JP3422126B2 - 電気自動車用の性能試験装置 - Google Patents

電気自動車用の性能試験装置

Info

Publication number
JP3422126B2
JP3422126B2 JP09827195A JP9827195A JP3422126B2 JP 3422126 B2 JP3422126 B2 JP 3422126B2 JP 09827195 A JP09827195 A JP 09827195A JP 9827195 A JP9827195 A JP 9827195A JP 3422126 B2 JP3422126 B2 JP 3422126B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
detected
value
signal
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP09827195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08292133A (ja
Inventor
邦臣 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP09827195A priority Critical patent/JP3422126B2/ja
Publication of JPH08292133A publication Critical patent/JPH08292133A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3422126B2 publication Critical patent/JP3422126B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feedback Control In General (AREA)
  • Testing Of Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車用の性能試
験装置に関し、電気自動車の性能の評価ができるように
したものである。 【0002】 【従来の技術】シャシーダイナモメータは、乗用車、バ
ス、トラックなどを試験室内で路上走行シミュレーショ
ンし、総合的あるいは部分的各種評価試験を行う装置で
ある。このようなシャシーダイナモメータ上に載せた自
動車の自動運転を行うために、ドライブロボットが用い
られる。 【0003】ここで図2を参照して、シャシーダイナモ
メータ上に載せたガソリン自動車のアクセルペダル又は
スロットルをドライブロボットにより操作して吸入空気
圧制御する手法を説明する。なおガソリンエンジン
は、吸入空気圧は、自動車が受ける負荷に対応してお
り、吸入空気圧の制御をすることにより、各負荷におけ
る自動車性能を検出することができる。 【0004】図2においてガソリン自動車010は、図
示しないシャシーダイナモメータ上に搭載されている。
このガソリン自動車010では、アクセルペダル011
踏み込み量に応じてキャブレター012のスロットル
弁013の弁開度が変わりエンジン014へ供給する燃
料量が変化する。 【0005】吸気圧検出器(圧力変換器)020は、キ
ャブレター012内の吸気圧に応じた電圧値となる検出
吸気圧Aを出力する。レベル合わせアンプ030は、検
出吸気圧Aを反転増幅して検出吸気圧信号SA を出力す
る。レベル合わせアンプ030のゲイン値は、検出吸気
圧Aの値が最大になったときに検出吸気信号SA の値が
フルスケール(100%)値となるように設定されてい
る。 【0006】車両制御設定部0100は、手動設定器0
101と、プログラムコンピュータ0102と、切替リ
レー0103と、車両制御装置0110と、サーボユニ
ット0120と、電動アクチュエータ0130とで構成
されている。このうち、車両制御装置0110、サーボ
ユニット0120及び電動アクチュエータ0130によ
り、ドライブロボットが構成されている。 【0007】この車両制御設定部0100では、切替リ
レー0103を切り替えることにより、手動設定器01
01またはプログラムコンピュータ0102により設定
された設定吸気圧信号SASが車両制御装置0110に入
力される。 【0008】車両制御装置0110は、減算器0111
と、PI(比例・積分)演算用のアンプ部0112と、
制御選択スイッチ0113,0114,0115,01
16とで構成されている。吸気圧制御するときには図示
例のように制御選択スイッチ0113が投入される。な
お、車速制御をするときには設定器等により設定車速信
号SVSが入力されると共にスイッチ0114が投入され
