が行われる。 【0031】図7のB.のテーブルに,当該固定電話
機の番号が見付からない(登録されてない)場合。 固定電話機が見付かって,許容フラグが“0”(許
容)で,テーブル内の発信者情報のデータが,着信呼の
発信者情報と一致した場合。 【0032】固定電話機が見付かって,許容フラグ
(非許容)が“1”で,テーブル内の発信者情報のデー
タが,着信呼の発信者情報と不一致である場合。上記図
5のステップS6において固定電話機への着信が行われ
た時,次の移動子機通知モードによるサービスを提供す
るか否かの判別を行う。 【0033】この移動子機通知モードとは,固定電話機
に着信した時に,ペアである移動子機にも通常の移動子
機への着信と異なる(識別可能な)リンガーパターンに
よる鳴動または,鳴動とメッセージ(移動子機にメッセ
ージ表示機能を備える場合)を送るよう制御するモード
である。この移動子機通知モードのサービスを提供する
か否かは,利用者が予め固定電話機または移動子機から
サービスに対応する特番により登録を行うか,または予
め「移動子機通知モード」を設定するボタンを固定電話
機または移動子機に設けて,そのボタンを押下すること
により設定される。移動子機通知モードの情報は,図7
のA.に示すように各固定電話機に対応して“1”(モ
ード設定)または“0”(未設定)が登録される。 【0034】この移動子機通知モードによりモード設定
されていると,固定電話機に着信してリンガーが鳴動し
た時に,その固定電話機の近い位置の移動子機に対し着
信通知(特殊のリンガー鳴動,メッセージ表示)が行わ
れ(図6のS9),この通知を知った利用者が,移動子
機により応答すると,発信者と移動子機が通話状態にな
る(図6のS10)。すなわち,この移動子機に通知モ
ードが設定されていると,コードレス電話交換システム
の制御部は,固定電話機と移動子機の両方の応答を監視
し,何れかの端末の応答操作の早い方と発信者を通話状
態にする。 【0035】図5のステップS6において,固定電話機
への着信時に,一定時間内に応答があるか判別する(図
5のS8,上記図2のS5に対応)。一定の応答遅延時
間(T)内に応答がないとこの着信呼を移動子機に転送
するため,上記S5へ移行する。 【0036】上記図5のステップS5において,移動子
機への転送に対し,発信者が転送可であるかの判別で可
と判断されると,移動子機への着信が行われる(図6の
S11)。この場合,応答拒否釦が押下されたかの判別
を行う(図6のS12)。 【0037】この応答拒否釦は,移動子機に設けられた
機能釦であり,着信のリンガーが鳴動している時にこの
応答拒否釦が押されると,コードレス電話交換システム
の制御部においてこれを検出する。図6のステップS1
2において,応答拒否釦が押下されたことを識別する
と,固定電話機への着信を行い(図6のS14),応答
があると発信者と固定電話機が通話状態となる(図6の
S15)。この場合,移動子機を保持する利用者が拒否
したので,その利用以外の利用者による応答を期待する
形となる(図6のS15)。また,応答拒否釦が押され
ないと,移動子機の着信状態を継続する。 【0038】また,図6のステップS11において,一
定時間内に応答があるか判別し(図6のS13),応答
がないと固定電話機へ転送して着信させるようにしても
よい。 【0039】 【発明の効果】本発明によれば,同じ利用者が移動子機
及び固定電話機の両方を使用する場合,利用者が保持す
る移動子機の位置に応じて,固定電話機への着信呼を自
動的に固定電話機へ着信させるか,移動子機へ転送する
ことができ,利用者は移動に応じて転送サービスの登録
や解除をする必要がなくなる。 【0040】また,移動子機への転送に対して利用者が
希望する種々の条件を設定して,条件を満たす場合だけ
選択的に転送させることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の基本構成図である。 【図2】本発明による基本的な実施例の処理フローを示
す図である。 【図3】ゾーンに対応する固定電話機と移動子機の配置
の例を示す図である。 【図4】図2の処理フローで参照されるテーブルの具体
例を示す図である。 【図5】選択可能な複数のサービスを提供する実施例の
処理フロー(その1)を示す図である。 【図6】選択可能な複数のサービスを提供する実施例の
処理フロー(その2)を示す図である。 【図7】図5,図6の処理フローで参照されるテーブル
の具体例を示す図である。 【図8】従来例の説明図である。 【符号の説明】 1 交換機のネットワーク 1a 無線制御部 2 制御部 3 メモリ 30 第1テーブル 31 第2テーブル 32 第3テーブル 4a,4b,4c 固定電話機 5a,5b 親機 6a,6b 移動子機 7a,7b,7c ゾーンa,ゾーンb,ゾーンc 8 外線
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−37905(JP,A) 特開 平5−122372(JP,A) 特開 平7−154485(JP,A) 特開 平1−194558(JP,A) 特開 平7−162529(JP,A) 特開 昭53−104104(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 それぞれに電話番号が付与された有線の
    固定電話機と移動子機を有するコードレス電話交換シス
    テムにおいて, コードレス電話交換システムの制御部に,各固定電話機
    の番号とその固定電話機の利用者が使用する移動子機の
    番号とを対応付けて登録される第1テーブルと,各移動
    子機の番号に対応して移動子機の利用者の固定電話機が
    属する自ゾーン番号と位置登録機能により記録・更新さ
    れる現在のゾーン番号が登録された第2テーブルとを備
    え, 前記制御部は,前記第1テーブルに対応付けて登録され
    た固定電話機と移動子機の何れか一方から着信拒否の登
    録要求が発生すると,前記第1テーブルの当該固定電話
    機の番号に対応して設けた着信拒否の情報を設定する領
    域に着信拒否のフラグを設定し, 当該固定電話機の番号への着信呼が発生すると,前記第
    1テーブルの着信拒否の情報の領域を識別して着信拒否
    のフラグが設定されていると,着信呼を固定電話機と該
    固定電話機に対応する移動子機の何れにも着信させない
    よう制御し,着信拒否のフラグが設定されていないと,
    前記第1テーブルにより相手固定電話機に対応する移動
    子機を識別し,前記第2テーブルにより前記識別された
    移動子機の現在位置を識別して自ゾーンに位置すると相
    手固定電話機へ着信させ,他のゾーンに位置すると前記
    識別された移動子機に着信させる制御を行う ことを特徴
    とするコードレス電話交換システムの着信制御方式。
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