JP3428327B2 - データ同期信号検出装置 - Google Patents

データ同期信号検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号処理装置に係
り、特に、同期信号部にデータ弁別誤りが有っても同期
信号が検出できる様に、同期信号検出率を向上させたデ
ータ同期信号検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の同期信号検出装置の一例として、
図9、図10を用いて説明する。従来の方法について、
磁気ディスク装置を例にして、説明する。図9は、磁気
ディスク装置の記録フォーマットの一例である。データ
は、単位記憶領域であるセクタ毎にID部とDATA部
がある。ID部とDATA部には、それぞれPLL(P
hase Locked Loop)の引き込みのため
のPLO SYNC領域91、ID(アドレス情報)ま
たはDATAの開始位置を検出して変調されたコードの
復調タイミング信号を得るためのSYNC BYTE
(同期信号)92、実際にID情報を記録再生するID
またはデータを記録再生するDATA領域93、さら
に、エラー検出や訂正のためのCRCまたはECC94
がある。また、ID部とDATA部の間、あるいはセク
タとセクタの間には、各種の遅延時間を吸収するための
パターンであるGAP95がある。ここで、上記した同
期信号92の正確な検出は、その後のIDやDATA9
3のコード復調のために非常に重要であることは、良く
知られている。つまり、IDやDATA93でコード復
調されたデータが非常に良いエラー率でも、通常数バイ
ト程度である同期信号92の検出を誤るとその後の数十
から数百バイトのIDやDATA93のコード復調が正
しく行われず、IDやDATA93が全てが誤り、全体
のエラー率が著しく劣化する。具体的には、図10に示
すような構成の同期信号検出は、入力されてくるデータ
4を等化器1により等化し、等化された信号5をデータ
同期信号検出器に入力し、あらかじめ定めた同期パター
ン12と照合し、それらが一致することにより同期信号
の検出を行う。従って、この同期信号部92に1ビット
のデータ誤りが生じると、同期信号検出を誤り、その後
のIDとDATA93の全てが誤ることになる(同期信
号部に媒体の欠陥等により恒久的に生じるビット欠けが
発生すれば、1セクタ分のデータを正しく再生すること
が出来なくなる)。
【0003】このため、同期信号の検出率を高める方法
が幾つか提案されている。例えば、特開昭58−169
341号公報には、データ語対コード語の比が、0.5
である場合についての同期信号検出の高信頼化を図る技
術が開示されている。この方法は、データ語対コード語
の比が0.5である場合に特に有効であると考えられ
る。また、データ語対コード語の比が低いため、実際に
記録再生するコードのビット数がデータのビット数の2
倍になり、記録密度の点で不利である。さらに、最尤復
号器による高い弁別性能を利用する構成とはなっていな
い。
【0004】また、特開平5−334810号公報に
は、伝送系路がパーシャルレスポンス方式の伝送特性を
持っていて、同期パターンがブロック符号化された場合
についての同期信号検出の高信頼化を図る技術が開示さ
れている。これは、同期信号検出回路の入力に多値のデ
ータを用いていることで、同期信号検出の高信頼化を図
っている。しかし、そのため、回路規模が大きくなるこ
とが予想される。
【0005】さらに、特開平7−182786号公報に
は、PR4(パーシャルレスポンスクラス4)のデータ
チャネルを持つ場合についての同期信号検出の高信頼化
を図る技術が開示されている。これは、照合する同期パ
ターンに予め誤りを想定したパターンも加えることによ
り、同期信号検出の高信頼化を図っている。この場合
も、照合する同期パターンが多くなるため、回路規模が
大きくなることが予想される。
【0006】上記の2つの技術は、データ弁別器と独立
に、同期信号検出回路を設けているため、データ弁別器
の弁別性能と無関係に同期信号の検出性能が決まる。従
って、将来、データ弁別器の性能が向上したとしても、
同期信号の検出性能は変わらず、相対的に同期信号の検
出性能が低下することになる。このことの具体的な例と
しては、データ弁別器の構成を、PR4(パーシャルレ
スポンスクラス4)の最尤復号回路から、EPR4(拡
張パーシャルレスポンスクラス4)の最尤復号回路にす
ることで、データ弁別性能を向上させることが可能であ
るが、同期信号の検出性能は変わらない。従って、デー
タ弁別の性能が向上した分が、そのまま同期信号の検出
性能の低下に見える。また、別の対応としては、データ
弁別の性能が向上した分を記録密度の向上のために適用
し、そのために入力信号の品質(例えば、信号対雑音の
比など)を低下させて使うことも考えられ、このときに
は、データ弁別の性能が向上した分以上に同期信号の検
出性能が低下して見える可能性がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】データの先頭にある同
期信号の検出を誤る(正しい位置で検出できない、ある
いは、誤った位置で検出する)と、同期信号の検出誤り
だけではなく、その後の数百バイトのデータのコード復
調の全てが誤り、全体のエラー率を著しく劣化させる、
という技術的課題がある。
【0008】従って、本発明では、同期信号検出におい
て、検出誤りを少なくすることが必要である。またデー
タ弁別器のデータ弁別性能の向上により、同期信号検出
器の同期信号検出性能が低下して見える懸念がある。し
かし、その場合にも、データ弁別性能に対して、確実に
同期信号の検出性能を向上させることが必要である。さ
らに、同期信号検出器の構成が容易で、その回路規模を
小さくすることも必要である。本発明は、以上のような
課題を解決し、検出誤りの少ないデータ同期信号検出装
置を提供することができる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、データ弁別器から出力されたデータのビ
ット列を用いてデータ同期信号検出を行うデータ同期信
号検出装置において、前記データ弁別器から出力された
同期信号検出パターンを含むデータのビット列を奇数番
目ビット列と偶数番目ビット列に分離し、さらに該奇数
番目ビット列と偶数番目ビット列をそれぞれのビット列
の中で1個以上のグループに分けて出力する手段と、該
各グループごとに設けられ、該グループの出力をそれぞ
れ対応する所定の同期信号パターンと照合し一致を取る
照合手段と、該各照合手段の出力を入力し、一致したグ
ループの個数が所定のしきい値以上の場合にデータ同期
信号を検出する手段を備えるようにしている。
【0010】また、前記データ弁別器から出力された同
期信号検出パターンを含むデータのビット列の先行する
ビット列と、該先行するビット列に続く1ビット以上の
任意のパターンのビット列の後に続く後行するビット列
の両ビット列のそれぞれを奇数番目ビット列と偶数番目
ビット列に分離し、さらに該奇数番目ビット列と偶数番