て検出車速信号SV が入力され、回転数制御をするとき
には設定器等により設定回転数信号SNSが入力されると
共にスイッチ0115が投入されて検出回転数信号SN
が入力され、開度制御をするときには設定器等により設
定開度信号SθS が入力されると共にスイッチ0116
が投入されて検出開度信号Sθが入力される。 【0009】本実施例では、車両制御装置0110の選
択スイッチ0113が投入され、減算器0111は、設
定吸気圧信号SASと検出吸気圧信号SA との差である偏
差吸気圧信号ΔAを出力する。アンプ部0112は偏差
吸気圧信号ΔAをPI演算してサーボ制御信号SVを出
力する。サーボユニット0120は、サーボ制御信号S
Vの値に応じて電動アクチュエータ0130を作動さ
せ、アクセルペダル011の踏み込み量を調整する。 【0010】上記構成の本実施例では、検出吸気圧信号
A で示される吸気圧値が、設定吸気圧信号SASの値に
なるように電動アクチュエータ0130が作動する。し
たがって設定吸気圧信号SASの値を変化していくと、こ
れに追従するように吸気圧が変化していく。このように
して吸気圧を変化させていくことにより、各吸気圧にお
けるガソリン自動車010の評価試験を行うことができ
る。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】ところで電気自動車は
バッテリの電力によりモータを駆動して走行する自動車
であるため、図2に示す装置を用いて電気自動車の評価
試験をすることはできない。つまり、従来では電気自動
車の性能試験装置はなかった。 【0012】本発明は、上記従来技術に鑑み、電気自動
車の評価試験をすることができる電気自動車用の性能試
験装置を提供することを目的とする。 【0013】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の構成は、シャシーダイナモメータ上に搭載されてい
る電気自動車のモータに送られる電流及び電圧を検出
し、検出した電流と電圧を乗算して検出電力を求める電
力検出用付帯機器と、前記検出電力が最大となったとき
に出力レベルがフルスケール値となるフルスケール乗算
値を、前記検出電力に乗算して乗算結果である検出電力
信号を出力する電力レベル合わせ部と、前記検出電力信
号の値が設定された設定電力信号の値に等しくなるよう
に前記電気自動車のアクセルペダルの踏み込み量を調整
する車両制御設定部と、でなることを特徴とする。 【0014】 【作用】本発明では電力検出用付帯機器により電気自動
車の電力を検出し、検出電力のレベルを電力レベル合わ
せ部にてレベル合わせして検出電力信号を求め、検出電
力信号の値が設定電力信号の値に等しくなるように、車
両制御設定部による電気自動車のアクセルペダルの踏み
込み量を調整する。 【0015】 【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1において電気自動車10は、図示しない
シャシーダイナモメータ上に搭載されている。この電気
自動車10では、アクセルペダル11の踏み込み量に応
じて、バッテリ12からコントローラ13を介してモー
タ14に供給する電流が変化するようになっている。 【0016】電力検出用付帯機器20は、電力検出器2
1、電流検出器(電流/電圧変換器)22、電圧検出器
(電圧/電圧検出器)23及び変流器(CT)24で構
成されている。電流検出器22は変流器24で検出した
モータ電流を電流/電圧変換して値を電圧値で示す検出
電流iを出力する。電圧検出器23はモータ電圧を電圧
変換した検出電圧vを出力する。電力検出器21は、検
出電流iと検出電圧vとを乗算して、値を電圧値で示す
検出電力Pを出力する。この検出電力Pの値は、モータ
14に供給されるモータ電力値〔KW〕を示す。 【0017】電力レベル合わせ部30は、反転アンプ3
1、乗算器32及びフルスケール値設定器33で構成さ
れている。反転アンプ31は検出電力Pを反転演算(−
1を乗算)する。乗算器32では、フルスケール値設定
器33により設定されたフルスケール乗算値を、反転演
算させた検出電力Pに乗算して検出電力信号SP を出力
する。フルスケール値設定器33は、検出電力Pの値が
最大となったときに検出電力信号SP の値がフルスケー
ル(100%)値となるようなフスルケール乗算値を設
定する。したがって定格の異なる電力検出器21を用い
たり、電力検出法を変えたときには、フルスケール乗算
値を変更して、検出電力信号SP の分解能を高くしてい
る。 【0018】表示器40は検出電力信号SP が示すモー
タ電力値〔KW〕を表示する。 【0019】車両制御設定部100は、手動設定器10
