JP3429222B2 - 鋼とコンクリートとの結合用ずれ止め - Google Patents

鋼とコンクリートとの結合用ずれ止め

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築、橋梁などの
鋼とコンクリートとからなる構造物における鋼とコンク
リートとを結合するためのずれ止めの構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】構造物を構成する鋼とコンクリートは、
その材料特性として、鋼は材料強度が高く、塑性変形に
優れており、コンクリートは圧縮に対しては強いが、圧
縮強度に比べて引張強度が極端に弱いという性質を有し
ている。
【0003】鋼とコンクリートからなる構造物のうち、
古くから知られる合成桁は、このような鋼とコンクリー
トとの特性を合理的に組み合わせることにより構成さ
れ、断面力に対して鋼とコンクリートとが一体となって
抵抗する構造物である。
【0004】これらの異種材料である鋼とコンクリート
とを一体化するための構造として、従来では鋼材の表面
にずれ止めのような機械的結合手段を設けることが一般
的に用いられており、よく知られるものとしては、図1
及び図4に示すような頭付きスタッド、馬蹄形ジベルな
どがある。
【0005】合成桁構造は、前記のような鋼とコンクリ
ートの材料的特性を組み合わせた構造であるが、コンク
リートには引張強度が著しく小さいことであるとか、ク
リープ・乾燥による収縮など特有の現象がある。例え
ば、連続合成桁では、コンクリートのクリープ・乾燥収
縮や、コンクリート床版と鋼桁との温度差などにより、
床版に引張応力が生じ、特に中間支点上ではコンクリー
ト床版に大きな引張応力が発生して、コンクリートにひ
び割れが生ずることがある。
【0006】従来において、このような問題の対処法と
して、必要に応じてコンクリートの引張り域にプレスト
レスを導入する方法であるとか、特開昭63−1935
3号や特開平10−317324号のように、弾性合成
を期待した軟らかいずれ止めを利用してコンクリートに
伝達される力を小さくして、コンクリート構造部のひび
割れを防止あるいは制限するような方法が知られてい
る。
【0007】
【発明が解決すべき課題】上記の従来技術のうち、コン
クリートの引張り域にプレストレスを導入する方法で
は、コンクリートと鋼桁とが頭付きスタッドや馬蹄形ジ
ベルにより完全に合成されている状態でPC鋼材により
プレストレスを導入しようとすると、PC鋼材による圧
縮力はコンクリートばかりでなく鋼桁にも導入されるこ
とになり、また、クリープでコンクリートが塑性変形す
る現象により鋼桁とコンクリートの応力の移転が生じ、
コンクリート床版に導入した圧縮力に応力緩和を生じる
という問題がおこる。
【0008】また、クリープによる影響は鋼桁による拘
束力が大きいほど大きくなる。従って、PC鋼材を用い
てコンクリート床版に導入するプレストレスは、この応
力緩和分を付加して多めに導入する必要があり、場合に
よっては、導入すべきプレストレス量に対して物理的に
PC鋼材を配置できないという問題がある。
【0009】一方、特開昭63−19353号や特開平
10−317324号のような、ずれ止め自体の剛性を
柔らかくした弾性合成桁構造としてコンクリート床版に
働く引張応力を低減する方法では、コンクリートに働く
力を低減できる反面、鋼桁が力を負担する割合が大きく
なるため、必要な鋼桁断面が完全合成桁に比べて大きく
なるなどの欠陥が指摘される。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
従来における鋼材とコンクリートとの結合用ずれ止めに
おける問題点に鑑み、コンクリートが打設された直後か
ら所定の時間を経過するまでの間のコンクリート材齢が
若い時期に、コンクリート特有の現象である時間依存性
のクリープ・乾燥収縮によって生ずる変形や、コンクリ
ートの硬化熱に伴って鋼材との温度差によってる生ずる
コンクリートの変形に対して、鋼材によるコンクリート
の変形拘束の影響をできるだけ小さくして、ひび割れの
発生を防止できるようにした結合用ずれ止めの提供を目
的としたものである。
【0011】請求項1の発明は、そのための具体的手段
として、鋼とコンクリートから構成される構造物におけ