目ビット列をそれぞれのビット列の中で2個以上のグル
ープに分けて出力する手段と、該各グループごとに設け
られ、該グループの出力をそれぞれ対応する所定の同期
信号パターンと照合し一致を取る照合手段と、該各照合
手段の出力を入力し、一致したグループの個数が所定の
しきい値以上の場合にデータ同期信号を検出する手段を
備えるようにしている。
【0011】また、前記データ弁別器から出力された同
期信号検出パターンを含むデータのビット列における同
期信号検出パターンを、先行するビット列と、該先行す
るビット列に続く1ビット以上の任意のパターンのビッ
ト列の後に続く後行するビット列で構成し、両ビット列
のそれぞれを奇数番目ビット列と偶数番目ビット列に分
離し、さらに該奇数番目ビット列と偶数番目ビット列を
それぞれのビット列の中で2個以上のグループに分け、
前記データ弁別器から出力されたデータのビット列の奇
数番目ビット列を入力する少なくとも前記グループのビ
ット数の段数を有する奇数側シフト手段と、前記データ
弁別器から出力されたデータのビット列の偶数番目ビッ
ト列を入力する少なくとも前記グループのビット数の段
数を有する偶数側シフト手段と、前記各グループごとに
設けられ、前記奇数側シフト手段の各段の出力を入力し
グループ対応の所定の同期信号パターンと照合し一致を
取る奇数側照合手段と、前記各グループごとに設けら
れ、前記偶数側シフト手段の各段の出力を入力しグルー
プ対応の所定の同期信号パターンと照合し一致を取る偶
数側照合手段と、前記先行するビット列のグループの奇
数側照合手段および偶数側照合手段の出力を入力し、一
致したグループの個数が所定のしきい値以上の場合に出
力を出す先行側手段と、前記後行するビット列のグルー
プの奇数側照合手段および偶数側照合手段の出力を入力
し、一致したグループの個数が所定のしきい値以上の場
合に出力を出す後行側手段と、前記先行側手段の出力を
遅延する遅延手段と、該遅延手段の出力と前記後行側手
段の出力との論理和を取りデータ同期信号を検出する手
段を備えるようにしている。
【0012】また、前記データ弁別器が最尤復号器(ビ
タビ復号器)であるようにしている。
【0013】また、使用する同期信号検出パターンとし
て、誤り発生が1箇所とその誤り伝播が1箇所の誤り
で、正規の同期信号検出位置以前に同期信号検出パター
ンに一致するグループ数が、常にこれを判定するしきい
値よりも少なくなるパターンの組合せを用いるようにし
ている。
【0014】
【発明の実施の形態】図1を用い本発明のデータ同期信
号検出装置の基本的構成を示す基本実施例について説明
する。図1は、入力データ4を等化器1に入力し、等化
して、その出力5が最尤復号器2に入力される。最尤復
号器2で弁別されたデータの出力6は、データ同期信号
検出器100と符号復調器3に入力される。出力6に含
まれるデータ同期信号として同期信号検出パターンが用
いられている。データ同期信号検出器100では、弁別
データ6が所定の同期信号パターン(または同期パター
ンという)7と照合され、その照合結果が、所定のしき
い値8と比較され、それがしきい値以上であれば、同期
信号検出出力9が出力される。同期信号検出出力9は、
符号復調器3に入力され、弁別データ6の復調タイミン
グを与える。同期信号検出出力9が正しいタイミングで
あれば、弁別データ6の符号復調は、正しくなされ、出
力データ10が得られる。
【0015】データ同期信号検出器100の詳細な構成
について、図2を用いて説明する。最尤復号器で弁別さ
れた出力データ6は、まず、シフトレジスタ118に入
力され、順次シフトレジスタ117〜101へとシフト
されて保持される。出力データ6に含まれるデータ同期
信号として同期信号検出パターンが用いられている。シ
フトレジスタ101〜118の出力121〜138は、
奇数系列と偶数系列とに分けられてパターン照合回路1
41〜144に入力される。つまり、シフトレジスタ出
力121、123、125、127、…は、パターン照
合回路141に、シフトレジスタ出力122、124、
126、128、…は、パターン照合回路142に、シ
フトレジスタ出力…、131、133、135、137
は、パターン照合回路143に、シフトレジスタ出力
…、132、134、136、138は、パターン照合
回路144に、という具合に奇数系列と偶数系列とに分
けられる。例えば、PR4(パーシャルレスポンスクラ
ス4)の最尤復号回路では、偶奇の系列にインターリー
ブされた構造を持つ。すなわち、偶数系列の信号と奇数
系列の信号はそれぞれ別々に復号される(この特徴は、
EPR4(拡張パーシャルレスポンス)のチャネル構成
でも適用できる)。すなわち、エラー伝番は、弁別され
たデータの奇数系列と偶数系列に分けた場合、そのどち
らかの同じ系列に現れ、別の系列には、現れない。この
点を考慮して、同期信号検出パターン系列を奇数系列と
偶数系列とに分ける。パターン照合141〜144で
は、それぞれ、所定の同期信号パターン(同期パター
ン)と比較照合され、その結果を145〜148として
出力する。照合結果は、例えば、一致した場合には、
“1”を、一致しなかった場合には、“0”を出力する
ようにする。照合結果145〜148は、一致数加算器
・多数決回路151に入力されて、所定の同期信号パタ
ーンと一致した個数が求められ、さらに、所定のしきい
値8と比較される。一致数がしきい値以上であれば同期
信号検出出力が出力され、一致数がしきい値未満であれ
ば同期信号検出出力は出力されない。また、図1の構成
の中で、最尤復号器6の出力が、符号復調器3に直接入
力される構成になっているが、符号復調器3への入力
は、シフトレジスタ121〜138の何れかの途中から
の信号を用いることも可能である。
【0016】さらに具体的なデータ同期信号検出器の構
成と動作を、図3を用いて、本発明の第1の実施例とし
て説明する。この第1の実施例は、全グループ数が2
で、しきい値が1、各グループの構成が5ビットの例で
ある。最尤復号器出力データ6は、シフトレジスタ31
0に入力されて、309〜301に順次シフトされて保
持される。シフトレジスタ出力321〜330は、奇数
系列と偶数系列とに分けられてパターン照合回路341
〜342に入力される。つまり、奇数系列のシフトレジ
スタ出力321、323、325、327、329は、
パターン照合回路341に、偶数系列のシフトレジスタ
出力322、324、326、328、330は、パタ
ーン照合回路342に入力される。奇数系列は、所定の
同期信号パターンとして、“01001”と照合され、
その結果343を出力する。偶数系列は、所定の同期信
号パターンとして、“01011”と照合され、その結
果344を出力する。パターン照合回路341〜342
は、簡単な論理演算回路で構成できる。ここでは、一致
した場合には、“1”を、一致しなかった場合には、
“0”を出力するようにする。照合結果343、344
は、一致数加算器・多数決回路351に入力される。一
致数加算器・多数決回路351の中の加算結果は、0、
1、2の何れかであり、しきい値は1であるので、照合
