JP3425651B2 - 陳列用棚装置 - Google Patents

陳列用棚装置

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JP3425651B2 JP05381095A JP5381095A JP3425651B2 JP 3425651 B2 JP3425651 B2 JP 3425651B2 JP 05381095 A JP05381095 A JP 05381095A JP 5381095 A JP5381095 A JP 5381095A JP 3425651 B2 JP3425651 B2 JP 3425651B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスク、
ビデオカセット、書籍等の物品を陳列する陳列棚装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスクや書籍等の商品を陳
列するには、薄い背表紙部分を顧客側に向けて陳列する
スリーブアウト方式と、広い表紙部分を顧客側に向けて
陳列するフェイスアウト方式とがある。
【0003】スリーブアウト方式は、商品を重ね合わせ
て横方向に並べられるため、陳列量を多くできる利点が
あるものの、コンパクトディスクのように背表紙部分が
薄いと、表題等が読みにくいために、顧客へのアピール
度が弱く、顧客が、目的とする商品を見つけにくい欠点
を有する。
【0004】他方、フェースアウト方式は、商品のアピ
ール度が高く、顧客が、目的とする商品を見つけやすい
利点があるものの、陳列量が少なくなるという欠点があ
る。
【0005】このため、店舗においては、各棚段の中で
も、商品の種類や、積極的に顧客にアピールしたい主力
商品等の差別に応じて、スリーブアウト方式とフェース
アウト方式とを混在させて、商品を陳列するのが通例と
なっている。
【0006】上記両方式に対応させるための陳列用棚装
置としては、例えば実開平1−141666号公報に記
載の陳列棚が知られている。この従来技術では、背板の
前面に設けた上下の係止樋部に、線材をU字状に湾曲し
て、その両端部に嵌挿係止材を係入したセパレータの前
縁に、下端を棚板前縁の係止溝条に嵌入したコンパクト
ディスクの背面を受けさせて、フェイスアウト方式とし
て陳列し、スリーブアウト方式として陳列する時には、
セパレータを仕切りとして使用するか、取り外してしま
うようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来技
術では、U字状に湾曲した線材からなる垂直のセパレー
タに、コンパクトディスクを受けさせるので、コンパク
トディスクが不安定で、傾いて倒れることがある。
【0008】これを解消するために、実開平1−164
852号公報に記載のように、背板の前面の上下の係合
溝に対して、角度を90度変えて係合できる間隔板を水
平とし、これで、コンパクトディスクの背面を受けさせ
るようにした技術が知られている。
【0009】しかし、いずれの従来技術においても、ス
リーブアウト方式により陳列する時に、セパレータを仕
切りとして使用すると、多数のセパレータが商品の陳列
スペースを狭め、陳列量を減少させることになり、その
上、商品間の所々にセパレータによる間隙が生じて、体
裁が悪く、陳列効果を損なうことがある。また、不要と
なったセパレータを取り外して、所定の保管場所に保管
すると、商品の陳列方式を変更する際に、保管場所から
セパレータを運ぶ手間を要し、さらには、セパレータが
紛失するおそれがある。
【0010】本発明は、上述の従来技術におけるセパレ
ータや間隔板の使用の欠点を解消し、フェイスアウト方
式及びスリーブアウト方式の両陳列方式の変更を手軽に
行え、しかも、構成部材の別途保管等の面倒や紛失の恐
れがない陳列棚装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 前端に左右方向に延びる陳列物品下端収容用の凹
溝部を有する棚部分と、この棚部分の後端から上方に立
ち上がる背板部分とを有する側面視ほぼL字状の細長い
棚板を備えるとともに、前後方向の長さが、前記棚部分
の前記凹溝部に至る長さ、及び前記背板部分の上下方向
の長さよりも短い陳列物品凭れ掛け部材を備え、該陳列
物品凭れ掛け部材の一端部に、前記背板部分の上端縁に
係合することにより、陳列物品凭れ掛け部材を、背板部
分の上端部より前方に突出するように支持するコ字状の
嵌合部を設け、かつ前記陳列物品凭れ掛け部材の他端部
に、前記背板部分の上端縁に係合することにより、陳列
物品凭れ掛け部材を、背板部分の上端部より垂下するよ
うに支持する鉤状部を設ける。
【0012】(2) 上記(1)項において、陳列物品凭れ
掛け部材を板材により形成する。
