JP2561166Y2 - 陳列棚等の棚板見出し装置 - Google Patents

陳列棚等の棚板見出し装置

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JP2561166Y2
JP2561166Y2 JP2894793U JP2894793U JP2561166Y2 JP 2561166 Y2 JP2561166 Y2 JP 2561166Y2 JP 2894793 U JP2894793 U JP 2894793U JP 2894793 U JP2894793 U JP 2894793U JP 2561166 Y2 JP2561166 Y2 JP 2561166Y2
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顯 松田
隆 遠藤
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、陳列棚等の棚板見出し
装置に係わり、更に詳しくは棚板前縁に規格よりも上下
幅の広いプライスカード等の見出し板を保持するための
見出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の陳列棚等の棚板見出し装置は、図
7に示すように、棚板100の前面板101に見出しレ
ール102の固定板103を固着するとともに、該固定
板103の上縁と、該固定板103の下方から前方へ湾
曲して延設した受板104の前縁とにプライスカード等
の見出し板105の上下縁を保持する係合縁106,1
06を折曲形成してなるものである。
【0003】しかし、前記見出しレール102の上下係
合縁106,106で保持できる見出し板105の上下
幅は、上下係合縁106,106の間隔で決まり、それ
よりも上下幅の広い見出し板を装着することは不可能で
ある。
【0004】また、棚板100の上面107に載置した
商品等が、前方へ滑り落ちることを防止するために、従
来は上面107の前縁部に断面略L字形の規制部材10
8を樹脂製リベット109等によって固定していたが、
この規制部材108が固定的であるため、商品等を陳列
する際に邪魔になることがしばしば生じていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、通常の上下幅を有す
る見出し板を装着することは勿論、それよりも上下幅の
広い見出し板も装着することが可能であり、しかも棚板
上面に載置した商品等の前方への滑り落ちをも防止でき
る陳列棚等の棚板見出し装置を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、前述の課題解
決のために、陳列棚等の棚板の前縁にプライスカード等
の見出し板を保持する見出し装置であって、棚板の前面
板に、見出し板の上下縁を保持する係合縁を上下部に形
成した見出しレールを固着するとともに、前面板と見出
しレールの上部間に上方開放したスリット状の係合溝を
形成してなり、また前記見出しレールの係合縁間隔より
も上下幅の広い見出し板装着部を有するとともに、該装
着部の上縁から下方へ延設した支持片を有する透明合成
樹脂製の支持具を具備し、該支持具の支持片を前記係合
溝に嵌挿するとともに、装着部の下端部を下方の係合縁
に係止して、支持片の上部を棚板上面より突出して取付
けてなる陳列棚等の棚板見出し装置を構成した。
【0007】
【作用】以上の如き内容からなる本考案の陳列棚等の棚
板見出し装置は、支持具の見出し板装着部の上縁から下
方へ延設した支持片を、棚板の前面板と見出しレールの
上部間に形成した上方開放したスリット状の係合溝に嵌
挿するとともに、装着部の下端部を見出しレールの下方
係合縁に係止して、支持片の上部を棚板上面より突出し
た状態で取付けるものであり、前記装着部には見出しレ
ールの上下係合縁間に装着可能な見出し板よりも上下幅
の広い見出し板を装着することが可能であるとともに、
棚板上面から突出した支持片で当該棚板上面に載置した
商品等の前方への滑り落ちを防止するのである。
【0008】
【実施例】次に添付図面に示した実施例に基づき更に本
考案の詳細を説明する。図1は本考案を適用した陳列棚
1を示し、図2〜図4は本考案の代表的実施例を示し、
図中2は棚板、3は見出しレール、4は支持具をそれぞ
れ示している。
【0009】前記陳列棚1は、ベース台5の両側後部か
ら一対の支柱6,6を立設し、両支柱6,6間には幕板
7を装着するとともに、支柱6の前面の上下方向に一定
間隔毎に形成した係止孔8,…を利用してブラケット9