結果343、344の何れか一方が一致しているなら
ば、同期信号検出出力9が出力され、照合結果343、
344のどちらも一致していなければ、同期信号検出出
力9が出力しないようにする。従って、一致数加算器・
多数決回路351は、図3に示した様に2入力論理和で
構成できる。
【0017】最尤復号器で弁別された同期信号の出力デ
ータに誤りがなければ、図3に示した様に、シフトレジ
スタ301〜310には、同期信号検出パターンとして
“0011000111”という値が保持されたとき
に、同期信号検出出力9が出力される。ここで、チャネ
ル特性がPR4であるとし、例えば、偶数系列のシフト
レジスタ302のデータが、“1”に誤ったときには、
その誤り伝播が発生し、同じ偶数系列のシフトレジスタ
304のデータが、“0”に誤ることが起きる。このと
きには、偶数系列のパターン照合結果は、一致しない。
但し、奇数系列のパターンには、誤り伝播が発生しない
ので、照合結果は、一致する。従って、どちらかの系列
に誤りが発生したとしても、同期信号検出出力9が出力
できる。弁別誤りの発生パターンは、他にも沢山考えら
れるが、同期信号データ内での弁別誤りが、どちらか一
方の系列にだけ有るような誤り方の場合には、同期信号
検出が可能であることが分かる。
【0018】ここで、この第1の実施例で使用した同期
信号検出パターンについて、図11を用いて説明する。
なお、データに付されているパターンを同期信号検出パ
ターンと呼び、パターン照合回路に与えられるパターン
を同期信号パターンと呼ぶことにする。図11(a)
は、同期信号パターンが“01001”である場合の同
期信号検出パターンを、図11(b)は、同期信号パタ
ーンが“01011”である場合の同期信号検出パター
ンを示す。ここでは、PLO SYNCパターンが、
“…111…”であり、その後に同期信号検出パターン
が繋がる。PLO SYNCパターンが5ビット、同期
信号検出パターンが5ビットの10ビットについて、発
生頻度の高い一重の誤りが発生した状態を表す。図11
(a)について、No.0が誤りの無い状態であり、N
o.1〜15が誤りの有る状態を表す。これは、この
“01001”の同期信号検出パターンで誤り易いパタ
ーンになる。これらのパターン全てについて、シフトし
ながら5ビット毎に区切り、その5ビットを10進数で
表したのが、実線で囲まれた21の部分である。この2
1の部分の正規の同期信号検出位置以外で、同期信号検
出パターン(ここでは、9)が現れてはならない。これ
は、しきい値が1であるため、誤って一致する同期信号
検出パターンのグループを0にするためである。この2
1の部分には、10進数で、9(当該のパターン)と1
1は、現れていない。また、同様にして、図11(b)
について、No.0が誤りの無い状態であり、No.1
〜13が誤りの有る状態を表す。これは、この“010
11”の同期信号検出パターンで誤り易いパターンにな
る。これらのパターン全てについて、シフトしながら5
ビット毎に区切り、その5ビットを10進数で表したの
が、実線で囲まれた22の部分である。この22の部分
の正規の同期信号検出位置以外で、同期信号検出パター
ン(ここでは、11)が現れてはならない。これは、し
きい値が1であるため、誤って一致する同期信号検出パ
ターンのグループを0にするためである。この22の部
分には、10進数で、0、4、9、11(当該のパター
ン)、12、23は、現れていない。このことから、パ
ターン“01001”と“01011”は、発生頻度の
高い一重の誤りが発生しても、互いに他のパターンに一
致することはなく、また、それぞれ自分自身のパターン
にも一致しない。従って、同期信号検出パターンとして
上述の同期信号検出パターン“01001”と同期信号
検出パターン“01011”の組合せを使い、“010
01”を奇数系列のパターとし、“01011”を偶数
系列のパターンとすることで、弁別誤りに強い同期信号
検出が可能となる。この場合、パターン照合回路で用い
られる同期信号パターン(同期パターン)は“0100
1”と“01011”となる。尚、5ビットの2グルー
プの構成のものは、この同期信号検出パターンの組合せ
のみで、他の組合せは無い。
【0019】この同期信号検出方法による検出性能の効
果をシミュレーションにて確認した結果を、図8にグラ
フで示す。このシミュレーションは、図1の等化器出力
(最尤複号器入力)5に対して、等化誤差の無い完全に
等化された波形に白色ガウス雑音を加えた波形を入力
し、その結果としての最尤複号器の出力6を、図3で構
成されるデータ同期信号検出器100に入力し、その結
果の同期信号検出出力9について、正誤を調べたもので
ある。尚、最尤複号器2は、PR4(パーシャルレスポ
ンスクラス4)の最尤複号器の構成としている。図8の
グラフは、横軸を最尤複号器入力のSNR(信号と雑音
との比)とし、縦軸を同期信号検出の誤り率とする。こ
こで、1.E+0は10~0、1.E-1は10~1、1.E
-2は10~2を表し、以下同様である。すなわち、上か
ら順番に、1,0.1,0.01,0.001,0.000
1,………となる。10ビットの同期信号検出パターン
と全ビットが一致したときの結果(偶奇に分離しない場
合)が82であり、本発明によるものが、81である。
このグラフから分かるように、最尤複号器入力のSNR
で、約3dBの改善効果があることがわかる。また、同
様にして、所定の同期信号検出パターンとして“010
01”“01011”のパターンの組合せを用いて、シ
フトレジスタ301〜310に、図3の場合とは異なる
“0011001011”という値が保持されたとき
に、同期信号検出出力9が出力される構成も可能であ
る。このとき、奇数系列のパターン照合回路341は、
同期パターン“01011”と照合され、その結果34
3を出力する。偶数系列のパターン照合回路342は、
同期パターン“01001”と照合され、その結果34
4を出力する。
【0020】次に、図4を用いて、本発明の第2の実施
例について説明する。この第2の実施例は、全グループ
数が2で、しきい値が1、各グループの構成が6ビット
の例である。最尤復号器出力データ6は、シフトレジス
タ412に入力されて、411〜401に順次シフトさ
れて保持される。シフトレジスタ出力421〜432
は、奇数系列と偶数系列とに分けられてパターン照合回
路441〜442に入力される。つまり、奇数系列のシ
フトレジスタ出力421、423、425、427、4
29、431は、パターン照合回路441に、偶数系列
のシフトレジスタ出力422、424、426、42
8、430、432は、パターン照合回路442に入力
される。奇数系列は、所定の同期パターンとして、“0
10011”と照合され、その結果443を出力する。
偶数系列は、所定の同期パターンとして、“01011
1”と照合され、その結果444を出力する。以下、第
1の実施例と同様にして、照合結果443、444は、
2入力論理和で構成でされる一致数加算器・多数決回路
451に入力され、照合結果443、444の何れか一
