JP3424942B2 - 対訳画像形成装置 - Google Patents

対訳画像形成装置

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JP3424942B2
JP3424942B2 JP15131892A JP15131892A JP3424942B2 JP 3424942 B2 JP3424942 B2 JP 3424942B2 JP 15131892 A JP15131892 A JP 15131892A JP 15131892 A JP15131892 A JP 15131892A JP 3424942 B2 JP3424942 B2 JP 3424942B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は,対訳機能を備えたデジ
タル画像データを使用する複写機,ファクシミリ装置等
の対訳画像形成装置に関し,より詳細には,原稿を光学
的に読み取り(或いは通信回線を介して画像情報を入力
し),読み取った(或いは入力した)画像情報中の単語
を認識して,その単語と対応する訳語を出力する対訳画
像形成装置に関する。 【0002】 【従来の技術】複写機を利用した任意の言語に対する対
訳及び翻訳出力を得る装置として,特開平4−7796
5号公報に開示された「デジタル複写装置」が知られて
いる。このデジタル複写装置は,メモリ手段に蓄積され
た入力画像情報から文字情報を各文字毎に切り出し,該
切り出された文字の間隔に基づいて,1つの文字若しく
は複数文字の集合でなる単語毎に文字情報を区分し,文
字毎の特徴量が予め登録された文字パターン辞書を含
み,文字毎に切り出された画像情報から,それが示す文
字を認識し,単語毎の翻訳結果が登録された単語辞書を
含み,上記抽出された単語毎に,それを構成する文字の
構成に応じて単語辞書を参照し,各単語の翻訳結果を認
識し,翻訳結果として得られる文字情報をメモリ手段の
出力画像領域に画像情報として書き込むものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来技術にあっては,原稿における任意の言語の文字に対
して訳語を同一に出力する場合,原稿の構成状態から作
画ページが2枚以上になる場合がある。また,単語のみ
を切り出して訳語を併記する場合(以下,本出願におい
て単語帳という),原稿とは全く異なる出力がなされる
ため,原稿のどの部分が出力に対応しているかがわかり
づらく,対応させるのに時間がかかり,作業効率が悪い
という問題点があった。 【0004】また,特殊記号によって,連結されている
単語を分割して独立の単語として辞書検索する場合,一
般の出版文書に頻繁に見られる,1単語中に行末が存在
するものを上記の連結単語として認識した場合,誤訳が
出力されるという問題点があった。また,辞書検索に制
限を持たせる場合,単語として認識されても訳語を出力
する必要がないケースが出てくる。そういった領域に関
しては出力しても無意味となる。 【0005】また,任意の言語で構成された原稿に対し
て,その対訳情報を得たい場合,原稿の構成に訳語をは
め込む余裕がない場合,或いは単語帳として出力する単
語数が多い場合,出力が複数枚になることがある。この
場合その出力枚数を事前に知ることができず,また,複
数の出力を得る場合,原稿のどの部分が何ページに対応
しているかを知ることができないため,作業効率が悪い
という問題点があった。 【0006】本発明は上記の問題点に鑑みなされたもの
であり,原稿1枚に対して対訳情報の出力枚数をユーザ
ーに表示し,また,原稿のどの部分が対訳出力の何ペー
ジに相当するかをユーザーに表示し,出力ページの欲し
いページのみを選択して出力することができるようにし
て,作業効率の向上を図ることを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は,原稿画像を光
学的に読み取り,画像情報に変換する画像読取手段と,
前記画像読取手段により読み取った画像情報或いは通信
回線を介して入力された画像情報を記憶する画像記憶手
段と,前記画像情報に対し各種画像処理を実行する画像
処理手段と,前記画像処理手段が出力する画像信号に基
づいて画像を記録媒体上に記録する画像記録手段と,前
記原稿画像情報と該情報に対する訳語情報を記憶する訳
語記憶手段と,前記訳語記憶手段の情報に基づいて前記
原稿画像情報に対し対訳処理を実行する制御手段と,各
種情報を表示する表示手段とを有する対訳画像形成装置