【0013】(3) 上記(1)項において、陳列物品凭れ
掛け部材を線材により形成する。
【0014】(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおい
て、陳列物品凭れ掛け部材の左右方向の長さを、陳列物
品の長さとほぼ同じとする。
【0015】(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおい
て、陳列物品凭れ掛け部材のコ字状の嵌合部を、端部か
ら若干離れた位置にも設ける。
【0016】
【作用】本発明によれば、陳列物品凭れ掛け部材のどち
らの端部を、棚板の背板部分の上端縁に係合させるか
で、フェイスアウト方式とスリーブアウト方式の切り替
えが行われる。
【0017】
【実施例】図1は、本発明を適用したコンパクトディス
ク陳列台(A)を示す。この陳列台(A)の両側面には、陳
列用の棚が7段にわたって形成されている。本発明の陳
列用棚装置(1)は、これらの棚のそれぞれを構成するも
のである。この陳列用棚装置(1)の実施例の一部を、図
2に斜視図として示す。
【0018】図2〜図4に示すように、陳列用棚装置
(1)は、棚板(2)と陳列物品凭れ掛け部材(3)とからな
っている。棚板(2)は、細長い板材を、側面視ほぼL字
状の断面形状に折り曲げてなるもので、L字の下辺に当
たるその棚部分(4)は、前端に左右方向に延びる、浅く
てやや幅広の凹溝部(5)を備えている。この凹溝部(5)
は、棚板(2)の全長にわたって延びている。
【0019】棚部分(4)の反対側の端部から上方に延び
るL字の上辺に当たる背板部分(6)は、コ字状に曲げた
上端部(7)を有する。背板部分(6)の背後には、3個の
フック(8)が、上下に並べて取り付けられている。これ
らのフック(8)を、支柱(9)に穿設した係止スリット(1
0)に係合して、棚板(2)、すなわち陳列用棚装置(1)を
陳列台(A)に取り付ける。
【0020】陳列物品凭れ掛け部材(3)は、図2〜図5
に示すように、板材製で、一方の端部に鉤状部(11)が、
他方の端部にコ字状の嵌合部(12)が形成されている。鉤
状部(11)、嵌合部(12)は、ともに、その幅は、上述の背
板部分(6)のコ字状に曲げた上端部(7)の上に丁度はま
り合う幅とされている。
【0021】この陳列物品凭れ掛け部材(3)の前後方向
の長さは、棚部分(4)の凹溝部(5)に至るまでの長さよ
りも短く、かつ背板部分(6)の長さ(高さ)とほぼ同じ
か、これよりも短い長さとしてある。また、陳列物品凭
れ掛け部材(6)の左右方向の長さは、目的のコンパクト
ディスクの横方向寸法とほぼ同じとするのがよい。
【0022】図3に示すように、陳列物品凭れ掛け部材
(3)のコ字状の嵌合部(11)を、棚部分(4)の背板部分
(6)の上端部(7)に嵌合させると、陳列物品凭れ掛け部
材(3)は前方に延び、その鉤状部(11)は、棚部分(4)の
凹溝部(5)よりも引っ込んで位置する。
【0023】したがって、コンパクトディスク(13)を、
その下端を凹溝部(5)に入れて、上端を鉤状部(11)に立
てかけると、若干斜めの姿勢となり、左右方向に長く延
びる鉤状部(11)の端縁に接して、安定して保持されるこ
ととなる。これが、コンパクトディスク(13)のフェイス
アウト方式による陳列である。
【0024】図4に示すように、陳列物品凭れ掛け部材
(3)の鉤状部(11)の方を、背板部分(6)の上端部(7)に
引っかけると、陳列物品凭れ掛け部材(3)は垂れ下が
り、その嵌合部(12)は、実質的に棚部分(4)と背板部分
(6)との隅部に収まることとなる。この状態では、コン
パクトディスク(13)は、図示のようにスリーブアウト方
式で陳列できる。
【0025】上述の例では、フェイスアウト方式の陳列
の場合、斜めの姿勢の角度がひとつに定められるが、図
6に示すように、嵌合部(12a)を嵌合部(12)よりも内方
にも設けておくと、この内方の嵌合部(12a)を背板部分
(6)の上端部(7)に嵌合させることにより、より傾斜の
ついた姿勢も選択することができる。
【0026】また、図7に示すように、陳列物品凭れ掛
け部材(3)を、線材を折り曲げて形成することもでき
る。さらに、図7の右方に鎖線により示すように、まっ
すぐな細い線材の両端に、嵌合部及びかぎ状部を形成し
ただけの左右方向の幅のないもの(3a)を共用すれば、仕
切りとして有用となる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、陳列物品凭れ掛け部材
の嵌合部を棚板の背板部分上端部に嵌合させることによ
り、この陳列物品凭れ掛け部材の鉤状部の端縁に、コン
パクトディスク等の物品の背面を受けさせて、フェイス
アウト方式で陳列することができる。
【0028】スリーブアウト方式で陳列する時には、不
