JP3423806B2 - オーバーヘッドプロジェクタおよびその制御方法 - Google Patents

オーバーヘッドプロジェクタおよびその制御方法

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JP3423806B2
JP3423806B2 JP02900395A JP2900395A JP3423806B2 JP 3423806 B2 JP3423806 B2 JP 3423806B2 JP 02900395 A JP02900395 A JP 02900395A JP 2900395 A JP2900395 A JP 2900395A JP 3423806 B2 JP3423806 B2 JP 3423806B2
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    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/14Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーバーヘッドプロジ
ェクタおよびその制御技術に関し、特に、文字原稿デー
タの表示性能の向上等に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、多人数の参加者を相手とす
る、商品のプレゼンテーションや、学会、会議等の発表
の場において、講演者が用意した通常の用紙サイズの原
稿から、光学的に直接に読み取ったり、あるいはCCD
カメラ等の電子工学的な手段によって読み取った画像デ
ータを拡大して、スクリーンや壁面等に投影表示するオ
ーバーヘッドプロジェクタが使用されている。
【0003】なお、従来のオーバーヘッドプロジェクタ
については、たとえば、株式会社オプトロニクス社、平
成6年1月18日発行、小柳修爾著、「オプトロニクス
光技術用語辞典」P27、等に文献に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の技術で
は、光学的な方式で原稿の全体を拡大して一括表示する
ため、拡大倍率が比較的低く、たとえば文字原稿等では
拡大画像からの記載内容が判別しにくいという問題があ
る。このため、たとえば、CCDカメラ等を用いる方式
では、原稿画像の一部エリアを指定し、当該エリアを切
り取って選択的に投影光学系に送り込むことにより、表
示倍率を増大させて文字情報を判別しやすくすることが
考えられる。また、光学式の場合にも、単に倍率を増加
させて、スクリーン上の表示画像の一部がはみ出すこと
を許容すれば、文字単位の判別のしやすさを向上させる
ことは可能である。
【0005】ところが、このように、単に、文字原稿の
一部の拡大倍率を増加させる方法では、どの方向にスク
ロールしても、横書きや縦書きで行方向に記載された文
章のうち、常に行の一部しか表示されなくなり、文字単
位の識別はできても、肝心の文意を読み取ることができ
なくなる、という問題を生じる。
【0006】従来技術でこの問題を解決するためには、
オーバーヘッドプロジェクタに固有の最大倍率でのスク
リーンへの表示サイズに合わせて、予め原稿作成者が原
稿に記載される文字を大きくすることが考えられるが、
原稿の作成作業が必要以上に煩雑になる、という他の問
題を生じる。
【0007】本発明の目的は、文字原稿の文意の伝達を
損なうことなく、見やすい倍率に拡大表示することが可
能なオーバーヘッドプロジェクタおよびその制御技術を
提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、3次元的な物体の表
示と、平面的な文字原稿の表示に併用することが可能な
オーバーヘッドプロジェクタおよびその制御技術を提供
することにある。
【0009】本発明のさらに他の目的は、原稿の作成時
に種々の制約を生じることなく、かつ文字原稿の文意の
伝達を損なうことなく、見やすい倍率に拡大表示するこ
とが可能なオーバーヘッドプロジェクタおよびその制御
技術を提供することにある。
【0010】本発明のさらに他の目的は、文字原稿の入
力に多様な入力源を用いることを可能にして、利便性を
向上させたオーバーヘッドプロジェクタおよびその制御
技術を提供することにある。
【0011】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0013】すなわち、本発明は、原稿の画像データを
入力する画像入力手段と、画像データを第1の表示倍率
でスクリーン上に投影する投影光学系とを備えたオーバ
ーヘッドプロジェクタにおいて、原稿に行をなして記載
された複数の文字の画像データを、特定の大きさの表示
エリア内に行方向に文字単位に畳み込むことにより、第
2の倍率で投影光学系に送り込む画像データ拡大手段を
備えたものである。
【0014】また、画像データ拡大手段を、画像入力手