を嵌合係止し、該ブラケット9,9で棚板2を支持して
なる構造のものである。尚、最下段の棚板2は直接ベー
ス台5に載置されている。
【0010】前記棚板2の前面板10には、見出し板A
の上下縁を保持する係合縁11,11を上下部に形成し
た見出しレール3を固着するとともに、前面板10と見
出しレール3の上部間に上方開放したスリット状の係合
溝12を形成している。具体的には、前記見出しレール
3は、棚板2の前面板10に固着する固定板13を中央
部に有し、該固定板13から前方へ段折して挾持板14
を上方へ延設するとともに、固定板13から下方前方へ
湾曲して受板15を延設し、前記挾持板14の上縁と受
板15の前縁とに前記係合縁11,11を折曲形成した
ものである。ここで、下方の係合縁11は、上方の係合
縁11よりも前方へ位置させ、見出し板Aを傾斜状態で
保持できるように設定している。尚、前記両係合縁1
1,11の間隔、即ちこの両係合縁11,11に保持で
きる見出し板Aの上下幅の寸法をL1 で表示している。
【0011】前記支持具4は、透明合成樹脂製で形成さ
れ、基板16の下縁から該基板16に沿って上方へ折り
返した保持板17とからなる見出し板装着部18を有す
るとともに、該装着部18の上縁、即ち基板16の上縁
から下方へ延設した支持片19とを有するものである。
本実施例では、前記保持板17の上下寸法L2 を、基板
16の上下寸法L3 よりも狭く設定し、またL1 よりも
2 を広く設定している。この装着部18を構成する基
板16と保持板17との間に上方へ開放したスリット状
挾持溝20が形成され、この挾持溝20に前述の見出し
板Aの上下幅よりも広い見出し板Bを装着することが可
能である。ここで、前述の「透明」という意味は、挾持
溝20内に見出し板Bを嵌挿した状態で、該見出し板B
に表示された内容が、保持板17を透視して視覚できる
ことを意味し、完全な透明は勿論、着色して半透明にな
る場合も含むのである。尚、図中23は見出しレール3
の開放端部を閉塞する側部カバーである。
【0012】前記支持具4は、透明合成樹脂製の板体を
局部的に加熱して保持板17及び支持片19を折曲して
製造することも、また所定の断面形状に押出し成形で製
造することも可能である。
【0013】しかして、前記支持具4の支持片19を、
棚板2の前面板10と見出しレール3の上部間に形成し
たスリット状の係合溝12に上方から嵌挿するととも
に、装着部18の下端部を下方の係合縁11に係止し
て、当該装着部18を後方傾斜状態で取付けるのであ
る。この取付状態においては、前記支持片19の上部
は、棚板2の上面21から突出し、支持具4の装着部1
8の挾持溝20内に前述の如く見出し板Bを嵌挿するこ
とが可能となる。また、棚板2の上面21から突出した
支持片19によって、該上面21に載置した商品22が
前方へ滑り落ちることを規制することも可能である。勿
論、前記見出しレール3の上下係合縁11,11間に
は、通常の上下幅の見出し板Aを装着することも可能で
ある。
【0014】図5は、本考案に係る支持具4の他の実施
例を示し、前記装着部18を構成する基板16と保持板
17とで挾持する見出し板Bの保持強度を高めるため
に、保持板17の上端を通常状態において基板16の前
面に近接若しくは当接させたものである。また、この実
施例では、支持片19も基板16に近接若しくは当接さ
せて、当該支持具4を収納する際のスペース効率を高め
得るようになしたものであるが、支持片19を係合溝1
2に嵌挿する際に、基板16から強制的に開かなければ
ならないので、この際に折曲部が折損する恐れがあるの
で、必ずしも好ましいとは言えない。
【0015】図6は、本考案に係る支持具4の他の変形
例を示し、装着部18と支持片19とで構成される基本
構成は同一であるが、支持片19を装着部18から下方
へ延設している点で相違するものである。即ち、前記装
着部18は、基板16と平行に下端にスペーサー24を
介して保持板17を固着し、この基板16と保持板17
の間には挾持溝20が形成され、また基板16を下方に
延設して支持片19を形成したものである。そして、前
記支持片19を前記係合溝12に嵌挿して、棚板2の上
面21から突出状態で取付けるのである。ここで、前記
装着部18に保持可能な見出し板は、前記見出し板Aよ
りも上下幅を狭く設定することも可能である。この場合
は、棚板2の上面21に載置した商品22が前方へ滑り
落ちることを装着部18自体で防止している。
【0016】尚、本実施例では、スーパーマーケット等
の商品陳列用の陳列棚1に用いる見出し装置について説
明したが、図書館等で使用する書棚の見出し装置にも同
