JP3416614B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP3416614B2
JP3416614B2 JP2000126598A JP2000126598A JP3416614B2 JP 3416614 B2 JP3416614 B2 JP 3416614B2 JP 2000126598 A JP2000126598 A JP 2000126598A JP 2000126598 A JP2000126598 A JP 2000126598A JP 3416614 B2 JP3416614 B2 JP 3416614B2
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suction
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    • B41J2/17596Ink pumps, ink valves

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置に関するものである。
【0002】なお、本発明は、記録装置としての一般的
なプリント装置のほか、複写機、通信システムを有する
ファクシミリ、プリント部を有するワードプロセッサ等
の装置、さらには各種処理装置と複合的に組み合わされ
た産業用プリント装置に適用することができるものであ
る。
【0003】
【従来の技術】従来から、シリアルスキャン方式のイン
クジェット記録装置としては、主走査方向に移動可能な
キャリッジ上に、記録手段としてのインクジェット記録
ヘッドと、インク容器としてのインクタンクとを交換可
能に搭載するよう構成されたものが知られている。記録
ヘッドとインクタンクは、インク路によって接続されて
いる。このような記録装置の場合は、記録ヘッドとイン
クタンクが搭載されたキャリッジの主走査と被記録媒体
の副走査との繰り返しによって、記録紙等の被記録媒体
上に順次画像を記録することができる。
【0004】一方、インクジェット記録装置のインクタ
ンクに対するインクの供給方式としては、例えば、イン
クを加圧してインクタンク内に負圧を導入してインクを
吸引供給する方法等が考えられる。
【0005】記録ヘッドが接続されているインクタンク
に対するインクの供給方法として、後者の吸引供給をし
た場合の構成の一つとして以下のようなものがある。
【0006】図9に示されるように、例えば、シリアル
スキャン方式のインクジェット記録装置おいて、サブイ
ンクタンクとしての貯留インクタンク20は、インクを
吐出して記録を行うことが可能なインクジェット記録ヘ
ッド20a(以下、単に記録ヘッドと言う)を有してお
り、キャリッジ(図示しない)に着脱可能に搭載されて
いる。記録ヘッド20aは、インクを画像情報に基づい
て、貯留インクタンク20内のインクをノズル44のイ
ンク吐出口から吐出する。また、貯留インクタンク20
には、貯留インクタンク20内のインクを記録ヘッド2
0aに供給するためのインク供給口20fが設けられて
いる。このような記録ヘッド20aのノズル44には、
インクを吐出するためのエネルギーを発生する吐出エネ
ルギー発生手段が備えられている。その吐出発生手段と
しては、熱エネルギーを発生する電気熱変換体を用いる
ことができる。キャリッジは、適宜な移動機構によって
矢印28、35の主走査方向に移動される。また、被記
録媒体は、搬送手段によって主走査方向と交差する副走
査方向に搬送される。
【0007】このようなインクジェット記録装置におい
ては、記録ヘッド20aと貯留インクタンク20を搭載
したキャリッジの主走査と、被記録媒体の副走査との繰
り返しによって、被記録媒体上に順次画像を記録するこ
とができる。
【0008】貯留インクタンク20の側面には、吸引口
53と、インク取入口20bが形成されている。吸引口
53は、吸引路53aを介して貯留インクタンク20内
に連通しており、貯留インクタンク20内における吸引
路53aの開口部位には、気体透過部材48が備えられ
ている。この気体透過部材48は、インクは通さない
が、気体は透過させる気液分離手段としての機能を有し
ている。例えば、このような気体透過部材48は、四弗
化エチレン樹脂またはそれに類する多孔質樹脂材料等に
よって形成されて薄いシート状に作られたものが好適で
ある。また、貯留インクタンク20内には、インクを吸
収保持するためのインク吸収体41aが収容されてい
る。
