JP3419350B2 - シャッター装置 - Google Patents

シャッター装置

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JP3419350B2
JP3419350B2 JP19369699A JP19369699A JP3419350B2 JP 3419350 B2 JP3419350 B2 JP 3419350B2 JP 19369699 A JP19369699 A JP 19369699A JP 19369699 A JP19369699 A JP 19369699A JP 3419350 B2 JP3419350 B2 JP 3419350B2
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勝夫 小出
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開口部の上部に横
向きの巻取り体を回動自在に設けると共に、該巻取り体
にシャッター本体の基端を接続して前記開口部を開閉可
能に設けるシャッター装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、電動式シャッタ
ー装置はシャッター本体の基端を接続した巻取りドラム
にモータを接続し、該モータを正逆転することにより、
シャッター本体を昇降しているものであった。
【0003】これに対して手動式シャッター装置は巻取
りドラムにシャッター本体の基端を接続し、該シャッタ
ー本体を手動で昇降させるものであった。このような手
動式シャッター装置を電動式に改良するには、上記のよ
うに巻取りドラムにモータを接続する必要があるが、既
設の手動式シャッター装置はすでに家屋やビル等の建築
物に組込まれているので、電動式に改良する場合にはモ
ータの取付けのための箇所を確保しなければならない等
シャッター装置のみならず建築物自体を大幅に改造しな
ければならないという問題があった。
【0004】ところで、電動式シャッター装置では、ス
イッチ操作によりモータを正逆回転して開閉するもので
あるが、スイッチを操作して全開又は全閉位置で停止す
る必要があり、これにはシャッター装置の全開及び全閉
位置を検出するために少なくとも2つの検出スイッチが
必要となる。また、シャッター本体の降下時に物が挟ま
るなどして外力が加わった際にシャッター本体を停止す
るには別個のセンサなどが必要になり、このように複数
のスイッチやセンサが必要となるため、装置及び制御が
複雑になることが予想される。
【0005】そこで、本発明は前記問題を解決して例え
ば手動式シャッター装置を電動式シャッター装置に改良
するに際して、建築物自体を大幅に改造することなく取
付けでき、制御を容易に行うことができるシャッター装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のシャッタ
ー装置は、開口部の上部に横向きの巻取り体を回動自在
に設けると共に、該巻取り体にシャッター本体の基端を
接続して前記開口部を開閉可能に設けるシャッター装置
において、前記開口部の一側上部及び他側上部にそれぞ
れ回動自在に設けた第1及び第2の固定用滑車と、前記
シャッター本体の先端の一側下部及び他側下部にそれぞ
れ回動自在に設けた第1及び第2の昇降用滑車と、一端
を巻取り繰出し装置に接続すると共に他端を前記第1の
固定用滑車から第1の昇降用滑車、第2の昇降用滑車及
び第2の固定用滑車に掛け渡したワイヤーロープ等の線
条体と、前記線条体の他端に吊下げ状態で接続した錘
と、前記開口部側に固定されると共に前記錘のやや上方
に配置されかつ該錘と係止可能なストッパーと、第1及
び第2の位置に移動して停止可能に設けられ開位置の前
記シャッター本体に当接することにより第1の位置に移
動する作動部と、前記線条体側に設けられ前記ストッパ
ー位置から前記錘が降下することにより前記作動部を前
記第2の位置に移動する作動部係合部材と、前記作動部
の移動により切換わり前記巻取り繰出し装置を制御する
スイッチとを備えるものである。
【0007】この請求項1の構成によれば、巻取り繰出
し装置を作動し、線条体を巻取りすることによりシャッ
ター本体は上昇し、一方、線条体を繰出しすることによ
