JP3430944B2 - 印象の評価方法 - Google Patents

印象の評価方法

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JP3430944B2 JP35656298A JP35656298A JP3430944B2 JP 3430944 B2 JP3430944 B2 JP 3430944B2 JP 35656298 A JP35656298 A JP 35656298A JP 35656298 A JP35656298 A JP 35656298A JP 3430944 B2 JP3430944 B2 JP 3430944B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧する者が望ま
しい化粧法を容易に選択できるようにするため、その者
の印象を顔画像の特徴に基づいて客観的に得られる評価
値で表示する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メイクアップ・アーティスト等の
化粧技術者は、伝えたいメッセージや印象をファッショ
ン全体に実現するため、まず、化粧を施すモデルの顔全
体あるいは目鼻口等の要素の比率等を観察することによ
り、その顔の特徴を把握し、それを様々な印象のタイプ
にあてはめて分類する。次いで、その分類を踏まえて、
各化粧技術者の個性を反映させつつ、種々の化粧技法を
施し、化粧が全体として目的とする印象を与えるものと
なるよう個々の化粧を行う。
【0003】また、化粧品店の店頭等では、化粧品アド
バイザー等の化粧技術者が、アドバイスを受けようとす
る顧客の相貌や身体の特徴を観察してそれにより引き起
こされる印象を把握し、顧客の好みなどを聞き取り、顧
客の目的とする全体的な印象が発揮されるように化粧法
を調整する。そして、その化粧法を紙面に記入したり、
顔の一部又は全顔に対して実際に実施したりしてアドバ
イスしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この化粧技術
者によるアドバイス方法では、化粧技術者が把握した特
徴が明示的かつ客観的に顧客に示されず、また、目鼻口
等の個々の部位の特徴やそこに施す化粧法と、目的とす
る全体的印象との関連も明示的かつ客観的には示されな
い。そのため、化粧技術者が化粧法を紙面に記入して
も、化粧技術者が抱く最終仕上がりのイメージが十分に
顧客に伝わらないという問題がある。そこで、化粧を実
際に施した場合においても、その後、顧客が自ら化粧し
た場合には、目的とする全体的な印象にならない場合が
往々にして生じている。
【0005】また、化粧技術者が分類する印象のタイプ
も当該化粧技術者により異なっている。さらに、化粧技
術者が分類するタイプの種類は、そのほとんどが主観的
かつ抽象的である。そのため、化粧技術者によるタイプ
の分類は、芸術的には利点があっても、実用的には統一
をはかることが困難であり、結局、一般人が化粧技術者
の印象のタイプの分類を利用することはできない。
【0006】本発明は、以上のような従来技術の課題を
解決しようとするものであり、化粧のアドバイスを受け
る者が、化粧技術者の提案した化粧法を十分に理解し、
その化粧を自ら行った場合でも、容易に所望の印象の顔
に化粧できるようにするため、また、化粧技術者が、そ
の特性や技量に依存することなく、アドバイスを受ける
者に適した化粧法を容易に選択できるようにするため、
化粧のアドバイスを受ける者が本来的に有する印象を、
その者の顔画像の特徴に基づいて客観的に得られる評価
値で表示できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、予め、複数人の顔画像の特徴量と、所定
の評価軸における顔の印象の評価値との回帰式を求め、
次いで被験者の顔画像の特徴量に基づいて当該被験者の
顔の印象の評価値を得ることを特徴とする印象の評価方
法を提供する。特に、この印象の評価方法において、特
徴量として、顔画像中の所定の測定点間の距離や、顔画
像中の形状についての問診の評価値を使用し、顔の印象
の評価軸として、性別印象要素軸と年齢印象要素軸等の
生物学的要因に基づく評価軸を使用する方法を提供す
