JP3421889B2 - 通信方法、通信システム、送信方法、送信装置、受信方法、受信装置、立体映像装置、立体映像装置用送信機及び立体映像装置用受信機 - Google Patents

通信方法、通信システム、送信方法、送信装置、受信方法、受信装置、立体映像装置、立体映像装置用送信機及び立体映像装置用受信機

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JP3421889B2
JP3421889B2 JP11678495A JP11678495A JP3421889B2 JP 3421889 B2 JP3421889 B2 JP 3421889B2 JP 11678495 A JP11678495 A JP 11678495A JP 11678495 A JP11678495 A JP 11678495A JP 3421889 B2 JP3421889 B2 JP 3421889B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信方法、通信システ
ム、送信方法、送信装置、受信方法、受信装置、立体映
像装置、立体映像装置用送信機及び立体映像装置用受信
機に関する。特に、映像のフィールドまたはフレームの
周波数値または周期値を所定のタイミングにおいてのみ
コード化し、所定のキャリアで送信するようにした通信
方法、通信システム、送信方法、送信装置、受信方法、
受信装置、立体映像装置、立体映像装置用送信機及び立
体映像装置用受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】立体映像装置は、映像を表示する表示装
置に、左眼用映像と右眼用映像を、若干ずれた位置に、
交互に表示させ、視聴者には、左眼用映像を左眼で、右
眼用映像を右眼で見せることによって、映像を立体的に
観察させる装置である。
【0003】図6は、従来の立体映像装置の一構成例を
示すブロック図である。この立体映像装置100は、左
眼用映像と右眼用映像とを時分割で表示する表示装置1
11、表示装置111によって発生される左右眼映像識
別信号(後述する)に所定の処理を施し、送信する送信
部112、送信部112から送信された信号を受信し、
左右眼映像識別信号を再生する受信部115、視聴者の
眼部に装着されるシャッタ眼鏡119、及び受信部11
5によって再生された左右眼映像識別信号に対応してシ
ャッタ眼鏡119を駆動するシャッタ眼鏡駆動装置11
8によって構成される。
【0004】表示装置111は、左右眼視差を利用した
立体映像信号(左右眼映像信号)を受信し、左右眼映像
を時分割で表示する(すなわち、左眼用映像と右眼用映
像とが、交互に表示される)。さらに、表示装置111
は、左右眼映像信号に同期した左右眼映像識別信号を発
生し、送信部112に供給する。
【0005】上記の左右眼映像識別信号は、表示装置1
11に表示される映像が、左眼用映像であるのか、また
は右眼用映像であるのかを識別する信号であり、左右眼
映像の各フィールド毎に出力される。例えば、左眼用映
像が表示装置111に表示されるとき、左右眼映像識別
信号は高レベルになり、右眼用映像が表示装置111に
表示されるとき、左右眼映像識別信号は低レベルにな
る。
【0006】送信部112は、表示装置111から供給
される左右眼映像識別信号を左右識別パルス信号(後述
する)に変換する左右識別パルス信号発生装置113、
及び左右識別パルス信号を赤外線信号に変換し、受信部
115に送信する赤外線信号発生装置114によって構
成される。
【0007】左右識別パルス信号発生装置113は、表
示装置111から供給された左右眼映像識別信号を、次
に示す左右識別パルス信号に変換する。すなわち、左右
識別パルス信号発生装置113は、高レベルの左右眼映
像識別信号の供給を受けると(このとき、表示装置11
1には、左眼用映像が表示される)、その映像(左眼用
映像)のフィールド開始時に、相対的に幅の広い高レベ
ルのパルスを発生する。一方、左右識別パルス信号発生
装置113は、低レベルの左右眼映像識別信号の供給を
受けると(このとき、表示装置111には、右眼用映像
が表示される)、その映像(右眼用映像)のフィールド
開始時に、相対的に幅の狭い高レベルのパルスを発生す
る。つまり、左右識別パルス信号発生装置113は、左
眼用及び右眼用映像のフィールド開始時に、幅の異なる
左右識別パルス信号を発生し、赤外線信号発生装置11
4に供給する。
【0008】赤外線信号発生装置114は、供給された
左右識別パルス信号を赤外線信号に変換して、受信部1
15に送信する。
【0009】受信部115は、赤外線信号発生装置11
4から送信された赤外線信号を受信する赤外線信号受信
装置116及び上述した左右眼映像識別信号を再生する
左右眼映像識別信号発生装置117によって構成され
る。
【0010】赤外線信号受信装置116は、赤外線信号
発生装置114から送信された赤外線信号を受信し、受
信した赤外線信号をもとの信号(すなわち、左右識別パ
ルス信号発生装置113によって発生された左右識別パ
ルス信号)にして、左右眼映像識別信号発生装置117
に供給する。
【0011】左右眼映像識別信号発生装置117は、赤
外線信号受信装置116から供給された左右識別パルス
信号に基づいて、上述した左右眼映像識別信号を再生し
て、シャッタ眼鏡駆動装置118に供給する。
【0012】シャッタ眼鏡駆動装置118は、左右眼映
像識別信号発生装置117から供給される左右眼映像識
別信号に対応して、シャッタ眼鏡119を駆動する。シ
ャッタ眼鏡119は、その左眼部と右眼部に、それぞれ
シャッタ機構を備えており、シャッタ眼鏡駆動装置11
8によって、それぞれのシャッタ機構が駆動される。
【0013】すなわち、高レベルの左右眼映像識別信号
がシャッタ眼鏡駆動装置118に入力されると(このと
き、表示装置111は左眼用映像を表示している)、シ
ャッタ眼鏡駆動装置118は、シャッタ眼鏡119の左
眼部を開放し、右眼部を閉じる。一方、低レベルの左右
眼映像識別信号がシャッタ眼鏡駆動装置118に入力さ
れると(このとき、表示装置111は右眼用映像を表示
している)、シャッタ眼鏡駆動装置118は、シャッタ
眼鏡119の右眼部を開放し、左眼部を閉じる。
【0014】従って、視聴者は、シャッタ眼鏡119を
介して、表示装置111に表示される映像を見ることに
より、表示装置111に表示される右眼用映像を右眼
で、左眼用映像を左眼で、それぞれ見ることになり、表
