JP3429938B2 - チャック - Google Patents
チャックInfo
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- JP3429938B2 JP3429938B2 JP00659196A JP659196A JP3429938B2 JP 3429938 B2 JP3429938 B2 JP 3429938B2 JP 00659196 A JP00659196 A JP 00659196A JP 659196 A JP659196 A JP 659196A JP 3429938 B2 JP3429938 B2 JP 3429938B2
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- JP
- Japan
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- chuck
- pin
- position adjusting
- adjusting pin
- wedge
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/10—Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
- B23B31/12—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
- B23B31/16—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving radially
- B23B31/16295—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving radially with means preventing the ejection of the jaws
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/10—Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
- B23B31/12—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
- B23B31/16—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving radially
- B23B31/16045—Jaws movement actuated by screws and nuts or oblique racks
- B23B31/16079—Jaws movement actuated by screws and nuts or oblique racks using mechanical transmission through the spindle
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T279/00—Chucks or sockets
- Y10T279/19—Radially reciprocating jaws
- Y10T279/1973—Wedge actuated
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T279/1986—Jaws
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10T279/00—Chucks or sockets
- Y10T279/20—Chucks or sockets with safety feature
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gripping On Spindles (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射方向に移動可
能に装着された締めつけあごとそれぞれの締めつけあご
のためのロック装置とを備える、旋盤のためのチャック
にして、前記締めつけあごが、チャック本体の縦軸線に
対して交差する方向に位置するようにチャック本体に配
置されかつ帯状歯でもって締めつけあごの歯部に係合す
るくさび棒により駆動可能であり、その場合帯状歯が締
めつけあごとの係合が解かれかつ締めつけあごがチャッ
ク本体から放射方向に取り出し可能になるように、くさ
び棒をチャック本体内で締めつけ経路を越えて付加的に
