JP3426012B2 - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP3426012B2
JP3426012B2 JP33466893A JP33466893A JP3426012B2 JP 3426012 B2 JP3426012 B2 JP 3426012B2 JP 33466893 A JP33466893 A JP 33466893A JP 33466893 A JP33466893 A JP 33466893A JP 3426012 B2 JP3426012 B2 JP 3426012B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信端末装置に係り、
詳しくは、公衆回線に接続された他のファクシミリ、デ
ータモデムの間でファクシミリ信号、データの送受信及
び音声通信を行うファクシミリデータ端末装置に適用す
ることができ、特に、特定のモデムチップ及びモデムチ
ップを有するモデムボードを設けないで公衆回線を用い
てファクシミリデータ通信を低コストで実現することが
できるとともに、モデム、ファクシミリの変更及び機能
追加を整合性良く、かつ容易に行うことができる通信端
末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルモデムについては、例え
ば特開平4−109736号公報で報告されたものがあ
り、ここでは、デジタル網に接続される回線制御装置に
具備され、モデム及び音声コーデック処理を行うデジタ
ルモデムであって、デジタル信号を変調する変調手段
と、該変調手段で変調された信号を周波数変換する第1
の変換手段と、該第1の変換手段で変換された信号を符
号化する符号化手段と、該符号化手段で符号化された信
号を復号化する復号化手段と、該復号化手段で復号化さ
れた信号を周波数変換する第2の変換手段と、該第2の
変換手段で変換された信号を復調する復調手段とを備え
て構成することにより、モデムの変復調と音声コーデッ
ク処理の全てをデジタル処理することができ、簡単な構
成で、かつ量子化誤差の発生を抑えたデジタルモデムを
得ることができるという利点を有する。
【0003】また、例えば特開平4−109737号公
報で報告された従来のデジタルモデムでは、デジタル網
に接続される回線制御装置に具備され、モデム及び音声
コーデック処理を行うデジタルモデムであって、送信用
と受信用の経路を各々短絡する複数の短絡手段を備え、
各短絡手段で短絡された経路に応じて伝送処理系の故障
箇所を特定可能とするように構成することにより、モデ
ムの変復調と音声コーデック処理の全てをデジタル処理
することができるとともに、伝送処理系の故障箇所を簡
単に特定することができ、簡単な構成で、かつ量子化誤
差の発生を抑え、デジタルモデムの利便性を向上させる
ことができるという利点を有する。
【0004】さて、従来の通信端末装置は、モデムチッ
プ又はモデムチップを組込んだボードを計算機に付加す
ることで、公衆回線を用いたファクシミリデータ通信を
計算機で実現している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の通信端末装置では、モデムチップ又はモデムチ
ップを組込んだモデムボードを計算機に付加することで
公衆回線を用いたファクシミリデータ通信を計算機で実
現していたため、特定のモデムチップ又はモデムチップ
を組込んだモデムボード等を計算機に付加しなければな
らず、その分コストが増加してしまうという問題があっ
た。また、その従来の通信端末装置の機能は、そのボー
ドに付属するモデムチップの性能とモデムチップをコン
トロールするソフトに依存してしまうため、その機能変
更、ソフト変更、既存のアプリケーションソフトとの整
合性等の点で問題があった。
【0006】そこで、本発明は、特定のモデムチップ及
びモデムチップを有するモデムボードを設けないで公衆
回線を用いてファクシミリデータ通信を低コストで実現
することができるとともに、モデム、ファクシミリの変
更及び機能追加を整合性良く、かつ容易に行うことがで
きるファクシミリデータ端末装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
公衆回線に接続された他の端末装置との間でファクシミ
リ信号、データの送受信、音声通信を行うための多機能
電話ソフト及びモデム機能ソフトを記憶する計算機と、
前記計算機と前記公衆回線を接続し前記計算機によって
前記多機能電話ソフト及び前記モデム機能ソフトに基づ
いて動作制御されるインターフェース装置と、前記イン
ターフェース装置と接続する受話器と、前記インターフ
ェース装置からのアナログ信号をディジタル信号に変換
して前記計算機に入力するA/D変換装置と、前記計算
機からのディジタル信号をアナログ信号に変換して前記
インターフェース装置へ出力するD/A変換装置と、を
備え、前記インターフェース装置、前記A/D変換装置
及び前記D/A変換装置が、前記インターフェース装置
