JP3419758B2 - 基板の処理法 - Google Patents

基板の処理法

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JP3419758B2 JP2000509135A JP2000509135A JP3419758B2 JP 3419758 B2 JP3419758 B2 JP 3419758B2 JP 2000509135 A JP2000509135 A JP 2000509135A JP 2000509135 A JP2000509135 A JP 2000509135A JP 3419758 B2 JP3419758 B2 JP 3419758B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、処理液の入った容器中での基板
の処理法に関するものである。
【0002】この種の方法は、本発明と同じ出願人によ
るドイツ連邦共和国特許第4413077C号又は同第
19546990C号から公知であり、並びに同じ出願
人による公開されていないドイツ連邦共和国特許出願第
19616402号、同第19616400号、同第1
9637875号、同第19621587号又は同第1
9644254号中に記載されている。これらの方法
は、極めて有利であることが判明したにもかかわらず、
前記の溢水法の場合、より多くの排出周期及びより大き
な容器容量が必要とされるので、排出法によって異なる
処理液を交換するために、大容量の処理液が必要とされ
る。
【0003】米国特許第5275184号から、基板が
入ったカセットを処理液で充填された容器中に装填する
方法は公知である。カセットの使用によって、本質的に
より大きな容器、ひいては本質的により多くの量の処理
液を必要とするが、これは、それ自体が高価であるばか
りでなく、多くの費用をかけ、例えばより高価なクラッ
ク法(Crack-Verfahren)を用いて廃棄処分しなければ
ならない。その上更に、カセット中の基板の処理は、カ
セットが処理工程の間に著しくじゃまになるので、カセ
ットを用いずに容器中で実現できるほどには良好ではな
く、簡単に実施できるものでもない。また、基板表面全
体にわたり、かつ基板の状態に左右されない均一な処理
が、カセット又は容器の内部では実現できないというこ
とに、この種の方法のもう1つ極めて大きな欠点が存在
する。従って、このことは、カセット自体が基板の均一
な処理を妨げるばかりではなく、最初に処理液中に浸漬
され、取り出しの際にも最も長期間処理液中に残留して
いる基板の下側領域は、処理液、例えば腐食性の液体と
より長期に接触しているので、上側領域よりも著しく処
理されているということにつながる。米国特許第565
6097号は、第一の処理液、例えば清浄化液で充填さ
れた容器を使用するウェーハの処理のための方法及び装
置を記載している。第一の処理液を用いる処理の後に、
この処理液を排出している。この後、もう1つの処理順
序で、もう1つの処理液、即ち、緩衝された酸化物−エ
ッチング剤(BOE)又はフッ化水素酸並びに脱イオン
水を、速い流速で導入している。この処理工程の後に、
再度、前記処理液を排出するので、この後、新たな処理
液で容器を充填することができる。
【0004】本発明には、カセットを用いない容器を使
用し、基板の均一な処理を保証し及び/又は少ない容量
の処理液で十分であることを実現する方法を提供すると
いう課題が課されている。
【0005】前記課題は、本発明によれば、以下の処理
工程: a)カセットのない空の容器の中への基板の装填、 b)液体容器の充填のための液体容器の中への下からの
第一処理液の導入、 c)液体容器の中への下からの第二の処理溶液の導入に
よる液体容器からの第一の処理液の排出 を含むが、この場合、処理工程a)、b)及びc)は、
少なくとも1回繰り返され、かつ第二の処理液は、処理
工程a)、b)及びc)の繰り返しの前に、容器底部の
流出開口部を介して排出される、基板が、少なくとも1
つの容器内壁に設けられた誘導装置によって誘導され、
かつ保持されるが、この場合、処理液が下から導入さ
れ、かつ容器縁部を通って排出される、処理液の入った
容器中での基板の処理法を用いて解決される。
【0006】本発明による方法を用いた場合、ウェーハ
表面のエッチングのためには、専ら、液体容量が容器容
量に相応していることが必要とされるので、少量の第一
の処理液、例えば化学薬品、例えば希フッ化水素酸を用
いれば十分であることが可能である。この場合、第一の
処理液と第二の処理液との完全な交換は、第一の処理液
の除去を、カセットが存在していないことによって本質
的に簡単かつ迅速に実施することができるので、少量の
第二の処理液を用いても可能である。殊にまた、本発明
による方法の1つの特別な利点は、処理工程b)によれ
