JP3422050B2 - 鋳造鍛造車両用ホイールの鍛造方法 - Google Patents

鋳造鍛造車両用ホイールの鍛造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、鋳造及び鍛造によって
車両用ホイールを製造する際の鍛造方法の改良に関する
ものである。 【0002】 【従来の技術】自動車などの車両用ホイールでは、軽量
化、剛性向上及び装飾性の向上等の理由によりアルミニ
ウム等の軽合金を主体とした鍛造品が従来から採用され
ている。このような軽合金製車両用ホイールにおいて、
鍛造品は鋳造品に比して機械的強度が優れているため軽
量化が可能であり、さらに装飾性が高い製品を製造可能
である。しかしながら、鍛造による軽合金製の車両用ホ
イールを製造する場合、素材の押し出し成形後に、第1
鍛造、第2鍛造及び第3鍛造(仕上げ鍛造)を行う必要
があり、このため鍛造工程が複雑になって生産性を低下
させ、製造コストを上昇させていた。 【0003】この生産性を改善するために、上記押し出
し成形から第1又は第2までの鍛造工程を鋳造に置き換
えて、ホイールの素材を鋳造により予め上記第3鍛造
(仕上げ鍛造)工程に適合する形状の鋳造プリフォーム
に形成し、この鋳造プリフォームに鍛造を加えて車両用
ホイールを製造する鋳造鍛造法が知られており、この鋳
造鍛造方法について特開平3−142031号公報又は
特開平3−142032号公報にも開示されている。 【0004】このような鋳造鍛造車両用ホイールの鍛造
方法として、例えば図9に示すようなものが知られてお
り、床面に固設されたダイホルダ92にホイールの下型
94を設ける一方、この下型94に向けた上下方向で変
位自由に配設されて図示しない駆動手段により駆動され
るラム91で上型93を支持した単動機械プレスによる
鍛造装置で、下型94の所定の位置へワークとして予め
所定の形状に鋳造(例えば、低圧ダイカスト)した鋳造
プリフォーム95を支持する。この後、ラム91の駆動
により上型93を下型94へ付勢して鋳造プリフォーム
95の鍛造を行って車両用ホイールに成形し、鋳造品で
ありながら従来の鍛造品と同等の機械的強度及び装飾性
を備えた車両用ホイールを製造するものである。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の車両
用ホイール、特に乗用車用のホイールにおいては偏平率
60〜70のタイヤが主流をなし、さらに偏平率60未
満の超偏平タイヤの普及に伴って操縦安定性の向上等の
面からより外径の大きいホイールの需要が拡大し、従来
の13ないし14インチの外径のホイールに代わって1
5ないし17インチの外径を備えた大径ホイールを採用
する車両も増大しつつある。 【0006】しかしながら、上記図9に示す従来の鍛造
方法にあっては、成形する車両用ホイールの外径を増大
させた場合、鋳造プリフォーム95、上型93及び下型
94の外径も増大して鍛造を施す加工面積が増大し、一
体に形成した上型93が鍛造に要するラム91の荷重が
ワークの材質に応じた単位面積当たりの荷重にワークの
加工面積(鋳造プリフォーム95の投影面積)を乗じた
ものであることから、ラム91の能力の増大が要求さ
れ、ホイールの大径化に比例して鍛造装置が大型化する
ため設備投資も増大し、ホイールの製造コストを上昇さ
せる場合があった。 【0007】そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、製造コストの上昇を抑えて外径の大きい車
両用ホイールを鍛造可能な鋳造鍛造車両用ホイールの鍛
造方法を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、第二
の型を第一の型に向けて変位可能に支持するとともに、
前記第一の型と第二の型との間で画成される成形品成形
空間内へ収容可能に予め鋳造したホイール中間体を前記
第一の型で支持してから、前記第二の型を駆動手段によ
り前記第一の型へ付勢して前記ホイール中間体の第1の
鍛造を行った後、前記第二の型を第一の型に当接させる
とともに、この当接状態で前記第一及び第二の型を型ロ
ック手段により結合して成形品成形空間内部を閉塞した
後、ラムに支持されるとともに前記第二の型を貫通して
相対変位可能な第三の型を前記ホイール中間体へ向けて
付勢するとともに前記成形品成形空間内部へ押し込む
2の鍛造工程とを含み、前記第3の型は、ホイールの風
穴を成形する 【0009】 【0010】 【作用】請求項1の発明は、第一の型と第二の型との間
で画成される成形品成形空間内に収容可能に予め鋳造し
たホイール中間体を第一の型で支持し、駆動手段により
第二の型を第一の型へ付勢して第一の型に支持されたホ