示装置111に表示される映像を立体的に観察すること
ができる。
【0015】図7は、従来の立体映像装置の他の構成例
を示すブロック図である。図7に示す立体映像装置20
0の構成は、図6に示す立体映像装置100の構成と基
本的に同様であり、送信部212及び受信部215の構
成が異なっている。
【0016】送信部212は、FM変調器213及び赤
外線信号発生装置114によって構成されており、FM
変調器213は、表示装置111から供給される左右眼
映像識別信号をFM変調し、そのFM信号を赤外線信号
発生装置114に供給する。
【0017】赤外線信号発生装置114は、FM変調器
213から供給されたFM信号を赤外線信号にして、受
信部215に送信する。
【0018】受信部215は、赤外線信号受信装置11
6及びFM復調器217によって構成されており、赤外
線信号受信装置116は、送信部212の赤外線信号発
生装置114から送信された赤外線信号を受信し、FM
信号に変換してFM復調器217に供給する。FM復調
器217は、赤外線信号受信装置116から供給された
FM信号をFM復調し、表示装置111から出力された
左右眼映像識別信号にして、シャッタ眼鏡駆動装置11
6に供給する。
【0019】表示装置111、シャッタ眼鏡116及び
シャッタ眼鏡117は、図6に示す立体映像装置100
の場合と同様の動作をする。
【0020】この立体映像装置200においても、視聴
者は、表示装置111に表示される映像を立体的に観察
することができる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6及
び図7に示す従来の立体映像装置は、以下に示す課題を
有している。
【0022】図6に示す立体映像装置100において
は、赤外線信号発生装置114から送信される赤外線信
号の周波数が、表示装置111に表示される左右眼映像
のフィールド周波数と同様であるため、赤外線信号受信
装置116の周囲に左右眼映像のフィールド周波数に近
い周波数のパルス光を発光する照明器具があると、赤外
線信号受信装置116がこのパルス光を受信し、誤っ
て、左右識別パルス信号に変換してしまい、それによっ
てシャッタ眼鏡119が誤動作をしてしまうという課題
がある。
【0023】また、図7に示す立体映像装置200にお
いては、左右眼映像識別信号を、常に何らかの強度変化
を有するFM信号に変換して送信するため、そのFM信
号(FM赤外線信号)を受信する赤外線信号受信装置1
16及びFM信号をもとの左右眼映像識別信号に復調す
るFM復調器217によって消費される電力が大きくな
ってしまい、特に、受信側(赤外線信号受信装置11
6、FM復調器127、シャッタ眼鏡駆動装置116及
びシャッタ眼鏡117)の駆動にバッテリを用いる場
合、受信側の使用可能時間が短くなってしまうという課
題がある。
【0024】また、上述した従来の立体映像装置は、左
右眼映像識別信号が赤外線信号によって、左右眼映像の
各フィールド毎に送信されるので、赤外線信号の伝送を
遮る遮蔽物が、送信側の赤外線信号発生装置114と受
信側の赤外線信号受信装置116との間に、短時間でも
存在すると、左右眼映像識別信号が途切れてしまい、シ
ャッタ眼鏡119が誤動作を行ってしまうという課題も
有している。
【0025】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、装置の誤動作を抑制するとともに、低消費
電力で信号の送受を行うことを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の通信方
法は、映像のフィールドまたはフレームの周波数値また
は周期値のうち少なくとも1つをコード化して、コード
化信号を生成し、前記コード化信号を、前記映像の垂直
同期信号に同期した所定のタイミングで送信し、送信さ
れた前記コード化信号を抽出し、抽出された前記コード
化信号を利用して、前記映像の前記垂直同期信号に同期
した信号を生成することを特徴とする。
【0027】請求項5に記載の通信システムは、映像の
フィールドまたはフレームの周波数値または周期値のう
ち少なくとも1つをコード化して、コード化信号を生成
するコード化手段と、前記コード化信号を、前記映像の
垂直同期信号に同期した所定のタイミングで送信する送
信手段と、送信された前記コード化信号を抽出する抽出
手段と、抽出された前記コード化信号を利用して、前記
映像の前記垂直同期信号に同期した信号を生成する生成
手段とを備えることを特徴とする。
【0028】請求項9に記載の送信方法は、映像のフィ
ールドまたはフレームの周波数値または周期値のうち少
なくとも1つをコード化して、コード化信号を生成し、
前記コード化信号を、前記映像の垂直同期信号に同期し
た所定のタイミングで送信することを特徴とする。
【0029】請求項13に記載の送信装置は、映像のフ
ィールドまたはフレームの周波数値または周期値のうち
少なくとも1つをコード化して、コード化信号を生成す
るコード化手段と、前記コード化信号を、前記映像の垂
直同期信号に同期した所定のタイミングで送信する送信
手段とを備えることを特徴とする。
【0030】請求項17に記載の受信方法は、映像のフ
ィールドまたはフレームの周波数値または周期値のうち
少なくとも1つをコード化して、前記映像の垂直同期信
号に同期した所定のタイミングで送信されたコード化信
号を抽出し、抽出された前記コード化信号を利用して、
前記映像の前記垂直同期信号に同期した信号を生成する
ことを特徴とする。
【0031】請求項18に記載の受信装置は、映像のフ
ィールドまたはフレームの周波数値または周期値のうち
少なくとも1つをコード化して、前記映像の垂直同期信
号に同期した所定のタイミングで送信されたコード化信
号を抽出する抽出手段と、抽出された前記コード化信号
を利用して、前記映像の前記垂直同期信号に同期した信
号を生成する生成手段とを備えることを特徴とする。
【0032】請求項19に記載の立体映像装置は、左右
眼視差を利用した立体映像信号の左眼用映像と右眼用映
像とを、交互に表示し、観察者に、前記左眼用映像をそ
の左眼で、前記右眼用映像をその右眼で、それぞれ観察
させる立体映像装置において、前記立体映像信号のフィ
ールドまたはフレームの周波数値または周期値のうち少
なくとも1つを検出する検出手段と、前記検出手段によ
って検出された前記立体映像信号のフィールドまたはフ
レームの周波数値または周期値をコード化して、コード