において,前記制御手段が前記原稿画像情報を対訳処理
して得られた作画用データにおける前記原稿画像情報の
1ページごとの出力範囲および該出力範囲内にある原稿
画像情報が何ページ目に出力されるかを示す情報を前記
表示手段に表示する対訳画像形成装置を提供するもので
ある。 【0008】 【0009】 【作用】本発明は,原稿画像情報に対して対訳処理を実
行し,この実行結果に基づいて作画用データを作成す
る。そして,原稿画像情報を対訳処理して得られた作画
用データにおける原稿画像情報の1ページごとの出力範
囲,この出力範囲内にある原稿画像情報が何ページ目に
出力されるかを示す情報を表示手段に表示する。 【0010】 【0011】 【実施例】以下の本発明による対訳画像形成装置の一実
施例を図に基づいて説明する。図1は,デジタル複写機
100と対訳装置102の構成を示す。ケーブル101
は,デジタル複写機100と対訳装置102間における
命令の通信,画像の入出力に使用される。操作部におい
て対訳処理が選択されるとスキャナから入力された多値
画像が2値化され,対訳装置102のメモリに格納され
て対訳処理が実行される。また,対訳処理で作成された
2値画像が,スキャナ入力された多値の出力画像と合成
されるか,或いは2値画像出力のみを実行する。対訳処
理及びデジタル複写機100との通信,対訳装置102
のメモリへの画像の入力,対訳処理された出力画像をデ
ジタル複写機100に送信する動作を対訳処理用CPU
103が制御する。CPU104はデジタル複写機10
0全体の制御を実行する。 【0012】図2は,本発明によるデジタル複写機10
0に搭載された対訳装置102の概略構成を示すブロッ
ク図である。デジタル複写機100全体を制御するCP
U104,原稿情報を読み取るスキャナ201,各種画
像処理を実行する画像処理部202,スキャナ201か
ら読み込んだ画像を出力する出力部(プリンタ)20
3,各種操作指令を入力するための操作部204,対訳
処理用CPU103,読み込んだ画像情報の像域及び該
領域を認識する領域識別部205,領域識別部205に
より認識した結果を所定のフォーマットに格納する認識
結果データ作成部206,認識結果データ作成部206
のデータに基づいてメモリ上に作画を行うための作画用
データ作成部207,作画用データ作成部207におけ
るデータ作成のために出力訳語を検索する辞書検索部2
08,読み取られ画像処理された情報に基づいて作画処
理を実行する作画部209,作画用データ作成部207
が検索する辞書及び使用するフォント,対訳処理コード
が格納されたメモリ(ROM)210,入出力画像,認
識結果データ作成部206により作成される認識結果デ
ータ,作画用データ作成部207により作成される作画
用データ,対訳処理データが格納されるメモリ(RA
M)211から構成されている。 【0013】図3は,本発明によるデジタル複写機10
0に搭載された他の対訳装置102の概略構成を示すブ
ロック図である。図2の構成に加え,作画用データ作成
部207の作画用データを参照することにより,作画部
209の作画動作を制御する作画制御部301が配置さ
れている。 【0014】図4は,本発明によるデジタル複写機10
0に搭載された他の対訳装置102の概略構成を示すブ
ロック図である。図2の構成に加え,認識文字中の特殊
記号を認識し,辞書検索を行う単語を制御する特殊記号
認識部401が配置されている。 【0015】図5は,本発明によるデジタル複写機10
0に搭載された他の対訳装置102の概略構成を示すブ
ロック図である。図2の構成に加え,作画用データ作成
部207により作成されたデータを用いて出力ページ数
を算出する出力ページ算出部501が配置されている。 【0016】図6は,本発明によるデジタル複写機10
0に搭載された他の対訳装置102の概略構成を示すブ
ロック図である。図2の構成に加え,作画用データ作成
部207により作成されたデータを用いて,入力原稿の
どの部分が何ページに出力されるかを認識する出力認識
部601が配置されている。 【0017】図7は,本発明のによるデジタル複写機1
00及び対訳装置102のCPU103/104の制御
動作の概要を示すフローチャートである。操作部204
から対訳命令が入力されると,スキャナ201が図16
に示す原稿情報を読み取り画像入力を実行する(S70
1)。入力された画像を像域(文字画像か,絵柄画像
か)により識別し,且つ,その領域を画像領域判定プロ
グラムにより認識する(S702)。ステップ702に
より識別された文字領域において,領域識別された領域