ば、第一に、ひいてはより長期に処理液と接触すること
になるかもしくは接触する基板の下側領域は、下からの
第二の処理液の導入によって最初に第一の処理液が除去
されるので、従来の方法に比して基板の均一な処理が本
質的に良好であるということにある。相応して、基板の
上側領域は、第一の処理液の導入の際に、処理工程b)
によれば、後になってこの第一の処理液と接触し、処理
工程c)のよれば、排出の際にも、後になって第二の処
理液と入れ替わる。従って、本発明による方法を用いた
場合、従来の方法に比して、プロセス媒体の削減及び処
理時間の促進についての利点ばかりでなく、殊に基板の
均一な処理を達成することができる。
【0007】本発明によれば、処理工程a)、b)及び
c)は、少なくとも1回繰り返される。第二の処理液
は、処理工程a)、b)及びc)の繰り返しの前に、容
器底部の流出開口部を介して排出するが、これは、迅速
に実施することができる。この後もう一度、処理液を用
いる処理が行われるので、基板の乾燥は、多くの場合、
差し当たり必要とされていない。乾燥工程は、有利に、
第二の処理液からの取出し及び殊にマランゴニの原理の
使用下に実施されるが、処理工程a)、b)及びc)を
繰り返して実施する終了時になって初めて特に有利にな
る。本発明の1つの有利な実施態様によれば、第一の処
理液、例えばエッチング液を、所望の処理、例えば所望
の表面削除を達成するために、第一の処理液の排出のた
めに第二の処理液の導入されるまで、予め定めた時間、
液体容器中に放置している。
【0008】本発明の1つの特に有利な実施態様によれ
ば、第二の処理液の導入及び第一の処理液の排出の後
に、基板を取出している。この場合、第二の処理液は、
有利に洗浄液であり、これは、例えば容器容量の何倍も
の量、例えば容器容量の6〜18倍に相応する量で導入
されている。これによって、基板が取出され、乾燥させ
られるまでに、基板のより確実な清浄化及び洗浄が達成
される、洗浄液又は清浄化液は、化学薬品含量並びに再
処理及び廃棄処分に関連して、本質的に少ないコストで
済むので、容器容量の頻繁な循環利用、ひいては処理工
程の末端での基板の確実で完全な清浄化も安価に行うこ
とが可能である。
【0009】本発明の1つの特に有利な実施態様によれ
ば、第二の処理液からの基板の取り出しの間に、マラン
ゴニの原理により乾燥工程を改善する液体を、第二の処
理液の表面に誘導している。前記の乾燥法に関して繰り
返すのを回避するために、本願の内容となる限りにおい
て、同じ出願人による欧州特許出願公開第038553
6A号並びにドイツ連邦共和国特許第4413077C
号を指摘しておく。
【0010】本発明のもう1つの極めて有利な実施態様
によれば、処理工程b)及びc)は、少なくとも1回繰
り返している。第二の処理液を、処理工程b)及びc)
の繰り返しの前に、容器底部の排出口を介して排出させ
るのは有利であるが、これは、迅速に実施することがで
きる。この後もう1度、処理液を用いる処理を行うの
で、基板の乾燥は、多くの場合に、必要とはされない。
乾燥工程は、有利に、第二の処理液からの取出しと一緒
及び殊にマランゴニの原理の使用下に実施されるが、処
理工程b)及びc)を繰り返し実施した終了時になって
初めて特に有利になる。処理工程b)及びc)の繰り返
しの際には、有利に異なる処理液を用いる基板の処理が
行われる。以下で、実施例に基づき更に詳細に説明して
あるように、まず、処理工程a)、b)及びc)の順序
では、エッチング溶液、例えばフッ化水素酸を用いる処
理が行われ、処理工程b)及びc)の繰り返しの際に
は、アンモニア酸−過酸化水素−水混合物を使用してお
り、場合により、前記の浴もしくは基板は、メガ音波
(Megaschall)を当てられている。
【0011】本発明のもう1つの極めて有利な実施態様
によれば、基板を、処理工程a)による、容器中への装
填の前に、少なくとも1つの別の容器中で前処理してい
る。別の容器には、基板のために組み込まれた誘導装置
を有する容器、即ち、カセットのない容器も適している
にもかかわらず、本発明のもう1つの有利な実施態様に
よれば、基板の入ったカセットの収容のための別の容器
が設計されている。これは、別の容器中での基板の処理
が、例えば光ラッカーの除去のために、攻撃的な化学薬
品、例えば極めて熱い燐酸又は熱いフッ化水素酸を用い
て実施されなければならない場合に殊に有利である。攻
撃的な化学薬品の使用の際には、特に容器材料、例えば
石英が必要とされ、他方で、その後に続く処理過程のた
めの液体容器は、有利により安価な材料、例えばプラス
チック又は被覆されたプラスチックからなるものであ
る。部分的に200℃までの温度を有していてもよい熱
い化学薬品によって、カセット中の基板の保持器を必要
とする容器中で材料膨張が生じる。この場合、容器固有
