JP3430939B2 - 耐チッピング性のすぐれた表面被覆超硬合金製切削工具 - Google Patents

耐チッピング性のすぐれた表面被覆超硬合金製切削工具

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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、従来表面被覆超
硬合金製切削工具の硬質被覆層を構成する酸化アルミニ
ウム(以下、Al23 で示す)層の改良に係り、これ
を厚膜化してもその層厚が均一化すると共に、靭性低下
がなく、したがって例えば鋼や鋳鉄などの連続切削は勿
論のこと、特に断続切削に用いた場合にも切刃にチッピ
ング(微小欠け)などの発生なく、長期に亘ってすぐれ
た切削性能を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具(以
下、被覆超硬工具と云う)に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、一般に、例えば特開平6−315
03号公報、特開平6−316758号公報、および特
開平7−216549号公報などに記載されるように、
炭化タングステン基超硬合金基体(以下、超硬基体とい
う)の表面に、いずれも0.1〜15μmの平均層厚を
有する、Tiの炭化物(以下、TiCで示す)層、窒化
物(以下、同じくTiNで示す)層、炭窒化物(以下、
TiCNで示す)層、炭酸化物(以下、TiCOで示
す)層、窒酸化物(以下、TiNOで示す)層、および
炭窒酸化物(以下、TiCNOで示す)層のうちの1種
または2種以上からなるTi化合物層と、0.5〜15
μmの平均層厚を有するAl23 層とで構成され、前
記Ti化合物層はいずれも粒状結晶組織を有し、また前
記TiCN層には縦長成長結晶組織をもつものもあり、
さらに前記Al23 層はα型やκ型などの結晶構造を
もつものである硬質被覆層を3〜25μmの全体平均層
厚で化学蒸着してなる被覆超硬工具が知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】一方、近年の切削加工
のFA化はめざましく、かつ省力化に対する要求も強
く、これに伴い、被覆超硬工具には使用寿命のさらなる
延命化が求められ、これに対応する手段として、これを
構成する硬質被覆層のうち、特に耐酸化性と熱的安定性
にすぐれ、さらに高硬度を有するAl23 層の厚膜化
が広く検討されているが、前記Al23 層は、これを
厚くすると、層厚が局部的に不均一になり、切刃の逃げ
面、すくい面、および前記逃げ面とすくい面の交わるエ
ッジ部の間には層厚に著しいバラツキが発生するように
なり、さらに厚膜化によるAl23層自体の靭性低下
も避けられず、この結果、例えば鋼や鋳鉄などの断続切
削に用いた場合に切刃にチッピングが発生し易く、これ
が原因で比較的短時間で使用寿命に至るのが現状であ
る。 【0004】 【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は、
上述のような観点から、被覆超硬工具の硬質被覆層を構
成するAl23 層に着目し、特に厚膜化した場合の層
厚の局部的バラツキの減少と靭性低下の抑制を図るべく
研究を行った結果、 (a) 化学蒸着法にて、 反応ガス組成(容量%で、以下同じ)−TiCl4 ::
0.4〜10%、Ar:1〜30%、CO:0.5〜5
%、CO2 :0.5〜10%、N2 :1〜40%、H
2 :残り、 雰囲気温度:800〜1100℃、 雰囲気圧力:30〜500Torr、 の条件で蒸着を行うと、主体がTi23 からなり、か
つ酸素(O)以外の非金属元素として炭素(C)および
窒素(N)を、合量で、O(酸素)との合量に占める割
合で1〜20原子%含有するTi23 主体層、すなわ
ちCとNがTi23 を形成するOとの合量に占める割
合で、合量で1〜20原子%含有し、残りが実質的にT
23 [微量のCl(塩素)を不可避不純物として含
有する場合がある]からなるTi23 主体層が形成さ
れ、このTi23 主体層は、Al23 層に対する密
着性にすぐれると共に、自身も良好な靭性をもつもので
あること。 (b) したがって、基本的に、所定層厚のAl23
層を形成した後に、上記のTi23 主体層を所定層厚
で形成し、さらに再び所定層厚のAl23 層を形成す
る交互積層構造層、すなわち所定層厚のAl23 層の
2層以上と、所定層厚のTi23 主体層の1層以上の
交互積層構造層においては、これを厚膜化しても、これ
を構成するAl23 層個々の層厚を相対的に薄くする
ことができるので、その層厚に局部的バラツキが著しく
少なくなり、切刃の逃げ面、すくい面、および前記逃げ