方が一致しているならば、同期信号検出出力9が出力さ
れる。最尤復号器で弁別された同期信号の出力データに
誤りがなければ、図4に示した様に、シフトレジスタ4
01〜412には、同期信号検出パターン“00110
0011111”という値が保持されたときに、同期信
号検出出力9が出力される。
【0021】この第2の実施例でも第1の実施例と同様
に、例えば、奇数系列のシフトレジスタ407のデータ
が、“1”に誤ったときには、その誤り伝播が発生し、
同じ奇数系列のシフトレジスタ409のデータが、
“0”に誤る。このときには、奇数系列のパターン照合
結果は一致しない。但し、偶数系列のパターンには、誤
り伝播が発生しないので、照合結果は一致する。従っ
て、どちらかの系列に誤りが発生したとしても、同期信
号検出出力9が出力できる。このように、この実施例で
も同期信号データ内での弁別誤りがあっても、同期信号
検出が可能であることが分かる。同期信号の検出能力も
図8に示す第1の実施例の性能と同程度である。
【0022】また、ここで使用した同期信号検出パター
ンも、第1の実施例で図11を用いて説明した方法で、
同様に見つけることが出来る。第2の実施例では、第1
の実施例に比較して、1つのグループ当たりのビット数
が増えたため、同期信号検出パターンの候補として選べ
るパターンが増やせる。つまり、第2の実施例と同等性
能を引き出せるパターンとして、図16に示す88通り
の組合せが可能であり、さらに、第1の実施例と同様に
それらのパターンを入れ換えた構成も可能なので、17
6通りの同期信号検出パターンの候補が存在する。図4
で説明したのは、図16の項番60の同期信号検出パタ
ーン例である。このように、同期信号検出パターンの1
つのグループ当たりのビット数を大きくとることで、同
期信号検出パターンの候補は、多くすることが可能であ
る。しかし、実際に信号処理装置の中で使用する場合に
は、フォーマット効率や回路規模の観点から、短い同期
信号検出パターンが望まれることは、言うまでもない。
【0023】次に、図5を用いて、本発明の第3の実施
例について説明する。この第3の実施例は、全グループ
数が4で、しきい値が2、各グループの構成が4ビット
の例である。最尤復号器出力データ6は、シフトレジス
タ516に入力されて、515〜501に順次シフトさ
れて保持される。シフトレジスタ出力521〜536
は、奇数系列と偶数系列とに分けられてパターン照合回
路541〜544に入力される。つまり、奇数系列のシ
フトレジスタ出力521、523、525、527は、
パターン照合回路541に、後半の奇数系列のシフトレ
ジスタ出力529、531、533、535は、パター
ン照合回路543に入力される。偶数系列のシフトレジ
スタ出力522、524、526、528は、パターン
照合回路542に、後半の偶数系列のシフトレジスタ出
力530、532、534、536は、パターン照合回
路544に入力される。つまり、奇数系列の所定の同期
パターンとしては、“0010”と“0111”に照合
され、その結果545、547を出力する。偶数系列の
所定の同期パターンとしては、“0100”と“101
1”に照合され、その結果546、548を出力する。
第1の実施例と同様にして、同期パターンと一致した場
合には、“1”を、一致しなかった場合には、“0”を
出力するようにする。照合結果545〜548は、一致
数加算器・多数決回路551に入力される。一致数加算
器・多数決回路551の中の加算結果は、0、1、2、
3、4の何れかであり、しきい値は2であるので、照合
結果545〜548の何れか2個以上が一致しているな
らば、同期信号検出出力9が出力され、照合結果545
〜548の一致数が0か1のときには、同期信号検出出
力9を出力しないようにする。
【0024】ここで使用した同期信号検出パターンも、
第1の実施例で図11を用いて説明したものと同様な方
法で見つけることが出来る。但し、グループ数が4、し
きい値を2としている。このため発生頻度の高い一重の
誤りが発生した場合に、正規の同期信号検出位置以前
に、4個のグループのうちの何れか1個のパターンは、
同期信号検出パターンと一致しても良い。
【0025】一致数加算器・多数決回路551の具体的
な回路構成例を図7に示す。4入力で、しきい値2の一
致数加算器・多数決回路は、論理演算のNOR回路7個
で構成できる。最尤復号器で弁別された同期信号の出力
データに誤りがなければ、図5に示した様に、シフトレ
ジスタ501〜516には、同期信号検出パターとして
“0001100001101111”という値が保持
されたときに、同期信号検出出力9が出力される。この
第3の実施例でも第1の実施例と同様に、例えば、奇数
系列のシフトレジスタ507のデータが、“1”に誤っ
たときには、その誤り伝播が発生し、同じ系列のシフト
レジスタ509のデータが、“1”に誤る。このときに
は、奇数系列のパターン照合結果は、2つとも一致しな
い。但し、偶数系列のパターンには、誤り伝播が発生し
ないので、照合結果は一致する。従って、どちらかの系
列に誤りが発生したとしても、同期信号検出出力9が出
力できる。このように、この実施例でも同期信号データ
内での弁別誤りがあっても、同期信号検出が可能である
ことが分かる。同期信号の検出能力も図8に示す第1の
実施例の性能と同程度である。
【0026】また、所定の同期信号検出パターンとして
は、“0010”、“0111”、“0100”及び
“1011”のパターンを使う他のコードについても、
同様に用いることが出来る。例えば、シフトレジスタ5
01〜516には、図5の場合とは異なる同期信号検出
パターンとして“0010010010011111”
という値が保持されたときに、同期信号検出出力9が出
力されるようにすることも可能であり、性能についても
同程度である。従って、コードとしては、採用する信号
処理系の特性に合ったものを選ぶことが可能である。
【0027】次に、図6を用いて、本発明の第4の実施
例について説明する。この第4の実施例は、全グループ
数が4で、しきい値が2、各グループの構成が5ビット
の例である。最尤復号器出力データ6は、シフトレジス
タ621に入力されて、620〜601に順次シフトさ
れて保持される。シフトレジスタ出力622〜642
は、奇数系列と偶数系列とに分けられてパターン照合回
路643〜646に入力される。つまり、奇数系列のシ
フトレジスタ出力622、626、628、630、6
32は、パターン照合回路643に、後半の奇数系列の
シフトレジスタ出力634、636、638、640、
642は、パターン照合回路645に入力される。偶数
系列のシフトレジスタ出力623、625、627、6
29、631は、パターン照合回路644に、後半の偶
数系列のシフトレジスタ出力633、635、637、
639、641は、パターン照合回路646に入力され
る。つまり、奇数系列の所定の同期パターン(照合パタ
ーン)としては、“10110”と“01101”に照
合され、その結果647、649を出力する。偶数系列
の所定の同期パターン(照合パターン)としては、“1