(beckeneigenen)の誘導部材中での基板の保持に必要
とされる正確な寸法保持は、保証することができない。
【0012】本発明を、以下に有利な実施例に基づき、
図面に関して詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明による方法の第1の実施例
の略図を示し、図2は、本発明による方法の第2の実施
例の略図を示し、図3は、本発明による方法の第3の実
施例の略図を示し、図4は、本発明による方法の第4の
実施例の略図を示し、図5は、本発明による方法の第5
の実施例を示している。
【0014】図1中に示された実施例の場合、基板1、
例えば半導体ウェーハは、空の液体容器2の中に装填さ
れ、次に、処理工程a)により、下から、第一の処理液
3、例えば希フッ化水素酸を、液体容器2の中に導入し
ているが、これは、液体容器2中の下方の黒い領域によ
って示され、かつDHF−fillと表記してある。
【0015】処理工程b)により、容器2は、下から導
入された第一の処理液3で完全に充填されており、基板
1は、この処理工程b)の間に処理されている。この処
理工程は、DHF−エッチングと表記されており、即
ち、基板がフッ化水素酸でエッチングされている。
【0016】図1中に略示的に示した液体容器2とは、
いわゆるシングル・タンク・ツール(Single Tank Too
l)(STT)のことであり、液体が下から導入され、液体
表面もしくは容器の上縁部を介して排出されている。こ
の場合、基板1は、液体容器2の内部で、少なくとも1
つの容器側壁によって内に向かって立てられている誘導
装置によって誘導され、かつ保持されている。この種の
液体容器2及びその実施態様及び機能の仕方に関連して
繰り返しを回避するために、殊に本願の内容となる限り
において、同じ出願人によるドイツ連邦共和国特許出願
第19616402号、同第19722423号、同第
19644253号、同第19644254号、同第1
9644255号を指摘しておく。
【0017】図1中に略示的に示した液体容器2とは、
いわゆるシングル・タンク・ツール(Single Tank Too
l)(STT)のことであり、液体が下から導入され、液体
表面もしくは容器の上縁部を介して排出されている。こ
の場合、基板1は、液体容器2の内部で、少なくとも1
つの容器側壁によって内に向かって立てられている誘導
装置によって誘導され、かつ保持されている。この種の
液体容器2及びその実施態様及び機能の仕方に関連して
繰り返しを回避するために、殊に本願の内容となる限り
において、同じ出願人によるドイツ連邦共和国特許出願
第19616402号、同第19621587号、同第
19644253号、同第19644254号、同第1
9644255号を指摘しておく。
【0018】記載された実施例の場合、第一の処理液と
しては、希フッ化水素酸を、例えば0.1〜1%の濃度
で使用した。液体容器2の充填量は、例えば200mm
ウェーハの場合に8.5リットルである。これは、カセ
ット中に装填されたウェーハを有する従来の液体容器と
比較して極めて少ないので、本発明によれば、高価な処
理液は、僅少量のみを必要とするのである。溢流洗浄工
程c)による洗浄液は、有利に脱イオン水であり、例え
ば液体容器2の6倍に相応する容量、即ち、50リット
ルの量で、詳細には有利に1分以内に導入されている。
従って、本発明による方法は、少ないよう容器容量によ
っても極めて迅速な排出が可能であるので、これによっ
て、処理時間、ひいては本発明による方法の生産性が高
くなっている。
【0019】図1の処理工程a)及びb)から明らかな
ように、基板1の極めて均一な処理ももたらされるが、
これは、半導体部材及びウェーハの処理法及び製造法に
とって特に重要である。処理工程a)による液体容器2
の下からの希フッ化水素酸の導入の場合、まず、基板1
の下方領域がフッ化水素酸3と接触するので、下方領域
中では、段階的に上に向かって減少して、基板1の上方
領域からよりも多く基板表面からエッチングされてい
る。しかしながら、処理工程c)の間に下から洗浄液を
用いる希フッ化水素酸の排出によって、下方領域は、腐
食性フッ化水素酸が、上方領域よりも早い時期に除去さ
れるので、これによって、処理工程a)によるフッ化水
素酸の導入の際に存在する条件は補償されている。これ
によって、基板表面全体にわたって均一な処理結果が得
られる。殊に、本発明による方法を用いた場合、洗浄液
4を、処理工程c)により下から液体容器2の中に導入
する速度の調節によって、基板の均一な処理を制御及び
調整、即ち、希フッ化水素酸が基板1の全ての領域で同
じ長さで作用することを保証することもできる。
【0020】処理工程a)〜d)についての図1中に示
した記号は、次に続く図面でも同じ意味で使用してい
る。
【0021】処理工程e)の間に、もう1つの処理液
