JP3417128B2 - 樹脂成形体 - Google Patents

樹脂成形体

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は,自動車の外装品などに
用いられる,高い光沢感と耐衝撃性とを有する樹脂成形
体に関する。 【0002】 【従来技術】自動車に用いられるバンパ,バンパコーナ
ー等の外装品は,高い衝撃強度が要求される。従来,か
かる外装品としては,自動車への組付け性,柔軟性,強
度等の観点から,樹脂成形体が用いられている。上記樹
脂成形体としては,ポリプロピレンと,EPM(エチレ
ンプロピレン共重合体)と,タルク等から構成されるゴ
ム変性ポリプロピレンの樹脂成形体が用いられていた。
かかる樹脂成形体の表面には,塗装により,ソリッド調
又はメタリック調が施されていた。 【0003】 【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来の樹
脂成形体にソリッド調,メタリック調を施す場合には,
上記のごとく,塗装処理が必要であった。そのため,製
造工程を合理化できず,コスト高となった。 【0004】そこで,塗装処理を省略するために,上記
のゴム変性ポリプロピレンに,単に,ソリッド色用顔
料,金属粉又はパール顔料等の着色剤を添加することが
考えられる。しかし,この場合には,塗装と同程度の光
沢,メタリック感を得ることができない。その理由は,
図2に示すごとく,樹脂成形体90のマトリックス92
において,ゴム変成ポリプロピレン91が偏平な形状で
存在しているため,着色剤93がゴム変成ポリプロピレ
ン91の陰になり,光95の多くが,着色剤93に当た
らないためであると考えられる。 【0005】また,光沢を改良するために,ゴム変性ポ
リプロピレンのゴム含有量を減少させることが考えられ
るが,この場合には樹脂成形体の耐衝撃性が著しく低下
してしまうという問題がある。 【0006】本発明はかかる従来の問題点に鑑み,高い
光沢感とメタリック感と深み感とを有し,かつ耐衝撃性
に優れた,樹脂成形体を提供しようとするものである。 【0007】 【課題の解決手段】本発明は,エチレン含量2〜15重
量%であり且つロックウェル硬度85以上の結晶性エチ
レン・プロピレンブロック共重合体75〜50重量%
と,エチレン含量が80〜95重量%のエチレン─αオ
レフィン共重合体25〜50重量%とからなる基本成分
100重量部に対し,無機質充填剤0〜30重量部と,
着色剤0.1〜10重量部とを添加し,混合してなる
脂組成物を,所望形状に成形してなる樹脂成形体であっ
て, 該樹脂成形体は,その表面に深さ20μm以上の透
明なクリアー層が形成されており, また,上記エチレン
−αオレフィン共重合体のαオレフィン成分は,プロピ
レン,ブテン−1,ペンテン−1,ヘキセン−1,オク
テン−1,4−メチルペンテン−1,及びヘプテン−1
のグループから選ばれる1種又は2種以上であることを
特徴とする樹脂成形体にある。 【0008】本発明において,結晶性エチレン・プロピ
レンブロック共重合体は,エチレン含量が2〜15重量
%であり,且つロックウェル硬度が85以上である。エ
チレン含量が2重量%未満の場合には,衝撃強度が低下
する。一方,15重量%を越える場合には,その樹脂成
形体の光沢,深み感,メタリック感が低下するという問
題がある。結晶性エチレン・プロピレンブロック共重合
体のロックウェル硬度が85未満の場合には,その樹脂
成形体の光沢,深み感,メタリック感が低くなる。 【0009】更に,結晶性エチレン・プロピレンブロッ
ク共重合体は,エチレン含量が2〜12重量%であり,
且つロックウェル硬度が90以上であることが好まし
い。これにより,その樹脂成形体の光沢,深み感,メタ
リック感をより高めることかできる。 【0010】上記エチレン─αオレフィン共重合体は,
エチレン含量が80〜95重量%である。80重量%未
満の場合には,深み感,メタリック感が低くなる。一
方,95重量%を越える場合には,高い耐衝撃性を維持
することができないという問題がある。上記エチレン─
αオレフィン共重合体におけるα─オレフィン成分とし
ては,プロピレン,ブテン─1,ペンテン─1,ヘキセ
ン─1,オクテン─1,4─メチルペンテン─1,及び
ヘプテン─1のグループから選ばれる1種又は2種以上
を用いる。 【0011】上記無機質充填剤は,樹脂成形体の剛性,
強度,耐熱性を高めるものである。上記樹脂成形体とし
ては,特に限定しないが,例えば,ガラス繊維,タル