る鋼の表面にコンクリートとを結合するためのずれ止め
であって、前記ずれ止めのまわりに硬化時間の長い樹脂
を被覆して、鋼の表面にコンクリートが打設されたとき
に、鋼とコンクリートとの合成効果が発揮される時期を
遅延制御できるようにしたことを特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、ずれ止めの回りに被覆される樹脂が、未硬化時はゲ
ル状であるが、硬化すると圧縮強度がコンクリートの圧
縮強度以上に変化するものであることを特徴とする。
【0013】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、ずれ止めの回りに被覆される樹脂が、常温硬化型の
エポキシ樹脂からなり、硬化剤の添加量により硬化時間
を1週間乃至1年間の範囲に調整できるものであること
を特徴とする。
【0014】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、鋼に固定したずれ止めの下半部外周に筒体を同軸状
に設けて、この筒体の内部に硬化時間の長い樹脂を充填
することにより、ずれ止めのまわりに樹脂を被覆したこ
とを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明の結合用ずれ止めでは、ずれ止めの外周
に硬化が長い時間をかけて徐々に進行するゲル状の樹脂
を設けるので、ずれ止めの周囲に打設されたコンクリー
トに、時間の経過により硬化することに伴ってクリープ
・乾燥収縮による変形や、コンクリートの硬化熱に伴う
鋼材との温度差による変形が発生すると、前記ゲル状樹
脂がこれらのコンクリートの変形に適切に追従し、コン
クリートの変形に対応した形状に適切に変形する。
【0016】その結果、鋼材とコンクリートとの結合部
のうち、前記ゲル状樹脂を設けたずれ止めの周囲とコン
クリートとの結合部について見れば、この部分ではゲル
状樹脂の変形により鋼材によるコンクリートの変形拘束
の影響を大幅に低減することができ、コンクリートに対
する引張応力を小さくしてひび割れの発生を抑えること
ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に係る鋼とコンクリートと
の結合用ずれ止めの構成を、図面に示す実施例について
説明すると、図1はずれ止めとして頭付きスタッドを用
い場合の構造であり、軸部1の下端を鋼材3に溶接した
のち、頭部2を除く軸部1の下方部分の外周に、プラス
チック、金属、厚紙などからなる筒体6を嵌合し、この
筒体6内に常温下での硬化が比較的長い時間の経過とと
もに徐々に進行する稠度約300程度のゲル状の硬化遅
延型合成樹脂7を所定の厚さtを保持するように充填封
入する。
【0018】内部に樹脂7を充填するための筒体6は、
スタッド軸部1の外周に嵌合された状態において、筒体
6が軸部1と同軸状に保持されると共に、筒体6の下端
が鋼材3と分離して内部に充填した樹脂7が外部に漏出
しないようにするため、筒体6の下端を接着剤8などに
より鋼材3と固定しておくことが好ましく、また、筒体
6の上端には、後に鋼材3上にコンクリート12が打設
されたときに、コンクリート12が筒体6内に混じり込
まないようにするため、筒体6の上端に筒体6とは自由
に動くことのできる薄い蓋板9を設けておくことが好ま
しい。
【0019】なお、図3に示すように、スタッド軸部1
の外周に嵌合する筒体6が軸部1と同軸状に保持される
ようにするため、予め筒体6の下端に、スタッド軸部1
が貫通する穴10を開設した比較的柔軟で筒体6を拘束
することのないような底板11を設けるようにしてもよ
い。
【0020】しかし、前記の筒体6は、あくまで内部に
充填する前記ゲル状樹脂7を軸部1の外周に所定の厚さ
tで保持しておくためのものであり、後にコンクリート
12が打設された際とか、コンクリート12が硬化など
により収縮変形したときに、内部の樹脂7がコンクリー
トの動きや変形に自由に追従して変形できるようにしな
ければならないので、筒体6はそれ自体の硬さや鋼材3
との固定により内部の樹脂7の動きを拘束するようなも
のであってはならない。
【0021】図4は、ずれ止めとして馬蹄形ジベルを用
いた場合の構造であり、ループ筋4の両端が固定された
ブロック5を鋼材3に溶接したのち、ブロック5の外周