化信号を生成するコード化手段と、前記コード化信号
を、前記立体映像信号の垂直同期信号に同期した所定の
タイミングで送信する送信手段と、送信された前記コー
ド化信号を抽出する抽出手段と、抽出された前記コード
化信号を利用して、前記立体映像信号の前記垂直同期信
号に同期した、前記左眼用映像と前記右眼用映像とを識
別する左右眼映像識別信号を生成する生成手段と、前記
左右眼映像識別信号に対応して、前記観察者の左眼と右
眼に対する映像の提供を制御する制御手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0033】請求項24に記載の立体映像装置用送信機
は、左右眼視差を利用した立体映像信号の左眼用映像と
右眼用映像とを交互に表示し、観察者に、前記左眼用映
像をその左眼で、前記右眼用映像をその右眼で、それぞ
れ観察させる立体映像装置に用いられる立体映像装置用
送信機において、前記立体映像信号のフィールドまたは
フレームの周波数値または周期値のうち少なくとも1つ
を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出され
た前記立体映像信号のフィールドまたはフレームの周波
数値または周期値をコード化して、コード化信号を生成
するコード化手段と、前記コード化信号を、前記左眼用
映像と右眼用映像の垂直同期信号に同期した所定のタイ
ミングで送信する送信手段とを備えることを特徴とす
る。
【0034】請求項28に記載の立体映像装置用受信機
は、左右眼視差を利用した立体映像信号の左眼用映像と
右眼用映像とを交互に表示し、観察者に、前記左眼用映
像をその左眼で、前記右眼用映像をその右眼で、それぞ
れ観察させる立体映像装置に用いられる立体映像装置用
受信機において、前記立体映像信号のフィールドまたは
フレームの周波数値または周期値のうち少なくとも1つ
をコード化して、前記立体映像信号の垂直同期信号に同
期した所定のタイミングで送信したコード化信号を抽出
する抽出手段と、抽出された前記コード化信号を利用し
て、前記立体映像信号の前記垂直同期信号に同期した、
前記左眼用映像と前記右眼用映像とを識別する左右眼映
像識別信号を生成する生成手段と、前記左右眼映像識別
信号に対応して、前記観察者の左眼と右眼に対する映像
の提供を制御する制御手段とを備えることを特徴とす
る。
【0035】
【作用】請求項1に記載の通信方法においては、映像の
フィールドまたはフレームの周波数値または周期値のう
ち少なくとも1つがコード化されて、コード化信号が生
成され、コード化信号が、映像の垂直同期信号に同期し
た所定のタイミングで送信される。さらに、送信された
コード化信号が抽出され、抽出されたコード化信号を利
用して、映像の垂直同期信号に同期した信号が生成され
る。
【0036】請求項5に記載の通信システムにおいて
は、コード化手段は、映像のフィールドまたはフレーム
の周波数値または周期値のうち少なくとも1つをコード
化して、コード化信号を生成し、送信手段は、コード化
信号を映像の垂直同期信号に同期した所定のタイミング
で送信する。抽出手段は、送信されたコード化信号を抽
出し、生成手段は、抽出されたコード化信号を利用し
て、映像の垂直同期信号に同期した信号を生成する。
【0037】請求項9に記載の送信方法においては、映
像のフィールドまたはフレームの周波数値または周期値
のうち少なくとも1つがコード化されて、コード化信号
が生成され、コード化信号が、映像の垂直同期信号に同
期した所定のタイミングで送信される。
【0038】請求項13に記載の送信装置においては、
コード化手段は、映像のフィールドまたはフレームの周
波数値または周期値のうち少なくとも1つをコード化し
て、コード化信号を生成し、送信手段は、コード化信号
を、映像の垂直同期信号に同期した所定のタイミングで
送信する。
【0039】請求項17に記載の受信方法においては、
映像のフィールドまたはフレームの周波数値または周期
値のうち少なくとも1つをコード化して、映像の垂直同
期信号に同期した所定のタイミングで送信したコード化
信号が抽出され、抽出されたコード化信号を利用して、
映像の垂直同期信号に同期した信号が生成される。
【0040】請求項18に記載の受信装置においては、
抽出手段は、映像のフィールドまたはフレームの周波数
値または周期値のうち少なくとも1つをコード化して、
映像の垂直同期信号に同期した所定のタイミングで送信
したコード化信号を抽出し、生成手段は、抽出されたコ
ード化信号を利用して、映像の垂直同期信号に同期した
信号を生成する。
【0041】請求項19に記載の立体映像装置において
は、検出手段は、立体映像信号のフィールドまたはフレ
ームの周波数値または周期値のうち少なくとも1つを検
出し、コード化手段は、検出手段によって検出された立
体映像信号のフィールドまたはフレームの周波数値また
は周期値をコード化して、コード化信号を生成し、送信
手段は、コード化信号を、映像の垂直同期信号に同期し
た所定のタイミングで送信する。抽出手段は、送信され
たコード化信号を抽出し、生成手段は、抽出されたコー
ド化信号を利用して、立体映像信号の垂直同期信号に同
期した、左眼用映像と右眼用映像とを識別する左右眼映
像識別信号を生成し、制御手段は、左右眼映像識別信号
に対応して、観察者の左眼と右眼に対する映像の提供を
制御する。
【0042】請求項24に記載の立体映像装置用送信機
においては、検出手段は、立体映像信号のフィールドま
たはフレームの周波数値または周期値のうち少なくとも
1つを検出し、コード化手段は、検出手段によって検出
された立体映像信号のフィールドまたはフレームの周波
数値または周期値をコード化して、コード化信号を生成
し、送信手段は、コード化信号を、映像の垂直同期信号
に同期した所定のタイミングで送信する。
【0043】請求項28に記載の立体映像装置用受信機
においては、抽出手段は、立体映像信号のフィールドま
たはフレームの周波数値または周期値のうち少なくとも
1つをコード化して、立体映像信号の垂直同期信号に同
期した所定のタイミングで送信したコード化信号を抽出
し、生成手段は、抽出されたコード化信号を利用して、
立体映像信号の垂直同期信号に同期した、左眼用映像と
右眼用映像とを識別する左右眼映像識別信号を生成し、
制御手段は、左右眼映像識別信号に対応して、観察者の
左眼と右眼に対する映像の提供を制御する。
【0044】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明するが、その前
