JP3430216B2 - スライド式スイッチ - Google Patents

スライド式スイッチ

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JP3430216B2
JP3430216B2 JP05207294A JP5207294A JP3430216B2 JP 3430216 B2 JP3430216 B2 JP 3430216B2 JP 05207294 A JP05207294 A JP 05207294A JP 5207294 A JP5207294 A JP 5207294A JP 3430216 B2 JP3430216 B2 JP 3430216B2
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俊雄 千葉
誠也 北村
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、スライド式スイッチに
係り、特に複数のモード切換を1個のスイッチ釦ででき
るようにしたスライド式スイッチに関するものである。 【0002】 【従来の技術】手動操作によって接点を駆動して接続回
路の切り換えを行うスイッチは、その構造からプッシュ
スイッチ(押しボタンスイッチ)、ロータリースイッ
チ、トグルスイッチ等が知られている。 【0003】図6に示す従来のプッシュスイッチは、シ
ーソー方式を利用したスイッチである。なお、図7には
図6に示したプッシュスイッチのノブ裏面を示す。 【0004】図6に示すように、スイッチを押す側のシ
ーソーノブ1には回転孔2a,2bをそれぞれ有する2
つの支持突起3a,3b(図7参照)と、支持突起3
a,3bを中位位置に配する形で2つの突起4a,4b
が設けられている。一方、スイッチを裏面に備えたパネ
ル5には上述した支持突起3a,3bのわずかな回転運
転を可能にする2つの回転軸6a,6bと、突起4a,
4bがそれぞれスイッチを押すために貫通する貫通孔9
a,9bが設けられている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】このようなシーソー方
式を取り入れたプッシュスイッチはノブの+側を押すか
−側を押すかによって2つのモードの切り換えが可能で
ある。 【0006】しかしながら、このようなプッシュスイッ
チはわずかな押圧力がかかったり、衝撃によりしばしば
スイッチの誤動作を招くことがある。 【0007】上記課題を考慮して本発明はわずかな押圧
力や衝撃により誤動作しない安定したスライド式スイッ
チを提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1に係るスライド式スイッチは、複数
方向にスライド可能な鍔付きスイッチ釦と、このスイッ
チ釦の鍔部をスライドさせるための第1凹部と、当該
イッチ釦のスライドをガイドするためのスライドガイド
部材を備えた第2凹部とが設けられた支持基板と、対向
するイッチ釦と持基板の第2凹部のそれぞれ略中央
部に端部固着されたバネ部材と、スイッチ釦の鍔の部
分に配された複数の第1接点支持基板の第1凹部に
配された複数の第2接点とを備え、スイッチ釦の複数方
向のスライドによって当該スイッチ釦に固着されたバネ
部材の一端は第2凹部のスライドガイド部材に沿ってス
ライドするようになされると共に、第1接点を第2接点
に接近させ、あるいは接触させることによって接続回路
の切り換えを行うようになされたことを特徴とするもの
である。 【0009】 【作用】本発明によれば、1つのスイッチ釦20を種々
の方向にスライドさせることによって種々の設定モード
に切り換えることができる。そのため、わずかな押圧や
衝撃によってスイッチがONすることがなく、確実で安
定した多数のモード切換を行うことができる。 【0010】しかも、本発明によればスイッチ釦20に
スライド用スプリング軸30が設けられている。そのた
めスイッチ釦20のスライドがスプリング軸30のバネ
性たわみによって補助され、スイッチ釦20のスライド
によりモード切換完了後、外力を解放すると自動的に中
位の状態に復元させることができる。 【0011】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係るスライド式スイッチの一実施
例分解斜視図であり、図2は組立構成断面図である。 【0012】図1及び図2に示すように、本発明のスラ
イド式スイッチは、第1接点としての複数のマグネット
11を裏面に配設した外形が略正方形のスライド鍔12
を有するスイッチ釦20と、このスイッチ釦20、特に
スライド鍔12がスライドし、第2接点としての複数の
ホール素子15を備えたホール素子基板25と、一端が
スイッチ釦20の裏面略中央部で固着され、他の一端が
ホール素子基板25に固着され、スイッチ釦20を常に
中位位置に保持するバネ部材としてのスプリング軸30
とから主に構成されている。 【0013】スイッチ釦20は図3にも裏面側から見た
斜視図で示すように、スプリング軸30の略1/2の部
分を支持固定するスプリング軸支持用突起13が設けら
れている。またスイッチ釦20のスライド方向に対応し
て4個のマグネット11a,11b,11c,,11d
がスライド鍔12の裏面に設けられている。またスイッ
チ釦20には図2に示すようにスライド鍔12のスライ
ド部を上面でガイドするためにパネル10が設けられて
いる。 【0014】ホール素子基板25にはスイッチ釦20の
スライド鍔12がスライドするための第1凹部16とス
プリング軸30の一端を中央部で固着するための第2凹
部17が設けられている。この第1凹部16にはスライ
ド方向に対応する位置に、上記マグネットに接近あるい
は接触させることによってスイッチをONさせるための
第2接点としてのホール素子15a,15b,15c,
15dが設けられている。 【0015】また第2凹部17には底部から突出する4
つのスプリング軸ガイドプレート21a,21b,21
