JP3417082B2 - プロジェクタ装置 - Google Patents

プロジェクタ装置

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JP3417082B2 JP23878994A JP23878994A JP3417082B2 JP 3417082 B2 JP3417082 B2 JP 3417082B2 JP 23878994 A JP23878994 A JP 23878994A JP 23878994 A JP23878994 A JP 23878994A JP 3417082 B2 JP3417082 B2 JP 3417082B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、例えば、LCD(液晶
表示)パネルにより表示される映像をスクリーン上に拡
大して投射するプロジェクタ装置に関し、特に、空気に
よる冷却を考慮した筐体を有するプロジェクタ装置に関
する。 【0002】 【従来の技術】従来、画像表示手段としてLCD(液晶
表示)パネルを用い、このLCDパネルにより表示され
る画像を投影レンズによってスクリーン上に拡大して投
射するように構成されたプロジェクタ装置が提案されて
いる。 【0003】このようなプロジェクタ装置においては、
上記LCDパネルは、電子機器用筐体である外筐体内に
おいて上記投影レンズの焦点面上となるように配設さ
れ、メタルハライドランプの如きランプで照明される。 【0004】そして、このようなプロジェクタ装置にお
いては、上記LCDパネルが上記ランプで照明されるた
め、このLCDパネル及びこのLCDパネルの前後に配
設される偏光フィルタ、特に、照明光入射側の偏光フィ
ルタが加熱される。すなわち、これらLCDパネル及び
偏光フィルタは、上記ランプよりの放射熱により、ま
た、これらLCDパネル及び偏光フィルタが反透過軸方
向の偏光成分を吸収することによる自己発熱のために、
加熱される。 【0005】そのため、このプロジェクタ装置において
は、上記LCDパネル及び偏光フィルタを、軸流ファン
(プロペラ型のファン)によって冷却することとしてい
る。すなわち、この軸流ファンは、上記外筐体の外方側
の空気を該外筐体内に流入させ、この空気を上記LCD
パネル及び上記偏光フィルタの近傍を通過させることに
よって、該LCDパネル及び該偏光フィルタを冷却させ
る。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なプロジェクタ装置を構成する電子機器用筐体は、上記
LCDパネル及び上記偏光フィルタを冷却するための空
気がこの電子機器用筐体に対して流入し、また、これら
LCDパネル及び偏光フィルタにより加熱された空気が
外方に排出されるための通風口を有している必要があ
る。 【0007】ところが、上記電子機器用筐体に通風口を
設けた場合、この通風口を介して、この電子機器用筐体
内に水滴等の液体が侵入する虞れがある。 【0008】特に、上記LCDパネル及び上記偏光フィ
ルタにより加熱された空気を上記電子機器用筐体内より
排出させるための通風口は、空気の対流を利用して排出
が効率よく行えるようにするため、該電子機器用筐体の
上面部分に形成される場合が多い。上記電子機器用筐体
の上面部分に上記通風口を形成した場合、設置場所によ
っては、この通風口には、上方側より滴下した水滴が侵
入する虞れが大きい。上記通風口を介して上記外筐体内
に水滴等が侵入した場合には、この電子機器用筐体内に
配設されたランプや光学デバイスが破損される虞れがあ
る。 【0009】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、内蔵した電子機器を冷却するた
めの空気の内外に亘る流動が良好に行われながら、水滴
等の液体の侵入が確実に防止された筐体を有するプロジ
ェクタ装置を提供することを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し上記
目的を達成するため、本発明に係るプロジェクタ装置
は、ランプにより画像表示手段を照明して該画像表示手
段に表示される映像をスクリーン上に拡大して投射する
プロジェクタ装置において、上方側に向けて開放された
通風口を有する外筐体と、複数の開口部を有して略々平
板状に形成され、上記通風口に対応して配設されたグリ
ル部材と、上記通風口の内方側に臨んで、上記各開口部
