JP3418867B2 - エアバッグドアの開裂構造 - Google Patents

エアバッグドアの開裂構造

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JP3418867B2 JP2000131702A JP2000131702A JP3418867B2 JP 3418867 B2 JP3418867 B2 JP 3418867B2 JP 2000131702 A JP2000131702 A JP 2000131702A JP 2000131702 A JP2000131702 A JP 2000131702A JP 3418867 B2 JP3418867 B2 JP 3418867B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エアバッグドア
の開裂構造に関し、更に詳細には、車両内装部材の基材
に一体的に形成されてエアバッグ装置の作動時に両側へ
開放する2枚のドアパネル部と、前記基材の裏側に配設
したブラケットに両開き可能に取付られて前記ドアパネ
ル部に対応的に固定された2枚の可動補強パネルとから
なるエアバッグドアにおいて、エアバッグ装置の作動に
より膨張を開始したエアバッグが前記可動補強パネルを
内側から押圧した際に、前記2枚のドアパネル部の隣接
し合う中央ラインおよび外縁ラインに沿って形成した開
裂予定部の破断が好適になされるようにした開裂構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年に至り、殆どの乗用車では、衝突事
故等による衝撃から乗員を保護するために、運転席エア
バッグ装置および助手席エアバッグ装置が標準的に装備
されている。前記運転席エアバッグ装置は、一般的にス
テアリング中央のホーンパッド部に装備されているが、
前記助手席エアバッグ装置は、例えば図9および図10
に示す如く、乗員室45前方に組付けた車両内装部材と
してのインストルメントパネル10における助手席前方
の内部に格納した状態で装備されている。このため、前
記インストルメントパネル10のパネル基材11では、
前記助手席エアバッグ装置20に対応した部位に乗員室
45側へ開放変位するエアバッグドア12が別体装着ま
たは一体形成され、このドア12がパネル基材11から
開放することで乗員室45へ開口した開口部を画成する
ようになっている。すなわち、衝突による衝撃を感知し
て前記エアバッグ装置20が作動すると、膨張したエア
バッグ21は、前記エアバッグドア12を内側から押し
開き、画成された開口部を介して乗員室45内へ展開す
るようになる。
【0003】前記エアバッグドア12は、従来はインス
トルメントパネル10のパネル基材11と別体に形成さ
れて装着するものが主流であったが、近年に至っては、
前記パネル基材11に一体的に形成されるものが多くな
りつつある。すなわちエアバッグドア12は、図9およ
び図10に示す如く常にはパネル基材11の一部として
その意匠面を構成しており、エアバッグ装置20が作動
して膨張するエアバッグ21の押圧力を受けた際には、
パネル基材11に予め設けた開裂予定部15,16に沿
って破断が生ずることで、該基材11から分離して開放
が許容されるようになっている。なおエアバッグドア1
2の形態としては、例えば1枚のドアパネル部からなる
片開き式や、2枚のドアパネル部からなる両開き式(図
示)等があるが、何れの形態にあっても、膨張開始から
膨張完了までが1/100秒程度とされるエアバッグ2
1のスムーズな展開を阻止しないことが重要な要件とさ
れる。
【0004】また、エアバッグドア12を一体的に形成
する前記パネル基材11は、一般的にポリプロピレン等
の合成樹脂成形材であるから、殊に低温時(零度以下)に
エアバッグ21の強烈な押圧力を受けると、その衝撃で
エアバッグドア12を含むパネル基材11自体が大きく
破損することがあり、強度上および安全上に問題が生ず
る可能性を内在している。このため、パネル基材11裏
側における前記エアバッグドア12の周囲には、エアバ
ッグドア12の破損防止および飛散防止等を図るため
に、例えば金属製の補強部材25をカシメ付けして強度
アップを図る対策が施されている。
【0005】この金属補強部材25は、2枚のドアパネ
ル部13,14からなる両開き式のエアバッグドア12
