JP3428674B2 - 全熱交換器 - Google Patents

全熱交換器

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JP3428674B2
JP3428674B2 JP05224093A JP5224093A JP3428674B2 JP 3428674 B2 JP3428674 B2 JP 3428674B2 JP 05224093 A JP05224093 A JP 05224093A JP 5224093 A JP5224093 A JP 5224093A JP 3428674 B2 JP3428674 B2 JP 3428674B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、バイパスダンパを開閉
して全熱交換換気用排気通路と普通換気用排気通路とを
切換える全熱交換器に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の全熱交換器は図3に示すように、
本体1A内に設けられた全熱交換素子2の両側に、それ
ぞれ給気ファン3と排気ファン4とが配設され、還気C
が排気ファン4からの排気Dに至る通路に、バイパスダ
ンパ5Aの全閉位置aにより全熱交換素子2を通る全熱
交換換気用排気通路6と、全開位置bにより全熱交換素
子2を通らない普通換気用排気通路7とが設けられてい
る。また、屋外からの外気Aが全熱交換素子2を通り給
気ファン3からの給気Bに至る給気通路8が設けられて
いる。 【0003】この全熱交換器において、従来は冷暖房時
に、バイパスダンパ5Aを全開位置bから全閉位置aに
切換え、全熱交換通路6により給気Aと還気Cとの熱交
換を行い、還気の熱を回収する全熱交換換気を行ってい
る。 【0004】また、冬の冷房を行わない時や夏の暖房を
行わない時期には、屋内と外気とに温度差があり、外気
を利用した冷房や暖房が可能な場合がある。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、外気を利用し
て冷暖房を行う場合に、屋内外の温度差が大きいと、冬
に近い季節は冷たく、夏に近い季節は暑すぎて体感面で
不快を感ずる不具合がある。 【0006】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたもので、外気を利用して適温で快適な換気を行う
全熱交換器を提供することを目的としている。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明によれば、バイパ
スダンパを開閉して全熱交換換気通路と普通換気通路と
を切換える全熱交換器において、屋外及び室内にそれぞ
れ温度センサを設け、これら両温度センサからの信号に
基づき外気温と室温との差に応じて前記バイパスダンパ
の開度を制御する制御手段が設けられ、前記制御手段
は、室内温度センサからの信号により室温が所定温(T
1)より高い場合は空調機を冷房運転し、さらに前記両
温度センサからの信号により外気温が室温より高い場合
にバイパスダンパを閉じ、室温が前記所定温より低い場
合は、室温が前記所定温(T1)より低い別の所定温
(T2)より低いときは暖房運転し、さらに外気温が室
温より低い場合はバイパスダンパを閉じ、そして、室温
が前記所定温(T1)と前記別の所定温(T2)との間
の場合、あるいは外気温が冷房運転時に室温より低いか
又は暖房運転時に室温より高い場合には、室温と外気温
との温度差が所定値(T3)より小さいときはバイパス
ダンパを全開とし、前記温度差が前記所定値(T3)よ
り大きいときはバイパスダンパの開度を小さくする機能
を有している。 【0008】上記制御手段は、本体に付設した制御盤で
構成し、両温度センサ及びバイパスダンパのコントロー
ルモータと冷暖房機の制御盤に接続するのが好ましい。 【0009】 【作用】したがって、冷房運転中に外気温が室温より高
いときはバイパスダンパは閉じられて還気が全熱交換換
気用排気通路に導かれて全熱交換換気運転が行われる。
また暖房運転中に外気温が室温より低いときにバイパス
ダンパが閉じられているので、やはり全熱交換換気が行
われる。 【0010】そして所定温度とその所定温度より低い別
の所定温度との中間の場合、あるいは外気温が冷房運転
時に室温より低いか又は暖房運転時に室温より高い場合
には、室温と外気温との温度差が所定値(例えば6〜7
°C)より小さいときはバイパスダンパを全開とし、還
気を普通換気用排気通路に導いて換気を行い、外気によ
り室内を冷房又は暖房する。また、温度差が所定値より
大きいときはバイパスダンパの開度を小さくして還気を
主として全熱交換換気用通路に導いて換気を行い、所定
の温度で冷暖房を行って不快感をなくす。 【0011】 【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。 【0012】なお、図1において、図2に対応する部分
については、同じ符号を付して重複説明を省略する。 【0013】図1において、バイパスダンパ5は、コン
トロールモータ11を介して全熱交換素子2の還気C側
の角部に回動自在に設けられ、そのコントロールモータ
11は、電線L1により本体1の側面に付設された制御
手段すなわち制御盤10に接続されている。また、本体
1の還気口1aには、屋内の温度を検出する室内温度セ
ンサ12が設けられ、給気口1bには、室外の温度を検
出する外気温度センサ13が設けられ、両温度センサ1
2、13は、それぞれ電線L2、L3により制御盤10
に接続されている。また、制御盤10には、図示しない
空調機制御盤が接続されている。 【0014】次に、図2を参照して制御の態様を説明す
る。 【0015】運転に際し制御盤10は図2に示すよう
に、室内温度センサ12からの信号に基づき、室温が所