に対応して上記グリル部材に設けられた複数のルーバ部
材と、上記通風口の下方側に設けられ、上記ランプを介
して上記通風口に空気を排出する排気ファンとを備え、
上記各ルーバ部材は、一側部分を上記グリル部材に接合
され他側部分を該グリル部材より離間させて配設され
て、上記各開口部の直下に位置するとともに、該グリル
部材より離間した他側部分に、液体溜め凹状部を有して
いるものである。 【0011】 【作用】本発明に係るプロジェクタ装置においては、筐
体のグリル部材の各開口部に対応して該グリル部材に設
けられた複数のルーバ部材は、一側部分を該グリル部材
に接合され他側部分を該グリル部材より離間させて配設
されて該各開口部の直下に位置するとともに、該グリル
部材より離間した他側部分に液体溜め凹状部を有してい
るので、該各開口部を介しての空気の流動を阻害するこ
とがなく、該各開口部に上方側より侵入する水滴を液体
溜め凹状部に溜めることによって、この水滴の該開口部
の通過を阻止する。 【0012】 【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
しながら説明する。 【0013】 【0014】このプロジェクタ装置は、図1及至図3に
示すように、上記電子機器用筐体であるシャーシボック
ス4を有している。このシャーシボックス4は、略々直
方体形状の筐体状に形成されている。 【0015】このシャーシボックス4の天板部2には、
ハンガ部材1が取り付けられている。このシャーシボッ
クス4は、上記ハンガ部材1を介して、天井21に吊り
下げられて支持される。なお、このシャーシボックス4
は、図5に示すように、上記天井21に取り付けられる
カバー23により覆われる。 【0016】上記シャーシボックス4内には、後方側に
位置して、ランプハウス3が収納されて配設されてい
る。このランプハウス3は、図5に示すように、前方側
が開放された筐体状に形成され、メタルハライドランプ
31を収納している。このランプハウス3は、このラン
プハウス3の内外に亘る空気の流動が可能となるよう
に、複数の透孔部を有している。上記メタルハライドラ
ンプ31の後方側には、凹面反射鏡32が配設されてい
る。このメタルハライドランプ31より発した光は、上
記凹面反射鏡32に反射されて、上記ランプハウス3の
前方側に射出される。 【0017】また、上記ランプハウス3の上方側には、
排気ファン24が配設されている。この排気ファン24
は、同軸ファン(プロペラ型のファン)であって、図5
中矢印Iで示すように、上記ランプハウス3内の空気
を、このランプハウス3が有する透孔部を介して、この
ランプハウス3の上方側に排出する。 【0018】上記ランプハウス3より射出された光束
は、図示しないコンデンサレンズを経て、図2に示すよ
うに、上記シャーシボックス4内において、色分解ミラ
ーである第1のダイクロイックミラー5によりR(赤
色)及びG(緑色)とB(青色)との二の光束に色分解
される。この第1のダイクロイックミラー5により色分
解されたR(赤色)及びG(緑色)の光束は、第1のプ
リ偏光フィルタ6を経て、第2のダイクロイックミラー
8に入射される。また、上記第1のダイクロイックミラ
ー5により色分解されたB(青色)の光束は、第2のプ
リ偏光フィルタ7を経て、この光束の光路に対して45
゜の角度をなして配設されたミラー9に入射される。 【0019】上記第2のダイクロイックミラー8に入射
された光束は、R(赤色)とG(緑色)との二の光束に
色分解される。この、第2のダイクロイックミラー8に
より色分解された各光束は、それぞれ画像表示手段とな
る第1及び第2のLCD(液晶表示)パネル10,11
に対応して入射される。また、上記ミラー9に入射され
た光束は、光路を偏向され、画像表示手段となる第3の
LCDパネル12に入射される。 【0020】このようにして、上記第1のLCDパネル
10に入射される光束は、上記各ダイクロイックミラー
5,8を経ることにより、R(赤色)、G(緑色)、B
(青色)のうちの第1の色(R(赤色))の光束となっ
ている。また、上記第2のLCDパネル11に入射され
る光束は、上記各ダイクロイックミラー5,8を経るこ
とにより、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)のうち
の第2の色(G(緑色))の光束となっている。そし
て、上記第3のLCDパネル12に入射される光束は、