と公衆回線及び電話機を含む相手側端末装置との回線接
続が形成された後、公衆回線からの信号を前記計算機に
順次取込み、かつ前記計算機からの信号を暫時出力する
ように動作することを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明は、公衆回線に接続さ
れた他の端末装置との間でファクシミリ信号、データの
送受信、音声通信を行うための多機能電話ソフト及び複
数のモデム機能ソフトを記憶する計算機と、前記計算機
と前記公衆回線を接続し前記計算機によって前記多機能
電話ソフト及び前記モデム機能ソフトに基づいて動作制
御されるインターフェース装置と、前記インターフェー
ス装置と接続する受話器と、前記インターフェース装置
からのアナログ信号をディジタル信号に変換して前記計
算機に入力するA/D変換装置と、前記計算機からのデ
ィジタル信号をアナログ信号に変換して前記インターフ
ェース装置へ出力するD/A変換装置と、を備え、前記
インターフェース装置、前記A/D変換装置及び前記D
/A変換装置が、前記インターフェース装置と公衆回線
及び電話機を含む相手側端末装置との回線接続が形成さ
れた後、公衆回線からの信号を前記計算機に順次取込
み、かつ前記計算機からの信号を暫時出力するように動
作し、前記計算機が、相手側と回線接続した後に、前記
計算機に入力される入力信号を分析し、この分析の結
果、前記入力信号が音声信号である場合には、前記イン
ターフェース装置に付属する受話器に切り替えて音声通
話を行い、この分析の結果、前記入力信号が音声信号で
なくデータ信号である場合に前記複数のモデム機能ソフ
トのうち何れのモデム機能ソフトを動作させるかを前記
入力信号から自動的に判断することを特徴とするもので
ある。
【0009】請求項3記載の発明は、上記請求項2記載
の発明において、前記計算機が、相手側と回線接続した
後に、相手側との通信がデータ通信を行うか音声通信を
行うかを判別し、相手側との通信がデータ通信であると
判別した場合、各種データ通信の変調形式及びプロトコ
ル形式に基づいて送信データを送信信号に変換すること
を特徴とするものである。
【0010】請求項4記載の発明は、上記請求項1また
は請求項2に記載の発明において、前記計算機が前記多
機能電話ソフトの留守番電話モードに設定されている時
で、かつ前記インターフェース装置と前記公衆回線との
回線接続が形成された後、前記入力信号を前記計算機で
分析し、この分析の結果、前記入力信号が音声信号の時
には、所定の予め録音されてあった応答メッセージデー
タを前記D/A変換装置を介して送話者に伝送し、送話
者からのメッセージ信号を前記A/D変換装置を介して
ファイルに記録することを特徴とするものである
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】請求項1または請求項2に記載の発明にお
いては、計算機のモデム機能として、一般交換電話網用
に標準化されたモデム、プロトコル、誤り訂正を有する
ように構成してもよいし、また、スキャナ、プリンタを
加えて構成してもよい。請求項1または請求項2に記載
の発明においては、インターフェース装置を制御する計
算機からの制御信号は、A/D、D/A変換装置以外
の、例えばRS232C等の接続ケーブルを介して制御
されるように構成してもよいし、A/D、D/A変換装
置を介して制御されるように構成してもよい。
【0015】
【作用】本発明では、全て通信に必要な機能をプログラ
ム(ソフトウエア)として実現し、従来の計算機のCP
Uパワーを十分活用することで、汎用性に富んだ通信端
末装置を実現することができる。このため、モデム、フ
ァクシミリの変更、機能追加をプログラムを書き替える
だけで容易に行うことができる他、モデムチップ又はモ
デムチップを組込んだモデムボードを必要としないで済
ませることができるため、インターフェース装置と通信
に必要なソフトウエアの提供だけで、ファクシミリデー
タ端末装置を提供することができる。しかも、本発明で
は、モデム機能部分をソフトで実現しているため、その
バージョンアップや9600bpsから14.4kbp
sへの速度変更、更に各種の一般電話回線網のために準
備された変調方式をサポートすることができる。更に、
計算機上での各種のアプリケーションソフトウエアを使
用することができ、汎用性に富んだファクシミリデータ
端末装置を実現することができる。以下、本発明の作用
を請求項毎に説明する。
【0016】請求項1記載の発明では、特定のモデムチ
ップ又はモデムチップを含むボードを設けずに、主に計
算機上のCPUと多機能電話ソフト及びモデム機能ソフ
トによって、他の公衆回線に接続されたファクシミリ、
データモデム、又は上記請求項1に係る構成の装置との
間でファクシミリ信号、データの送受信、音声通信を行
うように構成する。このため、特定のモデムチップやボ
ードを必要とせずに通信に必要な機能をソフトウエアで
実現することができるので、汎用性に富んだ通信端末を
提供することができる。
