JP3421277B2 - モータ駆動制御装置およびモータ駆動制御方法 - Google Patents

モータ駆動制御装置およびモータ駆動制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モータ駆動制御
装置およびモータ駆動制御方法に関し、特に、位置制御
ループと電流制御ループとを有し、外部より入力される
電流指令に基づきモータに流れる電流を制御するモータ
駆動制御装置およびモータ駆動制御方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】外部より入力される電流指令に基づきモ
ータに流れる電流を制御するモータ駆動制御装置におい
ては、そのモータに流れる電流を精度よく高応答に制御
する必要がある。従来の3相電圧形PWMインバータに
よるモータ駆動制御装置では、6個のフォトカプラを介
して、6個のPWM信号を外部インタフェース電位制御
部からインバータ部に伝送している。また、絶縁部品を
削減するために、PWM信号を直接フォトカプラを介し
てインバータ部へ伝送するのでなく、外部インタフェー
ス電位制御部と、N電位制御部をフォトカプラを介した
シリアル通信で結合し、N電位制御部に設けられたPW
M部からPWM信号をインバータ部に伝送する型式のも
のがある。
【0003】図14は、外部インタフェース電位制御部
とN電位制御部をフォトカプラを介したシリアル通信で
結合した場合の従来のモータ駆動制御装置を示してい
る。モータ1は、IGBT、トランジスタ等のスイッチ
ング素子により構成されたインバータ部3によって駆動
される。インバータ部3には電源よりダイオードモジュ
ール6および平滑コンデンサ7を介して直流電圧が供給
される。モータ1には位置を検出するエンコーダ(位置
検出器)2が接続されている。
【0004】モータ駆動制御装置は、外部より電流指令
* を入力され、エンコーダ2よりの位置信号の通信等
を実施する外部インタフェース電位制御部Aと、インバ
ータ部3へPWM信号を出力するN電位制御部Bとに分
かれる。外部インタフェース電位制御部Aは、エンコー
ダ2からの位置信号をエンコーダI/F部18を介して
入力することにより、モータ1の位置信号θを得る。
【0005】モータ1に流れる電流は、U相、V相の検
出抵抗器4、5の両端の電圧をオペアンプ、フィルタ等
で構成される電流検出部11によって検出される。この
電流検出値は、絶縁部Cの絶縁アンプ8を介して外部イ
ンタフェース電位制御部Aに伝送され、外部インタフェ
ース電位制御部AのA/D変換器14によってアナログ
・ディジタル変換される。
【0006】外部インタフェース電位制御部Aの電流制
御部15は、モータ1の位置信号θおよび電流検出値i
ufb、ivfbと、外部より入力される電流指令i*
を基にしてPWM電圧指令(Vu* ,Vv* ,Vw*
を演算する。PWM電圧指令(Vu* ,Vv* ,V
* )は、絶縁部Cのフォトカプラ9を介した外部イン
タフェース電位制御部AとN電位制御部Bとのシリアル
通信により、N電位制御部Bに伝送され、N電位制御部
BのPWM部10よりPWM信号をインバータ部3に出
力することが行われる。また、N電位制御部Bの過電
流、回生異常等の情報として、保護回路12から出力さ
れるアラーム信号等をN電位制御部Bより絶縁部Cのフ
ォトカプラ9を介外部インタフェース電位制御部Aにシ
リアル通信にて伝送することが行われる。
【0007】外部インタフェース電位制御部AとN電位
制御部Bのそれぞれに設けられているシリアル通信I/
F部13、17は、外部インタフェース電位制御部Aか
ら送信するデータ(STX)と、このデータ(STX)
の同期信号であるシリアル通信用同期クロック(SCL
K)と、N電位制御部Bから送信するアラーム情報など
のデータ(SRX)を送受信する機能を有している。シ
リアル通信I/F部13、17の送信部分はレジスタに
格納されたパラレルデータをシリアルデータに変換し、
シリアル通信I/F部13、17の受信部分はそのシリ
アルデータを定期的にサンプリングし、データをレジス
タに格納する。
【0008】図15は、上述のような構成による従来の
モータ駆動制御装置において、電流検出からPWM信号
の出力までのタイミングを表している。インバータ部3
の出力電流を検出し、それのA/D変換にA/D変換時
間Tadを要する。つぎに、その変換値iufb,iv
fbと、外部より入力される電流指令i* とエンコーダ
2からの位置信号θの情報を基にして電流制御部15に
てPWM電圧指令(Vu* ,Vv* ,Vw* )を作成す
るのにPWM電圧指令作成時間Tpwmを要する。
【0009】図16は、外部インタフェース電位制御部
Aに設けられる電流制御部15の内部構造を示してい
る。ここでは、一般的なd−q座標軸での電流制御を例
として示しており、文献「ACサーボシステムの理論と
設計の実際,総合電子出版社,杉本他,第4章」にも例
示されているものをブロック図として示している。
【0010】電流制御部15は、モータ1の位置信号θ
に基づき、SINテーブル19からSIN値を座標変換
部20および座標逆変換部22に入力する。座標変換部
20は、電流検出部11で検出された電流フィードバッ
ク値iufb,ivfbをU−V座標軸上の値からd−
q座標軸上の値iqfb、idfbに変換し、q軸は電
流指令i* と電流フィードバック値iqfbの偏差を、
d軸は零と電流フィードバック値idfbの偏差をPI
制御部21に入力する。PI制御部21は、いわゆる比
例積分制御であるPI制御を実施し、これをd−q座標
軸からU−V座標軸への座標逆変換部22にて再度U−
V座標軸に変換し、PWM電圧指令(Vu* ,Vv*
Vw* )を出力する。W相電圧指令Vw* は三相の和は
零であることから演算される。
【0011】上述のような構成による従来のモータ駆動
制御装置では、このデータを電流制御部15よりシリア
ル通信によりPWM部10に伝送するため、シリアル通
信遅延時間Tsdを要する。したがって、従来のモータ
駆動制御装置では、電流検出を開始してからPWM信号
出力までに、Ttotal=Tad+Tpwm+Tsd
を必要とする。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、電流検出か
らPWM電圧指令出力までの遅延時間が小さいほど電流
の応答性を上げることができる。しかしながら従来のモ
ータ駆動制御装置では、絶縁部を削減するために、シリ
アル通信を行っているため、シリアル通信遅延時間が生
じ、出力電流を検出してから電圧指令に反映するまでに
時間がかかる、すなわち応答性を上げられないという問
題点がある。
【0013】また、電流検出用に絶縁アンプが必要であ
り、異なる電位制御部間にアナログ信号があるため、パ
ターン配置上、ノイズの影響を受けたり、与えたりする
という問題点があり、絶縁距離を確保するために実装面
積も大きくなる。
【0014】また、電流制御部が外部インタフェース制
御部にあるため、高応答の制御をする場合、高速なシリ
アル通信方式が必要であり、シリアル通信速度によって
電流の応答性が制限されてしまうという問題点がある。
【0015】また、複数台のモータを制御する場合、上
述のようなモータ駆動制御装置をモータ台数分必要であ
り、シリアル通信といえども、複数台数分の絶縁部や外
部インタフェース部、N電位制御部の全てが必要とな
り、このため、大きい実装面積が必要になると共に、構
成が複雑になり、コストアップとなるという問題点があ
る。
【0016】この発明は、従来のモータ駆動制御装置に
おける上述の如き問題点を解消するためになされたもの
で、シリアル通信速度に制約されることなく電流検出か
らPWM電圧指令出力までの時間を短縮して電流制御の
応答性を向上でき、併せて電流検出用の絶縁アンプを必
要とせず、アナログ信号の引き回しによるノイズの影響
を抑えることができ、実装面積を小さくでき、しかも複
数台のモータ制御を行う場合には、外部インタフェース
部などの一部構成を複数台のモータで共有し、多軸モー
タ制御において、大きい実装面積を必要とせず、構成を
簡素化できるモータ駆動制御装置およびモータ駆動制御
