JP3430630B2 - カラオケ演奏用双方向ディジタル通信システム - Google Patents
カラオケ演奏用双方向ディジタル通信システムInfo
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L25/00—Baseband systems
- H04L25/38—Synchronous or start-stop systems, e.g. for Baudot code
- H04L25/40—Transmitting circuits; Receiving circuits
- H04L25/49—Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems
- H04L25/4906—Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems using binary codes
- H04L25/4908—Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems using binary codes using mBnB codes
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、カラオケ演奏用双方
向ディジタル通信システムに関し、特にカラオケデータ
ベース及びカラオケ端末において送信データにパケット
化処理及び８ビット−１４ビット符号化（ＥＦＭ）処理
を施すと共に受信データに復号化処理及びアンパケット
化処理を施すことにより低コストで高信頼の双方向ディ
ジタル通信を可能にしたものである。 【０００２】 【従来の技術】従来、カラオケ演奏装置において、ＣＤ
（コンパクトディスク）等の光ディスクからの読出デー
タを転送する手段としては、図２に示すものが知られて
いる（例えば、特開平５−１１９７８８号公報参照）。 【０００３】すなわち、ＣＤ再生装置１からのカラオケ
演奏データ等のＥＦＭデータに応じてＲＦ変調器２で２
ＰＳＫ変調を行ない、その変調出力を伝送ケーブル３を
介してＲＦ復調器４に送信する。復調器４では、送信さ
れてくる変調出力を復調してＥＦＭデータを取出し、Ｅ
ＦＭデコーダ５に供給する。デコーダ５では、ＥＦＭデ
ータを復号化し、復号化データをＤ／Ａ変換器６に供給
する。変換器６からのアナログ信号をマイクロホン７か
らの歌声信号と共にサウンドシステム８に供給し、音響
に変換する。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】上記したデータ転送方
式によると、ディジタル伝送方式であること、ＥＦＭデ
コーダ５で誤り訂正処理を行なうこと等によりアナログ
伝送方式に比べて高信頼なデータ伝送が可能である。し
かし、記録データしか伝送できず、しかも一方向にしか
伝送できない不都合がある。 【０００５】一方、図２のものより高信頼なディジタル
通信システムとしては、ＢＳ放送で用いられているＱＰ
ＳＫ（４ＰＳＫ）変調方式のものがあるが、これは変調
のエンコーディングが大がかりであり、コストが高くつ
く不都合がある。 【０００６】この発明の目的は、低コストで高信頼なカ
ラオケ演奏用双方向ディジタル通信システムを提供する
ことにある。 【０００７】 【課題を解決するための手段】この発明に係るカラオケ
演奏用双方向ディジタル通信システムは、リクエスト曲
を指示するリクエストデータにパケット化処理を施す第
１のパケット化手段と、この第１のパケット化手段から
のパケット化データに８ビット−１４ビット符号化処理
を施す第１の符号化手段と、この第１の符号化手段から
の符号化データに応じて第１の搬送波を変調してその変
調出力を送出する第１の変調手段とを有するカラオケ端
末と、 前記第１の変調手段からの変調出力を復調して符
号化データを取出す第１の復調手段と、この第１の復調
手段からの符号化データに復号化処理を施す第１の復号
化手段と、この第１の復号化手段からの復号化データに
アンパケット化処理を施し、パケット化を解かれたリク
エストデータを送出する第１のアンパケット化手段と、
この第１のアンパケット化手段からのリクエストデータ
に応じて前記リクエスト曲に関するカラオケ演奏データ
を送出するコンピュータと、このコンピュータからのカ
ラオケ演奏データにパケット化処理を施す第２のパケッ