る。
【0008】また、この方法を実施するのに好適な装置
として、顔画像の入力装置、複数人の顔画像の特徴量と
所定の評価軸における顔の印象の評価値との回帰式に基
づき、被験者の顔画像の特徴量から該被験者の印象の評
価値を出力する計算機能を備えた計算機、及び計算機か
ら出力される被験者の印象の評価値を表示する情報表示
装置からなる印象の評価装置を提供する。
【0009】本発明において、顔画像の特徴量とは、顔
の形状や色の特徴を表す量を包含し、例えば顔画像中の
所定の部位の間の計測値や、それらの顔全体あるいは目
鼻口等の各要素の形状に関する問診結果を所定の基準で
数値化したもの等をいう。
【0010】本発明によれば、顔画像の特徴量と印象の
評価値とに基づく回帰式により、化粧のアドバイスを受
ける者の顔の特徴を客観的にとらえ、その者が本来的に
有する印象をその者に示すことができる。
【0011】したがって、化粧のアドバイスを行う化粧
技術者は、化粧のアドバイスを受ける者に、その者が望
む顔の印象を実現するために好適な化粧法を、化粧のア
ドバイスを受ける者が本来有する顔の印象と、化粧法
と、その化粧法により得られる全体の印象との関連を含
めて説明することが可能となる。
【0012】一方、化粧のアドバイスを受ける者は、化
粧技術者の説明を容易に理解できるようになり、化粧技
術者が提示した化粧法を自ら実施した場合でも、容易に
所望の印象を呈する顔に化粧できるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の印象の評価方法を実施す
る本発明の装置10の一態様のブロック図である。
【0015】同図のように、この装置10は、画像入力
装置1、情報入力装置2、計算機3及び情報表示装置4
(モニター4a、プリンター4b)からなっている。
【0016】このうち画像入力装置1は、ビデオカメ
ラ、イメージスキャナ等の顔画像を計算機3に取り込ま
せる装置である。情報入力装置2は、数値情報等を計算
機に入力する装置であり、キーボード等からなる。情報
表示装置4は、計算機3の出力等を表示する装置であ
り、モニター4aとプリンター4bとからなる。なお、
これら本発明の装置10を構成する各装置は、必ずしも
同一室内あるいは同一施設内にある必要はなく、例え
ば、画像入力装置1、情報入力装置2及び情報表示装置
4を計算機3と離れた化粧品店の店頭等に設置し、これ
らを通信回線で接続し、情報の授受を遠隔的に行っても
よい。
【0017】計算機3は、予め用意した、顔画像の特徴
量と所定の評価軸における顔の印象の評価値との回帰式
に基づき、被験者の顔画像の特徴量から該被験者の印象
の評価値を出力する計算機能を有するものを使用する。
【0018】本発明において、回帰式は、被験者の顔画
像を取り込ませる当該計算機3に、予め、複数人の顔画
像の特徴量と所定の評価軸における顔の印象の評価値と
を入力することにより求めておいたものを使用してもよ
く、あるいは、別個の計算機で求めておいたものを使用
してもよい。
【0019】この回帰式は、複数人の顔画像の特徴量と
所定の評価軸における顔の印象の評価値とを、公知の統
計解析プログラムで処理することにより求めることがで
きる。
【0020】また、回帰式は、年代又は性別ごとに求め
ておき、被験者の属する年代又は性別の回帰式を使用す
ることが好ましい。これにより、回帰式を用いて得られ
る被験者の印象の評価値と化粧技術者から得る印象との
相関性を高めることができる。この場合、年代は、一般
的に化粧料や化粧方法が若年、中年あるいは熟年で異な
るのに合わせて区分することが好ましく、例えば、10
代〜20代、30代〜40代、50代〜60代に区分す
ることや、また、10代〜20代前半、20代後半〜3
0代、40代、50代〜60代に区分することが好まし
い。
【0021】本発明において、顔画像の特徴量として
は、例えば計算機3が、画像入力装置1から取り込んだ
顔画像に基づいて計測した所定の測定点間の距離を使用
することが好ましく、特にこの測定点間の距離として
は、統計的抽出により決定された測定点間の距離を使用
することが好ましい。ここで、統計的抽出により測定点
を決定するとは、ステップワイズ重回帰分析等により、