り、シャッター本体は下降する。そして、上昇或いは下
降のときにシャッター本体に外力等が加わったときに
は、線条体が緩み錘が下降する。
【0008】ここで1つのスイッチを用いているが、こ
のスイッチの切換えは、シャッター本体が全開位置にな
ると、そのシャッター本体により作動部が第1の位置に
移動して停止し、スイッチが切換わり、例えばこの切換
わりによりモータを停止できる。この全開位置では線条
体が緩んでも、作動部は全開位置のシャッター本体に当
たっているから移動しない。ここからモータにより線条
体を繰り出すと、シャッター本体が降下し、この状態で
は作動部が第1の位置に停止しており、シャッター本体
が全閉位置に達すると、線条体が緩み錘が下降し、作動
部が第2の位置に移動してスイッチが切換わり、例えば
この切換わりによりモータを停止することができる。ま
た、降下中にシャッター本体に外力が加わり、線条体が
緩んで降下すると、作動部が第2の位置に移動してスイ
ッチが切換わる。このように1つのスイッチと作動部と
を組合せることにより、全開位置と外力が加わらない降
下時には作動部が第1の位置にあって、これに対応して
スイッチが切換えられており、降下時に外力が加わった
ときと上昇時には作動部が第2の位置にあって、これに
対応してスイッチが切換えられている。
【0009】また、請求項2記載のシャッター装置は、
前記巻取り繰出し装置はモータと操作スイッチとを備
え、前記第1の位置で切換わった前記スイッチにより前
記モータを繰出し方向に設定し、前記第2の位置で切換
わった前記スイッチにより前記モータを巻取り方向に設
定するように制御するものである。
【0010】この請求項2の構成によれば、シャッター
本体を全開位置から降下させると、錘が緩まない限り、
作動部が第1の位置にあり、この第1の位置に対応する
位置にスイッチが切換わっているから、シャッター本体
は降下する。一方、シャッター本体の降下中に外力を受
けると、錘が緩み作動部が第2の位置に移動し、これに
よりスイッチが切換わると、次にモータが駆動するのは
巻取り方向となり、シャッター本体が開く。このように
作動部が第1の位置にあるとき、操作スイッチを操作す
ると、シャッター本体が降下し、降下時に外力を受けた
後と上昇時は作動部が第2の位置にあり、操作スイッチ
を操作すると、シャッター本体が上昇する。従って、降
下中にシャッター本体の下部に物が挟まった後、操作ス
イッチを操作すると、シャッター本体が上昇するように
1つのスイッチを用いて制御できる。
【0011】
【発明の実施態様】以下、本発明の一実施例を図を参照
して説明する。家屋やビル等の建築物1の開口部2の上
部に巻取り体たる巻取りドラム3を横向きに設ける。こ
の巻取りドラム3はボックス4に回動自在に設けられ、
図示しない巻取り用ばねが装着している。そして巻取り
ドラム3を収納したボックス4を開口部2の上部に一体
的に設ける。巻取りドラム3に接続するシャッター本体
5は、横向きのスラット6を複数上下方向に回動自在に
接続したものであり、シャッター本体5の基端たる上段
のスラット6Aを巻取りドラム3に回動自在にに連結し
て巻取りドラム3を正転することによりシャッター本体
5を巻取り、一方巻取りドラム3を逆転することにより
シャッター本体5を繰出すようになっている。尚、開口
部2の一側及び他側の縁にガイドレール7を設け、該ガ
イドレール7にシャッター本体5の一側縁及び他側縁を
スライド自在に挿入している。
【0012】前記開口部2の一側上部の建築物1に第1
の固定用滑車8を設ける。第1の固定用滑車8は、支持
杆9により吊下げ状態で軸着しており、支持杆9の基端
9Aを開口部2の一側上部に軸着して該支持杆9を揺動
自在に連結している。同様に前記開口部2の他側上部に
第2の固定用滑車10を設ける。第2の固定用滑車10は、
支持杆11により吊下げ状態で軸着しており、支持杆11の
基端11Aを開口部2の他側上部に軸着して該支持杆11を
揺動自在に連結している。シャッター本体5の先端、す
なわち座板6Bに第1の昇降用滑車12を回動自在に設け
る。第1の昇降用滑車12は、支持杆13に軸着しており、
支持杆13の基端13Aを座板6Bの一側に軸着し該支持杆
13を揺動自在に連結している。同様に、座板6Bの他側
に第2の昇降用滑車14を回動自在に設ける。第2の昇降