ト化手段と、この第２のパケット化手段からのパケット
化データに８ビット−１４ビット符号化処理を施す第２
の符号化手段と、この第２の符号化手段からの符号化デ
ータに応じて前記第１の搬送波とは周波数を異にする第
２の搬送波を変調してその変調出力を送出する第２の変
調手段とを有するカラオケデータベースとを備え、前記
カラオケ端末には、前記第２の変調手段からの変調出力
を復調して符号化データを取出す第２の復調手段と、こ
の第２の復調手段からの符号化データに復号化処理を施
す第２の復号化手段と、この第２の復号化手段からの復
号化データにアンパケット化処理を施し、パケット化を
解かれたカラオケ演奏データをカラオケ演奏部へ送出す
る第２のアンパケット化手段とを設けたものである。 【０００８】 【作用】この発明の構成によれば、カラオケ端末及びカ
ラオケデータベースにおいて、送信データには、パケッ
ト化処理及びＥＦＭ処理が順次に施され、いずれの処理
でもデータに誤りチェックビットが付加される。また、
カラオケ端末及びカラオケデータベースにおいて、受信
データには、復号化処理及びアンパケット化処理が順次
に施され、いずれの処理でも、誤りチェックビットに基
づいてデータの誤りが検出され、訂正される。従って、
高信頼なデータ伝送が可能である。 【０００９】第１又は第２のパケット化手段に相当する
パケット化手段及び第１又は第２のアンパケット化手段
に相当するアンパケット化手段は、ＣＤ−ＲＯＭ技術で
利用されているものであり、低コストで入手可能であ
る。また、第１又は第２の符号化手段に相当する符号化
手段及び第１又は第２の復号化手段に相当する復号化手
段は、ＣＤ技術で利用されているものであり、低コスト
で入手可能である。 【００１０】 【実施例】図１は、この発明の一実施例に係るディジタ
ル通信システムを示すもので、この例では、カラオケ演
奏に関するデータを双方向的に通信可能になっている。 【００１１】例えばＣＡＴＶ（ケーブルテレビ）回線か
らなる通信回線１０には、カラオケデータベース２０及
びカラオケ端末３０が接続される。通信回線１０に接続
されるカラオケ端末は複数あるが、便宜上、１つの端末
３０について説明する。 【００１２】カラオケデータベース２０において、デー
タ配送コンピュータ２２は、いずれかのカラオケ端末か
らリクエスト曲があったとき、その曲のカラオケ演奏デ
ータをそのカラオケ端末に配送するものである。カラオ
ケ演奏データは、この例では、ＭＩＤＩ（ミュージカル
・インスツルメント・ディジタル・インターフェース）
規格に適合した演奏データからなるもので、ノートオン
イベントデータ（発生すべき音の音高及び音量を指示す
るデータ）、イベント間相対時間データ、ノートオフイ
ベントデータ（減衰開始すべき音を指示するデータ）等
をイベント発生順に配置したフォーマットになってい
る。 【００１３】パケットエンコーダ／デコーダ２４は、コ
ンピュータ２２からのデータにパケット化処理を施すエ
ンコーダと、ＥＦＭデコーダ２６からのデータにアンパ
ケット化処理を施すデコーダとを含むものである。パケ
ット化処理及びアンパケット化処理は、ＣＤ−ＲＯＭの
イェロウブックに対応するもので、ビットレートは、
１．５〜６Ｍｂｐｓである。パケット化処理では、デー
タに誤りチェックビットが付加され、アンパケット化処
理では、誤りチェックビットに基づいてデータの誤りが
検出され、訂正される。 【００１４】ＥＦＭエンコーダ／デコーダ２６は、パケ
ットエンコーダ２４からのパケット化データにＥＦＭ処
理を施すエンコーダと、ＲＦ復調器２８からのＥＦＭデ
ータに復号化処理を施すデコーダとを含むものである。
ＥＦＭ処理及び復号化処理は、ＣＤのレッドブックに対
応するものである。ＥＦＭ処理では、データに誤りチェ
ックビットが付加され、復号化処理では、誤りチェック
ビットに基づいてデータの誤りが検出され、訂正され
る。 【００１５】ＲＦ変調／復調器２８は、ＥＦＭエンコー
ダ２６からのＦＥＭデータに応じて搬送波を変調し、そ
の変調出力を通信回線１０に送出する変調器と、通信回
路１０から受信される変調出力を復調する復調器とを含
むものである。変調／復調器２８としては、例えば２Ｐ
ＳＫ変調方式のものを用いることができる。 【００１６】カラオケ端末３０において、ＲＦ変調／復
調器３２、ＥＦＭエンコーダ／デコーダ３４及びパケッ
トエンコーダ／デコーダ３６は、それぞれ上記したＲＦ