定温T1(例えば26℃)より高いか否かを判定する
(ステップS1)。YESだったら、空調機制御盤に制
御信号を出力して空調機を冷房運転する(ステップS
2)。そこで、両温度センサ12、13からの信号に基
づき、外気温が室温より低いか否かを判定する(ステッ
プS3)。NOすなわち外気温が室温より高いの場合
は、コントロールモータ11に制御信号を出力し、バイ
パスダンパ5を閉じて還気Cを全熱交換換気用排気通路
6に導き、全熱交換換気運転を行って(ステップS
4)、リターンし、YESだったら、ステップS9に移
る。 【0016】ステップS1がNOの場合すなわち室温が
26℃より低い場合は、室温が所定温T2(例えば14
℃)より低いか否かを判定する(ステップS5)。YE
Sだったら、すなわち室温が14℃より低い場合は、空
調機制御盤に制御信号を出力して空調機を暖房運転する
(ステップS6)。そこで、外気温が室温より低いか否
かを判定する(ステップS7)。YESの場合すなわち
外気温が14℃より低い場合は、コントロールモータ1
1に制御信号を出力し、バイパスダンパ5を閉じて還気
Cを全熱交換換気用排気通路6に導き、全熱交換換気を
行って(ステップS8)、リターンし、NOだったら、
ステップS9に移る。 【0017】ステップS9、すなわち室温が26°C以
下(ステップS1がNO)で14°C以上(ステップS
5がNO)、すなわち所定温T1、T2の中間の場合、
あるいは、外気温が冷房運転時に室温より低い(ステッ
プS3がYES)か、又は暖房運転時に室温より高い
(ステップS7がNO)場合には、空調機を運転しない
場合と同一の中間期換気運転を行う。そして、制御盤1
0は両温度センサ12、13からの信号に基づき、室温
と外気温との温度差が所定値T3(例えば6〜7°C)
より小さいか否かを判定する(ステップS10)。YE
S(小さい場合)だったら、コントロールモータ11に
制御信号を出力し、バイパスダンパ5の開度を全開と
し、還気を普通換気用排気通路7へ流して普通換気を行
い(ステップS11)、リターンする。 【0018】ステップS10がNOの場合すなわち温度
差が所定値より大きい場合は、バイパスダンパ11の開
度を小さくし、還気の全熱交換換気用排気通路6への流
量を増して主として全熱交換換気を行い(ステップS1
2)、給気温度と室内の温度差がT3になる開度か否か
を判定する(ステップS13)。NOの場合は、ステッ
プS12に戻り、YESだったら、リターンする。 【0019】本例のステップS13では予めプログラム
された計算を元に外気温と室内の温度差より温度差(給
気温度と室温の差)がT3となる開度を出しコントロー
ルモータを制御しているが、別途給気温度センサ14を
設けて外気温度センサ13と給気温度センサ14の温度
差がT3となるようにしてもよい。 【0020】 【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、下記のす
ぐれた効果を奏する。 (a) 空調機の冷房運転時又は暖房運転時は外気温と
室温との差異によりバイパスダンパを閉じるが、中間期
換気運転では外気温と室温との温度差によりバイパスダ
ンパを全開又は、開度小とし、外気と熱交換器後の外気
とを混合させて効率のよい冷房や暖房を行うことができ
る。 (b) 外気を利用して冷暖房を行う場合に、屋内外の
温度差が大きいと、冬に近い季節は冷たく、夏に近い季
節は暑すぎて体感面で不快を感ずるが、本発明では、温
度差が所定値より大きい場合は、還気を主として全熱交
換換気用排気通路に導いて換気を行い、所定の温度で冷
暖房を行って不快感をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す側断面図。 【図2】制御フローチャート図。 【図3】従来例を示す側断面図。 【符号の説明】 A・・・外気 a・・・バイパスダンパ全閉位置 B・・・給気 b・・・バイパスダンパ全開位置 C・・・還気 D・・・排気 L1、L2、L3・・・電線 1、1A・・・本体 1a・・・還流気口 1b・・・給気口 2・・・全熱交換素子 3・・・給気ファン 4・・・排気ファン 5、5A・・・バイパスダンパ 6・・・全熱交換換気用排気通路 7・・・普通換気用排気通路 8・・・給気通路 10・・・制御盤 11・・・コントロールモータ 12・・・室内温度センサ 13・・・外気温度センサ 14・・・給気温度センサ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 バイパスダンパを開閉して全熱交換換気
    通路と普通換気通路とを切換える全熱交換器において、
    屋外及び室内にそれぞれ温度センサを設け、これら両温
    度センサからの信号に基づき外気温と室温との差に応じ
    て前記バイパスダンパの開度を制御する制御手段が設け
    られ、前記制御手段は、室内温度センサからの信号によ
    り室温が所定温より高い場合は空調機を冷房運転し、さ
    らに前記両温度センサからの信号により外気温が室温よ
    り高い場合にバイパスダンパを閉じ、室温が前記所定温
    より低い場合は、室温が前記所定温より低い別の所定温
    より低いときは暖房運転し、さらに外気温が室温より低
    い場合はバイパスダンパを閉じ、そして、室温が前記所
    定温と前記別の所定温との間の場合、あるいは外気温が
    冷房運転時に室温より低いか又は暖房運転時に室温より
    高い場合には、室温と外気温との温度差が所定値より小
    さいときはバイパスダンパを全開とし、前記温度差が前
    記所定値より大きいときはバイパスダンパの開度を小さ
    くする機能を有することを特徴とする全熱交換器。
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