方法を得ることを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明によるモータ駆動制御装置は、モータへ
出力電流を供給するインバータ部とこのインバータ部に
PWM信号を出力するPWM部を備えたN電位制御部と
インバータ部からモータへの出力電流を検出する電流検
出部とに対し、絶縁部を介して外部インタフェース部を
配置し、外部より外部インタフェース部に入力された電
流指令とモータに接続された位置検出器から外部インタ
フェース部の位置信号入力部に直接入力された位置信号
と前記電流検出部により検出された電流検出値とに基づ
いてPWM部に電圧指令を出力する電流制御部を配置す
モータ駆動制御装置において、前記絶縁部を介して前
記外部インタフェース部とシリアル通信可能に接続され
た前記N電位制御部内に前記電流制御部を配置し、前記
電流検出部により検出された電流検出値を前記N電位制
御部の前記電流制御部に直接入力し、前記外部インタフ
ェース部より絶縁部を介したシリアル通信によって前記
電流指令と前記位置信号を前記電流制御部に伝送するも
のである。
【0018】つぎの発明によるモータ駆動制御装置は、
複数台のモータの駆動制御を行う多軸用のモータ駆動制
御装置であり、電流制御部とPWM部を含む前記N電位
制御部は各モータ毎に設けられ、前記絶縁部は複数台の
モータで共有され、前記外部インタフェース部は、各モ
ータ毎に前記位置信号入力部を有していると共に、信号
切り替え部を有し、前記信号切り替え部により選択され
た各モータ毎の電流指令と前記位置信号入力部に入力さ
れる位置信号を前記絶縁部を介したシリアル通信により
対応するモータ用の前記電流制御部に伝送するものであ
る。
【0019】また、上述の目的を達成するために、次の
発明によるモータ駆動制御装置は、モータへ出力電流を
供給するインバータ部とこのインバータ部にPWM信号
を出力するPWM部を備えたN電位制御部とインバータ
部からモータへの出力電流を検出する電流検出部とに対
し、絶縁部を介して外部インタフェース電位制御部を配
置し、外部より外部インタフェース電位制御部に入力さ
れた電流指令とモータに接続された位置検出器から外部
インタフェース電位制御部の位置信号入力部に直接入力
された位置信号と前記電流検出部により検出された電流
検出値とに基づいてPWM部に電圧指令を出力する電流
制御部を配置するモータ駆動制御装置において、前記位
置検出器よりの位置信号を入力する位置信号入力部と
第1の電流制御部を外部インタフェース電位制御部
に有し、絶縁部を介して前記外部インタフェース電位制
御部とシリアル通信可能に接続された前記N電位制御部
内に第2の電流制御部を有し、前記電流検出部により検
出された電流検出値を前記N電位制御部の前記第2の電
流制御部に直接入力すると共に、前記絶縁部を介したシ
リアル通信によって前記第1の電流制御部に伝送し、前
記第1の電流制御部では外部より入力した電流指令と受
け取った電流検出値と前記位置信号入力部に入力した位
置信号とに基づいて積分演算による電流制御補正値およ
び電流指令値を作成し、前記第2の電流制御部では、前
記第1の電流制御部で作成された電流制御補正値および
電流指令値を前記絶縁部を介したシリアル通信により入
力し、前記第1の電流制御部より入力した電流指令値と
直接入力した電流検出値とに基づいて比例演算を行い、
この演算結果と前記第1の電流制御部より入力した電流
制御補正値と直接入力した電流検出値とから前記PWM
部に出力する電圧指令を作成するものである。
【0020】つぎの発明によるモータ駆動制御装置は、
前記電流検出部により検出された電流検出値の前記N電
位制御部の前記第2の電流制御部に対する直接入力は
流検出値の検出周期で行い、入力した電流検出値の前記
第1の電流制御部に対するシリアル通信は前記電流検出
の検出周期より遅い周期で行い、前記第1の電流制御
部における前記電流制御補正値および電流指令値の作成
は前記電流検出値のシリアル通信周期で行い、前記第2
の電流制御部に対する前記第1の電流制御部で作成され
た電流制御補正値および電流指令値のシリアル通信は前
電流検出値の検出周期で行うものである。
【0021】つぎの発明によるモータ駆動制御装置は、
複数台のモータの駆動制御を行う多軸用のモータ駆動制
御装置であり、第2の電流制御部とPWM部を含む前記
N電位制御部は各モータ毎に設けられ、前記絶縁部は複
数台のモータで共有され、前記外部インタフェース電位
制御部は、各モータ毎に前記位置信号入力部と前記第1
の電流制御部とを有していると共に、信号切り替え部を
有し、前記信号切り替え部により選択された各モータ毎
の電流制御補正値および電流指令値を前記絶縁部を介し
たシリアル通信により対応するモータ用の前記第2の電
流制御部に伝送するものである。
【0022】つぎの発明によるモータ駆動制御装置は、
複数台のモータの駆動制御を行う多軸用のモータ駆動制
御装置であり、第2の電流制御部とPWM部を含む前記
N電位制御部は各モータ毎に設けられ、前記絶縁部は複
数台のモータで共有され、前記外部インタフェース電位
制御部は、各モータ毎に前記位置信号入力部と前記第1
の電流制御部とを有していると共に、信号切り替え部を
有し、前記信号切り替え部により選択された各モータ毎
の電流制御補正値および電流指令値を各モータの電流制
御部ごとに時分割により前記絶縁部を介したシリアル通
信により対応するモータ用の前記第2の電流制御部に伝
送するものである。
【0023】また、上述の目的を達成するために、つぎ
の発明によるモータ駆動制御方法は、モータへ出力電流
を供給するインバータ部とこのインバータ部にPWM信
号を出力するPWM部を備えたN電位制御部とインバー
タ部からモータへの出力電流を検出する電流検出部とに
対し、絶縁部を介して外部インタフェース部を配置し、
外部より外部インタフェース部に入力された電流指令と
モータに接続された位置検出器から外部インタフェース
部の位置信号入力部に直接入力された位置信号と前記電
流検出部により検出された電流検出値とに基づいてPW
M部に電圧指令を出力する電流制御部を配置するモータ
駆動制御装置によるモータ駆動制御方法において、前記
電流検出部により検出された電流検出値をN電位制御部
の前記電流制御部に直接入力し、前記外部インタフェ
ース部より前記電流指令と前記位置信号入力部に入力
された位置信号を、電流検出値の直接入力以前に、絶
縁部を介したシリアル通信によって前記N電位制御部に
設けられた電流制御部に伝送するものである。
【0024】つぎの発明によるモータ駆動制御方法は、
複数台のモータの駆動制御を行う多軸用のモータ駆動制
御方法であり、電流制御部とPWM部を含む前記N電位
制御部は各モータ毎に設け、前記絶縁部は複数台のモー
タで共有し、前記外部インタフェース部には、各モータ
毎に前記位置信号入力部を設け、前記外部インタフェー
ス部に設けた信号切り替え部により選択された各モータ
毎の電流指令と前記位置信号入力部に入力される位置信
号を前記絶縁部を介したシリアル通信により対応するモ
ータ用の前記電流制御部に伝送するものである。
【0025】また、上述の目的を達成するために、つぎ
の発明によるモータ駆動制御方法は、モータへ出力電流
を供給するインバータ部とこのインバータ部にPWM信
号を出力するPWM部を備えたN電位制御部とインバー
タ部からモータへの出力電流を検出する電流検出部とに
対し、絶縁部を介して外部インタフェース部を配置し、
外部より外部インタフェース部に入力された電流指令と
モータに接続された位置検出器から外部インタフェース
部の位置信号入力部に直接入力された位置信号と前記電
流検出部により検出された電流検出値とに基づいてPW
M部に電圧指令を出力する電流制御部を配置するモータ
駆動制御装置によるモータ駆動制御方法において、前記
電流検出部により検出された電流検出値をN電位制御部
に設けられた第2の電流制御部に直接入力し、入力し
た電流検出値を絶縁部を介したシリアル通信によって外
部インタフェース電位制御部に設けられた第1の電流制
御部に伝送し、前記第1の電流制御部は外部より入力し
た電流指令と受け取った電流検出値と外部インタフェー
ス電位制御部に設けられた位置信号入力部に入力した位
置信号とに基づいて積分演算により電流制御補正値およ
び電流指令値を作成し、前記第2の電流制御部は、前記