相関が高く、能率のよい重回帰式を求めることをいう。
このような測定点間の距離の具体例としては、図2
(a)の顔正面図に示すように、顔の長さY0、顔の横
幅X0、額の長さY1、鼻の長さY2、頬の幅、特に口
の高さでの頬の幅(あごの幅とも称する)X4、上あご
の長さY3、目の横幅X1、目の縦幅Y4、目と目の間
隔X2、目の高さでの顔の輪郭線から目の横方向の中心
位置(目頭と目尻の中央)までの距離(目の位置(横)
と称する)X6等をあげることができる。
【0022】顔画像の特徴量としては、上記のような直
接的な測定点間の距離の計測値の他、それらの計測値か
ら計算により求められる比率や面積、例えば、口の縦幅
Y5を横幅X3で割ることにより計算できる口の丸さ
や、あごの幅X4と下あごの長さY6を用いて計算され
るあごの角度をあげることができる。また、測定点間を
結ぶ直線の傾きや測定点間を結ぶ直線同士のなす角度、
例えば、目頭と目尻を結ぶ直線L1の画像の水平線に対
する角度θ1や、鼻の幅X5を底辺とし、この底辺の垂
直二等分線が、目の上ラインL2と目の下ラインL3と
の中間ラインL4と交わる点を頂点P1とする二等辺三
角形を想定した場合の二等辺三角形の頂角θ2(鼻筋角
と称する)などもあげることができる。
【0023】さらに、図2(b)のような顔側面図の鼻
尖P2と眉間P3とを結ぶ直線L5と鼻根P4との距離
Z1なども特徴量とすることができる。
【0024】なお、これら顔画像の特徴量は、計算機3
自体が画像入力装置1から入力された画像データに基づ
いて計測するようにしてもよく、キーボード等の情報入
力装置2から外部入力してもよい。
【0025】さらに、顔画像の特徴量としては、上述の
ような計測値あるいは算出値の他、問診データを使用し
てもよい。この場合、問診データは、所定の評価基準に
したがって数値化した値を入力することが好ましい。
【0026】例えば、目尻の上がり又は下がりの程度に
関する問診データとしては、目尻が目頭よりも上がって
いるか、下がっているか、又は同程度かの3段階を基準
とし、それぞれに所定の評価値を割り当てて得られる数
値を使用することができる。また、鼻筋の通り方の程度
に関する問診データとしては、鼻根の位置の高さが額の
高さに近いか、目の高さに近いか、又は両者の中間かの
3段階を基準とし、それぞれに所定の評価値を割り当て
て得られる数値を使用することができる。
【0027】顔画像の特徴量として、上述のような形状
や大きさに関する数値に限らず、色に関する数値を使用
してもよい。この色に関する特徴量としては、計算機3
が画像入力装置1から取り込んだ顔画像の所定の部位に
おけるRGB強度(赤・緑・青各成分の強度)として出
力した数値、別途色度計により求めた数値、あるいは所
定の基準で数値化した問診の評価値等を使用することが
できる。
【0028】また、以上のような顔画像の特徴量として
は、顔画像の特徴量と所定の評価軸における顔の印象の
評価値とに基づいて算出される回帰式、さらにはそれに
より求められる印象が化粧のアドバイスに利用されると
いう点から、目鼻口等の具体的な顔の部分の情報を含む
ものを使用することが好ましい。
【0029】一方、本発明において、顔の印象の評価軸
としては、従来、化粧技術者が任意に分類していた主観
的かつ抽象的な印象の分類ではなく、生物学的要因に基
づく評価軸を使用することが好ましく、特に、男性的−
女性的で表現される性別印象要素軸と、子供っぽい−大
人っぽいで表現される年齢印象要素軸を使用することが
好ましい。
【0030】性別印象要素軸あるいは年齢印象要素軸に
ついて、顔の印象の評価値を回帰式で求める場合に、実
際上は、当該評価軸への寄与の大きい特徴量を選択して
使用することが、回帰式による評価値と化粧技術者によ
る評価値との相関性を高め、かつ、回帰式の算出や各被
験者への回帰式の適用を容易にするので好ましい。この
ような点から、性別印象要素軸の回帰式には、特徴量と
して、頬の幅、目の上がり下がり度合い及び鼻筋の通り
具合を使用することが好ましく、年齢印象要素軸の回帰
式には、目の大きさ、口の丸さ、鼻の長さ及び上あごの
長さを使用することが好ましい。
【0031】なお、性別印象要素軸あるいは年齢印象要
素軸の特徴量に対応する具体的なデータは、それぞれの