用滑車14は、支持杆15に軸着しており、支持杆15の基端
15Aを座板6Bの他側に軸着し該支持杆15を揺動自在に
連結している。そして、開口部2の一側上部に、後述す
る線状体の巻取り繰出し装置たるモータウインチ17を設
ける。このモータウインチ17は制御装置18により正逆転
可能なギヤードモータ19のモータ軸に巻取り繰出し用ド
ラム20を備えたウインチ21を設けたものである。
【0013】線状体たるワイヤーロープ22は、巻取り繰
出し用ドラム20に接続した一端22Aより前記第1の固定
用滑車8、第1の昇降用滑車12、第2の昇降用滑車14を
介して第2の固定用滑車10に他端22B側を掛ける。すな
わち、一端22Aをドラム20に接続した後、他端22B側を
第1の固定用滑車8の上部側に掛け、次に第1の昇降用
滑車12の下部、第2の昇降用滑車14の下部、さらに第2
の固定用滑車10の上部に掛けている。そして他端22Bに
昇降用の錘23を接続し、該錘23は第2の固定用滑車10よ
りワイヤーロープ22により吊下げ状態となっている。
【0014】錘23のやや上方に位置して、該錘23の上面
が係止可能なストッパー31を有する案内部材32を、開口
部2の近傍の建築物1に固定する。図3ないし図5に示
すように、前記案内部材32は略筒状をなし、その内部に
は前記ワイヤーロープ22を挿通する通路33が縦設され、
該案内部材32の上部に前記支持杆11を設け、この支持杆
11により前記第2の固定滑車10を吊下げ状態で軸着して
いる。したがって、錘23がやや上昇することにより錘23
の上面がストッパー31の下面に係止できるようになって
いる。前記案内部材32には切換え用スイッチであるリミ
ットスイッチ34が設けられ、このリミットスイッチ34は
切換えレバー34Aを有する。前記案内部材32には作動部
たる作動杆35が第1の位置と第2の位置間で昇降可能に
設けられ、この作動杆35には前記切換えレバー34Aに係
合する係合部35Aが設けられており、図3に示すよう
に、作動杆35が第1の位置では、前記係合部35Aが前記
切換えレバー34Aを押し上げて前記リミットスイッチ34
を一側に切換え、図5に示すように、作動杆35が第2の
位置では係合が解除され、前記切換えレバー34Aが押上
げる前の位置に復帰して他側に切換わる。尚、第2の位
置では作動杆35の下部が前記案内部材32の当接部32Aに
当接し、それ以上降下することはない。また、前記作動
杆35には位置保持部材36が設けられており、この位置保
持部材36は、前記作動杆35に弾力性を有する金属薄板等
からなる縦片部37を一体に設け、前記案内部材32に3つ
の案内杆38,38A,38Bを上下方向に並べて配置し、上
と下の案内杆38,38Bの一側と中央の案内杆38Aの他側
に前記縦片部37を弾発的に挿入配置してなり、これによ
り作動杆35に所定の位置保持力を与えている。また、前
記縦片部37の下部には、前記ワイヤーロープ22の緩みを
検出する横杆39が設けられ、この横杆39の上方におい
て、前記横杆39に係合する作動部係合部材たる横杆係合
部40が前記ワイヤーロープ22に固着されている。そし
て、前記作動杆35は全開位置に上昇する前記シャッター
本体5により前記第1の位置まで上昇し、例えば図示し
ないが前記座金6Bに押し上げられるように構成するこ
とができる。
【0015】また、50は座板6Bの外側に着脱自在に設
けたバランス用錘であり、該バランス用錘50は必要に応
じて設けられるものであり、ワイヤーロープ50Aにより
吊下げられ、ワイヤーロープ50Aはシャッター本体5と
着脱自在なクリップ50Bを介して取り付ける。
【0016】ここで、前記作動杆35と組合せたリミット
スイッチ34の切換えについて、説明すると、シャッター
本体5が上昇して全開位置になると、該シャッター本体
5により作動杆35が第1の位置に押し上げら、切換えレ
バー34Aが押し上げられてリミットスイッチ34が一側に
切換わる。ここからシャッター本体5が降下すると、作
動杆35は位置保持部材36により第1の位置に保持されて
おり、リミットスイッチ34の一側に切換わったままであ
り、シャッター本体5が全閉して、座金6Bが接地する
と、錘23が緩み、横杆係合部40が降下し、横杆39を押し
下げ、作動杆35が第2の位置に下がり、切換えレバー34