第1の電流制御部で作成された電流制御補正値および電
流指令値を絶縁部を介したシリアル通信により入力し、
前記第1の電流制御部より入力した電流指令値と直接入
力した電流検出値とに基づいて比例演算を行い、この演
算結果と前記第1の電流制御部より入力した電流制御補
正値と直接入力した電流検出値とから前記PWM部に出
力する電圧指令を作成するものである。
【0026】つぎの発明によるモータ駆動制御方法は、
前記電流検出部により検出された電流検出値の前記N電
位制御部の前記第2の電流制御部に対する直接入力は
流検出値の検出周期で行い、入力した電流検出値の前記
第1の電流制御部に対するシリアル通信は前記電流検出
の検出周期より遅い周期で行い、前記第1の電流制御
部における前記電流制御補正値および電流指令値の作成
は前記電流検出値のシリアル通信周期で行い、前記第2
の電流制御部に対する前記第1の電流制御部で作成され
た電流制御補正値および電流指令値のシリアル通信は前
電流検出値の検出周期で行うものである。
【0027】つぎの発明によるモータ駆動制御方法は、
複数台のモータの駆動制御を行う多軸用のモータ駆動制
御方法であり、第2の電流制御部とPWM部を含む前記
N電位制御部は各モータ毎に設け、前記絶縁部は複数台
のモータで共有し、前記外部インタフェース電位制御部
には各モータ毎に前記位置信号入力部と前記第1の電流
制御部とを設け、前記外部インタフェース電位制御部に
設けられた信号切り替え部により選択された各モータ毎
の電流制御補正値および電流指令値を前記絶縁部を介し
たシリアル通信により対応するモータ用の前記第2の電
流制御部に伝送するものである。
【0028】つぎの発明によるモータ駆動制御方法は、
複数台のモータの駆動制御を行う多軸用のモータ駆動制
御方法であり、第2の電流制御部とPWM部を含む前記
N電位制御部は各モータ毎に設け、前記絶縁部は複数台
のモータで共有し、前記外部インタフェース電位制御部
には各モータ毎に前記位置信号入力部と前記第1の電流
制御部とを設け、前記外部インタフェース電位制御部に
設けられた信号切り替え部により選択された各モータ毎
の電流制御補正値および電流指令値を各モータの電流制
御部ごとに時分割により前記絶縁部を介したシリアル通
信により対応するモータ用の前記第2の電流制御部に伝
送するものである。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照して、この
発明にかかるモータ駆動制御装置およびモータ駆動制御
方法の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下に説明
するこの発明の実施の形態において上述の従来例と同一
構成の部分は、上述の従来例に付した符号と同一の符号
を付して、その説明を省略する。
【0030】実施の形態1. 図1は、この発明によるモータ駆動制御装置の実施の形
態1を示している。実施の形態1のモータ駆動制御装置
は、電流制御部15をN電位制御部200に有してい
る。このことに応じて電流検出値を電流制御部15に与
えるためのA/D変換器14はN電位制御部200に組
み込まれ、絶縁部の絶縁アンプは省略される。電流検出
値はA/D変換器14より電流制御部15に直接入力さ
れる。これにより、N電位制御部200は、PWM部1
0と、保護回路12と、シリアル通信I/F部13と、
電流検出信号用のA/D変換器14と、電流制御部15
とにより構成される。
【0031】外部インタフェース部100は、エンコー
ダ(位置検出器)2からモータ1の位置信号θを得るた
めの位置信号入力部としてのエンコーダI/F部18
と、N電位制御部200との間でシリアル通信を行うた
めのシリアル通信I/F部17とを有しており、外部よ
り入力される電流指令i* とエンコーダI/F部18よ
り取り込む位置信号θを、絶縁部150を介したシリア
ル通信にてN電位制御部200へ伝送する。このシリア
ル通信により、電流制御部15は電流指令i* と位置信
号θを得る。
【0032】絶縁部150は、外部より入力される電流
指令i* 、位置信号θ等を示すデータ(STX)の伝送
と、このデータ(STX)の同期信号であるクロック信
号(SCLK)の伝送と、N電位制御部200よりのア
ラーム情報等を示すデータ(SRX)の伝送とのため
に、3個のフォトカプラ9により構成される。
【0033】上述のような構成によれば、図2に示され
ているように、電流検出のA/D変換の開始以前に、電
流指令i* と位置信号θを外部インタフェース部100
よりシリアル通信によってN電位制御部200の電流制
御部15に送信することができる。
【0034】これにより、電流検出からPWM信号出力
までの時間Ttotalが、Ttotal=A/D変換
時間(Tad)+PWM電圧指令作成時間(Tpwm)
だけになり、従来のものに比して、PWM電圧指令を外
部インタフェース部100よりN電位制御部200に伝
送するためのシリアル通信遅延時間Tsd分、電流検出
からPWM電圧指令出力までの時間を短縮でき、この時
間短縮で、電流の応答性を向上できる。また、電流検出
用の絶縁アンプが不要になり、アナログ信号の引き回し
によるノイズの影響を抑えることができ、実装面積を小
さくできる。
【0035】実施の形態2. 図3は、この発明によるモータ駆動制御装置の実施の形
態2を示している。なお、図3において、図1に対応す
る部分は、図1に付した符号と同一の符号を付けて、そ
の説明を省略する。
【0036】実施の形態2は実施の形態1のものを複数
台のモータ1(#1,#2)の駆動制御を行う多軸用の
モータ駆動制御装置として適用したものであり、各モー
タ1(#1,#2)毎に、PWM部10と、保護回路1
2と、シリアル通信I/F部13と、電流検出信号用の
A/D変換器14と、電流制御部15とを有するN電位
制御部200が設けられている。#1は1軸目のモータ
を、#2は2軸目のモータをそれぞれ示している。
【0037】これにより、各軸のモータ1(#1,#
2)の電流検出値は各モータ1(#1,#2)毎のA/
D変換器14より電流制御部15に直接入力される。な
お、各モータ1(#1,#2)に位置検出器であるエン
コーダ2が接続され、各モータ1(#1,#2)毎に、
インバータ部3、検出抵抗器4、5、電流検出部11が
設けられている。また、図示の如く、ダイオードモジュ
ール6および平滑コンデンサ7は、両方のモータ1(#
1,#2)で共通に使用している。
【0038】外部インタフェース部120は、各モータ
1(#1,#2)のエンコーダ2から位置信号θ1、θ
2を得るための位置信号入力部としての各モータ1(#
1,#2)毎のエンコーダI/F部18と、各軸のN電
位制御部200との間でシリアル通信を行うためのシリ
アル通信I/F部50と、タイミング生成部121と、
信号切り替え器122とを有し、モータ1(#1)の電
流指令i1* とモータ1(#2)の電流指令i2* を入
力する。
【0039】タイミング生成部121はシリアル通信を
行う軸(モータ)を選択するためのタイミング信号を生
成し、信号切り替え器122は、この信号に基づいて、
モータ1(#1)の電流指令i1* とモータ1(#2)
の電流指令i2* およびモータ1(#1)の位置信号θ
1とθ2を交互に切り替える。シリアル通信I/F部5
0はタイミング生成部121が生成するタイミング信号
に基づいて1軸目のN電位制御部200と通信を行う
か、2軸目のN電位制御部200と通信を行うかを交互
に決定する。
【0040】絶縁部160は、複数台のモータ1(#
1,#2)で共有され、外部インタフェース部120と
1軸目のN電位制御部200との間のクロック同期をと
るためのクロック信号(SCLK1)の伝送と、外部イ
ンタフェース部120と第2軸目のN電位制御部200
との間のクロック同期をとるためのクロック信号(SC
LK2)の伝送と、電流指令i1* ,i2* と位置信号
θ1、θ2等(STX)の伝送と、各軸のN電位制御部
200よりのアラーム情報等(SRX)の伝送のため
に、4個のフォトカプラ9により構成されている。
【0041】上述の構成によれば、信号切り替え器12
2により選択された各モータ毎の電流指令i1* ,i2
* と位置信号入力部であるエンコーダI/F部18に入
