JP3425036B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3425036B2
JP3425036B2 JP12203196A JP12203196A JP3425036B2 JP 3425036 B2 JP3425036 B2 JP 3425036B2 JP 12203196 A JP12203196 A JP 12203196A JP 12203196 A JP12203196 A JP 12203196A JP 3425036 B2 JP3425036 B2 JP 3425036B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、コピ
ー、ファクシミリ等の画像形成装置の技術分野に属し、
特に、クリーナレス方式により感光ドラムをクリーニン
グする電子写真方式の画像形成装置の技術分野に属す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子写真方式の画像形成
装置においては、帯電及び露光により静電潜像が形成さ
れた感光ドラムに対し負又は正極性に帯電されたトナー
を用いて現像するのが一般的である。この現像により感
光ドラム上に形成されたトナー画像は、転写ローラによ
り記録用紙に転写されるが、この転写を終えた感光ドラ
ム部分には、形成したトナー画像の濃度に応じて多少の
転写されなかったトナーが残留する。この残留トナーが
残留した感光ドラム部分に次のサイクルで帯電、静電潜
像形成、現像、転写の各工程を行うと残留トナーにより
汚れた部分が記録用紙上に形成され、形成画質の低下を
招くことになる。このため、従来から、転写後の感光ド
ラム上の残留トナーを掻き落とすブレード等のクリーナ
ーを設けて感光ドラムをクリーニングしたり、又は、こ
のようなクリーナーを用いずに残留トナーを現像装置に
戻す所謂クリーナーレス方式で残留トナーを回収したり
する。
【0003】このクリーナーレス方式では、残留トナー
を電気的に吸引したり吐き出したりするクリーニングロ
ーラやクリーニングブラシ等からなるならし手段が感光
ドラムの回動方向について転写ローラの下流側に配置さ
れる。ならし手段は、感光ドラム上で画像形成が行われ
ている間には、吸引モードにより、残留トナーを電気的
吸引力により感光ドラムから吸引し、画像形成が行われ
ていない間に、吐き出しモードにより、感光ドラムに残
留トナーを吐き出してならし、このならされたトナーを
回動する感光ドラム上で現像装置に戻せるように構成さ
れている。このため、ならし手段には、吸引モードで、
残留トナーを感光ドラムから吸引するための感光ドラム
との電位差を発生させる第1電源、及び吸引したトナー
を感光ドラムへ吐き出すための感光ドラムとの電位差を
発生させる第2電源が、スイッチを介して選択的に接続
されるように構成されている。例えば、帯電され、その
後、静電潜像形成、現像及び転写の工程を経た感光体ド
ラムの表面電位が+50V(ボルト)であれば、ならし
手段の吸引モード用の第1電源は、−300Vとされ、
吐き出しモード用の第2電源は、+400Vとされる。
【0004】このように構成されたならし手段を用いた
クリーナーレス方式によれば、転写後に感光ドラムに残
された残留トナーによる、その後のサイクルにおける形
成画像の画質低下を防止できると共に、残留トナーを回
収して再度現像に用いることができるので大変有利であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
クリーナーレス方式によれば、吸引モード及び吐き出し
モードという二つのモードで異なる電圧をクリーニング
ローラ等のならし手段に供給する必要があるため、クリ
ーニングローラ等のならし手段には二つの電源が必要と
なり、装置の大型化、複雑化、高コスト等につながると
いう問題点があった。更に、上述の現像ローラと感光ド
ラムとが接触して現像する方式によれば、画像形成装置
の電源をオンにした時、感光ドラムの表面電位と現像ロ
ーラの表面電位とが同じ(共に0V)であるため、感光
ドラムの表面電位が所定のバイアス値となるまでの間
に、潜像が形成されていない感光ドラム部分でトナーに
よる現像が行われ、転写ローラがこのトナーにより汚さ