が前提とされる場合では、図10および図11に示す如
く、パネル基材11に形成されるドアパネル部13,1
4の外縁ラインに沿って形成した外縁開裂予定部16を
囲繞するように固定される矩形枠体状の固定ブラケット
26と、この固定ブラケット26の開口部内側に互いに
対向的に装着される可動ブラケット27,27とから構
成されている。前記固定ブラケット26は、前記エアバ
ッグ装置20を係止保持する筒体部28と、この筒体部
28に一体成形されてパネル基材11の裏側へカシメ付
けされる係着板部29とから構成されている。また夫々
の可動ブラケット27,27は、エアバッグドア12の
各ドアパネル部13,14に対応するもので、前記固定
ブラケット26の筒体部28に溶接またはビス着される
固定支持パネル30と、この固定支持パネル30にヒン
ジ部32で揺動可能に接合されて対応のドアパネル部1
3,14の裏面にカシメ付け接合される可動補強パネル
31とから構成されている。このような金属補強部材2
5を装着したパネル基材11では、エアバッグドア12
の各ドアパネル部13,14および該エアバッグドア1
2の外側周辺部が補強され、エアバッグ21の膨張によ
る強烈な押圧力を受けても充分に耐え得る強度が付与さ
れるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エアバッグ
ドア12に対する従来の設計思想は、前記金属補強部材
25により該エアバッグドア12自体の強度アップを図
ることで、エアバッグ21の強烈な押圧力に対する破損
を回避することに主眼がおかれていた。このため、各ド
アパネル部13,14の裏面に固定される前記可動ブラ
ケット27の可動補強パネル31は、図11に示す如く
I形やL形およびT形等の補強用凹部33を適所に形成
し、これにより該可動補強パネル31自体の曲げや撓み
および捻れに対する強度アップを図ることで、エアバッ
グドア12の各ドアパネル部13,14の変形を防止し
ようとするものであった。ここで、エアバッグ装置20
の作動により膨張するエアバッグ21は、図9に示す如
く上面中央が膨出した球面形状で膨張するため、エアバ
ッグドア12裏面に固定した前記可動補強パネル31,
31の対向縁部の中央付近(中央開裂予定部15の略中
央部位)に最も大きな押圧力が付与されるようになる。
しかしながら前記可動補強パネル31,31は、エアバ
ッグ21の押圧力に対して殆ど変形しないので、対応の
ドアパネル部13,14には略均等な押上力が全面的に
付与されるようになる。
【0007】従ってエアバッグドア12は、エアバッグ
21が膨張開始した押圧初期段階では、両ドアパネル部
13,14全体が殆ど湾曲変形せずに上方へ押上げられ
るようになり、ドアパネル部13,14の互いに隣接し
合う中央ラインに沿って形成された中央開裂予定部15
および外縁ラインに沿って形成された外縁開裂予定部1
6は全体が同時に破断(剪断)されるようになり、部分的
な破断が起こり難い形態となっている。しかしながら、
周知の如く、開裂予定部15,16全体を同時に破断さ
せる場合に要する力は、該開裂予定部15,16の一部
を先ず部分的に破断させた後これを全体に進行させる場
合に要する力よりも遙かに大きい。このため、適宜時間
が経過してエアバッグ21の内部圧力が上昇し、これに
伴って押圧力が増大しなければ前記開裂予定部15,1
6での破断が生じないので、それが一瞬ではあっても全
体の破断完了が遅延することになってしまう。ここで、
開裂予定部15,16での破断が遅れるとエアバッグド
ア12の開放変位に遅れが生じ、またエアバッグドアの
開放変位が遅れることはエアバッグ21のスムーズな膨
張が阻止されて乗員室45への全面展開も遅延してしま
うことを意味するものであって、エアバッグ21の展開
が適切に進行しない場合には、安全装置としての機能が
発揮されないので乗員の安全確保を保障し得ない極めて
重大な問題を招来してしまう。
【0008】しかも、開裂予定部15,16での破断が
始まった時点では、エアバッグ21の内部圧力が相当に
上昇してしているので、エアバッグドア12には通常よ
りも強い押圧力が加わってしまい、場合によっては開裂
予定部15,16に沿った適切な破断が進行せずにエア
バッグドア12の周囲(パネル基材11)に破断が及ぶ場
合も有り得る。このような場合には、金属補強部材25