イール中間体を成形品成形空間内周の所定の形状に成形
する第1の鍛造工程を行う。次に、第一及び第二の型を
当接させるとともに型ロック手段により結合して成形品
成形空間内部を閉塞してホイール中間体を収容する。そ
して、ラムを駆動して第二の型を貫通した第三の型でホ
イール中間体を成形品成形空間内部へ充填させる第2の
鍛造工程を行うことでホイールを仕上げることができ、
第二の型に備えた駆動手段と、第二の型を貫通した第三
の型をラムでそれぞれ駆動するようにしたため、各鍛造
工程に必要な荷重を駆動手段及びラムでそれぞれ分担す
ることにより装置の大型化を抑制しながら円滑に鍛造を
行うことができる。 【0011】そして、前記第2の鍛造工程で第三の型を
ホイール中間体の所定の貫通位置へ付勢するとともに成
形品成形空間内部へ押し込むようにしたため、ホイール
の貫通孔を成形するとともに、貫通孔から排除される肉
を成形品成形空間内部へ押し込むことで機械的強度に優
れたホイールを成形することができ、第三の型を駆動す
るラムの荷重はホイールに形成する貫通孔の総面積に応
じた少ない能力で円滑に鍛造を行うことができる。 【0012】 【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。 【0013】図1は単動機械プレスによる鍛造装置の要
部を示したもので、機械プレス本体を形成するダイホル
ダ2が床面に配設される一方、ダイホルダ2の鉛直方向
(図中上下方向)でラム1が変位自在に支持されて、図
示しない動力によりダイホルダ2へ向けて付勢される。 【0014】ダイホルダ2には第一の型としての下型6
を支持するダイセット4が固設される一方、下型6に対
向するラム1にはパンチホルダ9を介して第三の型とし
てのパンチ8が固設される。 【0015】そして、機械プレス本体を形成するラム1
とダイホルダ2との間には、ダイセット4に駆動手段と
して配設された油圧シリンダ11のピストンロッド10
の端部にはダイセット3がラム1と同様の鉛直方向で変
位可能に支持される。このダイセット3は下型6に対し
て変位可能かつ、パンチ8に対して相対変位可能に支持
されており、下型6に対向する所定の下面には第二の型
としての上型5を支持する。 【0016】上型5及びダイセット3の所定の位置には
貫通孔50が上下方向、すなわち、下型6の鉛直方向に
形成されており、この貫通孔50にはラム1に支持され
たパンチ8が摺動自由に収装されるとともに、上型5は
下型6又はパンチ8に対して相対変位可能に支持され
る。 【0017】ダイセット3を駆動する油圧シリンダ11
は油圧制御装置12によって圧油の供給、排出を行い、
油圧シリンダ11に摺動自由に収装されたピストンロッ
ド10の最伸長位置では上型5と下型6との間に所定の
間隙を形成する一方、ピストンロッド10の最収縮位置
では上型5を下型6に当接させて、上型5の内周面5A
と下型6の内周面6Aとの間に成形品成形空間としての
キャビティ13を画成する。 【0018】下型6の外周の所定の位置には型ロック手
段としてのグリッパ7がダイセット4に固設される。こ
のグリッパ7は図中上下の端部にそれぞれ爪7Aを備
え、図示しない駆動手段によって下型6の内周に向けて
伸縮駆動され、グリッパ7の最伸長位置では下方の爪7
Aが下型6の外周に形成された凹部61に係合する。こ
のとき、上型5が下型6に当接していれば端部の上方に
設けた爪7Aが上型5の外周に形成された凹部51に係
合して上型5と下型6を結合する一方、グリッパ7の最
収縮位置では爪7Aは凹部51、61から離れて上型5
の変位を許容する。 【0019】ここで、上型5、下型6及びパンチ8によ
り成形されるホイールは、図5、図6に示すように、軽
合金等で予めディスク状に鋳造されたホイール中間体と
しての鋳造プリフォーム20を鍛造することで成形され
る。この鋳造プリフォーム20は上型5及び下型6の外
周から突出しない所定の外径に形成されてキャビティ1
3の内部に収容可能な形状を備える。 【0020】一方、鋳造プリフォーム20を成形した後
のホイール30は図7、図8に示すようにディスク状に
形成されて、図示しない車体の外側に配設される側面3
0Aが形成される一方、同じく車体の内側に配設される
側には図示しないハブに取り付けられる取付座面33
と、別途製造されるリムと嵌合する接合部32が形成さ
れ、ホイール30の所定の位置には風穴としての貫通孔
31〜34がそれぞれ配設される。 【0021】下型6に対向する上型5にはホイール30
の側面30Aを形成するための内周面5Aが形成される
一方、上型5に対向する下型6にはホイール30の接合
部32、取付座面33を成形するための所定の内周面6
Aが形成され、パンチ8の端部にはホイール30の貫通