内の行数,行の位置,前記行内の文字数,文字位置の認
識を行・文字位置認識プログラムにより実行する(S7
03)。認識された文字領域の文字認識を公知のOCR
プログラムを用いて実行し(S704),上記ステップ
702〜704により認識された結果を所定のフォーマ
ットで対訳装置102上のメモリ211に格納する(S
706)。 【0018】このとき,本発明において使用する分割英
単語のような特殊記号を含んだ単語の検索を実行する構
成の場合,上記ステップ704のOCR処理において特
殊文字の検索,制御を行う(S705),これは,辞書
検索を行う1単位と見なされた文字列中の特殊記号或い
は登録された文字,記号を認識し,前記記号或いは文字
の前後の文字を1つの辞書検索単位として見なす。この
とき,行末に所定記号(一般には,ハイフォン)が認識
された場合はその前後の文字列を各々辞書検索単位と見
なさず,次の文字列(次の行頭の単語)と連結させて辞
書検索1単位とする動作を行い,上記ステップ706の
フォーマットは特殊文字を考慮した形式でメモリ211
に格納する。 【0019】次に,上記ステップ704において認識さ
れた文字の辞書検索を実行する(S707)。上記ステ
ップ706において格納された認識結果データ及び辞書
検索結果から所定のフォーマットで作画用データを作成
し,対訳装置102上のメモリ211に格納する(S7
08)。上記ステップ708において作成された作画用
データ情報に基づき出力画像を作画し(S709)て対
訳装置102上のメモリ211に格納し出力を行い,一
例として図17,図18,図19に示すような出力画像
を得る(S710)。 【0020】図8は,本発明によるデジタル複写機10
0及び対訳装置102のCPU103/104の他の制
御動作の概要を示すフローチャートである。操作部20
4において出力制御命令が選択されている場合(出力制
御(S801)でYESが選択されている場合),対訳
命令が入力されると,特別ケース検索を実行する(S8
02)。この特別ケース検索処理において,該当する領
域は上記ステップ709の作画において出力制御され
る。 【0021】図9は,本発明によるデジタル複写機10
0及び対訳装置102のCPU103/104の他の制
御動作の概要を示すフローチャートである。図7のαに
おいて,上記ステップ708で作成されたデータを用い
て,この情報が現在選択されている記録紙を使用した場
合,何枚使用するかを算出する(S901)。算出され
たページ数をデジタル複写機100の操作部204のユ
ーザーが認識できる位置に表示を行う(S902)。 【0022】図10は,本発明によるデジタル複写機1
00及び対訳装置102のCPU103/104の他の
制御動作の概要を示すフローチャートである。図7のα
において,上記ステップ708で作成されたデータを用
いて,出力1ページの内容が原稿のどの位置に相当する
かを認識する(S1001)。ページ位置認識で認識さ
れた情報をデジタル複写機100の操作部204のユー
ザーが認識できる位置に表示を行う(S1002)。こ
のとき,操作部204において,全ページ出力と選択ペ
ージ出力というモードを設けておき,後者の選択ページ
出力が選ばれている場合(頁出力選択(S1003)で
YESが選択された場合),何ページを出力するかを操
作部204からユーザーが入力する(S1004)。入
力されたページのある部分のデータを検索し,その部分
のデータを格納する(S1005)。上記ステップ70
8或いは作画用データ検索で作成された作画用データ情
報に基づき出力画像を作画(S709)し,対訳装置1
02上のメモリ211に格納し,出力を行う(S71
0)。 【0023】図11は,本発明においてメモリ211に
格納する認識結果のデータのメモリマップの1例であ
る。ここで,本発明において原稿の認識された文字領域
において上下左右を一定の余白で囲まれた領域に識別し
た矩形単位を“段(Column)”とし,任意の特殊
記号,或いは文字の前後で辞書検索の1単位と見なす文
字列を“分割単語(Split Word)”と呼ぶこ
とにする。以下に段,イメージ(絵柄領域),行,単
語,分割単語,座標のメモリ上の構造フォーマットを示
す。 <段(Column)> 段の矩形の端点数 現在段に存在する行数 現在行に存在するイメージ数 イメージ情報格納場所の先頭のメモリアドレス値 行情報格納場所の先頭のメモリアドレス値 座標情報格納場所の先頭のメモリアドレス値 <イメージ(Image)> イメージの矩形の端点数 座標情報の先頭のメモリアドレス値 <行(Line)> 行の開始位置座標(座標情報の先頭のメモリアドレス