特徴量を指標するものである限り、計測値、計測値に基
づく算出値、問診評価値のいずれでもよい。また、計測
位置や問診評価値の基準等も適宜設定することができ
る。例えば、性別印象要素軸の特徴量について、頬の幅
としては、図2(a)のあごの幅X4を使用することが
でき、目の上がり下がり度合いとしては、目頭と目尻を
結ぶ直線L1の画像の水平線に対する角度θ1や、目尻
の上がり下がりに関する問診評価値を使用することがで
きる。鼻筋の通り具合としては、鼻筋角θ2や図2
(b)の鼻尖P2と眉間P3とを結ぶ直線L5と鼻根P
4との距離Z1や問診評価値を使用することができる。
また、年齢対象評価軸の特徴量について、目の大きさと
しては、図2(a)の目の縦幅Y4を使用することがで
き、口の丸さとしては、(口の縦幅Y5)/(口の横幅
X3)を使用することができ、鼻の長さとしては、眉間
と鼻尖との長さY2を使用することができる。
【0032】性別印象要素軸あるいは年齢印象要素軸と
いった生物学的要因に基づく評価軸は、印象を評価され
る全ての者に存在するが故に化粧のアドバイスを受けよ
うとする者全てにも共通に存在し、かつ人の印象を評価
する側の者がその印象の根底に抱くものである。したが
って、従来、化粧技術者や一般人の間で任意に、また主
観的に行われている印象の分類を、この生物学的要因に
基づく評価軸の分類に帰属させることができる。例え
ば、シャープ、きつい、行動的等の印象は、性別印象要
素軸の男性的な傾向が強い方に帰属され、ソフト、優し
い、おとなしい等の印象は、性別印象要素軸の女性的な
傾向の強い方に帰属される。また、大人っぽい、エレガ
ント、落ちついた等の印象は、年齢印象要素軸の年齢が
高い方に帰属され、子供っぽい、かわいい、若々しい等
の印象は、年齢印象要素軸の年齢が低い方に帰属され
る。
【0033】このように生物学的要因に基づく評価軸は
全ての印象の根底に存在するので、化粧のアドバイスを
受ける者が、例えば、「情熱的」、「清楚」等の印象を
呈する化粧を望んだ場合でも、その化粧のアドバイスを
受ける者が本来的に有する印象を、当該化粧のアドバイ
スを受ける者あるいはその者に化粧のアドバイスを行う
化粧技術者に把握させることが重要となる。
【0034】本発明における、上記装置10(図1参
照)の使用方法としては、まず画像入力装置1で被験者
の顔画像を入力し、その画像情報を計算機3に転送す
る。さらに必要に応じて、被験者に化粧の仕上げの好み
等について問診し、その回答の情報も、計算機3に入力
する。
【0035】計算機3は、画像入力装置1から被験者の
顔画像の情報を受けると、印象の評価結果として、前述
の回帰式にしたがって求めた印象の分類結果を出力し、
情報表示装置4がそれを表示する。この場合、計算機3
の出力態様としては、単に各評価軸ごとに顔画像の特徴
量に対応した評価値を出力するものとしてもよいが、適
当な評価値または予測値を設定し、それと大小を比較し
た印象の分類結果を出力するようにしてもよい。例え
ば、評価値の平均値を基準値としてそれより大きい場合
には大人っぽく見えるタイプ、それ以下の場合は子供っ
ぽく見えるタイプというように分類することも可能であ
る。
【0036】また、複数の評価軸を組み合わせた出力形
式としてもよい。例えば、回帰式による印象の分類結果
が、男性的−女性的という性別印象要素軸と、子供っぽ
い−大人っぽいという年齢印象要素軸の2次元で表され
るようにしてもよい。
【0037】こうして得た被験者の印象の評価は、モニ
ター4aに画面表示してもよく、プリンター4bに出力
してもよい。
【0038】以上の画像入力装置1、情報入力装置2、
計算機3及び情報表示装置4からなる本発明の装置10
には、さらに、公知の化粧シミュレーション装置のよう
に、被験者の顔画像に化粧、髪型、服装を画像的に合成
し、最終仕上がりを画像的に確認できるようにする化粧
シミュレーション機能を持たせてもよい。またこの場
合、被験者の顔画像が本来的に呈する印象を踏まえ、そ
れに対する注意点を盛り込んだメイクテクニックを模式
図や実際の動画で紹介し、被験者が化粧方法を選択でき
るようにしてもよい。
【0039】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。