移動させることが可能であり、さらに、前記ロック装置
がチャック本体内に回転可能に保持された位置調節ピン
から形成されており、この位置調節ピンがくさび棒のほ
うへ突出するカムを有し、このカムがくさび棒に形成さ
れた角形の空所に係合して、くさび棒ひいては締めつけ
あごを作動位置に固定するようにしたチャックに関す
る。
能に装着された締めつけあごとそれぞれの締めつけあご
のためのロック装置とを備える、旋盤のためのチャック
にして、前記締めつけあごが、チャック本体の縦軸線に
対して交差する方向に位置するようにチャック本体に配
置されかつ帯状歯でもって締めつけあごの歯部に係合す
るくさび棒により駆動可能であり、その場合帯状歯が締
めつけあごとの係合が解かれかつ締めつけあごがチャッ
ク本体から放射方向に取り出し可能になるように、くさ
び棒をチャック本体内で締めつけ経路を越えて付加的に
移動させることが可能であり、さらに、前記ロック装置
がチャック本体内に回転可能に保持された位置調節ピン
から形成されており、この位置調節ピンがくさび棒のほ
うへ突出するカムを有し、このカムがくさび棒に形成さ
れた角形の空所に係合して、くさび棒ひいては締めつけ
あごを作動位置に固定するようにしたチャックに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】ドイツ特許第２，７３６，７５３号明細
書によって、この種のチャックは公知である。このチャ
ックが実際に有用であるにもかかわらず、操作が不適切
な場合には、事故の危険を排除することができない。す
なわち、内部締めつけの場合には、チャックの回転によ
り、締めつけあごによって生み出される遠心力によって
締めつけ力が増大する。内部締めつけの場合に、静止状
態での選択された締めつけ圧力が高すぎて、かつ、回転
による締めつけ力の増大が考慮に入れられていないと、
状況によっては、例えば鋳物製の薄手の加工材料は突然
に砕ける可能性がある。締めつけ力の急激な低下によっ
て、位置調節ピンに取り付けられかつ段状に形成さたカ
ムが状況によってはくさび棒によって剪断されるほど
に、くさび棒が時として加速される。この場合には、締
めつけあごがもはやロックされず、その結果、そのよう
な誤操作の場合には、事故の危険がある。
書によって、この種のチャックは公知である。このチャ
ックが実際に有用であるにもかかわらず、操作が不適切
な場合には、事故の危険を排除することができない。す
なわち、内部締めつけの場合には、チャックの回転によ
り、締めつけあごによって生み出される遠心力によって
締めつけ力が増大する。内部締めつけの場合に、静止状
態での選択された締めつけ圧力が高すぎて、かつ、回転
による締めつけ力の増大が考慮に入れられていないと、
状況によっては、例えば鋳物製の薄手の加工材料は突然
に砕ける可能性がある。締めつけ力の急激な低下によっ
て、位置調節ピンに取り付けられかつ段状に形成さたカ
ムが状況によってはくさび棒によって剪断されるほど
に、くさび棒が時として加速される。この場合には、締
めつけあごがもはやロックされず、その結果、そのよう
な誤操作の場合には、事故の危険がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、挟み
込まれた加工材料が誤操作によって破損した場合にも、
くさび棒及び締めつけあごの歯部が係合を解かれて締め
つけあごが投げ出されることが排除されるように、はじ
めに述べた種類のチャックに設けられるロック装置を改
善することである。正確には、くさび棒が意図せずにそ
の締めつけ経路を越えて移動できないように、当該ロッ
ク装置によって常にくさび棒が拘束されなければならな
い。それによって、くさび棒が当該ロック装置によって
確実に保持され、従って事故が排除される。
込まれた加工材料が誤操作によって破損した場合にも、
くさび棒及び締めつけあごの歯部が係合を解かれて締め
つけあごが投げ出されることが排除されるように、はじ
めに述べた種類のチャックに設けられるロック装置を改
善することである。正確には、くさび棒が意図せずにそ
の締めつけ経路を越えて移動できないように、当該ロッ
ク装置によって常にくさび棒が拘束されなければならな
い。それによって、くさび棒が当該ロック装置によって
確実に保持され、従って事故が排除される。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題は、本発明によ
り、それぞれのくさび棒が、位置調節ピンに対向する側
に、位置調節ピンのカムを受容する空所に加えて、チャ
ックが作動領域にある場合に位置調節ピンの本体の一部