れてしまうという問題点もあった。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑みなされたも
のであり、ならし手段の電源が一つで足りると共に電源
をオンした時の無駄な現像による画質低下を低減するこ
とができる画像形成装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の画像形
成装置は上記課題を解決するために、感光体と、該感光
体を静電潜像形成可能に所定電圧に帯電させるための帯
電器と、該感光体に静電潜像を形成する潜像形成手段
と、動作状態で所定極性に帯電させた現像剤により前記
静電潜像を現像して前記感光体上に画像を形成し、非動
作状態で前記感光体上にならされた現像剤を回収する現
像手段と、該画像を記録媒体に転写する転写手段と、吸
引モードでは転写後に前記感光体上に残留した現像剤を
前記感光体との電位差により吸引し、吐き出しモードで
は該吸引した現像剤を前記感光体との電位差により前記
感光体上に吐き出してならすならし手段と、該ならし手
段にアース電位とは異なる第1電圧を供給するための第
1電源と、前記感光体に前記アース電位及び前記第1電
圧とは異なる第2電圧を供給する電流電圧変換素子と、
前記感光体に供給される第2電圧との電圧差を現像バイ
アス電圧として、前記現像手段により前記感光体の静電
潜像に対する現像を行わせる第3電圧を現像時において
前記現像手段に供給する第3電源と、前記ならし手段を
アース及び前記第1電源の一方に接続することで前記吸
引モードに切り換え、前記ならし手段を前記アース及び
前記第1電源の他方に接続することで前記吐き出しモー
ドに切り換える切換手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】請求項1に記載の画像形成装置によれば、
先ず、潜像形成手段により、該感光体に静電潜像が形成
される。次に、現像手段により、所定極性に帯電させた
現像剤により静電潜像を現像して感光体上に画像が形成
される。次に、転写手段により、該画像が記録媒体に転
写される。そして、ならし手段により、吸引モードで
は、転写後に感光体上に残留した現像剤が、感光体との
電位差により吸引され、吐き出しモードでは、該吸引し
た現像剤が、感光体との電位差により感光体上に吐き出
されてならされる。この際、ならし手段は、切換手段に
より、ならし手段をアース及び第1電源の一方に接続す
る(例えば、ならし手段にアース電圧として0Vを供給
する)ことで吸引モードに切り換えられ、ならし手段を
アース及び第1電源の他方に接続する(例えば、第1電
圧として、+700Vを供給する)ことで吐き出しモー
ドに切り換えられる。ここで、感光体には、電流電圧変
換素子により、アース電位及び第1電圧とは異なる第2
電圧(例えば、+300V)が供給されているので、吸
引モードでは、アース及び第1電源の一方と電流電圧変
換素子及び静電潜像電位(例えば、50V)との電圧差
(例えば、0V−(300V+50V)=−350V)
により、転写後に感光体に残留した現像剤が、ならし手
段に吸引される。また、吐き出しモードでは、アース及
び第1電源の他方と電流電圧変換素子及び静電潜像電位
との電圧差(例えば、700V−(300V+50V)
=+350V)により、吸引した現像剤が、ならし手段
から感光体上に吐き出されならされる。最後に、非動作
状態にある現像手段により、感光体上にならされた現像
剤が回収される。このように、ならし手段に対し一つの
みの電源(即ち、第1電源)の供給により、クリーナレ
ス方式のクリーニングが行われる。
【0009】更に、感光体には、電流電圧変換素子によ
り第2電圧が供給されるので、当該画像形成装置の電源
がオンにされ、現像ローラの表面電位が所定のバイアス
値となるまでの間に、現像手段と感光体にとの電位差に
より現像剤が現像手段から感光体に付着されることはな
くなり、よって、無駄な現像が行われることはない。ま
た、電流電圧変換素子を備えているので、第2電圧を供
給する電源は、低コストで構成され得る。また、請求項
1に記載の画像形成装置によれば、第3電源により、現
像手段にアース電位とは異なる第3電圧が現像時に供給
されるので、当該第3電源と感光体に供給される第2電
との電圧差を現像バイアス電圧として、動作常態にあ
