JP3427512B2 - サーバ装置 - Google Patents

サーバ装置

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JP3427512B2
JP3427512B2 JP24531394A JP24531394A JP3427512B2 JP 3427512 B2 JP3427512 B2 JP 3427512B2 JP 24531394 A JP24531394 A JP 24531394A JP 24531394 A JP24531394 A JP 24531394A JP 3427512 B2 JP3427512 B2 JP 3427512B2
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Panasonic Holdings Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は動画や、音声をはじめと
した、読みだしにリアルタイム性が要求される情報を蓄
積するサーバ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータデータを扱うサーバ
装置だけではなく、動画や音声を扱うサーバ装置が必要
となってきており、それに伴ってサーバ装置から送出さ
れる情報のリアルタイム性が望まれている。
【0003】特願平05−269995号「ビデオサー
バ」においては、ビデオデータを格納した複数の記憶装
置を、交換装置で接続したビデオサーバを示している。
このビデオサーバでは、ユーザに提供する番組のビデオ
データは、複数の記憶装置に分割されて格納されてい
る。そして、複数のユーザにたいして、交換装置を介し
て、記憶装置に分割されて格納されているビデオデータ
を映像ストリームの形態にして送出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、複数の記憶装置に格納されたビデオデー
タを、複数のユーザそれぞれに独立して提供する場合、
複数のユーザからの情報の読みだし要求が同時に1つの
記憶装置にたいしてなされることもある。このときに
は、情報の読み出し待ちが生じる。
【0005】これを起こさないためには、記憶装置での
読みだし能力を、実際に読みだす情報量にくらべて十分
大きくしなければならない。
【0006】また、記憶装置での情報の読みだし待ちが
おこると、結果として、別の記憶装置から読み出された
同一ユーザ宛の情報トラヒックと交換装置でぶつかるこ
ともある。
【0007】交換装置において、情報トラヒックがぶつ
かりあうと、そこで送信待ちが生じたり、交換装置内で
情報をのせたパケットの廃棄が起こったりする。これを
おこさないためには、交換装置の交換能力を、交換する
トラヒック量に対して十分大きくしなければならない。
【0008】すなわち、特願平05−269995号
「ビデオサーバ」で開示されている方式を用いて、複数
のユーザからの要求にたいする速い応答性を確保したば
あいに、記憶装置からの情報の読みだし能力や、交換装
置の交換能力を実際に処理するトラヒック量に対して十
分大きくしなければならないという問題点を有してい
た。 本発明は上記問題点に鑑み、ユーザからの要求に
たいする速い応答性確保したうえで、記憶装置からの情
報の読みだし性能や、交換装置の交換性能をより効率よ
く利用できるサーバ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明のサーバ装置は、映像データを固定長のセグ
メントファイル(SF)に分割し、前記SFを格納した
単数または複数の情報記憶装置と、複数の制御装置が交
換装置に接続され、前記制御装置には、単数または複数
のユーザ装置が接続し、前記制御装置は、前記情報記憶
装置にたいして、前記SFの読みだしを要求する情報読
みだし要求を送出し、前記SFを取得して、前記ユーザ
装置に対して映像ストリームを送信するサーバ装置にお
いて、前記制御装置1台あたりが、一定時間内に送出す
る前記情報読みだし要求の数を一定値以下に制限すると
いう構成を備えたものである。
【0010】そのうえで、前記ユーザ装置に提供する映
像ストリームの再生速度と、前記SF1つあたりの情報
量から、前記情報読みだし要求を送出すべき時刻を決定
し、一定時間内に送出する前記情報読みだし要求の数が
一定値以上とならないように、前記情報読みだし要求を
送出する時刻を、前記送出すべき時刻または前記送出す
べき時刻よりも前の時刻にするという構成を備えたもの
である。
【0011】そして、前記情報読みだし要求には、前記
情報記憶装置に格納された前記SFの読みだしに要する
時間の上限値である遅延限界値が記載されており、前記
情報記憶装置では、前記情報読みだし要求を受け取って
から前記遅延限界値の時間が経過するまでに要求された
SFの読みだしを完了させ、ユーザ装置からの再生また
は、2倍速再生や3倍速再生をはじめとする特殊再生、
通常再生といった再生モードの変更の要求があった場合
には、単数または複数の情報読みだし要求の遅延限界値
を、一時的に、通常の情報読みだし要求の遅延限界値よ
りも小さな値に設定して送出するという構成を備えたも
のである。
【0012】映像データ以外の、実時間性を要しないデ
ータを記憶する情報記憶装置から、前記データの読みだ
しを要求する場合には、SFの読みだしを要求する情報
読みだし要求の遅延限界値に比べて大きな値に設定した
遅延限界値とともに、データの読みだしのための要求を
送出するという構成を備えたものである。
【0013】さらに、ユーザ装置からの映像の再生の要
求または、2倍速再生や3倍速再生をはじめとする特殊
再生、通常再生といった再生モードの変更の要求を前記
制御装置が受信した直後には、前記一定時間内に送出す
る情報読みだし要求の数が一定値に達している場合にお
いても、単数または複数の情報読みだし要求を送出する
という構成を備えたものである。
【0014】また、制御装置では、一定時間内に送出す
る情報読みだし要求の数を、提供する映像ストリームの
再生速度別に一定値以下となるように、上限値を設けて
管理している。
【0015】あるいは、制御装置は、前記ユーザ装置に
提供する映像ストリームの再生速度と、前記SF1つあ
たりの情報量から、前記情報読みだし要求を送出すべき
時刻を決定し、前記情報読みだし要求を送出する送出タ
イミングを映像の1フレームの再生時間おきに設け、前
記送出タイミングでの前記情報読みだし要求の送出数
は、一定値以下となるように制御され、情報読みだし要
求を送出すべきタイミングで、前記送出数が一定値を越
えている場合には、越えた個数分の前記情報読みだし要
求については映像の1フレームの再生時間遅らせて送出
し、ユーザ装置に映像ストリームを送出する際には、既
に送出したフレームの映像データを再度ユーザ装置に対
して送出する構成を備えたものである。
【0016】これは、もしくは、前記ユーザ装置に映像
ストリームを送出する際には、送出した映像フレームを
1フレームの再生時間だけ長く保持することを指示する
コマンドを前記ユーザ装置に対して送出する構成を備え
たものである。
【0017】さらに、制御装置は、前記交換装置の交換
能力と前記記憶装置の読みだし能力が許容できる範囲
で、あらかじめ情報読みだし要求を送出し、SFを取得