Aが下側に自己復帰してリミットスイッチ34は他側に切
換わる。また、同様に、降下中に該降下を妨げる力を受
けると、錘23が緩み、リミットスイッチ34は他側に切換
わる。
【0017】次に、図9ないし図11を参照して、本実
施例における制御装置18の電気的構成を説明する。制御
装置18の入力側及び出力側は、複数の端子51A〜51Eに
より電気的に接続されている。入力端子である端子51
A,51B間には、所定の動作電圧VCCが供給される。ま
た、51C〜51Eはいずれも出力側の端子であって、これ
ら51C,51D,51Eは正逆転が可能な前記ギヤードモー
タ19に接続する各端子である。前記ギヤードモータ19
は、電磁手段からなる制動装置を内蔵したブレーキパッ
ク(図示せず)を備えており、前記ギヤードモータ19に
所定の動作電圧VCCが供給されなくなると、該ギヤード
モータ19を制動する機能を有する。
【0018】端子51Aには前記リミットスイッチ34が接
続され、このリミットスイッチ34は、前記作動杆35が第
1の位置で一側である端子51Fに切換わり、第2の位置
では他側である端子51G側に切換わり、常時端子51F,
51Gの一方に切換わるものである。52は第1の継電器、
53は第2の継電器であり、第1の継電器52はリレーコイ
ルRY1とこれに対応する一対の常開接点R1a,R1bを備
え、前記第2の継電器53はリレーコイルRY2とこれに対
応する一対の常開接点R2a,R2bを備える。前記リレー
コイルRY1は、一端を前記端子51F,他端を前記端子51
Dに接続し、前記常開接点R1aは、一端を前記端子51
B,他端を前記端子51Dに接続し、前記常開接点R1b
は、一端を前記端子51F,他端を前記端子51Cに接続し
ている。また、前記リレーコイルRY2は、一端を前記端
子51G,他端を前記端子51Dに接続し、前記常開接点R
2aは、一端を前記端子51B,他端を前記端子51Dに接続
し、前記常開接点R2bは、一端を前記端子51G,他端を
前記端子51Eに接続している。54は常開(ノーマルオー
プン)型の操作スイッチであり、図示しない操作釦を押
している間だけ、閉まってスイッチの接点状態が切換わ
るようになっており、該操作スイッチ54は一端を前記端
子51Bに接続し、他端を前記リレーコイルRY2の他端側
及び前記常開接点R2aの他端側に接続している。尚、図
中55はギヤードモータ19の正転用端子51C及び逆転用端
子51D間に接続されるコンデンサである。
【0019】そして、上述したように、シャッター本体
5が全開位置にあると、作動杆35が押し上げられて第1
の位置となり、図9に示すように、リミットスイッチ34
が接点51Fに切換わる。ここで、押しボタン式の操作ス
イッチ54を押すと、図10に示すように、端子51A,51
F、リレースイッチRY1、操作スイッチ54、端子51Bの
順に電流が流れ、リレースイッチRY1により、常開接点
R1a,R1bが閉じる。これにより、電流が端子51A,閉
じた常開接点R1b,端子51Cと流れ、モータ19からは端
子51D,閉じた常開接点R1a,端子51Bと流れ、ギヤー
ドモータ19をワイヤーロープ22の繰出し方向に駆動する
電圧が、端子51C,51Dに印加され、シャッター本体5
が降下する。前記印加と同時に、端子51A、リミットス
イッチ34、リレースイッチRY1、閉じた常開接点R1a、
端子51Bの順に電流が流れ、常開接点R1a,R1bが閉じ
た自己保持状態となり、操作スイッチ54から手を離し、
操作スイッチ54が自己復帰して開いても、前記自己保持
状態はリミットスイッチ34が切換わるまで継続される。
そして、上述したように、降下中にシャッター本体5の
下部に物が挟まるなどすると、前記錘23が緩み、横杆係
合部40により横杆39が押し下げられ、作動杆35が第2の
位置に降下すると、図11に示すように、リミットスイ
ッチ34が端子51G側に切換わる。リミットスイッチ34が
切換わると、自己保持により閉じていた常開接点R1a,
R1bが開き、ギヤードモータ19が停止してシャッター本
体5が停止する。モータ19が停止した後、図11に示す
ように、操作スイッチ54を押して操作すると、端子51
A、リミットスイッチ34,リレースイッチRY1、操作ス
イッチ54、端子51Bの順に電流が流れ、リレースイッチ