る現像手段により、感光体上の静電潜像に対する現像が
行われる。
【0010】請求項2に記載の画像形成装置は、上述し
た請求項1に記載の画像形成装置において、前記現像手
段はアースされた非動作状態で、前記ならし手段から前
記感光体に吐き出された現像剤を回収することを特徴と
する。
【0011】請求項2に記載の画像形成装置によれば、
前記現像手段はアースされた非動作状態で、前記ならし
手段から前記感光体に吐き出された現像剤を回収するの
で、現像剤が現像手段から感光体に付着されることはな
くなり、無駄な現像が行われることはない。
【0012】
【0013】
【0014】請求項3に記載された画像形成装置は、上
述した請求項1または2記載の画像形成装置において、
前記ならし手段は、前記感光体に対向配置されたクリー
ニングローラ及びクリーニングブラシのいずれか一方を
備えたことを特徴とする。
【0015】請求項3に記載の画像形成装置によれば、
感光体に対向配置されたクリーニングローラ及びクリー
ニングブラシのいずれか一方を備えたならし手段によ
り、感光体上に残留した現像剤は、好適にならされる。
【0016】本発明のこのような作用及び他の利得は次
に説明する実施の形態から明らかにされよう。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて説明する。図1において、本発明の
実施の一形態であるレーザビームプリンタ1は、本体ケ
ース2と、画像形成の為の記録媒体の一例としての用紙
Pを給紙するフィーダユニット10と、画像形成のため
の帯電、露光、現像、転写、回収等の工程が順次行われ
る感光体の一例としての感光ドラム20と、感光ドラム
20から用紙Pに転写された転写画像を用紙Pに定着さ
せるための定着ユニット70と、画像が定着された用紙
Pを搬送路PPに沿って排出するための排紙トレイ77
とを備えて構成されている。
【0018】レーザビームプリンタ1はまた、感光ドラ
ム20を回動するための図示しない駆動手段を備えてお
り、更に感光ドラム20の周囲に沿って順に、駆動手段
により回動される感光ドラム20上に静電潜像を形成す
るための潜像形成手段の一例としてのレーザスキャナユ
ニット30と、該感光ドラム20上に形成された静電潜
像を現像剤の一例としてのトナーにより現像するための
現像ローラ56を有する現像手段の一例としての現像ユ
ニット50と、感光ドラム20上に現像されたトナー画
像を用紙Pに転写する転写手段の一例としての転写ロー
ラ60と、転写ローラ60による転写の後に感光ドラム
20に残留した残留トナーを感光ドラム20を用いて所
定のタイミングで現像ユニット50に戻すために一時的
に残留トナーを吸着して且つ吐き出してならすならし手
段の一例としてのクリーニングローラ42と、転写後の
感光ドラム20に残された残留電位を除去するための除
電ランプ41と、除電後の感光ドラム20を静電潜像形
成可能に帯電させるための帯電器40とを備えて構成さ
れている。
【0019】次に、図1から図3を用いて、レーザビー
ムプリンタ1を構成する各構成要素について夫々詳細に
説明する。図1において、フィーダユニット10は、本
体ケース2の後端部に位置する上部のフィーダ部ケース
3内に配置された、用紙Pと略同様の幅寸法を有する用
紙押圧板11を備える。用紙押圧板11は、その後端部
において揺動可能に枢支されている。用紙押圧板11の
前端部には、圧縮バネ12が設けられており、該圧縮バ
ネ12により用紙押圧板11は上側に弾性付勢される。
用紙押圧板11には、左右方向に延びる給紙ローラ13
が、回転自在に枢支されている。給紙ローラ13は、図
示外の駆動系により、給紙のタイミングで回転駆動され
るように構成されている。フィーダユニット10はま
た、フィーダ部ケース3内に、定形カット紙からなる用
紙Pを複数枚収容可能な給紙カセット14が傾斜状に着
脱自在に装着されており、給紙ローラ13の回転によ
り、給紙カセット14に収容された用紙Pのうち、上側
の用紙Pから1枚ずつ給紙されるように構成されてい
る。更に、フィーダユニット10は、用紙Pの重送を防
止する為に、給紙ローラ13の下側に分離部材15を備
えており、この分離部材15は、圧縮バネ16により給
紙ローラ13に弾性付勢されている。給紙ローラ13よ
りも搬送方向(図1において、後方から前方向き)下流