して、前記制御装置内に設けられたバッファにSFを格
納した後にユーザ装置に映像ストリームとしてSFを供
給し、ユーザ装置より再生モード変更の要求があった時
には、前記バッファ内のSFのうち、再生モード変更後
に必要なSFのみを選択して、ユーザ装置に変更後の映
像ストリームを送出する構成を備えたものである。
【0018】
【作用】本発明は上記した構成によって、制御装置が一
定時間内に送出する情報読みだし要求の数を一定値以下
とすることにより、SFの読みだし処理及び送信処理の
量が時間的に平滑化され、情報記憶装置のSF読みだし
性能や交換装置の交換性能を向上させることが可能とな
る。
【0019】また、情報読みだし要求を送出すべき時刻
に、送出数が最大値に達していて送出できない場合に
は、送出すべき時刻以前に送出することにより、送出時
刻のずれによる遅延を解消することが可能となる。
【0020】さらに、映像再生開始時や再生モード変更
時には、遅延許容値を通常の値よりも小さくすることに
よって、ユーザ装置からの要求にたいして速い応答速度
で、サービスを開始または変更することが可能となると
ともに、情報記憶装置からのSFの読みだし性能を向上
させることができる。
【0021】実時間性を要しないデータに付いては、遅
延限界値を大きく設定することにより、情報記憶装置で
の処理を、時間的にさらに平滑化でき、処理性能を向上
させることができる。
【0022】そして、映像の再生開始時や再生モード変
更時には、一定時間内に送出する情報読みだし要求の数
が一定値に達していても、情報読みだし要求を送出する
事により、ユーザ装置からの要求にたいして速い応答速
度で、サービスを開始または変更することが可能とな
る。
【0023】情報読みだし要求の送出量に付いては、映
像の再生速度別にその総量を管理することにより、簡易
かつ、効率のよい管理を実現できる。
【0024】あるいは、送出タイミングの時間間隔を、
映像1フレーム送出する時間とし、同時送出要求数が最
大の場合には、情報読みだし要求の送出タイミングを1
フレームの再生時間遅らせ、ユーザ装置に映像を供給す
るときには、2度同じフレームを供給するか、または送
出した映像フレームを1フレームの再生時間だけ長く保
持することを指示することにより、ユーザ装置からの要
求にたいして速いレスポンスで要求された映像を提供す
ることができるとともに、情報記憶装置及び交換装置で
の処理の時間的平滑化をはかり、処理性能を向上させる
ことが可能となる。
【0025】また、再生モード変更時には、制御装置の
バッファに格納されているSFのうち、変更後に必要と
なるものを送出する事により、情報記憶装置からSFが
読み出されて送信されることを待つことなく、再生モー
ドを変更できるため、ユーザ装置からの再生モード変更
要求にたいして速いレスポンスで映像を変化させること
が可能となる。
【0026】
【実施例】以下本発明の一実施例のサーバ装置につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0027】図1は本発明の実施例におけるサーバ装置
のブロック構成図を示すものである。図1において、1
01、102、103は、情報を記憶し、外部から情報
読みだし要求があると、指定された情報の読みだし及び
送信を行う情報記憶装置を示す。131〜136は、サ
ーバ装置のユーザ装置を示し、各ユーザ装置は、それぞ
れ、サーバ装置より情報をうけとる。121、122
は、ユーザ装置からの要求に応じて情報読みだし要求を
送出し、情報記憶装置より送信されてきた情報をユーザ
装置に送信する制御装置を示す。111は、制御装置1
21、122及び情報記憶装置101〜103を接続
し、情報や、要求の交換を行う交換装置を示す。
【0028】以上のように構成されたサーバ装置につい
て、以下図1〜図11を用いてその動作を説明する。
【0029】図1での、情報記憶装置101〜103に
は、映像データが、セグメントファイル(SF)に分割さ
れて格納されている。例えば、ユーザ装置131がある
番組の映像の再生を要求すると、制御装置121は、映
像データが格納されている情報記憶装置にたいして、情
報読みだし要求を発行する。映像データは、SFに分割
されて格納されているので、制御装置121は、再生順
序の順に、映像ストリームの再生速度に見合う情報量が
得られる頻度で、情報読みだし要求を発行する。情報読
みだし要求をうけとった情報記憶装置101〜103
は、指定されたSFの読みだしを行い、制御装置121
に対してSFを情報要素とするパケットを送信する。制
御装置121では、情報記憶装置101〜103より送
信されてきたSFの順序制御と遅延ゆらぎの吸収を行
い、ユーザ装置に映像を提供する。
【0030】図8においては、情報読みだし要求のメッ
セージフォーマットの一例を示す。情報読みだし要求
は、メッセージを識別するメッセージの識別情報、宛先
の情報記憶装置の識別情報、情報記憶装置内のSFの記
録位置を識別する記録位置識別情報、送信元の制御装置
を識別する識別情報、読み出されたSFを提供するユー
ザ装置を識別する識別情報、情報記憶装置での、SFの
読みだしに要する時間の最大値を規定する遅延限界値を
情報要素として備えている。また、図9においては、情
報記憶装置より制御装置に送信されるSFを情報要素と
するパケットのメッセージフォーマットの一例を示す。
SFを情報要素とするパケットは、メッセージの識別情
報、SFの提供先のユーザ装置を識別するユーザ装置識
別情報、宛先の制御装置を識別する識別情報と、SFを
情報要素として備えている。制御装置121からユーザ
装置131へは、ここに記載されているSFのみが、映
像情報として送出される。
【0031】図2はサーバ装置内の制御装置121、1
22の構成を示すものである。図2において、201
は、ユーザ装置131〜136からの、映像の再生要求
や、再生モード変更要求の受信し、その受付判断を行
い、受付ける場合には受付の通知を行う要求受付部を示
す。202は、情報記憶装置101〜103から送信さ
れてくるSFのトラヒック量を管理するために、情報読
みだし要求の発行量を管理するトラヒック量管理部を示
す。204は、情報読みだし要求を送出する時間間隔を
管理する送出間隔管理部を示し、203は、それぞれの
時刻に送出できる情報読みだし要求の数の最大値と、時
間毎の、実際に送出を行う情報読みだし要求数を管理す
る送出数管理部を示す。最大値は、映像の再生速度毎に
上限値を設けて管理されている。205は、情報記憶装
置101〜103での、要求が到着してから情報の読み
だしが完了するまでの時間の最大値を管理する遅延限界
値管理部を示す。遅延限界値管理部205では、ユーザ
装置から要求があった直後に送出する情報読みだし要求
のための第1の遅延限界値の初期値と、それ以外の要求
のための第2の遅延限界値の初期値を管理している。第
1の遅延限界値の初期値は、第2の遅延限界値の初期値
に比べて小さな値に設定されている。206は、受け付
けたユーザ装置からの要求に応じて、情報読みだし要求
の送出を制御する送出制御部を示す。また、207は、
情報記憶装置より送信されてきたセグメントファイルの
順序制御と遅延ゆらぎ吸収を行ってユーザ装置に映像を
提供する映像提供部を示す。
【0032】ユーザ装置131から番組の再生要求が到