に固定されていない部分が破損することになり、この部
分が破片となった場合には乗員室後方へ飛散して乗員に
衝突してしまう新たな問題も指摘される。更には、エア
バッグドア12が急激に開放変位するから、エアバッグ
ドア12自体が吹き飛ばされる可能性もある。
【0009】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を好適に解決す
るべく提案されたもので、ドアパネル部の裏面に固定さ
れる可動補強パネルを変形し得るように形成して、エア
バッグの押圧力を受けた際にドアパネル部の部分的な変
形を許容し、この部分に対応した開裂予定部の部分的な
破断を惹起させた後に、該開裂予定部の全体的な破断へ
進行させるよう構成することで、ドアパネル部のスムー
ズな開放変位およびエアバッグのスムーズな全面展開を
なし得るようにしたエアバッグドアの開裂構造を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決して、所
期の目的を達成するため本発明は、車両内装部材の基材
に一体的に形成され、エアバッグ装置の作動時に両側へ
開放する2枚のドアパネル部と、前記基材の裏側に配設
したブラケットに両開き可能に取付けられ、前記ドアパ
ネル部の裏側に対応的に固定された2枚の可動補強パネ
ルとからなり、エアバッグ装置の作動により膨張を開始
したエアバッグが前記可動補強パネルを内側から押圧し
た際に、前記2枚のドアパネル部の隣接し合う中央ライ
ンおよび外縁ラインに沿って形成した開裂予定部が破断
して該ドアパネル部を乗員室側へ開放変位させ、これに
より前記エアバッグを該乗員室へ全面展開させるように
したエアバッグドアにおいて、前記夫々の可動補強パネ
ルを、前記ドアパネル部が開放する際の折曲ラインに沿
って直列に連設した複数のパネル部材から構成すると共
に、 前記夫々のパネル部材を、隣接し合う該パネル部材
における端縁部同士の中央ライン側の隅角部分を連設す
る連設部を以て変形可能に連結し、前記エアバッグ装置
の作動により膨張を開始した前記エアバッグが前記可動
補強パネル押圧した際に、前記各パネル部材が個別に
変位することで前記ドアパネル部の部分的な変形を許容
し、この変形した部位に最も接した前記開裂予定部の
部分的な破断を惹起させた後、これら開裂予定部の全体
的な破断を完了させ得るよう構成したことを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るエアバッグド
アの開裂構造につき、好適な実施例を挙げて、添付図面
を参照しながら以下説明する。なお実施例では、車両内
装部材として図9に示したインストルメントパネル10
を例示し、また図9〜図11をもとに説明した従来技術
の項において既出の部材と同一部材に関しては、同一の
符号を付すこととする。
【0012】図1は、本発明の好適実施例に係るエアバ
ッグドアの開裂構造を一部破断して示す概略斜視図、図
2は図1のII−II線断面図、図3は図1のIII−III線断
面図である。実施例に係るエアバッグドアの開裂構造
は、図9〜図11に示した従来の形態と比較して、イン
ストルメントパネル10におけるパネル基材11側に形
成した中央開裂予定部15および外縁開裂予定部16
と、これにより形成されるエアバッグドア12は従来か
らの変更はなく、金属補強部材25の形態を一部改良し
たものとなっている。なお各開裂予定部15,16は、
例えばパネル基材11の裏面にエアバッグドア12にお
ける各ドアパネル部13,14の中央ラインおよび外縁
ラインに沿った溝を形成することにより、他部分よりも
適宜厚みを小さくして破断し易くしたものである。
【0013】(金属補強部材)本実施例における金属補強
部材25は、前記各開裂予定部15,16が破断するこ
とで形成される2枚のドアパネル部13,14からなる
両開き式のエアバッグドア12を前提としたもとで、図
4に示す如く、外縁開裂予定部16を囲繞するようにパ
ネル基材11に固定される矩形枠体状の固定ブラケット
26と、この固定ブラケット26の開口部内側に互いに
対向的に装着される可動ブラケット27,27とから構
成されている。前記固定ブラケット26は、図11に示
した従来実施のものと同一であって、前記エアバッグ装
置20を係止保持する角筒状の筒体部28と、この筒体