に、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の実施
例との対応関係を明らかにするために、各手段の後の括
弧内に、対応する実施例(ただし、一例)を付加して、
本発明の特徴を記述すると、次のようになる。
【0045】請求項5に記載の通信システムは、映像の
フィールドまたはフレームの周波数値または周期値のう
ち少なくとも1つをコード化して、コード化信号を生成
するコード化手段(例えば図1のクロック回路13、フ
ィールド周波数検出装置14、分周器15、エンコーダ
16)と、コード化信号を、映像の垂直同期信号に同期
した所定のタイミングで送信する送信手段(例えば図1
のクロック回路13、フィールド周波数検出装置14、
赤外線信号発生装置17)と、送信されたコード化信号
を抽出する抽出手段(例えば図1の赤外線信号受信装置
19)と、抽出されたコード化信号を利用して、映像の
垂直同期信号に同期した信号を生成する生成手段(例え
ば図1のクロック回路20、デコーダ及び周波数検出装
置21、左右眼映像識別信号発生器22)とを備えるこ
とを特徴とする。
【0046】請求項13に記載の送信装置は、映像のフ
ィールドまたはフレームの周波数値または周期値のうち
少なくとも1つをコード化して、コード化信号を生成す
るコード化手段(例えば図1のクロック回路13、フィ
ールド周波数検出装置14、分周器15、エンコーダ1
6)と、コード化信号を、映像の垂直同期信号に同期し
た所定のタイミングで送信する送信手段(例えば図1の
クロック回路13、フィールド周波数検出装置14、赤
外線信号発生装置17)とを備えることを特徴とする。
【0047】請求項18に記載の受信装置は、映像のフ
ィールドまたはフレームの周波数値または周期値のうち
少なくとも1つをコード化して、映像の垂直同期信号に
同期した所定のタイミングで送信したコード化信号を抽
出する抽出手段(例えば図1の赤外線信号受信装置1
9)と、抽出されたコード化信号を利用して、映像の垂
直同期信号に同期した信号を生成する生成手段(例えば
図1のクロック回路20、デコーダ及び周波数検出装置
21、左右眼映像識別信号発生器22)とを備えること
を特徴とする。
【0048】請求項19に記載の立体映像装置は、左右
眼視差を利用した立体映像信号の左眼用映像と右眼用映
像とを、交互に表示し、観察者に、左眼用映像をその左
眼で、右眼用映像をその右眼で、それぞれ観察させる立
体映像装置において、立体映像信号のフィールドまたは
フレームの周波数値または周期値のうち少なくとも1つ
を検出する検出手段(例えば図1のクロック回路13、
フィールド周波数検出装置14)と、検出手段によって
検出された立体映像信号のフィールドまたはフレームの
周波数値または周期値をコード化して、コード化信号を
生成するコード化手段(例えば図1の分周器15、エン
コーダ16)と、コード化信号を、立体映像信号の垂直
同期信号に同期した所定のタイミングで送信する送信手
段(例えば図1のクロック回路13、フィールド周波数
検出装置14、赤外線信号発生装置17)と、送信され
たコード化信号を抽出する抽出手段(例えば図1の赤外
線信号受信装置19)と、抽出されたコード化信号を利
用して、立体映像信号の垂直同期信号に同期した、左眼
用映像と右眼用映像とを識別する左右眼映像識別信号を
生成する生成手段(例えば図1のクロック回路20、デ
コーダ及び周波数検出装置21、左右眼映像識別信号発
生器22)と、左右眼映像識別信号に対応して、観察者
の左眼と右眼に対する映像の提供を制御する制御手段
(例えば図1のシャッタ眼鏡駆動装置23、シャッタ眼
鏡24)とを備えることを特徴とする。
【0049】請求項24に記載の立体映像装置用送信機
は、左右眼視差を利用した立体映像信号の左眼用映像と
右眼用映像とを交互に表示し、観察者に、左眼用映像を
その左眼で、右眼用映像をその右眼で、それぞれ観察さ
せる立体映像装置に用いられる立体映像装置用送信機に
おいて、立体映像信号のフィールドまたはフレームの周
波数値または周期値のうち少なくとも1つを検出する検
出手段(例えば図1のクロック回路13、フィールド周
波数検出装置14)と、検出手段によって検出された立
体映像信号のフィールドまたはフレームの周波数値また
は周期値をコード化して、コード化信号を生成するコー
ド化手段(例えば図1の分周器15、エンコーダ16)
と、コード化信号を、左眼用映像と右眼用映像の垂直同
期信号に同期した所定のタイミングで送信する送信手段
(例えば図1のクロック回路13、フィールド周波数検
出装置14、赤外線信号発生装置17)とを備えること
を特徴とする。
【0050】請求項28に記載の立体映像装置用受信機
は、左右眼視差を利用した立体映像信号の左眼用映像と
右眼用映像とを交互に表示し、観察者に、左眼用映像を
その左眼で、右眼用映像をその右眼で、それぞれ観察さ
せる立体映像装置に用いられる立体映像装置用受信機に
おいて、立体映像信号のフィールドまたはフレームの周
波数値または周期値のうち少なくとも1つをコード化し
て、立体映像信号の垂直同期信号に同期した所定のタイ
ミングで送信したコード化信号を抽出する抽出手段(例
えば図1の赤外線信号受信装置19)と、抽出されたコ
ード化信号を利用して、立体映像信号の垂直同期信号に
同期した、左眼用映像と右眼用映像とを識別する左右眼
映像識別信号を生成する生成手段(例えば図1のクロッ
ク回路20、デコーダ及び周波数検出装置21、左右眼
映像識別信号発生器22)と、左右眼映像識別信号に対
応して、観察者の左眼と右眼に対する映像の提供を制御
する制御手段(例えば図1のシャッタ眼鏡駆動装置2
3、シャッタ眼鏡24)とを備えることを特徴とする。
【0051】なお、勿論この記載は、各手段を上記した
ものに限定することを意味するものではない。
【0052】図1は、本発明を適用した立体映像装置の
一実施例の構成を示すブロック図である。本実施例の立
体映像装置1は、左眼用映像と右眼用映像とを時分割で
表示する表示装置11、表示装置11から入力される映
像の垂直同期信号(後述する)に所定の処理を施し、送
信する送信部12、送信部12から送信された信号を受
信し、左右眼映像識別信号(後述する)を発生する受信
部18によって構成される。
【0053】表示装置11は、左右眼視差を利用した立
体映像信号(左右眼映像信号)を受信し、左右眼映像を
時分割でインタレース表示する(すなわち、左眼用映像
と右眼用映像とを、交互にインタレース表示する)よう