着すると、要求受付部201は、トラヒック量管理部2
02に対して再生要求を受け付けられるかどうかを問い
合わせる。トラヒック量管理部202では、映像の再生
速度毎に受け付けることが可能なユーザ数を管理すると
ともに、制御装置よりユーザ装置に送出する映像データ
のトラヒック量の合計値を管理しており、再生要求の受
付を判断する。ユーザ装置131からの要求が受付可能
であると判断された場合には、要求受付部201は、情
報読みだし要求の送出動作を開始する。情報読みだし要
求は、送出間隔管理部204で管理されている、送出間
隔に従って送出される。
【0033】情報読みだし要求は、一定時間毎の送出タ
イミングに、一定数以下ずつ送出されるように制御され
る。送出タイミングの時間間隔と、送出タイミングあた
りに送出可能な要求数は、情報記憶装置の処理能力及び
交換装置の交換能力、許容可能な遅延限界値を考慮にい
れ決定する。
【0034】送出タイミングの時間間隔は、送出間隔管
理部204で管理され、送出タイミングあたりに送出可
能な要求数は、実際の送出数とともに、送出数管理部2
03で管理されている。この、送出タイミングあたりに
送出可能な要求数は、さらに、映像の再生速度毎に上限
値を設けて管理されている。管理項目の一例を図16に
示す。
【0035】次に、各ユーザ装置毎の、情報読みだし要
求の送出間隔のパターンの算出方法について説明する。
送出タイミングの時間間隔をt(s)とし、映像の再生速
度をv(bit/s)、SFの大きさを、n(bit)とする。
送出間隔Aは、式1で示した算出式により決定する。
【0036】A=[n/(t×v)] (式1) ただし、記号[x]は、xを越えない最大の整数を示す。
【0037】また、送出間隔Aで、要求し続けると、映
像の再生速度よりも多くのSFを取得することになる。
これを避けるために、補正パラメータBを導入し、補正
する。補正パラメータBは、式2によって算出される。
【0038】 B=[A /{n/(t×v)- A}]+1 (式2) B回にわたって、送出間隔A毎に情報読みだし要求を1
要求ずつ送出し、次の送出間隔A後の時刻には、情報読
みだし要求を送出しない。これを繰り返す。以上の送出
間隔のパターンに従って、情報読みだし要求の送出予定
時刻を決定し、情報読みだし要求の送出を行う。しか
し、補正パラメータBを用いても、取得するSFは、映
像の再生速度に比べて若干多くなっている。このため
に、映像提供部205では、ユーザ装置に送出待ちのS
Fの量が増加することとなる。映像提供部205におい
て、送出待ちとなっているSFの個数が一定値を越えた
場合には、情報の読みだし要求の送出を1回行わないよ
うに制御される。
【0039】また、再生モードの変更などがあった場合
には、送出間隔のパターンは初期状態となる。すなわ
ち、変更の場合には、その時点から、B回にわたって、
送出間隔A毎に情報読みだし要求を1要求ずつ送出し、
次の送出間隔A後の時刻には、情報読みだし要求を送出
しない動作を繰り返すこととなる。
【0040】以上に説明した送出間隔に従って、制御装
置121より送出される情報読みだし要求には、遅延限
界値のパラメータが付与されており、情報記憶装置10
1〜103では、遅延限界値内にSFの読みだしを行
う。情報記憶装置101〜103にて遅延限界値内に読
みだしがおこなわれ、送信されてきたSFは、映像提供
部205で受信される。映像提供部205では、SF間
の順序制御と遅延ゆらぎ吸収を行い、ユーザ装置に映像
を提供する。
【0041】図7において、送出タイミングの時間間隔
と、送信間隔、SFを受信する間隔及びユーザ装置にS
Fを送信する間隔の関係を示す。図7では、t=50m
s、v=4Mbit/s、n=512kbitの場合を例
に、t、A、Bの関係を示している。図7において、7
01は時刻が進むことを示す矢印である。702、70
3は送出タイミングの時間間隔tを示す補助的な矢印で
ある。矢印701の上に付与された目盛りは、送出タイ
ミングをそれぞれ示している。704〜715は、情報
読みだし要求送出のタイミングを示す矢印である。今、
A=2、B=4の場合を例に記述している。そのため、矢印
704と矢印705の間の間隔、矢印705と矢印70
6の間の間隔などは、送出タイミングの時間間隔tの間
隔の2倍の間隔となっている(A=2)。また、情報読み
だし要求を4要求送出し終えた後(B=4)には、送出
間隔Aの後には、情報読みだし要求を送出しない。その
ため、矢印707と矢印708の間の間隔は、間隔Aの
2倍の間隔となっている。716〜723は、映像提供
部205にSFが到着するタイミングを示す矢印であ
り、724〜731は、ユーザ装置へ映像として、SF
を送出開始するタイミングを示す矢印である。矢印70
4のタイミングで送出された情報読みだし要求によっ
て、たとえば、情報記憶装置101より読み出されたS
Fは、矢印716のタイミングに制御装置121に到着
し、矢印714のタイミングにユーザ装置にSF情報の
送出が開始される。
【0042】次に、各送出タイミングでの送出要求数を
限定しつつ、各ユーザ装置の情報読みだし要求を送出す
る仕組みに付いて図3を用いて説明する。図3は、送出
制御部206の構成を示すものである。301は、ユー
ザ装置毎に、再生中の映像の、SFの格納位置と再生順
序を管理する、シーケンス管理部を示す。302は、送
出タイミング単位で時刻を計測する時計を示し、303
は、送出間隔管理部204を参照して、情報読みだし要
求の発行予定時刻を算出する送出予定時刻算出部を示
す。304は、送出数管理部203が管理する要求送出
数と、送出予定時刻算出部303が管理する、送出予定
時刻により、実際に送出すべき時刻を算出する実際の送
出時刻算出部を示す。305は、遅延限界値管理部20
5と、実際の送出時刻算出部304からの情報により、
遅延限界値を算出する遅延限界値算出部を示す。306
は、実際の送出時刻算出部304で算出された実際の送
出時刻と、遅延限界値算出部305で算出された遅延限
界値を記憶しておく実際の送出時刻及び遅延許容値管理
部を示す。307は、送出時刻になったら、読みだし要
求を送出する読みだし要求送出部を示す。
【0043】ユーザ装置からの番組の再生要求が要求受
付部201に到着すると、要求受付部201は、これを
シーケンス管理部301、送出予定時刻算出部303に
通知する。シーケンス管理部301では、ユーザ装置か
ら要求された番組のSFを、再生順序に従って提供でき
るよう、SFの格納場所と送信順序が記載されたファイ
ルを準備する。送出予定時刻算出部303での動作を図
4のフローチャート図を用いて説明する。まず、ユーザ
装置から要求が到着してはじめて発行する情報読みだし
要求は、直ちに発行できるよう、次の送出タイミングの
時刻に送出予定時刻を設定する。(図4のステップS4
1及びS42の動作)映像の再生開始時または、再生モ
ード変更時には、情報読みだし要求が、同時に複数個発
行されるように、送出予定時刻が複数個設定される。そ
して、実際の送出時刻算出部304に対して送出予定時
刻を通知する(同図ステップS43)。また、送出間隔
管理部204に対して、送出間隔のパターンを初期状態
に戻すよう指示を行う(同図ステップS44)。送出間
隔管理部204が管理する送出間隔のパターンに従っ
て、順次送出予定時刻を算出する(ステップS45、S