値) 行の終了位置座標(座標情報の先頭のメモリアドレス
値) 現在行に存在する単語数 現在行に存在する分割単語数 単語情報格納場所の先頭のメモリアドレス値 分割単語情報格納場所の先頭のメモリアドレス値 <単語(Word)>(注1) 単語の開始位置座標(座標情報の先頭のメモリアドレス
値) 単語の終了位置座標(座標情報の先頭のメモリアドレス
値) 現在単語の文字数 現在単語が分割単語の場合,分割単語のみのオフセット
値(単位:文字数) 現在単語が格納されるテキストデータへのオフセット値 <分割単語(Split Word)>(注2) 分割単語の開始位置座標(座標情報の先頭のメモリアド
レス値) 分割単語の終了位置座標(座標情報の先頭のメモリアド
レス値) 現在分割単語の文字数 現在分割単語に連結している分割単語の残り数 現在分割単語が格納されるテキストデータへのオフセッ
ト値 <座標(Point)> X座標 Y座標 但し,上記注1,2に関しては図13の説明を参照す
る。 【0024】ここで,上記に示した構造フォーマット単
位が,図11に示すような形式でメモリ211に格納さ
れる。図11を簡単に説明すると“Number of
Column”に格納された段の個数(n個)回段の
構造フォーマットを繰返す。次に,その段の矩形の端点
を示す座標構造フォーマットが,認識された端点分,格
納される。以後,ある1段に注目して説明を続ける。次
に,注目段の中に絵が存在した場合そのイメージ数回,
イメージの構造フォーマットを繰返し,そのイメージの
矩形の端点を示す座標構造フォーマットが,認識された
端点分,格納される。次に,注目段の中に存在する行数
回,行の構造フォーマットを格納し,行を長方形として
捉えた場合における各行の左上座標(開始座標)と右下
座標(終了座標)を示す座標構造フォーマットを格納す
る。以後,ある1行に注目して説明を続ける。次に,注
目行の中に存在する単語数回,単語の構造フォーマット
を格納し,分割単語が存在する場合は,存在する単語数
回,単語の構造フォーマットを格納する。この動作を存
在行分及び存在カラム分繰返す。 【0025】上記のように認識された段,イメージ,
行,単語,分割単語の全ての情報が格納されたら,単語
と分割単語の構造フォーマットに存在するテキストデー
タへのオフセット位置にOCRの認識結果を格納する。
即ち,単語をテキストデータで格納する。分割単語が存
在する場合も同様に格納する。 【0026】図12Aは,本発明に使用するメモリ21
1に格納する作画用データのメモリマップの1例であ
り,図18に示すような対訳結果出力を得ることができ
る。図12Bも,本発明に使用するメモリ211に格納
する作画用データのメモリマップの1例であり,図19
に示すような対訳結果出力を得ることができる。図11
に示すような構造フォーマットを用いてもよいが,ここ
では,図11に示すような構造フォーマットとは異な
り,図12Cに示すように出現順に構造フォーマットを
格納している。 【0027】ここで,図12Aの構造フォーマットの内
容について簡単に説明する。まず,認識結果データに格
納されている段数をaに格納する。bは段の情報部であ
り,注目段の認識順序である段番号,注目段に存在する
行の数,その段に存在する行の中で最も長い行の長さで
ある行内最大長,段枠の最小X座標である。次の段境界
線長とは,図18に示すようなフォーマットを表示する
場合に主走査方向の最大幅を予め固定値で記憶してお
く。本発明において一例として,前記固定値には図18
に示すように出力用紙の主走査幅全てを利用できる段境
界線長と出力用紙を2段に分けた場合の段境界線長
の2つを設ける。ここで,前記の行内最大長がこの段境
界線より大きくなる場合は2行にわたって注目行を表示
する処理を行えばよいことがこの項目から判断できる。 【0028】段データの長さは,次の段の構造フォーマ
ットの先頭までのオフセット値を表す。従って,注目段
においてbとc×存在行数とd×存在単語数をたし合わ
せたものが前記段データの長さに格納される。cは行番
号,注目行に含まれる単語数,最大行の長さは注目行内
の単語の最大X座標から最小X座標を引いたもので,そ
の行の最大長さを表す。次に,注目行の最大,最小Y座
標を格納する。行データの長さは,次の行の構造フォー
マットの先頭までのオフセット値を表す。従って注目行
において,cとd×存在単語数をたし合わせたものが前
記行データの長さに格納される。eにテキストデータで