部28に一体成形されてパネル基材11の裏側へ密着的
にカシメ付けされる額縁状の係着板部29とから構成さ
れている。なお前記筒体部28には、前記エアバッグ装
置20のインフレータ22が整合するようになってお
り、またその対向する壁部には該エアバッグ装置20を
係止保持するための係止孔34が複数個開設されてい
る。一方前記係着板部29には、パネル基材11側に突
出形成したリブ17の挿通を許容するスリット状の係着
孔35が複数個開設されている。
【0014】前記夫々の可動ブラケット27,27は、
エアバッグドア12を構成する夫々のドアパネル部1
3,14に対応するもので、前記固定ブラケット26の
筒体部28に溶接またはビス着される固定支持パネル3
0と、この固定支持パネル30に対して後述するヒンジ
部(連結部材)32で夫々接合された4枚のパネル部材3
1aからなる可動補強パネル31とから構成されてい
る。各パネル部材31aは、同一サイズで略正方形の板
状部材であって、横長矩形状を呈する前記ドアパネル部
13,14を前提として、該ドアパネル部13,14の長
手方向、すなわちドアパネル部13,14が開放する際
の折曲ラインに沿って直列に連設されている。そして夫
々のパネル部材31aは、隣接し合うパネル部材31a
における端縁部同士の中央ライン側の隅角部分を部分的
に連設する連設部33を以て変形可能に連結されてお
り、可動補強パネル31は全体としては単一部材として
構成されている。なお、夫々のパネル部材31aには、
対応のドアパネル部13,14の裏側に突出形成したリ
ブ18の挿通を許容する複数の係着孔37が開設されて
いる。また前記固定支持パネル30には、前記固定ブラ
ケット26の筒体部28に開設した前記係止孔34に整
合する係止孔36が開設されている。
【0015】(ヒンジ部)前記パネル部材31aと前記固
定支持パネル30とを連設する前記夫々のヒンジ部32
は、図2および図3に示す如く、前記固定ブラケット2
6における筒体部28の内側へ突出した半円弧状の弛み
部32aを備えた帯状を呈し、この弛み部32aの円弧
両端部が前記筒体部28の内壁面に近接位置するように
設けられている。従って、エアバッグ装置20が作動し
て膨張するエアバッグ21が前記夫々のパネル部材31
aを内側から押圧した際には、図6に示す如く前記弛み
部32aが直線状態に伸張変形されることで、外縁開裂
予定部16における破断を許容すると共に、円弧状から
直線状に変形した分だけ該ドアパネル部13,14が上
方へ浮上することを許容する構造となっている。しかも
各ヒンジ部32は、少なくとも前記外縁開裂予定部16
の破断に必要とされる押圧力が対応のパネル部材31a
に付与された際に、該外縁開裂予定部16の破断に抵抗
とならないように設定されている。
【0016】また前記夫々のヒンジ部32は、エアバッ
グ21の押圧力により完全に伸張変形した際には、図6
(a)に示す如く、ドアパネル部13,14がパネル基材
11の外面よりも上方位置まで浮上する長さに設定され
ている。これにより、図6の状態からエアバッグ21が
更に膨張して、中央開裂予定部15の破断後に夫々のド
アパネル部13,14が両開き状に開放変位するに際し
ては、図6(b)に示す如く、該ドアパネル部13,14
の折曲ライン側の端部13a,14aとパネル基材11
との干渉が好適に回避され、ドアパネル部13,14の
スムーズな開放変位が許容される。また、対応のドアパ
ネル部13,14が、エアバッグ21の全面展開を阻止
しない位置でかつ前記パネル基材21の表面に衝突しな
い位置まで開放変位した際に、前記弛み部32aが完全
に伸張された状態となるので、該ドアパネル部13,1
4のこれ以上の開放変位を規制するように機能し、ドア
パネル部13,14がパネル基材11の表面に衝突する
ことを回避し得るようになっている。
【0017】なお前記各ヒンジ部32は、固定支持パネ
ル30に対する可動補強パネル31の複数回の揺動変位
を保証するものではなく、エアバッグ装置20の作動に
際してエアバッグ21で押圧された際に、可動補強パネ
ル31が1回だけ開放変位することを許容するものであ
る。更にヒンジ部32は、ドアパネル部13,14の開
放時に完全に伸張した際でも、それ自体が裂断しない強
度を有している。
【0018】このように、連設部33で連設された4枚
のパネル部材31aが前記ヒンジ部32を介して固定ブ