46)。そして、この算出された送出予定時刻を実際の
送出時刻算出部304に通知する。実際の送出時刻算出
部304では、これをもとに、実際の送出時刻を算出す
るのであるが、この動作について、図5のフローチャー
ト図を用いて説明を行う。
【0044】図5は、実際の送出時刻算出部304の動
作を説明するフローチャート図である。実際の送出時刻
算出部304は、送出予定時刻算出部303で、新たな
送出予定時刻が算出される度に以下に説明する動作を行
う。
【0045】送出予定時刻が、次の送出タイミングの時
刻となっている場合には、送出予定時刻をそのまま実際
の送出時刻とする(図5のステップS51、S53)。
これ以外の場合には、送出予定時刻に、すでに、送出時
刻として設定されている要求数を、送出数管理部203
より参照する。参照した要求数が、最大値に達していな
ければ、送出予定時刻を実際の送出時刻とする(同図ス
テップS52、S53)。最大値に達している場合に
は、送出予定時刻の1つまえの送出タイミングの時刻を
送出予定時刻とし(同図ステップS54)、送出予定時
刻算出部303で算出した時刻との差の時刻を記憶する
(同図ステップS55)。そして、新しい送出予定時刻
が、次の送出タイミングであるかどうかを確認し(同図
ステップS51)、次の送出タイミングではない場合に
は、要求数を参照し、最大値に達していなければ、送出
予定時刻を実際の送出時刻とする(同図ステップS5
3)。最大値に達している場合には、送出予定時刻が次
の送出タイミングかどうかを再び調べ(同図ステップS
51)、同様の処理を繰り返す。このようなアルゴリズ
ムでは、はじめに設定した送出予定時刻と、次の送出タ
イミングの間の送出タイミング全てにおいて最大値であ
る場合には、次の送出タイミングでは、最大値を越えて
しまうことになる。これをさけるために、送出予定時刻
の算出は、あらかじめ一定時間分以上行っておく。ここ
でいう一定時間の最小値は、映像の再生速度毎の、要求
の送出間隔のパターンの周期により、決定することがで
きる。
【0046】以上の様にして、実際の送出時刻を決定
し、実際の送出時刻とした時刻の送出要求数を更新する
ために、送出数管理部203にこれを通知する(同図ス
テップS56)。さらに、送出予定時刻算出部303で
算出した時刻との差の時刻は、遅延限界値算出部305
に通知する。送出数管理部203では、実際の送出時刻
算出部304から通知をうけると、時刻毎に管理してい
る送出要求数を更新し、遅延限界値算出部305では、
遅延限界値の算出を行う。遅延限界値は、遅延限界値管
理部205で管理している遅延限界値の初期値に、実際
の送出時刻算出部304より通知された時刻を加えたも
のとする。ユーザ装置からの要求が到着後、最初に発行
する情報読みだし要求の遅延限界値には、第1の遅延限
界値の初期値を選択し、その他のものにたいしては第2
の遅延限界値の初期値を選択する。
【0047】以上の様にして算出された実際の送出時刻
及び遅延限界値は、実際の送出時刻及び遅延限界値管理
部306に記憶される。
【0048】次に、実際の送出時刻になった場合の、読
みだし要求送出部307の動作に付いて、説明する。読
みだし要求送出部307は、時計302と、実際の送出
時刻及び遅延限界値管理部306を参照し、実際の送出
時刻になったかどうかを調べている。実際の送出時刻に
なった場合には、送信するSFの格納場所を示す情報を
シーケンス管理部301より取得し、遅延限界値の情報
を、実際の送出時刻及び遅延限界値管理部306より取
得する。そして、取得したこれらの情報を付加して、情
報読みだし要求を送出する。
【0049】次に、情報読みだし要求を送出したことに
よって、情報記憶装置より読み出されたSFが制御装置
に到着したときの、映像提供部207の動作について説
明する。映像提供部207は、図6の様に構成されてい
る。図6において、601は、情報記憶装置より送信さ
れてきたSFパケットを受信し、受信したSFパケット
をバッファに格納するSF受信部を示す。602は、ユ
ーザ装置にSFを送出する時刻を算出し、管理するSF
送出時刻管理部を示す。603は、時計を示し、604
は、時計603及びSF送出時刻管理部602で管理さ
れる送出時刻を参照し、送出時刻になったならば、バッ
ファ内のSFパケットから、SFの情報をとりだして、
ユーザ装置に送信するSF送出部を示す。SF送出時刻
管理部602での、送出時刻の算出方法について次に説
明する。まず、要求受付部201より、ユーザ装置から
の要求が到着したことが通知される。その場合に、SF
送出時刻管理部602では、ユーザ装置からの要求の到
着後最初に送出した、情報読みだし要求によって得られ
るSFが到着する時刻のうちで、最も遅い時刻を算出す
る。これは、実際の送出時刻及び遅延限界値管理部30
6で管理されている、情報読みだし要求を送出する時刻
に、遅延限界値を加算し、さらに、SF送出時刻管理部
602が保持している、ネットワークでの遅延の最悪値
を加算して、算出される。また、最初のSFパケットが
到着してから、次のSFパケットが到着するまでに、送
出する映像情報が足りなくなることがないように、再生
開始時刻は算出される。以上のようにして算出した時刻
が、ユーザ装置への映像の送信開始の時刻となり、この
時刻より順次SFを送信する。2つめ以降のSFは、1
つ前のSFの情報の送出が完了する時刻に順次設定され
る。SFの送出開始時刻の時間間隔は、ユーザ装置に提
供する映像の再生速度により決定される。SF送出時刻
管理部602は、また、実際の送出時刻及び遅延限界値
管理部306を参照し、ユーザ装置から要求が到着して
から送出した情報読みだし要求の数をカウントしてい
る。さらに、SF送出部604を参照して、ユーザ装置
に送出したSFの数もカウントしている。そして、送出
した情報読みだし要求と、送出したSFの数の差が、一
定値以上となった場合には、SF読みだし過剰と判断し
て、情報読みだし要求の送出を1回とりやめる。映像提
供部207では、情報記憶装置より送信されてきたSF
を受信すると、送出時刻になるまでは、バッファにSF
を格納しておく。送出時刻になったならば、ユーザ装置
に、SFを送出することによって映像を提供する。
【0050】つぎに、情報記憶装置101の動作につい
て、図10などを用いて説明する。図10は、情報記憶
装置101の、制御装置からの情報読みだし要求によ
り、SFを読みだして送信する部分の構成を示す図であ
る。図10において、1001は、情報記憶装置に到着
し、SFの送信処理が完了していない情報読みだし要求
についての情報を管理する要求情報管理部を示す。要求
情報管理部1001では、要求毎に、メッセージの識別
情報、ユーザ装置識別情報、順序番号、宛先の制御装置
識別番号、記録位置識別情報、要求の到着時刻、遅延限
界値及び、SFの送出時刻、読みだし完了済みかどうか
を識別する識別子を記憶しており、この情報をもとにS
Fの読みだしと送信が行われる。1002は、制御装置
からの情報読みだし要求を受信する要求受信部を示す。
1003は、情報読みだし要求にパラメータとして与え
られている情報及び要求の到着時刻、SFの送出時刻を
要求情報管理部1001に記憶させる要求情報登録部を
示す。1004は、SFの読みだしを制御するSF読み
だし制御部を示す。1005は、SFが記憶されている
