JP3430057B2 - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JP3430057B2
JP3430057B2 JP02636099A JP2636099A JP3430057B2 JP 3430057 B2 JP3430057 B2 JP 3430057B2 JP 02636099 A JP02636099 A JP 02636099A JP 2636099 A JP2636099 A JP 2636099A JP 3430057 B2 JP3430057 B2 JP 3430057B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の無線通信端
末間でデータを交換するような無線通信システムに関
し、特に、送出電力が小さい無線端末局同士でデータを
交換する無線通信システムにおいて、通信エリアを拡大
するためにデータ交換を中継するようにした無線通信シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】親局を持たない複数の無線端末局がデー
タを相互に交換する場合、送信元の無線端末局は、送信
先の無線端末局を指定してデータを送信する。しかし、
無線免許を必要としない無線機器、たとえば特定小電力
無線機器や微弱無線機器では、送出電力が小さいため、
伝送範囲を広げるためには中継局による中継が必要にな
る。
【0003】従来の中継方式では、例えば特定小電力無
線局400MHz 帯データ伝送用無線設備(RCR STD-17A
)において示されているように、2周波単信中継型方
式や、4周波複信中継型方式の方法が、一般的である。
【0004】図1に、代表的な4周波複信中継型方式を
示す。無線端末局A(1)と、中継局R1(2) 及び中継局R2
(3) と、無線端末局B1(4) 、B2(5) 、Bn(6) は、それぞ
れ異なる周波数チャンネルのペア周波数で通信される。
この中継方式において、例えば、無線端末局A(1)と無線
端末局Bn(6) とが、中継機R1(2) 及びR2(3) を介して通
信する場合、発呼側の無線端末局A (1) は、回線接続手
順に基づいて、中継局R1(2) と回線接続される。図1中
のA端末から中継局R1(2) に送信する周波数Fa (7) 、
及び中継局R1(2) がA端末に送信する周波数Fr1(8)
は、あらかじめ定められた周波数チャンネルのペア周波
数である。中継局R1(2) で受信された信号は、一度ベー
スバンド信号に復調され、ベースバンド信号により中継
局R2(3) に送られ、中継局R2(3) から適当な回線接続手
順を経て、受信可能な無線端末局に伝送される。受信さ
れた信号が自局宛ての情報であると認識した無線端末局
Bn(6) は、中継局R2(3) が使用したチャンネルのペア周
波数によって応答する。そして回線接続された無線端末
局A(1)と、無線端末局Bn(6) は、データを交換できるよ
うになる。
【0005】もう一つの方法として、図2に示すよう
に、各無線端末局に中継機能を持たせて、相互接続動作
により協働してデータの中継を行うシステムでは、無線
端末局A(10) が無線端末局E(14) とデータ交換を行う場
合は、まず発呼側の無線端末局A(10) は、直接無線端末
局E(14) に接続要求を送出するが、無線端末局Aの通信
可能な空間であるA端末エリア(15)の外に位置する無線
端末局E(14) は、その接続要求を受信できないので応答
することができない。次に、無線端末局A(10) は中継要
求をA端末エリア(15)内にいる不特定無線端末局に対し
て一斉送信する。A端末エリア(15)内で応答可能な無線
端末局B(11) 、C(12) 、D(13) は、キャリアセンスによ
り他局の送出信号が無いことを確認しながら、順次無線
端末局A(10) に、中継動作可能であることを応答する。
無線端末局A(10) は応答があった無線端末局の識別符号
により通信可能な無線端末局を知ることができるので、
それぞれ個別に無線端末局E(14) と接続可能かどうかを
問い合わせ、問い合わせを受けた各無線端末局は、それ
ぞれ個別に無線端末局E(14) に向けて接続要求を試み
る。図2中では、無線端末局C(12) 、D(13) が無線端末
局E(14) と接続可能であり、その報告を受けた無線端末
局A(10) は、適当な無線端末局を指定して中継要求を行
い、無線端末局E(14) と中継局を介したデータ交換を行
う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記、特定小電力無線