0101”と“00111”に照合され、その結果64
8、650を出力する。第1の実施例と同様にして、同
期信号パターンと一致した場合には、“1”を、一致し
なかった場合には、“0”を出力するようにする。照合
結果647〜650は、一致数加算器・多数決回路55
1に入力される。ここで、一致数加算器・多数決回路5
51は、照合結果の入力ビット数、しきい値が同じであ
る第3の実施例と同じものが使える。一致数加算器・多
数決回路551の中の加算結果は、0、1、2、3、4
の何れかであり、しきい値は2であるので、照合結果6
47〜650の何れか2個以上が一致しているならば、
同期信号検出出力9が出力され、照合結果647〜65
0の一致数が0か1のときには、同期信号検出出力9を
出力しない。
【0028】ここで、さらに特筆すべきことは、シフト
レジスタ603の出力624を同期パターンと照合して
いないことである。最尤復号器で弁別された同期信号の
出力データに誤りがなければ、図6に示した様に、シフ
トレジスタ601〜621には、“11*001101
100001111011”という値が保持されたとき
に、同期信号検出出力9が出力される。ここで、*は、
1であっても0であっても良いことを表す。つまり、
“111001101100001111011”、
“110001101100001111011”のど
ちらのパターンでも同期信号検出出力9が得られるとい
うことである。この第4の実施例でも第1の実施例と同
様に、例えば、奇数系列のシフトレジスタ609のデー
タが、“0”に誤ったときには、その誤り伝播が発生
し、同じ奇数系列のシフトレジスタ613のデータが、
“1”に誤る。このときには、奇数系列のパターン照合
結果は、2つとも一致しない。但し、偶数系列のパター
ンには、誤り伝播が発生しないので、照合結果は一致す
る。従って、どちらかの系列に誤りが発生したとして
も、同期信号検出出力9が出力できる。このように、こ
の実施例でも同期信号データ内に弁別誤りがあっても、
同期信号検出が可能であることが分かる。同期信号の検
出能力も図8に示す第1の実施例の性能と同程度であ
る。
【0029】また、所定の同期信号検出パターンとして
は、“10110”、“10101”、“01101”
及び“00111”を使う他のコードについても、同様
に用いることが出来る。例えば、シフトレジスタ601
〜621には、図6の場合とは異なる“11*0011
01100010110111”という値が保持された
ときに、同期信号検出出力9が出力されるようにするこ
とも可能であり、性能についても同程度である。従っ
て、同期信号として用いる同期信号検出パターンとして
は、採用する信号処理系の特性に合ったものを選ぶこと
が可能であり、また、途中の任意のビットを参照しない
構成も可能である。このことは、ここで実施例として示
している同期信号検出パターン以外にも、同様にて構成
可能な同期信号検出パターンは、沢山有るということで
ある。
【0030】また、上記の実施例の他にも、全グループ
数が4で、しきい値が2、各グループの構成が6ビット
の場合には、所定の同期信号検出パターンとして、“0
01000”、“010011”、“010110”、
“101110”の組合せ、または、“00100
0”、“010011”、“101011”、“101
110”の組合せ、または、“001000”、“01
0110”、“101001”、“101110”の組
合せ、または、“001000”、“101001”、
“101011”、“101110”の組合せ、また
は、“010001”、“010011”、“0101
10”、“011100”の組合せの、5つの組合せに
ついて、それぞれ、実施例3乃至4と同様に構成可能で
ある。
【0031】次に、図12を用いて、本発明の第5の実
施例について説明する。この第5の実施例は、全グルー
プ数が4で、しきい値が1、各グループの構成が6ビッ
トであり、さらに、同期信号を2個の部分に分割し、離
して配置した場合の例である。最尤複号器出力データ6
は、シフトレジスタ838に入力されて、シフトレジス
タ837〜801に順次シフトされて保持される。シフ
トレジスタ出力841〜864は、奇数系列と偶数系列
とに分けられてパターン照合回路871〜874に入力
される。つまり、奇数系列のシフトレジスタ出力84
1、843、845、847、849、851は、パタ
ーン照合回路871に入力され、偶数系列のシフトレジ
スタ出力842、844、846、848、850、8
52は、パターン照合回路872に入力される。後半の
奇数系列のシフトレジスタ出力853、855、85
7、859、861、863は、パターン照合回路87
3に入力され、後半の偶数系列のシフトレジスタ出力8
54、856、858、860、862、864は、パ
ターン照合回路874に入力される。奇数系列と偶数系
列のそれぞれの同期信号検出パターン部分の間は、各系
列で7ビット分を離している。奇数系列の所定の同期パ
ターン(照合パターン)としては、“101001”と
“010110”に照合され、その結果871、873
を出力する。偶数系列の所定の同期パターン(照合パタ
ーン)としては、“011100”と“010001”
に照合され、その結果872、874を出力する。ここ
では、パターン照合回路として、入力側の一部に論理否
定の有る論理積回路を使用している。第1の実施例と同
様にして、同期信号パターンと一致した場合には、
“1”を、一致しなかった場合には、“0”を出力する
ようにする。照合結果871〜874は、一致数加算器
・多数決回路881に入力される。一致数加算器・多数
決回路881の中の加算結果は、0、1、2、3、4の
何れかである。しかも、しきい値は1であるので、一致
数加算器・多数決回路881は、4入力の論理和回路と
することが出来る。照合結果875〜878の少なくと
も何れか1個以上が一致しているならば、同期信号検出
出力9が出力され、照合結果875〜878の一致数が
0のときには、同期信号検出出力9が出力しない。
【0032】ここで、第4の実施例と同様にシフトレジ
スタ813〜826の出力は、使用していない。さら
に、この実施例では、前半の同期信号パターン部と後半
の同期信号パターン部の間に、14ビット分という長い
期間、パターン照合しないことが特徴となる。これは、
例えば、前半の同期信号パターン部に誤りが発生した場
合には、その誤り伝播が発生するが、それはパターン照
合しない部分に必ず発生するようになる(但し、パター
ン照合しない部分の長さは、誤り伝播の長さを考慮し
て、それよりも長くする必要がある)。従って、図12
に示すように、独立の誤りが3個発生しても、それら
は、他の同期信号検出パターン部分に誤り伝播しないの
で、同期信号検出が可能であり、検出性能を向上させる
ことが出来る。
【0033】この第5の実施例の同期信号検出方法によ
る検出性能の効果をシミュレーションにて確認した結果
を、図13にグラフで示す。このシミュレーションは、
第1の実施例と同様にして行った。図1の等化器出力