ディスクを示し、1006は、ディスク1005より読
み出されたSFが一時的に格納されるバッファメモリを
示す。1007は、SFの送出時刻に、SFのディスク
からの読みだしが完了しているかどうかを調べた上で、
SFの送信指示または廃棄指示を行うSF送信判定部を
示す。1008は、送出時刻になっても、ディスクから
の読みだしが完了していないSFの廃棄処理を行う廃棄
処理部を示し、1009は、SFの送信処理を行うSF
送信部を示す。1010は、時計を示す。
【0051】制御装置121より到着した情報読みだし
要求は、要求受信部1002で受信され、要求情報登録
部1003によって要求に関する情報が登録される。要
求の到着時刻は、時計1010を参照して記憶され、S
Fの送出時刻は、要求の到着時刻に遅延限界値を加算し
た時刻とされる。要求情報登録部1003は、要求到着
をSF読みだし制御部1004に通知する。このとき
の、SF読みだし制御部1004の動作について、図1
1をのステップ図を用いて説明する。
【0052】要求情報登録部1003より到着を通知さ
れた情報読みだし要求は、ディスクに対応させて設けら
れた読みだし待ちキューに格納する。キューのどの位置
に格納されるかについては、次に説明するアルゴリズム
にしたがって決定される。
【0053】まず、読みだし待ちキュー内の要求の処理
時間をキューの先頭より加算し、遅延限界値内で処理で
き得る最後尾の位置(処理可能位置)を求める(図11
のステップS111)。キューの先頭から処理可能位置
までの間で最もシーク時間を短縮できる位置を選択する
(同図ステップS112)。選択した位置で処理を行っ
た場合、後回しにされる要求はすべて、遅延限界値内に
読みだし処理できるかどうかを調べる(同図ステップS
113)。できる場合には、選択した位置に要求を格納
する(同図ステップS114)。できない場合には、で
きない要求が、処理可能位置よりも後ろの要求に存在す
るかどうかを調べる(同図ステップS115)。存在す
る場合には、要求は、キューに格納せず、廃棄する(同
図ステップS117)。存在しない場合には、処理可能
位置に要求を格納する(同図ステップS116)。読み
だし待ちキュー内の要求は、先頭のものから順に、ディ
スクからのSF読みだしが行われ、処理が完了するとキ
ューより取り出される。
【0054】以上のようにしてバッファメモリに格納さ
れたSFの送信を行うために、SF送信判定部1007
は次のように動作する。まず、SF送信判定部1007
は、要求情報管理部1001に記憶されているSFの送
出時刻を監視している。そして、SFの送出時刻となっ
たならば、読みだし完了済みかどうかを調べ、完了して
いるならば、SF送信部1009に対して送信指示を行
う。完了していないならば、廃棄処理部1008に対し
て廃棄指示を行う。送信指示された場合には、SF送信
部では、要求情報管理部の情報をもとに、パケットの組
立をおこない、制御装置にSFを送信する。一方、廃棄
指示された場合には、廃棄処理部1008では、ディス
クからの読みだしが行われていない情報読みだし要求
は、廃棄し、ディスクからの読みだし中であるSFは読
みだしを中断させて、SF情報を廃棄する。
【0055】以上に説明したように、本実施例によれ
ば、各送出タイミングでの要求送出数に制限を設け、一
定時間内に送出する情報読みだし要求の数を一定値以下
とすることにより、SFの読みだし処理及び送信処理の
量が時間的に平滑化され、情報記憶装置のSF読みだし
性能や交換装置の交換性能を向上させることが可能とな
る。
【0056】また、情報読みだし要求を送出すべき送出
タイミングに、送出数が最大値に達していて送出できな
い場合には、送出すべき送出タイミング以前の送出タイ
ミング送出させることにより、送出タイミングのずれに
よる遅延を解消することが可能となる。
【0057】さらに、映像再生開始時や再生モード変更
時には、複数要求を送出するとともに、遅延許容値を通
常の値よりも小さくすることによってユーザ装置からの
要求にたいして速い応答速度で、サービスを開始または
変更することが可能となり、ディスクからのSFの読み
だし性能を向上させることができる。
【0058】また、映像の再生開始時や再生モード変更
時には、情報読みだし要求を直ちに送出する事によって
も、ユーザ装置からの要求にたいして速い応答速度で、
サービスを開始または変更することが可能となる。これ
については、情報記憶装置において、遅延限界値となっ
てからSFの送出を開始することにより、制御装置のバ
ッファ量に余裕がない場合にも、適用することが可能と
なる。情報読みだし要求の送出量に付いては、トラヒッ
ク量管理部にて、映像の送出速度別にその総量を管理す
ることにより、簡易かつ、要求送出量の時間的揺らぎの
少ない、効率のよい管理を実現できる。
【0059】以下本発明の第2の実施例について図面を
参照しながら説明する。図1の構成など、基本的な構成
は実施例1と同様なので、ここでは重複する説明は割愛
する。第2の実施例においては、まず、読みだし要求送
出部307は、送出要求数が上限に達していない送出タ
イミングを検出すると、次に送出が予定されていた読み
だし要求を送出し、あらかじめ、はやめに多くのSFを
取得しておく動作を行う。また、映像提供部207は、
図12に示す構成をとっている。
【0060】図12において、1201は、情報記憶装
置より送信されてきたSFを受信し、受信したSFをバ
ッファに格納するSF受信部を示す。1202は、ユー
ザ装置にSFを送出する時刻を算出し、管理するSF送
出時刻管理部を示す。1203は、再生モード変更時
に、制御装置に既に到着し、ユーザ装置に送出していな
いSFを編集し、再生モード変更後の送出映像データに
作りかえる動作を行うSF編集部を示す。
【0061】1205は、時計を示し、1204は、時
計1205及びSF送出時刻管理部1202で管理され
る送出時刻を参照し、送出時刻になったならば、バッフ
ァ内のSFをユーザ装置に送信するSF送出部を示す。
SF送出時刻管理部1202での送出時刻の算出方法
は、実施例1に示したSF送出時刻管理部602での算
出方法と同じである。ただし、再生モード変更時には、
ここで計算された送出開始時刻より以前に、変更後の映
像を送出することとなる。これは、SF編集部1303
によって実現される。
【0062】ここでの、SF編集部1203の動作につ
いて図13を用いて説明を行う。まず、SF編集部は、
SF送出時刻管理部1202を参照することによって求
められる、ユーザ装置にSFを送出する間隔のうち、最
も短い間隔aをそれぞれのユーザ毎に記憶している。そ
して、SF送出時刻管理部1202に対して、要求受付
部201より再生モード変更要求を受け付けたという通
知があると、SF送出時刻管理部1202は、SF編集
部1203にこれを通知し(図13ステップS13
1)、SF編集部1203は、次のように動作する。
【0063】SF編集部1303は、バッファメモリに
余分に格納されているSFの情報量Nを調べる(同図ス
テップS132)。そして、再生モード変更要求があっ
てからはじめて送出した情報読みだし要求により、情報
記憶装置から読み出されて制御装置に到着するSFをユ
ーザ装置に送出するまでの間隔Yを、SF送出時刻管理
部1202より参照する(同図ステップS133)。