側には、給紙された用紙Pの先端を揃える1対のレジス
トローラ17及び18が回転可能に夫々枢支されてい
る。
【0020】図1及び図2において、感光ドラム20
は、正帯電性の材料から構成されており、例えば、正帯
電性のポリカーボネイトを主成分とする有機感光体から
なる。より具体的には、図2に示すように、感光ドラム
20は、例えば、円筒状でアルミ製の円筒スリーブ21
を本体として、その外周部に、ポリカーボネートに光導
電性樹脂を分散させた所定厚さ(例えば、約20μm)
の光導電層22を形成した中空状のドラムから構成され
ており、円筒スリーブ21を接地した状態で、本体ケー
ス2に回転自在に枢支されている。即ち、感光ドラム2
0上に形成されたプラス極性(正帯電)の静電潜像に対
して、プラス極性に帯電したトナー53を反転現像方式
で現像するように構成されている。感光ドラム20は、
駆動手段により、側面視で時計回りに回転駆動されるよ
うに構成されている。
【0021】図1において、レーザスキャナユニット3
0は、感光ドラム20の下側に配設されており、感光ド
ラム20上に静電潜像を形成する為のレーザ光Lを発生
するレーザ発生器31、回転駆動されるポリゴンミラー
(5面体ミラー)32、一対のレンズ33及び34、並
びに一対の反射ミラー35及び36を含んで構成されて
いる。
【0022】帯電器40は、例えば、タングステンなど
からなる帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯
電用のスコロトロン型の帯電器から構成されている。本
実施の形態では、クリーナーレス方式を採るが、帯電器
40は感光ドラム20に対して非接触に対向配置されて
おり、感光ドラム20上の残留トナーが帯電器40に付
着しないように構成されている。
【0023】除電ランプ41は、例えば、LED(レー
ザ発光ダイオード)、EL(ElectroLuminescence)、蛍
光灯などの光源を備えて構成されており、転写後に感光
ドラム20に残留する電荷を除去する(除電する)こと
により、残留する電荷が次回の静電潜像に影響を与え、
最終的に用紙Pに形成された画像に現われることを防ぐ
ように機能する。
【0024】クリーニングローラ42は、バイアス電圧
を変化させることにより、吸引モードにおいて、転写ロ
ーラ60による転写の後に感光ドラム20に残留した残
留トナー53を一旦吸収し、吐き出しモードにおいて、
感光ドラム20上で行われる次の露光、現像、転写等の
妨げとならないタイミングで、吸収した残留トナー53
を感光ドラム20に吐き出してならすことにより、残留
トナー53を感光ドラム20上より現像ユニット50に
戻すように構成されている。
【0025】具体的には図3に示すように、クリーニン
グローラ42には、第1電圧の一例としてのクリーニン
グ用の電圧Vcを供給するための第1電源101及びス
イッチSW1が設けられており、スイッチSW1の切り
換えにより、第1電源101の電圧Vcが供給されるか
又はアースに接続されるように構成されている。このス
イッチSW1の切り換えは、図示しないマイコンにより
制御されており、吸引モードでは、アースの側にスイッ
チSW1が切り換えられて、クリーニングローラ42の
電位が“0”とされ、他方、吐き出しモードでは、第1
電源101の側に切り換えられて、クリーニングローラ
42の電位が“Vc”とされるように構成されている。
【0026】また、図3に示すように、感光ドラム20
には、第2電圧の一例としてのドラムオフセット用の電
圧Vaを供給するための第2電源102が接続されてい
る。従って、感光ドラム20の電位は常に“Va”とさ
れる。ここに、第2電源102は、バリスターのような
電流電圧変換素子から構成されている。
【0027】更に、図3に示すように、現像ローラ56
には、第3電圧の一例としての現像用の電圧Vbを供給
するための第3電源103及びスイッチSW2が設けら
れており、スイッチSW2の切り換えにより、第3電源
103の電圧Vbが供給されるか又はアースに接続され
るように構成されている。このスイッチSW2の切り換
えは、図示しないマイコンにより制御されており、クリ
ーニングローラ42によりならされたトナーを回収すべ
き非動作状態では、アースの側にスイッチSW2が切り