局400MHz帯データ伝送用無線設備(RCRSTD
−17A)の中継方式においては、中継局をあらかじめ
無線設備として配置しなければならないため、中継局の
配置によって、伝送可能範囲が決まってしまう。したが
って、中継局の通信可能範囲を超えてしまえば、無線端
末局間の情報交換はできないという問題があった。
【0007】また、上記中継機能を持った無線端末局の
無線システムでは、無線端末局が自立的に中継を行える
ため、固定された中継局より、通信可能範囲を広くでき
る。しかし、複数の無線端末局から任意の無線端末局に
回線接続するまでに、通信可能な無線端末局に対して総
当たり的に目的の無線端末局の捜索を行う必要があり、
中継による回線接続の手順が煩雑であり、回線接続まで
の時間がかかるという問題があった。
【0008】この発明は、上記のような従来の問題点を
解決するためになされたもので、小電力の無線通信シス
テムにおいて、通信エリアを拡大するために伝送データ
の中継を行うことを目的として、発呼局が中継局を介し
て被呼局と回線接続を行う際、煩雑で多くの手順を必要
とすることなく、最適な通信経路を選択することのでき
る無線通信システムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる無線通信
システムは、無線端末局に中継機能を付加し、他局から
の中継依頼により自立的に任意の無線端末局に対して中
継データを送出する際、中継依頼を受けた複数の無線端
末局が一斉に中継データを送出できるように構成したも
のであり、これにより中継可能な無線端末局が個別に任
意の無線端末局に呼び出し要求を行う手順を簡素化する
ことができる。
【0010】そして、複数の中継動作を行う無線端末局
からの呼び出し要求を受信した任意の無線端末局は、そ
の中から中継動作を行った中継局送出信号の受信レベル
を検出することにより、データの中継に最適な無線通信
端末を選択して回線接続を行うことにより、1度の中継
局を介した接続要求と応答とにより、通信経路を決定す
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】即ち、本発明の請求項1にかかる
無線通信システムは、複数の無線端末局が相互に無線通
信によってデータ交換を行う無線通信システムにおい
て、上記無線端末局は、該無線通信システムの他の無線
端末局に対してデータを送出する機能と、他の無線端末
局からのデータを受信する機能と、他の無線端末局の要
求によりデータを中継する機能とを備え、上記無線端末
局がデータを特定の無線端末局に対して送出した場合、
目的の無線端末局からの応答がない場合、不特定多数の
他の無線端末局に対してデータの中継を要求するため
に、送信を行う無線端末局に割り当てられたアドレスに
対応する時間位置に信号が入力された中継要求パケット
を送出し、上記無線端末局の無線通信可能エリア内で要
求を受けた他の無線端末局は互いに送出タイミングを同
じくして、一斉に上記目的の無線端末局に対して、それ
ぞれ当該他の無線端末局毎に個別に割り当てられたアド
レスに対応する時間位置に信号が入力された中継要求パ
ケットの送出を行う、ことを特徴としたものである。こ
れにより、上記無線端末局は、目的の無線端末局に対す
る回線接続要求を最小限の手順で完了することができ、
回線接続にかかる煩雑な手順と時間とを短縮することが
できる。
【0012】本発明の請求項2にかかる無線通信システ
ムは、請求項1に記載の無線通信システムにおいて、上
記不特定多数の無線端末局の中継によって、上記中継要
求パケットが届けられた無線端末局は、上記中継要求パ
ケットに対して応答を返す場合、上記不特定多数の無線
端末局の一斉に送出した中継要求パケット内に入力され
た、無線端末局に割り当てられたアドレスを示す信号の
受信レベル状態から、データを中継させるのに最適な無
線端末局を選択し、該無線端末局に対して中継の応答を
目的として、最初に送出した無線端末局に割り当てられ
アドレスを含む中継モードパケットを送出する、こと
を特徴としたものである。これにより、複数のデータを
中継する無線端末局から適当な無線端末局を選択して応
答することにより、最小限の回線接続要求でもって中継
局を介した通信経路を確立することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態を図面を参照して説明する。図5は、本発明
の実施の形態1による無線通信システムにおける無線端
末局の構成図である。図5において、コントローラ56
は、モニタ57、及び入力キー58の入出力データ制御
や、無線ユニット59の制御、及び無線通信手順の制御