【0009】貯留インクタンク20の供給口20fに
は、フィルター103と弁104が備えられている。弁
104はシート状で、基端部がフィルター103に溶着
されている。この弁104は、貯留インクタンク20の
内圧に応じて供給口20fを開閉するよう機能する。
【0010】また、貯留インクタンク20のインク取入
口20bに接続可能に、供給ジョイント101が設けら
れたチューブ21aを介して記録装置本体側のメインタ
ンク22が配設されている。ジョイント101、102
は、キャリッジの走査方向35においてインク取入口2
0bおよび吸引口53と対向するように記録装置本体側
に配備されている。
【0011】記録動作中は、図9に示されるように、弁
104が開いており、貯留インクタンク20から記録ヘ
ッド20aにインクが供給される。
【0012】図10乃至図14は、上述したインクタン
クにおけるインクの補給動作の説明図である。
【0013】インクの補給に際しては、まず、キャリッ
ジが矢印28方向に移動することによって、図10に示
されるように、インク取入口20bと吸引口53が、対
応するジョイント101、102に夫々接続される。そ
の後、吸引ポンプ31の吸引動作により、貯留インクタ
ンク20内の空気が気体透過部材48を介して吸引さ
れ、貯留インクタンク20内が負圧になる。この貯留イ
ンクタンク20内の負圧によって、図11および図12
に示されるように、メインタンク22内のインクが貯留
インクタンク20の内部41に吸引される。
【0014】その際には、図11および図12のよう
に、貯留インクタンク20内の負圧によって、弁104
が供給口20fを閉じるように作動される。従って、記
録ヘッド20a内のインクは貯留インクタンク20内に
吸引されることがなく、記録ヘッド20aのインク吐出
口に形成されたインクのメニスカスは破壊されない。ま
た、インク吐出口から記録ヘッド20aおよび貯留イン
クタンク20内に空気が侵入することもない。この結
果、メインタンク22から貯留インクタンク20内にイ
ンクが確実に吸引されて供給される。
【0015】そして、図13に示されるように、貯留イ
ンクタンク20内のインクの液面41bが気体透過部材
48に達した時に、この気体透過部材48がインク等の
液体を通さないために、インクの補給は自動的に停止す
る。その後、図14のように、キャリッジの矢印35の
方向の移動によって、インク取入口20bと吸引口53
が、対応するジョイント101、102から離脱され
て、一連の補給動作を完了する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の構成のインクタンクにおいては、以下のよ
うな問題が見られた。
【0017】すなわち、貯留インクタンク20内のイン
クの液面41bが気体透過部材48に達した時に、その
気体透過部材48がインク等の液体を通さないためにイ
ンクの補給は自動的に停止するが、或る気体透過部材4
8においては、或る一定以上の負圧を作用させると、気
体透過部材48が破壊されて本来の機能である気体と液
体を分離するという機能が失われて、液体であるインク
をも吸引してしまい、多量に貯留インクタンク20から
インクを吸引したりしてインクを浪費すると共に、吸引
ポンプ31にもインクが流入してきて吸引ポンプ31を
破壊したり、或いは排インクで記録装置を汚染してしま
うこと等が見られた。
【0018】従って、本発明の目的は、上記のような過
度な負圧が気液分離手段である気体透過部材に作用し
て、本来の気体分離の機能を破壊すること無く、インク
補給が好適に行われて確実にインクを吸引供給すること
ができ、インク補給回数の多い、耐久性に優れたインク
ジェット記録装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明のインクジェット記録装置は、吸引ポンプ
と、インクジェット記録ヘッドに対して供給されるイン
クを貯留可能なインク吸収体と、前記記録ヘッドにイン
クを供給するインク供給部と、メインタンクと連結した
インク供給経路が必要に応じて連結するインク供給経路
連結部と、前記吸引ポンプの吸引状態を作用させる吸引
経路と必要に応じて連結する吸引経路連結部と、前記イ
ンク吸収体と前記吸引経路連結部とを繋ぐ経路に配され
た気液分離手段と、を備えたインクタンクと、を備える
インクジェット記録装置において、前記インクジェット
記録装置が、前記吸引経路連結部を介した前記吸引ポン
プによる吸引動作によって、前記メインタンクから前記