(最尤複号器入力)5に対して、等化誤差の無い完全に
等化された波形に白色ガウス雑音を加えた波形を入力
し、その結果としての最尤複号器の出力6を、図12で
構成されるデータ同期信号検出器100に入力し、その
結果の同期信号検出出力9について、正誤を調べたもの
である。尚、最尤複号器2は、ここでもPR4(パーシ
ャルレスポンスクラス4)の最尤複号器の構成としてい
る。図13のグラフは、横軸を最尤複合器入力のSNR
(信号と雑音との比)とし、縦軸を同期信号検出の誤り
率とする。24ビットの同期信号パターンと全ビットが
一致したときの結果が84であり、本発明の方法による
ものが、83である。これを図8と比較すると、全ビッ
トが一致したときの条件では、同期信号パターンが長い
ので、84の方が同期信号検出の誤り率が若干大きくな
っている。しかし、本発明による方法によるものは、最
尤複号器入力のSNRで、約6dBの改善効果があるこ
とがわかる。また、図8の83に比べても、これは約2
dBの改善効果があることがわかる。
【0034】ここで使用した同期信号検出パターンも、
第1の実施例で図11を用いて説明したものと同様な方
法で見つけることが出来る。但し、グループ数が4、し
きい値を1としている。このため発生頻度の高い一重の
誤りが発生した場合に、正規の同期信号検出位置以前
に、4個のグループのうちの何れのパターンにも一致し
てはならない。このようにして検索したパターンの例を
図17に示す。この実施例では、図17のパターン例の
項番24のビット列を使用した。同様に同期信号検出パ
ターンを照合するグループのビット数を7ビットにした
場合には、図18に示す36組のパターンも同様に適用
できる。また、ここで実施例として示している同期信号
検出パターン以外にも適用できるパターンはある。各グ
ループのビット数を8、9、…としたり、グループ数を
6、8、…としたりと、同様にしていろいろな構成が可
能である。
【0035】図14は、本発明の第5の実施例の他の構
成法を示した図である。図14は、図12で構成された
実施例と同じ機能、性能を有する。図14について、以
下その動作を説明する。最尤複号器出力データは、奇数
系列のデータ6−1と偶数系列のデータ6−2に分けら
れて入力される。データの分離は、分配器によって実施
してもよいし、また、最尤複号器内で奇数系列と偶数系
列に分離された状態で処理した結果をそのまま使用する
こともできる。入力された最尤複号器出力データ6−1
は、奇数系列のシフトレジスタ906〜901に順次シ
フトされて保持される。また、最尤複号器出力データ6
−2は、偶数系列のシフトレジスタ913〜907に順
次シフトされて保持される。奇数系列のシフトレジスタ
出力921〜926は、パターン照合回路941〜94
4により所定の4個のパターンとパターン照合される。
同様に、偶数系列のシフトレジスタ出力927〜933
は、パターン照合回路945〜948により所定の4個
のパターンとパターン照合される。所定の同期パターン
(照合パターン)としては、奇数系列、偶数系列ともに
“101001”、“011100”、“01011
0”、“010001”に照合する。ここでも、パター
ン照合回路として、入力側の一部に論理否定の有る論理
積回路を使用している。第1の実施例と同様にして、同
期信号パターンと一致した場合には、“1”を、一致し
なかった場合には、“0”を出力するようにする。
【0036】パターン照合結果951〜958は、一致
数加算器・多数決回路である961、962及び963
に入力される。しきい値は1であるので、一致数加算器
・多数決回路961、962は、4入力の論理和回路と
することが出来る。
【0037】一致数加算器・多数決回路961は、同期
パターン“101001”、“011100”に照合し
た結果951、952、955、956が入力され、9
64を出力する。一致数加算器・多数決回路962は、
同期信号パターン“010110”、“010001”
に照合した結果953、954、957、958が入力
され、965を出力する。同期信号検出パターン部分の
“101001”と“011100”は、同期信号検出
パターン部分の“010110”と“010001”よ
りも26サンプル分早く入力されるため、照合結果も早
く出力される。従って、964の信号は、遅延器967
により26サンプル分の時間を遅延させて、966とし
てタイミングを合わせて出力される。965、966
は、2入力論理和回路の一致数加算器・多数決回路96
3に入力される。照合結果951〜958の少なくとも
何れか1個以上が一致しているならば、同期信号検出出
力9が出力され、照合結果951〜958の一致数が0
のときには、同期信号検出出力9が出力されない。
【0038】図12では、14ビット分のパターン照合
をしない部分があったが、図14では、その機能を遅延
器967が実現している。つまり、図12では入力され
るデータ列の時間差を利用しているのに対し、図14で
は一方の照合結果を遅延させることで、同じ機能を実現
している。また、同期信号パターンの最初のビットが、
シフトレジスタ906、913のどちらに入力されるか
不定であるため、奇数系列と偶数系列のそれぞれに4個
のパターン照合回路が設けられている。例えば、同期信
号パターンの最初のビットが、シフトレジスタ906に
入力されたとすると、シフトレジスタ906には、弁別
誤りがなければ、1、0、1、0、0、1と順次入力さ
れる。そのとき、シフトレジスタ913には、弁別誤り
がなければ、0、1、1、1、0、0と順次入力され
る。そして、パターン照合回路941と946でパター
ンが一致し、照合結果“1”を出力する。しかし、パタ
ーン照合回路942と945は、パターンが一致しな
い。その結果は、一致数加算器・多数決回路961、遅
延器967を通過する。さらに、時間が経過すると、シ
フトレジスタ906には、弁別誤りがなければ、0、
1、0、1、1、0と順次入力される。また、そのと
き、シフトレジスタ913には、弁別誤りがなければ、
0、1、0、0、0、1と順次入力される。そして、パ
ターン照合回路943と948でパターンが一致し、照
合結果“1”を出力する。しかし、パターン照合回路9
44と947は、パターンが一致しない。その結果は、
一致数加算器・多数決回路962を通過する。その信号
965と遅延器から出力される信号966は、一致数加
算器・多数決回路963に入力する。従って、同期信号
検出パターンの最初のビットが、シフトレジスタ906
に入力された場合には、パターン照合回路941、94
3、946、948の4個のパターン照合結果で、同期
信号検出がされることがわかる。同様に、同期信号検出
パターンの最初のビットが、シフトレジスタ913に入
力された場合には、パターン照合回路942、944、
945、947の4個のパターン照合結果で、同期信号
検出をする。
【0039】このように、図14の構成では、パターン
照合回路が2倍必要となる。さらに、それに伴い、一致
数加算器・多数決回路も増加する。従って、図14の構
成では、データのためのシフトレジスタを削除すること