換えられて、現像ローラ56の電位が“0”とされ、他
方、現像を行うべき動作状態では、第3電源103の側
に切り換えられて、現像ローラ56の電位が“Vb”と
され、現像バイアスが発生する。
【0028】クリーニングローラ42は、例えば、バイ
アス電圧印加可能なシリコンゴムやウレタンゴムなどか
らなる導電性を有する発泡弾性体から構成されている。
尚、現像ローラ56による残留トナー53の回収が効率
良く行われるように、クリーニングローラ42が設けら
れているが、クリーニングローラ42の代わりに又は加
えて感光ドラム20の表面上の残留トナー53をならす
ためのクリーニングブラシを設けても良い。
【0029】図1及び図2において、現像ユニット50
は、現像部ケース4内に着脱可能に装着された二重円筒
状のトナーボックス51を備えている。トナーボックス
51は、回転駆動されるアジテータ52と、電気絶縁性
を有する正帯電性のトナー53とを収容する。トナーボ
ックス51の前側には、トナーボックス51に形成され
たトナー供給口51aを介してアジテータ52の回転に
より供給されたトナー53を貯蔵するトナー貯蔵室54
が形成されている。トナー貯蔵室54には、供給ローラ
55がその長手方向に水平に配設され、回転可能に枢支
されている。更に、トナー貯蔵室54の前側を仕切るよ
うに且つ供給ローラ55と感光ドラム20とに夫々接す
るように、現像ローラ56がその長手方向に水平に配設
され、回転可能に枢支されている。
【0030】供給ローラ55は、シリコンゴムやウレタ
ンゴムなどからなる導電性を有する発泡弾性体から構成
されており、現像ローラ56との接触部における抵抗値
は、約5×104〜1×109Ωに設定されている。
【0031】また、現像ローラ56は、図2に示すよう
に感光ドラム20と接触することにより、ニップ部Nを
構成し、更に、シリコンゴムやウレタンゴムなどからな
る導電性のリジッドなローラである。本実施の形態では
例えば、正帯電性のトナー及び正帯電性のポリカーボネ
イトを主成分とする有機感光体からなる感光ドラム20
を用いているので、ウレタンゴムが現像ローラ56の材
料とされる。
【0032】現像ローラ56における現像バイアス電圧
を印加するその中心部の電極から外周のニップ部Nに至
る抵抗値は、約5×104〜1×107Ωに設定されてい
る。供給ローラ55及び現像ローラ56は、駆動機構に
より、時計回転回りに夫々回転駆動されるように構成さ
れている。
【0033】現像ローラ56は、現像電圧Vbを印加さ
れた動作状態で、正帯電トナー53を使用して感光ドラ
ム20上で現像を行い、アースされた非動作状態で、ク
リーニングローラ42により感光ドラム20上に戻され
た残留トナー53を回収するように構成されている。
【0034】図2に示すように、現像ユニット50にお
ける現像部ケース4にはトナー貯蔵室54が設けられて
おり、トナー貯蔵室54は、供給ローラ55の上側の上
部空間Sを大きく設けて形成されている。
【0035】図1及び図2において、現像部ケース4に
は、ステンレス製またはリン青銅製の薄い板状の弾性を
有する層厚規制ブレード57が下向きに取り付けられて
いる。
【0036】層厚規制ブレード57の下端部に形成され
た屈曲部57aが、現像ローラ56に押圧状態で接触し
ており、供給ローラ55から供給されて現像ローラ56
の表面に層状に付着したトナー53の層厚が、この層厚
規制ブレード57で所定厚さ(約7〜12μm)に規制
される。
【0037】転写ローラ60は、感光ドラム20の上側
に接するように設けられ回転自在に枢支され、シリコン
ゴムやウレタンゴムなどからなる導電性を有する発泡弾
性体から構成されている。転写ローラ60の感光ドラム
20との接触部における抵抗値は、約1×106〜1×
1010Ωに設定されている。即ち、転写ローラ60は、
感光ドラム20の表面に接触しているので、その抵抗値
を大きくすることで、転写ローラ60に印加される電圧
による感光ドラム20に形成された光導電層22の破壊
を生じないように、しかも感光ドラム20上のトナー画
像が用紙Pに確実に転写されるように構成されている。
【0038】定着ユニット70は、感光ドラム20より
も搬送方向下流側に設けられ、周知のハロゲンランプを
内蔵した加熱用ローラ71と押圧ローラ72とからな