上記第1のダイクロイックミラー5を経ることにより、
R(赤色)、G(緑色)、B(青色)のうちの第3の色
(B(青色))の光束となっている。 【0021】上記各LCDパネル10,11,12の光
束入射側には、図1に示すように、それぞれ入射側偏光
フィルタ16が配設されている。これら入射側偏光フィ
ルタ16とこの入射側偏光フィルタ16に対応するLC
Dパネル10,11,12との間には、3mm及至5m
m程度の空隙が形成されている。 【0022】上記各入射側偏光フィルタ16は、上記各
プリ偏光フィルタ6,7と共働して、上記各LCDパネ
ル10,11,12に入射される光束を直線偏光状態と
する。このプロジェクタ装置においては、上記各LCD
パネル10,11,12に入射される光束を直線偏光状
態とする作用を、上記各プリ偏光フィルタ6,7及び上
記各入射側偏光フィルタ16に分散させているため、該
各プリ偏光フィルタ6,7及び該各入射側偏光フィルタ
16の温度上昇が抑えられている。 【0023】また、上記各LCDパネル10,11,1
2の光束出射側には、それぞれ図示しない出射側偏光フ
ィルタが配設されている。これら出射側偏光フィルタ
は、この出射側偏光フィルタに対応するLCDパネル1
0,11,12の光束出射側の主面部に貼着されてい
る。 【0024】上記各LCDパネル10,11,12より
出射された光束は、合成プリズム13に入射される。こ
の合成プリズム13に入射された三の光束は、互いに合
成されて一の光束となされる。この合成プリズム13に
より合成された光束は、上記シャーシボックス4の前方
部分に配設された投影レンズ14に入射される。 【0025】この投影レンズ14は、鏡筒とこの鏡筒内
に配設された複数のレンズ15とを有して構成されてお
り、該鏡筒を上記シャーシボックス4の前板部に貫通さ
せて配設されている。 【0026】上記投影レンズ15は、入射された光束
を、このプロジェクタ装置の前方に配設された図示しな
いスクリーン上に投射する。この投影レンズ15は、後
側焦点面を上記各LCDパネル10,11,12の画像
表示面部の近傍となしており、これらLCDパネル1
0,11,12により表示される画像が合成された画像
を拡大して上記スクリーン上に投影する。 【0027】そして、このプロジェクタ装置は、図1及
び図4に示すように、上記各LCDパネル10,11,
12及び上記各偏光フィルタ16を冷却するための空気
流路を形成する空気流路筒28を有している。この空気
流路筒28は、断面が略々矩形の筒状に形成され、上記
各LCDパネル10,11,12を内包して配設されて
いる。すなわち、この空気流路筒28は、上記合成プリ
ズム13の上方側に水平に延在された導入筒部18と、
この導入筒部18より下方側に垂下されて上記各LCD
パネル10,11,12の上方側に臨む該各LCDパネ
ル10,11,12に対応するダクト部19と、該各L
CDパネル10,11,12の下方側に突設された該各
LCDパネル10,11,12に対応する排気口20と
を有している。 【0028】なお、この空気流路筒28の上記各LCD
パネル10,11,12を内包した部分は、前述したよ
うに、これらLCDパネル10,11,12への光束の
水平な入射及びこれらLCDパネル10,11,12よ
りの光束の水平な出射が可能となっている。 【0029】そして、上記導入筒部18の前端部には、
吸気ファン装置17の空気排出部が接合されている。こ
の吸気ファン装置17は、略々円缶形の筐体部とこの筐
体部内に収納され回転操作されるシロッコファン(遠心
ファン)とを有して構成されている。この吸気ファン装
置17の空気排出部は、上記筐体部の側面部に形成され
た開口部である。そして、この吸気ファン装置17は、
上記筐体部の底面部の中央部分に、空気吸入部30を有
している。この空気吸入部30は、上記筐体部に形成さ
れた開口部であって、上記シロッコファンの中心部分に
対応している。上記吸気ファン装置17の上記空気吸入
部30には、上記空気流路筒28の一部をなす吸気筒部
25の基端部が接合されている。この吸気筒部25は、
先端側が上記シャーシボックス4内において前方側に向
けて屈曲され、先端部が吸気口26となされている。こ
の吸気口26は、上記シャーシボックス4の前面部に形
成された網目状の透孔部を介して、前方側外方に臨んで
いる。 【0030】すなわち、上記空気流路筒28は、外方側
に開放された吸気口26及び排気口20を有するととも