変調／復調器２８、ＥＦＭエンコーダ／デコーダ２６及
びパケットエンコーダ／デコーダ２４と同様のものであ
り、同様に作用する。 【００１７】ＲＦ復調器３２は、通信回線１０から受信
した変調出力を復調してＥＦＭデータを取出し、ＥＦＭ
デコーダ３４に供給する。デコーダ３４は、供給される
ＥＦＭデータに復号化処理を施し、復号化データをパケ
ットデコーダ３６に供給する。デコーダ３６は、供給さ
れる復号化データにアンパケット化処理を施し、パケッ
ト化が解かれたデータをバス３８に供給する。復号化処
理及びアンパケット化処理では、前述したと同様にして
データ誤りの検出・訂正が行なわれる。 【００１８】パケットエンコーダ３６は、バス３８から
のデータにパケット化処理を施し、パケット化データを
ＥＦＭエンコーダ３４に供給する。エンコーダ３４は、
供給されるパケット化データにＥＦＭ処理を施し、ＥＦ
ＭデータをＲＦ変調器３２に供給する。パケット化処理
及びＥＦＭ処理では、前述したと同様にしてデータに誤
りチェックビットが付加される。変調器３２は、供給さ
れるＥＦＭデータに応じて搬送波を変調し、その変調出
力を通信回線１０に送出する。 【００１９】変調／復調器３２としては、例えば２ＰＳ
Ｋ変調方式のものを用いることができる。変調器３２で
用いる通信チャンネル（搬送波の周波数）は、変調器２
８で用いるものとは異なる。 【００２０】バス３８には、ＣＰＵ（中央処理装置）４
０、コマンド入力回路４２、バッファメモリ４４、ＭＩ
ＤＩ演奏器４６等が接続されている。ＣＰＵ４０は、図
示しないメモリにストアされたプログラムに従って通信
制御、楽音発生等のための各種処理を実行するものであ
る。 【００２１】コマンド入力回路４２は、希望曲のリクエ
ストデータ等を入力するためのもので、入力されたリク
エストデータは、パケットエンコーダ３６、ＥＦＭエン
コーダ３４、ＲＦ変調器３２、通信回線１０、ＲＦ復調
器２８、ＥＦＭデコーダ２６、パケットデコーダ２４を
介してコンピュータ２２に供給される。コンピュータ２
２は、リクエストデータに基づいてリクエスト曲のカラ
オケ演奏データを送出する。カラオケ演奏データは、パ
ケットエンコーダ２４、ＥＦＭエンコーダ２６、ＲＦ変
調器２８、通信回線１０、ＲＦ復調器３２、ＥＦＭデコ
ーダ３４、パケットデコーダ３６を介してメモリ４４に
取込まれる。 【００２２】ＣＰＵ４０は、メモリ４４のカラオケ演奏
データ中のイベント間相対時間データに基づいてノート
オン、ノートオフ等のイベントデータを順次に読出し、
ＭＩＤＩ演奏器４６に供給する。演奏器４６は、ノート
オンイベントデータに応じて楽音発生チャンネルから楽
音信号を発生し、ノートオフイベントデータに応じて発
生中の楽音信号の減衰を開始させる。 【００２３】演奏器４６からの楽音信号ＴＳは、マイク
ロホン（Ｍ）４８からの歌声信号ＳＳと共にサウンドシ
ステム５０に供給される。サウンドシステム５０は、ア
ンプ、スピーカ等を含むもので、信号ＴＳ，ＳＳを音響
に変換する。 【００２４】歌い手は、コマンド入力回路４２で所望の
曲をリクエストした後、メモリ４４に取込まれたカラオ
ケ演奏データに基づくカラオケ演奏に合わせて歌唱を楽
しむことができる。 【００２５】上記実施例では、コンピュータ２２からカ
ラオケ端末３０にＭＩＤＩ演奏データを転送するように
したが、これに限らず、ＰＣＭ記録された楽音データを
転送するようにしてもよい。この場合、演奏器４６の代
りにＤ／Ａ変換器を設け、ＰＣＭ楽音データをアナログ
楽音信号に変換してサウンドシステム５０に供給すれば
よい。また、コンピュータ２２からカラオケ端末３０に
歌詞データや背景画像データを転送し、カラオケ端末３
０の画像表示装置（図示せず）に歌詞画像や背景画像を
表示させてもよい。 【００２６】この発明は、有線通信に限らず、無線通信
にも応用可能である。 【００２７】 【発明の効果】以上のように、この発明によれば、カラ
オケデータベース及びカラオケ端末においてパケット化
処理及びＥＦＭ処理を行なうと共にＥＦＭ復号化処理及
びアンパケット化処理を行なうようにしたので、低コス
トで高信頼なカラオケ演奏用双方向ディジタル通信シス
テムを実現できる効果が得られるものである。
向ディジタル通信システムに関し、特にカラオケデータ
ベース及びカラオケ端末において送信データにパケット
化処理及び８ビット−１４ビット符号化（ＥＦＭ）処理