を受容するスリット状の凹部を備えており、当該凹部
が、くさび棒の縦方向にこのくさび棒に付設の締めつけ
経路を越えて延在していること、及びチャックが作動状
態にある場合に位置調節ピンの前記本体の一部がくさび
棒の凹部へ強制的に差し込まれ得ることによって解決さ
れる。
り、それぞれのくさび棒が、位置調節ピンに対向する側
に、位置調節ピンのカムを受容する空所に加えて、チャ
ックが作動領域にある場合に位置調節ピンの本体の一部
を受容するスリット状の凹部を備えており、当該凹部
が、くさび棒の縦方向にこのくさび棒に付設の締めつけ
経路を越えて延在していること、及びチャックが作動状
態にある場合に位置調節ピンの前記本体の一部がくさび
棒の凹部へ強制的に差し込まれ得ることによって解決さ
れる。
【０００５】
【作用及び効果】くさび棒の凹部へ位置調節ピンを強制
的に差し込むために、位置調節ピンに対して軸垂直にチ
ャック本体に配置された調節部材と、位置調節ピンの外
側面に形成された制御カムとが設けられ、当該制御カム
に前記調節部材が恒常的に係合するようになっている。
的に差し込むために、位置調節ピンに対して軸垂直にチ
ャック本体に配置された調節部材と、位置調節ピンの外
側面に形成された制御カムとが設けられ、当該制御カム
に前記調節部材が恒常的に係合するようになっている。
【０００６】その際、当該制御カムが、位置調節ピンに
対して軸垂直に延在しかつ互いに高さをずらされて位置
する２つのカム部と、これらのカム部を互いに連結する
傾斜して延在するカム部とから構成されており、また、
前記調節部材がチャック本体の孔に組み込まれたブッシ
ュあるいはピンから成り、当該ブッシュあるいはピンが
位置調節ピンに対向する端面側を段状に形成されてお
り、かつ段状に形成された部分によってそれぞれ位置調
節ピンの制御カムに係合することが望ましい。その際、
当該調節部材が弾性係止体を備えており、制御カムに形
成されておりかつチャックの作動状態に対して割り当て
られた凹所へ、当該弾性係止体を差し込み得ることが望
ましい。
対して軸垂直に延在しかつ互いに高さをずらされて位置
する２つのカム部と、これらのカム部を互いに連結する
傾斜して延在するカム部とから構成されており、また、
前記調節部材がチャック本体の孔に組み込まれたブッシ
ュあるいはピンから成り、当該ブッシュあるいはピンが
位置調節ピンに対向する端面側を段状に形成されてお
り、かつ段状に形成された部分によってそれぞれ位置調
節ピンの制御カムに係合することが望ましい。その際、
当該調節部材が弾性係止体を備えており、制御カムに形
成されておりかつチャックの作動状態に対して割り当て
られた凹所へ、当該弾性係止体を差し込み得ることが望
ましい。
【０００７】さらに、位置調節ピンの本体の一部を受容
するためにくさび棒に形成された凹部の端部それぞれ
を、位置調節ピンの横断面に適合したストッパー面とし
て形成すること、及び、くさび棒に形成された凹部の深
さ及び位置調節ピンの軸方向の長さは、チャックの作動
状態において位置調節ピンとチャック本体の外側面とが
ほぼ面一になるように互いに整合していることが有利で
ある。
するためにくさび棒に形成された凹部の端部それぞれ
を、位置調節ピンの横断面に適合したストッパー面とし
て形成すること、及び、くさび棒に形成された凹部の深
さ及び位置調節ピンの軸方向の長さは、チャックの作動
状態において位置調節ピンとチャック本体の外側面とが
ほぼ面一になるように互いに整合していることが有利で
ある。
【０００８】それに加えて、位置調節ピンが、中央に配
置されたレンチ用開口部を備えており、チャック本体に
設けられた溝を通って放射方向に位置を変えることがで
きる、例えば球として形成されたロック部材を、締めつ
けあごを取り外す場合に当該レンチ用開口部へ差し込む
ことが可能であり、その結果、くさび棒の歯部に締めつ
けあごが固定されている場合にだけ、位置調節ピンには
め込まれたレンチを取り外せることが望ましい。
置されたレンチ用開口部を備えており、チャック本体に
設けられた溝を通って放射方向に位置を変えることがで
きる、例えば球として形成されたロック部材を、締めつ
けあごを取り外す場合に当該レンチ用開口部へ差し込む
ことが可能であり、その結果、くさび棒の歯部に締めつ
けあごが固定されている場合にだけ、位置調節ピンには
め込まれたレンチを取り外せることが望ましい。
【０００９】前述の種類のチャックの締めつけあごに付
設されたロック装置が本発明に従って形成されているな
らば、くさび棒が意図せずに締めつけ経路を越えて移動
することができず、従ってくさび棒の歯部と締めつけあ
ごの歯部との係合が解かれないことが保障される。すな