要となった陳列物品凭れ掛け部材は、その鉤状部を背板
部分上端部に引っかけることにより、そのまま背板部分
の前面側に下向きに吊持させて邪魔になることがないの
で、商品の陳列スペースを狭めて陳列両を減少させるこ
とがなく、従来のように所定の保管場所に保管して、急
な陳列方式の変更の際の面倒な手間や、紛失の恐れを生
じることもない。
【0029】請求項2記載の発明のように、陳列物品凭
れ掛け部材を板材により形成すると、薄い材料で充分な
強度を有する陳列物品凭れ掛け部材とすることができ
る。
【0030】請求項3記載の発明のように、陳列物品凭
れ掛け部材を線材により形成すると、材料量が少なく、
低コストの陳列物品凭れ掛け部材とすることができる。
【0031】請求項4記載の発明のように、陳列物品凭
れ掛け部材の左右方向の長さを、陳列物品の長さとほぼ
同じとすると、陳列物品の種類ごとに、陳列方式を変更
することができる。
【0032】請求項5記載の発明のように、陳列物品凭
れ掛け部材のコ字状の嵌合部を、端部から若干離れた位
置にも設けると、フェイスアウト方式の陳列に当たっ
て、陳列角度を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の陳列用棚装置を適用した陳列台の大略
を示す側面図である。
【図2】本発明の陳列用棚装置の一部を破断して示す斜
視図である。
【図3】フェイスアウト方式の陳列状態にある図3に示
した陳列用棚装置の縦断面図である。
【図4】スリーブアウト方式の陳列状態にある図3に示
した陳列用棚装置の縦断面図である。
【図5】陳列物品凭れ掛け部材の側面図である。
【図6】陳列物品凭れ掛け部材の変形例の側面図であ
る。
【図7】陳列物品凭れ掛け部材の別の変形例の側面図で
ある。
【符号の説明】
(A)コンパクトディスク陳列台 (1)陳列用棚装置 (2)棚板 (3)(3a)陳列物品凭れ掛け部材 (4)棚部分 (5)凹溝部 (6)背板部分 (7)コ字状に曲げた上端部 (8)フック (9)支柱 (10)係止スリット (11)鉤状部 (12)(12a)嵌合部 (13)コンパクトディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47F 5/00 - 8/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前端に左右方向に延びる陳列物品下端収
    容用の凹溝部を有する棚部分と、この棚部分の後端から
    上方に立ち上がる背板部分とを有する側面視ほぼL字状
    の細長い棚板を備えるとともに、前後方向の長さが、前
    記棚部分の前記凹溝部に至る長さ、及び前記背板部分の
    上下方向の長さよりも短い陳列物品凭れ掛け部材を備
    え、該陳列物品凭れ掛け部材の一端部に、前記背板部分
    の上端縁に係合することにより、陳列物品凭れ掛け部材
    を、背板部分の上端部より前方に突出するように支持す
    るコ字状の嵌合部を設け、かつ前記陳列物品凭れ掛け部
    材の他端部に、前記背板部分の上端縁に係合することに
    より、陳列物品凭れ掛け部材を、背板部分の上端部より
    垂下するように支持する鉤状部を設けたことを特徴とす
    る陳列用棚装置。
  2. 【請求項2】 陳列物品凭れ掛け部材を、板材により形
    成したことを特徴とする請求項1記載の陳列用棚装置。
  3. 【請求項3】 陳列物品凭れ掛け部材を、線材により形
    成したことを特徴とする請求項1記載の陳列用棚装置。
  4. 【請求項4】 陳列物品凭れ掛け部材の左右方向の長さ
    を、陳列物品の長さとほぼ同じとしたことを特徴とする
    請求項1〜3のいずれかに記載の陳列用棚装置。
  5. 【請求項5】 陳列物品凭れ掛け部材のコ字状の嵌合部
    を、端部から若干離れた位置にも設けたことを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載の陳列用棚装置。
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JP5180602B2 (ja) * 2008-01-28 2013-04-10 株式会社岡村製作所 棚板
WO2010094778A1 (en) 2009-02-19 2010-08-26 Inventory Systems Gmbh Feed device for the automatic shifting of objects and method for detecting a movement of a feed unit in a feed device

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