ラケット26に取付けられた形態の可動補強パネル31
は、前記連設部33で連設された中央ライン側では各パ
ネル部材31aの個別の変形が規制され、ヒンジ部32
が設けられた外縁ライン側では夫々のパネル部材31a
の個別の変形が許容される構造となっている。このよう
な可動補強パネル31をカシメ付けしたエアバッグドア
12の各ドアパネル部13,14では、中央ライン側(中
央開裂予定部15付近)が変形し難くなっていると共
に、外縁ライン側(外縁開裂予定部16付近)は部分的な
変形がし易くなっている。従って、例えば可動補強パネ
ル31に付与されるエアバッグ21の押圧力の大きさが
部分的に異なる場合には、これに対応するように各パネ
ル部材31aが個別に変位することで、前記ドアパネル
部13,14の部分的な変形が許容される。
【0019】
【実施例の作用】次に、前述のように構成された金属補
強部材を使用したエアバッグドアの開裂構造の作用につ
き説明する。
【0020】(パネル基材への固定)前記金属補強部材2
5は、前記固定ブラケット26における筒体部28の内
側に、夫々の可動補強パネル31,31を対向させた各
可動ブラケット27,27を収容し、夫々の固定支持パ
ネル30,30を前記筒体部28の内側に溶接またはビ
ス着することにより構成される。そしてこのように構成
された金属補強部材25は、パネル基材11におけるエ
アバックドア12の裏側周辺に突出形成した各リブ1
7,18を前記係着孔35,37に挿通させ、かつ夫々の
リブ17,18の頭部をかしめることで該パネル基材1
1に強固に装着される(図2および図3)。このとき、固
定ブラケット26における係着板部29はエアバッグド
ア12(外縁開裂予定部16)の外側周囲に沿って固定さ
れ、また一方の可動ブラケット27における夫々のパネ
ル部材31aはエアバッグドア12における一方のドア
パネル部13の裏面に固定され、他方の可動ブラケット
27における夫々のパネル部材31aは該エアバッグド
ア12における他方のドアパネル部14の裏面に固定さ
れている。そして、この金属補強部材25が装着された
インストルメントパネル10を車体に装着した際には、
例えばリィンフォースバー46に固定されたエアバッグ
装置20のインフレータ22が固定ブラケット26の筒
体部28に整合し、係止孔34,36を利用して係止さ
れるようになる。
【0021】(エアバッグ装置の作動)前記金属補強部材
25を装着した前提のもとで前記エアバッグ装置20が
作動した際には、上面中央が突出した形状でエアバッグ
21が膨張を開始するため、該エアバッグ21の上面
は、夫々の可動補強パネル31における4枚のパネル部
材31aのうち、特に内側に位置する2枚のパネル31
aに先ず当接するようになる。従って、これら内側のパ
ネル部材31aは、エアバッグ21によって上方へ押圧
されるようになる(図5(a)および図8(a))。
【0022】(外縁開裂予定部の破断)そして、所要の押
圧力が付与された内側の各パネル部材31aでは、前述
した如く、中央開裂予定部15側が連設部33によって
外側に位置するパネル部材31aに連結しているので変
形し難くなっているとが、ヒンジ部32側は変形し易く
なっているので、このヒンジ部32側が上方へ変形する
ようになる。これによりドアパネル部13,14では、
内側のパネル部材31aにおけるヒンジ部32側に対応
した外縁ライン側の中央付近が押上げられてこの部位が
外方へ変形するようになり、ついにはこの中央付近に最
も近接した外縁開裂予定部16における長辺部の中央付
近での部分的な破断が惹起されるようになる。これによ
り、内側のパネル部材31aに対応するヒンジ部32
は、外縁開裂予定部16が破断してドアパネル部13,
14の外縁ライン側が上昇変位することにより、弛み部
32aが伸張変形するようになる。
【0023】そして、外縁開裂予定部16における長辺
部の中央付近での部分的な破断が生じた後には、エアバ
ッグ21の膨張による押圧力の増大に伴い、外側に位置
するパネル部材31aのヒンジ部32側も順次上方へ変
位するようになるので、外縁開裂予定部16の破断が長
辺部の左右両側へ進行し、これに引続いて短辺部側へ廻
り込んで進行し、ついには該外縁開裂予定部16の全体
的な破断へ一気に進行する(図5(b)および図8(b))。
なお、エアバッグ21の押圧により外縁開裂予定部16