わち、くさび棒に設けられた凹部によって、チャックが
作動状態にある場合に位置調節ピンの横断面全体をくさ
び棒に強制的に係合させることが可能であり、それによ
って、挟み込まれた加工材料が破損した際にも位置調節
ピンの剪断が排除される。それによって、くさび棒が作
動領域にある場合に、締めつけあごが常に形状拘束的に
くさび棒と連結されており、投げ出され得ないことが確
実に保証される。
設されたロック装置が本発明に従って形成されているな
らば、くさび棒が意図せずに締めつけ経路を越えて移動
することができず、従ってくさび棒の歯部と締めつけあ
ごの歯部との係合が解かれないことが保障される。すな
わち、くさび棒に設けられた凹部によって、チャックが
作動状態にある場合に位置調節ピンの横断面全体をくさ
び棒に強制的に係合させることが可能であり、それによ
って、挟み込まれた加工材料が破損した際にも位置調節
ピンの剪断が排除される。それによって、くさび棒が作
動領域にある場合に、締めつけあごが常に形状拘束的に
くさび棒と連結されており、投げ出され得ないことが確
実に保証される。
【００１０】
【実施例】以下に、本発明に従って形成されたチャック
を図面により詳細に説明する。図１から６に図示されか
つ１の符号を付されている旋盤のためのチャックは、リ
ング形に構成されたチャック本体２を有する。チャック
本体２は、ねじ１５を用いて固定された蓋体３によって
背側を閉ざされている。また、チャック本体２の表側で
は、その放射方向に向けられた３つの溝４に締めつけあ
ご５が組み込まれている。これらの締めつけあご５の間
には、図示されていない加工材料がその加工の際に挟み
込まれる。締めつけあご５を放射方向に内側へあるいは
外側へ向かって位置調節するために、それぞれにくさび
棒８が設けられている。くさび棒８は、チャック本体２
内に基準円の接線方向に形成されたポケット７に組み込
まれており、その帯状歯９によって、付設の締めつけあ
ご５の歯部６と係合している。さらに、くさび棒８が傾
斜して延在するくさび面１２を内側に備えており、軸方
向に位置を変えることができるピストン１０に取り付け
られたくさび鉤１１が、当該くさび面１２と協働する。
ねじ１７を用いてチャック本体２に保持されているブッ
シュ１４によって、ピストン１０がチャック本体２内で
付加的に案内されている。
を図面により詳細に説明する。図１から６に図示されか
つ１の符号を付されている旋盤のためのチャックは、リ
ング形に構成されたチャック本体２を有する。チャック
本体２は、ねじ１５を用いて固定された蓋体３によって
背側を閉ざされている。また、チャック本体２の表側で
は、その放射方向に向けられた３つの溝４に締めつけあ
ご５が組み込まれている。これらの締めつけあご５の間
には、図示されていない加工材料がその加工の際に挟み
込まれる。締めつけあご５を放射方向に内側へあるいは
外側へ向かって位置調節するために、それぞれにくさび
棒８が設けられている。くさび棒８は、チャック本体２
内に基準円の接線方向に形成されたポケット７に組み込
まれており、その帯状歯９によって、付設の締めつけあ
ご５の歯部６と係合している。さらに、くさび棒８が傾
斜して延在するくさび面１２を内側に備えており、軸方
向に位置を変えることができるピストン１０に取り付け
られたくさび鉤１１が、当該くさび面１２と協働する。
ねじ１７を用いてチャック本体２に保持されているブッ
シュ１４によって、ピストン１０がチャック本体２内で
付加的に案内されている。
【００１１】サーボ装置に連結された引張棒を内部にね
じ込まれ得るピストン１０が、右あるいは左へ位置を変
えると、くさび鉤１１を介してくさび棒８がポケット７
内で移動する。また、くさび棒８の帯状歯９に係合して
いる歯部６によって、くさび棒８が形状拘束的に締めつ
けあご５と結合されているので、それによってピストン
１０の軸方向運動が締めつけあご５の放射方向の送り運
動に転換される。
じ込まれ得るピストン１０が、右あるいは左へ位置を変
えると、くさび鉤１１を介してくさび棒８がポケット７
内で移動する。また、くさび棒８の帯状歯９に係合して
いる歯部６によって、くさび棒８が形状拘束的に締めつ
けあご５と結合されているので、それによってピストン
１０の軸方向運動が締めつけあご５の放射方向の送り運
動に転換される。
【００１２】例えば締めつけあご５の間に挟み込まれた
器具の突然の破損の際に、従って作動状態にある場合に
締めつけあご５がチャック本体２から投げ出されること
を排除するために、それぞれの締めつけあご５がロック
装置２１を備えている。さらに、くさび棒８の帯状歯９
と締めつけあご５の歯部６との係合を解き、それによっ