格納されている。dは注目単語に対応する訳語を訳語デ
ータ部から参照するためのオフセット値,以下注目単語
の位置を表す座標が格納される。単語を長方形として原
稿から切り出すため左上と右下の2点の情報が判ればよ
いようにしている。図12Bに関しては図12Aと同じ
項目とeに出力語と訳語が交互に格納されたテキストデ
ータを作成し,dのオフセット値を用いて参照する。 【0029】図13は,単語,分割単語の構造フォーマ
ットの内容を説明するものである。まず,単語の構造体
フォーマットのメンバーである文字数は,OCRで単語
と認識された文字の数を表し,分割単語オフセットは認
識単語が分割単語の場合,その行での分割単語の個数の
オフセット値を表している。分割単語でないものには適
当な固定値を代入しておく。図13では0xffを代入
している。次に分割単語の構造体フォーマットのメンバ
ーである文字数は,認識された分割単語の文字数を表
し,分割単語残り数は注目分割単語に連結している分割
単語の個数を表す。 【0030】図14は,行末にハイフォンがきたときの
処理の説明図である。1)は行末にハイフォンがある場
合の原稿の状態を示す。ここで,“communi―”
の単語の文字数と分割単語の文字数を比較する。その結
果,2)に示したように8と7で分割単語数が1少ない
ことがわかる。そして,この単語は行に存在する最終単
語という情報が既知であるため,分割単語として扱わな
いと認識することができる。そして,行末の分割単語を
分割単語テキストデータから取り出し,次の行頭の単語
を単語テキストから取り出し両者を連結させてから辞書
検索を実行する。次に,行末の文字数と行頭の文字数を
比較し,3),4)に示すように文字数の多い方に前記
辞書検索処理により検索された訳語を出力させることが
できる。 【0031】図15は,本発明を実行したときの操作部
204のLCD表示の一例である。図15は原稿を対訳
処理した場合に2ページになることを示し,各ページの
領域が区別できるようにバックグラウンド表示を変えて
いる。またページ番号の表示を各領域に対応して表示さ
せている。 【0032】上記の如く,出力用紙として,原稿の複写
に,原稿上に認識された矩形を線で囲んで描画した領域
出力シートと対訳出力シートを出力することにより,後
に出力する対訳情報が原稿のどの部分に存在するかを示
すことができ,原稿1枚に対して対訳情報の出力が複数
ページにわたる場合,対訳情報を参照しやすくなる。 【0033】また,単語の下に訳語の出力を行うことに
より,原稿の文章を読みながら,未知の単語の意味を参
照できる。また,原稿のレイアウトを最大限に損なわ
ず,第1の言語として原稿の画像を切り出し,原稿のイ
メージをそのまま生かして使用することにより,ユーザ
ーが知りたい対訳情報部分を探し易い出力形式で提供で
きる。 【0034】また,対訳を行う単語のみを書き出して,
その単語に対する訳語や,その他の情報を併記した形式
で出力することにより,訳語出力において,記録スペー
スの関係上優先度の高い訳語を1つだけ選択して出力を
行ったときに,その訳語が適切でない場合,辞書を引く
動作を行わなくてよい。 【0035】また,ユーザーの好みで対訳出力形式を選
択することができる。 【0036】また,領域出力シートに番号を付け,その
内容に対応する対訳出力部分に同じ番号を付けることに
より,対訳出力を参照する場合非常に便利となる。 【0037】また,区切られた矩形領域に,行が多数存
在する場合,行番号を付けることにより,対訳出力の参
照が更に便利となる。 【0038】また,訳語検索手段の制御,同一単語に対
する訳語の出力の制御,所定範囲において出力する訳語
が存在しない部分の出力の制御を行うことにより,処理
時間の短縮,出力スペースの削減を図ることができる。 【0039】また,原稿1枚に対して対訳情報の出力枚
数をユーザーに表示して知らせることができる。 【0040】更に,原稿のどの部分が対訳出力の何ペー
ジに相当するかをユーザーに表示して知らせることがで
きる。従って,出力ページの欲しいページのみを選択し
て出力することができる。 【0041】 【発明の効果】以上説明した通り,本発明による対訳画
像形成装置によれば,原稿画像情報を対訳処理して得ら
れた作画用データにおける前記原稿画像情報の1ページ
ごとの出力範囲および該出力範囲内にある原稿画像情報
が何ページ目に出力されるかを示す情報を前記表示手段
に表示するため,原稿のどの部分が対訳出力の何ページ
に相当するかをユーザーに表示して知らせることがで
き,出力ページの欲しいページのみを選択して出力する