インクタンクにインクを補充しており、補充されたイン
クが前記気液分離手段に到達した状態で、前記気液分離
手段の有している耐圧以上の圧力が前記気液分離手段に
対して作用しないように前記吸引ポンプの吸引力を規制
する規制手段を備えていることを特徴とする。
【0020】また、本発明のインクジェット記録装置
は、前記規制手段が前記吸引ポンプの機構の一部を構成
していることを特徴とする。
【0021】さらに、本発明のインクジェット記録装置
は、前記規制手段が前記吸引ポンプとは別体で構成さ
れ、前記吸引経路の途中に配されていることを特徴とす
る。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【発明の実施の形態】本発明に依れば、インクジェット
記録装置は、吸引ポンプと、インクジェット記録ヘッド
に対して供給されるインクを貯留可能なインク吸収体
と、前記記録ヘッドにインクを供給するインク供給部
と、メインタンクと連結したインク供給経路が必要に応
じて連結するインク供給経路連結部と、前記吸引ポンプ
の吸引状態を作用させる吸引経路と必要に応じて連結す
る吸引経路連結部と、前記インク吸収体と前記吸引経路
連結部とを繋ぐ経路に配された気液分離手段と、を備え
たインクタンクと、を備えるインクジェット記録装置に
おいて、前記インクジェット記録装置は、前記吸引経路
連結部を介した前記吸引ポンプによる吸引動作によっ
て、前記メインタンクから前記インクタンクにインクを
補充しており、補充されたインクが前記気液分離手段に
到達した状態で、前記気液分離手段の有している耐圧以
上の圧力が前記気液分離手段に対して作用しないように
前記吸引ポンプの吸引力を規制する規制手段を備えたイ
ンクジェット記録装置を実現することができる。
【0036】以下に、図面を参照して本発明のインクジ
ェット記録装置に係る実施形態に就いて詳細に説明す
る。
【0037】なお、以下に説明する実施形態では、シリ
アルスキャン方式のインクジェット記録装置を例に挙げ
て説明する。
【0038】(実施例1)図1乃至図6に基づいてシリ
アルスキャン方式を用いた本発明のインクジェット記録
装置における要部の概略構成を示す。
【0039】図1に示されるように、サブインクタンク
としての貯留インクタンク20は、インクを吐出可能な
インクジェット記録ヘッド、すなわち記録ヘッド20a
を備えており、シリアルスキャン方式のインクジェット
記録装置におけるキャリッジ(図示しない)に着脱可能
に搭載されている。記録ヘッド20aは、インクを画像
情報に基づいて、貯留インクタンク20内のノズル44
のインク吐出口から吐出する。また、貯留インクタンク
20は、貯留インクタンク20内のインクを記録ヘッド
20aに供給するためのインク供給口20fが設けられ
ている。ノズル44には、インクを吐出するためのエネ
ルギーを発生する吐出エネルギー発生手段が備えられて
いる。このような吐出発生手段としては、熱エネルギー
を発生する電気熱変換体を用いることができる。さら
に、キャリッジ(図示しない)は、適宜な移動機構によ
って、矢印28、35の主走査方向に往復移動される。
また、記録媒体は、搬送手段によって、主走査方向と交
差する副走査方向に搬送される。
【0040】このようなインクジェット記録装置におい
ては、記録ヘッド20aと貯留インクタンク20を搭載
したキャリッジの主走査と、記録媒体の副走査との繰り
返しによって、記録媒体上に順次画像を記録することが
できるものである。
【0041】貯留インクタンク20の側面には、吸引口
53と、インク取入口20bが形成されている。吸引口
53は、吸引路53aを介して貯留インクタンク20内
に連通しており、貯留インクタンク20内における吸引
路53aの開口部位に、気体透過部材48が設けられて
いる。この気体透過部材48は、インクは通さずに、気
体は透過させる気液分離手段としての機能を有してい
る。また、記録体透過部材48は、例えば、上述したと
同様に、四弗化エチレン樹脂またはそれに類する多孔質
樹脂材料等によって形成された薄いシート状のものであ
る。また、貯留インクタンク20内には、インクを吸収
保持するためのインク吸収体41aが収容されている。
【0042】供給口20fには、フィルター103と弁
104が設けられている。弁104は、シート状であ
り、その基端部がフィルター103に溶着されている。
この弁104は、貯留インクタンク20の内圧に応じて
供給口20fを開閉することができるように形成されて
いる。
【0043】また、貯留インクタンク20は、インク取