【0017】請求項2記載の発明では、特定のモデムチ
ップ又はモデムチップを含むボードを設けずに、主に計
算機上のCPUと多機能電話ソフト及びモデム機能ソフ
トによって、他の公衆回線に接続されたファクシミリ、
データモデム、又は上記請求項1または2に係る構成の
装置との間でファクシミリ信号、データの送受信、音声
通信を行うように構成する。このため、特定のモデムチ
ップやボードを必要とせずに通信に必要な機能をソフト
ウエアで実現することができるので、汎用性に富んだ通
信端末を提供することができる。また、インターフェー
ス装置と公衆回線及び電話機を含む相手側端末装置との
回線接続が形成された後、公衆回線からの信号を計算機
に順次取込み、かつ計算機からの信号を暫時出力するよ
うにインターフェース装置、A/D変換装置及びD/A
変換装置は動作するように構成する。このため、特定の
モデムチップやモデムチップを含むモデムボードを必要
とせずに通信に必要な機能をソフトウエアで実現し、公
衆回線からの信号を計算機に順次取り込み、計算機から
の信号を暫時出力するように動作制御することができる
ので、各種の公衆回線用に準備された変調方式を判断し
てサポートすることができ、汎用性に富んだ通信端末を
提供することができる。また、相手側との回線接続が形
成された後、公衆回線から入力された信号を計算機で分
析し、この分析結果、入力信号が音声信号の時には、イ
ンターフェース装置に付属する受話器に切り替えて音声
通話を行うように構成する。このため、公衆回線からの
信号を計算機で分析して音声信号の時は通話を行うこと
ができるので、相手がデータ端末か人かを判断してデー
タ通信と通話との切替を確実に行うことができる。ま
た、計算機を、相手側と回線接続した後に、計算機に入
力される信号を分析し、この分析結果が音声信号でな
く、データ信号である場合にどの方式のモデム機能を動
作させるかを入力信号から自動的に判断するように構成
する。このため、公衆回線用に標準化されたモデム、プ
ロトコル、誤り訂正の機能を有し、かつ計算機に入力さ
れた信号を自動的に判断することができるので、公衆回
線用に標準化された各種変調方式、プロトコルをサポー
トすることができ、汎用性に富んだ通信端末を提供する
ことができる。
【0018】請求項3記載の発明では、計算機を、相手
側と回線接続した後に、相手側との通信がデータ通信を
行うか音声通信を行うかを判断し、相手側との通信がデ
ータ通信であると判別した場合、各種データ通信の変調
形式及びプロトコル形式に基づいて送信データを送信信
号に変換するように構成する。このため、データ通信を
行うか通話を行うかを判断し、データ通信時には送信デ
ータを相手の通信方式に沿った送信信号に変換すること
ができるので、公衆回線用に標準化された各種変調方
式、プロトコルをサポートすることができ、汎用性に富
んだ通信端末を提供することができる。
【0019】請求項4記載の発明では、計算機が多機能
電話ソフトの留守番電話モードに設定されている時で、
かつインターフェース装置と公衆回線との回線接続が形
成された後、公衆回線から入力された信号を計算機で分
析し、この分析結果、入力信号が音声信号の時には、所
定の予め録音されてあった応答メッセージデータをD/
A変換装置を介して送話者に伝送し、送話者からのメッ
セージ信号をA/D変換装置を介してファイルに記録す
るように構成する。このため、公衆回線からの信号を計
算機で分析し、音声の時は応答メッセージを送信した
後、送話者からのメッセージをファイルに記録すること
ができるので、留守番電話機能を計算機上のアプリケー
ションソフトの構成だけで容易に実現することができ
る。
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明に係る一実施例の通信端末装置の構
成を示すブロック図である。図1に示す如く、本実施例
の通信端末装置は、計算機1と、公衆電話回線2と計算
機1を接続するインターフェース装置3と、インターフ
ェース装置3と接続する受話器4と、インターフェース
装置3からのアナログ信号をディジタル信号に変換して
計算機1に入力するA/D変換装置5と、計算機1から
のディジタル信号をアナログ信号に変換してインターフ
ェース装置3へ出力するD/A変換装置6とから構成
し、かつ特定のモデムチップ又はモデムチップを含むモ
デムボードを設けずに、主に計算機1のプログラム制御
によって、通信回線との接続、並びに他の通信回線に接
続されている端末装置とのデータ・音声の通信を行うよ
うに構成する。ここでは、更にスキャナ7及びプリンタ
8を先の構成に加えているが、記憶装置等計算機1に繋
がる周辺装置を更に付加した構成を取ってもよい。
【0026】ここで、本実施例のファクシミリ機能を従
来のファクシミリ機能と対比して説明する。まず、従来
のファクシミリ機能を図2の従来のファクシミリ装置の
構成を示すブロック図を用いて説明する。図2に示す如
く、従来のファクシミリ装置11は、通信制御部12の
プログラムによって、通信プロトコル及びモデムが制御