力される各モータ毎の位置信号θ1、θ2を絶縁部16
0を介したシリアル通信により対応するモータ用のN電
位制御部200に伝送することができる。
【0042】この実施の形態でも、図4に示されている
ように、電流検出のA/D変換の開始以前に電流指令i
* (またはi2* )と位置信号θ1(またはθ2)を
外部インタフェース部120よりシリアル通信によって
N電位制御部200の電流制御部15に送信することが
できる。
【0043】これにより、電流検出からPWM信号出力
までの時間Ttotalが、Ttotal=A/D変換
時間(Tad)+PWM電圧指令作成時間(Tpwm)
だけになり、従来のものに比して、PWM電圧指令を外
部インタフェース部よりN電位制御部に伝送するための
シリアル通信遅延時間Tsd分、電流検出からPWM電
圧指令出力までの時間を短縮して電流の応答性を向上で
きる。また、この場合も、電流検出用の絶縁アンプが不
要になり、アナログ信号の引き回しによるノイズの影響
を押さえることができる。
【0044】さらに、タイミング信号に基づいて、1軸
目のN電位制御部200と外部インタフェース部120
との間のシリアル通信と、2軸目のN電位制御部200
と外部インタフェース120との間のシリアル通信とを
信号切り替え器122によって交互に行うことにより、
絶縁部160のフォトカプラ9の個数や外部インタフェ
ース部120を2倍(モータ軸数倍)にすることなし
に、換言すれば、各軸のモータ毎に個別に構成すること
なく、各軸に対する電流の制御を行うことができる。
【0045】実施の形態3. 図5は、この発明によるモータ駆動制御装置の実施の形
態3を示している。実施の形態3のモータ駆動制御装置
は、外部インタフェース電位制御部110に積分演算を
行う第1の電流制御部111を、N電位制御部210に
比例演算を行う第2の電流制御部221を有し、両電位
制御部110、210間をシリアル通信にて結合してい
る。
【0046】整理すれば、N電位制御部210は、PW
M部10と、保護回路12と、シリアル通信I/F部1
3と、電流検出信号用のA/D変換器14と、第2の電
流制御部221とにより構成され、外部インタフェース
電位制御部110は、シリアル通信I/F部17と、エ
ンコーダI/F部18と、第1の電流制御部111によ
り構成される。
【0047】この実施の形態でも、電流検出値をA/D
変換するA/D変換器14はN電位制御部210に組み
込まれ、絶縁部の絶縁アンプは省略される。A/D変換
器14によってA/D変換された電流フィードバック値
iufb,ivfbは、N電位制御部210に設けられ
ている第2の電流制御部221に入力されると共に、シ
リアル通信によって外部インタフェース電位制御部11
0に設けられている第1の電流制御部111に伝送され
る。
【0048】第1の電流制御部111は、電流指令i*
と位置信号θを入力し、さらにN電位制御部210のA
/D変換器14によってA/D変換された電流フィード
バック値iufb,ivfbをシリアル通信を介して入
力し、積分演算、その他、必要に応じて誘起電圧補正、
デッドタイム補正等を行い、U相、V相電流指令i
* ,iv* と、電流制御補正値Vuc,Vvcをシリ
アル通信によりN電位制御部210に伝送する。
【0049】図6は、第1の電流制御部111の内部構
成を示している。第1の電流制御部111はモータの位
置信号θに基づきSINテーブル19からSIN値を座
標変換部20と座標逆変換部24に入力する。座標変換
部20は電流フィードバック値iufb,ivfbをU
−V座標軸上の値からd−q座標軸上の値iqfb,i
dfbに変換する。q軸は電流指令i* と電流フィード
バック値iqfbの偏差をI制御部23に入力し、d軸
は零と電流フィードバック値idfbの偏差をI制御部
23に入力する。各軸のI制御部(積分制御器)23は
一般的な積分演算を行い、積分演算結果を座標逆変換部
24に出力する。座標逆変換部24はそれらを再度、U
−V座標軸に変換し、U相、V相電流指令iu* ,iv
* と、電流制御補正値Vuc,Vvcを出力する。
【0050】第2の電流制御部221は、第1の電流制
御部111よりの出力であるU相、V相電流指令i
* ,iv* と電流制御補正値Vuc,Vvcと、電流
フィードバック値iufb,ivfbを入力し、比例演
算を行い、比例制御出力に積分制御出力である電流制御
補正項Vuc,Vvc,Vwcを加算し、PWM部10
に電圧指令(Vu* 、Vv* 、Vw* )を出力する。
【0051】図7は、第2の電流制御部221の内部構
成を示している。第2の電流制御部221は、電流指令
iu* ,iv* と電流フィードバック値iufb,iv
fbとの偏差を比例演算を行う各相のP制御部(比例制
御器)25に入力し、P制御部25の出力(比例制御出
力)に積分制御出力である電流制御補正項Vuc,Vv
c,Vwcを加算し、各相の電圧指令(Vu* 、V
* 、Vw* )を出力する。W相の電流指令、電流フィ
ードバック値、電圧指令は三相の和は零であることから
演算される。
【0052】実施の形態3は、積分演算は前回結果を次
回演算に反映するという性質上、比例制御ほどの応答を
必要とせず、また比例制御ほど瞬時応答に寄与しないこ
とから、積分演算をシリアル通信を介して実施するもの
である。したがって、積分演算は電流検出からPWM電
圧指令出力までの時間以外に演算を実施することができ
る。
【0053】つぎに、実施の形態3のモータ駆動制御装
置による電流制御のタイミングを図8に示されているタ
イミングチャートを参照して説明する。n回目のサンプ
リングのA/D変換開始前までにシリアル通信にて1回
前(n−1)のサンプリングの電流フィードバック値i
ufb(n-1) ,ivfb(n-1) 等をN電位制御部210
から外部インタフェース電位制御部110に伝送し、外
部インタフェース電位制御部110の第1の電流制御部
111で積分電流制御を実施する。その際、積分演算に
要する時間がTpwm1である。
【0054】その出力であるU相,V相電流指令i
* ,iv* と電流制御補正値Vuc,VvcをN電位
制御部210にシリアル伝送し、n回目のサンプリング
の電流フィードバック値iufb(n) ,ivfb(n) を
用いてN電位制御部210の第2の電流制御部221で
比例電流制御を実施する。その際、比例演算に要する時
間がTpwm2とすると、電流検出からPWM信号出力
までの時間Ttotal=Tad+Tpwm2となる。
【0055】これは、A/D変換時間と比例演算に要す
る時間のみであるため、例えばロジックにより並列演算
すれば、電流検出からPWM信号出力までの時間を従来
のものに比して大幅に短縮することができる。また、こ
の実施の形態でも、電流検出用の絶縁アンプが不要にな
り、アナログ信号の引き回しによるノイズの影響を抑え
ることができ、実装面積を小さくできる。
【0056】実施の形態4.図9は、この発明によるモ
ータ駆動制御装置の実施の形態4を示している。なお、
図9において、図5に対応する部分は、図5に付した符
号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
【0057】実施の形態4は実施の形態3のものを複数
台のモータ1(#1,#2)の駆動制御を行う多軸用の
モータ駆動制御装置として適用したものであり、各モー
タ1(#1,#2)毎に、PWM部10と、保護回路1
2と、シリアル通信I/F部13と、電流検出信号用の
A/D変換器14と、比例演算を行う第2の電流制御部
221とを有するN電位制御部210が設けられてい
る。#1は1軸目のモータを、#2は2軸目のモータを
それぞれ示している。これにより、各軸のモータ1(#
1,#2)の電流検出値は各モータ1(#1,#2)毎
のA/D変換器14より第2の電流制御部221に直接
入力される。
【0058】外部インタフェース電位制御部130は、
各モータ1(#1,#2)のエンコーダ2から位置信号
θ1、θ2を得るための位置信号入力部としての各モー
タ1(#1,#2)毎のエンコーダI/F部18と、各
モータ1(#1,#2)毎の第1の電流制御部111
と、各軸のN電位制御部210との間でシリアル通信を
行うためのシリアル通信I/F部60と、タイミング生