RY2により、常開接点R2a,R2bが閉じる。これによ
り、電流が端子51A、閉じた常開接点R2b,端子51Eと
流れ、モータ19からは端子51D,閉じた常開接点R2a,
端子51Bと流れ、ギヤードモータ19をワイヤーロープ22
の巻取り方向に駆動する電圧が、端子51D,51Eに印加
され、シャッター本体5が上昇する。前記印加と同時
に、端子51A、リレースイッチRY2、閉じた常開接点R
2a、端子51Bの順に電流が流れ、常開接点R2a,R2bが
閉じた自己保持状態となり、操作スイッチ54から手を離
し、操作スイッチ54が開いても、前記自己保持状態はリ
ミットスイッチ34が切換わるまで継続される。また、外
力が加わらずに全開位置から全閉位置まで降下した場合
も、同様にリミットスイッチ34が他側に切換わって停止
し、この後、操作スイッチ54を操作すると、シャッター
本体5が上昇する。
【0020】次に前記構成についてその作用を説明す
る。図1はシャッターの全閉状態を示している。この全
閉状態では、シャッター本体5の座板6Bが接地して該
シャッター本体5の自重、正確にはシャッター本体5の
自重より巻取り用ばねの復帰力を差し引いた重力は地面
側に直接負荷されているので、ワイヤーロープ22は緊張
しない状態となっており、このため錘23はストッパー31
の下方に位置し、さらに、ワイヤーロープ22が緩んで横
杆係合部40が横杆39を押し下げるため、作動杆35が第2
の位置となり、リミットスイッチ34は他側に切換わって
いる。尚、ワイヤーロープ22の張力は錘23の重力とな
る。
【0021】次にシャッターを開くには、操作スイッチ
54を押すと、図1に示すように、ギヤードモータ19、ひ
いてはドラム20を正転すると、ワイヤーロープ22が実線
の矢印に示すように巻取られ、該ワイヤーロープ22は緊
張状態となり、さらにワイヤーロープ22が巻取られると
錘23が上昇し、図6に示すように該錘23とストッパー31
が係止する。これはシャッター本体5の自重、正確には
シャッター本体5の自重より巻取り用ばねの復帰力を差
し引いた重力より錘23の重量が小さいことに起因する。
さらに、ワイヤーロープ22が巻取られると該ワイヤーロ
ープ22が第1,2の昇降用滑車12,14、ひいてはシャッ
ター本体5を押上げ、該シャッター本体5は巻取りドラ
ム3により巻取られる。
【0022】そして、引続きワイヤーロープ22を巻取り
ドラム3に巻取り、図7に示すように全開にすると、例
えば座板6Bが作動杆35を上方に押圧し、これにより該
作動杆35を第1の位置に移動し、リミットスイッチ34が
一側に切換わり、全開状態を検知し、この検知によりギ
ヤードモータ19は停止し、全開状態を保持する。
【0023】一方、シャッターを閉じるには、操作スイ
ッチ54を押すと、ギヤードモータ19、ひいてはドラム20
を逆転して64の一点鎖線の矢印に示すようにワイヤー
ロープ22を繰出すとシャッター本体5が下降する。この
際にはストッパー31に錘23が係止している状態が保持さ
れている。これは上述のようにシャッター本体5の自重
より錘23の重量が小さいことに起因する。さらにドラム
20を逆転して点鎖線の矢印に示すようにワイヤーロープ
22を繰出すと座板6Bが接地する。さらにドラム20を逆
転してワイヤーロープ22を繰出すと該ワイヤーロープ22
は緊張状態が解除され、この結果錘23が横杆係合部40と
共に下降すると、横杆係合部40が横杆39を下方に押圧
し、リミットスイッチ26が他側に切換わり、ギヤードモ
ータ19を停止する。
【0024】尚、図8に示すようにワイヤーロープ22が
ドラム20に巻取られ下降中のシャッター本体5と地面と
の間に例えば物が挟まる等外力が加わり、シャッター本
体5が停止すると、ワイヤーロープ22は緊張状態が解除
され、この結果錘23が横杆係合部40と共に下降すると、
該横杆係合部40が横杆39を下方に押圧し、作動杆35が第
2の位置に降下し、リミットスイッチ34が他側に切換わ
り、緊急停止する。そして、緊急停止後に操作スイッチ
54を操作すると、リミットスイッチ34は図3に示す他側
に切換わっているから、必ずシャッター本体5が上昇す
る。
【0025】また、停電等のときにはシャッター本体5
を手動で上昇、下降する。この際クリップ50Bをシャッ
ター本体5より外してバランス用錘30を取り外すことに