【0040】実施例1 (1)回帰式の取得 103名の20代〜30代の女性パネルの顔写真を撮影
し、同時に各パネルの好む印象タイプをアンケートの形
で尋ねた。
【0041】また、得られた顔写真を、20名の化粧技
術者を評価者とし、「大人っぽい−子供っぽい」と「女
性的−男性的」の2つの印象要素軸について評価し、
「大人っぽい」に1、「子供っぽい」に−1、両者の中
間に0を割り当て、また、「女性的」に1、「男性的」
に−1、両者の中間に0を割り当て、それぞれ20名の
評価者の評価結果を平均し、基準化(Z変換)して印象
の評価値を得た。
【0042】一方、画像入力装置(キャノンEOS-DCS3c
デジタルカメラ)、情報処理装置(アップルPower Maci
ntosh 8500/150 コンピュータ)、情報入力装置(アッ
プルPower Macintosh 8500/150 コンピュータ)、情報
表示装置(ラディウス PressView 17SR ディスプレイ)
からなる本発明の印象の評価装置を用い、顔写真の特徴
量として、目の高さにおける顔の横幅を100として、
額の長さ、鼻の長さ、上あごの長さ、下あごの長さ、目
の横幅、目の縦幅、口の横幅、口の縦幅、頬の幅(口の
高さの顔の幅として定義)等の相対値を測定した。この
内、下あごの長さと頬の幅を用いてあごの角度を算出
し、口の縦幅と口の横幅を用いて口の丸さを算出した。
さらに、目尻の上がり下がり度合いと、鼻筋が通ってい
る通っていないの尺度評価を行った。
【0043】これらの値をそれぞれ基準化(Z変換)
し、その値を用いて、「大人っぽい−子供っぽい」につ
いての年齢印象要素の評価値と、「女性的−男性的」に
ついての性別印象要素の評価値を予測する回帰式を求め
た。得られた式を以下に示す。
【0044】年齢印象要素評価値=(-0.083)×(額の長
さ) +(0.476)×(鼻の長さ) +(0.372)×(上あごの長さ) +(-0.124)×(あごの角度) +
(-0.403)×(目の大きさ(縦)) +(-0.047)×(目の大きさ
(横)) +(-0.249)×(口の丸さ(=口の縦/横)) 性別印象要素評価値=(-0.294)×(頬幅) +(-0.124)×
(あごの角度)+(0.321)×(目尻) +(0.328)×(鼻筋)
【0045】これらの式から得られる評価値と、評価者
から直接得た評価値との相関係数は、それぞれ0.587と
0.644であった。図3と図4に年齢と性別のそれぞれの
評価者から直接得た評価値と回帰式に基づく評価値(あ
てはめ値)との関係図を示す。これにより、回帰式に基
づく評価値と評価者から直接得た評価値とは良好な相関
関係を有していることがわかる。
【0046】さらに、評価者から直接得た評価値の0を
基準点として年齢印象要素軸及び性別印象要素軸を各々
2分類した合計4分類の結果と、回帰式に基づく評価値
の0を基準点として同様に各々2分類した合計4分類の
結果を比較すると、4分類の結果が全て一致(すなわ
ち、「大人っぽい−子供っぽい」の年齢印象評価値と、
「女性的−男性的」の性別印象評価値の両方の分類につ
いて、評価者から直接得た評価値と回帰式に基づく評価
値が一致)したのは、63.1%に達し、逆に両方の印象に
ついて評価者から直接得た評価値と回帰式に基づく基づ
く評価値とが共に不一致であったのは7.8%であった。
残りは、いずれか一方の分類でのみ一致していた例であ
る。これによっても、回帰式に基づく評価値と評価者か
ら直接得た評価値とは良好な相関関係を有することがわ
かる。
【0047】(2)顔形から受ける印象の分類 被験者を20〜30代の女性の全12人とし、上記
(1)と同様の装置を用いて被験者の顔写真の特徴量を
測定し、また、鼻筋の通り具合と目尻の上がり又は下が
り度合いの問診項目を聴取した。そして、上記(1)で
取得した回帰式に基づきそれぞれの年齢印象要素の評価
値と性別印象要素の評価値を予測した。さらに、得られ
た予測値と本人が自己評価した場合の評価値とを、それ
ぞれ上記(1)と同様に年齢印象要素軸及び性別印象要
素軸を各々2分類した合計4分類に分類し、両者の一致
度を以下の基準で判定した。
【0048】 ◎:本人の自己評価による分類と、回帰式により求めた
評価の分類とが完全に一致した場合 ○:本人の自己評価による分類と、回帰式により求めた