り、用紙Pの下面に転写されたトナー画像が加熱されつ
つ押圧されて用紙Pに定着される。
【0039】用紙搬送用の1対の搬送ローラ75及び排
紙トレイ77は、定着ユニット70の搬送方向下流側に
夫々設けられている。本実施の形態によれば、図1に示
すように、給紙ローラ13、感光ドラム20、定着ユニ
ット70及び排紙トレイ77は、略直線形状に延びる搬
送経路PPに沿って給紙カセット14から給紙された用
紙Pを搬送するように構成されている。
【0040】図1において、本実施の形態におけるトナ
ー53は、正帯電性のものであり、例えば、粉砕トナー
又は真球形状に近いスチレンアクリルなどからなる重合
トナーからなる非磁性一成分トナーであり、素トナーと
素トナーに添加された外添剤(流動性付与剤)としての
シリカとを含んで構成されている。この結果、トナー5
3の大部分は、現像ローラ56、感光ドラム20等によ
り擦られてプラス極性に帯電する。
【0041】次に、以上のように構成されたレーザビー
ムプリンタ1の動作について、図1から図5を用いて説
明する。図1において、感光ドラム20は、駆動手段に
より側面視で時計回りに回転駆動され、供給ローラ55
及び現像ローラ56は、時計回転回りに夫々回転駆動さ
れる。
【0042】この結果、図4に示すように、トナー53
の各粒子は、供給ローラ55と現像ローラ56との擦り
付けにより、また層厚規制ブレート57の現像ローラ5
6への押圧摩擦により、プラス極性に帯電され、このプ
ラス極性に帯電したトナー53が、現像ローラ56及び
感光ドラム20により擦られて帯電されると共に、レー
ザ光Lにより感光ドラム20上に形成された静電潜像に
付着して、現像が行われる。
【0043】ここで、トナー53の帯電量は、気温や湿
度に応じて、約25μC/gから20μC/gまで変化
する。そこで、現像ローラ56を、感光ドラム20と同
一の回転方向で駆動した場合に、低温低湿環境や高温高
湿環境の何れの環境下においても、所定の現像トナー量
(例えば、約0.78mg/cm2 )が得られるよう
に、現像ローラ56の実効現像バイアス電圧(感光ドラ
ム20の静電潜像電位V1と現像ローラ56の電位Vb
との電位差)は、「約200V」に設定される。
【0044】ここで、感光ドラム20のドラムオフセッ
ト電圧Vaは、例えば「約300V」に設定されてお
り、感光ドラム20上に形成した静電潜像の電圧である
静電潜像電圧V1が例えば「約350V」となるので、
現像ローラ56に印加する現像用電源103の電圧Vb
は、実効現像バイアス電圧が200Vとなるように例え
ば「約550V」に設定され、クリーニングローラ42
の第1電源の電圧Vcは、残留トナー53を感光ドラム
20上に吐き出せるように例えば「約700V」とされ
る。
【0045】このような各部の電圧設定の結果、クリー
ニングローラ42は、吸引モードにおいて、スイッチS
W1によりアースされて、例えば「0V−350V=−
350V」の電位差により、感光ドラム20の表面から
プラス極性に帯電している残留トナー53を吸引するこ
とができる。他方、吐き出しモードでは、スイッチSW
1により第1電源101に接続されて、例えば「700
V−350V=+350V」の電位差により、感光ドラ
ム20の表面に残留トナーを吐き出すことができる。
【0046】上記のような電圧設定の下で画像形成処理
が開始されると、先ず除電ランプ41で感光ドラム20
上の残留電荷が一掃された後、感光ドラム20の表面
は、正帯電用の帯電器40により、例えば、図5(a)
に示すようにV0(例えば、800V+300V)に均
一に帯電される。そして、この状態で、レーザ発生器3
1から発射されたレーザ光Lは、ポリゴンミラー32で
主走査されながらレンズ33及び34並びに反射ミラー
35及び36を経て感光ドラム20上に照射されて、感
光ドラム20上に静電潜像が形成される。このとき、感
光ドラム20上における静電潜像に相当する部位の電圧
はレーザ光Lの照射により、例えば図5(a)に示すよ
うに、V1(例えば、350V)に下降する。現像ロー
ラ56の表面には、現像バイアス電圧として例えば、図
5(a)に示すようにVb (例えば、550V)が印加
された状態で、トナー53は、それ自身の電圧よりも高
い帯電電圧V0(非露光部分の電位、例えば、800V