に、この吸気口26及び排気口20の他の部分が密閉状
態となされている。 【0031】そして、上記吸気筒部25内の上記吸気口
26近傍に位置して、吸気側エアフィルタ27が配設さ
れている。この吸気側エアフィルタ27は、上記吸気口
26を介して上記空気流路筒28内に流入する空気が通
過するものであって、この空気中の塵挨を除去する。ま
た、上記空気流路筒28内の上記排気口20近傍に位置
して、排気側エアフィルタ29が配設されている。この
排気側エアフィルタ29は、上記排気口20を介して上
記空気流路筒28より流出する空気が通過するものであ
って、この空気中の塵挨を除去する。 【0032】上記吸気ファン装置17は、図4中矢印A
及び矢印Bで示すように、上記空気流路筒28内に上記
吸気口26を介して外方側の空気を流入させ、また、図
4中矢印Fで示すように、この空気流路筒28内の空気
を上記排気口20を介して外方側に排出させる。 【0033】上記空気流路筒28においては、上記吸気
ファン装置17より排出された空気が、図4中矢印C及
び矢印Dで示すように、上記導入筒部18を経て上記各
ダクト部19内に流入する。これらダクト部内19に流
入した空気は、図4中矢印Eで示すように、上記各LC
Dパネル10,11,12及び上記入射側偏光フィルタ
16の近傍を経て、上記排気口20に至る。 【0034】このように上記各LCDパネル10,1
1,12及び上記入射側偏光フィルタ16の近傍を流動
される空気は、これらLCDパネル10,11,12及
び入射側偏光フィルタ16より熱を受け取って加熱され
ることにより、該LCDパネル10,11,12及び入
射側偏光フィルタ16を冷却する。なお、上記各LCD
パネル10,11,12と上記入射側偏光フィルタ16
との間の空隙部にも空気が通過し、特に加熱される入射
側偏光フィルタ16の良好な冷却が図られる。 【0035】そして、上記空気流路筒28内は、上記吸
気口26及び上記排気口20がそれぞれ上記吸気側エア
フィルタ27及び排気側エアフィルタ29により閉蓋さ
れているため、塵挨に対しては密閉状態となされてお
り、上記吸気ファン装置17の作動、非作動に拘らず、
塵挨が侵入することが防止されている。 【0036】そして、上記シャーシボックス4の後方側
の上面部には、上記ランプハウス3の上方側、すなわ
ち、上記排気ファン24の上方側に位置して、上方側に
向けて開放された通風口33が形成されている。 【0037】上記天井21には、上記通風口33に対応
して、透孔22が形成されている。すなわち、上記通風
口33は、上記透孔22を介して、上記天井21の上方
側に臨んでいる。 【0038】そして、上記シャーシボックス4には、上
記通風口33に対応して、すなわち、この通風口33を
閉蓋するようにして、グリル部材34が取り付けられて
いる。このグリル部材34は、図5及び図6に示すよう
に、複数のスリット状の開口部35を有して略々平板状
に形成されている。 【0039】上記グリル部材34の下面部には、上記通
風口33の内方側に臨んで、上記各開口部35に対応し
て、複数のルーバ部材36が設けられている。これらル
ーバ部材36は、それぞれ金属板の如き材料により略々
短冊様形状を有して形成され、一側縁部分を上記グリル
部材34に接合され他側縁部分を該グリル部材34より
離間させて、上記各開口部35に対応され該各開口部3
5に平行に配設されている。 【0040】そして、これらルーバ部材36は、それぞ
れ対応する開口部35の直下に位置している。すなわ
ち、上記各ルーバ部材36の他側縁部とこのルーバ部材
36に対応する開口部35の縁部分とは、図5中に矢印
Gで示すように、上下方向についてオーバーラップして
いる。 【0041】また、上記各ルーバ部材36は、上記グリ
ル部材34より離間した他側縁部分に、液体溜め凹状部
37を有している。この液体溜め凹状部37は、上記各
ルーバ部材36の他側縁部分が上方側に略々直角に屈曲
されることにより形成されている。 【0042】これらルーバ部材36の両端部は、上記通
風口33の両側の縁部よりもこの通風口33の外方側に
位置している。 【0043】このようなグリル部材34及びルーバ部材
36を有する上記シャーシボックス4においては、上記
排気口20を介して上記空気流路筒28より排出された
空気は、上記通風口33を介してこのシャーシボックス
4の外方側に排出されるとともに、図5中矢印F、矢印
H及び矢印Iで示すように、上記ランプハウス3内を経