評価の分類とが完全には一致しなかったが、回帰式によ
り求めた分類結果の要因(例えば、目の大きさ等に関す
る顔の特徴量と回帰式により得られる評価値との関係)
を本人に説明することにより本人が納得した場合 ×:本人の自己評価による分類と、回帰式により求めた
評価の分類とが一致せず、かつ回帰式により求めた分類
結果の要因を本人に説明しても本人がその結果を納得し
なかった場合 これらの結果を表1に示す。
【0049】
【表1】 被験者No. 回帰式による分類 本人による分類 分類判定 1 子供っぽい−女性的 子供っぽい−女性的 ◎ 2 子供っぽい−女性的 子供っぽい−女性的 ◎ 3 大人っぽい−女性的 大人っぽい−女性的 ◎ 4 子供っぽい−男性的 子供っぽい−女性的 ○ 5 子供っぽい−男性的 子供っぽい−男性的 ◎ 6 大人っぽい−女性的 大人っぽい−女性的 ◎ 7 大人っぽい−男性的 大人っぽい−女性的 ○ 8 大人っぽい−女性的 子供っぽい−女性的 ○ 9 大人っぽい−女性的 大人っぽい−女性的 ◎ 10 子供っぽい−男性的 子供っぽい−男性的 ◎ 11 子供っぽい−女性的 子供っぽい−女性的 ◎ 12 大人っぽい−女性的 大人っぽい−女性的 ◎
【0050】表1に示したように、回帰式による評価値
の分類と本人による分類とは、被験者の75%で一致
し、残りの被験者も分類の要因の説明を受けることによ
り、回帰式による評価値の分類を納得した。これによ
り、本人の分類には多少の迷いがあること、回帰式に基
づく客観評価が化粧技術者による評価として一般人に受
け入れられることがわかる。
【0051】(3)顔形から受ける印象の分類とそれに
応じたメイクテクニックの説明 被験者を20代の女性の全10人とし、画像入力装置
(ソニー DCR-PC10デジタルビデオカメラ)、情報処理
装置(エプソンVA-626Fコンピュータ)、情報入力装置
(エプソンVA-626Fコンピュータ)、情報表示装置(ラ
ディウス Press View 17SR ディスプレイ)、情報表示
装置(エプソン PM-700C プリンタ)からなる印象の評
価装置を用い、上記(1)と同様にして被験者の顔写真
の特徴量を測定し、また、鼻筋の通り具合と目尻の上が
り又は下がり度合いの問診項目を聴取した。そして、上
記(1)で取得した回帰式に基づいてそれぞれの年齢印
象要素の評価値と性別印象要素の評価値を予測した。さ
らに、得られた予測値と本人が自己評価した場合の評価
値とを、それぞれ上記(1)と同様に年齢印象要素軸及
び性別印象要素軸を各々2分類した合計4分類に分類
し、両者の一致度を判定した。
【0052】また、分類結果に応じたメイクテクニック
を、顔面部位ごとに動画画像としてディスプレイ上に引
き続いて表示し、化粧のアドバイスを行った。そして、
このアドバイスに対する評価を以下の基準で判定しても
らい、さらにその理由を自由に答えてもらった。
【0053】 ◎:アドバイスが非常にわかりやすい ○:アドバイスがわかりやすい ×:アドバイスがわかりにくい これらの結果を表2に示す。
【0054】
【表2】 被験者No. 回帰式による分類 本人による分類 分類判定 アト゛ハ゛イス評価 1 子供っぽい−女性的 大人っぽい−女性的 ○ ◎ 2 子供っぽい−女性的 子供っぽい−女性的 ◎ ◎ 3 子供っぽい−女性的 子供っぽい−女性的 ◎ ◎ 4 大人っぽい−男性的 子供っぽい−男性的 ○ ◎ 5 子供っぽい−男性的 子供っぽい−男性的 ◎ ◎ 6 子供っぽい−女性的 子供っぽい−女性的 ◎ ◎ 7 大人っぽい−男性的 大人っぽい−女性的 ○ ○ 8 大人っぽい−女性的 大人っぽい−女性的 ◎ ◎ 9 子供っぽい−女性的 子供っぽい−女性的 ◎ ◎ 10 子供っぽい−男性的 子供っぽい−男性的 ◎ ◎
【0055】表2に示したように、回帰式による評価値
の分類と本人による分類とは、被験者の70%で一致
し、残りの被験者も分類の要因の説明を受けることによ
り、回帰式による評価値の分類を納得した。
【0056】さらに、メイクテクニックの動画を見せる
と、ほとんどの被験者がこの化粧のアドバイスをわかり
やすいと評価した。また、その理由としては、印象の分
類に応じてメイクテクニックを変えることで、基本のメ