段から入力される画像データを保持する第1のメモリ
と、この第1のメモリに保持された画像データから文字
画像を行および文字単位に切り出して、特定の大きさの
表示エリア内に畳み込む動作を行う拡大作業回路と、畳
み込まれた画像データを保持する第2のメモリと、拡大
作業回路および第1および第2のメモリを制御するコン
トロール回路とで構成するようにしたものである。
【0015】また、画像入力手段として、原稿から画像
データを読み取って第1のメモリに入力する原稿読取装
置、およびインターフェイス回路を介して第1のメモリ
に接続され、画像データまたは文字コードデータをメモ
リに入力する任意の情報処理装置の少なくとも一方を利
用可能にしたものである。
【0016】また、投影光学系への出力と、任意のビテ
オ出力機器への出力とを選択可能にしたものである。
【0017】また、原稿の画像データを入力する画像入
力手段と、画像データを第1の表示倍率でスクリーン上
に投影する投影光学系とを備えたオーバーヘッドプロジ
ェクタの制御方法において、原稿に行をなして記載され
た複数の文字の画像データを、特定の大きさの表示エリ
ア内に行方向に文字単位に畳み込むことにより、複数の
文字の画像データによって表現される文意を損なうこと
なく第2の倍率で投影光学系に送り込み、スクリーンに
表示するものである。
【0018】
【作用】上記した本発明によれば、文字原稿の拡大に際
して、表示エリア内に行方向に文字画像が畳み込まれて
表示されるので、拡大された表示画像内では、行内の文
字が途切れることなく表示されるので、文意を損なうこ
となく、拡大による個々の文字の読み取りやすさを実現
できる。
【0019】また、原稿画像を装置側で加工するので、
文字原稿の作成に種々の制約を生じることなく、かつ文
意を損なうことなく、拡大による個々の文字の読み取り
やすさを実現できる。
【0020】また、入力情報のソースとして、単に原稿
等のハードコピーに限らず、ワープロやパーソナルコン
ピュータ等で作成されたデータファイル等を用いること
ができ、オーバーヘッドプロジェクタの利便性が向上す
る。
【0021】画像入力手段としてCCDカメラを用いる
場合には、3次元的な物体の表示と、平面的な文字原稿
の拡大表示に併用することができ、利便性が向上する。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施例であるオーバー
ヘッドプロジェクタの構成の一例を示すブロック図であ
る。
【0024】本実施例のオーバーヘッドプロジェクタ
は、大別して原稿読取部10、画像処理部20、表示部
30で構成されている。
【0025】原稿読取部10は、原稿台11と、支柱1
2を介して原稿台11に支持されたCCDカメラ等の原
稿読取装置13で構成されており、原稿台11に載置さ
れた原稿40の画像を、原稿読取装置13が読み取る動
作を行う。
【0026】なお、CCDカメラを原稿読取装置13と
して用いる場合には、原稿等の平面的な物体のみなら
ず、原稿台11の上に置かれた任意の3次元的な物体の
画像を表示することも可能である。
【0027】表示部30は、たとえば、光源から光の透
過の有無を所定の解像度で画素毎に制御する液晶等のシ
ャッタ機構を画像データの信号に基づいて制御する表示
回路31と、シャッタ機構を所定のパターンに透過した
画像を所定の倍率で拡大する拡大光学系と、拡大された
画像が投影されるスクリーン32で構成されている。
【0028】一方、画像処理部20は、原稿読取装置1
3から入力される画像信号をビットマップとして保持す
る第1メモリ21、この第1メモリ21に格納された画
像データに対して後述のような処理を施す動作を行う拡
大作業回路22、この処理結果が保持される第2メモリ
23、これらを制御するコントロール回路24を含んで
いる。第2メモリ23は、たとえば拡大画像を複数枚格
納することが可能な複数のプレーン(本実施例の場合、
4プレーン)構成となっており、上下方向に連続してス
クロール表示が行われる。なお、第2メモリ23が1プ
レーン構成の場合には、スクロール時に前の行のデータ
は消去される。
【0029】第2メモリ23の出力、および原稿読取装
置13からの出力は、切り替えスイッチ25を介して表
示部30の表示回路31に入力されている。そして、こ
の切り替えスイッチ25の操作によって、原稿読取装置
13から出力を、そのまま表示回路31の倍率で表示し
たり、第2メモリ23から出力される本実施例の拡大画
像データに切り替えることによって、表示回路31の倍
率に、さらに、拡大作業回路22による拡大率を乗じた
大きな倍率で原稿40の一部をスクロールしながら表示
する操作が可能である。
【0030】コントロール回路24には、たとえば、原
稿台11の一部に設けられた図示しないキーボード等の
入力手段を介して、表示範囲の指定、スクロールのON
/OFF、スクロールのスピード等の制御情報の入力が