入口20bに接続可能な供給ジョイント101によって
チューブ21aを介して記録装置本体側のメインタンク
22に接続することができる。ジョイント101、10
2は、キャリッジの主走査方向35においてインク取入
口20bおよび吸引口53と対向するように記録装置本
体側に配備されている。
【0044】記録動作中は、図1に示されるように、弁
104が開いており、貯留インクタンク20から記録ヘ
ッド20aにインクが供給される。
【0045】図2乃至図6は、インクの補給動作の説明
図である。
【0046】インクの補給に際しては、まず、キャリッ
ジが矢印28方向に移動することによって、図2に示さ
れるように、インク取入口20bと吸引口53が、対応
するジョイント101、102に接続される。その後、
吸引ポンプ31の吸引動作によって、貯留インクタンク
20内の空気が気体透過部材48を介して吸引され、こ
の貯留インクタンク20内が負圧になる。貯留インクタ
ンク20内が負圧になることによって、図3および図4
に示されるように、メインタンク22内のインクが貯留
インクタンク20の内部に吸引される。
【0047】その際には、図3および図4のように、貯
留インクタンク20内の負圧によって、弁104が供給
口20fを閉じる。従って、記録ヘッド20a内のイン
クは貯留インクタンク20内に吸引されず、記録ヘッド
20aのインク吐出口に形成されたインクのメニスカス
は破壊されない。また、インク吐出口から記録ヘッド2
0aおよび貯留インクタンク20内に空気が侵入するこ
ともない。この結果、貯留インクタンク20内にインク
が確実に吸引されて供給される。
【0048】そして、図5に示されるように、貯留イン
クタンク20内のインクの液面41bが気体透過部材4
8に達した時には、この気体透過部材48がインク等の
液体を通さないために、インクの補給は自動的に停止す
る。
【0049】しかし、この時に、負圧は急激に上昇し、
吸引ポンプ31を停止させない限りは、ポンプの吸引能
力の最大まで負圧を発生し続けるために、気体透過部材
48に過度な負圧が発生してしまう。そこで、吸引ポン
プ31とジョイント102の間に存在する導管55の途
中に負圧センサ106を設置し、これにより、気体透過
部材48を破壊しない予め設定された負圧に達したなら
ば、吸引ポンプ31の図示しない駆動源を切るようにす
ることができ、気体透過部材48を破壊することがなく
なる。
【0050】なお、本例では、気体透過部材48とし
て、ゴアテックス(商品名)を用いて、膜厚が30μm
で、負圧を0.2atmとした。ここで負圧センサ10
6は、例えば、半導体や、負圧によって変位するダイヤ
フラムタイプ等であり、この負圧センサ106の位置は
図示のこの位置だけでなく、気体透過部材48と吸引ポ
ンプ31の間であれば、どこに設けても良い。
【0051】その後、図6に示されるように、キャリッ
ジ19の矢印35方向の移動によって、インク取入口2
0bと吸引口53が、対応するジョイント101、10
2から離脱して取外されることによって一連の補給動作
が完了される。このように、本例においては、過度な負
圧が気液分離手段である気体透過部材に作用して本来の
機能を破壊することが無く、インク補給が好適に、しか
も安定して行われて、確実にインクを吸引供給すること
ができ、インク補給回数が多くて、耐久性に優れ、かつ
コンパクトで信頼性の高いインクジェット記録装置を実
現することができる。
【0052】(実施例2)上記の実施例1では、吸引ポ
ンプ31の駆動源を負圧センサで吸引系の負圧を検知し
て停止させたが、この実施例2では、図7に示されるよ
うに吸引ポンプ31としてチューブポンプ107を用い
ている。すなわち、導管55としてチューブ108を用
い、このチューブ108が、コロホルダ109が回転す
ることによって一体的に回動する2個のコロ110によ
り扱かれて、かつコロ110が通過後、チューブ108
が元の状態に復元しようとする。この時に、チューブ1
08に負圧が発生する。この負圧の値は、気体透過部材
48を破壊しない値とするが、前述のようにチューブ1
08自体の復元力によって負圧の値が決定されるため
に、或る負圧の値になると、チューブ108は潰れたま
まになり、それ以上負圧の値は上昇しなくなり、いくら
コロホルダ109が図示しない駆動源によって駆動され
ても気体透過部材48を破壊することはなくなる。
【0053】ここでコロ110は対向する位置に配置さ
れているために、チューブ108内の負圧が大気圧にな