され、システム制御部14のプログラムによってスキャ
ナ15、プロッタ16、符号化復号化部17及び操作表
示部18等が制御されている。なお、図2において、1
9、20は各々NCU(網制御装置)、電話機である。
この従来のファクシミリ装置では、通信制御部12及び
システム制御部14のプログラムは、ROMに書かれて
おり、これらの動作を変更する時には、プログラムを書
き換えてROMを取り替えなければならないため、仕様
の決まったファクシミリでは、その機能を容易に変更す
ることができないという不具合が生じる。このため、例
えば、伝送速度が9600bpsまで対応と言うような
場合に、これを14.4kbpsまで対応させるために
は、モデムチップを交換し、このモデムに合わせた回路
設計を改めて行わなければならないので、実際には、別
の新しいファクスに換えなければらなず、交換コスト
等、コストが増加するという不具合があった。
【0027】これに対し、本実施例のファクシミリ機能
は、図3の本実施例のファクシミリ装置の構成を示すブ
ロック図に示す如く、図2との違いは、網点の部分の計
算機1を全てプログラム(ソフトウエア)として実現し
ている点である。このため、その部分の変更及び機能追
加をプログラムを書き換えるだけで容易に行うことがで
きる他、モデムチップ又はモデムチップを組込んだモデ
ムボードを設けないで済ませることができるため、イン
ターフェース装置3と網点部の計算機1のソフトウエア
の提供により、通信端末を提供することができる。な
お、図3において、図1と同一符号は同一又は相当部分
を示し、計算機1は、多機能電話プログラムを有する多
機能電話機能部21と、モデム機能プログラムを有する
モデム機能部22と、通信プロトコル等を制御する通信
制御部23と、システム制御プログラムを有するシステ
ム制御部24及び符号化復号化部25を有しており、2
6は計算機1と接続する操作表示部であり、27は計算
機1と接続する記憶装置である。そして、スキャナ7、
プリンタ8、操作表示部26及び記憶装置27は、シス
テム制御部24のプログラムによって制御される。ま
た、本実施例では、通信制御部23がソフトで実現され
ているため、そのバージョンアップや9600bpsか
ら14.4kbpsへの速度変更、更に各種の一般電話
回線網のために準備された変調方式をサポートすること
ができる。しかも、計算機1上での各種のアプリケーシ
ョンソフトウエアを使用することができるため、汎用性
に富んだファクシミリデータ端末装置を実現することが
できる。
【0028】また、本実施例では、主にNCUの働きを
するインターフェース装置3によって、交換局との各種
信号の遣り取りを計算機1からの制御によって行い、計
算機1上の多機能電話機能部21の多機能電話ソフト及
びモデム機能部22のモデム機能ソフトによって、他の
公衆回線に接続されたファクシミリ、データモデム、又
は上記本実施例と同様の構成の装置との間でファクシミ
リ信号、データの送受信、音声通信を行うことができ
る。
【0029】なお、ここでのモデム機能部22のモデム
機能としては、一般交換電話網用に標準化されたモデム
全ての機能を意味しており、また、プロトコル及び誤り
訂正に関しても、通信制御部23及び符号化復号化部2
5に付加されていることは言うまでもない。次に、本実
施例の通信端末装置におけるインターフェース装置の構
成、及び着呼と発呼の制御方法に関して説明する。図4
は図1,3に示すインターフェース装置の構成を示すブ
ロック図である。図4に示す如く、インターフェース装
置3は、一般公衆回線接続用端子31と、電話機接続用
端子32と、公衆回線からの呼出信号を検出し、A/D
変換装置6へ入力するための呼出検出回路33と、切替
装置34と、切替装置35と、切替装置34及び切替装
置35を制御する切替装置制御部36と、切替装置制御
部36からの制御信号によって切替装置34、35を各
々駆動する駆動部37と、計算機1からD/A変換装置
6を介して出力される制御信号を検出して切替装置制御
部36に出力する制御信号検出部38と、増幅器39
と、終端回路40と、及びフィルタ41等から構成され
ている。
【0030】次に、計算機が自動受信モードで相手側が
データ端末装置である場合の着信処理を図5のフローチ
ャートを用いて説明する。まず、交換局からの呼出があ
ると(処理S1 )、インターフェース装置3の呼出検出
回路33は、A/D変換装置5を介して計算機1へ呼出
を通知する(処理S2 )。次いで、計算機1は、これを
検出し(処理S3 )、D/A変換装置5を介してインタ
ーフェース装置3へ制御信号を送出する(処理S4 )。
この制御信号は、例えば音声帯域外信号を使用する。次
いで、インターフェース装置3は、この制御信号を制御
信号検出部38で検出し(処理S5 )、切替装置制御部
36に入力し、この制御信号に従い、切替装置制御部3
6により駆動部37を制御して切替装置34、35を切
替える(処理S6 )。次いで、計算機1は、相手データ
端末装置からの受信データタイプに合わせて、D/A変