【0064】そして、間隔Yを、記憶していた間隔aで
除算して、間隔Yの間にユーザ装置に送出するSFの情
報量Mを算出する(同図ステップS134)。ここで、
SFの情報量Mは、式3により求められる。
【0065】M=[Y/a]+1 (式3) ここで、記号[x]は、xを越えない最大の整数を示
す。バッファメモリ内の情報量Nのうち、変更後に必要
とされる情報量の比率を1/Xとする。
【0066】つぎに、SFの情報量Zを仮定する。ここ
で、SFの情報量Zだけは、再生モード変更の前の映像
をユーザ装置に送出し、SFの情報量Zを送出した後に
は、変更後の映像をユーザ装置に送出するとする。
【0067】SFの情報が、途切れることなくユーザ装
置に提供される為には、SFの情報量Zに関して、以下
の式4が成立しなければならない。
【0068】 Z+(M−Z)×X ≦ N (式4) 式4を満たす最大のZを式5により算出する(同図ステ
ップS135)。
【0069】 Z=(M×X−N)/(X−1) (式3) Zが0以下の場合には、直ちに編集を行い、変更後の映
像を送出する(同図ステップS136、S137)。Z
が0よりも大きい場合には、SFの情報量Zをユーザ装
置に送出したのちに変更を開始するよう、編集を行う
(同図ステップS136、S138)。
【0070】以上に説明したように、第2の実施例によ
れば、あらかじめ、余分にSFを獲得しておき、再生モ
ード変更時には、制御装置のバッファに格納されている
SFを編集し、一時的に送出する事により、情報記憶装
置からSFが読み出されて送信されることを待つことな
く、再生モードを変更できるため、ユーザ装置からの再
生モード変更要求にたいして速いレスポンスで映像を変
化させることが可能となる。
【0071】以下本発明の第3の実施例について図面を
参照しながら説明する。図1、図2の構成など、基本的
な構成は実施例1と同様なので、ここでは重複する説明
は割愛する。
【0072】まず、送出間隔管理部204が管理してい
る送出タイミングの時間間隔は、映像の1フレームを送
出する時間とする。送出制御部206の構成は、実施例
1と同様であるが、その動作が異なる。実施例3の動作
について次に説明する。
【0073】シーケンス管理部301及び時計302、
実際の送出時刻及び遅延限界値管理部306、読みだし
要求送出部307の動作は、実施例1で説明した動作と
同じである。送出予定時刻算出部303及び実際の送出
時刻算出部304、遅延限界値算出部の動作は次に説明
する通りとなっている。
【0074】まず、送出予定時刻算出部303の動作
を、図14のフローチャート図を用いて説明する。ま
ず、ユーザ装置から要求が到着してはじめて発行する情
報読みだし要求は、直ちに発行できるよう、次の送出タ
イミングの時刻に送出予定時刻を設定する(図14のス
テップS141及びS142の動作)。映像の再生開始
時または、再生モード変更時には、情報読みだし要求
が、同時に複数個発行されるように、送出予定時刻が複
数個設定される。そして、実際の送出時刻算出部304
に対して送出予定時刻を通知する(同図ステップS14
3)。また、送出間隔管理部204に対して、送出間隔
のパターンを初期状態に戻すよう指示を行う(同図ステ
ップS144)。そして、送出間隔管理部204が管理
する送出間隔のパターンを参照する(同図ステップS1
45)。つぎに、実際の送出時刻算出部304より、実
際の送出時刻登録の通知をまつ(同図ステップS14
6)。通知があると、通知された時刻と送出間隔のパタ
ーンより、送出予定時刻を算出する(同図ステップ14
7)。算出した送出予定時刻は、実際の送出時刻算出部
304に通知され(同図ステップS148)、実際の送
出時刻算出部304では、通知された送出予定時刻をも
とに実際の送出時刻を決定する。そして、送出予定時刻
算出部303では、実際の送出時刻をもとに、次の送出
時刻を決定する(同図ステップS145〜S147)。
これを繰り返す。
【0075】次に、実際の送出時刻算出部304の動作
について、図15のフローチャート図を用いて説明を行
う。図15は、実際の送出時刻算出部304の動作を説
明するフローチャート図である。実際の送出時刻算出部
304は、送出予定時刻算出部303で、新たな送出予
定時刻が算出され、通知される度に以下に説明する動作
を行う。
【0076】まず、ユーザ装置から要求が到着してはじ
めて発行する情報読みだし要求は、直ちに発行できるよ
う、送出予定時刻をそのまま実際の送出時刻とする(図
5のステップS151、S154)。これ以外の場合に
は、送出予定時刻に、すでに、送出時刻として設定され
ている要求数を、送出数管理部203より参照する。参
照した要求数が、最大値に達していなければ、送出予定
時刻を実際の送出時刻とする(同図ステップS152、
S154)。最大値に達している場合には、送出予定時
刻の1つ後の送出タイミングの時刻を実際の送出時刻と
する(同図ステップS153、S154)。決定した実
際の送出時刻は、送出予定時刻算出部155に通知す
る。
【0077】遅延限界値算出部305では、送出予定時
刻と、実際の送出時刻との差の時間は考慮せず、遅延限
界値管理部205で管理している第1の遅延限界値ある
いは第2の遅延限界値を、それぞれの情報読みだし要求
の遅延限界値とする。映像提供部では、情報記憶装置よ
り受け取ったSFをユーザ装置に供給するのであるが、
送出タイミングを遅らせて送出している情報読みだし要
求があるので、ユーザ装置に送出すべきSF情報がまに
あわなくなることがある。このときには、同じフレーム
の映像情報を2度ユーザ装置に送出して映像の連続性を
保つ。
【0078】以上に説明した様に、第3の実施例によれ
ば、送出タイミングの時間間隔を、映像1フレーム送出
する時間とし、同時送出要求数が最大の場合には、情報
読みだし要求の送出タイミングを1タイミング遅らせ、
ユーザ装置に映像を供給するときには、2度同じフレー
ムを供給することにより、ユーザからの要求に対して速
いレスポンスを実現しつつ、情報記憶装置及び交換装置
での処理の時間的平滑化をはかることができる。
【0079】以上、本発明を実施例に基づき説明した
が、本発明は上記実施例に限定されないのは勿論であ
る。すなわち、 (1)実施例においては、SFは、情報記憶装置内のデ
ィスクに記憶されているとしたが、これについては限定
しない。 (2)実施例においては、遅延限界値の初期値を2種類
設けた場合について記述したが、これについては限定し
ない。3種類以上設けて、よりこまかな制御を行っても
よい。また、映像以外のメディアが混在するサーバ装置
においては、遅延にたいする要求が厳しくない静止画な
どのデータにたいしては、非常に大きな値を遅延限界値
とするといったこともできる。 (3)第1の実施例では、情報記憶装置からのSFパケ
ットの送信は、情報読みだし要求が到着してから遅延限
界値の時間の後に開始するとしたが、制御装置側のバッ
ファメモリに余裕があれば、ディスクからSFを読みだ
して即送信してもよい。 (4)第1の実施例では、ディスクからのSFの読みだ
しを遅延限界値の時間内に行うとしたが、これについて
は次のような方法も考えられる。情報記憶装置には、遅
延限界値とは別に最大読みだし時間が設定されており、
SFは、最大読みだし時間内に読みだされる。情報読み
だし要求が到着してから遅延限界値の時間の後に読みだ