1と、プログラムコンピュータ102と、切替リレー1
03と、車両制御装置110と、サーボユニット120
と、電動アクチュエータ130とで構成されている。こ
のうち、車両制御装置110、サーボユニット120及
び電動アクチュエータ130により、ドライブロボット
が構成されている。 【0020】この車両制御設定部100では、切替リレ
ー103を切り替えることにより、手動設定器101ま
たはプログラムコンピュータ102により設定された設
定電力信号SPSが車両制御装置110に入力される。 【0021】車両制御装置110は、減算器111と、
PI(比例・積分)演算用のアンプ部112と、制御選
択スイッチ113,114,115とで構成されてい
る。電力制御するときには図示例のように制御選択スイ
ッチ113が投入される。なお、車速制御をするときに
は設定器等により設定車速信号SVSが入力されると共に
スイッチ114が投入されて検出車速信号SV が入力さ
れ、開度制御をするときには設定器等により設定開度信
号SθS が入力されると共にスイッチ115が投入され
て検出開度信号Sθが入力される。 【0022】本実施例では、車両制御装置110の選択
スイッチ113が投入され、減算器111は、設定電力
信号SPSと検出電力信号SP との差である偏差電力信号
ΔSを出力する。アンプ部112は偏差電力信号ΔSを
PI演算してサーボ制御信号SVを出力する。サーボユ
ニット120は、サーボ制御信号SVの値に応じて電動
アクチュエータ130を作動させ、アクセルペダル11
の踏み込み量を調整する。 【0023】上記構成の本実施例では、検出電力信号S
P で示されるモータ電力値が、設定電力信号SPSの値に
なるように電動アクチュエータ130が作動する。した
がって設定電力信号SPSの値を変化していくと、これに
追従するようにモータ電力が変化していく。 【0024】上記実施例では、下記に示す演算をするこ
とにより、または、シャシーダイナモメータに取り付け
たロードセルの測定により制動力(走行抵抗)F[k
g]を求めることができる。 【0025】ここで演算により制動力F[kg]を求め
る関係式を示しておく。ただし、T[kg・m]はトル
ク、N[rpm]はタイヤ回転数、r[m]はタイヤ半
径、SP [w]は検出電力信号(モータ電力)を示す。 T=SP /(1.027×N) …(1) F=T/r …(2) 【0026】車速(タイヤ回転数)はシャシーダイナモ
メータを制御することにより調整でき、モータ電力は設
定電力信号SPSを制御することにより調整できる。よっ
て各車速及び各電力における制動力(走行抵抗)の検出
ができる。かくて電気自動車の性能(出力や馬力)の計
測ができる。 【0027】なお、電力検出用付帯機器20により、バ
ッテリ12からコントローラ13に送るバッテリ電流及
びバッテリ電圧を検出し、検出したバッテリ電流及びバ
ッテリ電圧を乗算してバッテリ電力を求めて、上述した
のと同様な制御をしてバッテリ12に関する評価試験を
することもできる。 【0028】 【発明の効果】以上実施例と共に具体的に説明したよう
に本発明によれば、電気自動車の電力を調整しつつ電気
自動車の評価試験をすることができる。 【0029】また電力レベル合わせ部により検出電力の
レベル調整をしているため、分解能が高く、精度のよい
試験ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例を示すブロック構成図。 【図2】従来技術を示すブロック構成図。 【符号の説明】 010 ガソリン自動車 020 吸気圧検出器 030 レベル合わせアンプ 0100 車両制御設定部 10 電気自動車 11 アクセルペダル 12 バッテリ 13 コントローラ 20 電力検出用付帯機器 21 電力検出器 22 電流検出器 23 電圧検出器 24 変流器 30 電力レベル合わせ部 31 反転アンプ 32 乗算器 33 フルスケール値設定器 40 表示器 100 車両制御設定部 101 手動設定器 102 プログラムコンピュータ 103 切替リレー 110 車両制御装置 111 減算器 112 アンプ部 113,114,115 制御選択スイッチ 120 サーボユニット 130 電動アクチュエータ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−19109(JP,A) 特開 平6−105402(JP,A) 特開 平7−15810(JP,A) 特開 平6−105593(JP,A) 特開 平6−133407(JP,A) 実開 昭52−12917(JP,U) 実開 平3−48305(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 17/007