成部121と、信号切り替え器131とを有し、モータ
1(#1)の電流指令i1* とモータ1(#2)の電流
指令i2* を入力する。
【0059】1軸目の第1の電流制御部111は、電流
指令i1* と位置信号θ1を入力すると共に、N電位制
御部210のA/D変換器14によってA/D変換され
た電流フィードバック値i1ufb,i1vfbをシリ
アル通信を介して入力し、積分演算、その他、必要に応
じて誘起電圧補正、デッドタイム補正等を行い、U相、
V相電流指令i1u* ,i1v* と、電流制御補正値V
1uc,V1vcを信号切り替え器131の切り替え動
作の下にシリアル通信により1軸目のN電位制御部21
0に伝送する。
【0060】同様に、2軸目の第1の電流制御部111
は、電流指令i2* と位置信号θ2を入力すると共に、
N電位制御部210のA/D変換器14によってA/D
変換された電流フィードバック値i2ufb,i2vf
bをシリアル通信を介して入力し、積分演算、その他、
必要に応じて誘起電圧補正、デッドタイム補正等を行
い、U相、V相電流指令i2u* ,i2v* と、電流制
御補正値V2uc,V2vcを信号切り替え器131の
切り替え動作の下にシリアル通信により2軸目のN電位
制御部210に伝送する。
【0061】タイミング生成部121は、実施の形態2
のものと同様に、シリアル通信を行う軸(モータ)を選
択するためのタイミング信号を生成し、信号切り替え器
131は、この信号に基づいて、モータ1(#1)の電
流フィードバック値i1ufb,i1vfbとモータ1
(#2)の電流フィードバック値i2ufb,i2vf
bを交互に切り替え、また、モータ1(#1)の電流指
令i1* とモータ1(#2)の電流指令i2*およびモ
ータ1(#1)の電流制御補正値V1uc,V1vcと
モータ1(#2)の電流制御補正値V2uc,V2vc
を交互に切り替える。シリアル通信I/F部60はタイ
ミング生成部121が生成するタイミング信号に基づい
て1軸目のN電位制御部210と通信を行うか、2軸目
のN電位制御部210と通信を行うかを交互に決定す
る。
【0062】絶縁部170は、実施の形態2のものと同
様に、複数台のモータ1(#1,#2)で共有され、外
部インタフェース電位制御部130と1軸目のN電位制
御部210との間のクロック同期をとるためのクロック
信号(SCLK1)の伝送と、外部インタフェース電位
制御部130と第2軸目のN電位制御部210との間の
クロック同期をとるためのクロック信号(SCLK2)
の伝送と、電流指令i1* ,i2* と電流制御補正値V
1uc,V1vc,V2uc,V2vc等(STX)の
伝送と、各軸のN電位制御部210よりのアラーム情報
等(SRX)の伝送のために、4個のフォトカプラ9に
より構成されている。
【0063】これにより、信号切り替え器131により
選択された各モータ1(#1,#2)毎の電流制御補正
値V1uc,V1vc,V2uc,V2vcおよび電流
指令値i1* ,i2* を各モータ1(#1,#2)の電
流制御部ごとに時分割により絶縁部170を介したシリ
アル通信により対応するモータ用の第2の電流制御部2
21に伝送することができる。
【0064】この実施の形態でも、実施の形態3と同様
に、積分演算は前回結果を次回演算に反映するという性
質上、比例制御ほどの応答を必要とせず、また比例制御
ほど瞬時応答に寄与しないことから、積分演算をシリア
ル通信を介して実施するものである。したがって、積分
演算は電流検出からPWM電圧指令出力までの時間以外
に演算を実施することができる。
【0065】つぎに、実施の形態4のモータ駆動制御装
置による電流制御のタイミングを図10に示されている
タイミングチャートを参照して説明する。なお、1軸目
の電流制御と2軸目の電流制御は、タイミング生成部1
21によって生成されるタイミング信号によって交互に
動作すること以外は同一の動作のため、ここでは1軸目
の電流制御によって説明する。図11は実施の形態4に
おける処理タイミングを示している。
【0066】n回目のサンプリングのA/D変換開始前
までにシリアル通信にて1回まえ(n−1)のサンプリ
ングの電流フィードバックi1ufb(n−1)、i1
vfb(n−1)等を1軸目のN電位制御部210から
外部インタフェース電位制御部130に伝送し、第1軸
目の外部インタフェース電位制御部130の第1の電流
制御部111で主として積分電流制御を実施する。その
際、積分演算に要する時間がTpwm1である。
【0067】その出力である第1軸目のU相、V相の電
流指令i1u* 、i1v* と電流制御補正値V1uc,
V1vcを1軸目のN電位制御部210にシリアル伝送
し、n回目のサンプリングの電流フィードバックi1u
fb(n)、i1vfb(n)を用いてN電位制御部2
10の第2の電流制御部221で比例電流制御を実施す
る。その際、比例演算に要する時間がTpwm2とする
と、電流検出からPWM信号出力までの時間Ttota
l=Tad+Tpwm2となる。
【0068】これにより、電流検出からPWM信号出力
までの時間はA/D変換と比例演算に要する時間のみに
なり、例えば、ロジックにより並列に演算すれば、電流
検出からPWM信号出力までの時間を従来のものに比し
て大幅に短縮することができる。また、この実施の形態
でも、電流検出用の絶縁アンプが不要になり、アナログ
信号の引き回しによるノイズの影響を押さえることがで
き、実装面積も小さくできる。
【0069】さらに、タイミング信号に基づいて、1軸
目のN電位制御部210と外部インタフェース電位制御
部130との間のシリアル通信と、2軸目のN電位制御
部210と外部インタフェース電位制御部130との間
のシリアル通信とを交互に行うことにより、絶縁部17
0のフォトカプラの個数や外部インタフェース電位制御
部130を2倍にすることなしに2軸に対する電流の制
御を行うことができる。
【0070】積分演算は前回結果を次回演算に反映する
という性質上、比例制御ほどの応答は必要とせず、また
比例制御ほど瞬時応答に寄与しないことから、積分演算
をシリアル通信を介して実施するものであり、さらに比
例制御の周期が短いほど瞬時応答は改善されるという特
性があることに着目し、シリアル通信を介さない比例制
御の周期を積分演算の周期よりも短くことができる。
【0071】換言すれば、電流検出部11により検出さ
れた電流値のN電位制御部210の第2の電流制御部2
21に対する直接入力は電流値の検出周期で行い、入力
した電流検出値の第1の電流制御部111に対するシリ
アル通信は電流値検出周期より遅い周期で行い、第1の
電流制御部111における電流制御補正値および電流指
令値の作成は電流検出値のシリアル通信周期で行い、第
1の電流制御部111で作成された電流制御補正値およ
び電流指令値の第2の電流制御部221に対するシリア
ル通信は電流値検出周期で行うことができる。
【0072】この動作を2軸制御に適用した場合につい
て、図12に示されているタイミングチャートと、図1
3に示されている処理タイミングチャートを参照して説
明する。なお、1軸目の電流制御と2軸目の電流制御は
タイミング生成部121によって生成されるタイミング
信号によって時間差をもって動作すること以外は同一の
構成と動作のため、ここでは1軸目の電流制御によって
説明する。
【0073】n回目のサンプリングのA/D変換開始前
までにシリアル通信にて2回まえ(n−2)のサンプリ
ングの電流フィードバックi1ufb(n−2)、i1
vfb(n−2)等を第1軸目のN電位制御部210か
ら外部インタフェース電位制御部130に伝送し、1軸
目の第1の電流制御部111で主として積分電流制御を
実施する。その際、積分演算に要する時間がTpwm1
である。
【0074】その出力である第1軸目のU相、V相電流
指令i1u* 、i1v* と電流制御補正値Vuc,Vv
cを1軸目のN電位制御部210にシリアル伝送し、n
回目のサンプリングの電流フィードバックi1ufb
(n)、i1vfb(n)を用いてN電位制御部210
の第2の電流制御部221で比例電流制御を実施する。
その際、比例演算に要する時間がTpwm2とすると、
電流検出からPWM信号出力までの時間Ttotal=
Tad+Tpwm2となる。
【0075】そして、つぎに(n+1)回目のサンプリ