孔31を成形する端部8A、同じく貫通孔32〜34に
それぞれ対応する8B〜8Dが形成される。なお、鋳造
プリフォーム20には貫通孔31を成形するために薄肉
に鋳造された凹部21、同じく貫通孔33、34を成形
するために薄肉に鋳造された凹部23、24が所定の位
置に設けられる。 【0022】鋳造鍛造ホイールの製造は、図4に示すよ
うに、ホイール30の素材となるアルミ合金、マグネシ
ウム合金等の軽合金を溶解してから(S1)、上型5及
び下型6で画成されるキャビティ13の内部へ収容可能
な所定の形状の鋳造プリフォーム20が鋳造される(S
2)。この鋳造プリフォーム20を所定の温度に加熱し
てから(S3)、図1に示すように、鋳造プリフォーム
20を下型6で支持した後に鍛造が行われる(S4)。 【0023】鍛造を開始するには、ラム1を上昇させて
パンチ8を下型6から所定の上昇位置まで変位させてか
ら、油圧制御装置12の操作により油圧シリンダ11の
ロッド10を最伸長位置まで伸長させて上型5を下型6
から所定の高さへ上昇させた状態で予め加熱された鋳造
プリフォーム20を下型6で支持する。 【0024】第1の鍛造工程は、図2に示すように、グ
リッパ7を最収縮位置で保持する一方、油圧制御装置1
2の操作によりロッド10を収縮させてダイセット3を
下方へ変位させて上型5を下型6へ付勢、押圧する。こ
のとき、ラム1は所定の上昇位置を保持しており、ダイ
セット3及び上型5は貫通孔50に収装したパンチ8に
対して下方へ相対的に変位する。 【0025】上型5はダイセット3、上型5の自重及び
油圧シリンダ11の圧力により内周面5Aで鋳造プリフ
ォーム20を押圧し、鋳造プリフォーム20は上型5及
び下型6の内周面5A、6Aに応じた所定の形状に成形
され、内周面5Aは図7、図8に示すホイール30の側
面30Aを、内周面6Aは同じく接合部35及び取付座
面36をそれぞれ成形し、上型5が下型6に当接したロ
ッド10の最収縮位置で第1の鍛造工程が終了する。 【0026】次に、第2の鍛造工程を開始するため、ロ
ッド10を最収縮位置へ変位させて上型5と下型6を当
接させるとともに、図3に示すように、グリッパ7を伸
長駆動して爪7Aを上型5及び下型6の凹部51、61
にそれぞれ係合させて上型5と下型6の当接状態を保持
することで上型5及び下型6の内周面5A、6Aの間で
画成されるキャビティ13を閉塞するとともに、鋳造プ
リフォーム20をこのキャビティ13内に収容する。 【0027】そして、ラム1を駆動してパンチ8を鋳造
プリフォーム20に向けて付勢する。パンチ8はダイセ
ット3及び上型5の貫通孔50の内部を摺動して鋳造プ
リフォーム20にパンチ8の端部8A〜8Dを押圧す
る。 【0028】パンチ8の押圧によって端部8A〜8Dは
図5、図6に示した凹部21〜24をそれぞれ貫通して
図7、8に示したホイール30の貫通孔31〜34をそ
れぞれ成形し、パンチ8の端部8A〜8Dが凹部21〜
24を貫通する際には、キャビティ13が閉塞されてい
るため、鋳造プリフォーム20の凹部21〜24の肉は
パンチ8によりキャビティ13の内部へ押し込まれ、第
1の鍛造工程に加えて第2の鍛造工程でもキャビティ1
3へ肉が充填されて強度及び品質の高いホイール30が
成形される。 【0029】パンチ8の端部8A〜8Dが下型6に当接
した位置で第2の鍛造工程が終了し、鋳造プリフォーム
20は図7、図8に示したホイール30に成形され、グ
リッパ7を収縮させて上型5と下型6の結合を解除して
から、ラム1を駆動してパンチ8を上昇させるととも
に、油圧制御装置12を操作してロッド10を最伸長位
置まで上昇させて上型5を下型6から離した後にホイー
ル30を取り出す。ホイール30はこの鍛造工程の後に
図示しない切削加工を施される。 【0030】このように、鋳造プリフォーム20に付勢
される上型をダイセット3に駆動される上型5と、ラム
1に駆動されるパンチ8とに分割し、上型5と下型6で
画成されるキャビティ13を閉塞するグリッパ7を備え
たため、第2の鍛造工程に必要な単動機械プレスのラム
1の鍛造能力、すなわち、荷重は、上記従前の例にも示
したように、パンチ8が成形するホイール30の貫通孔
31〜34の総面積に応じた荷重を備えていればよく、
また、第1の鍛造工程に必要なダイセット3の能力も、
成形するホイール30の全表面積から貫通孔31〜34
の総面積を除いた側面30Aの総面積に応じた荷重を備
えていればよい。 【0031】したがって、ラム1は成形するホイール3
0の全表面積に対応する鍛造能力を備える必要がなくな
って、既設の鍛造装置に駆動手段としての油圧シリンダ
11で駆動されるダイセット3を介装すれば従来品に比
して外径の大きい車両用ホイールを容易に鍛造すること