を行う。図3に、上記無線ユニット59の構成図を示
す。図3において、30は送受信アンテナ、31は送受
信切換え器であり、本実施の形態1では、ピンポン伝送
を行う。
【0014】受信信号は、LNA(低雑音増幅器)32
で適当に増幅され、ミキサ33で中間周波数(以後IF
と表記する)へ周波数変換される。34はIF段のBP
F(帯域通過フィルタ)であり、上記周波数変換された
受信信号は、該BPF34により1チャンネル帯域に帯
域制限した後、IFアンプ35で増幅され、さらに、D
QPSK変復調部36に入力される。
【0015】また、送信信号はDQPSK変復調部36
で変調され、BPF34bで帯域制限された後、IFア
ンプ35bで増幅され、ミキサ33bでRF信号にアッ
プコンバートされ、パワーアンプ38で電力増幅された
後、送受信切換え器31に入力される。
【0016】37は、ローカル発振部であり、無線ユニ
ットコントロール部39からのローカル発振制御信号2
1により所定の周波数チャンネルになるように設定され
る。また、同じく無線ユニットコントロール部39から
の送受信切換え制御信号22は、送受信切換え器31を
制御し、送信信号と受信信号を切換える。その他、モニ
タLED40は無線ユニット59の状態を表示し、アド
レス設定SW41は、各無線端末局に個別に割り当てる
アドレスを設定する。
【0017】図4は、DQPSK変復調部36の構成図
を示す。本実施の形態1では、差動QPSK(DQPS
K)変調方式を採用したが、本発明は、変復調方式を限
定するものではない。図4において、DQPSK変調部
55では、送信データTxD(42)を2ビットにシリ
アル−パラレル変換した後、差動符号に変換して直交変
調を行い、SW制御1信号(44)により、ON/OF
F制御を受けた後、送信SW(51)へ伝送される。送
信SW(51)はSW制御2信号(47)により、DQ
PSK変調部55からの信号か、BB発振制御部54の
出力信号である無変調信号か、を切換えられ、送信IF
信号52となる。
【0018】受信IF信号53はSW制御1信号(4
4)により受信SW(50)で、DQPSK復調部48
へ伝送されるか、レベル検出部49へ伝送されるかが選
択される。DQPSK復調部48に伝送された信号は、
受信データRxD(43)に復調され、無線コントロー
ル部39へ伝送される。レベル検出部49に伝送された
信号は受信電力を電圧に変換し、受信レベル出力45と
して伝送される。
【0019】BB発振制御部54は、DQPSKの変復
調のための発振器であり、これには、VCO制御信号4
6が、無線コントロール部39からの、DQPSK変調
部55の変調動作のための周波数設定信号として加えら
れ、またDQPSK復調部48からは、復調動作のため
の周波数制御信号が加えられ、それぞれの周波数を可変
できる。
【0020】本実施の形態1の無線通信システムでは、
上記無線端末装置と同じ構成になり、上記アドレス設定
SW(41)によりユニークなアドレスが設定された、
上記無線端末装置が複数台存在している。以下に無線通
信手順を示す。
【0021】図9に、本実施の形態1で使用する周波数
割り当てを示す。制御ch(90)は呼接続に至るまで
の手順を行うチャンネルで、発呼局からの接続要求と被
呼局の肯定応答の手順を行い、接続が確立すると、通信
CH(91)のCH1〜CH10に示す、同じ周波数帯
域を持つチャンネルのうちの、未使用チャンネルを使っ
て通信を行う。
【0022】仮に、図6に示すように上記無線端末局が
配置された場合について、直接回線接続できる通常モー
ドの回線接続手順と、中継動作が必要となる中継モード
の回線接続手順とを示す。図6中に示す無線端末間の破
線は、データの送受信が可能な無線端末局を示す。例え
ば、A端末(60)は、B端末(61)、とC端末(62)と、D端
末(63)には、無線により回線接続できるが、E端末(6
4)、F端末(65)、H端末(67)、G端末(66)には、直接に
回線接続することはできない。もしA端末(60)がE端末
(64)とデータ交換を行わなければならない場合は、その
他の無線端末局に対して中継依頼を行い、E端末(64)に
回線接続できる無線端末局が中継動作を行うことによっ
て、A端末(60)とE端末(64)は、データ交換が可能にな
る。
【0023】まず、通常モードの回線接続手順を説明す
る。図6中のA端末(60)とB端末(61)は、直接回線接続
できる配置にある。このような状態では、一般的に知ら
れている回線接続手順によって通信する。その手順内容
を図7に示す。発呼局(A端末(60)とする)は、発呼(A
11) をした後、データを送信する直前に、制御CH(90)