て、締めつけあご５を溝４内で移動させあるいは溝４か
ら取り出し、必要な場合には交換することができるよう
に、くさび棒８をポケット７内でチャック１の締めつけ
領域を越えて付加的に移動させることが、ロック装置２
１の使用によって達成できる。
器具の突然の破損の際に、従って作動状態にある場合に
締めつけあご５がチャック本体２から投げ出されること
を排除するために、それぞれの締めつけあご５がロック
装置２１を備えている。さらに、くさび棒８の帯状歯９
と締めつけあご５の歯部６との係合を解き、それによっ
て、締めつけあご５を溝４内で移動させあるいは溝４か
ら取り出し、必要な場合には交換することができるよう
に、くさび棒８をポケット７内でチャック１の締めつけ
領域を越えて付加的に移動させることが、ロック装置２
１の使用によって達成できる。
【００１３】この場合、ロック装置２１は、それぞれチ
ャック本体２の放射方向の孔２２に組み込まれた位置調
節ピン２３から成り、当該位置調節ピン２３の内側の端
面には段状に形成されかつ偏心させられたカム２４がく
さび棒８のほうへ突出するように形成されている。カム
２４は、付設されたくさび棒８に角形に構成されて設け
られた空所１３に係合する。さらに、位置調節ピン２３
は中央のレンチ用開口部２５を有し、図４及び５に示す
ように、締めつけあご５を取り外すためにレンチ２６が
当該レンチ用開口部２５にはめ込まれる。この操作状態
で、位置調節ピン２３の回転によって、くさび棒８の帯
状歯９が締めつけあご５の歯部６から引き離されるよう
に、くさび棒８が移動させられる。
ャック本体２の放射方向の孔２２に組み込まれた位置調
節ピン２３から成り、当該位置調節ピン２３の内側の端
面には段状に形成されかつ偏心させられたカム２４がく
さび棒８のほうへ突出するように形成されている。カム
２４は、付設されたくさび棒８に角形に構成されて設け
られた空所１３に係合する。さらに、位置調節ピン２３
は中央のレンチ用開口部２５を有し、図４及び５に示す
ように、締めつけあご５を取り外すためにレンチ２６が
当該レンチ用開口部２５にはめ込まれる。この操作状態
で、位置調節ピン２３の回転によって、くさび棒８の帯
状歯９が締めつけあご５の歯部６から引き離されるよう
に、くさび棒８が移動させられる。
【００１４】チャック１が作動状態にある場合に、位置
調節ピン２３にくさび棒８のほうへ突出するように形成
したカム２４によってくさび棒８を位置固定するだけで
なく、位置調節ピン２３の本体の一部によっても位置固
定できるように、くさび棒８それぞれが位置調節ピン２
３に対向する側にスリット状の凹部４１を備えており、
当該凹部４１がチャック１の作動領域に対応する長さ全
体に延在している。さらに、チャック１が作動状態にあ
る場合に、位置調節ピン２３の本体の一部は調節部材４
２によって強制的に凹部４１へ差し込まれ得る。
調節ピン２３にくさび棒８のほうへ突出するように形成
したカム２４によってくさび棒８を位置固定するだけで
なく、位置調節ピン２３の本体の一部によっても位置固
定できるように、くさび棒８それぞれが位置調節ピン２
３に対向する側にスリット状の凹部４１を備えており、
当該凹部４１がチャック１の作動領域に対応する長さ全
体に延在している。さらに、チャック１が作動状態にあ
る場合に、位置調節ピン２３の本体の一部は調節部材４
２によって強制的に凹部４１へ差し込まれ得る。
【００１５】このことを可能にするために、図６及び７
に詳細に示すように、位置調節ピン２３に制御カム２７
が形成されており、当該制御カム２７に調節部材４２が
係合する。制御カム２７は、位置調節ピン２３に対して
軸垂直に延在しかつ高さをずらされて位置している２つ
のカム部２８及び２９から成り、当該カム部２８及び２
９が、傾斜して延在するカム部３０を介して互いに連結
されている。調節部材４２は、チャック本体２に形成さ
れた孔３５内に配置されて段状に形成されたブッシュ４
３によって形成されており、当該ブッシュ４３の段状に
形成された部分４３′が、位置調節ピン２３を受容する
孔２２の外側面を越えて張り出しており、それによって
制御カム２７へ向かって突出する。
に詳細に示すように、位置調節ピン２３に制御カム２７
が形成されており、当該制御カム２７に調節部材４２が
係合する。制御カム２７は、位置調節ピン２３に対して
軸垂直に延在しかつ高さをずらされて位置している２つ
のカム部２８及び２９から成り、当該カム部２８及び２
９が、傾斜して延在するカム部３０を介して互いに連結
されている。調節部材４２は、チャック本体２に形成さ
れた孔３５内に配置されて段状に形成されたブッシュ４
３によって形成されており、当該ブッシュ４３の段状に