に前記と同様な素材からなる筒体6を嵌合し、この筒体
6内に前記と同様なゲル状の硬化遅延型合成樹脂7を充
填密封して、ブロック5の上面を含む筒体6の上端に筒
体6とは自由に動くことのできる薄い蓋板9を設けてお
く。
【0022】前記のゲル状の硬化遅延型合成樹脂7とし
ては、常温硬化型のエポキシ樹脂が好ましく、硬化時期
を考慮して予めアミン系硬化剤の添加量を調整すること
により、目的とする構造物に応じて硬化時期を自由に設
定できるものであり、この実施例の場合では1ケ月乃至
1年程度の長い時間をかけて徐々に硬化するものが使用
される。また、このゲル状の樹脂7は硬化後の圧縮強度
が700kg/cm と、コンクリートの圧縮強度(3
00kg/cm)の2倍以上の値を有しており、そ
の外、引張強度200kg/cm、弾性係数800
00kg/cm、鋼材との剪断接着強度130kg
/cm、硬化収縮率1.0%以下等の特性値を備え
ている。
【0023】目的別に応じて硬化時期を自由に設定する
ための目安としては、例えば、床版コンクリートの打設
時にコンクリートの硬化熱が原因で鋼材との温度差によ
り発生するコンクリート引張り力を小さくするための目
的では、コンクリートの発熱は1週間程度持続するの
で、アミン系硬化剤の添加量を若干多めにして床版コン
クリートの打設後の1週間程度は硬化しないものが適し
ている。
【0024】また、PC鋼材によりコンクリートにプレ
ストレスを導入する合成構造で、鋼材の拘束を小さくし
てコンクリートに直接プレストレスが与えられるように
することを目的とする場合には、プレストレス導入時に
樹脂が硬化していない状態が持続されるように調整する
ことが好ましい。
【0025】さらに、コンクリートの乾燥収縮により発
生するコンクリートの引張り力を小さくするための目的
では、乾燥収縮の大部分がコンクリート打設後比較的早
期に終了するので、硬化剤の添加量を少なくしてコンク
リート打設後3ケ月間程度は樹脂が硬化しないように硬
化時間を設定する。
【0026】同様に、コンクリートのクリープによる影
響を少なくしたい場合には、コンクリートに持続荷重が
作用するまでの期間が長いほどクリープ係数が小さくな
るので、コンクリート打設後3ケ月間以上は樹脂が硬化
しないように硬化時間が設定される。
【0027】このずれ止め構造は、スタッドあるいはジ
ベルなどの外周にゲル状の樹脂7を被覆することによ
り、鋼材3とコンクリート12との結合に際して生ずる
剪断力に対してずれを許す構造であるが、スタッドやジ
ベルなどに働く揚力については力を受け持つ構造である
ので、図1の頭付きスタッドの場合には頭部2、また、
図4の馬蹄形ジベルの場合にはループ筋4がコンクリー
ト12に固定される。
【0028】従って、スタッドあるいはジベルなどに前
記樹脂7を被覆する範囲としては、頭付きスタッドの場
合では、頭部2を残して軸部1の下端から1/2乃至2
/3程度の高さ部分の外周に前記筒体6を設け、馬蹄形
ジベルの場合には、ブロック部5の外周に筒体6を被覆
することが好ましい。
【0029】図6は、樹脂7の硬化前と硬化後の状態に
おける、鋼材3とコンクリート12とのずれと剪断力の
比を示したグラフであり、樹脂7の硬化前は低い荷重で
大きなずれが生じ、樹脂の硬化後は一般的なずれ止めと
同様な鋼材とコンクリートとのずれ性状を示している。
従って、頭付きスタッドや馬蹄形ジベルの外周に設ける
ための樹脂7の厚さtとしては、図6に示すように、設
計で想定される鋼材とコンクリートとのずれを吸収でき
る量以上の厚さが必要となる。
【0030】例えば、PC鋼材によりコンクリートにプ
レストレスを導入する合成構造であって、鋼材の拘束を
小さくしてコンクリートに直接プレストレスを与えたい
時の例として、長さ20mの合成桁のコンクリート部に
50kgf/cmの圧縮量を導入する構造において
は、プレストレスの導入によりコンクリートが弾性変形
で約3mm収縮し、桁の両端で1.5mm変形するの
で、スタッドやジベルの外周に設ける樹脂7の厚さtと
しては施工誤差を含めて5mmで十分である。しかし、
これはプレストレスの導入によりコンクリートが収縮変
形した場合の例であり、これ以外の乾燥収縮やクリープ
などの変形も吸収できるようにすることが必要であり、
そのため、スタッドやジベルの外周に設ける樹脂7の厚
さtとしては、10mm程度としておくことが好まし