ク,マイカ,炭酸カルシウム,ワラストナイト,クレ
ー,硫酸バリウム,チタン酸カリウムウィスカー,硫酸
マグネシウムウィスカー,炭酸カルシウムウィスカー,
及びシリカのグループから選ばれる1種以上を用いるこ
とが好ましい。 【0012】着色剤としては,アルミ粉,アルミフレー
ク,アルミ箔,パールマイカ,亜鉛粉,又はブロンズ
粉,ガラスフレーク等の光輝材,チタン白,酸化亜鉛,
硫化亜鉛,べんがら,クロム黄,バリウム黄,群青,コ
バルト青,コバルト緑,又はカーボンブラック等の無機
系顔料,ウォッチングレッド,パーマネントレッド,パ
ラレッド,トルイジンマルーン,ベンジジンイエロー,
フタロシアニンブルー,フタロシアニングリーン,ファ
ーストスカイブルー,又はブリリアントカーミン6B等
の有機系顔料のグループから選ばれる1種又は2種以上
がある。着色剤は,上記の光輝材,無機系顔料,有機系
顔料から任意に選択したものであり,上記光輝材単独,
上記無機系顔料単独,又は上記有機系顔料単独で用いる
ことができるが,上記三者を二種又は三種以上適宜混合
して用いることもできる。 【0013】 【0014】上記基本成分100重量%において,上記
結晶性エチレン・プロピレンブロック共重合体が50重
量%未満の場合には,その樹脂成形体の光沢,深み感,
メタリック感が低くなる。一方,75重量%を越える場
合には,衝撃強度が低くなる。上記基本成分100重量
%において,上記エチレン─αオレフィン共重合体が2
5重量%未満の場合には,衝撃強度が低くなる。一方,
50重量%を越える場合には,その樹脂成形体の光沢,
深み感,メタリック感が低くなる。 【0015】上記基本成分100重量部に対して,上記
無機質充填剤が30重量部を越える場合には,光沢,深
み感,メタリック感が低下する。上記基本成分100重
量部に対して,上記着色剤が0.1重量部未満の場合に
は,樹脂成形体の着色性,メタリック感が不十分であ
る。一方,10重量部を越える場合には,光沢,深み感
が大幅に低下する。 【0016】また,上記樹脂成形体中には,着色剤の凝
集を防止するため,分散剤を添加,混合することが好ま
しい。かかる分散剤としては,着色剤の種類に応じて,
汎用の分散剤の中から適宜選択したものを用いる。分散
剤の配合割合は,上記基本成分100重量部に対して,
通常0.01〜2重量部とすることが好ましい。 【0017】 【0018】本発明において,上記クリアー層とは,樹
脂成形体の表面に形成された,厚み20μm以上の透明
な層であり,着色剤を全く含んでいないか,又は極く少
量含んでいる。該クリアー層の厚みが20μm未満の場
合には,深み感,メタリック感が得られない。上記樹脂
成形体において,上記クリアー層よりも内部には,上記
着色剤が分散して存在している。 【0019】 【作用及び効果】本発明の樹脂成形体においては,図1
に示すごとく,上記結晶性エチレン・プロピレンブロッ
ク共重合体2が,樹脂成形体7のマトリッスを構成す
る。また,エチレン─αオレフィン共重合体1は,上記
マトリックスの中に分散して存在する。そのため,着色
剤3は,成形時に樹脂成分よりやや遅れて流動する現象
と,冷却時に沈降する現象との相乗効果によって,表層
部からやや沈んだ地点に分布する。 【0020】ここに,本発明においては,上記結晶性エ
チレン・プロピレンブロック共重合体は,ブロック部の
ゴム成分粒子が比較的細かく,かつ結晶構造が緻密であ
る。更に,上記組成のエチレン─αオレフィン共重合体
1は,ほぼ球状に分散している。そのため,光5は,エ
チレン─αオレフィン共重合体1により遮られることな
く,上記樹脂成形体7の内部まで入り込むことができ
る。そして,内部に分散している着色剤3により反射さ
れる。それ故,従来よりも多くの光を反射させることが
でき,高い光沢感,メタリック感が得られる。 【0021】また,本発明の樹脂成形体に用いる樹脂組
成物は,上記の組成により構成されている。そのため,
成形時に着色剤3が樹脂成分よりやや遅れて流動する現
象や,冷却時に着色剤3が沈降する現象が生じて,両者
の相乗効果により,着色剤3は樹脂成形体の表層部から
やや沈んだ地点に分布する。このため,その表層部に
は,着色剤3を全く含んでいないか,又は極く少量含ん
でいる透明性の高いクリアー層4が形成される。かかる
樹脂成形体に光を照射すると,光5は,クリアー層4を
通過し,その内部の着色剤3により反射される。それ
,深み感がより顕著となり,メタリック感が向上す