になされている。さらに、表示装置11は、映像の垂直
同期信号を発生し、送信部12のフィールド周波数検出
装置14及び分周器15に入力するようになされてい
る。
【0054】ここで、表示装置11から出力される垂直
同期信号について図2のタイミングチャートを参照して
説明する。本実施例においては、上述したように、表示
装置11は映像をインタレース表示するので、2個のフ
ィールド1組で1個のフレームを構成する。さらに、本
実施例においては、左眼用映像と右眼用映像とを交互に
インタレース表示するので、図2(a)に示すように、
左眼用映像1フィールド(図中、Lとして示す)と、右
眼用映像1フィールド(図中、Rとして示す)の左右一
組で、1個のフィールドとしている(以下の記載におい
て、「1個のフィールド」とは、左眼用映像1フィール
ド及び右眼用映像1フィールドを組み合わせたものとす
る)。
【0055】図2(b)は、表示装置11にCRTを用
いた場合の垂直偏向電流の波形を、1個のフィールド
(1stフィールド)につき示している。上述したよう
に、1個のフィールド内において、左眼用映像1フィー
ルドの垂直走査と右眼用映像1フィールドの垂直走査が
行われている。
【0056】そして、図2(c)に示すように、表示装
置11から出力される垂直同期信号の1周期は、左眼用
映像1フィールド及び右眼用映像1フィールドの1組の
周期(すなわち、1個のフィールドの周期)である。
【0057】送信部12においては、クロック回路13
は、所定の(周期が垂直同期信号の周期に較べて十分短
い(図2(d))周期のクロックパルスを発生し、フィ
ールド周波数検出装置14に供給するようになされてい
る。
【0058】フィールド周波数検出装置14は、表示装
置11から入力される垂直同期信号の1周期間における
クロックパルス(図2(d))のカウント値から垂直同
期信号の周波数値(フィールド周波数値)を、各フィー
ルド毎に検出し、フィールド周波数信号としてエンコー
ダ16に供給するようになされている。
【0059】分周器15は、表示装置11から入力され
た垂直同期信号を、所定の分周比で分周し、垂直同期信
号のn(=2以上の整数)フィールドに1回高レベルに
なる(すなわち、垂直同期信号の周期のn倍の周期の)
参照信号を生成し、その参照信号をエンコーダ16に供
給するようになされている。
【0060】エンコーダ16は、分周器15から供給さ
れる参照信号に同期して(参照信号が高レベルになるタ
イミングで)、フィールド周波数検出装置13から供給
されるフィールド周波数信号に所定のコード化処理を施
し、コード化フィールド周波数信号を生成し、そのコー
ド化フィールド周波数信号を、所定のタイミングで赤外
線信号発生装置17に供給するようになされている(後
述する)。
【0061】赤外線信号発生装置17は、エンコーダ1
6から供給されたコード化フィールド周波数信号を、赤
外線フィールド周波数信号にAM変調し、送信する。ま
た、コード化フィールド周波数信号をAM変調するため
のキャリアの所定の周波数fc は、周辺に配置される照
明装置から発せられる電磁波の周波数値と異なる値に設
定する。
【0062】受信部18においては、赤外線信号受信装
置19は、赤外線信号発生装置17から送信された赤外
線フィールド周波数信号を受信し、もとの信号(コード
化フィールド周波数信号)に変換し、デコーダ及び周波
数検出装置21に供給するようになされている。
【0063】また、この赤外線信号受信装置19は、所
定の周波数fc [Hz]のキャリアで送信された信号
(すなわち、赤外線フィールド周波数信号)のみを通過
させ、受信した信号のうち、他の周波数のキャリアで搬
送された信号を除去するバンドパスフィルタを備えてい
る。従って、上述した所定の周波数fc [Hz]を、周
辺に配置される照明装置等によって生じる外来ノイズ光
の周波数と異なる値に設定することで、赤外線信号受信
装置19が外来ノイズ光を受信した場合においても、バ
ンドパスフィルタが赤外線フィールド周波数信号以外の
信号(外来ノイズ光)を除去するので、赤外線信号受信
装置19が外来ノイズ光を、誤ってコード化フィールド
周波数信号に変換することがなくなり、後に述べるシャ
ッタ眼鏡24の誤動作を抑制することができる。
【0064】クロック回路20は、所定の周波数のクロ
ックパルス(例えば図2(d)に示すクロックパルス)
を発生し、デコーダ及び周波数検出装置21に供給する
ようになされている。
【0065】デコーダ及び周波数検出装置21は、赤外
線信号受信装置19から入力された信号(コード化フィ
ールド周波数信号)をデコードし、フィールド周波数信
号(フィールド周波数値)に変換し、さらに、クロック
回路20から供給されるクロックパルスを用いて、表示
装置11から出力された垂直同期信号を再生し、その垂
直同期信号を左右眼映像識別信号発生器22に供給する
ようになされている。
【0066】左右眼映像識別信号発生器22は、デコー
ダ及び周波数検出装置21から供給された垂直同期信号
を基に、従来例において説明した左右眼映像識別信号を
発生し、シャッタ眼鏡駆動装置23に供給するようにな
されている。
【0067】シャッタ眼鏡駆動装置23は、左右眼映像
識別信号発生器22から供給される左右眼映像識別信号
に対応して、左眼部及び右眼部に、それぞれシャッタ機
構を有するシャッタ眼鏡24を駆動するようになされて
いる(後述する)。
【0068】従って、視聴者は、シャッタ眼鏡24を介
して、表示装置11の画面を見ることによって、表示装
置11に表示される映像を立体的に観察することができ
る。
【0069】次に、本実施例の立体映像装置1の動作を
説明する。表示装置11は、左右眼視差を利用した立体
映像信号(左右眼映像信号)を図示せぬアンテナ等から
受信し、左眼用映像の1フィールド、右眼用映像の1フ
ィールド(以上、1stフィールド)、左眼用映像の1
フィールド、右眼用映像の1フィールド(以上、2nd
フィールド)(以下同順)、という順で、左眼用映像と
右眼用映像を交互に表示する(図2(a))。さらに、
表示装置11は、上述した垂直同期信号(図2(c))
を発生し、フィールド周波数検出装置14及び分周器1
5に供給する。
【0070】フィールド周波数検出装置14は、表示装
置11から入力された垂直同期信号の周波数値(フィー
ルド周波数値)を、1個のフィールド内におけるクロッ
クパルス(クロック回路13から供給されたクロックパ
ルス(図2(d))のカウント値を求めることによって