が出来るが、パターン照合回路、一致数加算器・多数決
回路及び遅延器が増加する。しかし、遅延器は、最初に
一致した照合結果のみが必要であるため、カウンタ回路
等で容易に実現できる。これらのことから、図14のよ
うな構成をした場合、回路規模、消費電力を低減できる
可能性がある。特に、同期信号検出パターン中の照合し
ないパターンが多い場合に有効であることは、容易に想
像できる。尚、この図14に示した照合結果を遅延させ
る構成は、実施例1〜4についても同様に適用できる。
その場合、パターン照合結果を遅延させる時間を照合す
るパターン長に合わせて変えれば良い。
【0040】さらに、本発明によるデータ同期信号検出
装置は、情報処理用の信号処理回路、集積回路、また、
磁気ディスク装置、光磁気ディスク装置、光ディスク装
置、フロッピーディスク装置等の外部記憶装置にも用い
ることができることはいうまでもない。
【0041】図15は、本発明によるデータ同期信号検
出装置を使用した磁気ディスク装置の例を示したもので
ある。磁気ディスク装置201は、磁気ディスク21
1、磁気ヘッド212、R/WAMP213、HDCマ
イコン214、データバッファ215、サーボ処理回路
216、機構系ドライバ217、VCM218、モータ
219、信号処理手段220等を持つ。信号処理手段2
20は、本発明によるデータ同期信号検出器221を含
む。この構成の磁気ディスク装置201は、データ同期
信号検出誤りの少ない磁気ディスク装置を実現すること
ができる。
【0042】
【発明の効果】本発明により、最尤複合器入力のSNR
で、約3〜6dBの改善効果があり、従って、高精度の
同期情報をえることが可能である。また、それを用いた
信号処理回路、情報記録再生装置、情報伝送装置等の同
期情報が誤ることによるデータ誤りを、減少させること
も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を説明するためのブロック図であ
る。
【図2】本発明のデータ同期信号検出装置の基本的実施
例を説明するための図である。
【図3】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図6】本発明の第4の実施例を示す図である。
【図7】本発明の第3、4の実施例に用いる一致数加算
器・多数決回路を示す図である。
【図8】本発明の効果を説明するための図である。
【図9】データのフォーマットを示す図である。
【図10】従来の構成を説明するためのブロック図であ
る。
【図11】本発明に使用する同期信号検出パターンを説
明する図。
【図12】本発明の第5の実施例を示す図である。
【図13】本発明の第5の実施例の効果を説明するため
の図である。
【図14】本発明の第5の実施例の他の構成例を示す図
である。
【図15】本発明による磁気ディスク装置を説明するた
めの図である。
【図16】データ同期検出のためのコード組合せを示す
図である。
【図17】データ同期検出のための他のコード組合せを
示す図である。
【図18】データ同期検出のためのさらに他のコード組
合せを示す図である。
【符号の説明】
1 等化器 2 最尤復号器 3 符号復調器 5 等化器出力(最尤復号器入力) 6 最尤復号器出力 11 100 データ同期信号検出器 91 PLO SYNC 92 SYNC BYTE(データ同期信号) 93 ID領域またはデータ領域 94 CRC部またはECC部 95 GAP部 201 磁気ディスク装置 202 上位装置 211 磁気ディスク 212 磁気ヘッド 213 R/W AMP 214 HDC、マイコン 215 データバッファ 216 サーボ処理回路 217 機械系ドライバ 218 VCM 219 モーター 220 信号処理手段 221 データ同期信号検出器 101〜118,301〜310,401〜412,5
01〜516,601〜621,801〜838,90
1〜913 シフトレジスタ 121〜138,321〜330,421〜432,5
21〜536,622〜642,841〜864,92
1〜933 シフトレジスタ出力 141〜144,341〜342,441〜442,5
41〜544,643〜646,871〜874,94
1〜8948 パターン照合回路 145〜148,343〜344,443〜444,5
45〜548,647〜650,875〜878,95
1〜958 パターン照合結果 151,351,451,551,881,961,9
62,963 一致数加算器・多数決回路 967 遅延回路(Delay) 701〜707 NORゲート 711〜716 NORゲート出力
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−350960(JP,A) 特開 平5−41034(JP,A) 特開 平5−12809(JP,A) 特開 平4−34769(JP,A) 特開 昭63−160070(JP,A) 特開 平4−90169(JP,A) 特開 昭62−264744(JP,A) 特開 平5−159462(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 G11B 20/12 G11B 20/14 G11B 20/18

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ弁別器から出力されたデータのビ
    ット列を用いてデータ同期信号検出を行うデータ同期信
    号検出装置において、 前記データ弁別器から出力された同期信号検出パターン
    を含むデータのビット列を奇数番目ビット列と偶数番目
    ビット列に分離し、さらに該奇数番目ビット列と偶数番
    目ビット列をそれぞれのビット列の中で1個以上のグル
    ープに分けて出力する手段と、 該各グループごとに設けられ、該グループの出力をそれ
    ぞれ対応する所定の同期信号パターンと照合し一致を取
    る照合手段と、 該各照合手段の出力を入力し、一致したグループの個数
    が所定のしきい値以上の場合にデータ同期信号を検出す
    る手段を備えることを特徴とするデータ同期信号検出装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ同期信号検出装置
    において、 前記データ弁別器が最尤復号器(ビタビ復号器)である
    ことを特徴とするデータ同期信号検出装置。
  3. 【請求項3】 データ弁別器から出力されたデータのビ
    ット列を用いてデータ同期信号検出を行うデータ同期信
    号検出装置において、 前記データ弁別器から出力された同期信号検出パターン
    を含むデータのビット列の先行するビット列と、該先行
    するビット列に続く1ビット以上の任意のパターンのビ
    ット列の後に続く後行するビット列の両ビット列のそれ
    ぞれを奇数番目ビット列と偶数番目ビット列に分離し、
    さらに該奇数番目ビット列と偶数番目ビット列をそれぞ
    れのビット列の中で2個以上のグループに分けて出力す