したSFの送信を許可する。
【0080】この方法は、遅延限界値の設定のされかた
と、要求性能により、適用できる場合とそうでない場合
があるが、図11でのステップS111の動作を行う必
要がなく、読みだし順序決定までの処理が簡略化でき
る。 (5)第3の実施例では、送出タイミングの時間間隔
を、映像1フレーム送出する時間とし、同時送出要求数
が最大の場合には、情報読みだし要求の送出タイミング
を1タイミング遅らせ、ユーザ装置に映像を供給すると
きには、2度同じフレームを供給するとしたが、送出し
た映像フレームを1フレームの再生時間だけ長く保持す
ることを指示するコマンドをユーザ装置に対して送出し
てもよい。
【0081】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、制御装置
が一定時間内に送出する情報読みだし要求の数を一定値
以下とすることにより、情報記憶装置のSF読みだし性
能や交換装置の交換性能を向上させることが可能とな
る。
【0082】また、情報読みだし要求を送出すべき時刻
に、送出数が最大値に達していて送出できない場合に
は、送出すべき時刻以前に送出することにより、送出時
刻のずれによる遅延を解消することが可能となる。
【0083】さらに、映像再生開始時や再生モード変更
時には、遅延許容値を通常の値よりも小さくすることに
よって、ユーザ装置からの要求にたいして速い応答速度
で、サービスを開始または変更することが可能となると
ともに、情報記憶装置からのSFの読みだし性能を向上
させることができる。
【0084】実時間性を要しないデータに付いては、遅
延限界値を大きく設定することにより、情報記憶装置で
の処理を、時間的にさらに平滑化でき、性能を向上させ
ることができる。
【0085】そして、映像の再生開始時や再生モード変
更時には、一定時間に送出する情報読みだし要求に数が
一定値に達していても、情報読みだし要求を送出する事
により、ユーザ装置からの要求にたいして速い応答速度
で、サービスを開始または変更することが可能となる。
【0086】情報読みだし要求の送出量に付いては、映
像の再生速度別にその総量を管理することにより、簡易
かつ、効率のよい管理を実現できる。
【0087】あるいは、送出タイミングの時間間隔を、
映像1フレーム送出する時間とし、同時送出要求数が最
大の場合には、情報読みだし要求の送出タイミングを1
フレームの再生時間遅らせ、ユーザ装置に映像を供給す
るときには、2度同じフレームを供給するか、または、
送出した映像フレームを1フレームの再生時間だけ長く
保持することを指示するコマンドをユーザ装置に対して
送出することにより、ユーザ装置からの要求にたいして
速いレスポンスで対応しつつ、情報記憶装置及び交換装
置での処理の時間的平滑化をはかり、結果として処理能
力を向上させることができる。
【0088】また、再生モード変更時には、制御装置の
バッファに格納されているSFのうち、変更後に必要と
なるSFのみを取り出して、送出する事により、情報記
憶装置からSFが読み出されて送信されることを待つこ
となく、再生モードを変更できるため、ユーザ装置から
の再生モード変更要求にたいして速いレスポンスで映像
を変化させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるサーバ装置のブロック
構成図
【図2】同実施例における制御装置121、122のブ
ロック構成図
【図3】同実施例における送出制御部206のブロック
構成図
【図4】本発明の第1の実施例における送出予定時刻算
出部303の動作を説明するフローチャート図
【図5】同実施例における実際の送出時刻算出部304
の動作を説明するフローチャート図
【図6】同実施例における映像提供部207のブロック
構成図
【図7】同実施例における送出タイミングの間隔と、情
報読みだし要求の送信間隔、SFを受信する間隔及びユ
ーザにSFを送信する間隔の関係を示した図
【図8】同実施例における情報読みだし要求のメッセー
ジフォーマットを示した図
【図9】同実施例における、SFを情報要素とするパケ
ットのメッセージフォーマットを示した図
【図10】本発明の実施例における情報記憶装置101
〜103のブロック構成図
【図11】同実施例におけるSF読みだし制御部100
4の動作を説明するフローチャート図
【図12】本発明の第2の実施例における映像提供部2
07のブロック構成図
【図13】同実施例におけるSF編集部1203の動作
を説明するフローチャート図
【図14】本発明の第3の実施例における送出予定時刻
算出部303の動作を説明するフローチャート図
【図15】同実施例における実際の送出時刻算出部30
4の動作を説明するフローチャート図
【図16】本発明の実施例における、送出数管理部20
3での管理項目を示す図
【符号の説明】
101〜103 情報記憶装置 111 交換装置 121〜122 制御装置 131〜136 ユーザ装置 201 要求受付部 202 トラヒック量管理部 203 送出数管理部 204 送出間隔管理部 205 遅延限界値管理部 206 送出制御部 207 映像提供部 301 シーケンス管理部 302 時計 303 送出予定時刻算出部 304 実際の送出時刻算出部 305 遅延限界値算出部 306 実際の送出時刻及び遅延限界値管理部 307 読みだし要求送出部 601 SF受信部 602 SF送出時刻管理部 603 時計 604 SF送出部 1001 要求情報管理部 1002 要求受信部 1003 要求情報登録部 1004 SF読みだし制御部 1005 ディスク 1006 バッファメモリ 1007 SF送信判定部 1008 廃棄処理部 1009 SF送信部 1201 SF受信部 1202 SF送出時刻管理部 1203 SF編集部 1204 SF送出部 1205 時計

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像データを固定長のセグメントファイル
    (SF)に分割し、前記SFを格納した単数または複数
    の情報記憶装置と、複数の制御装置が交換装置に接続さ
    れ、前記制御装置には、単数または複数のユーザ装置が
    接続し、前記制御装置は、前記情報記憶装置にたいし
    て、前記SFの読みだしを要求する情報読みだし要求を
    送出し、前記SFを取得して、前記ユーザ装置に対して
    映像ストリームを送信するサーバ装置において、前記制
    御装置1台あたりが、一定時間内に送出する前記情報読
    みだし要求の数を一定値以下に制限したことを特徴とす
    るサーバ装置。
  2. 【請求項2】制御装置は、ユーザ装置に提供する映像ス
    トリームの再生速度と、SF1つあたりの情報量から、
    情報読みだし要求を送出すべき時刻を決定し、 一定時間内に送出する前記情報読みだし要求の数が一定
    値以上とならないように、前記情報読みだし要求を送出
    する時刻を、前記送出すべき時刻または前記送出すべき
    時刻よりも前の時刻にしたことを特徴とする請求項1記
    載のサーバ装置。
  3. 【請求項3】情報読みだし要求には、情報記憶装置に格
    納されたSFの読みだしに要する時間の上限値である遅
    延限界値が記載されており、前記情報記憶装置では、前