行われる。
【0031】第1メモリ21には、インターフェイス回
路26を介して、たとえば、ワードプロセッサやパーソ
ナルコンピュータ等の情報処理機器からの画像データ2
7の入力が可能になっている。また、第2メモリ23に
は、ビデオ出力回路28が接続されており、所望の映像
機器にビテオ出力29を与えることが可能になってい
る。
【0032】画像処理部20等を構成する回路基板は、
たとえば、原稿台11の内部に内蔵させて、コンパクト
な構成にすることができる。
【0033】以下、上述のような構成の本実施例のオー
バーヘッドプロジェクタの作用の一例を説明する。
【0034】原稿台11にセットされた原稿40を、原
稿読取装置13にて読み取り、読み取られた画像データ
は、切り替えスイッチ25が表示回路31の側に接続さ
れている場合には、そのまま表示回路31に入力され
て、原稿40の全体が所定の拡大率でスクリーン32に
投影される(図2の左側)。
【0035】また、切り替えスイッチ25が第2メモリ
23の側に接続されている場合には、第1メモリ21、
拡大作業回路22、第2メモリ23等の後述のような画
像処理によって、原稿40の一部を部分的に拡大した画
像が表示回路31に入力され、スクリーン32に投影さ
れ、スクロール表示される(図2の右側)。
【0036】すなわち、拡大作業回路22は、第1メモ
リ21内の画像データから文字データの行間の検出およ
び個々の文字の切り出しを行い、予め指定されている表
示範囲に基づく読み取り範囲内の文字画像を拡大すると
とも、一つの行内の複数の文字画像を折り畳んで、第2
メモリ23の当該表示範囲内に出力する動作を行う。
【0037】たとえば、図2のように、文字領域40a
と画像領域40bが混在している原稿40の場合、文字
領域40aから文字画像を行単位および行内の文字単位
に切り出し、部分的な拡大表示に際しては、行内の文字
が表示範囲内に含まれるように、各行を折り畳んで表示
し、順次スクロールする、という動作を行う。これによ
り、通常の文書のように、行内の各文字が意味的に連続
している場合でも、部分的な拡大表示に際して、従来の
ように各行が途中で途切れて表示されることがなく、各
文字は、見やすく拡大され、かつ、意味的に関連する行
内の文字が途切れることなく、表示範囲内に連続して出
現し、意味(文意)の伝達が損なわれることがない。ま
た、必要に応じて原稿40の画像領域40bも選択的に
表示させることができる。
【0038】この拡大作業回路22による操作を具体的
に説明する。たとえば、図3に例示されるように、原稿
40に、“ABCD”、“EFGH”、“IJKL”、
“MNOP”の4字×4行の文字データ記載されてお
り、これを原稿の半分(2文字分の幅×2行文の幅)の
表示領域で縦横2倍に拡大する場合には、各行は、2文
字目のところで、折り畳まれた状態で拡大され、第2メ
モリ23に格納され、この第2メモリ23の拡大された
画像データを上下方向に任意にスクロールすることによ
り、原稿40の全体の文字を局部的に見やすく拡大し、
かつ文意を損なわないように(行方向の連続性を損なわ
ないように)表示することができる。
【0039】このような操作に際しては、第1メモリ2
1に格納された画像データからの行および行内の文字画
像の切り出し操作が必要となるが、本実施例の場合に
は、以下のようにして行われる。
【0040】図4に例示されるように、画像データが黒
部分が“1”、白部分が“0”のビットマップとして第
1メモリ21に格納されている場合、本実施例では、第
1メモリ21の画像データを行に平行な方向にスキャン
して行間の隙間(空白部分“0”)を調べて各行を個別
に認識する。すなわち、図4の行頭Xから行末Yの方向
にスキャンする間に“1”に出会わなければ(“0”の
みの場合に)行間であるとし、それ以外を行内と判定し
て各行を認識する。これにより、各文字の高さ、および
各行間の幅が、文字の高さ+(行間/2)として求ま
り、このピッチで、順次下側に移動して各行を認識す
る。
【0041】また、各行内の複数の文字の個別の切り出
し、および表示文字数(表示範囲の幅)の決定は行単位
で行うが、最初に文字幅(文字の横幅)の確認のため、
数行に渡って検査する。これは、例えば、“川”のよう
に、縦方向に貫通する空白部分が存在する文字の場合、
実際よりも文字幅を小さく誤認してしまうことを回避す
るためである。
【0042】たとえば、図5の例では、上述のようにし
て各行および行内の文字の切り出しを行い、表示範囲X
の境界に文字が来た場合には手前の文字の切れ目に設定
するとともに、表示範囲Xからはみ出した行末側の文字
列“CD”を次の行頭に移動させる畳み込み操作を行
う。
【0043】移動した行末側の文字列がまだ表示範囲X
よりもはみ出した場合には、表示範囲Xの幅で畳み込む
動作を繰り返す。但し、表示範囲Xが各行の長さの1/
2以上の場合には、移動した行末側の長短の検査は不要