イクを自分に適合させる方法がわかりやすくなるため、
あるいは、全体のメイクのバランスを考えやすくなるた
めというものが多く、本発明の効果を支持するものであ
った。
【0057】実施例2 (1) 100名の40代〜50代の女性パネルの顔写
真を撮影した。得られた顔写真を、20名の化粧技術者
を評価者とし、「大人っぽい−子供っぽい」(年齢印象
要素軸)と、「女性的−男性的」(性別印象要素軸)の
2つの印象要素軸について、それぞれ次の7段階に評価
値を割り当て、平均して各顔写真ごとの印象の評価値を
得た。
【0058】年齢印象要素軸 「非常に大人っぽい」 −3 「大人っぽい」 −2 「やや大人っぽい」 −1 「大人っぽい」と「子供っぽい」の中間 0 「やや子供っぽい」 1 「子供っぽい」 2 「非常に子供っぽい」 3 性別印象要素軸 「非常に女性的」 −3 「女性的」 −2 「やや女性的」 −1 「女性的」と「男性的」の中間 0 「やや男性的」 1 「男性的」 2 「非常に男性的」 3
【0059】一方、実施例1と同様の装置を用いて顔の
部位の計測を行った。また、目尻の上がり下がり度合い
と、鼻筋が通っている通っていないについては、実施例
1と同様に尺度評価を行った。
【0060】本実施例では、実施例1とは異なり、測定
値、計算値及び評価値のそれぞれについて基準化(Z変
換)を行わず、得られた値をそのまま用いて重回帰式を
算出した。これにより、定数項を含む、次の式が得られ
た。
【0061】年齢印象要素評価値=(0.066)×(目の大き
さ(縦)) +(0.006)×(口の丸さ(=口の縦/横%)) +(-0.
157)×(鼻の長さ) +(-0.061)×(上あごの長さ) +4.404 性別印象要素評価値=(-0.039)×(頬幅) +(0.509)×(目
尻) +(0.349)×(鼻筋)+3.133 これらの式から得られる評価値と、評価者から直接得た
評価値との相関係数は、それぞれ0.515と0.704であっ
た。
【0062】(2) 目尻の上がり下がり度合い、鼻筋
が通っている通っていない、のそれぞれの指標とする特
徴量として、上述の尺度評価に代えて、目頭と目尻を結
ぶ直線L1の画像の水平線に対する角度θ1(゜)、鼻
筋角θ2(゜)(図2(a)参照)を使用し、性別印象
要素評価値を求める回帰式を求めたところ、次式が得ら
れた。
【0063】性別印象要素評価値=(-0.034)×(頬幅) +
(0.052)×(目尻の上がり下がり(角度θ1)) +(-0.027)
×(鼻筋角θ2) +3.928 この式から得られる評価値と、評価者から直接得た評価
値との相関係数は、0.505であった。
【0064】(3) さらに計測項目を追加し、回帰式
に使用する特徴量として、あごの角度と目の位置(横)
(図2(a)のX6)を加え、性別印象要素評価値を求
める回帰式を求めたところ、次式が得られた。
【0065】性別印象要素評価値=(-0.036)×(頬幅) +
(0.057)×(目尻の上がり下がり(角度θ1)) +(-0.027)
×(鼻筋角θ2) +(-0.013)×(あごの角度) +(0.119)×
(目の位置(横)) +(-0.124) この式から得られる評価値と、評価者から直接得た評価
値との相関係数は0.544であり、改善がみられた。
【0066】実施例3 (1) 203名の20代〜50代の女性パネルの顔写
真を撮影した。得られた顔写真を、20名の化粧技術者
を評価者とし、「大人っぽい−子供っぽい」(年齢印象
要素評価軸)と、「女性的−男性的」(性別印象要素評
価軸)の2つの印象要素軸について、実施例2と同様に
それぞれ7段階に評価値を割り当て、平均して各顔写真
ごとの印象の評価値を得た。
【0067】一方、実施例1と同様の装置を用いて顔の
部位の計測を行った。また、目尻の上がり下がり度合い
と、鼻筋が通っている通っていないについては、実施例
1と同様に尺度評価を行った。
【0068】本実施例では、実施例2と同様に、測定
値、計算値及び評価値のそれぞれについて基準化(Z変
換)を行わず、得られた値をそのまま用いて重回帰式を
算出したので、定数項を含む次の式が得られた。
【0069】年齢印象要素評価値=(0.312)×(目の大き
さ(縦)) +(0.034)×(口の丸さ(=口の縦/横%)) +(-0.
