JP2010037921A - 引戸の開閉装置 - Google Patents

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章夫 仲
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Abstract

【課題】 簡単な構造で、引戸の自動開閉ができる引戸の開閉装置を提供する。
【解決手段】 略引戸幅としたガイドレールを開口部上部に配置し、そのガイドレールと系合する吊車を引戸上辺の戸先側に取り付けられるようにし、前記ガイドレールの戸尻側を軸支して回動自在とすると共に、ガイドレールの戸先側を上下に操作する手段を設け、かつ、引戸全開時の吊車停止位置をガイドレールの戸尻側軸支位置よりも戸先側に位置させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、簡易な操作で自動開閉ができる引戸の開閉装置に関するものである。
従来の引戸の自動開閉装置としては、特許文献1にあるように、引戸の上辺の左右に吊車を設けて上吊とし、さらに、上方向に略V字型に折曲させたガイドレールを、シーソーのように揺動させて操作することで引戸を開閉する構造となっており、その操作方法としては、レバー操作、巻き上げ操作、踏み込み操作、あるいは油圧機構で操作させる装置が提示されている。
特許3299557号
以上述べた従来の装置の問題点は、操作装置ではなくガイドレール部分にあり、1本のガイドレールに引戸の重量全てを負担させている点、また、ガイドレールの折曲部の角度の設定が非常に難しい点があり、さらに、開操作、閉操作をそれぞれに行わなければならない点もあり、実際に製造、設置、するにあたっての難点となっている。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、ガイドレールについては、重量負担を軽減させ、角度をつけないストレートなガイドレールとし、さらに、開閉も一連の操作でできるようにすることを目的とするものである。
上記問題点を解決するために、引戸上辺の戸先側に吊車を設け、開口部上部に吊車が系合されて走行する略引戸幅としたガイドレールを設け、このとき、ガイドレールを戸尻側の所定の位置で回動自在に軸支するとともに、ガイドレールの戸先側にガイドレールを一定の角度で上下させる手段を設け、さらに引戸全開時の吊車停止位置をガイドレールの軸支位置より戸先側に位置させるようにする。
上記構成とすれば、図1にあるように、ガイドレールが戸先側に向けて下方に傾斜した状態の時、引戸は閉められており、設けられた上下させる手段によりガイドレールの戸先側が持ち上げられた時、ガイドレールは戸尻側に向けて下方に傾斜して引戸を開けていくのであるが、図2にあるように、引戸全開時の吊車の停止位置を軸支した位置より戸先側に位置させてあることで、全開時でのガイドレールには下方向に重力がかかって戸先側を下げようとする力が維持されており、引戸を開けようとするときは、引戸重量の略半分の重さを持ち上げる操作が必要となるが、閉める場合はその操作を解放するだけですむ。
上述したように本発明の引戸の開閉装置とすれば、ガイドレールへの負担重量も半減し、形状もストレートとなり、ガイドレール部分の構成は非常にコンパクトなものとなり、製造するのも簡単になり、経済的であり、設置工事も楽になり、一連の操作での開閉も可能となる。
本発明を実施するにあたって、その操作方法としてはレバー操作、プル操作、踏み込み操作等様々な操作方法があるが、その中でも、徒歩通行でも車椅子通行でも対応ができる、人の体重を利用した踏み込み圧操作での実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図5にあるように、引戸の上辺の戸先側に吊車1を固定し、下辺の戸尻側に戸車2を固定し、床面の引戸引き込み領域に下レール3を固定し、さらに、開口部上部の戸尻側部と開口部下部の戸尻側部に振れ止め4を設ける。
図1にあるように、レール受け板5の戸尻側にガイドレール10の戸尻側を軸支し、戸先側にアウターケーブル6を取り付けてインナーワイヤー12を通し、さらに定滑車7を固定し、インナーワイヤーが定滑車を介してガイドレールと連結することでガイドレールが一定角度で上下できるようにするとともに、ガイドレールの軸支位置20より手前にストッパー8を取り付け、受け板5を開口部上部に固定する。
図3にあるように、アウターケーブル6を開口部戸先側床面近くまで伸ばし、所定の沈下量が確保できる位置にそれを固定し、その中を通して開口部床面の戸先側から戸尻側までインナーワイヤー12を張り渡す。
張られたインナーワイヤーの上に踏み板9を載せるのであるが、このとき、踏み板下面のインナーワイヤーが張られる部分にはアウターケーブル6を通しておく。