より、ほぼ従来のように手動式として操作を行うことが
できる。
【0026】このように本実施例では、請求項1に対応
して、開口部2の一側上部及び他側上部にそれぞれ回動
自在に設けた第1及び第2の固定用滑車8,10と、前記
シャッター本体5の座板6Bの一側及び他側にそれぞれ
回動自在に設けた第1及び第2の昇降用滑車12,14と、
一端22Aをモータウインチ17のドラム20に接続すると共
に他端22Bを前記第1の固定用滑車8から第1の昇降用
滑車12、第2の昇降用滑車14及び第2の固定用滑車10に
掛け渡したワイヤーロープ22と、ワイヤーロープ22の他
端22Bに吊下げ状態で接続した錘23と、開口部2側に固
定されると共に錘23のやや上方に配置されかつ該錘23と
係止可能なストッパー31と、第1及び第2の位置に移動
して停止可能に設けられ開位置のシャッター本体5に当
接することにより第1の位置に移動する作動部たる作動
杆35と、ワイヤーロープ22側に設けられストッパー位置
から錘23が降下することにより作動杆35を第2の位置に
移動する作動部係合部材たる横杆係合部40と、作動杆35
の移動により切換わり巻取り繰出し装置を制御するスイ
ッチたるリミットスイッチ34とを備えるものであるか
ら、巻取りドラム3とは別体のモータウインチ17を正逆
転してワイヤーロープ22を巻取り、繰出すことでシャッ
ター本体5を上昇、下降することができる。したがっ
て、シャッター本体5とモータウインチ17との間に動力
を伝達するためのワイヤーロープ22を介在したことによ
り、巻取りドラム3まわりを何等改造することなくモー
タウインチ17を取付けでき、手動式のものを電動式のシ
ャッター装置とすることができる。さらに、ワイヤーロ
ープ22の他端22Bに吊下げ状態で接続した錘23のやや上
方に該錘23と係止可能なストッパー24とを備えたことに
より、シャッター本体5の下降中において外力が加わっ
た際には、錘23とストッパー24が係止したワイヤーロー
プ22の緊張状態が解除されて錘23が下降するので、ワイ
ヤーロープ22、装置全体に無理な力が加わることはな
い。
【0027】そして、モーターウインチ17を作動し、ワ
イヤーロープ22を巻取りすることによりシャッター本体
5は上昇し、一方、ワイヤーロープ22を繰出しすること
により、シャッター本体5は下降する。そして、上昇或
いは下降のときにシャッター本体5に外力等が加わった
ときには、ワイヤーロープ22が緩み錘23が下降する。こ
こで、シャッター本体5の位置などを検出するために、
1つのリミットスイッチ34を用いているが、このリミッ
トスイッチ34の切換えは、シャッター本体5が全開位置
になると、そのシャッター本体5により作動杆35が第1
の位置に移動して停止し、リミットスイッチ34が一側に
切換わり、例えばこの切換わりによりモータ19を停止で
きる。そして、この全開位置では錘23が緩んでも、作動
杆35は全開位置のシャッター本体5に当たっているから
移動しない。ここからモータ19によりワイヤーロープ22
を繰り出すと、シャッター本体5が降下し、この状態で
は作動杆35が第1の位置に停止しており、シャッター本
体5が全開位置に達すると、ワイヤーロープ22が緩み錘
23が下降し、作動杆35が第2の位置に移動してリミット
スイッチ34が他側に切換わり、例えばこの切換わりによ
りモータ19を停止することができる。また、降下中にシ
ャッター本体5に外力が加わり、ワイヤーロープ22が緩
んで降下すると、作動杆35が第2の位置に移動してリミ
ットスイッチ34が他側に切換わる。このように1つのリ
ミットスイッチ34と作動杆35とを組合せることにより、
全開位置と外力が加わらない降下時には作動杆35が第1
の位置にあって、これに対応してリミットスイッチが一
側に切換えられており、降下時に外力が加わったときと
上昇時には作動杆35が第2の位置にあって、これに対応
してリミットスイッチ34が他側に切換えられ、1つのリ
ミットスイッチ34を用いてシャッター装置の動作を制御
することができる。
【0028】また、このように本実施例では、請求項2
に対応して、巻取り繰出し装置はモータ19と操作スイッ
チ54とを備え、第1の位置で切換わったリミットスイッ
チ34によりモータ19を繰出し方向に設定し、第2の位置