る。 【0022】また,本発明においては,上記特定のエチ
レン─αオレフィン共重合体と結晶性エチレン・プロピ
レンブロック共重合体とを所定量含むため,耐衝撃性が
高い。 【0023】次に,本発明の樹脂成形体は,上記の組成
物により構成されており,また,深さ20μm以上のク
リアー層を有している。それ故,上記のごとく,深み感
が顕著となり,メタリック感が向上する。また,エチレ
ン─αオレフィン共重合体は,ほぼ球状に分散するた
め,高い光沢感,メタリック感が得られる。更に,上記
のごとく,高い耐衝撃性が得られる。 【0024】本発明によれば,高い光沢感とメタリック
感と深み感とを有し,かつ耐衝撃性に優れた樹脂成形体
を提供することができる。 【0025】 【実施例】実施例1〜5 本発明の実施例に係る樹脂成形体について,比較例と共
に説明する。本例においては,樹脂成形体の深み感,光
沢感,メタリック感を示す見映性,及び衝撃強度につい
て測定した。測定に際しては,表4,表5に示す組成の
試験片を用いた。 【0026】両表において,結晶性エチレン・プロピレ
ンブロック共重合体(以下,PPという。)としては,
PP−1〜4の4種類を用いた。これらのエチレン含量
及び物性は,表1に示した。また,エチレン─αオレフ
ィン共重合体(以下,EOという。)としては,EO−
1〜4の4種類を用いた。これらのエチレン含量は,表
2に示した。無機質充填剤としては,平均粒径2μmの
タルクを用いた。 【0027】着色剤としては,表3に示すごとく,カー
ボンブラック,フタロシアニンブルー,ベンジジンイエ
ロー,酸化チタン,及びアルミ粉をを用いた。そして,
これらの着色剤は,PP及びEOからなる基本成分10
0重量部に対して,合計2.3重量部添加,混合した。
分散剤としては,ステアリン酸マグネシウムを用いた。
この分散剤は,上記の基本成分100重量部に対して,
0.5重量部を添加,混合した。 【0028】表1に示すPPの物性は,ロックウェル硬
度とメルトフローレート(MFR)である。ロックウェ
ル硬度は,JIS─K7207に準じて,Rスケールに
より測定した。MFRは,JIS─6758に準じて,
230℃の温度において2160g荷重の条件において
測定した。上記試験片は,上記樹脂組成物を,大きさ1
00mm×100mm,厚み3mmの平板状に成形した
ものである。 【0029】上記試験片について,深み感,光沢感を示
す見映性,及び衝撃強度を,以下の方法により測定し
た。 (深み感)試料台の昇降移動量が確認できる顕微鏡を用
いる。まず,観察物である試験片の表面に顕微鏡の焦点
を合わせて,そのときの試料台の位置を原点Aとする。
次に,試料台を昇降させて,沈着している着色剤が識別
できない,即ち着色剤に焦点を合わせることが不可とな
るときの試料台の位置をBとする。そして,上記のAと
Bとの差の絶対値を求め,これを試料台の移動量ΔXと
し,この値ΔXをクリアー層の厚みとする。この値を試
験片の深み感の指標とする。 【0030】(見映性)見映性は,光沢感,特にメタリ
ック感を示す尺度として採用した。即ち,肉眼により,
以下のように3段階に評価した。 1級...塗装品に近いメタリック感があるもの 2級...塗装品に比べてややメタリック感が劣るもの 3級...メタリック感がないもの 【0031】(衝撃強度)アイゾット衝撃強度によりも
とめた。 【0032】上記測定結果を表4,表5に示した。両表
において,最上欄中の「E」は本発明に関する実施例
を,「C」は比較例を意味する。次に,表4,表5の測
定結果につき説明する。両表より知られるように,本発
明にかかる実施例E1〜E5は,いずれもクリアー層の
厚みが20μm以上であり,深みのあるメタリック感を
呈した。光沢もあり,見映え性も高かった。耐衝撃性も
240J/m以上と高かった。 【0033】また,表4に示すごとく,実施例E1,E
2,比較例C1,C2においては,EOを一定とし,P
Pの種類を変えた。その結果,エチレンを含まないPP
─1を用いた比較例C1は,衝撃強度が低かった。ロッ
クウェル硬度が70のPP−4を用いた比較例C2は,
破断しなかった。また,比較例C2は,クリアー層の厚
みが薄く,メタリック感が感られず,見映えも悪かっ
た。このことから,エチレン含量2〜15重量%であり
且つロックウェル硬度が85以上のPPを用いた樹脂成
形体は,クリアー層の厚みが大きく,かつ衝撃強度が高
いことがわかる。 【0034】そこで,次に,表5に示すごとく,実施例
E3,E4,比較例C3において,エチレン含量が4.