のキャリアセンス(A12) を行い、他の無線端末局が通信
を行っていないことを確認する。もしキャリアを検出し
た場合は、乱数を用いて遅延時間を発生させ、遅延時間
後に再度キャリアセンスを行う。
【0024】キャリアセンスにより制御チャンネルが使
用可能であることを確認した後、接続要求(A13) を被呼
局(B端末(61)とする)に送信する。B端末(61)は、自
局宛の接続要求を検出(B13) すると、接続可能であれ
ば、ACK(肯定応答)を応答(B14) する。接続可能応
答を受けた(A14) A端末(60)は、ch1 〜ch10の中で
未使用のチャンネルをキャリアセンスにより選択(A15)
して、上記通信CH番号を送信(A16) する。B端末(61)
では、受信データが誤り無く受信(B16) されれば、AC
Kを応答(B17) する。その後、発呼局、被呼局ともに、
通信チャンネルに移動(C11) して、データの交換を行う
(C12) 。データ交換の後、発呼局であるA端末(60)は、
接続開放要求を送信(A18) し、被呼局のB端末(61)は、
これを受信(B18) して、接続開放できるのであればAC
Kを応答(B19) し、接続は開放され(C13) 、それぞれ待
受け状態(A20, B20)となる。
【0025】次に、中継モードによる接続手順を示す。
図6中のA端末(60)とE端末(64)が通信する場合は、C
端末(62)あるいはD端末(63)の中継動作が必要になる。
その様子を図8に示す。発呼局Aは、接続要求(A13) ま
では図7と同じ動作を行なうが、被呼局が無線通信可能
エリアにいなければ応答が無く、このため、上記接続要
求の後に、タイムアウト(80)となる。
【0026】次に、発呼局は、中継要求を不特定多数の
無線端末局に対して送信(A21) する。この中継要求は、
図10に示す中継要求パケット(113) にて伝送される。
発呼局の中継要求を受信(R11) した応答可能である無線
端末局は、発呼局から送られてきた中継要求パケット(1
13) を中継して送出(R12) する。この時、図6中では、
C端末(62)と、D端末(63)、B端末(61)が応答可能であ
る場合、それぞれの中継パケットを送出することになる
が、従来のキャリアセンスによりチャンネルの状態を確
認しつつ、中継パケットを送出する方法では、中継局間
の伝送に時間がかかり、自局が通信可能な無線端末局を
認識するのに、非常に手間がかかる。したがって本発明
の実施の形態1では、中継動作を行う場合、一定時間の
キャリアセンス(A12) の後、各端末の未使用状態を確認
できれば、該各C端末(62)、D端末(63)、B端末(61)か
ら、送出タイミングを同じくして、中継要求パケット(1
13) を送出する(R12) 。
【0027】図10に、通常モードの通常モードパケッ
ト(114) の構成と、中継モードパケット(112) の無線パ
ケット構成、及び、中継要求を送信する場合の,中継要
求パケット(113) の構成、を示す。通常モードの通常モ
ードパケット(114) は、従来の無線通信に使用されてい
るパケット構成とほぼ同じである。プリアンブル(100)
は、ベースバンド信号上で「1」と「0」が交互に続く
24ビット信号である。フレーム同期(101) は、あらか
じめ決められた31ビットの疑似ランダム符号で、フレ
ーム同期の基準となる。パケットインデックス(102)
は、現在のパケットの状態を示す4ビットのステータス
情報がある。宛先アドレス(103) は送信先アドレス、送
信元アドレスは自局アドレスを入れるが、それぞれ16
ビットコードで、上記アドレス設定SW(41)で設定した
アドレスである。情報(105) は、伝送するデータを乗せ
るエリアであり、通常モードパケットの場合は、データ
長により可変長となる。FCS(106) は、パケットイン
デックス(102) から情報(105) までのデータに対するエ
ラーチェック符号である。
【0028】中継モードでは、2つの状態によってパケ
ットを使い分ける必要がある。中継要求パケット(113)
は、発呼局が被呼局を呼び出す際、中継局を経由して伝
送する場合に用いる。プリアンブル(100) 、フレーム同
期(101) 、パケットインデックス(107) 、宛先アドレス
(103) は、上記通常モードと同じであるが、中継局アド
レス区間(108) が違う構成になる。この中継局アドレス
区間tch(108)には、通常モードのパケットのようなコ
ードではなく、各中継無線端末局のアドレスからあらか
じめ決められた時間に無変調信号を間欠的に入力する。
例えば、アドレス01の無線端末局が中継要求パケット