    る手段と、 該各グループごとに設けられ、該グループの出力をそれ
    ぞれ対応する所定の同期信号パターンと照合し一致を取
    る照合手段と、 該各照合手段の出力を入力し、一致したグループの個数
    が所定のしきい値以上の場合にデータ同期信号を検出す
    る手段を備えることを特徴とするデータ同期信号検出装
    置。
  4. 【請求項4】 データ弁別器から出力されたデータのビ
    ット列を用いてデータ同期信号検出を行うデータ同期信
    号検出装置において、 前記データ弁別器から出力された同期信号検出パターン
    を含むデータのビット列における同期信号検出パターン
    を、先行するビット列と、該先行するビット列に続く1
    ビット以上の任意のパターンのビット列の後に続く後行
    するビット列で構成し、両ビット列のそれぞれを奇数番
    目ビット列と偶数番目ビット列に分離し、さらに該奇数
    番目ビット列と偶数番目ビット列をそれぞれのビット列
    の中で2個以上のグループに分け、 前記データ弁別器から出力されたデータのビット列の奇
    数番目ビット列を入力する少なくとも前記グループのビ
    ット数の段数を有する奇数側シフト手段と、 前記データ弁別器から出力されたデータのビット列の偶
    数番目ビット列を入力する少なくとも前記グループのビ
    ット数の段数を有する偶数側シフト手段と、 前記各グループごとに設けられ、前記奇数側シフト手段
    の各段の出力を入力しグループ対応の所定の同期信号パ
    ターンと照合し一致を取る奇数側照合手段と、 前記各グループごとに設けられ、前記偶数側シフト手段
    の各段の出力を入力しグループ対応の所定の同期信号パ
    ターンと照合し一致を取る偶数側照合手段と、 前記先行するビット列のグループの奇数側照合手段およ
    び偶数側照合手段の出力を入力し、一致したグループの
    個数が所定のしきい値以上の場合に出力を出す先行側手
    段と、 前記後行するビット列のグループの奇数側照合手段およ
    び偶数側照合手段の出力を入力し、一致したグループの
    個数が所定のしきい値以上の場合に出力を出す後行側手
    段と、 前記先行側手段の出力を遅延する遅延手段と、 該遅延手段の出力と前記後行側手段の出力との論理和を
    取りデータ同期信号を検出する手段を備えることを特徴
    とするデータ同期信号検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4記載のデータ同
    期信号検出装置において、 前記データ弁別器が最尤復号器(ビタビ復号器)である
    ことを特徴とするデータ同期信号検出装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかの請求
    項記載のデータ同期信号検出装置において、 使用する同期信号検出パターンとして、誤り発生が1箇
    所とその誤り伝播が1箇所の誤りで、正規の同期信号検
    出位置以前に同期信号検出パターンに一致するグループ
    数が、常にこれを判定するしきい値よりも少なくなるパ
    ターンの組合せを用いることを特徴とするデータ同期信
    号検出装置。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項2記載のデータ同
    期信号検出装置において、 前記奇数番目と偶数番目のビット列に分離したそれぞれ
    を1個のグループとし、また、前記所定のしきい値を1
    とし、一致したグループの個数が1個以上の場合にデー
    タ同期信号を検出することを特徴とするデータ同期信号
    検出装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のデータ同期信号検出装置
    において、 前記1個のグループのビット列の長さを5ビットとし、
    また、前記所定の同期信号パターンとして“0101
    1”および“01001”を用いることを特徴とするデ
    ータ同期信号検出装置。
  9. 【請求項9】 請求項1または請求項2記載のデータ同
    期信号検出装置において、 前記奇数番目と偶数番目のビット列に分離したそれぞれ
    を2個のグループとし、また、前記所定のしきい値を2
    とし、一致したグループの個数が2個以上の場合にデー
    タ同期信号を検出することを特徴とするデータ同期信号
    検出装置。
  10. 【請求項10】 請求項3乃至請求項5のいずれかの請
    求項記載のデータ同期信号検出装置において、 前記所定のしきい値を1とすることを特徴とするデータ
    同期信号検出装置。
  11. 【請求項11】 請求項9または請求項10記載のデー
    タ同期信号検出装置において、 1個の前記グループのビット列の長さを4ビットとし、
    また、前記所定の同期信号パターンとして“001
    0”、“0100”、“0111”および“1011”
    を用いることを特徴とするデータ同期信号検出装置。
  12. 【請求項12】 請求項9または請求項10記載のデー
    タ同期信号検出装置において、 1個の前記グループのビット列の長さを5ビットとし、
    また、前記所定の同期信号パターンとして“1011
    0”、“10101”、“01101”および“001
    11”を用いることを特徴とするデータ同期信号検出装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項9または請求項10記載のデー
    タ同期信号検出装置において、1個の前記グループのビ
    ット列の長さを6ビットとし、また、前記所定のデータ
    同期信号パターンとして“001000”、“0100
    11”、“010110”および“101110”の組
    合せ、または、“001000”、“010011”、
    “101011”および“101110”の組合せ、ま
    たは、“001000”、“010110”、“101
    001”および“101110”の組合せ、または、
    “001000”、“101001”、“10101
    1”および“101110”の組合せ、または、“01
    0001”、“010011”、“010110”およ
    び“011100”の組合せの何れかを用いることを特
    徴とするデータ同期信号検出装置。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至請求項13のいずれかの
    請求項記載のデータ同期信号検出装置を集積化した集積
    回路。
  15. 【請求項15】 データ同期信号検出装置として請求項
    1乃至請求項13のいずれかの請求項記載のデータ同期
    信号検出装置を備えることを特徴とする外部記憶装置。
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