い。
【0031】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の結合用ず
れ止めでは、ずれ止めのまわりに硬化時間が長い時間を
かけて徐々に進行するゲル状の樹脂が被覆されているた
め、コンクリートが打設された直後から所定の時間が経
過するまでの間のコンクリート材齢が若い時期に、コン
クリート特有の現象である時間依存性のクリープ・乾燥
収縮による変形や、コンクリートにその硬化熱に伴って
鋼桁との温度差による変形が発生しても、未硬化状態の
樹脂がその変形に適切に追従し、鋼材によるコンクリー
トの変形拘束の影響をできるだけ少なくして引張応力を
小さくし、ひび割れの発生を抑えることができる。
【0032】また、本発明の結合用ずれ止めでは、ずれ
止めの回りの樹脂が硬化する前の段階では、従来の剛性
を柔らかくした弾性合成構造のずれ止めと同様な挙動を
示すが、時間の経過に伴って樹脂が硬化した後はその圧
縮強度がコンクリートの圧縮強度以上に変化するので、
従来の弾性合成構造のずれ止めとは異なった完全合成構
造となるため、鋼材が負担する力の分担が弾性合成構造
のずれ止めに比べて少なくなり、必要な鋼材断面を小さ
くすることができる。
【0033】さらに、本発明の結合用ずれ止めを用いた
鋼材に打設されるコンクリートに、PC鋼材によるプレ
ストレスを導入する合成構造では、プレストレス導入時
にずれ止めの未硬化性樹脂がコンクリートの圧縮変形を
拘束する鋼材の影響を少なくすることができ、従って鋼
材の拘束によるプレストレスロスを小さくして、導入す
るプレストレス量を小さくすることが可能となり、必要
なPC鋼材量を少なくして経済的な構造とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の結合用ずれ止めを頭付きスタッドに実
施した場合の側部断面図。
【図2】同じく水平断面図。
【図3】図1とは別の形状の筒体を用いた側部断面図。
【図4】結合用ずれ止めを馬蹄形ジベルに実施した場合
の側部断面図。
【図5】図4における結合用ずれ止めの水平断面図。
【図6】ずれ止め外周に設ける硬化遅延型樹脂の硬化前
と硬化後の状態における、鋼材とコンクリートとのずれ
と剪断力の比を示すグラフ。
【符号の説明】
1:軸部 2:頭部 3:鋼材 4:ループ筋 5:ブロック 6:筒体 7:硬化遅延型合成樹脂 8:接着剤 9:蓋板 10:穴 11:底板 12:コンクリート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−317324(JP,A) 特開 平11−166208(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/16 E04B 1/30 E04B 1/38 E01D 1/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼とコンクリートから構成される構造物
    における鋼の表面に設けられるコンクリートを結合する
    ためのずれ止めであって、前記ずれ止めのまわりに、
    硬化時はゲル状であるが、硬化すると圧縮強度がコンク
    リートの圧縮強度以上に変化する硬化時間の長い樹脂を
    被覆して、鋼の表面にコンクリートが打設されたとき
    に、未硬化の前記樹脂がコンクリートの変形に追従し、
    時間の経過に伴って、前記樹脂が硬化した後は、コンク
    リートと合成構造となるように、鋼とコンクリートの合
    成効果が発揮される時期を遅延制御できるようにした鋼
    とコンクリートとの結合用ずれ止め。
  2. 【請求項2】 ずれ止めの回りに被覆される樹脂が、常
    温硬化型のエポキシ樹脂からなり、硬化剤の添加量によ
    り硬化時間を一週間乃至1年間の範囲に調整できるもの
    である請求項1の鋼とコンクリートとの結合用ずれ止
    め。
  3. 【請求項3】 鋼に固定したずれ止めの下半部外周に筒
    体を同軸状に設けて、この筒体の内部に硬化時間の長い
    樹脂を充填することにより、ずれ止めのまわりに樹脂を
    被覆した請求項1の鋼とコンクリートとの結合用ずれ止
    め。
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