様に適用できるものであり、本考案は前述の実施例に限
定されるものではない。
【0017】
【考案の効果】以上にしてなる本考案の陳列棚等の棚板
見出し装置は、陳列棚等の棚板の前縁にプライスカード
等の見出し板を保持する見出し装置であって、棚板の前
面板に、見出し板の上下縁を保持する係合縁を上下部に
形成した見出しレールを固着するとともに、前面板と見
出しレールの上部間に上方開放したスリット状の係合溝
を形成してなり、また前記見出しレールの係合縁間隔よ
りも上下幅の広い見出し板装着部を有するとともに、該
装着部の上縁から下方へ延設した支持片を有する透明合
成樹脂製の支持具を具備し、該支持具の支持片を前記係
合溝に嵌挿するとともに、装着部の下端部を下方の係合
縁に係止して、支持片の上部を棚板上面より突出して取
付けてなるので、支持具の支持片を、棚板の前面板と見
出しレールの上部間に形成した係合溝に嵌挿するととも
に、装着部の下端部を見出しレールの下方係合縁に係止
して、支持片の上部を棚板上面より突出した状態で取付
けることができ、従って前記装着部には見出しレールの
上下係合縁間に装着可能な見出し板よりも上下幅の広い
見出し板を装着することが可能であるとともに、棚板上
面から突出した支持片で当該棚板上面に載置した商品等
の前方への滑り落ちを防止することができ、また支持具
は棚板に対して着脱自在であるから、商品を陳列する作
業の際には、これを外して行えるのでその作業性に優れ
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した陳列棚の全体斜視図である。
【図2】本考案の要部の分解断面図である。
【図3】本考案の使用状態を示す要部断面図である。
【図4】同じく使用状態を示す要部斜視図である。
【図5】支持具の変形例を示す側面図である。
【図6】本考案の見出し装置の他の実施例を示す要部断
面図である。
【図7】従来例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
A 通常の見出し板 B 上下幅の広い見
出し板 1 陳列棚 2 棚板 3 見出しレール 4 支持具 5 ベース台 6 支柱 7 幕板 8 係止孔 9 ブラケット 10 前面板 11 係合縁 12 係合溝 13 固定板 14 挾持板 15 受板 16 基板 17 保持板 18 装着部 19 支持片 20 挾持溝 21 上面 22 商品 23 側部カバー 24 スペーサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−3823(JP,A) 実開 平5−21760(JP,U) 実開 平4−61284(JP,U) 実開 昭55−3953(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陳列棚等の棚板の前縁にプライスカード
    等の見出し板を保持する見出し装置であって、棚板の前
    面板に、見出し板の上下縁を保持する係合縁を上下部に
    形成した見出しレールを固着するとともに、前面板と見
    出しレールの上部間に上方開放したスリット状の係合溝
    を形成してなり、また前記見出しレールの係合縁間隔よ
    りも上下幅の広い見出し板装着部を有するとともに、該
    装着部の上縁から下方へ延設した支持片を有する透明合
    成樹脂製の支持具を具備し、該支持具の支持片を前記係
    合溝に嵌挿するとともに、装着部の下端部を下方の係合
    縁に係止して、支持片の上部を棚板上面より突出して取
    付けてなることを特徴とする陳列棚等の棚板見出し装
    置。
JP2894793U 1993-05-31 1993-05-31 陳列棚等の棚板見出し装置 Expired - Lifetime JP2561166Y2 (ja)

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JPH0686622U JPH0686622U (ja) 1994-12-20
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JP4582601B2 (ja) * 2000-03-17 2010-11-17 河淳株式会社 ポップ紙保持装置
JP2009090038A (ja) * 2007-10-12 2009-04-30 Okamura Corp 商品陳列什器における棚板の取付構造

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