面とすくい面の交わるエッジ部の層厚が相互に均一化す
るようになり、加えてAl23 層自体を厚膜化した場
合に発生する靭性低下が著しく抑制されるようになるこ
と。 (c) この結果硬質被覆層が、それぞれ所定層厚の上
記Al23 層の2層以上および上記Ti23 主体層
の1層以上の交互積層構造層と、所定層厚の1種または
2種以上からなる上記Ti化合物層で構成された被覆超
硬工具は、前記Al2 3 層によって、硬質被覆層にす
ぐれた耐酸化性と熱的安定性、および高硬度が確保さ
れ、かつ前記Ti23 主体層によって、前記交互積層
構造層に、これを厚膜化しても良好な靭性および層間密
着性が確保されることから、例えば鋼や鋳鉄などの連続
切削は勿論のこと、断続切削に用いた場合にも切刃にチ
ッピングなどの発生なく、長期に亘ってすぐれた切削性
能を発揮するようになること、以上(a)〜(c)に示
される研究結果を得たのである。 【0005】この発明は、上記の研究結果に基づいてな
されたものであって、超硬基体の表面に、いずれも0.
1〜15μmの平均層厚を有する、TiC層、TiN
層、TiCN層、TiCO層、TiNO層、およびTi
CNO層のうちの1種または2種以上からなるTi化合
物層と、交互積層構造層とで構成された硬質被覆層を3
〜25μmの全体平均層厚で形成してなる被覆超硬工具
にして、前記交互積層構造層を、0.5〜7μmの平均
層厚を有するAl2 3 層の2層以上と、0.05〜2
μmの平均層厚を有し、主体がTi23 からなり、か
つO以外の非金属元素としてCおよびNを、合量で、O
との合量に占める割合で1〜20原子%含有するTi2
3 主体層の1層以上、で構成してなる、特にAl2
3 層を厚膜化した場合の層厚の均一化および靭性低下の
抑制をはかり、これによって切刃の耐チッピング性を向
上せしめた被覆超硬工具に特徴を有するものである。 【0006】なお、この発明の被覆超硬工具の硬質被覆
層を構成する交互積層構造層において、Al2 3 層の
個々の平均層厚を0.5〜7μmとしたのは、その層厚
が0.5μm未満では、これを多重積層しても、これの
もつすぐれた耐酸化性と熱的安定性、および高硬度を硬
質被覆層に具備せしめることができず、一方その層厚が
7μmを越えると、硬質被覆層の層厚の均一化が損なわ
れ、かつ硬質被覆層の靭性が低下するようになるという
理由にもとづくものであり、また同じくTi23 主体
層の個々の平均層厚を0.05〜2μmとしたのは、そ
の層厚が0.05μm未満では、Ti23 主体層のも
つ上記の特性、すなわちAl2 3 層に対するすぐれた
密着性および交互積層構造層を厚膜化した場合の靭性を
確保することができず、一方その層厚が2μmを越える
と、硬質被覆層の耐摩耗性が急激に低下するようになる
という理由によるものである。また、この場合、Ti2
3 主体層中のCとNの含有割合は、反応ガス中のC
O、CO2 、Ar、およびN2 の含有割合を調整するこ
とによって制御でき、さらにCとNの相互割合は、C
O、CO2 、およびN2 の相互割合を調整することによ
って制御できるものであり、しかもCとNは共に層自体
の強度向上に均等作用を発揮するものである。したがっ
てその割合が1原子%未満では所望の強度向上効果が得
られず、一方その20原子%を越えると層自体の靭性が
低下するようになることから、合量で1〜20原子%、
望ましくは2〜10原子%と定めたが、この場合CとN
の含有割合が、合量で1〜20原子%の範囲内の所定含
有割合であれば、CがNに比して相対的に多くても、逆
にCがNに比して少なくても前記強度向上効果に変りは
ないことから、CとNの合量割合で示した。 【0007】さらに、この発明の被覆超硬工具におい
て、硬質被覆層を構成するTi化合物層の各層には硬質
被覆層の耐欠損性(靭性)を向上させる作用があるが、
その平均層厚が0.1μm未満では前記作用に所望の効
果がえられず、一方その平均層厚が15μmを越えると
硬質被覆層自体の摩耗が急激に進行するようになること
から、その平均層厚を0.1〜15μmと定めた。ま
た、硬質被覆層の全体平均層厚を3〜25μmとしたの
は、その平均層厚が3μm未満では所望の耐摩耗性を確
保することができず、一方その平均層厚が25μmを越
えると切刃に欠けやチッピングが発生し易くなるという
理由からである。 【0008】 【発明の実施の形態】つぎに、この発明の被覆超硬工具
を実施例により具体的に説明する。原料粉末として、平
均粒径:2.8μmを有する中粒WC粉末、同4.9μ
mの粗粒WC粉末、同1.5μmの(Ti,W)C(重
量比で、以下同じ、TiC/WC=30/70)粉末、
同1.2μmの(Ti,W)CN(TiC/TiN/W
C=24/20/56)粉末、同1.2μmの(Ta,
Nb)C(TaC/NbC=90/10)粉末、同1.