を施すと共に受信データに復号化処理及びアンパケット
化処理を施すことにより低コストで高信頼の双方向ディ
ジタル通信を可能にしたものである。 【０００２】 【従来の技術】従来、カラオケ演奏装置において、ＣＤ
（コンパクトディスク）等の光ディスクからの読出デー
タを転送する手段としては、図２に示すものが知られて
いる（例えば、特開平５−１１９７８８号公報参照）。 【０００３】すなわち、ＣＤ再生装置１からのカラオケ
演奏データ等のＥＦＭデータに応じてＲＦ変調器２で２
ＰＳＫ変調を行ない、その変調出力を伝送ケーブル３を
介してＲＦ復調器４に送信する。復調器４では、送信さ
れてくる変調出力を復調してＥＦＭデータを取出し、Ｅ
ＦＭデコーダ５に供給する。デコーダ５では、ＥＦＭデ
ータを復号化し、復号化データをＤ／Ａ変換器６に供給
する。変換器６からのアナログ信号をマイクロホン７か
らの歌声信号と共にサウンドシステム８に供給し、音響
に変換する。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】上記したデータ転送方
式によると、ディジタル伝送方式であること、ＥＦＭデ
コーダ５で誤り訂正処理を行なうこと等によりアナログ
伝送方式に比べて高信頼なデータ伝送が可能である。し
かし、記録データしか伝送できず、しかも一方向にしか
伝送できない不都合がある。 【０００５】一方、図２のものより高信頼なディジタル
通信システムとしては、ＢＳ放送で用いられているＱＰ
ＳＫ（４ＰＳＫ）変調方式のものがあるが、これは変調
のエンコーディングが大がかりであり、コストが高くつ
く不都合がある。 【０００６】この発明の目的は、低コストで高信頼なカ
ラオケ演奏用双方向ディジタル通信システムを提供する
ことにある。 【０００７】 【課題を解決するための手段】この発明に係るカラオケ
演奏用双方向ディジタル通信システムは、リクエスト曲
を指示するリクエストデータにパケット化処理を施す第
１のパケット化手段と、この第１のパケット化手段から
のパケット化データに８ビット−１４ビット符号化処理
を施す第１の符号化手段と、この第１の符号化手段から
の符号化データに応じて第１の搬送波を変調してその変
調出力を送出する第１の変調手段とを有するカラオケ端
末と、 前記第１の変調手段からの変調出力を復調して符
号化データを取出す第１の復調手段と、この第１の復調
手段からの符号化データに復号化処理を施す第１の復号
化手段と、この第１の復号化手段からの復号化データに
アンパケット化処理を施し、パケット化を解かれたリク
エストデータを送出する第１のアンパケット化手段と、
この第１のアンパケット化手段からのリクエストデータ
に応じて前記リクエスト曲に関するカラオケ演奏データ
を送出するコンピュータと、このコンピュータからのカ
ラオケ演奏データにパケット化処理を施す第２のパケッ
ト化手段と、この第２のパケット化手段からのパケット
化データに８ビット−１４ビット符号化処理を施す第２
の符号化手段と、この第２の符号化手段からの符号化デ
ータに応じて前記第１の搬送波とは周波数を異にする第
２の搬送波を変調してその変調出力を送出する第２の変
調手段とを有するカラオケデータベースとを備え、前記
カラオケ端末には、前記第２の変調手段からの変調出力
を復調して符号化データを取出す第２の復調手段と、こ
の第２の復調手段からの符号化データに復号化処理を施
す第２の復号化手段と、この第２の復号化手段からの復
号化データにアンパケット化処理を施し、パケット化を
解かれたカラオケ演奏データをカラオケ演奏部へ送出す
る第２のアンパケット化手段とを設けたものである。 【０００８】 【作用】この発明の構成によれば、カラオケ端末及びカ
ラオケデータベースにおいて、送信データには、パケッ
ト化処理及びＥＦＭ処理が順次に施され、いずれの処理
でもデータに誤りチェックビットが付加される。また、
カラオケ端末及びカラオケデータベースにおいて、受信
データには、復号化処理及びアンパケット化処理が順次
に施され、いずれの処理でも、誤りチェックビットに基
づいてデータの誤りが検出され、訂正される。従って、
高信頼なデータ伝送が可能である。 【０００９】第１又は第２のパケット化手段に相当する
パケット化手段及び第１又は第２のアンパケット化手段
に相当するアンパケット化手段は、ＣＤ−ＲＯＭ技術で
利用されているものであり、低コストで入手可能であ