て、上記排気ファン24及び該通風口33を介してこの
シャーシボックス4の外方側に排出される。 【0044】このとき、上記ルーバ部材36は、上記各
開口部35を介しての空気の流動を阻害することがな
い。そして、上記各ルーバ部材36は、図5中矢印Jで
示すように、上記各開口部35内に上記天井21の上方
側より侵入する水滴を上記液体溜め凹状部37に溜める
ことによって、この水滴38の上記シャーシボックス4
内への侵入を阻止する。 【0045】このようにして上記液体溜め凹状部37に
溜まった水滴は、上記開口部35を介して排出される空
気の熱により蒸発させられるか、または、該液体溜め凹
状部37内を流れてこの液体溜め凹状部37より排出さ
れる。 【0046】このようにして上記水滴38が上記液体溜
め凹状部37内を流れてこの液体溜め凹状部37より排
出される場合、上記各ルーバ部材36の両端部が上記通
風口33の両側の縁部よりもこの通風口33の外方側に
位置しているので、該水滴38は、該通風口33の外方
側に流れ落ちることとなり、該通風口33内に侵入する
ことがない。 【0047】 【発明の効果】上述のように、本発明に係るプロジェク
タ装置においては、ランプにより画像表示手段を照明し
て該画像表示手段に表示される映像をスクリーン上に拡
大して投射するプロジェクタ装置において、上方側に向
けて開放された通風口を有する外筐体と、複数の開口部
を有して略々平板状に形成され、上記通風口に対応して
配設されたグリル部材と、上記通風口の内方側に臨ん
で、上記各開口部に対応して上記グリル部材に設けられ
た複数のルーバ部材と、上記通風口の下方側に設けら
れ、上記ランプを介して上記通風口に空気を排出する排
気ファンとを備え、上記各ルーバ部材は、一側部分を上
記グリル部材に接合され他側部分を該グリル部材より離
間させて配設されて、上記各開口部の直下に位置すると
ともに、該グリル部材より離間した他側部分に、液体溜
め凹状部を有している。 【0048】そのため、上記各ルーバ部材は、上記各開
口部を介しての空気の流動を阻害することなく、該各開
口部に上方側より侵入する水滴を液体溜め凹状部に溜め
ることによって、この水滴の該開口部の通過を阻止する
ことができる。 【0049】すなわち、本発明は、内蔵した電子機器を
冷却するための空気の内外に亘る流動が良好に行われな
がら、水滴等の液体の侵入が確実に防止された筐体を有
するプロジェクタ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る電子機器用筐体を有して構成され
たプロジェクタ装置を一部を破断して示す側面図であ
る。 【図2】上記プロジェクタ装置の構成を一部を破断して
示す底面図である。 【図3】上記プロジェクタ装置の構成を示す正面図であ
る。 【図4】上記プロジェクタ装置の空気流路の構成を一部
を破断して示す側面図である。 【図5】上記プロジェクタ装置の通風口の近傍の構成を
示す要部縦断面図である。 【図6】上記通風口に対応して配設されるグリル部材の
構成を一部を破断して示す斜視図である。 【符号の説明】 4 シャーシボックス 33 通風口 34 グリル部材 35 スリット開口部 36 ルーバ部材 37 液体溜め凹状部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 21/00 - 21/30

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ランプにより画像表示手段を照明して該
    画像表示手段に表示される映像をスクリーン上に拡大し
    て投射するプロジェクタ装置において、 上方側に向けて開放された通風口を有する外筐体と、 複数の開口部を有して略々平板状に形成され、上記通風
    口に対応して配設されたグリル部材と、 上記通風口の内方側に臨んで、上記各開口部に対応して
    上記グリル部材に設けられた複数のルーバ部材と、 上記通風口の下方側に設けられ、上記ランプを介して上
    記通風口に空気を排出する排気ファンと を備え、 上記各ルーバ部材は、一側部分を上記グリル部材に接合
    され他側部分を該グリル部材より離間させて配設され
    て、上記各開口部の直下に位置するとともに、該グリル
    部材より離間した他側部分に、液体溜め凹状部を有して
    いるプロジェクタ装置
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