2μmのCr3 2 粉末、および同1.1μmのCo粉
末を用意し、これら原料粉末を表1に示される配合組成
に配合し、ボールミルで72時間湿式混合し、乾燥した
後、ISO・CNMG120408(超硬基体A〜D
用)および同SEEN42AFTN1(超硬基体E用)
に定める形状の圧粉体にプレス成形し、この圧粉体を同
じく表1に示される条件で真空焼結することにより超硬
基体A〜Eをそれぞれ製造した。なお、上記超硬基体
A、B、およびCには、焼結したままで、表面部に結合
相形成成分であるCo含有量が超硬基体内部に比して相
対的に高いCo富化帯域が形成されており、残りの超硬
基体DおよびEには、前記Co富化帯域の形成がなく、
全体的に均質な組織をもつものであった。なお、表1に
は、上記超硬基体A〜Eの内部硬さ(ロックウエル硬さ
Aスケール)をそれぞれ示した。 【0009】ついで、これらの超硬基体A〜Dの表面
に、ホーニングを施した状態で、通常の化学蒸着装置を
用い、表2、3(表2におけるl−TiCNは、縦長成
長結晶組織をもつTiCN層の形成条件を示すものであ
り、これ以外の条件で形成された層はいずれも粒状結晶
組織をもつものである)に示される条件にて、表4、5
に示される組成および目標層厚(切刃の逃げ面)の硬質
被覆層を形成することにより本発明被覆超硬工具1〜1
0、およびTi23 主体層の形成がない従来被覆超硬
工具1〜10をそれぞれ製造した。なお、本発明被覆超
硬工具1〜10について、それぞれの切刃逃げ面を、C
ukα線を線源として用いたX線回折で、X線回折パタ
ーンを観察したところ、いずれもTi23 の回折角
(2θ)である24.0±1度、34.5±1度、6
1.0±1度、および63.0±1度に回折ピークが現
われ、これによってTi 23 主体層は、主体がTi2
3 からなることが確認でき、さらに工具縦断面を鏡面
研磨仕上げした状態で、工具すくい面および逃げ面にお
けるTi23 主体層のCおよびN含有量を、オージェ
電子分光分析装置を用いて測定したところ、いずれもT
23 主体層中のC、N、およびOの合量に占めるC
およびNの合量の割合は表3の目標含有量と実質的に同
じ値を示した。また、硬質被覆層を構成する構成層はい
ずれも目標層厚と実質的に同じ層厚をもつものであっ
た。 【0010】つぎに、上記本発明被覆超硬工具1、2お
よび従来被覆超硬工具1、2について、 被削材:JIS・FCD450の角材、 切削速度:250m/min.、 切込み:2mm、 送り:0.3mm/rev.、 切削時間:5分、 の条件でダクタイル鋳鉄の乾式断続切削試験を行い、切
刃の逃げ面摩耗幅を測定した。 【0011】上記本発明被覆超硬工具3、4および従来
被覆超硬工具3、4については、 被削材:JIS・S45Cの角材、 切削速度:300m/min.、 切込み:1.5mm.、 送り:0.3mm/rev.、 切削時間:5分、 の条件で炭素鋼の乾式断続切削試験を行い、切刃の逃げ
面摩耗幅を測定した。 【0012】上記本発明被覆超硬工具5、6および従来
被覆超硬工具5、6については、 被削材:JIS・SCM415の角材、 切削速度:250m/min.、 切込み:2mm.、 送り:0.3mm/rev.、 切削時間:5分、 の条件で合金鋼の乾式断続切削試験を行い、切刃の逃げ
面摩耗幅を測定した。 【0013】上記本発明被覆超硬工具7、8および従来
被覆超硬工具7、8については、 被削材:JIS・FC200の角材、 切削速度:300m/min.、 切込み:2mm.、 送り:0.3mm/rev.、 切削時間:5分、 の条件で鋳鉄の乾式断続切削試験を行い、切刃の逃げ面
摩耗幅を測定した。 【0014】同じく本発明被覆超硬工具9、10および
従来被覆超硬工具9、10については、 被削材:幅100mm×長さ500mmの寸法をもった