+300V)に引き寄せられることはなく、それよりも
低い静電潜像電圧V1(例えば、350V)に引き寄せ
られて、現像ローラ56上のトナー53が感光ドラム2
0上に形成された静電潜像にだけ付着して現像される。
【0047】トナー53で現像された静電潜像のトナー
画像は、転写ローラ60により用紙Pに転写された後、
定着ユニット70で定着処理されて排紙トレイ77に排
出される。
【0048】この際、給紙カセット14から給紙された
用紙Pを搬送する搬送経路PPが略直線状に形成され、
用紙Pは、略直線状の搬送経路PPにより搬送されなが
ら画像形成されることから、用紙Pとして、ハガキや封
筒などの厚紙やOHPフィルム等を使用しても、その用
紙Pに綺麗に且つ確実に画像形成することができる。
【0049】一方、図1において、転写ローラ60を通
過する際に用紙Pに転写されず、感光ドラム20に残留
した残留トナー53は、クリーニングローラ42をスイ
ッチSW1によりアースに接続することにより、図5
(b)に示すように、−350Vの電位差により、吸引
モードとされたクリーニングローラ42に一旦吸収され
る。そして、感光ドラム20上で行われる次の露光、現
像、転写等の妨げとならないタイミングで、クリーニン
グローラ42をスイッチSW1により第1電源101に
接続することにより、+350Vの電位差により、一旦
吸収された残留トナー53は、吐き出しモードとされた
クリーニングローラ42から感光ドラム20に吐き出さ
れ、ならされる。
【0050】そして、残留トナー53が現像ユニット5
0に戻ると、スイッチSW2によりアースに接続され非
動作状態にある現像ローラ56により、感光ドラム20
上の残留トナー53が回収される。
【0051】上述の吐き出しモードによるトナー53の
回収は、画像形成動作を定期的に停止して行うようにし
てもよく、用紙Pの間に対応するタイミングで、画像形
成動作の妨げにならぬように画像形成動作の合間を縫っ
て行うようにしてもよい。
【0052】以上のように、本実施の形態のレーザビー
ムプリンタ1によれば、クリーニングローラ42に対し
一つのみの電源(即ち、第1電源101)の供給によ
り、クリーナレス方式のクリーニングが行われる。更
に、感光ドラム20には、第2電源102により第2電
圧が供給されるので、当該レーザービームプリンタ1の
電源がオンにされた時、現像ローラ56が0Vであり、
感光ドラム20の電位(Va:例えば、+300V)よ
りも低いため、この電位差によりトナー53が現像ロー
ラ56から感光ドラム20に付着されることはなくな
り、よって、無駄な現像が行われることはない。この結
果、転写ローラ60がレーザープリンタ1の電源オンの
際にトナー53により汚されることはなく、このような
汚れに起因した印字不良を防ぐことができ、高い品質の
画像を形成することができる。
【0053】尚、以上の実施の形態によれば、モノクロ
画像の形成のみを説明したが、カラー画像形成の際にも
本発明は有効に機能する。また、感光体は感光ドラムか
ら構成されているが、ベルト状の感光体であってもよ
く、感光ドラムと現像ローラの相対的な移動方向は反対
でも同一でもどちらでもよい。更にまた、本実施の形態
では、レーザビームプリンタについて説明したが、トナ
ーを用いた電子写真方式の画像形成装置であれば、コピ
ー、ファクシミリ等についても本実施の形態の場合と同
様に本発明は有効に機能する。
【0054】また、本実施の形態によれば、第2電源1
02は、バリスターのような電流電圧変換素子を備えて
いるので、当該第2電源102は、低コストで構成され
得る。
【0055】
【発明の効果】請求項1に記載の画像形成装置によれ
ば、ならし手段に対し一つのみの電源(即ち、第1電
源)の供給により、クリーナレス方式のクリーニングを
行うことができ、装置の小型化、簡略化及び低コスト化
を図ることができる。画像形成装置の電源がオンにさ
れ、感光ドラムの表面電位が所定のバイアス値となるま
での間に、無駄な現像が行われることはないので、この
際、転写手段が現像剤により汚されることはなく、この
ような汚れに起因した印字不良を防ぐことができ、高い
品質の画像を形成することができる。また、電流電圧変
換素子を備えているので、低コストで構成することがで
き、画像形成装置の低コスト化を図ることができる。