図4にあるように、踏み板9に人あるいは車椅子が乗ったとき、その重量によって踏み板は沈下していき、それにともないインナーワイヤーが下方に引っ張られ、定滑車を介してガイドレールの戸先側が持ち上げられ、ガイドレール10は戸尻側に向けて下方に傾斜し、引戸11を開けていく。
図2、図5にあるように、全開状態では、吊車1はガイドレール10の軸支位置20より戸先側に位置しているため、ガイドレールを戸先側に向けて下げようとする力が働いているが、踏み板9が沈下している状態、つまり人や車椅子が踏み板に留まっている間は、引戸は常に開いている状態が維持される。
したがって、踏み板に重量がかかっている状態で引戸が閉まることはなく、安全に通行ができ、通行が終わり、踏み板9にかかっていた重量が解放されと、ガイドレール10は引戸11の自重により、戸先側に向けて下方に傾斜し、引戸を閉めていく。
このとき、踏み板9自体の重量が重い場合は、引戸の重量を鑑み、それに対応して踏み板下面に押しバネを設ける。
以上、定滑車と踏み板を使用した場合での本発明の実施の形態を述べてきたが、ガイドレールの戸先側を上下させる機構であれば、定滑車の代わりに他のリンク機構21を設けてもよいし、踏み板の代わりに小さなフットスイッチを使ってもよいし、図7に示すように、ロータリーダンパー17を用いて閉速度を調整できるようにしたレバー操作18、プル操作19、さらに、ワイヤーを天井面や床面を通して離れた位置まで延長して、遠隔操作ができるようにしてもよい。
もちろん、吊車、戸車については、それぞれのレールに対応するものであれば、形状にこだわらず、また、振れ止めについても、引戸上辺の戸先側に吊車を固定して引戸を支持するタイプのものであれば、引戸下辺の戸先側に振れ止めを設け、開口部床面に振れ止めをガイドするレールや溝を設ける形状としてもよい。
次に、床が絨毯であったりして床面にレールが取り付けられない場合を考慮して、床面の引戸引き込み領域に下レールを設けないで、本発明を実施する実施例を以下に述べる。
図6にあるように、引戸上辺の戸先側に第1の吊車13を固定し、実施例1の0010の項で述べた構成とした第1のガイドレール15に第1の吊車13を系合するのであるが、このとき、実施例1で述べた床面の引戸引き込み領域に設けた下レールの代わりに、開口部上部に設けられた第1のガイドレール15の延長上の引戸引き込み領域に、第2のガイドレール16を床面の平行線上に設け、引戸下辺の戸尻側に取り付けられた戸車の代わりに、引戸上辺の戸尻側に第2の吊車14を取り付けて第2のガイドレール16に系合させ、さらに、開口部床面の戸尻側位置に振れ止め4を設けた構成とする。
上記構成としても、引戸の重量は回動自在とされた第1のガイドレールと固定された第2のガイドレールに分散され、ガイドレールの形状もストレートであり、一連の操作で開閉ができ、本発明の目的は達成できる。
以上、電気を使わない開閉装置の実施例を述べてきたが、ガイドレールの戸先側を所定の角度で上下させる手段として、あるいは操作手段として、電気を使い、モーターやソレノイドを動力として構成し、センサーを通じて制御する機構としてもよい。
本発明の閉状態の実施例図である。 本発明の全開状態の実施例図である。 本発明の操作を表す実施例図である。 本発明の操作を表す実施例図である。 本発明の開閉装置を適用した引戸の全開状態での実施例1の正面図である。 本発明の開閉装置を適用した引戸の全開状態での実施例2の正面図である。 本発明の開閉装置の遠隔操作を表した実施例図である。
符号の説明
1:吊車
2:戸車
3:下レール
4:振れ止め
5:レール受け板
6:アウターケーブル
7:定滑車
8:ストッパー
9:踏み板
10:ガイドレール
11:引戸
12:インナーワイヤー
13:第1の吊車
14:第2の吊車
15:第1のガイドレール
16:第2のガイドレール
17:ロータリーダンパー
18:レバー操作
19:プル操作
20:ガイドレールの軸支位置
21:他のリンク機構

Claims (1)

  1. 建物の開口部の上部に略引戸幅としたガイドレールを配置し、前記ガイドレールに系合され、かつ前記ガイドレールに沿って移動可能な吊車を引戸上辺の戸先側に取り付けられるようにし、前記ガイドレールの戸尻側に所定の軸を設けて前記ガイドレールを回動自在とすると共に、前記ガイドレールの戸先側を前記軸まわりに所定の角度で上下させる手段を設け、かつ、引戸全開時での前記吊車の停止位置を前記ガイドレールの軸支位置よりも戸先側に位置させたことを特徴とする、引戸の開閉装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101034903B1 (ko) * 2010-12-02 2011-05-17 광주광역시 남구 전기가 필요없는 자동문
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