の破断が完了した時点では、全てのヒンジ部32が伸張
変形することで、各ドアパネル部13,14全体がパネ
ル基材11から所要量だけ浮上した状態となっているが
(図6(a))、中央開裂予定部15の破断は未だ始まって
いない。
【0024】(中央開裂予定部の破断)外縁開裂予定部1
6の破断が完了すると、次いで中央開裂予定部15の破
断へ進行する。各パネル部材31aは、連結部33で夫
々に連結されていて個別に変形し難くなっているもの
の、前記エアバッグ21が上面中央が突出した状態で膨
張するため、内側の夫々のパネル部材31aには既に大
きな押圧力が付与されている。従って各ドアパネル部1
3,14は、中央ライン側の中央付近が最も外方へ変形
するようになるから、ついにはこの変形部位に最も近接
した中央開裂予定部15中央付近で先ず部分的な破断が
惹起される(図8(c))。そして、中央開裂予定部15に
おける中央部位で部分的な破断が形成されると、エアバ
ッグ21の膨張による押圧力の増大に伴い、中央開裂予
定部15の全体的な破断へ一気に進行する。
【0025】(ドアパネル部の開放変位)このようにし
て、先ず外縁開裂予定部16における長辺部の中央付近
で破断が起こり、それが該外縁開裂予定部16の長辺部
全体および短辺部全体に一気に進行し、次いで中央開裂
予定部15の中央付近で破断が起こり、それが該中央開
裂予定部15全体に一気に進行することで破断が完了す
ると、パネル基材11に対するエアバッグドア12の各
ドアパネル部13,14の開放変位が許容されるように
なる。これにより両ドアパネル部13,14は、膨張す
るエアバッグ21に押圧されながら乗員室46側へ一気
に開放するようになる(図6(b)および図8(d))。この
とき、各ヒンジ部32の弛み部32aが伸張変形してい
るので、夫々のドアパネル部13,14の端部13a,1
4aとパネル基材11との干渉が好適に回避され、これ
らドアパネル13,14の開放変位が円滑になされる。
なお各ドアパネル13,14は、前記ヒンジ部32の弛
み部32aが完全に伸張した際にその開放変位が規制さ
れ、パネル基材11に衝突する前に停止する。そして、
各ドアパネル部13,14がこの開放位置まで開放変位
することで、乗員室45へのエアバッグ21の全面展開
が許容される(図8(e))
【0026】このように、実施例に係るエアバッグドア
の開裂構造では、金属補強部材25における可動補強パ
ネル31,31を4枚のパネル部材31aから構成した
ことにより、エアバッグ21の押圧力が付与された際に
は押圧力の強さに応じて個々のパネル部材31aが姿勢
変形するようになり、エアバッグドア12の部分的な変
形が許容される。しかも各パネル部材31aは、中央ラ
イン側が連設部33で連結されているため、この中央ラ
イン側での個別の変形は規制されているが、外縁ライン
側(ヒンジ部32側)は相互連結されていないため、この
外縁ライン側での個別の変形が許容されており、従って
外縁ライン側が変形し易くなっている。これにより、エ
アバッグ21の膨張による押圧初期段階で、外縁開裂予
定部16の中央付近での部分的な破断が惹起され、これ
をキッカケとして該外縁開裂予定部16の全体的な破断
が一気に進行するようになり、次いで中央開裂予定部1
5の中央付近での部分的な破断が惹起され、これをキッ
カケとして該中央開裂予定部15の全体的な破断が一気
に進行するようになる。従って、図10に示した従来形
態のエアバッグドア12よりも早いタイミングでかつ小
さな押圧力での開放変位が可能となる。しかも、エアバ
ッグドア12の開放変位がスムーズになされるから、エ
アバッグ21の全面展開に支障を来たすことがないと共
にエアバッグドア12の破損等も好適に回避される。
【0027】図7は、エアバッグ21が各パネル部材3
1aを押圧した際に、該パネル部材31aの折曲ライン
側をドアパネル部13,14側へ移動させて、該ドアパ
ネル部13,14を浮上させると共に外方へ開放可能に
取付けるようにした別形態例を示す斜視図および要部断
面図である。前記実施例では、パネル部材31aがエア
バッグ21の押圧力を受けた際に、半円弧状のヒンジ部
32の弛み部32aが直線状に伸張変形することで、ド
アパネル部13,14の浮上を許容する構成であった。
これに対して別形態例の夫々のパネル部材31aは、図
7(a)に示す如く、連結部材32を帯状平板として形成