ングによる電流フィードバックi1ufb(n+1)、
i1vfb(n+1)と、n回目のU相、V相電流指令
i1u* (n)、i1v* (n)と、n回目の電流制御
補正値Vuc(n),Vvc(n)を用いてN電位制御
部210の第2の電流制御部221が比例電流制御を実
施する。
【0076】この構成によれば、Tpwm2は、A/D
変換と比例演算に要する時間のみであるため、例えばロ
ジックにより並列に演算すれば、電流検出からPWM信
号出力までの時間を従来のものに比して大幅に短縮する
ことができると共に、通信の周期を短くすることなく、
比例制御演算周期を短くすることができる。
【0077】なお、このタイミング制御は、実施の形態
3に示されているような単軸のものにも同様に適用でき
ることは云うまでもない。
【0078】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、この発
明によるモータ駆動制御装置によれば、電流検出部によ
り検出された電流値をN電位制御部の電流制御部に直接
入力し、外部インタフェース部より絶縁部を介したシリ
アル通信によって電流指令と位置信号入力部に入力され
た位置信号を電流制御部に伝送するから、電流制御部に
対する電流検出値の入力以前に、電流指令と位置信号を
外部インタフェース部よりシリアル通信によってN電位
制御部の電流制御部に送信することができ、電流検出か
らPWM信号出力までの時間が、従来のものに比して、
PWM電圧指令を外部インタフェース部よりN電位制御
部に伝送するためのシリアル通信遅延時間分、短縮で
き、電流の応答性を向上できる。また、電流検出用の絶
縁アンプが不要になり、アナログ信号の引き回しによる
ノイズの影響を抑えることができ、実装面積を小さくで
きる。
【0079】つぎの発明によるモータ駆動制御装置によ
れば、絶縁部を共有化して複数台のN電位制御部と外部
インタフェース部とがシリアル通信により結合されてい
るから、絶縁部や外部インタフェース部の回路規模のわ
ずかな増加だけで多軸のモータ駆動制御装置が実現でき
ると共に、電流検出からPWM電圧指令出力までの時間
がシリアル通信時間分短縮することができることによっ
て電流の応答性を向上させることができる。
【0080】つぎの発明によるモータ駆動制御装置によ
れば、第1の電流制御部が外部より入力した電流指令と
受け取った電流検出値と前記位置信号入力部に入力した
位置信号とに基づいて積分演算により電流制御補正値お
よび電流指令値を作成し、第2の電流制御部が、第1の
電流制御部で作成された電流制御補正値および電流指令
値を絶縁部を介したシリアル通信により入力し、第1の
電流制御部より入力した電流指令値と直接入力した電流
検出値とに基づいて比例演算を行い、この演算結果と第
1の電流制御部より入力した電流制御補正値と直接入力
した電流検出値とからPWM部に出力する電圧指令を作
成するから、比例制御ほど瞬時応答に寄与しない積分演
算を電流検出からPWM電圧指令出力までの時間以外に
演算を実施することができ、積分演算時間分、電流の応
答性を向上できる。また、電流検出用の絶縁アンプが不
要になり、アナログ信号の引き回しによるノイズの影響
を抑えることができ、実装面積を小さくできる。
【0081】つぎの発明によるモータ駆動制御装置によ
れば、シリアル通信を介さない比例演算だけが積分演算
よりも短い周期で実施するから、電流検出からPWM電
圧指令出力までの時間をシリアル通信時間と積分演算時
間分、短縮でき、A/D変換時間と比例演算のみとなる
ため大幅に短縮することができ、かつ電流応答を高める
ことに有効な比例演算周期の短縮を図ることができ、電
流の応答性を高めることができる。
【0082】つぎの発明によるモータ駆動制御装置によ
れば、複数台の電流制御部を外部インタフェース部の積
分演算を実施する第1の電流制御部とN電位制御部の比
例演算を実施する第2の電流制御に分離し、双方が共有
化した絶縁部を介したシリアル通信で結合されているか
ら、絶縁部や外部インタフェース部の回路規模のわずか
な増加だけで多軸のモータ駆動制御装置が実現できると
同時に、電流検出からPWM電圧指令出力までの時間が
シリアル通信時間と積分演算時間分短縮され、A/D変
換時間と比例演算のみとなるため大幅に短縮することが
でき、電流の応答性を高めることができる。
【0083】つぎの発明によるモータ駆動制御装置によ
れば、複数台の電流制御部を外部インタフェース部の積
分演算を実施する第1の電流制御部とN電位制御部の比
例演算を実施する第2の電流制御に分離し、双方を共有
化した絶縁部を介したシリアル通信で結合し、第1の電
流制御部で作成された電流制御補正値および電流指令値
の第2の電流制御部に対するシリアル通信は各モータの
電流制御部ごとに時分割により行うから、絶縁部や外部
インタフェース部の回路規模のわずかな増加だけで多軸
のモータ駆動制御装置が実現できると同時に、電流検出
からPWM電圧指令出力までの時間がシリアル通信時間
と積分演算時間分短縮され、A/D変換時間と比例演算
のみとなるため大幅に短縮することができ、電流の応答
性を高めることができる。
【0084】つぎの発明によるモータ駆動制御方法によ
れば、電流検出部により検出された電流値をN電位制御
部の電流制御部に直接入力し、位置検出器よりの位置信
号を外部インタフェース部に設けられた位置信号入力部
で入力し、外部インタフェース部より電流指令と位置信
号入力部に入力された位置信号を、電流検出値の直接入
力以前に、絶縁部を介したシリアル通信によってN電位
制御部に設けられた電流制御部に伝送するから、電流検
出からPWM信号出力までの時間が、従来のものに比し
て、PWM電圧指令を外部インタフェース部よりN電位
制御部に伝送するためのシリアル通信遅延時間分、短縮
でき、電流の応答性を向上できる。また、電流検出用の
絶縁アンプが不要になり、アナログ信号の引き回しによ
るノイズの影響を抑えることができ、実装面積を小さく
できる。
【0085】つぎの発明によるモータ駆動制御方法によ
れば、絶縁部を共有化して複数台のN電位制御部と外部
インタフェース部とをシリアル通信により結合するか
ら、絶縁部や外部インタフェース部の回路規模のわずか
な増加だけで多軸のモータ駆動制御装置が実現できると
同時に、電流検出からPWM電圧指令出力までの時間が
シリアル通信時間分短縮することができることによっ
て、電流の応答性を向上させることができる。
【0086】つぎの発明によるモータ駆動制御方法によ
れば、第1の電流制御部が外部より入力した電流指令と
受け取った電流検出値と位置信号入力部に入力した位置
信号とに基づいて積分演算により電流制御補正値および
電流指令値を作成し、第2の電流制御部が、第1の電流
制御部で作成された電流制御補正値および電流指令値を
絶縁部を介したシリアル通信により入力し、第1の電流
制御部より入力した電流指令値と直接入力した電流検出
値とに基づいて比例演算を行い、この演算結果と第1の
電流制御部より入力した電流制御補正値と直接入力した
電流検出値とからPWM部に出力する電圧指令を作成す
るから、比例制御ほど瞬時応答に寄与しない積分演算を
電流検出からPWM電圧指令出力までの時間以外に演算
を実施することができ、積分演算時間分、電流の応答性
を向上できる。また、電流検出用の絶縁アンプが不要に
なり、アナログ信号の引き回しによるノイズの影響を抑
えることができ、実装面積を小さくできる。
【0087】つぎの発明によるモータ駆動制御方法によ
れば、シリアル通信を介さない比例演算だけを積分演算
よりも短い周期で実施することにより、電流検出からP
WM電圧指令出力までの時間がシリアル通信時間と積分
演算時間分、短縮され、A/D変換時間と比例演算のみ
となるため大幅に短縮することができ、かつ電流応答を
高めることに有効な比例演算周期の短縮を図ることがで
きるため、電流の応答性を高めることができる。
【0088】つぎの発明によるモータ駆動制御方法によ
れば、複数台の電流制御部を外部インタフェース部の積
分演算を実施する第1の電流制御部とN電位制御部の比
例演算を実施する第2の電流制御に分離し、双方を共有
化した絶縁部を介したシリアル通信で結合するから、絶
縁部や外部インタフェース部の回路規模のわずかな増加