で切換わったリミットスイッチ34によりモータ19を巻取
り方向に設定するように制御するから、シャッター本体
5を全開位置から降下させると、錘23が緩まない限り、
作動杆35が第1の位置にあり、この第1の位置に対応す
る位置にリミットスイッチ34が切換わっているから、シ
ャッター本体5は降下し、一方、シャッター本体5の降
下中に外力を受けると、錘23が緩み作動杆35が第2の位
置に移動し、これによりリミットスイッチ34が切換わる
と、次にモータ19が駆動するのは巻取り方向となり、シ
ャッター本体5が開く。このように作動杆35が第1の位
置にあるときに、操作スイッチ54を操作すると、シャッ
ター本体5が降下し、降下時に外力を受けた後と上昇時
は作動杆35が第2の位置にあり、操作スイッチ54を操作
すると、シャッター本体5が上昇する。従って、降下中
にシャッター本体5の下部に物が挟まった後、操作スイ
ッチ54を操作すると、シャッター本体5が必ず上昇し、
これを1つのリミットスイッチ34を用いて制御すること
ができ、開閉動作するシャッター装置において、信頼性
の高い制御を行うことができる。
【0029】また、実施例上の効果として、開口部2の
一側上部及び他側上部に第1及び第2の固定用滑車8,
10を設け、前記シャッター本体5の座板6Bの一側下部
及び他側下部に第1及び第2の昇降用滑車12,14を設け
たことにより、シャッター本体5の上昇、下降をバラン
スよく行うことができる。しかも、停電時においては、
既設の巻取り用ばねを利用して手動でシャッター本体5
を開閉することができる。しかも、滑車8,10,12,14
はそれぞれ揺動可能な支持杆9,11,13,15を介して開
口部2、シャッター本体5に設けたので、ワイヤーロー
プ22の巻取り繰出しのときに、滑車8,10,12,14が揺
動するので、無理な力が加わらずシャッター本体5を昇
降することができる。また、自己保持する継電器52,53
を用いたから、押しボタン式の操作スイッチ54により、
シャッター本体5の昇降を簡便に制御することができ
る。
【0030】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば巻取り繰出し装置はシリンダー等を用
いてもよく、また、実施例ではワイヤーロープ22に横杆
係合部40を設け、該横杆係合部40が横杆39を押し下げる
ことにより、作動杆35を第2の位置に移動するように構
成したが、錘23により作動杆35が第2の位置に移動する
ようにしてもよく、要は錘23が降下することにより作動
杆35が第2の位置に移動するように構成すればよい。さ
らに、操作スイッチは実施例の押しボタン式に限らず、
リモコンスイッチでもよい。また、作動杆を第1と第2
の位置で位置保持するには、第1と第2の位置で作動杆
と案内部材とを凹凸係合により位置保持するようにして
もよい。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載のシャッター装置は、開口
部の上部に横向きの巻取り体を回動自在に設けると共
に、該巻取り体にシャッター本体の基端を接続して前記
開口部を開閉可能に設けるシャッター装置において、前
記開口部の一側上部及び他側上部にそれぞれ回動自在に
設けた第1及び第2の固定用滑車と、前記シャッター本
体の先端の一側下部及び他側下部にそれぞれ回動自在に
設けた第1及び第2の昇降用滑車と、一端を巻取り繰出
し装置に接続すると共に他端を前記第1の固定用滑車か
ら第1の昇降用滑車、第2の昇降用滑車及び第2の固定
用滑車に掛け渡したワイヤーロープ等の線条体と、前記
線条体の他端に吊下げ状態で接続した錘と、前記開口部
側に固定されると共に前記錘のやや上方に配置されかつ
該錘と係止可能なストッパーと、第1及び第2の位置に
移動して停止可能に設けられ開位置の前記シャッター本
体に当接することにより第1の位置に移動する作動部
と、前記線条体側に設けられ前記ストッパー位置から前
記錘が降下することにより前記作動部を前記第2の位置
に移動する作動部係合部材と、前記作動部の移動により
切換わり前記巻取り繰出し装置を制御するスイッチとを
備えるものであり、手動式シャッター装置を電動式シャ
ッター装置に改良するに際して、建築物自体を大幅に改
造することなく取付けでき、制御を容易に行うことがで