したもとで該連結部材32を、ボルト40で前記固定ブ
ラケット26の筒体部28に移動可能に組付けたもので
ある。前記連結部材32には、ボルト40の軸部40a
の挿通を許容する係止口部41aと、該軸部40aの直
径より適宜幅狭で細長の案内溝部41bとからなり、該
連結部材32のスライド移動方向に沿って延在する長孔
状のスリット41が形成されている。そして、常には前
記係止口部41aにボルト40を挿通してパネル部材3
1aを固定ブラケット28に対して取付けられ、該パネ
ル部材31aにエアバッグ21の押圧力が付与された際
には、図7(b)に示す如く、該ボルト40が案内溝部4
1b側へ相対的に移動することで連結部材32が上方へ
移動することが許容され、これによりパネル部材31a
が浮上し得るようになる。なお、前記連結部材32のス
ライド量を決定するスリット41の長さは、パネル部材
31aの浮上量を前提として設定される。
【0028】また前記実施例では、各可動ブラケット2
7の可動補強パネル31が、合計4枚のパネル部材31
aを連設して構成したものを例示したが、このパネル部
材31aの数はこれに限定されるものではなく、ドアパ
ネル部13,14の形状やサイズ等を前提として3枚以
下または5枚以上であってもよい。
【0029】但し、可動補強パネル31を複数のパネル
部材31aから構成する場合は、夫々のパネル部材31
aを、前記連設部33により相互に連結することが望ま
しい。連設部33を設けずに夫々のパネル部材31aが
完全に分離した形態とした場合では、エアバッグ21に
押圧された際の衝撃によるドアパネル部13,14の破
損を防止し得ない不都合が危惧されるからである。しか
も連設部33は、外縁開裂予定部16の破断を先に進行
させることを前提とする場合、パネル部材31a間にお
いてなるべく中央ライン側に設けることが望ましい。
【0030】なお、エアバッグドアを有する車両内装部
材としては、前記インストルメントパネル10の他にド
アパネル部やピラーガーニッシュ等があり、本発明に係
るエアバッグドアの開裂構造は、これらの車両内装部材
に設けたエアバッグドアにも好適に実施可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るエアバ
ッグドアの開裂構造によれば、可動補強パネルを複数枚
のパネル部材から構成したことにより、エアバッグの押
圧力が付与された際には押圧力の強さに応じて個々のパ
ネル部材が個別に変形するようになり、ドアパネル部の
部分的な変形が許容される。これにより、エアバッグの
膨張による押圧初期段階で、先ずドアパネル部における
変形部位に最も近接した開裂予定部での部分的な破断が
惹起され、これをキッカケとして開裂予定部の全体的な
破断が進行するようになる。従って、従来形態のエアバ
ッグドアよりも早いタイミングでかつ小さな押圧力での
開放変位が可能となる有益な効果を奏する。しかも、ド
アパネル部の開放変位がスムーズになされるから、エア
バッグの展開に支障を来たすことがないと共にドアパネ
ル部の破損等も好適に回避される等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な一実施例に係るエアバッグドア
の開裂構造に使用される金属補強部材を、ドアパネル部
の後面に装着して示す概略斜視図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】図1の金属補強部材を構成する固定ブラケット
および可動ブラケットの分解斜視図である。
【図5】(a)は、膨張するエアバッグの押圧によりドア
パネル部が外方へ変形した破断前状態を示す正断面図、
(b)は、更に膨張するエアバッグの押圧により外縁開裂
予定部が破断することでドアパネル部が開放し始めた状
態を示す正断面図である。
【図6】(a)は、膨張するエアバッグの押圧により連結
部材が伸張変形することで、外縁開裂予定部が破断して
ドアパネル部が適宜浮上した状態の側断面図、(b)は、
エアバッグの更なる押圧により中央開裂予定部が破断し
て、各ドアパネル部が連結部材を中心に開放し始めた状
態の側断面図である。
【図7】(a)は、連結部材の別形態例を示す斜視図、
(b)は、(a)に示す連結部材を有する可動補強パネルを
固定したドアパネル部が、外縁開裂予定部が破断するこ
とで適宜浮上した状態の側断面図である。