を、この場合には、アンモニア、過酸化水素及び水から
なる混合物(SC1−充填と表示)を、基板1の強力な
清浄化のために、下から、液体容器2の中に導入し、処
理工程f)により、特定の時間にわたって、基板1と接
触させている。同時に、前記の実施例によれば、清浄化
過程を更に改善する基板の超音波洗浄(Megasonic-Besc
hallung)を行っている。
【0022】処理工程e)の間に、もう1つの処理液
を、この場合には、アンモニア酸、過酸化水素及び水か
らなる混合物(SC1−充填と表示)を、基板1の強力
な清浄化のために、下から、液体容器2の中に導入し、
処理工程f)により、特定の時間にわたって、基板1と
接触させている。同時に、前記の実施例によれば、清浄
化過程を更に改善する基板の超音波洗浄(Megasonic-Be
schallung)を行っている。
【0023】前記の清浄化工程に、事前に実施した洗浄
工程d)に相応する第二の洗浄工程g)が続いている。
完全な清浄化及び洗浄の後に、図1の工程d)の場合と
同じ記号に相応して再度マランゴニ乾燥に関連する工程
h)を実施する。
【0024】図3による処理順序は、まず、アンモニア
酸、過酸化水素及び水からなる混合物を用いる清浄化、
その後に初めて、希フッ化水素酸を用いる処理を実施す
ることによってのみ図2による順序とは異なっている。
即ち、図2中で記号により示した処理工程a)、b)、
c)は、処理工程e)、f)及びg)と交換したのであ
る。
【0025】図4は、本発明による方法の1つの実施態
様を示しているが、この場合、図1〜3によるプロセス
順序に、カセット中でのウェーハの収容のために設計さ
れた容器4中で実施される処理工程が前に接続されてい
る。図示された処理工程a)の場合、ウェーハを、自体
公知のマニピュレーターを用いてカセットの中に入れて
いる。ウェーハを装填されたカセットを、処理工程b)
により記号により示してあるように、基板1が、容器側
壁とは接触していないカセット−液体容器4の中に装填
する。容器4は、処理溶液で充填されているかもしくは
容器4に処理溶液を充填するが、これは、耐性に関連し
て、液体容器4への特別な要求を課している。記載した
実施例の場合、緩衝されたフッ化水素酸(図4中では、
BHF+H2Oである)を使用するが、これは、容器用
の耐久性の材料を必要としている。その上更に、液体が
晶出するので、特に流入開口部は、該処理液を入れるた
めに必要とされるが、晶出によってそこで使用した他の
処理工程にとって極めて有利な液体流入ノズルを閉塞す
ることがあるので、別の処理工程に使用された有利な、
カセットのないウェーハ誘導装置を有する液体容器は、
使用することができない。
【0026】図4の処理工程c)の場合、繰り返しを回
避するために、図1、2もしくは3に記載の処理工程
a)、b)、c)及びh)を、まとめて記号化してあ
る。個々の処理方法は、符号DHF、SC1及びMgD
によって記号化して記載してある。処理工程b)とc)
との間に、容器4もしくはカセットのない容器2中のカ
セットから、例えば同じ出願人によるまだ公開されてい
ないドイツ連邦共和国特許第19652526A号中に
記載してある取扱い装置を用いて向きの変更(Umhorde
n)が行われる。
【0027】図4中の処理工程d)は、処理プロセスか
らの仕上げ処理した基板の取出しを示している。
【0028】図5は、本発明のもう1つの実施態様を示
すものであり、これは、図4中に記載した実施態様と比
べて、第3の液体容器5を、カセットを収容している容
器4とカセットのない容器2との間の処理順序、即ち、
図4の処理工程b)とc)との間に設定していることに
よって異なっているにすぎない。この第3の容器5は、
記載した実施例の場合には、記号によって示されている
ように、基板1が容器壁面の誘導装置中に誘導され、か
つ保持されているカセットのない容器である。
【0029】処理工程b)の間に、基板を、例えば熱い
燐酸(「hot phos」と表記)で処理している。処理工程
c)の場合の「熱/冷-QDR」という記載は、例えばドイ
ツ連邦共和国特許第19616402A号中に記載され
ているように迅速な液体排出の際の熱い及び/又は冷た
い洗浄液を用いる洗浄を意味するものである。
【0030】このため、第3の容器5は、迅速な充填及
び排出によって、即ち、溢流法によってではなく、基板
を熱い及び/又は冷たい洗浄液及び/又は清浄化液を用
いて清浄化及び/又は洗浄することが意図されている。
【0031】即ち、第3の容器5は、本質的に専ら洗浄
漕として用いられているが、この場合、容器材料は、有
利に、該容器が熱い洗浄液又は処理液にも耐性であるも
のが選択されている。
【0032】本発明は、既に、有利な実施例に基づき説
明した。しかしながら、当業者には、本発明の思想を離