きるシャッター装置を提供することができる。
【0032】また、請求項2記載のシャッター装置は、
前記巻取り繰出し装置はモータと操作スイッチとを備
え、前記第1の位置で切換わった前記スイッチにより前
記モータを繰出し方向に設定し、前記第2の位置で切換
わった前記スイッチにより前記モータを巻取り方向に設
定するように制御するものであり、手動式シャッター装
置を電動式シャッター装置に改良するに際して、建築物
自体を大幅に改造することなく取付けでき、制御を容易
に行うことができるシャッター装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すシャッター本体が全閉
状態の正面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す全体断面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す錘まわりの断面図であ
り、作動杆が第1の位置にある。
【図4】本発明の一実施例を示す作動杆の縦片部を断面
にした錘まわりの断面図であり、作動部が第1の位置に
ある。
【図5】本発明の一実施例を示す錘まわりの断面図であ
り、作動部が第2の位置にある。
【図6】本発明の一実施例を示すシャッター本体が半開
状態の正面図である。
【図7】本発明の一実施例を示すシャッター本体が全開
状態の正面図である。
【図8】本発明の一実施例を示すシャッター本体が緊急
停止状態の正面図である。
【図9】本発明の一実施例を示す制御装置の電気回路図
である。
【図10】本発明の一実施例を示す制御装置の電気回路
図であり、リミットスイッチが一側に切換わっている。
【図11】本発明の一実施例を示す制御装置の電気回路
図であり、リミットスイッチが他側に切換わっている。
【符号の説明】
1 建築物 2 開口部 3 巻取りドラム(巻取り体) 5 シャッター本体 6A スラット(基端) 6B 座板(先端) 8 第1の固定用滑車 10 第2の固定用滑車 12 第1の昇降用滑車 14 第2の昇降用滑車 17 モータウインチ(巻取り繰出し装置) 19 ギヤードモータ 22 ワイヤーロープ(線状体) 22A 一端 22B 他端 23 錘 31 ストッパ 34 リミットスイッチ(スイッチ) 35 作動杆(作動部) 40 横杆係合部(作動部係合部材)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部の上部に横向きの巻取り体を回動
    自在に設けると共に、該巻取り体にシャッター本体の基
    端を接続して前記開口部を開閉可能に設けるシャッター
    装置において、前記開口部の一側上部及び他側上部にそ
    れぞれ回動自在に設けた第1及び第2の固定用滑車と、
    前記シャッター本体の先端の一側下部及び他側下部にそ
    れぞれ回動自在に設けた第1及び第2の昇降用滑車と、
    一端を巻取り繰出し装置に接続すると共に他端を前記第
    1の固定用滑車から第1の昇降用滑車、第2の昇降用滑
    車及び第2の固定用滑車に掛け渡したワイヤーロープ等
    の線条体と、前記線条体の他端に吊下げ状態で接続した
    錘と、前記開口部側に固定されると共に前記錘のやや上
    方に配置されかつ該錘と係止可能なストッパーと、第1
    及び第2の位置に移動して停止可能に設けられ開位置の
    前記シャッター本体に当接することにより第1の位置に
    移動する作動部と、前記線条体側に設けられ前記ストッ
    パー位置から前記錘が降下することにより前記作動部を
    前記第2の位置に移動する作動部係合部材と、前記作動
    部の移動により切換わり前記巻取り繰出し装置を制御す
    るスイッチとを備えることを特徴とするシャッター装
    置。
  2. 【請求項2】 前記巻取り繰出し装置はモータと操作ス
    イッチとを備え、前記第1の位置で切換わった前記スイ
    ッチにより前記モータを繰出し方向に設定し、前記第2
    の位置で切換わった前記スイッチにより前記モータを巻
    取り方向に設定するように制御することを特徴とする請
    求項1記載のシャッター装置。
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