検出し、フィールド周波数信号として、各フィールド毎
に、エンコーダ16に供給する。
【0071】このとき、分周器15は、表示装置11か
ら供給された垂直同期信号を所定の分周比で分周し、n
(=2以上の整数)フィールドに1回高レベルになる参
照信号を生成し、その参照信号をエンコーダ16に供給
している。この参照信号の周期は、分周比によって設定
されるものであり、垂直同期信号の2フィールドを1周
期としてもよいし、それ以上のフィールド、例えば、1
0秒間に1回高レベルになるような周期にしてもよい。
【0072】エンコーダ16は、フィールド周波数検出
装置14から、各フィールド毎に供給されるフィールド
周波数信号(フィールド周波数値)を分周器15から供
給される参照信号に同期してコード化し、コード化フィ
ールド周波数信号(後述する)を生成する。本実施例の
場合、図3に示すように、1stフィールドで、フィー
ルド周波数検出装置14によって検出されたフィールド
周波数信号が、2ndフィールドで、エンコーダ16に
よってコード化される。すなわち、分周器15からエン
コーダ16に供給される参照信号は2ndフィールドで
高レベルになっている。
【0073】エンコーダ16によってコード化されたコ
ード化フィールド周波数信号は、3rdフィールド開始
時から時間τだけ遅延されて、赤外線信号発生装置17
に伝送される(図3)。この時間τは、コード化フィー
ルド周波数信号の伝送終了時と、3rdフィールドの終
了時とを合わせるための(すなわち、コード化フィール
ド周波数信号を垂直同期信号に同期したタイミングで伝
送するための)遅延時間であり、フィールド周波数検出
装置14が、フィールド周波数値を検出するときにカウ
ントしたクロックパルスの数によって、一意的に決定さ
れる。
【0074】図4は、エンコーダ16によって生成され
たコード化フィールド周波数信号の伝送状態を説明する
タイミングチャートである。図4(a)は、垂直同期信
号の3rdフィールドを示しており、図4(b)は、時
間τだけ遅延されて伝送されるコード化フィールド周波
数信号を示している。本実施例の場合、図4(b)に示
すように、エンコーダ16は、フィールド周波数検出装
置14から供給されたフィールド周波数信号を、12ビ
ットのディジタル信号にコード化する。
【0075】すなわち、エンコーダ16は、3rdフィ
ールドが開始され、時間τが経過した後、次に送られる
信号がコード化フィールド周波数信号であることを示す
高レベルのガイドパルスを置き、そのガイドパルスの後
からコード化フィールド周波数信号を送る。このガイド
パルスのパルス幅は、後から送られるコード化フィール
ド周波数信号を示す他のパルスのパルス幅よりも十分広
い(図4(b),(c))。
【0076】ガイドパルスの後から送られるコード化フ
ィールド周波数信号は、上述したように12ビットのデ
ィジタル信号であり、”1”または”0”の区別をパル
ス幅によって表している。すなわち、幅の広いパルス
を”1”とし、幅の狭いパルスを”0”としている(図
4(c))。本実施例に置いては、コード化フィールド
周波数信号は、「101110011001」とされて
いる。
【0077】さらに、上述したように、エンコーダ16
は、上記のコード化フィールド周波数信号(「1011
10011001」)を、3rdフィールド開始時か
ら、フィールド周波数検出装置14によって求められた
時間τだけ遅延させて赤外線信号発生装置17に供給し
ているので、コード化フィールド周波数信号の伝送終了
時が、垂直同期信号の3rdフィールドの終了時と一致
する(図4(a),(b))。
【0078】赤外線信号発生装置17は、エンコーダ1
6から供給されたガイドパルス及びコード化フィールド
周波数信号を、図5に示すようにAM変調して送信す
る。また、上述したように、ガイドパルス及びフィール
ド周波数信号をAM変調するためのキャリアの周波数値
c は、周辺に配置される照明装置から発せられる電磁
波の周波数値と異なる値に設定されている。
【0079】赤外線信号受信装置19は、赤外線信号発
生装置17から送信された赤外線フィールド周波数信号
を受信し、これをもとのコード化フィールド周波数信号
「10111001001」に変換して、デコーダ及び
周波数検出装置21に供給する。また、このとき、赤外
線信号受信装置19が備えているバンドパスフィルタ
が、所定の周波数fc [Hz]のキャリア以外で搬送さ
れ、受信した信号(外来ノイズ光)を除去している。
【0080】デコーダ及び周波数検出装置21は、赤外
線信号受信装置19から供給されたコード化フィールド
周波数信号をデコードし、フィールド周波数信号(フィ
ールド周波数値)に変換する。さらに、デコーダ及び周
波数検出装置21は、クロック回路20から供給される
クロックパルスをカウントすることによって、表示装置
11から出力された垂直同期信号を再生し、左右眼映像
識別信号発生器22に供給する。
【0081】また、デコーダ及び周波数検出装置21
は、赤外線信号受信装置19から次のコード化フィール
ド周波数信号が入力されるまで、この時点において発生
した垂直同期信号を出力し続ける。
【0082】左右眼映像識別信号発生器22は、デコー
ダ及び周波数検出装置21から供給された垂直同期信号
に対応して、従来例において述べた左右眼映像識別信号
を発生し、その左右眼映像識別信号をシャッタ眼鏡駆動
装置23に供給する。
【0083】シャッタ眼鏡駆動装置23は、表示装置1
1に左眼用映像が表示されることを示す高レベルの左右
眼映像識別信号の入力を受けると、シャッタ眼鏡24の
左眼部のシャッタを開放し、右眼部のシャッタを閉じ、
表示装置11に右眼用映像が表示されることを示す低レ
ベルの左右眼映像識別信号の入力を受けると、シャッタ
眼鏡24の右眼部のシャッタを開放し、左眼部のシャッ
タを閉じる。
【0084】本実施例においては、シャッタ眼鏡24を
駆動するための信号が、左右眼映像の複数フィールド毎
に(例えば、10秒間に1回毎)にしか、送信側から受
信側に送信されないので、遮蔽物が送信側と受信側との
間にある場合でも、その時、信号の送受がなされていな
ければ、シャッタ眼鏡は誤動作しない。
【0085】さらに、本実施例においては、赤外線信号
発生装置17から送信される信号はAM波であるので
(FM波ではないので)、送信される信号が強度変化を
有しておらず、低消費電力化が図られている。
【0086】なお、本実施例においては、表示装置11
から出力される垂直同期信号から、フィールド周波数値