【0056】請求項1に記載の画像形成装置によれば、
第3電源と感光体に供給される第2電圧との電圧差を現
像バイアス電圧として、動作常態にある現像手段によ
り、感光体上の静電潜像に対する現像を適切に行うこと
ができる。
【0057】請求項2に記載の画像形成装置によれば、
現像剤が現像手段から感光体に付着されることがなくな
り、無駄な現像が行われることはない。
【0058】請求項3に記載の画像形成装置によれば、
クリーニングローラ又はクリーニングブラシにより、感
光体上に残留した現像剤を、好適にならすことができ
る。以上の結果、本発明により、高品位の画像を形成す
ることができる比較的低コストの画像形成装置を実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるレーザビームプリン
タの縦断側面図である。
【図2】図1のレーザビームプリンタの現像ユニット及
び感光ドラム部分の拡大側面図である。
【図3】図1のレーザビームプリンタの各電源及びスイ
ッチを示す該略図である。
【図4】図1のレーザビームプリンタの現像ユニットの
拡大側面図である。
【図5】図1のレーザビームプリンタで行われる現像処
理及びクリーニング処理における各部分の電位を示す説
明図である。
【符号の説明】
1…レーザビームプリンタ 10…フィーダユニット 13…給紙ローラ 14…給紙カセット 20…感光ドラム 30…レーザスキャナユニット 42…クリーニングローラ 50…現像ユニット 53…トナー 55…供給ローラ 56…現像ローラ 57…層厚規制ブレード 60…転写ローラ 70…定着ユニット 77…排紙トレイ 101…第1電源 102…第2電源 103…第3電源 SW1…スイッチ SW2…スイッチ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 G03G 21/10 - 21/12 G03G 15/08 - 15/08 507 G03G 21/00 370 - 540 G03G 21/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体と、 該感光体を静電潜像形成可能に所定電圧に帯電させるた
    めの帯電器と、 該感光体に静電潜像を形成する潜像形成手段と、 動作状態で所定極性に帯電させた現像剤により前記静電
    潜像を現像して前記感光体上に画像を形成し、非動作状
    態で前記感光体上にならされた現像剤を回収する現像手
    段と、 該画像を記録媒体に転写する転写手段と、 吸引モードでは転写後に前記感光体上に残留した現像剤
    を前記感光体との電位差により吸引し、吐き出しモード
    では該吸引した現像剤を前記感光体との電位差により前
    記感光体上に吐き出してならすならし手段と、 該ならし手段にアース電位とは異なる第1電圧を供給す
    るための第1電源と、 前記感光体に前記アース電位及び前記第1電圧とは異な
    る第2電圧を供給する電流電圧変換素子と、 前記感光体に供給される第2電圧との電圧差を現像バイ
    アス電圧として、前記現像手段により前記感光体の静電
    潜像に対する現像を行わせる第3電圧を現像時において
    前記現像手段に供給する第3電源と、 前記ならし手段をアース及び前記第1電源の一方に接続
    することで前記吸引モードに切り換え、前記ならし手段
    を前記アース及び前記第1電源の他方に接続することで
    前記吐き出しモードに切り換える切換手段とを備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記現像手段はアースされた非動作状態
    で、前記ならし手段から前記感光体に吐き出された現像
    剤を回収することを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記ならし手段は、前記感光体に対向配
    置されたクリーニングローラ及びクリーニングブラシの
    いずれか一方を備えたことを特徴とする請求項1または
    2のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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