ことができる。したがって,作業効率の向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による対訳画像形成装置の概略構成を示
すブロック図である。 【図2】本発明による対訳画像形成装置の一構成例を示
すブロック図である。 【図3】本発明による対訳画像形成装置の一構成例を示
すブロック図である。 【図4】本発明による対訳画像形成装置の一構成例を示
すブロック図である。 【図5】本発明による対訳画像形成装置の一構成例を示
すブロック図である。 【図6】本発明による対訳画像形成装置の一構成例を示
すブロック図である。 【図7】本発明によるCPUの制御動作例を示すフロー
チャートである。 【図8】本発明によるCPUの制御動作例を示すフロー
チャートである。 【図9】本発明によるCPUの制御動作例を示すフロー
チャートである。 【図10】本発明によるCPUの制御動作例を示すフロ
ーチャートである。 【図11】本発明において用いる認識結果データフォー
マットの一例を示す説明図である。 【図12】本発明において用いる作画用データフォーマ
ットの一例を示す説明図である。 【図13】単語,分割単語の構造フォーマットを示す説
明図である。 【図14】対訳出力形式における特殊な場合の状態を示
す説明図である。 【図15】本発明における操作画面一体型タブレットの
表示状態を示す説明図である。 【図16】入力される原稿例を示す説明図である。 【図17】本発明による領域出力シートの一例を示す説
明図である。 【図18】本発明による対訳出力形式の出力結果の一例
を示す説明図である。 【図19】本発明による対訳出力形式の出力結果の一例
を示す説明図である。 【符号の説明】 100 デジタル複写機 101 ケー
ブル 102 対訳装置 103 対訳
処理用CPU 104 CPU 201 スキ
ャナ 202 画像処理部 203 出力
部 104 操作部 205 領域
識別部 206 認識結果データ作成部 207 作画
用データ作成部 208 辞書検索部 209 作画
部 210 ROM 211 RA
M 301 作画制御部 401 特殊
記号認識部 501 出力ページ算出部 601 出力
認識部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−77965(JP,A) 特開 昭61−77969(JP,A) 特開 平4−22995(JP,A) 特開 昭61−189592(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/21 - 17/28 B41J 5/30 G06K 9/20 H04N 1/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 原稿画像を光学的に読み取り,画像情報
    に変換する画像読取手段と,前記画像読取手段により読
    み取った画像情報或いは通信回線を介して入力された画
    像情報を記憶する画像記憶手段と,前記画像情報に対し
    各種画像処理を実行する画像処理手段と,前記画像処理
    手段が出力する画像信号に基づいて画像を記録媒体上に
    記録する画像記録手段と,前記原稿画像情報と該情報に
    対する訳語情報を記憶する訳語記憶手段と,前記訳語記
    憶手段の情報に基づいて前記原稿画像情報に対し対訳処
    理を実行する制御手段と,各種情報を表示する表示手段
    とを有する対訳画像形成装置において, 前記制御手段は、前記原稿画像情報を対訳処理して得ら
    れた作画用データにおける前記原稿画像情報の1ページ
    ごとの出力範囲および該出力範囲内にある原稿画像情報
    が何ページ目に出力されるかを示す情報を前記表示手段
    に表示することを特徴とする対訳画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8508795B2 (en) 2009-03-16 2013-08-13 Ricoh Company, Limited Information processing apparatus, information processing method, and computer program product for inserting information into in image data

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