を検出するようにしているが、他に、フィールド周期
値、フレーム周波数値、フレーム周期値を検出するよう
にしてもよい。この場合、受信部18のデコーダ及び周
波数検出装置21は、検出された値に対応して、垂直同
期信号を再生する必要がある。
【0087】さらに、エンコーダ16は、フィールド周
波数検出装置14から供給されたフィールド周波数信号
を12ビットのディジタル信号になるようにコード化し
たが、12ビットに制限する必要はなく、他のビット数
とすることも可能である。
【0088】また、上述した、コード化フィールド周波
数信号を伝達する際になされる時間τの遅延を、受信側
において行うようにすることも可能であり、さらに、赤
外線信号によってなされる信号の送受を電波、超音波等
によって行うようにすることもできる。
【0089】
【発明の効果】以上のように、本発明の通信方法、通信
システム、送信方法、送信装置、受信方法、受信装置、
立体映像装置、立体映像装置用送信機及び立体映像装置
用受信機によれば、映像の垂直同期信号のフィールドま
たはフレームの周波数値または周期値のうち少なくとも
いずれか1つを、コード化して、コード化信号を生成
し、コード化信号を、垂直同期信号に同期した所定のタ
イミングで送信し、送信されたコード化信号を抽出し、
抽出したコード化信号を利用して、垂直同期信号に同期
した信号を発生させるようにしたので、装置の誤動作を
抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した立体映像装置の一実施例の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1の表示装置11から出力される垂直同期信
号の1周期を説明するタイミングチャートである。
【図3】垂直同期信号の周波数値のコード化及びコード
化フィールド周波数信号の伝送のタイミングを説明する
タイミングチャートである。
【図4】図1のエンコーダ16による垂直同期信号のコ
ード化を説明するタイミングチャートである。
【図5】図1の赤外線信号発生装置17が発生する赤外
線信号を示す図である。
【図6】従来の立体映像装置の一構成例を示すブロック
図である。
【図7】従来の立体映像装置の他の構成例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 立体映像装置 11 表示装置 12 送信部 13 クロック回路 14 フィールド周波数検出装置 15 分周器 16 エンコーダ 17 赤外線信号発生装置 18 受信部 19 赤外線信号受信装置 20 クロック回路 21 デコーダ及び周波数検出装置 22 左右眼映像識別信号発生器 23 シャッタ眼鏡駆動装置 24 シャッタ眼鏡 100 立体映像装置 111 表示装置 112 送信部 113 左右識別パルス信号発生装置 114 赤外線信号発生装置 115 受信部 116 赤外線信号受信装置 117 左右眼映像識別信号発生装置 118 シャッタ眼鏡駆動装置 119 シャッタ眼鏡 200 立体映像装置 212 送信部 213 FM変調器 215 受信部 217 FM復調器

Claims (28)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像のフィールドまたはフレームの周波
    数値または周期値のうち少なくとも1つをコード化し
    て、コード化信号を生成し、 前記コード化信号を、前記映像の垂直同期信号に同期し
    た所定のタイミングで送信し、 送信された前記コード化信号を抽出し、 抽出された前記コード化信号を利用して、前記映像の前
    記垂直同期信号に同期した信号を生成することを特徴と
    する通信方法。
  2. 【請求項2】 前記コード化信号は、前記映像の複数の
    フィールド毎に送信されることを特徴とする請求項1に
    記載の通信方法。
  3. 【請求項3】 前記コード化信号はAM変調されて、送
    信されることを特徴とする請求項2に記載の通信方法。
  4. 【請求項4】 前記コード化信号をAM変調するための
    キャリアの周波数値は、周辺に配置される照明装置から
    発せられる電磁波の周波数値と異なることを特徴とする
    請求項3に記載の通信方法。
  5. 【請求項5】 映像のフィールドまたはフレームの周波
    数値または周期値のうち少なくとも1つをコード化し
    て、コード化信号を生成するコード化手段と、 前記コード化信号を、前記映像の垂直同期信号に同期し
    た所定のタイミングで送信する送信手段と、 送信された前記コード化信号を抽出する抽出手段と、 抽出された前記コード化信号を利用して、前記映像の前
    記垂直同期信号に同期した信号を生成する生成手段とを
    備えることを特徴とする通信システム。
  6. 【請求項6】 前記送信手段は、前記コード化信号を、
    前記映像の複数のフィールド毎に送信することを特徴と
    する請求項5に記載の通信システム。
  7. 【請求項7】 前記送信手段は、前記コード化信号をA
    M変調して、送信することを特徴とする請求項6に記載
    の通信システム。
  8. 【請求項8】 前記コード化信号をAM変調するための
    キャリアの周波数値は、周辺に配置される照明装置から
    発せられる電磁波の周波数値と異なることを特徴とする
    請求項7に記載の通信システム。
  9. 【請求項9】 映像のフィールドまたはフレームの周波
    数値または周期値のうち少なくとも1つをコード化し
    て、コード化信号を生成し、 前記コード化信号を、前記映像の垂直同期信号に同期し
    た所定のタイミングで送信することを特徴とする送信方
    法。
  10. 【請求項10】 前記コード化信号は、前記映像の複数
    のフィールド毎に送信されることを特徴とする請求項9
    に記載の送信方法。
  11. 【請求項11】 前記コード化信号はAM変調されて、
    送信されることを特徴とする請求項10に記載の送信方
    法。
  12. 【請求項12】 前記コード化信号をAM変調するため
    のキャリアの周波数値は、周辺に配置される照明装置か
    ら発せられる電磁波の周波数値と異なることを特徴とす
    る請求項11に記載の送信方法。
  13. 【請求項13】 映像のフィールドまたはフレームの周
    波数値または周期値のうち少なくとも1つをコード化し