換装置6を介して受信信号を送出し(処理S7 )、デー
タ通信処理が行われる(処理S8 )。そして、通信終了
後(処理S9 )、D/A変換装置6を介して再び制御信
号をインターフェース装置3へ送出し(処理S10)、切
替装置34、35を初期状態へ戻す(処理S12)。
【0031】次に、インターフェース装置を介した計算
機からの発呼時の発呼処理フローを図6のフローチャー
トを用いて説明する。まず、計算機1は、D/A変換装
置6を介してインターフェース装置3へ制御信号を送出
し(処理S21)、インターフェース装置3は、この制御
信号を制御信号検出部38で検出し(処理S22)、切替
装置制御部36に入力し、この制御信号に従い、切替装
置制御部36により駆動部37を制御して切替装置3
4、35を切り替え(処理S23)、交換局との間で閉ル
ープを形成するとともに、交換局からの発信音をA/D
変換装置5を介して計算機1へ伝える。次いで、計算機
1は、発信音を検出した後(処理S24)、D/A変換装
置6を介して選択信号を送出し(処理S25)、インター
フェース装置3を通して交換局へ伝達する。次いで、選
択信号送出後、交換局から返ってくる呼出音をA/D変
換装置5を介して計算機1へ伝える。この時、交換局か
ら呼出音ではなく話中音が返ってきた場合(処理S26
27)は、D/A変換装置6より制御信号を送出し(処
理S31)、切替装置34、35を切り替え、閉ループを
開放する(処理S32)。そして、計算機1は、呼出音を
検出した後(処理S26)、タイマーをセットし(処理S
28)、一定時間呼出音を監視し一定時間以上続いた場合
(処理S29,S33,S34)は、D/A変換装置6より制
御信号を送出し(処理S31)、切替装置34、35を切
り替え(処理S32)、閉ループを開放する。
【0032】なお、マニュアル動作の場合は、オペレー
ターが介在するので、相手が応答しないと判断した時
は、オペレーターの操作によりインターフェース装置3
へD/A変換装置6を介して命令を伝達し、閉ループを
開放する。また、なお、インターフェース装置3を制御
する計算機1からの制御信号は、A/D,D/A装置以
外の例えばRS232C等の接続ケーブルを介して制御
してもよい。具体的には次のように行う。パソコンや計
算機のほとんどには、周辺装置接続用の入出力ボードと
してシリアルインターフェース(RS232C)が装備
されており、RS232Cは標準化されたシリアルイン
ターフェースで、規格化されている。RS232Cイン
ターフェース規格は、電気的仕様、信号線の種類及び機
械的特性(コネクタ仕様)等を規定している。そこで、
この規格化されたインターフェースを、本実施例のイン
ターフェース装置3に設け、計算機1とインターフェー
ス装置3との制御信号の受け渡しをRS232Cを介し
て制御する。
【0033】次に、インターフェースと公衆回線及び電
話機を含む相手側端末機との回線接続が形成された後、
公衆回線からの信号を計算機1に順次取込み、また計算
機1からの信号を暫時出力するようにインターフェース
装置3、A/D変換装置5及びD/A変換装置6は動作
するように構成してもよい。具体的には次のように行
う。図4に示す如く、計算機1は、A/D変換装置5を
介してインターフェース装置3へ制御信号を伝達し、イ
ンターフェース装置3は切替装置34を切り替え閉ルー
プを形成するとともに、相手側端末機との通信を可能に
し、切替装置35を切り替え、公衆回線からの信号をA
/D変換装置5を介して計算機1へ取込む信号経路を形
成する。この後、計算機1は、公衆回線からの信号をイ
ンターフェース装置3、A/D変換装置5を介して順次
取込み、計算機1からの信号をD/A変換装置6、イン
ターフェース装置3を介して暫時出力する。これによ
り、相手端末機との通信を行う。
【0034】次に、計算機1の通信制御部23の処理フ
ローを図7,8のフローチャートを用いて説明する。図
7に示す如く、相手側との回線接続が成された後、公衆
回線からA/D変換装置5を通して入力された信号を計
算機で分析し、この結果、入力信号が音声信号(非デー
タ信号)の場合(処理S41〜S43)、インターフェース
装置3に付属する受話器4に切り替えて音声通話を行う
(処理S44)。この時、音声通信であることをベル、デ
ィスプレイ表示によって通話者(操作者)に通知する。
一方、入力信号が非音声信号の場合(処理S43)は、デ
ータモードの判定を行い(処理S45)、変調処理、プロ
トコル処理及びA/D,D/A変換処理を伴うデータ通
信処理を行う(処理S46)。なお、図7のS45,S46
は、相手側と回線接続後に計算機に入力される信号が、
データ信号である場合のモデム機能の動作フローを示し
ており、この場合、受信データのタイプに合せて復調処
理が行われている。データ通信処理では、変復調処理、
プロトコル処理(HDLCのフレーミングやデフレーミ
ング等も含む)が行われる。
【0035】また、ここでは、音声通信とデータ信号の
判別は、例えばデータ通信で使用される周波数を抽出す
るフィルタバンクの出力値によって判断して行ってもよ