    記情報読みだし要求を受け取ってから前記遅延限界値の
    時間が経過するまでに、要求されたSFの読みだしを完
    了することを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
  4. 【請求項4】情報記憶装置では、情報読みだし要求を受
    け取ってから遅延限界値の時間が経過した時刻に、SF
    を交換装置へ送出することを特徴とする請求項3記載の
    サーバ装置。
  5. 【請求項5】情報記憶装置には、SFの読みだしに要す
    る時間の上限値である最大読みだし時間が設定されてお
    り、情報読みだし要求が到着した時刻より、前記最大読
    みだし時間が経過するまでに要求されたSFの読みだし
    を完了することを特徴とする請求項4記載のサーバ装
    置。
  6. 【請求項6】ユーザ装置からの再生または、2倍速再生
    や3倍速再生をはじめとする特殊再生、通常再生等の再
    生モードの変更の要求があった場合には、単数または複
    数の情報読みだし要求の遅延限界値を、一時的に、通常
    の情報読みだし要求の遅延限界値よりも小さな値に設定
    して送出することを特徴とする請求項3記載のサーバ装
    置。
  7. 【請求項7】情報読みだし要求には、情報記憶装置に格
    納されたSFの読みだしに要する時間の上限値である遅
    延限界値が記載されており、制御装置は、前記情報記憶
    装置が、映像データ以外の、実時間性を要しないデータ
    を記憶している場合において、データの読みだしを要求
    する場合には、前記情報読みだし要求の遅延限界値に比
    べて大きな値に設定した遅延限界値とともに、前記デー
    タの読みだしのための要求を送出し、前記情報記憶装置
    では、前記情報読みだし要求または前記データの読みだ
    しのための要求を受け取ってから、前記遅延限界値が経
    過するまでに要求されたSFまたは前記データの読みだ
    しを完了することを特徴とする請求項1記載のサーバ装
    置。
  8. 【請求項8】ユーザ装置からの映像の再生の要求また
    は、2倍速再生や3倍速再生をはじめとする特殊再生、
    通常再生等の再生モードの変更の要求を制御装置が受信
    した直後には、一定時間内に送出する情報読みだし要求
    の数が一定値に達している場合においても、単数または
    複数の情報読みだし要求を送出することを特徴とする請
    求項1記載のサーバ装置。
  9. 【請求項9】制御装置では、一定時間内に送出する情報
    読みだし要求の数を、提供する映像ストリームの再生速
    度別に一定値以下となるように、上限値を設けて管理す
    ることを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
  10. 【請求項10】制御装置では、情報読みだし要求を送出
    する送出タイミングを一定時間おきに設け、送出タイミ
    ングでの前記情報読みだし要求の送出数は、一定値以下
    となるように制御され、映像ストリーム毎の、前記情報
    読みだし要求を送出する前記送出タイミングの間隔A
    は、SFの大きさを、前記送出タイミングの時間間隔及
    び、映像の再生速度で除算した値Cの整数部分とされ、
    前記間隔A毎に、前記間隔Aを前記Cの小数部分で除算
    した値の整数部分に1を加算して求められる値Bの回数
    だけ情報読みだし要求を送出し、次の前記間隔A後の時
    刻には、前記情報読みだし要求を送出しないということ
    を繰り返し、前記ユーザ装置に送出待ちとなっている前
    記SFの個数が一定値を越えた場合には、前記情報の読
    みだし要求の送出を1回行わないように制御することを
    特徴とする請求項9記載のサーバ装置。
  11. 【請求項11】制御装置は、ユーザ装置に提供する映像
    ストリームの再生速度と、前記SF1つあたりの情報量
    から、情報読みだし要求を送出すべき時刻を決定し、 前記情報読みだし要求を送出する送出タイミングを映像
    の1フレームの再生時間おきに設け、前記送出タイミン
    グでの前記情報読みだし要求の送出数は、一定値以下と
    なるように制御され、情報読みだし要求を送出すべきタ
    イミングで、前記送出数が一定値を越えている場合に
    は、越えた個数分の前記情報読みだし要求については映
    像の1フレームの再生時間遅らせて送出し、前記ユーザ
    装置に映像ストリームを送出する際には、既に送出した
    フレームの映像データを再度前記ユーザ装置に対して送
    出することを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
  12. 【請求項12】制御装置は、ユーザ装置に提供する映像
    ストリームの再生速度と、SF1つあたりの情報量か
    ら、情報読みだし要求を送出すべき時刻を決定し、 前記情報読みだし要求を送出する送出タイミングを映像
    の1フレームの再生時間おきに設け、前記送出タイミン
    グでの前記情報読みだし要求の送出数は、一定値以下と
    なるように制御され、情報読みだし要求を送出すべきタ
    イミングで、前記送出数が一定値を越えている場合に
    は、越えた個数分の前記情報読みだし要求については映
    像の1フレームの再生時間遅らせて送出し、前記ユーザ
    装置に映像ストリームを送出する際には、送出した映像
    フレームを1フレームの再生時間だけ長く保持すること
    を指示するコマンドを前記ユーザ装置に対して送出する
    ことを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
  13. 【請求項13】映像データを固定長のセグメントファイ
    ル(SF)に分割し、前記SFを格納した単数または複
    数の情報記憶装置と、複数の制御装置が交換装置に接続
    され、前記制御装置には、単数または複数のユーザ装置
    が接続されており、前記制御装置は、前記情報記憶装置
    にたいして、前記SFの読みだしを要求する情報読みだ
    し要求を送出し、前記SFを取得して、前記ユーザ装置
    に対して映像ストリームを送信するサーバ装置におい
    て、前記制御装置は、前記交換装置の交換能力と前記情
    報記憶装置での前記SFの読みだし能力が許容できる範
    囲で、あらかじめ前記情報読みだし要求を送出し、前記
    SFを取得して、前記制御装置内に設けられたバッファ
    に前記SFを格納した後に前記ユーザ装置に映像ストリ
    ームとして前記SFを供給し、前記ユーザ装置より2倍
    速再生や3倍速再生をはじめとする特殊再生、通常再生
    といった再生モードの変更の要求があった時には、前記
    バッファ内の前記SFのうち、再生モード変更後に必要
    な前記SFのみを選択して、前記ユーザ装置に変更後の
    映像ストリームを送出することを特徴とするサーバ装
    置。
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