ることがなく、効率の良いポンプ形態を成すものであ
る。また、チューブ108の材質は、塩化ビニル製のタ
イゴン(商品名)やシリコン製のもの等を用いるのが好
適である。
【0054】この時のチューブポンプ107を停止させ
るためには、貯留インクタンク20が空の状態から満タ
ンになるまでの回転数が貯留インクタン20の容積とチ
ューブポンプ107の容量から決定され、その回転数に
達した時にチューブポンプ107の駆動を切るシーケン
スとなっている。このように、本例においては、過度な
負圧が気液分離手段である気体透過部材に作用して本来
の機能を破壊することが無く、インク補給が好適に、し
かも安定して行われて、確実にインクを吸引供給するこ
とができ、インク補給回数が多くて、耐久性に優れ、か
つコンパクトで信頼性の高いインクジェット記録装置を
実現することができる。
【0055】(実施例3)実施例3は、図8に示される
ように、導管55にダイヤフラムポンプ111を吸引ポ
ンプとして設置したものである。
【0056】つまり、図8に示すように、ハウジング1
12には導管55が取付けられ、導管55の端部に弁1
13がハウジング112に一体的に取付けられており、
これと対向するハウジング112の孔の外部に弁114
が設けられている。さらに、ダイヤフラム115には導
電性のダイヤフラムホルダ117が一体的に取付けら
れ、ダイヤフラムホルダ117の突起117aの先端に
はねじが切られ、圧縮コイルばね118が突起117a
の外周に設置され、ストッパ119で圧縮コイルばね1
18が圧縮されている。ここで、サブハウジング116
の中央の孔には電気接点116a、116bが2個対向
的に溶着されており、これら電気接点116a、116
bにリード線120a、120bが接続されて基板の回
路に繋がっている。
【0057】さらに、ストッパ119の上には軸121
を中心に回転するポンプカム122が設置されており、
ポンプカム122によってストッパ119が押される
と、ダイヤフラム115が下方に変位して弁114が開
放され、一方、弁113は閉塞されていて空気をA方向
に排出し、逆に、ポンプカム122からストッパ119
が開放された時には、ダイヤフラム115が上昇して、
ポンプ内が負圧となって、弁113が開放され、弁11
4が閉塞されて、導管55側から空気をダイヤフラムポ
ンプ内にB方向に吸引するように構成されている。
【0058】以上の繰り返しにより、気体透過部材48
を介して空気を吸引して貯留インクタンク20内にイン
クを吸引する。ここで、気体透過部材48にインクが到
達してインクが満タンになると、ダイヤフラムポンプ1
11内の負圧は急激に上昇するために圧縮コイルばね1
18の抗力にダイヤフラム115が打ち勝って、ダイヤ
フラム115が下方に変位した状態が続き、ポンプカム
122が空振りになり、その後の空気の吸引は不可能と
なり、それ以上の負圧は、気体透過部材48には作用し
なくなって、気体透過部材48を破壊することが無くな
る。この負圧の値を決定するのは圧縮コイルばね118
の設定値である。この値は、ストッパ119がねじ式な
ので、これによって調整可能となる。この時の制御とし
ては、リード線120a、120bの導通が切れた時
に、ポンプカム122の回転を停止させるようにすれば
良い。
【0059】以上のような構成により、気体透過部材4
8にインクが到達した時の急激な負圧上昇によって、ダ
イヤフラム115の変位の変化が不可能となって、吸引
が停止して、気体透過部材48を何等破壊することがな
く、かつ負圧センサも兼用しているので、タイムラグが
なく、ダイヤフラムポンプ111も停止できる。
【0060】なお、ダイヤフラム115の材質は、窒化
水素ブタジエンゴム(HNBR)、塩素化ブチルゴム、
エチレン−プロピレン−ジエンターポリマー(EPD
M)等が適している。このように、本例においては、過
度な負圧が気液分離手段である気体透過部材に作用して
本来の機能を破壊することが無く、インク補給が好適
に、しかも安定して行われて、確実にインクを吸引供給
することができ、インク補給回数が多くて、耐久性に優
れ、かつコンパクトで信頼性の高いインクジェット記録
装置を実現することができる。
【0061】以上は、1つのタンクのみの構成の場合に
就いて述べたが、カラーインクジェット記録装置の場合
には上記の構成を複数個並列に配置すれば良いことは勿
論である。
【0062】なお、本発明が有効に用いられる1つの形
態は、電気熱変換体が発生する熱エネルギーを利用して