(113) を送出する場合は、図10中の区間のみ無変調信
号を送出する。その後には、プリアンブル(100) が24
ビットあり、発呼局アドレス(109) がある。発呼局アド
レスは、上記の例では、A端末が発呼を行ったのであれ
ばA端末のアドレスが入る。中継モードパケット(112)
では、中継要求パケット時間tp (111) に定められた固
定時間のパケットであるため、固定長のデータ領域にな
る。その後にFCSをつけるが、FCSの範囲は、パケ
ットインデックス(107) 、宛先アドレス(103) 、発呼局
アドレス(109) 、情報(105) である。
【0029】図8に示すように、発呼局から送信された
中継要求パケット(113) のうち、パケットインデックス
(102) により中継するべきパケットであることを認識し
た他の無線端末局では、該中継要求パケット(113) 内の
上記中継局アドレス区間(108) に、自局のアドレスに対
応する時間位置にて無変調信号を入力して送出する。こ
の時、該中継要求パケット(113) を送出するタイミング
は、発呼局のフレーム同期(101) からの時間によって行
う。
【0030】図11にその様子を示す。無線端末局の配
置は、図6に従い、発呼局をA端末(60)とし、被呼局を
E端末(64)として、B端末(61)と、C端末(62)、D端末
(63)が、中継動作に加わった場合を示している。
【0031】図11では、発呼局のA端末(60)が中継要
求パケット(113) を送出すると、B端末(61)、C端末(6
2)、D端末(63)は中継可能であるため、フレーム同期(1
01)を検出してからの時間を計測する。A端末(60)から
の中継要求パケット(中継要求パケット時間tp (111)
)を受信した後に、中継局が中継キャリアセンス時間
t1 (115) だけキャリアセンスした後、一斉に中継要求
パケット(113) の送出を行う。中継要求パケット時間t
p (111) と中継キャリアセンス時間t1 (115) は、固定
時間長であり、両者を合わせた時間を、中継スロットt
s (122) とする。上記B端末(61)、C端末(62)、D端末
(63)によって一斉に送出された中継要求パケット(113)
は、E端末(64)で合成受信されるが、上記中継要求パケ
ット(113)は、上記中継局アドレス以外は同じデータで
あるため、多少のデータ遅延が発生してもこれを復調で
きる。そして、上記中継要求パケット(113) 中の、中継
局アドレスだけは、各中継局のそれぞれの時間割で決定
された時間に無変調信号が送信されるため、各端末とE
端末(64)との距離によってその受信レベルが違ってくる
ことにより、E端末(64)上では、通信可能な無線端末局
が送出した無変調信号を検出することができる。したが
って、E端末(64)では、フレーム同期(101) を基準にし
て時間測定することにより、中継局のアドレスを知るこ
とができ、その時の受信レベルを測定することにより、
自局との距離を知ることができる。図11中では、C端
末の受信レベル(140) と、D端末の受信レベル(141) と
を示している。このようにして、受信レベルの高い中継
局を使って回線接続するようにすることにより、最適な
経路を構築することができる。
【0032】以上は、中継局が1つである場合を示した
が、中継局を複数経由するものとした場合にも、同じ手
法で、応答時にそれぞれ受信レベルの高い経路を選択す
ることにより、中継回線の最適な選択を行なうことが可
能となる。E端末(64)から中継局に応答するときには、
上記中継モードパケット(112) の宛先アドレスとして
は、特定の中継局、例えばD端末(63)の中継局アドレス
の受信レベルが最大であればD端末(63)、を指定するよ
うにすればよく、その他の中継局は、今回の中継動作か
らは開放され、以下の条件のいずれかが満たされれば、
待受け状態(R10)に戻る。即ち、 (1) 自局の中継動作の次の中継スロットで中継を行う
局が存在しない場合、つまり通信エリアの端に位置する
局(本実施の形態1ではB,G,H局)は、2中継スロ
ットの時間を過ぎると、中継動作を終了して待ち受け状
態になる。 (2) 自局以外の局に経路が決まった場合(本実施の形
態1ではC局)は、すぐに、中継動作を終了して待ち受
け状態になる。 (3) 中継動作中にビットエラーを検出した場合(本実
施の形態1ではF局)は、すぐに中継動作を終了して待
ち受け状態になる。 (4) タイムアウトになると、中継動作を終了して待ち
受け状態になる。
【0033】このようにして中継局の選択を行い、図8
中の発呼局の接続要求(A13) に対してこれを受信(E13)