る。また、第１又は第２の符号化手段に相当する符号化
手段及び第１又は第２の復号化手段に相当する復号化手
段は、ＣＤ技術で利用されているものであり、低コスト
で入手可能である。 【００１０】 【実施例】図１は、この発明の一実施例に係るディジタ
ル通信システムを示すもので、この例では、カラオケ演
奏に関するデータを双方向的に通信可能になっている。 【００１１】例えばＣＡＴＶ（ケーブルテレビ）回線か
らなる通信回線１０には、カラオケデータベース２０及
びカラオケ端末３０が接続される。通信回線１０に接続
されるカラオケ端末は複数あるが、便宜上、１つの端末
３０について説明する。 【００１２】カラオケデータベース２０において、デー
タ配送コンピュータ２２は、いずれかのカラオケ端末か
らリクエスト曲があったとき、その曲のカラオケ演奏デ
ータをそのカラオケ端末に配送するものである。カラオ
ケ演奏データは、この例では、ＭＩＤＩ（ミュージカル
・インスツルメント・ディジタル・インターフェース）
規格に適合した演奏データからなるもので、ノートオン
イベントデータ（発生すべき音の音高及び音量を指示す
るデータ）、イベント間相対時間データ、ノートオフイ
ベントデータ（減衰開始すべき音を指示するデータ）等
をイベント発生順に配置したフォーマットになってい
る。 【００１３】パケットエンコーダ／デコーダ２４は、コ
ンピュータ２２からのデータにパケット化処理を施すエ
ンコーダと、ＥＦＭデコーダ２６からのデータにアンパ
ケット化処理を施すデコーダとを含むものである。パケ
ット化処理及びアンパケット化処理は、ＣＤ−ＲＯＭの
イェロウブックに対応するもので、ビットレートは、
１．５〜６Ｍｂｐｓである。パケット化処理では、デー
タに誤りチェックビットが付加され、アンパケット化処
理では、誤りチェックビットに基づいてデータの誤りが
検出され、訂正される。 【００１４】ＥＦＭエンコーダ／デコーダ２６は、パケ
ットエンコーダ２４からのパケット化データにＥＦＭ処
理を施すエンコーダと、ＲＦ復調器２８からのＥＦＭデ
ータに復号化処理を施すデコーダとを含むものである。
ＥＦＭ処理及び復号化処理は、ＣＤのレッドブックに対
応するものである。ＥＦＭ処理では、データに誤りチェ
ックビットが付加され、復号化処理では、誤りチェック
ビットに基づいてデータの誤りが検出され、訂正され
る。 【００１５】ＲＦ変調／復調器２８は、ＥＦＭエンコー
ダ２６からのＦＥＭデータに応じて搬送波を変調し、そ
の変調出力を通信回線１０に送出する変調器と、通信回
路１０から受信される変調出力を復調する復調器とを含
むものである。変調／復調器２８としては、例えば２Ｐ
ＳＫ変調方式のものを用いることができる。 【００１６】カラオケ端末３０において、ＲＦ変調／復
調器３２、ＥＦＭエンコーダ／デコーダ３４及びパケッ
トエンコーダ／デコーダ３６は、それぞれ上記したＲＦ
変調／復調器２８、ＥＦＭエンコーダ／デコーダ２６及
びパケットエンコーダ／デコーダ２４と同様のものであ
り、同様に作用する。 【００１７】ＲＦ復調器３２は、通信回線１０から受信
した変調出力を復調してＥＦＭデータを取出し、ＥＦＭ
デコーダ３４に供給する。デコーダ３４は、供給される
ＥＦＭデータに復号化処理を施し、復号化データをパケ
ットデコーダ３６に供給する。デコーダ３６は、供給さ
れる復号化データにアンパケット化処理を施し、パケッ
ト化が解かれたデータをバス３８に供給する。復号化処
理及びアンパケット化処理では、前述したと同様にして
データ誤りの検出・訂正が行なわれる。 【００１８】パケットエンコーダ３６は、バス３８から
のデータにパケット化処理を施し、パケット化データを
ＥＦＭエンコーダ３４に供給する。エンコーダ３４は、
供給されるパケット化データにＥＦＭ処理を施し、ＥＦ
ＭデータをＲＦ変調器３２に供給する。パケット化処理
及びＥＦＭ処理では、前述したと同様にしてデータに誤
りチェックビットが付加される。変調器３２は、供給さ
れるＥＦＭデータに応じて搬送波を変調し、その変調出
力を通信回線１０に送出する。 【００１９】変調／復調器３２としては、例えば２ＰＳ
Ｋ変調方式のものを用いることができる。変調器３２で
用いる通信チャンネル（搬送波の周波数）は、変調器２
８で用いるものとは異なる。 【００２０】バス３８には、ＣＰＵ（中央処理装置）４
０、コマンド入力回路４２、バッファメモリ４４、ＭＩ
ＤＩ演奏器４６等が接続されている。ＣＰＵ４０は、図