形成された部分４３′が、位置調節ピン２３を受容する
孔２２の外側面を越えて張り出しており、それによって
制御カム２７へ向かって突出する。
【００１６】位置調節ピン２３がレンチ２６によって相
対回転させられると、調節部材４２が制御カム２７に係
合していることによって、図１及び２に示すように位置
調節ピン２３がくさび棒８の凹部４１へ差し込まれ、あ
るいは図４及び５に示すように凹部４１から引き出され
る。その結果、くさび棒８が位置調節ピン２３によって
固定され、または、締めつけあご５を取り外すためにカ
ム２４によって締めつけ経路を越えて移動させられるこ
とが可能である。
対回転させられると、調節部材４２が制御カム２７に係
合していることによって、図１及び２に示すように位置
調節ピン２３がくさび棒８の凹部４１へ差し込まれ、あ
るいは図４及び５に示すように凹部４１から引き出され
る。その結果、くさび棒８が位置調節ピン２３によって
固定され、または、締めつけあご５を取り外すためにカ
ム２４によって締めつけ経路を越えて移動させられるこ
とが可能である。
【００１７】さらに、ブッシュ４３に、球４４及びばね
４５から成る弾性係止体が組み込まれており、当該弾性
係止体が位置調節ピン２３のカム部２８の領域に形成さ
れた凹所３１と協働する。それによって、チャック１が
作動状態にある場合に、位置調節ピン２３が拘束されて
いる。また、凹部４１の端側の当接面それぞれが、位置
調節ピン２３の横断面形状に適合したストッパー面４６
及び４７として形成されている。それによって、締めつ
けあご５の歯部６とくさび棒８の帯状歯９との間の形状
拘束的な結合が意図せずに外れることが排除される。
４５から成る弾性係止体が組み込まれており、当該弾性
係止体が位置調節ピン２３のカム部２８の領域に形成さ
れた凹所３１と協働する。それによって、チャック１が
作動状態にある場合に、位置調節ピン２３が拘束されて
いる。また、凹部４１の端側の当接面それぞれが、位置
調節ピン２３の横断面形状に適合したストッパー面４６
及び４７として形成されている。それによって、締めつ
けあご５の歯部６とくさび棒８の帯状歯９との間の形状
拘束的な結合が意図せずに外れることが排除される。
【００１８】くさび棒８に形成された凹部４１の深さ及
び位置調節ピン２３の軸方向の長さは互いに整合してお
り、それによって、チャック１が作動状態にある場合
に、貫通するねじ１６によって旋盤に固定可能なチャッ
ク本体２の外側面と面一になるように位置調節ピン２３
が延在する。それに対して、締めつけあご５のロックが
解除されている場合には、図４及び５に示すように、位
置調節ピン２３が外側面から突出し、それによって視覚
による検査が可能であり、その視覚による検査からチャ
ック１のそのときどきの操作状態がわかる。
び位置調節ピン２３の軸方向の長さは互いに整合してお
り、それによって、チャック１が作動状態にある場合
に、貫通するねじ１６によって旋盤に固定可能なチャッ
ク本体２の外側面と面一になるように位置調節ピン２３
が延在する。それに対して、締めつけあご５のロックが
解除されている場合には、図４及び５に示すように、位
置調節ピン２３が外側面から突出し、それによって視覚
による検査が可能であり、その視覚による検査からチャ
ック１のそのときどきの操作状態がわかる。
【００１９】締めつけあご５のロックが解除されている
状態で、レンチ２６を位置調節ピン２３のレンチ用開口
部２５から引き抜くことができないように、位置調節ピ
ン２３の横孔３３に、球として形成されたロック部材３
２が組み込まれており、チャック本体２には、これに対
応して部分的に取り巻いて配置されている溝３４が形成
されている。チャック１が作動状態にある場合には、ロ
ック部材３２が部分的に溝３４に係合する。その結果、
チャック１が静止している際に、レンチ２６をレンチ用
開口部２５へ差し込むことができる。しかし、レンチ２
６がねじられると、ロック部材３２がチャック本体２に
よってレンチ２６の方向へ移動させられ、それによって
レンチ２６の対応する凹部に部分的に係合する。その結
果、レンチ２６が拘束され、位置調節ピン２３から取り
外すことができない。くさび棒８が再び作動状態にもど
ると初めて、レンチ２６のロックが解除される。
状態で、レンチ２６を位置調節ピン２３のレンチ用開口
部２５から引き抜くことができないように、位置調節ピ
ン２３の横孔３３に、球として形成されたロック部材３
２が組み込まれており、チャック本体２には、これに対
応して部分的に取り巻いて配置されている溝３４が形成
されている。チャック１が作動状態にある場合には、ロ
ック部材３２が部分的に溝３４に係合する。その結果、