し、ACKを応答(E14) する際に、中継経路を設定し
て、発呼局に応答する。この時は、送信先の無線端末局
が明確になっており、図10の中継モードパケット(11
2) で示すパケット構造にして、送信する。E端末(64)
がD端末に送信する場合は、宛先アドレス(103) にはD
端末のアドレス、送信元アドレス(104) には自局アドレ
ス、発呼局アドレスにはA端末のアドレス、を入れて送
信する。また、中継モードパケット(112) は、中継要求
パケット(113) と同様に、中継要求パケット時間tp (1
11) で定める時間のパケット長となる。
【0034】発呼局Aは、上記ACK応答を受信(A14)
すると、通信動作を行う通信CH(91)をキャリアセンス
(A15) によって選択し、通信ch番号を中継局経由で被
呼局に送信する(A16, R16a, R16b, E16)。被呼局Bから
は、ACKの応答があった(E17,R17a, R17b, A17)時点
に回線接続手順は完了し、発呼局、中継局、被呼局とも
に、通信ch番号で示される通信チャンネルに移動(C1
1) して、以後通常モードと同じように、中継局経由で
回線接続して通信を行う(C12) 。
【0035】図12に、A端末(60)からE端末(64)に中
継モードにより回線接続する様子と、各端末の動作を示
す。A端末(60)は、通常モードの接続要求(A13) を行っ
た後、タイムアウト(50)すると、中継モードに移行す
る。制御チャンネルのキャリアセンスを行った後(125)
、中継要求を送出(121) (図8の(A21))する。中継要
求を受信(図8の(R11))できたB端末(61)、C端末(6
2)、D端末(63)は、自局が中継動作可能であるので、上
記中継キャリアセンス時間t1 (115) だけキャリアセン
スして、キャリア検出できなければ、同時刻に上記中継
要求パケットを送出(123) (図8の(R12))する。E端末
(64)では、C、D端末の上記中継要求パケット(113) を
受信(124) (図8の(E13))し、上記宛先アドレスから自
局宛の中継による接続要求であることを認識する。F端
末(65)では、D端末の上記中継要求パケット(113) を受
信し、中継要求にしたがって、中継動作を行う(126) 。
G端末(66)は、C端末(62)からの中継要求パケット(11
3) を受信し、上記F端末(65)同様に、中継動作を行う
(127) 。H端末(67)は、F端末(65)の中継要求パケット
(113) を受信し、同様に中継動作を行う(128) 。
【0036】E端末(64)では、自局宛の接続要求を認識
(図8の(E13))した後、図12に示す時間(129) だけ遅
延させて、中継モードパケット(112) を送出する(図8
の(E14))。この応答するパケットを1中継スロット(12
2) 分遅延させる理由は、もし該E端末(64)が、自局宛
のパケットを検出した後すぐに応答するものとすると、
図12中のF端末(65)のような端末が存在した場合に
は、該E端末(64)からの送信先であるD端末(63)に対し
て、F端末(65)からの中継要求パケット(113) が妨害を
起こす可能性があるからである。ちなみに、被呼局の応
答する際のキャリアセンス時間t2 (130) は、中継キャ
リアセンス時間t1 (115) より短く設定する。それは、
中継動作より被呼局の応答を優先するために、被呼局の
応答が始まったときには、中継動作を行う中継局は、中
継要求パケット(113) の送出ができないようにするため
である。図12中で、H端末(67)は、E端末(64)と距離
が離れており、お互いの送出信号を検出できないため、
H端末(67)は中継要求パケット(113) の送出を行う(12
8) 。しかし、H端末(67)については、D端末(63)から
すると2回の中継が必要な位置にあることから、該D端
末(63)から、E端末(64)よりは少なくとも1つの無線通
信可能エリア分だけ離れた位置にあることが推測できる
ため、D端末(63)上では、該H端末(67)の受信レベルは
小さくなり、E端末(64)の上記中継モードパケット(11
2) を妨害することはない。
【0037】E端末(64)の応答である上記中継モードパ
ケット(112) を受信するのは、D端末(63)とC端末(62)
であるが、C端末(62)は、自局宛の中継モードパケット
ではないことを検出すると、この中継動作を中止して待
受け状態(R10) になる(132)。またB端末(61)では、中
継要求パケット(113) を送出した後、その次の中継動作
が無く、かつ被呼局のE端末(64)からの応答も無いた
め、2中継スロットts(122) 後に、中継動作を中止し