JIS・SCM440の角材、 使用条件:直径125mmのカッターに単刃取り付け、 回転数:640r.p.m.、 切削速度:250m/min.、 切込み:2mm.、 送り:0.2mm/刃、 切削時間:2パス(1パスの切削時間:4.3分)、 の条件で合金鋼の乾式フライス切削(断続切削)試験を
行い、切刃の逃げ面摩耗幅を測定した。これらの測定結
果を表6に示した。 【0015】 【表1】 【0016】 【表2】【0017】 【表3】 【0018】 【表4】【0019】 【表5】 【0020】 【表6】【0021】 【発明の効果】表4〜6に示される結果から、硬質被覆
層が、Al2 3 層およびTi23主体層の交互積層
構造層とTi化合物層からなる本発明被覆超硬工具1〜
10は、いずれも前記Ti23 主体層の作用で前記A
2 3 層を総合的に厚膜化しても硬質被覆層の靭性低
下が著しく抑制され、かつ層厚の局部的バラツキがきわ
めて少なく、切刃の逃げ面、すくい面、および逃げ面と
すくい面の交わるエッジ部の層厚が均一化しているのに
対して、硬質被覆層がAl2 3 層とTi化合物層から
なる従来被覆超硬工具1〜10においては、前記Al2
3 層を厚膜化した場合、硬質被覆層の靭性低下が避け
られず、かつ層厚のバラツキも著しく、この結果として
本発明被覆超硬工具1〜10は、前記従来被覆超硬工具
1〜10に比して、鋼および鋳鉄の断続切削で一段とす
ぐれた耐チッピング性を示すことが明らかである。上述
のように、この発明の被覆超硬工具は、これの硬質被覆
層を構成するAl 2 3 層はTi23 主体層との交互
積層による厚膜化なので、硬質被覆層の靭性低下がな
く、さらに層厚の局部的バラツキもきわめて少ないこと
から、例えば鋼や鋳鉄などの連続切削は勿論のこと、特
に断続切削においてすぐれた耐チッピング性を示し、長
期に亘ってすぐれた切削性能を発揮するので、切削加工
のFA化および省力化に満足に対応することができるも
のである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 邦博 埼玉県大宮市北袋町1−297 三菱マテ リアル株式会社 総合研究所内 (56)参考文献 特開 平11−77405(JP,A) 特表2002−526654(JP,A) 特許3371823(JP,B2) 特許3353675(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23B 27/14 C23C 14/06 C23C 16/30 C23C 28/04

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 炭化タングステン基超硬合金基体の表面
    に、いずれも0.1〜15μmの平均層厚を有する、T
    iの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層、窒
    酸化物層、および炭窒酸化物層のうちの1種または2種
    以上からなるTi化合物層と、交互積層構造層とで構成
    された硬質被覆層を3〜25μmの全体平均層厚で化学
    蒸着してなる表面被覆超硬合金製切削工具にして、前記
    交互積層構造層を、 0.5〜7μmの平均層厚を有する酸化アルミニウム層
    の2層以上と、 0.05〜2μmの平均層厚を有し、主体が三酸化二チ
    タンからなり、かつ酸素以外の非金属元素として炭素お
    よび窒素を、合量で、酸素との合量に占める割合で1〜
    20原子%含有する三酸化二チタン主体層の1層以上、 で構成したこと、を特徴とする耐チッピング性のすぐれ
    た表面被覆超硬合金製切削工具。
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