だけで多軸のモータ駆動制御装置が実現できると同時
に、電流検出からPWM電圧指令出力までの時間がシリ
アル通信時間と積分演算時間分短縮され、A/D変換時
間と比例演算のみとなるため大幅に短縮することがで
き、電流の応答性を高めることができる。
【0089】つぎの発明によるモータ駆動制御方法によ
れば、複数台の電流制御部を外部インタフェース部の積
分演算を実施する第1の電流制御部とN電位制御部の比
例演算を実施する第2の電流制御に分離し、双方を共有
化した絶縁部を介したシリアル通信で結合し、第1の電
流制御部で作成された電流制御補正値および電流指令値
の第2の電流制御部に対するシリアル通信は各モータの
電流制御部ごとに時分割により行うから、絶縁部や外部
インタフェース部の回路規模のわずかな増加だけで多軸
のモータ駆動制御装置が実現できると同時に、電流検出
からPWM電圧指令出力までの時間がシリアル通信時間
と積分演算時間分短縮され、A/D変換時間と比例演算
のみとなるため大幅に短縮することができ、電流の応答
性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるモータ駆動制御装置の実施の
形態1を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1のモータ駆動制御装置による電
流制御タイミングを示すタイミングチャートである。
【図3】 この発明によるモータ駆動制御装置の実施の
形態2を示すブロック図である。
【図4】 実施の形態2のモータ駆動制御装置による電
流制御タイミングを示すタイミングチャートである。
【図5】 この発明によるモータ駆動制御装置の実施の
形態3を示すブロック図である。
【図6】 実施の形態3のモータ駆動制御装置で使用さ
れる第1の電流制御部の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図7】 実施の形態3のモータ駆動制御装置で使用さ
れる第2の電流制御部の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図8】 実施の形態3のモータ駆動制御装置による電
流制御タイミングを示すタイミングチャートである。
【図9】 この発明によるモータ駆動制御装置の実施の
形態4を示すブロック図である。
【図10】 実施の形態4のモータ駆動制御装置による
電流制御タイミングを示すタイミングチャートである。
【図11】 実施の形態4のモータ駆動制御装置による
処理タイミングを示すタイミングチャートである。
【図12】 実施の形態4のモータ駆動制御装置による
他の電流制御タイミングを示すタイミングチャートであ
る。
【図13】 実施の形態4のモータ駆動制御装置による
他の処理タイミングを示すタイミングチャートである。
【図14】 従来におけるモ−タ駆動制御装置を示すブ
ロック図である。
【図15】 従来におけるモ−タ駆動制御装置による電
流制御タイミングを示すタイミングチャートである。
【図16】 従来におけるモ−タ駆動制御装置で使用さ
れる電流制御部の内部構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 モータ、2 エンコーダ、3 インバータ部、4
検出抵抗器、5 検出抵抗器 6 ダイオードモジュー
ル、7 平滑コンデンサ、9 フォトカプラ、10 P
WM部、11 電流検出部、12 保護回路、13 シ
リアル通信I/F部、14 A/D変換器、15 電流
制御部、17 シリアル通信I/F部、18 エンコー
ダI/F部、100 外部インタフェース部、200
N電位制御部、110 外部インタフェース電位制御
部、111 第1の電流制御部、120 外部インタフ
ェース部、122 信号切り替え器、130 外部イン
タフェース電位制御部、131 信号切り替え器、15
0,160,170絶縁部、210 N電位制御部、2
21 第2の電流制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 6/08 H02P 6/04

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータへ出力電流を供給するインバータ
    部とこのインバータ部にPWM信号を出力するPWM部
    を備えたN電位制御部とインバータ部からモータへの出
    力電流を検出する電流検出部とに対し、絶縁部を介して
    外部インタフェース部を配置し、外部より外部インタフ
    ェース部に入力された電流指令とモータに接続された位
    置検出器から外部インタフェース部の位置信号入力部に
    直接入力された位置信号と前記電流検出部により検出さ
    れた電流検出値とに基づいてPWM部に電圧指令を出力
    する電流制御部を配置するモータ駆動制御装置におい
    て、前記 絶縁部を介して前記外部インタフェース部とシリア
    ル通信可能に接続された前記N電位制御部内に前記電流
    制御部を配置し、前記電流検出部により検出された電流
    検出値を前記N電位制御部の前記電流制御部に直接入力
    し、前記外部インタフェース部より絶縁部を介したシリ
    アル通信によって前記電流指令と前記位置信号を前記電
    流制御部に伝送することを特徴とするモータ駆動制御装
    置。
  2. 【請求項2】 複数台のモータの駆動制御を行う多軸用
    のモータ駆動制御装置であり、電流制御部とPWM部を
    含む前記N電位制御部は各モータ毎に設けられ、前記絶
    縁部は複数台のモータで共有され、前記外部インタフェ
    ース部は、各モータ毎に前記位置信号入力部を有してい
    ると共に、信号切り替え部を有し、前記信号切り替え部
    により選択された各モータ毎の電流指令と前記位置信号
    入力部に入力される位置信号を前記絶縁部を介したシ
    リアル通信により対応するモータ用の前記電流制御部に
    伝送することを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動
    制御装置。
  3. 【請求項3】 モータへ出力電流を供給するインバータ
    部とこのインバータ部にPWM信号を出力するPWM部
    を備えたN電位制御部とインバータ部からモータへの出
    力電流を検出する電流検出部とに対し、絶縁部を介して
    外部インタフェース電位制御部を配置し、外部より外部
    インタフェース電位制御部に入力された電流指令とモー
    タに接続された位置検出器から外部インタフェース電位
    制御部の位置信号入力部に直接入力された位置信号と前
    記電流検出部により検出された電流検出値とに基づいて
    PWM部に電圧指令を出力する電流制御部を配置する
    ータ駆動制御装置において、 前記位置検出器よりの位置信号を入力する位置信号入力
    部と共に第1の電流制御部を外部インタフェース電位制
    御部に有し、絶縁部を介して前記外部インタフェース
    電位制御部とシリアル通信可能に接続された前記N電位
    制御部内に第2の電流制御部を有し、前記電流検出部に
    より検出された電流検出値を前記N電位制御部の前記第
    2の電流制御部に直接入力すると共に、前記絶縁部を介
    したシリアル通信によって前記第1の電流制御部に伝送
    し、 前記第1の電流制御部では外部より入力した電流指令と
    受け取った電流検出値と前記位置信号入力部に入力した
    位置信号とに基づいて積分演算による電流制御補正値お
    よび電流指令値を作成し、 前記第2の電流制御部では、前記第1の電流制御部で作
    成された電流制御補正値および電流指令値を前記絶縁部
    を介したシリアル通信により入力し、前記第1の電流制
    御部より入力した電流指令値と直接入力した電流検出値
    とに基づいて比例演算を行い、この演算結果と前記第1
    の電流制御部より入力した電流制御補正値と直接入力し
    た電流検出値とから前記PWM部に出力する電圧指令を
    作成することを特徴とするモータ駆動制御装置。
  4. 【請求項4】 前記電流検出部により検出された電流検