150)×(鼻の長さ) +(-0.185)×(上あごの長さ) +4.458 性別印象要素評価値=(-0.049)×(頬幅) +(0.471)×(目
尻) +(0.372)×(鼻筋)+3.959 これらの式から得られる評価値と、評価者から直接得た
評価値との相関係数は、それぞれ0.625と0.662であっ
た。
【0070】(2) 目尻の上がり下がり度合い、鼻筋
が通っている通っていない、のそれぞれの指標とする特
徴量として、上述の尺度評価に代えて、実施例2の
(2)と同様に角度θ1(゜)、鼻筋角θ2(゜)を使
用し、性別印象要素評価値を求める回帰式を求めたとこ
ろ、次式が得られた。
【0071】性別印象要素評価値=(-0.053)×(頬幅) +
(0.037)×(目尻の上がり下がり(角度θ1)) +(-0.024)
×(鼻筋角θ2) +5.413 この式から得られる評価値と、評価者から直接得た評価
値との相関係数は、0.494であった。
【0072】(3) さらに計測項目を実施例2の
(3)と同様に追加し、性別印象要素評価値を求める回
帰式を求めたところ、次式が得られた。
【0073】性別印象要素評価値=(-0.050)×(頬幅) +
(0.049)×(目尻の上がり下がり(角度θ1)) +(-0.022)
×(鼻筋角θ2) +(-0.006)×(あごの角度) +(0.091)×
(目の位置(横)) +(3.519) この式から得られる評価値と、評価者から直接得た評価
値との相関係数は0.511であり、改善がみられた。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、化粧のアドバイスを受
ける者の印象を、その者の顔画像の特徴に基づいて客観
的に評価することができる。したがって、この客観的に
評価された印象を踏まえ、化粧のアドバイスを受ける者
が、化粧技術者の提案した化粧法を十分に理解し、その
化粧を自ら行った場合でも、所望の印象の顔に化粧する
ことが容易となる。また、化粧技術者が、その特性や技
量に依存することなく、アドバイスを受ける者に適した
化粧法を選択することが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置のブロック図である。
【図2】顔画像における測定点の説明図である。
【図3】「大人っぽい−子供っぽい」についての、回帰
式に基づく評価値と評価者から直接得た評価値との関係
図である。
【図4】「女性的−男性的」についての、回帰式に基づ
く評価値と評価者から直接得た評価値との関係図であ
る。
【符号の説明】
1 画像入力装置 2 情報入力装置 3 計算機 4 情報表示装置 4a モニター 4b プリンター 10 印象の評価装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南 孝英 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式 会社研究所内 (56)参考文献 特開 平6−129834(JP,A) 特開 平7−302327(JP,A) 特開 平8−191956(JP,A) 特開 平7−271964(JP,A) 特開 平6−333023(JP,A) 実開 平2−63159(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 280 - 340 JICSTファイル(JOIS)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め、複数人の顔画像の特徴量と、性別
    印象要素軸及び年齢印象要素軸における顔の印象の評価
    値との回帰式を求め、次いで被験者の顔画像の特徴量に
    基づいて当該被験者の顔の印象の評価値を前記回帰式か
    ら求める印象の評価方法であって、性別印象要素軸にお
    ける顔の印象の評価値の回帰式が、特徴量として、頬の
    幅、目の上がり下がり度合い及び鼻筋の通り具合を使用
    し、年齢印象要素軸における顔の印象の評価値の回帰式
    が、特徴量として、目の大きさ、口の丸さ、鼻の長さ及
    び上あごの長さを使用することを特徴とする印象の評価
    方法。
  2. 【請求項2】 回帰式を、若年、中年もしくは熟年ごと
    又は性別ごとに求める請求項1記載の印象の評価方法。
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