液体に膜沸騰を生じさせ気泡を形成する形態である。
【0063】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
【0064】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0065】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0066】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0067】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0068】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0069】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0070】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0071】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0072】
【発明の効果】このように構成された本発明の請求項1
記載のインクジェット記録装置は、吸引ポンプと、イン
クジェット記録ヘッドに対して供給されるインクを貯留
可能なインク吸収体と、前記記録ヘッドにインクを供給
するインク供給部と、メインタンクと連結したインク供
給経路が必要に応じて連結するインク供給経路連結部
と、前記吸引ポンプの吸引状態を作用させる吸引経路と
必要に応じて連結する吸引経路連結部と、前記インク吸
収体と前記吸引経路連結部とを繋ぐ経路に配された気液
分離手段と、を備えたインクタンクと、を備えるインク
ジェット記録装置において、前記インクジェット記録装
置が、前記吸引経路連結部を介した前記吸引ポンプによ
る吸引動作によって、前記メインタンクから前記インク
タンクにインクを補充しており、補充されたインクが前
記気液分離手段に到達した状態で、前記気液分離手段の
有している耐圧以上の圧力が前記気液分離手段に対して
作用しないように前記吸引ポンプの吸引力を規制する規
制手段を備えているので、過度な負圧が気液分離手段で
ある気体透過部材に作用して本来の機能を破壊すること
が無く、インク補給が好適に、しかも安定して行われ
て、確実にインクを吸引供給することができ、インク補
給回数が多くて、耐久性に優れ、かつコンパクトで信頼
性の高いインクジェット記録装置を実現することができ
る。しかも、これによって、過度な負圧が作用して気液
分離手段が破壊されることが無いので、ユーザーの手や
衣服および持ち物等をインクで汚してしまうことがない
インクジェット記録装置を提供することができる、とい
う際立って優れた効果を得ることが可能となる。
【0073】本発明の請求項2記載のインクジェット記
録装置は、前記規制手段が前記吸引ポンプの機構の一部
を構成しているので、簡単な構成に好適に、しかも安価
に製作することができ、インク補給が好適に、安定して
行われて、確実にインクを吸引供給することができる。
【0074】さらに、本発明のインクジェット記録装置
は、前記規制手段が前記吸引ポンプとは別体で構成さ
れ、前記吸引経路の途中に配されているので、簡単な構
成に好適に、かつ安価に製作することができ、インク補
給が好適に、安定して行われて、確実にインクを吸引供
給することができる。
【0075】
【0076】
【0077】
【0078】
【0079】
【0080】
【0081】
【0082】
【0083】
【0084】
【0085】
【0086】
【0087】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のインクジェット記録装置に
おける要部の概略構成図である。
【図2】図1の貯留インクタンクとインク補給系の接続
状態の説明図である。
【図3】図1のインク補給系によるインク補給の途中状
態の説明図である。
【図4】図1のインク補給系によるインク補給の途中状
態の説明図である。
【図5】図1のインク供給系によるインク補給の停止状
態の説明図である。
【図6】図1のインク供給系によるインク補給終了後の
動作説明図である。
【図7】本発明の実施例2を示すチューブ扱き構成の概
略図である。
【図8】本発明の実施例3を示すダイヤフラムポンプの
構成の概略図である。
【図9】従来形態のインクジェット記録装置における要