チャック１が静止している際に、レンチ２６をレンチ用
開口部２５へ差し込むことができる。しかし、レンチ２
６がねじられると、ロック部材３２がチャック本体２に
よってレンチ２６の方向へ移動させられ、それによって
レンチ２６の対応する凹部に部分的に係合する。その結
果、レンチ２６が拘束され、位置調節ピン２３から取り
外すことができない。くさび棒８が再び作動状態にもど
ると初めて、レンチ２６のロックが解除される。
【図１】ロック装置を備えるチャックの作動状態にある
場合の軸方向断面図である。
場合の軸方向断面図である。
【図２】図１に示すチャックの１部を断面にて示す前面
図である。
図である。
【図３】図１に示すチャックの１部を断面にて示す平面
図である。
図である。
【図４】締めつけあごを取り外した状態の図１に示すチ
ャックの図である。
ャックの図である。
【図５】図４に示すチャックの図２に対応する図であ
る。
る。
【図６】図１に示すチャックに設けられている位置調節
ピンの軸方向断面図である。
ピンの軸方向断面図である。
【図７】図６に示す位置調節ピンの外被外面の展開図で
ある。
ある。
１ チャック
２ チャック本体
５ 締めつけあご
６ 歯部
８ くさび棒
９ 帯状歯
２１ ロック装置
２３ 位置調節ピン
２４ カム
２５ レンチ用開口部
２７ 制御カム
２８、２９ カム部
３０ カム部（クランク部）
３２ ロック部材
３４ 溝
４１ 凹部
４２ 調節部材
４３ ブッシュ
４３′ 段状にされた部分
４４ 球
４５ ばね
４６、４７ ストッパー面
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 ***国特許出願公開2736753（ＤＥ,
Ａ１)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B23B 31/167
Claims (8)
- 【請求項１】 放射方向に移動可能に装着された締めつ
けあご（５）とそれぞれの締めつけあご（５）のための
ロック装置（２１）とを備える、旋盤のためのチャック
（１）にして、前記締めつけあご（５）が、チャック本
体（２）の縦軸線に対して交差する方向に位置するよう
にチャック本体（２）に配置されかつ帯状歯（９）でも
って締めつけあご（５）の歯部（６）に係合するくさび
棒（８）により駆動可能であり、その場合帯状歯（９）
が締めつけあご（５）との係合が解かれかつ締めつけあ
ご（５）がチャック本体（２）から放射方向に取り出し
可能になるように、くさび棒（８）をチャック本体
（２）内で締めつけ経路を越えて付加的に移動させるこ
とが可能であり、さらに、前記ロック装置（２１）がチ
ャック本体（２）内に回転可能に保持された位置調節ピ
ン（２３）から形成されており、この位置調節ピン（２
３）がその本体からくさび棒（８）のほうへ突出するカ
ム（２４）を有し、このカム（２４）がくさび棒（８）
に形成された角形の空所（１３）に係合して、くさび棒
（８）ひいては締めつけあご（５）を作動位置に固定す
るようにしたチャックにおいて、それぞれのくさび棒
（８）が、位置調節ピン（２３）に対向する側に、位置
調節ピン（２３）のカム（２４）を受容する空所（１
３）に加えて、チャック（１）が作動領域にある場合に
位置調節ピン（２３）の本体の一部を受容するスリット
状の凹部（４１）を備えており、当該凹部（４１）が、
くさび棒（８）の縦方向にこのくさび棒に付設の締めつ
け経路を越えて延在していること、及びチャック（１）
が作動状態にある場合に位置調節ピン（２３）の前記本
体の一部がくさび棒（８）の凹部（４１）へ強制的に差
し込まれ得ることを特徴とするチャック。 - 【請求項２】 くさび棒（８）の凹部（４１）へ位置調
節ピン（２３）を強制的に差し込むために、位置調節ピ
ン（２３）に対して軸垂直にチャック本体（２）内に配
置された調節部材（４２）と、位置調節ピン（２３）の
外側面に形成された制御カム（２７）とが設けられてお
り、制御カム（２７）に調節部材（４２）が恒常的に係
合することを特徴とする、請求項１に記載のチャック。 - 【請求項３】 制御カム（２７）が、位置調節ピン（２
３）に対して軸垂直に延在しかつ互いに高さをずらされ
て位置している２つのカム部（２８、２９）と、これら
のカム部（２８、２９）を互いに連結する傾斜して延在
するクランク部（３０）とから構成されていることを特
徴とする、請求項２に記載のチャック。 - 【請求項４】 調節部材（４２）が、チャック本体
（２）の孔に組み込まれたブッシュ（４３）あるいはピ
ンから成り、当該ブッシュあるいはピンが、位置調節ピ
ン（２３）に対向する端面側を段状に形成されており、