いし、音声信号のレベル変動がデータ通信に比べて大き
いことを利用する等して行ってもよい。また、音声認識
等の技術を用いてもよい。次に、図8に示す如く、計算
機1が留守番電話モードに設定されている時であって、
インターフェース装置3と公衆回線との回線接続が成さ
れた後、公衆回線からA/D変換装置5を通して入力さ
れた信号を計算機1で分析し、この結果、入力信号が音
声信号の場合(処理S51〜S53)、所定の予め録音され
てあった応答メッセージデータをD/A変換装置6を介
して送話者に伝送し(処理S54)、送話者からのメッセ
ージ信号をA/D変換装置5を介してファイルに記録す
る(処理S55)。この時のメッセージは、ADPCM,
DPCM等の音声符号化方式によって圧縮し格納されて
おり、また伸張して使用される。更に、相手方のメッセ
ージも、この音声符号化によって符号化されて格納され
る。一方、入力信号が非音声信号の場合(処理S53
は、データモードの判定を行い(処理S56)、変調処
理、プロトコル処理、及びA/D,D/A変換処理を伴
うデータ通信処理を行う(処理S57)。
【0036】なお、図8のS56,S57では、相手側と回
線接続後に計算機に入力される信号が、データ信号であ
る場合のモデム機能の動作フローを示している。この場
合、受信データのタイプに合せて復調処理が行われてい
る。データ通信処理では、変復調処理、プロトコル処理
(HDLCのフレーミングやデフレーミング等も含む)
が行われる。また、ここでは、音声信号とデータ信号の
判別は、例えばデータ通信で使用される周波数を抽出す
るフィルタバンクの出力値によって判断し行ってもよい
し、音声信号のレベル変動がデータ通信に比べて大きい
ことを利用する等して行ってもよい。また、音声認識等
の技術を用いてもよい。
【0037】次に、計算機1のモデム機能部22及び通
信制御部23の処理フローを図9のフローチャートを用
いて説明する。図9に示す如く、相手側と回線接続後
に、相手側とデータ通信を行うか、音声通信を行うかを
判別し、音声通信でなくデータ通信の場合(処理S61
には、データモードの選択を行い(処理S62)、各種の
データ通信の変調形式、プロトコル形式に従って、送信
データを送信信号の変換を計算機1のモデム機能部22
及び通信制御部23により行う(処理S63)。一方、音
声通信の場合(処理S61)は、受話器4への切り替え処
理を行って音声通信を行う(処理S64)。
【0038】このように、本実施例(請求項1または請
求項2)では、特定のモデムチップ又はモデムチップを
含むボードを設けずに、主に計算機1上のCPUと多機
能電話ソフト及びモデム機能ソフトによって、他の公衆
回線2に接続されたファクシミリ、データモデム、又は
上記構成の装置との間でファクシミリ信号、データの送
受信、音声通信を行うように構成するため、特定のモデ
ムチップやボードを必要とせずに通信に必要な機能をソ
フトウエアで実現することができるので、汎用性に富ん
だ通信端末を提供することができる。
【0039】本実施例では、インターフェース3装置
を、計算機1からの制御信号によって動作制御されるよ
うに構成するため、動作制御を計算機で行うことができ
るので、モデムやファクシミリ変更、及び機能の追加等
を計算機のソフトウエアの変更で容易に行うことができ
る。本実施例では、インターフェース装置3を、公衆回
線からの呼出信号をA/D変換装置5を通して計算機1
に伝え、計算機1からの応答命令によって、公衆回線と
の間で閉ループを形成し、応答信号を公衆回線2へ伝達
して、通信を開始するように構成するため、公衆回線か
らの呼出検出や直流ループの形成を行う等、主に公衆回
線の規格に則った網制御装置の働きをすることができる
ので、計算機の種類を問わずに容易に通信装置を提供す
ることができる。
【0040】本実施例では、インターフェース装置3
を、計算機1からの公衆回線への接続要求信号により、
交換局との間で閉ループを形成した後、交換局からの発
信音を計算機1にA/D変換装置5を介して伝達し、更
に計算機1から発せられる選択信号を交換局へ伝送し、
この返答信号である交換局からの呼出信号をA/D変換
装置を介して計算機1に伝えるように構成するため、計
算機からの動作制御により網制御装置の働きをすること
ができるので、自動発呼動作を計算機のソフトウエアの
構成により容易に行うことができる本実施例では、計算
機1を、呼出信号が所定の時間以上続いた時、又はマニ
ュアル動作によって相手が応答しないと判断した時に、
回線断の命令をD/A変換装置6又はその他のバスを通
してインターフェース装置3に伝達するように構成し、
インターフェース装置3を、回線断命を受けた時、交換
局との間の閉ループを開放するように構成するため、相
手の応答がないと判断した時、計算機の制御により回線
を開放することができるので、むやみに回線を保持し続
けることを回避することができる。
【0041】本実施例(請求項1または請求項2)で
は、インターフェース装置3と公衆回線及び電話機を含
む相手側端末機との回線接続が形成された後、公衆回線