    出値の前記N電位制御部の前記第2の電流制御部に対す
    る直接入力は電流検出値の検出周期で行い、入力した電
    流検出値の前記第1の電流制御部に対するシリアル通信
    は前記電流検出値の検出周期より遅い周期で行い、前記
    第1の電流制御部における前記電流制御補正値および電
    流指令値の作成は前記電流検出値のシリアル通信周期で
    行い、前記第2の電流制御部に対する前記第1の電流制
    御部で作成された電流制御補正値および電流指令値のシ
    リアル通信は前記電流検出値の検出周期で行うことを特
    徴とする請求項3に記載のモータ駆動制御装置。
  5. 【請求項5】 複数台のモータの駆動制御を行う多軸用
    のモータ駆動制御装置であり、第2の電流制御部とPW
    M部を含む前記N電位制御部は各モータ毎に設けられ、
    前記絶縁部は複数台のモータで共有され、前記外部イン
    タフェース電位制御部は、各モータ毎に前記位置信号入
    力部と前記第1の電流制御部とを有していると共に、信
    号切り替え部を有し、前記信号切り替え部により選択さ
    れた各モータ毎の電流制御補正値および電流指令値を前
    記絶縁部を介したシリアル通信により対応するモータ用
    の前記第2の電流制御部に伝送することを特徴とする請
    求項3または4に記載のモータ駆動制御装置。
  6. 【請求項6】 複数台のモータの駆動制御を行う多軸用
    のモータ駆動制御装置であり、第2の電流制御部とPW
    M部を含む前記N電位制御部は各モータ毎に設けられ、
    前記絶縁部は複数台のモータで共有され、前記外部イン
    タフェース電位制御部は、各モータ毎に前記位置信号入
    力部と前記第1の電流制御部とを有していると共に、信
    号切り替え部を有し、前記信号切り替え部により選択さ
    れた各モータ毎の電流制御補正値および電流指令値を各
    モータの電流制御部ごとに時分割により前記絶縁部を介
    したシリアル通信により対応するモータ用の前記第2の
    電流制御部に伝送することを特徴とする請求項3に記載
    のモータ駆動制御装置。
  7. 【請求項7】 モータへ出力電流を供給するインバータ
    部とこのインバータ部にPWM信号を出力するPWM部
    を備えたN電位制御部とインバータ部からモータへの出
    力電流を検出する電流検出部とに対し、絶縁部を介して
    外部インタフェース部を配置し、外部より外部インタフ
    ェース部に入力された電流指令とモータに接続された位
    置検出器から外部インタフェース部の位置信号入力部に
    直接入力された位置信号と前記電流検出部により検出さ
    れた電流検出値とに基づいてPWM部に電圧指令を出力
    する電流制御部を配置するモータ駆動制御装置によるモ
    ータ駆動制御方法において、 前記電流検出部により検出された電流検出値をN電位制
    御部の前記電流制御部に直接入力し、前記外部インタ
    フェース部より前記電流指令と前記位置信号入力部に
    入力された位置信号を、電流検出値の直接入力以前
    に、絶縁部を介したシリアル通信によって前記N電位制
    御部に設けられた電流制御部に伝送することを特徴とす
    るモータ駆動制御方法。
  8. 【請求項8】 複数台のモータの駆動制御を行う多軸用
    のモータ駆動制御方法であり、電流制御部とPWM部を
    含む前記N電位制御部は各モータ毎に設け、前記絶縁部
    は複数台のモータで共有し、前記外部インタフェース部
    には、各モータ毎に前記位置信号入力部を設け、前記外
    部インタフェース部に設けた信号切り替え部により選択
    された各モータ毎の電流指令と前記位置信号入力部に入
    力される位置信号を前記絶縁部を介したシリアル通信に
    より対応するモータ用の前記電流制御部に伝送すること
    を特徴とする請求項7に記載のモータ駆動制御方法。
  9. 【請求項9】 モータへ出力電流を供給するインバータ
    部とこのインバータ部にPWM信号を出力するPWM部
    を備えたN電位制御部とインバータ部からモータへの出
    力電流を検出する電流検出部とに対し、絶縁部を介して
    外部インタフェース部を配置し、外部より外部インタフ
    ェース部に入力された電流指令とモータに接続された位
    置検出器から外部インタフェース部の位置信号入力部に
    直接入力された位置信号と前記電流検出部により検出さ
    れた電流検出値とに基づいてPWM部に電圧指令を出力
    する電流制御部を配置するモータ駆動制御装置によるモ
    ータ駆動制御方法において、 前記電流検出部により検出された電流検出値をN電位制
    御部に設けられた第2の電流制御部に直接入力し、入
    力した電流検出値を絶縁部を介したシリアル通信によっ
    て外部インタフェース電位制御部に設けられた第1の電
    流制御部に伝送し、 前記第1の電流制御部は外部より入力した電流指令と受
    け取った電流検出値と外部インタフェース電位制御部に
    設けられた位置信号入力部に入力した位置信号とに基づ
    いて積分演算により電流制御補正値および電流指令値を
    作成し、 前記第2の電流制御部は、前記第1の電流制御部で作成
    された電流制御補正値および電流指令値を絶縁部を介し
    たシリアル通信により入力し、前記第1の電流制御部よ
    り入力した電流指令値と直接入力した電流検出値とに基
    づいて比例演算を行い、この演算結果と前記第1の電流
    制御部より入力した電流制御補正値と直接入力した電流
    検出値とから前記PWM部に出力する電圧指令を作成す
    ることを特徴とするモータ駆動制御方法。
  10. 【請求項10】 前記電流検出部により検出された電流
    検出値の前記N電位制御部の前記第2の電流制御部に対
    する直接入力は電流検出値の検出周期で行い、入力した
    電流検出値の前記第1の電流制御部に対するシリアル通
    信は前記電流検出値の検出周期より遅い周期で行い、前
    記第1の電流制御部における前記電流制御補正値および
    電流指令値の作成は前記電流検出値のシリアル通信周期
    で行い、前記第2の電流制御部に対する前記第1の電流
    制御部で作成された電流制御補正値および電流指令値の
    シリアル通信は前記電流検出値の検出周期で行うことを
    特徴とする請求項9に記載のモータ駆動制御方法。
  11. 【請求項11】 複数台のモータの駆動制御を行う多軸
    用のモータ駆動制御方法であり、第2の電流制御部とP
    WM部を含む前記N電位制御部は各モータ毎に設け、前
    記絶縁部は複数台のモータで共有し、前記外部インタフ
    ェース電位制御部には各モータ毎に前記位置信号入力部
    と前記第1の電流制御部とを設け、前記外部インタフェ
    ース電位制御部に設けられた信号切り替え部により選択
    された各モータ毎の電流制御補正値および電流指令値を
    前記絶縁部を介したシリアル通信により対応するモータ
    用の前記第2の電流制御部に伝送することを特徴とする
    請求項9または10に記載のモータ駆動制御方法。
  12. 【請求項12】 複数台のモータの駆動制御を行う多軸
    用のモータ駆動制御方法であり、第2の電流制御部とP
    WM部を含む前記N電位制御部は各モータ毎に設け、前
    記絶縁部は複数台のモータで共有し、前記外部インタフ
    ェース電位制御部には各モータ毎に前記位置信号入力部
    と前記第1の電流制御部とを設け、前記外部インタフェ
    ース電位制御部に設けられた信号切り替え部により選択
    された各モータ毎の電流制御補正値および電流指令値を
    各モータの電流制御部ごとに時分割により前記絶縁部を
    介したシリアル通信により対応するモータ用の前記第2
    の電流制御部に伝送することを特徴とする請求項9に記
    載のモータ駆動制御方法。
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