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 シャシーダイナモメータ上に搭載されて
    いる電気自動車のモータに送られる電流及び電圧を検出
    し、検出した電流と電圧を乗算して検出電力を求める電
    力検出用付帯機器と、 前記検出電力が最大となったときに出力レベルがフルス
    ケール値となるフルスケール乗算値を、前記検出電力に
    乗算して乗算結果である検出電力信号を出力する電力レ
    ベル合わせ部と、 前記検出電力信号の値が設定された設定電力信号の値に
    等しくなるように前記電気自動車のアクセルペダルの
    み込み量を調整する車両制御設定部と、でなることを特
    徴とする電気自動車用の性能試験装置。
JP09827195A 1995-04-24 1995-04-24 電気自動車用の性能試験装置 Expired - Lifetime JP3422126B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09827195A JP3422126B2 (ja) 1995-04-24 1995-04-24 電気自動車用の性能試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09827195A JP3422126B2 (ja) 1995-04-24 1995-04-24 電気自動車用の性能試験装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08292133A JPH08292133A (ja) 1996-11-05
JP3422126B2 true JP3422126B2 (ja) 2003-06-30

Family

ID=14215285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09827195A Expired - Lifetime JP3422126B2 (ja) 1995-04-24 1995-04-24 電気自動車用の性能試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3422126B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3463859B2 (ja) * 1998-09-18 2003-11-05 日産自動車株式会社 ハイブリッド車の検査方法
CN103674569A (zh) * 2013-12-12 2014-03-26 株洲中达特科电子科技有限公司 一种电动汽车电驱动工况仿真试验***

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08292133A (ja) 1996-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4442708A (en) Automatic driver system
JP4372253B2 (ja) トルクレベル変化を用いたトルクフィードバック制御を利用するブレーキシステム
JP3114470B2 (ja) 自動車の制御装置
US6763295B2 (en) Driving force control apparatus and method for automotive vehicle
JP2004219185A (ja) ダイナモメータの電気慣性評価装置とその方法
US4186593A (en) Drive simulator operating method
JPH02132341A (ja) ダイナモメータ
JP3422126B2 (ja) 電気自動車用の性能試験装置
JP2001108579A (ja) 自動車の走行特性評価方法及びその評価装置
WO2020017095A1 (ja) アクセル遊び測定装置、アクセル遊び測定方法、プログラム、及び媒体
JP3127547B2 (ja) シャシーダイナモメータ
JP3224757B2 (ja) パワーアシストサイクルの性能試験装置
JP4357411B2 (ja) 車両の走行模擬試験システム
JPH10197409A (ja) 車両自動運転装置の車速制御方法
WO2023002950A1 (ja) 車速制御装置及びドライバモデル処理装置
JP3426404B2 (ja) 電気自動車用路上走行再現運転装置
CN112198864A (zh) 用于试验车的加速踏板和制动踏板信号控制装置及其方法
JP3608388B2 (ja) 走行抵抗推定装置及び車両用走行制御装置
JPH07181111A (ja) 台上試験における自動運転ロボットのスロットル予測制御装置
JP3201548B2 (ja) シャシーダイナモメータの制御装置
JPH03170831A (ja) 駆動試験装置の慣性補償装置
JP3216986B2 (ja) 二軸シャシダイナモメータを用いた自動車自動運転ロボットにおける走行制御方法
JP4521246B2 (ja) スロットル制御装置
JPH10232187A (ja) 車両走行性能試験方法およびその装置
JPS63167040A (ja) 車両走行制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030325

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080425

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130425

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140425

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term