からの信号を計算機1に順次取込み、また計算機1から
の信号を暫時出力するようにインターフェース装置3、
A/D変換装置5及びD/A変換装置6は動作するよう
に構成するため、特定のモデムチップやモデムチップを
含むモデムボードを必要とせずに通信に必要な機能をソ
フトウエアで実現し、公衆回線からの信号を計算機に順
次取り込み、計算機からの信号を暫時出力するように動
作制御することができるので、各種の公衆回線用に準備
された変調方式を判断してサポートすることができ、汎
用性に富んだ通信端末を提供することができる。
【0042】本実施例(請求項2)では、相手側との回
線接続が形成された後、公衆回線から入力された信号を
計算機1で分析し、この分析結果、入力信号が音声信号
の時には、インターフェース装置3に付属する受話器に
切り替えて音声通話を行うように構成するため、公衆回
線からの信号を計算機で分析して音声信号の時は通話を
行うことができるので、相手がデータ端末か人かを判断
してデータ通信と通話との切替を確実に行うことができ
る。
【0043】本実施例(請求項4)では、計算機1が多
機能電話ソフトの留守番電話モードに設定されている時
で、かつインターフェース装置3と公衆回線との回線接
続が形成された後、公衆回線から入力された信号を計算
機1で分析し、この分析結果、入力信号が音声信号の時
には、所定の予め録音されてあった応答メッセージデー
タをD/A変換装置6を介して送話者に伝送し、送話者
からのメッセージ信号をA/D変換装置5を介してファ
イルに記録するように構成するため、公衆回線からの信
号を計算機で分析し、音声の時は応答メッセージを送信
した後、送話者からのメッセージをファイルに記録する
ことができるので、留守番電話機能を計算機上のアプリ
ケーションソフトの構成だけで容易に実現することがで
きる。
【0044】本実施例(請求項2)では、計算機1を、
相手側と回線接続した後に、計算機1に入力される信号
を分析し、この分析結果が音声信号でなく、データ信号
である場合にどの方式のモデム機能を動作させるかを入
力信号から自動的に判断するように構成するため、公衆
回線用に標準化されたモデム、プロトコル、誤り訂正の
機能を有し、かつ計算機に入力された信号を自動的に判
断することができるので、公衆回線用に標準化された各
種変調方式、プロトコルをサポートすることができ、汎
用性に富んだ通信端末を提供することができる。
【0045】本実施例(請求項3)では、計算機1を、
相手側と回線接続した後に、相手側との通信がデータ通
信を行うか音声通信を行うかを判別し、相手側との通信
がデータ通信であると判別した場合、各種データ通信の
変調形式及びプロトコル形式に基づいて送信データを送
信信号に変換するように構成するため、データ通信を行
うか通話を行うかを判断し、データ通信時には送信デー
タを相手の通信方式に沿った送信信号に変換することが
できるので、公衆回線用に標準化された各種変調方式、
プロトコルをサポートすることができ、汎用性に富んだ
通信端末を提供することができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、特定のモデムチップ及
びモデムチップを有するモデムボードを設けないで公衆
回線を用いてファクシミリデータ通信を低コストで実現
することができるとともに、モデム、ファクシミリの変
更及び機能追加を整合性良く、かつ容易に行うことがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の通信端末装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】従来のファクシミリ装置の構成を示すブロック
図である。
【図3】本発明に係る一実施例のファクシミリ装置の構
成を示すブロック図である。
【図4】図1,3に示すインターフェース装置の構成を
示すブロック図である。
【図5】本発明に係る一実施例の計算機が自動受信モー
ドで相手側がデータ端末装置である場合の着信処理フロ
ーを示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る一実施例のインターフェース装置
を介した計算機からの発呼時の発呼処理フローを示すフ
ローチャートである。
【図7】本発明に係る一実施例の計算機のモデム機能部
の処理フローを示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る一実施例の計算機のモデム機能部
の処理フローを示すフローチャートである。
【図9】本発明に係る一実施例の計算機のモデム機能部