部の概略構成図である。
【図10】図9の貯留インクタンクとインク補給系の接
続状態の説明図である。
【図11】図9のインク補給系によるインク補給の途中
状態の説明図である。
【図12】図9のインク補給系によるインク補給の途中
状態の説明図である。
【図13】図9のインク供給系によるインク補給の停止
状態の説明図である。
【図14】図9のインク供給系によるインク補給終了後
の動作説明図である。
【符号の説明】
19 キャリッジ 20 貯留インクタンク 20a 記録ヘッド 20b インク取入口 20f 供給口 22 補充インクタンク 31 吸引ポンプ 44 ノズル 48 気体透過部材 53 吸引口 101 供給ジョイント 102 吸引ジョイント 103 フィルター 104 弁 106 負圧センサ 107 チューブポンプ 108 チューブ 109 コロホルダ 110 コロ 111 ダイヤフラムポンプ 112 ハウジング 113 弁 114 弁 115 ダイヤフラム 116a 電気接点 116b 電気接点 117 ダイヤフラムホルダ 117a 突起 118 圧縮コイルばね 119 ストッパ 120a リード線 120b リード線 121 軸 122 ポンプカム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植月 雅哉 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 朝木 則泰 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 林 弘毅 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 根津 祐志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 岡本 英明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 倉田 哲治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 平野 弘文 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平11−240180(JP,A) 特開 平8−187874(JP,A) 特開 平9−20013(JP,A) 特開 平7−329316(JP,A) 特開 昭61−24458(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/175

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸引ポンプと、 インクジェット記録ヘッドに対して供給されるインクを
    貯留可能なインク吸収体と、前記記録ヘッドにインクを
    供給するインク供給部と、メインタンクと連結したイン
    ク供給経路が必要に応じて連結するインク供給経路連結
    部と、前記吸引ポンプの吸引状態を作用させる吸引経路
    と必要に応じて連結する吸引経路連結部と、前記インク
    吸収体と前記吸引経路連結部とを繋ぐ経路に配された気
    液分離手段と、を備えたインクタンクと、を備えるイン
    クジェット記録装置において、 前記インクジェット記録装置は、前記吸引経路連結部を
    介した前記吸引ポンプによる吸引動作によって、前記メ
    インタンクから前記インクタンクにインクを補充してお
    り、補充されたインクが前記気液分離手段に到達した状
    態で、前記気液分離手段の有している耐圧以上の圧力が
    前記気液分離手段に対して作用しないように前記吸引ポ
    ンプの吸引力を規制する規制手段を備えていることを特
    徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記規制手段は前記吸引ポンプの機構の
    一部を構成していることを特徴とする請求項1に記載の
    インクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記規制手段は前記吸引ポンプとは別体
    で構成され、前記吸引経路の途中に配されていることを
    特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
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