示しないメモリにストアされたプログラムに従って通信
制御、楽音発生等のための各種処理を実行するものであ
る。 【００２１】コマンド入力回路４２は、希望曲のリクエ
ストデータ等を入力するためのもので、入力されたリク
エストデータは、パケットエンコーダ３６、ＥＦＭエン
コーダ３４、ＲＦ変調器３２、通信回線１０、ＲＦ復調
器２８、ＥＦＭデコーダ２６、パケットデコーダ２４を
介してコンピュータ２２に供給される。コンピュータ２
２は、リクエストデータに基づいてリクエスト曲のカラ
オケ演奏データを送出する。カラオケ演奏データは、パ
ケットエンコーダ２４、ＥＦＭエンコーダ２６、ＲＦ変
調器２８、通信回線１０、ＲＦ復調器３２、ＥＦＭデコ
ーダ３４、パケットデコーダ３６を介してメモリ４４に
取込まれる。 【００２２】ＣＰＵ４０は、メモリ４４のカラオケ演奏
データ中のイベント間相対時間データに基づいてノート
オン、ノートオフ等のイベントデータを順次に読出し、
ＭＩＤＩ演奏器４６に供給する。演奏器４６は、ノート
オンイベントデータに応じて楽音発生チャンネルから楽
音信号を発生し、ノートオフイベントデータに応じて発
生中の楽音信号の減衰を開始させる。 【００２３】演奏器４６からの楽音信号ＴＳは、マイク
ロホン（Ｍ）４８からの歌声信号ＳＳと共にサウンドシ
ステム５０に供給される。サウンドシステム５０は、ア
ンプ、スピーカ等を含むもので、信号ＴＳ，ＳＳを音響
に変換する。 【００２４】歌い手は、コマンド入力回路４２で所望の
曲をリクエストした後、メモリ４４に取込まれたカラオ
ケ演奏データに基づくカラオケ演奏に合わせて歌唱を楽
しむことができる。 【００２５】上記実施例では、コンピュータ２２からカ
ラオケ端末３０にＭＩＤＩ演奏データを転送するように
したが、これに限らず、ＰＣＭ記録された楽音データを
転送するようにしてもよい。この場合、演奏器４６の代
りにＤ／Ａ変換器を設け、ＰＣＭ楽音データをアナログ
楽音信号に変換してサウンドシステム５０に供給すれば
よい。また、コンピュータ２２からカラオケ端末３０に
歌詞データや背景画像データを転送し、カラオケ端末３
０の画像表示装置（図示せず）に歌詞画像や背景画像を
表示させてもよい。 【００２６】この発明は、有線通信に限らず、無線通信
にも応用可能である。 【００２７】 【発明の効果】以上のように、この発明によれば、カラ
オケデータベース及びカラオケ端末においてパケット化
処理及びＥＦＭ処理を行なうと共にＥＦＭ復号化処理及
びアンパケット化処理を行なうようにしたので、低コス
トで高信頼なカラオケ演奏用双方向ディジタル通信シス
テムを実現できる効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】 この発明の一実施例に係るディジタル通信シ
ステムを示すブロック図である。 【図２】 従来のディジタル通信システムを示すブロッ
ク図である。 【符号の説明】 １０：通信回線、２０：カラオケデータベース、２２：
データ配送コンピュータ、２４，３６：パケットエンコ
ーダ／デコーダ、２６，３４：ＥＦＭエンコーダ／デコ
ーダ、２８，３２：ＲＦ変調／復調器、３０：カラオケ
端末、３８：バス、４０：ＣＰＵ（中央処理装置）、４
２：コマンド入力回路、４４：バッファメモリ、４６：
ＭＩＤＩ演奏器、４８：マイクロホン、５０：サウンド
システム。
ステムを示すブロック図である。 【図２】 従来のディジタル通信システムを示すブロッ
ク図である。 【符号の説明】 １０：通信回線、２０：カラオケデータベース、２２：
データ配送コンピュータ、２４，３６：パケットエンコ
ーダ／デコーダ、２６，３４：ＥＦＭエンコーダ／デコ
ーダ、２８，３２：ＲＦ変調／復調器、３０：カラオケ
端末、３８：バス、４０：ＣＰＵ（中央処理装置）、４
２：コマンド入力回路、４４：バッファメモリ、４６：
ＭＩＤＩ演奏器、４８：マイクロホン、５０：サウンド
システム。
─────────────────────────────────────────────────────
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(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H04L 25/49
G10K 15/04 302
H04H 1/02