が可能となり、設備更新の時間を短縮するとともに、設
備投資の増大を抑制して製造コストの上昇を防ぎなが
ら、従来品と同等の品質を備えた安価な車両用ホイール
を製造することが可能となり、さらに、荷重の小さな鍛
造装置の採用が可能となって鍛造装置の小型化を推進す
ることができるのである。 【0032】なお、上記実施例において、パンチ8でホ
イール30の貫通孔31〜34を成形したが、貫通孔に
代えて装飾用の図示しない凹部等をホイールに成形する
場合には、上型5の貫通孔50にパンチ8の変位量を規
制する図示しないストッパ等を設けることによりパンチ
8が鋳造プリフォーム20を貫通しないよう規制すれば
よく、装飾としての凹部を形成することができる。 【0033】 【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明は、
第一の型に支持されたホイール中間体に付勢される型を
第二及び第三の2つの型により構成してそれぞれラム及
び駆動手段により変位されるとともに第三の型が第二の
型を貫通して相対変位可能にラムで支持され、第一の型
と第二の型を結合する型ロック手段で成形品成形空間内
部を閉塞するようにしたため、第2の鍛造工程に必要な
ラムの鍛造能力は、第三の型で成形されるホイール中間
体の面積の合計値に応じた荷重を備えていればよく、第
1の鍛造工程に必要な第二の型の鍛造能力は、ホイール
中間体の全表面積から第三の型で成形される面積を除い
たものとなり、ラムは成形するホイール中間体の全表面
積に対応する鍛造能力を備える必要がなくなって、既設
の鍛造装置に駆動手段により駆動される第二の型を介装
すれば従来品に比して外径の大きい車両用ホイールを容
易に鍛造することが可能となり、設備更新の時間を短縮
するとともに、設備投資の増大を抑制して製造コストの
上昇を防ぎながら、従来品と同等の品質を備えた安価な
車両用ホイールを製造することが可能となり、さらに、
荷重の小さな鍛造装置の採用が可能となって装置の小型
化を推進することができる。 【0034】そして、第三の型をホイール中間体に成形
する貫通孔へ押し込むようにしたため、成形品成形空間
内部に閉塞されたホイール中間体に貫通孔が成形される
とともに成形品成形空間内部へ肉が押し込まれた良好な
鍛造品を成形するようにしたため、第三の型を駆動する
ラムの鍛造能力は成形する貫通孔の総面積に応じた小さ
い荷重で鍛造を行うことが可能となり、既設の鍛造装置
を流用することで設備投資の増大を抑制し、機械的強度
に優れるとともに貫通孔を備えた装飾性の高いホイール
を低いコストで製造することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例を示す鍛造装置の概略図であ
る。 【図2】第1の鍛造工程を示す概略図である。 【図3】第2の鍛造工程を示す概略図である。 【図4】ホイールの製造工程を示すフローチャートであ
る。 【図5】ホイールの鋳造プリフォームを示す正面図であ
る。 【図6】同じく鋳造プリフォームの断面図である。 【図7】鍛造後のホイールの正面図である。 【図8】同じく鍛造後のホイールの断面図である。 【図9】従来の例を示す鍛造装置の概略図である。 【符号の説明】 1 ラム 5 上型 6 下型 7 グリッパ 8 パンチ 10 ロッド 11 シリンダ 13 キャビティ 20 鋳造プリフォーム 31〜34 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21J 1/00 - 13/14 B21J 17/00 - 19/04 B21K 1/00 - 31/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】第二の型を第一の型に向けて変位可能に支
    持するとともに、前記第一の型と第二の型との間で画成
    される成形品成形空間内へ収容可能に予め鋳造したホイ
    ール中間体を前記第一の型で支持してから、前記第二の
    型を駆動手段により前記第一の型へ付勢して前記ホイー
    ル中間体の第1の鍛造を行った後、前記第二の型を第一
    の型に当接させるとともに、この当接状態で前記第一及
    び第二の型を型ロック手段により結合して成形品成形空
    間内部を閉塞した後、ラムに支持されるとともに前記第
    二の型を貫通して相対変位可能な第三の型を前記ホイー
    ル中間体へ向けて付勢するとともに前記成形品成形空間
    内部へ押し込む第2の鍛造工程とを含み、 前記第3の型は、ホイールの風穴を成形する ことを特徴
    とする鋳造鍛造車両用ホイールの鍛造方法。
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