て、待受け状態(R10) に戻る(133) 。同じ理由で、G端
末(66)、H端末(67)も、2中継スロット(122) 後に、中
継動作を終了して、待受け状態(R10) に戻る(134) 。F
端末(65)は、E端末(64)の応答である上記中継モードパ
ケットを受信するが、H端末(67)の上記中継要求パケッ
ト(113) に妨害され、データ誤りとなった場合は、中継
動作を中止して、待受け状態(R10) に戻る(131) 。
【0038】このような本実施の形態1による無線通信
システムにおいては、以上の接続手順により、不特定多
数の無線端末局の中から、最適な中継局を選択して、最
適な通信経路を構築することが可能となるものである。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1にかか
る無線通信システムによれば、複数の無線端末局が相互
に無線通信によってデータ交換を行う無線通信システム
において、上記無線端末局は、該無線通信システムの他
の無線端末局に対してデータを送出する機能と、他の無
線端末局からのデータを受信する機能と、他の無線端末
局の要求によりデータを中継する機能とを備え、上記無
線端末局がデータを特定の無線端末局に対して送出した
場合、目的の無線端末局からの応答がない場合、不特定
多数の他の無線端末局に対してデータの中継を要求する
ために、送信を行う無線端末局に割り当てられたアドレ
スに対応する時間位置に信号が入力された中継要求パケ
ットを送出し、上記無線端末局の無線通信可能エリア内
で要求を受けた他の無線端末局は互いに送出タイミング
を同じくして、一斉に上記目的の無線端末局に対して、
それぞれ当該他の無線端末局毎に個別に割り当てられた
アドレスに対応する時間位置に信号が入力された中継要
求パケットの送出を行う、ものとしたので、上記無線端
末局は、目的の無線端末局に対する回線接続要求を最小
限の手順で完了することができ、回線接続にかかる煩雑
な手順と時間とを短縮することができる。
【0040】本発明の請求項2にかかる無線通信システ
ムによれば、請求項1に記載の無線通信システムにおい
て、上記不特定多数の無線端末局の中継によって、上記
中継要求パケットが届けられた無線端末局は、上記中継
要求パケットに対して応答を返す場合、上記不特定多数
の無線端末局の一斉に送出した中継要求パケット内に入
力された、無線端末局に割り当てられたアドレスを示す
信号の受信レベル状態から、データを中継させるのに最
適な無線端末局を選択し、該無線端末局に対して中継の
応答を目的として、最初に送出した無線端末局に割り当
てられたアドレスを含む中継モードパケットを送出す
る、ものとしたので、複数の、データを中継する無線端
末局から適当な無線端末局を選択して応答することによ
り、最小限の回線接続要求でもって中継局を介した通信
経路を確立することができる。
【0041】要するに、本発明においては、同じ構成の
無線端末局が相互にデータ交換を行う無線通信システム
において、所望の無線端末局が無線通信可能エリアの外
に位置していても、中継要求を不特定な無線通信端末に
送出し、中継要求を受けた無線端末局が一斉に中継動作
を行うことにより、中継動作において最短の手順により
被呼局までの接続要求を伝達し、且つ被呼局、及び中継
局がその応答する相手先を最適な送信先に選ぶことによ
り、最適な通信経路を最短の手順で確立することができ
る効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による無線通信システ
ムにおける、特定小電力無線局400MHz 帯データ伝送
用無線設備における中継方式を示す図
【図2】 上記無線通信システムにおけるポーリングに
よる中継動作を示す図
【図3】 本発明の実施の形態1による無線通信システ
ムにおける無線ユニットの構成図
【図4】 上記無線ユニットにおけるDQPSK変復調
部の構成図
【図5】 本発明の実施の形態1における無線端末局の
構成図
【図6】 本発明の実施の形態1における接続手順を説
明するための無線端末局の配置を示す図
【図7】 上記実施の形態1における通常モード接続手
順を示す図
【図8】 上記実施の形態1における中継モード接続手
順を示す図
【図9】 本発明の実施の形態1における周波数割り当
てを示す図
【図10】 本発明の実施の形態1における無線パケッ
トの構成図
【図11】 本発明の実施の形態1における中継動作の
様子を示すタイムチャート図
【図12】 本発明の実施の形態1における各無線端末
局の接続手順と接続開放を示すタイムチャート図
【符号の説明】