及び通信制御部の処理フローを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 計算機 2 電話回線 3 インターフェース装置 4 受話器 5 A/D変換装置 6 D/A変換装置 7 スキャナ 8 プリンタ 21 多機能電話機能部 22 モデム機能部 23 通信制御部 24 システム制御部 25 符号化復号化部 26 操作表示部 27 記憶装置 31 公衆回線接続用端子 32 電話機接続用端子 33 呼出検出回路 34,35 切替装置 36 切替装置制御部 37 駆動部 38 制御信号検出部 39 増幅器 40 終端回路 41 フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−224343(JP,A) 特開 平6−30156(JP,A) 特開 平5−336259(JP,A) 特開 平5−347693(JP,A) 特開 平2−279057(JP,A) 特開 平3−34659(JP,A) 特開 平7−183964(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/10 H04M 11/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】公衆回線に接続された他の端末装置との間
    でファクシミリ信号、データの送受信、音声通信を行う
    ための多機能電話ソフト及びモデム機能ソフトを記憶す
    る計算機と、前記計算機と前記公衆回線を接続し前記計
    算機によって前記多機能電話ソフト及び前記モデム機能
    ソフトに基づいて動作制御されるインターフェース装置
    と、前記インターフェース装置と接続する受話器と、前
    記インターフェース装置からのアナログ信号をディジタ
    ル信号に変換して前記計算機に入力するA/D変換装置
    と、前記計算機からのディジタル信号をアナログ信号に
    変換して前記インターフェース装置へ出力するD/A変
    換装置と、を備え、前記インターフェース装置、前記A
    /D変換装置及び前記D/A変換装置が、前記インター
    フェース装置と公衆回線及び電話機を含む相手側端末装
    置との回線接続が形成された後、公衆回線からの信号を
    前記計算機に順次取込み、かつ前記計算機からの信号を
    暫時出力するように動作することを特徴とする通信端末
    装置。
  2. 【請求項2】公衆回線に接続された他の端末装置との間
    でファクシミリ信号、データの送受信、音声通信を行う
    ための多機能電話ソフト及び複数のモデム機能ソフトを
    記憶する計算機と、前記計算機と前記公衆回線を接続し
    前記計算機によって前記多機能電話ソフト及び前記モデ
    ム機能ソフトに基づいて動作制御されるインターフェー
    ス装置と、前記インターフェース装置と接続する受話器
    と、前記インターフェース装置からのアナログ信号をデ
    ィジタル信号に変換して前記計算機に入力するA/D変
    換装置と、前記計算機からのディジタル信号をアナログ
    信号に変換して前記インターフェース装置へ出力するD
    /A変換装置と、を備え、前記インターフェース装置、
    前記A/D変換装置及び前記D/A変換装置が、前記イ
    ンターフェース装置と公衆回線及び電話機を含む相手側
    端末装置との回線接続が形成された後、公衆回線からの
    信号を前記計算機に順次取込み、かつ前記計算機からの
    信号を暫時出力するように動作し、前記計算機が、相手
    側と回線接続した後に、前記計算機に入力される入力信
    号を分析し、この分析の結果、前記入力信号が音声信号
    である場合には、前記インターフェース装置に付属する
    受話器に切り替えて 音声通話を行い、この分析の結果、
    前記入力信号が音声信号でなくデータ信号である場合に
    前記複数のモデム機能ソフトのうち何れのモデム機能ソ
    フトを動作させるかを前記入力信号から自動的に判断す
    ることを特徴とする通信端末装置。
  3. 【請求項3】前記計算機が、相手側と回線接続した後
    に、相手側との通信がデータ通信を行うか音声通信を行
    うかを判別し、相手側との通信がデータ通信であると判
    別した場合、各種データ通信の変調形式及びプロトコル
    形式に基づいて送信データを送信信号に変換することを
    特徴とする請求項2記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】前記計算機が前記多機能電話ソフトの留守
    番電話モードに設定されている時で、かつ前記インター
    フェース装置と前記公衆回線との回線接続が形成された
    後、前記入力信号を前記計算機で分析し、この分析の結
    果、前記入力信号が音声信号の時には、所定の予め録音
    されてあった応答メッセージデータを前記D/A変換装
    置を介して送話者に伝送し、送話者からのメッセージ信
    号を前記A/D変換装置を介してファイルに記録するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信端
    末装置。
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