【図8】エアバッグドアの開放変位を経時的に示す説明
図であって、(a)はエアバッグの押圧が開始されてドア
パネル部が変形しつつある状態の斜視図、(b)は外縁開
裂予定部が破断してドアパネル部が適宜浮上した状態の
斜視図、(c)は中央開裂予定部に破断が形成され始めた
状態の斜視図、(d)は開裂予定部での破断が完了しドア
パネル部が開放変位を開始した状態の斜視図、(d)はド
アパネル部の開放が完了した状態の斜視図である。
【図9】エアバッグドアを設けたインストルメントパネ
ルの側断面図である。
【図10】インストルメントパネルのパネル基材に形成
したドアパネル部と、その裏側に装着された金属補強部
材とを、パネル基材を一部破断して示す斜視図である。
【図11】図10に示した従来の金属補強部材の分解斜
視図である。
【符号の説明】
10 インストルメントパネル(車両内装部材) 11 パネル基材(基材) 12 エアバッグドア 13,14 ドアパネル部 15 中央開裂予定部 16 外縁開裂予定部 20 エアバッグ装置 21 エアバッグ 26 固定ブラケット(ブラケット)28 筒体部 30 固定支持パネル 31 可動補強パネル 31a パネル部材 32 ヒンジ部(連結部材) 33 連設部 45 乗員室
フロントページの続き (72)発明者 船戸 利恭 愛知県安城市今池町3丁目1番36号 株 式会社イノアックコーポレーション安城 事業所内 (56)参考文献 特開2001−277978(JP,A) 特開2001−114056(JP,A) 特開2001−301559(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/16 - 21/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内装部材(10)の基材(11)に一体的に
    形成され、エアバッグ装置(20)の作動時に両側へ開放す
    る2枚のドアパネル部(13,14)と、前記基材(11)の裏側
    に配設したブラケット(26)に両開き可能に取付けられ、
    前記ドアパネル部(13,14)の裏側に対応的に固定された
    2枚の可動補強パネル(31,31)とからなり、エアバッグ
    装置(20)の作動により膨張を開始したエアバッグ(21)が
    前記可動補強パネル(31,31)を内側から押圧した際に、
    前記2枚のドアパネル部(13,14)の隣接し合う中央ライ
    ンおよび外縁ラインに沿って形成した開裂予定部(15,1
    6)が破断して該ドアパネル部(13,14)を乗員室(45)側へ
    開放変位させ、これにより前記エアバッグ(21)を該乗員
    室(45)へ全面展開させるようにしたエアバッグドア(12)
    において、 前記夫々の可動補強パネル(31,31)を、前記ドアパネル
    部(13,14)が開放する際の折曲ラインに沿って直列に連
    設した複数のパネル部材(31a)から構成すると共に、 前記夫々のパネル部材(31a)を、隣接し合う該パネル部
    材(31a)における端縁部同士の中央ライン側の隅角部分
    を連設する連設部(33)を以て変形可能に連結し、 前記エアバッグ装置(20)の作動により膨張を開始した前
    記エアバッグ(21)が前記可動補強パネル(31,31)を押圧
    した際に、前記各パネル部材(31a)が個別に変位するこ
    とで前記ドアパネル部(13,14)の部分的な変形を許容
    し、この変形した部位に最も近接した前記開裂予定部(1
    5,16)の部分的な破断を惹起させた後、これら開裂予定
    部(15,16)の全体的な破断を完了させ得るよう構成した
    ことを特徴とするエアバッグドアの開裂構造。
  2. 【請求項2】 前記夫々のパネル部材(31a)は連結部
    材(32)を介して連設される固定支持パネル(30)で前記ブ
    ラケット(26)の筒体部(28)に取付けられ 前記エアバッグ(21)から押圧された際に、前記連結部材
    (32)が伸長変形または移動することで個別に変位するこ
    とが許容される 請求項1記載のエアバッグドアの開裂構
    造。
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