1 無線端末局A 2 中継局R1 3 中継局R2 4 無線端末局B1 5 無線端末局B2 6 無線端末局Bn 7 無線端末局Aから中継局R1への送信周波数 8 中継局R1から無線端末局Aへの送信周波数 10 無線端末局A 11 無線端末局B 12 無線端末局C 13 無線端末局D 14 無線端末局E 15 A端末通信可能エリア 20 コントローラインタフェース 21 ローカル発振制御 22 送受信切換え制御 30 送受信アンテナ 31 送受信切換え器 32 LNA 33 ミキサ 34 BPF 35 IFアンプ 36 DQPSK変復調部 37 ローカル発振部 38 パワーアンプ 39 無線コントロール部 40 モニタLED 41 アドレス設定SW 42 TxD 43 RxD 44 SW制御1 45 受信レベル出力 46 VCO制御 47 SW制御2 48 DQPSK復調部 49 レベル検出部 50 受信SW 51 送信SW 52 送信IF信号 53 受信IF信号 54 BB発振制御部 55 DQPSK変調部 56 コントローラ 57 モニタ 58 入力キー 59 無線ユニット 60A 端末 61B 端末 62C 端末 63D 端末 64E 端末 65F 端末 66G 端末 67H 端末 80 接続応答タイムアウト 90 制御CH 91 通信CH 100 プリアンブル 101 フレーム同期 102 パケットインデックス 103 宛先アドレス 104 送信元アドレス 105 情報 106 FCS 107 中継要求パケットのパケットインデックス 108 中継アドレス区間tch 109 中継モードパケットの発呼局アドレス 110 01端末アドレス 111 中継要求パケット時間tp 112 中継モードパケット 113 中継要求パケット 114 通常モードパケット 115 中継キャリアセンス時間t1 119 A端末アドレス 121 中継要求を送出 122 中継スロット 123 中継要求パケット送出 124 E端末中継要求パケットを受信 125 制御チャンネルのキャリアセンス 126 F端末中継動作 127 G端末中継動作 128 H端末中継動作 129 E端末応答遅延時間 130 被呼局の応答する際のキャリアセンス時間t
2 131 F端末終了 132 C端末終了 133 B端末終了 134 G端末、H端末終了 140 C端末受信レベル 141 D端末受信レベル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/14 - 7/22 H04L 12/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の無線端末局が相互に無線通信によ
    ってデータ交換を行う無線通信システムにおいて、 上記無線端末局は、該無線通信システムの他の無線端末
    局に対してデータを送出する機能と、他の無線端末局か
    らのデータを受信する機能と、他の無線端末局の要求に
    よりデータを中継する機能とを備え、 上記無線端末局がデータを特定の無線端末局に対して送
    出した場合、目的の無線端末局からの応答がない場合、
    不特定多数の他の無線端末局に対してデータの中継を要
    求するために、送信を行う無線端末局に割り当てられた
    アドレスに対応する時間位置に信号が入力された中継要
    求パケットを送出し、上記無線端末局の無線通信可能エ
    リア内で要求を受けた他の無線端末局は互いに送出タイ
    ミングを同じくして、一斉に上記目的の無線端末局に対
    して、それぞれ当該他の無線端末局毎に個別に割り当て
    られたアドレスに対応する時間位置に信号が入力された
    中継要求パケットの送出を行う、 ことを特徴とした無線通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の無線通信システムにお
    いて、 上記不特定多数の無線端末局の中継によって、上記中継
    要求パケットが届けられた無線端末局は、上記中継要求
    パケットに対して応答を返す場合、上記不特定多数の無
    線端末局の一斉に送出した中継要求パケット内に入力さ
    れた、無線端末局に割り当てられたアドレスを示す信号
    の受信レベル状態から、データを中継させるのに最適な
    無線端末局を選択し、該無線端末局に対して中継の応答
    を目的として、最初に送出した無線端末局に割り当てら
    れたアドレスを含む中継モードパケットを送出する、 ことを特徴とした無線通信システム。
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