c,21dが設けられている。図2に示したように、ス
プリング軸30がたわみのない垂直の状態にある時は、
スプリング軸が図4に示すように4つのスプリングガイ
ドプレート21a〜21dの中心部(中位位置)にある
ようにスイッチ釦20が配されている。 【0016】以下、本実施例のスライド式スイッチの動
作を説明する。 【0017】本実施例のスライド式スイッチでは通常の
中位状態(OFF状態)は、上述したようにスイッチ釦
20の中心がスプリング軸ガイドプレート21a〜21
dの中心に配置されるように、すなわちスプリング軸3
0が略垂直状態になっている。 【0018】まず、本スライド式スイッチを一つのモー
ドPLAYにスイッチONする場合、スイッチ釦20を
モードPLAYの方向(図1でA方向)にスライドさせ
る。この時スイッチ釦20に固着されたスプリング軸3
0の上端もA方向にスライドされ、曲げられる。このス
ライド動作によってスイッチ釦20のスライド鍔12の
裏面に設けれたPLAY用マグネット11aをホール素
子基板25のホール素子15aに接近させ、最終的には
接触させることにより、スイッチ(PLAY)がONさ
れる。この時の状態を図5(a)に断面図で示す。 【0019】スイッチ釦20のスライドによりPLAY
モードにONされたら指をスイッチ釦20から離す。ス
イッチ釦20はスプリング軸30のバネ性により初めの
中位位置に復元する。 【0020】次に、PLAYの状態を停止するためには
スイッチ釦20をモードSTOPの方向(図1でB方
向)にスライドさせてスライド鍔12のマグネット11
cをホール素子15cに接近させ、最終的には接触させ
ることによりスイッチ(STOP)がONされる。この
時の状態を図5(b)に断面図で示す。 【0021】スイッチ釦20のスライドによりSTOP
モードにONされたらスイッチ釦20から指を離す。ス
イッチ釦20はスプリング軸30のバネ性により初めの
中位状態に戻る。 【0022】以下、同様にしてスイッチ釦20を用いて
設定モードをREW(巻き戻し)あるいはFF(早送
り)に切り換えることができる。 【0023】このように本実施例のスライド式スイッチ
は一つのスイッチ釦の四方向(十字)スライドによって
4つのモードを容易に選択することができる。 【0024】また本発明では第1接点としてマグネッ
ト、第2接点としてホール素子のスイッチで説明した
が、通常の接点スイッチでも可能である。 【0025】 【発明の効果】以下説明したように、本発明によればモ
ード設定スイッチを左右、上下等の複数方向のスライド
方式としているため、1個のスイッチ釦で多数のモード
切換が可能でしかもプッシュ方式のスイッチと異なり、
ちょっとした押圧力によってスイッチがONすることも
なく安定したスイッチ動作を行うことができる。 【0026】また本発明では複数のモードを選択した後
は、外力をスイッチ釦20から解放すればスイッチ釦2
0はスプリングのバネ性により自動的に元の位置(中位
位置)に戻る。従ってスイッチ動作が容易となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るスライド式スイッチの一実施例を
示す分解斜視図である。 【図2】図1に示したスライド式スイッチの組立構成断
面図である。 【図3】図1に示したスライド式スイッチのスライド鍔
付きスイッチ釦の裏面側を示す斜視図である。 【図4】本発明に係るスライド式スイッチの中位状態を
説明するための部分平面図である。 【図5】本発明に係るスライド式スイッチの動作説明断
面図である。 【図6】従来のプッシュスイッチを説明するための斜視
図である。 【図7】図6に示したプッシュスイッチのノブ裏面を示
す模式図である。 【符号の説明】 1 シーソーノブ 2a,2b 回転孔 3a,3b 支持突起 4a,4b 突起 5 パネル 6a,6b 回転軸 9a,9b 貫通孔 10 パネル 11a,11b,11c,11d マグネット 12 スライド鍔 13 スプリング軸支持用突起 15a,15b,15c,15d ホール素子 16 第1凹部 17 第2凹部 20 スイッチ釦 21a,21b,21c,21d スプリング軸ガイド
プレート 25 ホール素子基板 30 スプリング軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−10341(JP,U) 実開 昭63−2344(JP,U) 実開 昭57−61738(JP,U) 実開 昭60−129038(JP,U) 実開 平1−103135(JP,U) 実開 昭59−25138(JP,U) 実開 平4−125723(JP,U) 英国特許出願公開2064221(GB,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 25/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数方向にスライド可能な鍔付きスイッ
    チ釦と、 上記スイッチ釦の鍔部をスライドさせるための第1凹部
    と、当該スイッチ釦のスライドをガイドするためのスラ
    イドガイド部材を備えた第2凹部とが設けられた支持基
    板と、 対向する上記スイッチ釦と上記支持基板の第2凹部のそ
    れぞれ略中央部に端部固着されたバネ部材と 上記スイッチ釦の鍔の部分に配された複数の第1接点
    、 上記支持基板の第1凹部に配された複数の第2接点とを
    備え、 上記スイッチ釦の複数方向のスライドによって当該スイ
    ッチ釦に固着されたバネ部材の一端は上記第2凹部のス
    ライドガイド部材に沿ってスライドするようになされる
    と共に、 上記第1接点を第2接点に接近させ、あるいは接触させ
    ることによって接続回路の切り換えを行うようになされ
    ことを特徴とするスライド式スイッチ。
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