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】リクエスト曲を指示するリクエストデータ
にパケット化処理を施す第１のパケット化手段と、この
第１のパケット化手段からのパケット化データに８ビッ
ト−１４ビット符号化処理を施す第１の符号化手段と、
この第１の符号化手段からの符号化データに応じて第１
の搬送波を変調してその変調出力を送出する第１の変調
手段とを有するカラオケ端末と、 前記第１の変調手段からの変調出力を復調して符号化デ
ータを取出す第１の復調手段と、この第１の復調手段か
らの符号化データに復号化処理を施す第１の復号化手段
と、この第１の復号化手段からの復号化データにアンパ
ケット化処理を施し、パケット化を解かれたリクエスト
データを送出する第１のアンパケット化手段と、この第
１のアンパケット化手段からのリクエストデータに応じ
て前記リクエスト曲に関するカラオケ演奏データを送出
するコンピュータと、このコンピュータからのカラオケ
演奏データにパケット化処理を施す第２のパケット化手
段と、この第２のパケット化手段からのパケット化デー
タに８ビット−１４ビット符号化処理を施す第２の符号
化手段と、この第２の符号化手段からの符号化データに
応じて前記第１の搬送波とは周波数を異にする第２の搬
送波を変調してその変調出力を送出する第２の変調手段
とを有するカラオケデータベースとを備え、前記カラオ
ケ端末には、前記第２の変調手段からの変調出力を復調
して符号化データを取出す第２の復調手段と、この第２
の復調手段からの符号化データに復号化処理を施す第２
の復号化手段と、この第２の復号化手段からの復号化デ
ータにアンパケット化処理を施し、パケット化を解かれ
たカラオケ演奏データをカラオケ演奏部へ送出する第２
のアンパケット化手段とを設けたカラオケ演奏用双方向
ディジタル通信システム。
Priority Applications (6)
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|---|---|---|---|
| JP11591994A JP3430630B2 (ja) | 1994-05-02 | 1994-05-02 | カラオケ演奏用双方向ディジタル通信システム |
| US08/429,859 US5982816A (en) | 1994-05-02 | 1995-04-27 | Digital communication system using packet assembling/disassembling and eight-to-fourteen bit encoding/decoding |
| GB9508850A GB2289197B (en) | 1994-05-02 | 1995-05-01 | Digital communication system using packet assembling/disassembling and eight-to-fourteen bit encoding/decoding |
| KR1019950010748A KR0145374B1 (ko) | 1994-05-02 | 1995-05-02 | 패킷 어셈블링/디스어셈블링 및 8 내지 14비트 부호화/복호화를 이용한 디지탈 통신 시스템 |
| SG1995000377A SG28261A1 (en) | 1994-05-02 | 1995-05-02 | Digital communication system using packet assembling/disassembling and eight-to-fourteen bit encoding/decoding |
| HK98109116A HK1008456A1 (en) | 1994-05-02 | 1998-07-14 | Digital communication system using packet assembling/disassembling and eight-to-fourteen bit encoding/decoding |
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|---|---|---|---|
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