    て、コード化信号を生成するコード化手段と、 前記コード化信号を、前記映像の垂直同期信号に同期し
    た所定のタイミングで送信する送信手段とを備えること
    を特徴とする送信装置。
  14. 【請求項14】 前記送信手段は、前記コード化信号
    を、前記映像の複数のフィールド毎に送信することを特
    徴とする請求項13に記載の送信装置。
  15. 【請求項15】 前記送信手段は、前記コード化信号を
    AM変調して送信することを特徴とする請求項14に記
    載の送信装置。
  16. 【請求項16】 前記コード化信号をAM変調するため
    のキャリアの周波数値は、周辺に配置される照明装置か
    ら発せられる電磁波の周波数値または電磁波の強度変調
    の周波数値と異なることを特徴とする請求項15に記載
    の送信装置。
  17. 【請求項17】 映像のフィールドまたはフレームの周
    波数値または周期値のうち少なくとも1つをコード化し
    て、前記映像の垂直同期信号に同期した所定のタイミン
    グで送信されたコード化信号を抽出し、 抽出された前記コード化信号を利用して、前記映像の前
    記垂直同期信号に同期した信号を生成することを特徴と
    する受信方法。
  18. 【請求項18】 映像のフィールドまたはフレームの周
    波数値または周期値のうち少なくとも1つをコード化し
    て、前記映像の垂直同期信号に同期した所定のタイミン
    グで送信されたコード化信号を抽出する抽出手段と、 抽出された前記コード化信号を利用して、前記映像の前
    記垂直同期信号に同期した信号を生成する生成手段とを
    備えることを特徴とする受信装置。
  19. 【請求項19】 左右眼視差を利用した立体映像信号の
    左眼用映像と右眼用映像とを、交互に表示し、観察者
    に、前記左眼用映像をその左眼で、前記右眼用映像をそ
    の右眼で、それぞれ観察させる立体映像装置において、 前記立体映像信号のフィールドまたはフレームの周波数
    値または周期値のうち少なくとも1つを検出する検出手
    段と、 前記検出手段によって検出された前記立体映像信号のフ
    ィールドまたはフレームの周波数値または周期値をコー
    ド化して、コード化信号を生成するコード化手段と、 前記コード化信号を、前記立体映像信号の垂直同期信号
    に同期した所定のタイミングで送信する送信手段と、 送信された前記コード化信号を抽出する抽出手段と、 抽出された前記コード化信号を利用して、前記立体映像
    信号の前記垂直同期信号に同期した、前記左眼用映像と
    前記右眼用映像とを識別する左右眼映像識別信号を生成
    する生成手段と、 前記左右眼映像識別信号に対応して、前記観察者の左眼
    と右眼に対する映像の提供を制御する制御手段とを備え
    ることを特徴とする立体映像装置。
  20. 【請求項20】 前記左眼用映像及び右眼用映像を時分
    割で表示する表示手段をさらに備えることを特徴とする
    請求項19に記載の立体映像装置。
  21. 【請求項21】 前記送信手段は、前記コード化信号を
    前記立体映像信号の複数のフィールド毎に、ワイヤレス
    で送信することを特徴とする請求項19に記載の立体映
    像装置。
  22. 【請求項22】 前記送信手段は、前記コード化信号を
    AM変調して送信することを特徴とする請求項21に記
    載の立体映像装置。
  23. 【請求項23】 前記コード化信号をAM変調するため
    のキャリアの周波数値は、周辺に配置される照明装置か
    ら発せられる電磁波の周波数値または電磁波の強度変調
    の周波数値と異なることを特徴とする請求項22に記載
    の立体映像装置。
  24. 【請求項24】 左右眼視差を利用した立体映像信号の
    左眼用映像と右眼用映像とを交互に表示し、観察者に、
    前記左眼用映像をその左眼で、前記右眼用映像をその右
    眼で、それぞれ観察させる立体映像装置に用いられる立
    体映像装置用送信機において、 前記立体映像信号のフィールドまたはフレームの周波数
    値または周期値のうち少なくとも1つを検出する検出手
    段と、 前記検出手段によって検出された前記立体映像信号のフ
    ィールドまたはフレームの周波数値または周期値をコー
    ド化して、コード化信号を生成するコード化手段と、 前記コード化信号を、前記立体映像信号の垂直同期信号
    に同期した所定のタイミングで送信する送信手段とを備
    えることを特徴とする立体映像装置用送信機。
  25. 【請求項25】 前記送信手段は、前記コード化信号を
    前記左眼用映像及び右眼用映像の複数のフィールド毎
    に、ワイヤレスで送信することを特徴とする請求項24
    に記載の立体映像装置用送信機。
  26. 【請求項26】 前記送信手段は、前記コード化信号を
    AM変調して送信することを特徴とする請求項25に記
    載の立体映像装置用送信機。
  27. 【請求項27】 前記コード化信号をAM変調するため
    のキャリアの周波数値は、周辺に配置される照明装置か
    ら発せられる電磁波の周波数値または電磁波の強度変調
    の周波数値と異なることを特徴とする請求項26に記載
    の立体映像装置用送信機。
  28. 【請求項28】 左右眼視差を利用した立体映像信号の
    左眼用映像と右眼用映像とを交互に表示し、観察者に、
    前記左眼用映像をその左眼で、前記右眼用映像をその右
    眼で、それぞれ観察させる立体映像装置に用いられる立
    体映像装置用受信機において、 前記立体映像信号のフィールドまたはフレームの周波数
    値または周期値のうち少なくとも1つをコード化して、
    前記立体映像信号の垂直同期信号に同期した所定のタイ
    ミングで送信したコード化信号を抽出する抽出手段と、 抽出された前記コード化信号を利用して、前記立体映像
    信号の前記垂直同期信号に同期した、前記左眼用映像と
    前記右眼用映像とを識別する左右眼映像識別信号を生成
    する生成手段と、 前記左右眼映像識別信号に対応して、前記観察者の左眼
    と右眼に対する映像の提供を制御する制御手段とを備え
    ることを特徴とする立体映像装置用受信機。
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