れることなく、多数の用途及び実施態様が可能である。
本発明による方法は、8インチ又は200mmのウェー
ハと関連して記載してあるが、この種の大きなウェーハ
の場合には、均一な処理が特に困難であり、より大きな
液体容器によって処理液の節約も一層重要になるので、
殊に300mmのウェーハにも有利に使用可能である。 [図面の簡単な説明]
【図1】図1は、本発明による方法の第1の実施例を示
す略図である。
【図2】図2は、本発明による方法の第2の実施例を示
す略図である。
【図3】図3は、本発明による方法の第3の実施例を示
す略図である。
【図4】図4は、本発明による方法の第4の実施例を示
す略図である。
【図5】図5は、本発明による方法の第5の実施例を示
す略図である。
【符号の説明】
1 基板、 2、4、5 容器、 3 処理液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン オシノヴォ ドイツ連邦共和国 シュライトドルフ メリケシュトラーセ 14 (56)参考文献 特開 平8−250460(JP,A) 特開 平4−278530(JP,A) 特開 平8−10673(JP,A) 特開 平10−163149(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/304,21/306,21/308

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板が、少なくとも1つの容器内壁に設
    けられた誘導装置によって誘導され、かつ保持される
    が、この場合、処理液が下から導入され、かつ容器縁部
    を通って排出される、1つの容器中で少なくとも1種の
    第一処理液及び第二処理液で順次、基板、殊に半導体ウ
    ェーハを処理する方法において、以下の処理工程: a)空の容器の中への基板の装填、 b)液体容器の充填のための液体容器の中への下からの
    第一処理液の導入、 c)液体容器の中への下からの第二の処理溶液の導入に
    よる液体容器からの第一の処理液の排出 この場合、処理工程b)及びc)は、更に、少なくとも
    1回以上繰り返され、第二の処理液は、処理工程b)及
    びc)の繰り返しの前に、容器底部の流出開口部を介し
    て排出され、第一の処理液もしくは第二の処理液は、清
    浄化液であり、第二の処理液もしくは第一の処理液は、
    エッチング液であり、処理工程b)及びc)の繰り返し
    を、異なる処理液を用いて行うことを特徴とする、基板
    の処理法。
  2. 【請求項2】 第一の処理液の排出のために第二の処理
    液を導入するまで、第一の処理液を、予め定めた時間、
    液体容器中に放置する、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 基板を、第二の処理液から取り出す、請
    求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 第二の処理液から基板を取り出す間に、
    マランゴニの原理により乾燥工程を改善する液体を、第
    二の処理液の表面に誘導する、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 第二の処理液を、容器容量の数倍に相応
    する量で導入する、請求項1から4までのいずれか1項
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】 第二の処理液が洗浄液である、請求項1
    から5までのいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 基板を、容器中への装填の前に、少なく
    とも1つの別の容器中で処理する、請求項1から6まで
    のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 別の容器が、基板の入ったカセット
    容できるように設計されている、請求項7に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 別の容器が、攻撃的な化学薬品、殊に熱
    時の燐酸又はフッ化水素酸に耐性の材料からなる、請求
    項7又は8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 処理すべき基板が半導体ウェーハであ
    り、第一の処理液が希フッ化水素酸又はアンモニア酸、
    過酸化水素及び水からなる混合物である、請求項1から
    9までのいずれか1項に記載の方法。
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