かつ段状に形成された部分（４３′）によってそれぞれ
位置調節ピン（２３）の制御カム（２７）に係合するこ
とを特徴とする、請求項２あるいは３に記載のチャッ
ク。 - 【請求項５】 調節部材（４２）が弾性係止体（４４、
４５）を備えており、制御カム（２７）に形成されてお
りかつチャック（１）の作動状態に対して割り当てられ
た凹所（３１）へ、当該弾性係止体（４４、４５）を差
し込み得ることを特徴とする、請求項４に記載のチャッ
ク。 - 【請求項６】 位置調節ピン（２３）の本体の一部を受
容するためにくさび棒（８）に形成された凹部（４１）
の端部それぞれが、位置調節ピン（２３）の本体の横断
面に適合したストッパー面（４６、４７）として形成さ
れていることを特徴とする、請求項１から５の１つに記
載のチャック。 - 【請求項７】 くさび棒（８）に形成された凹部（４
１）の深さ及び位置調節ピン（２３）の軸方向の長さ
は、チャック（１）の作動状態において位置調節ピン
（２３）とチャック本体（２）の外側面とがほぼ面一に
なるように互いに整合していることを特徴とする、請求
項１から６の１つに記載のチャック。 - 【請求項８】 位置調節ピン（２３）が、中央に配置さ
れたレンチ用開口部（２５）を備えており、チャック本
体（２）に設けられた溝（３４）によって放射方向に位
置を変えることができるロック部材（３２）が、締めつ
けあごを取り外す場合に、当該レンチ用開口部（２５）
へ差し込まれ得ることを特徴とする、請求項１から７の
１つに記載のチャック。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19502363:3 | 1995-01-26 | ||
| DE19502363A DE19502363C1 (de) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | Spannfutter |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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| DE10260493A1 (de) * | 2002-12-21 | 2004-07-15 | Schunk Gmbh & Co. Kg Fabrik Für Spann- Und Greifwerkzeuge | Kraftspannfutter und Ausklinkschlüssel dafür |
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| US8534677B2 (en) | 2007-02-27 | 2013-09-17 | Forkardt Inc. | Work-holding chuck with quick-release jaws |
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| DE2026208B2 (de) * | 1970-05-29 | 1972-05-04 | Paul Forkardt KG, 4000 Düsseldorf | Spannfutter fuer drehmaschinen |
| DE2736753C3 (de) * | 1977-08-16 | 1980-10-23 | Smw Schneider & Weisshaupt Gmbh, 7996 Meckenbeuren. | Spannfutter für Drehmaschinen |
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-
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-
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- 1996-01-18 JP JP00659196A patent/JP3429938B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1996-01-26 US US08/592,064 patent/US5630594A/en not_active Expired - Lifetime
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|---|---|
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