で無条件に全体が次の行となる。図5の例では、次の1
行内の文字列“上下川山”うち“川山”が誤認されるこ
となく、折り畳まれて、次の行に移動される。
【0044】また、図6のように、行内に他よりも幅の
大きな文字“C”が混在して、文字の間隙が認識しにく
い場合には、他の文字の幅によって決定される予測値で
折り返しを行う。この場合でも、本実施例の場合には、
表示範囲内に文章が連続して表示されるので、境界位置
の1文字のみがおかしくなるだけで、前後の関係から文
章の内容は推測できる。
【0045】たとえば、図7に例示されるように、平仮
名の“か”の右肩の点が本体と別れて次の行に移動され
たとしても、前後関係から文意は容易に推測することが
できる。
【0046】また、図8に例示されるように、行にアン
ダーラインが付されているような場合には、行の認識時
における縦方向の幅が小さいことから線と認識でき、さ
らに、当該線の行からの距離が行間/2よりも小さいこ
とからアンダーラインと認識できる。この線は、行間の
検査時にはカットされる。また、対応する文字ととも
に、必要に応じて次の行に移動され、アンダーラインの
状態も損なわれることなく表示される。
【0047】さらに、図9に例示されるように、行と行
の中間(行間/2)に線がある場合には、アンダーライ
ンではなく区切りの線と判断し、移動される文字列“C
D”と次の行の行頭の文字列“EF”の間に区切りの線
を設定して、当該線の文内における意味が損なわれない
ようにする。
【0048】以上は、原稿読取装置13からの入力を拡
大表示する場合であるが、ワードプロセッサやパーソナ
ルコンピュータ等の情報処理機器からの画像データ27
にも同様の処理が適用できる。この場合には、たとえ
ば、画像データ27が文字コードの場合には、インター
フェイス回路26においてビットマップデータに変換し
て第1メモリ21に書き込んだ後に同様の処理を施すこ
とができる。また、画像データ27がビットマップデー
タの場合には、そのまま、あるいは適当に倍率変換して
第1メモリ21に書き込めばよい。
【0049】このように、本実施例のオーバーヘッドプ
ロジェクタおよびその制御方法によれば、文章等の原稿
の部分的な拡大表示に際して、行の途中で表示内容が途
切れることなく、拡大範囲内に文が行方向に連続して表
示されるので、文意の伝達を損なうことなく、大きな倍
率の見やすい部分拡大表示を実現することができる。た
とえば、CCDカメラを原稿読取装置13として用いる
場合には、CCDカメラの特性を利用した3次元の物体
の表示と、小さな文字等が記載された文字原稿の拡大表
示とにオーバーヘッドプロジェクタを併用することが可
能となる。
【0050】また、原稿の作成時に、文字を予め大きく
する等の配慮が不要となり、原稿作成時に種々の制約を
生じることなく任意の文字原稿の拡大表示が可能とな
り、オーバーヘッドプロジェクタの利便性が向上する。
【0051】さらに、ワードプロセッサやパーソナルコ
ンピュータからの出力を直接に取り込んで文字原稿の入
力源として用いることができるので、オーバーヘッドプ
ロジェクタの利便性が向上する。
【0052】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0053】たとえば、上述の実施例では、一例として
横書きの文章が記載された原稿を例に採って説明した
が、縦書きの原稿に適用することも本発明に含まれ、同
様の効果が得られる。
【0054】
【発明の効果】本発明のオーバーヘッドプロジェクタに
よれば、文字原稿の文意の伝達を損なうことなく、見や
すい倍率に拡大表示することができる、という効果が得
られる。
【0055】また、3次元的な物体の表示と、平面的な
文字原稿の表示に併用することができる、という効果が
得られる。
【0056】また、原稿の作成時に種々の制約を生じる
ことなく、かつ文字原稿の文意の伝達を損なうことな
く、見やすい倍率に拡大表示することができる、という
効果が得られる。
【0057】また、文字原稿入力に多様な入力源を用い
ることで、利便性を向上できる、という効果が得られ
る。
【0058】本発明のオーバーヘッドプロジェクタの制
御方法によれば、文字原稿の文意の伝達を損なうことな
く、見やすい倍率に拡大表示することができる、という
効果が得られる。
【0059】また、3次元的な物体の表示と、平面的な
文字原稿の表示に併用することができる、という効果が
得られる。
【0060】また、原稿の作成時に種々の制約を生じる
ことなく、かつ文字原稿の文意の伝達を損なうことな
く、見やすい倍率に拡大表示することができる、という
効果が得られる。
【0061】また、文字原稿入力に多様な入力源を用い
ることで、利便性を向上できる、という効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるオーバーヘッドプロジ
ェクタの構成の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例であるオーバーヘッドプロジ
ェクタおよびその制御方法の作用の一例を示す概念図で
ある。
【図3】本発明の一実施例であるオーバーヘッドプロジ
ェクタおよびその制御方法の作用の一例を示す概念図で
ある。
【図4】本発明の一実施例であるオーバーヘッドプロジ
ェクタおよびその制御方法の作用の一例を示す概念図で
ある。
【図5】本発明の一実施例であるオーバーヘッドプロジ
ェクタおよびその制御方法の作用の一例を示す概念図で
ある。
【図6】本発明の一実施例であるオーバーヘッドプロジ
ェクタおよびその制御方法の作用の一例を示す概念図で
ある。
【図7】本発明の一実施例であるオーバーヘッドプロジ
ェクタおよびその制御方法の作用の一例を示す概念図で
ある。
【図8】本発明の一実施例であるオーバーヘッドプロジ
ェクタおよびその制御方法の作用の一例を示す概念図で
ある。
【図9】本発明の一実施例であるオーバーヘッドプロジ
ェクタおよびその制御方法の作用の一例を示す概念図で
ある。
【符号の説明】
10 原稿読取部 11 原稿台 12 支柱 13 原稿読取装置 20 画像処理部 21 第1メモリ 22 拡大作業回路 23 第2メモリ 24 コントロール回路 25 切り替えスイッチ 26 インターフェイス回路 27 画像データ 28 ビデオ出力回路 29 ビテオ出力 30 表示部 31 表示回路 32 スクリーン 40 原稿 40a 文字領域 40b 画像領域

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像データを入力する画像入力手
    段と、前記画像データを第1の表示倍率でスクリーン上
    に投影する投影光学系とを備えたオーバーヘッドプロジ
    ェクタであって、前記原稿に行をなして記載された複数
    の文字の画像データを、特定の大きさの表示エリア内に
    前記行方向に前記文字単位に畳み込むことにより、第2
    の倍率で前記投影光学系に送り込む画像データ拡大手段
    を備えたことを特徴とするオーバーヘッドプロジェク
    タ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のオーバーヘッドプロジェ
    クタにおいて、前記画像データ拡大手段は、前記画像入
    力手段から入力される前記画像データを保持する第1の
    メモリと、この第1のメモリに保持された前記画像デー
    タから前記文字を前記行および前記文字単位に切り出し
    て、特定の大きさの表示エリア内に畳み込む動作を行う
    拡大作業回路と、畳み込まれた画像データを保持する第
    2のメモリと、前記拡大作業回路および前記第1および
    第2のメモリを制御するコントロール回路とを含むこと
    を特徴とするオーバーヘッドプロジェクタ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のオーバーヘッドプロジェ
    クタにおいて、前記画像入力手段は、前記原稿から前記
    画像データを読み取って前記第1のメモリに入力する原
    稿読取装置、およびインターフェイス回路を介して前記
    第1のメモリに接続され、画像データまたは文字コード
    データを前記第1のメモリに入力する任意の情報処理装
    置の少なくとも一方からなることを特徴とするオーバー
    ヘッドプロジェクタ。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載のオーバーヘッド
    プロジェクタにおいて、前記第2のメモリにはビデオ出
    力回路が接続され、前記投影光学系への出力と、任意の
    ビテオ出力機器への出力とを選択可能にしたことを特徴
    とするオーバーヘッドプロジェクタ。
  5. 【請求項5】 原稿の画像データを入力する画像入力手
    段と、前記画像データを第1の表示倍率でスクリーン上
    に投影する投影光学系とを備えたオーバーヘッドプロジ
    ェクタの制御方法であって、前記原稿に行をなして記載
    された複数の文字の画像データを、特定の大きさの表示
    エリア内に前記行方向に前記文字単位に畳み込むことに
    より、複数の文字の画像データによって表現される文意
    を損なうことなく第2の倍率で前記投影光学系に送り込
    み、前記スクリーンに表示することを特徴とするオーバ
    ーヘッドプロジェクタの制御方法。
JP02900395A 1995-02-17 1995-02-17 オーバーヘッドプロジェクタおよびその制御方法 Expired - Fee Related JP3423806B2 (ja)

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