4重量%であり,且つロックウェル硬度が98のPP−
2を一定量用いて,EOの種類を変えた。その結果,そ
れぞれ91重量%,88重量%のエチレンを含むEO−
2,EO−3を用いた実施例E3,E4は,クリアー層
の厚みが32μm,29μmと高く,いずれも塗装品と
同程度の高いメタリック感を感じさせた。エチレン含量
が75重量%のEO−4を用いた比較例3は,クリアー
層の厚みが17μmと小さく,メタリック感がなかっ
た。このことから,エチレン含量が80〜95重量%の
EOを用いた樹脂成形体は,沈降深さが大きく,深みの
あるメタリック感を呈することがわかる。 【0035】そこで,次に,実施例E5,比較例C4,
C5において,上記の特定の種類のPP−2とEO−1
とを用いて,これらの配合割合を変えた。実施例E5
は,基本成分100重量%における,PP−2とEO−
1との配合割合が55重量%,45重量%であり,この
ものは,衝撃強度が著しく高く,また,深み感,メタリ
ック感も高かった。一方,比較例C4は,EO−1が少
なく,衝撃強度が著しく低かった。また,比較例C5
は,PP−2とEO−1との配合割合が45重量%,5
5重量%であり,このものは,破断しなかった。また,
深み感も少なかった。 【0036】このことから,エチレン含量2〜15重量
%であり且つロックウェル硬度85以上の結晶性エチレ
ン・プロピレンブロック共重合体2〜15重量%と,エ
チレン含量が80〜95重量%のエチレン─αオレフィ
ン共重合体25〜50重量%とからなる基本成分100
重量部に対し,無機質充填剤0〜30重量部と,着色剤
0.1〜10重量部とを添加し,混合した組成物によれ
ば,深み感及びメタリック感を高め,また優れた衝撃強
度が得られることがわかる。また,その樹脂成形体も,
同様に優れた効果を発揮することがわかる。 【0037】 【表1】 【0038】 【表2】 【0039】 【表3】 【0040】 【表4】【0041】 【表5】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の樹脂成形体の説明図。 【図2】従来例の樹脂成形体の説明図。 【符号の説明】 1...エチレン─αオレフィン共重合体, 2...結晶性エチレン・プロピレンブロック共重合
体, 3...着色剤, 4...クリアー層, 5...光, 7...樹脂成形体,
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−9852(JP,A) 特開 平5−98128(JP,A) 特開 平5−98129(JP,A) 特開 平5−59251(JP,A) 特開 平5−98127(JP,A) 特開 平5−98126(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 53/00 C08L 23/16

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 エチレン含量2〜15重量%であり且つ
    ロックウェル硬度85以上の結晶性エチレン・プロピレ
    ンブロック共重合体75〜50重量%と,エチレン含量
    が80〜95重量%のエチレン─αオレフィン共重合体
    25〜50重量%とからなる基本成分100重量部に対
    し, 無機質充填剤0〜30重量部と,着色剤0.1〜10重
    量部とを添加し,混合してなる樹脂組成物を,所望形状
    に成形してなる樹脂成形体であって, 該樹脂成形体は,その表面に深さ20μm以上の透明な
    クリアー層が形成されており, また,上記エチレン−αオレフィン共重合体のαオレフ
    ィン成分は,プロピレン,ブテン−1,ペンテン−1,
    ヘキセン−1,オクテン−1,4−メチルペンテン−
    1,及びヘプテン−1のグループから選ばれる1種又は
    2種以上であることを特徴とする樹脂成形体
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