JP3416005B2 - リークテスト装置、密封方法及び密封構造 - Google Patents

リークテスト装置、密封方法及び密封構造

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JP3416005B2 JP25634296A JP25634296A JP3416005B2 JP 3416005 B2 JP3416005 B2 JP 3416005B2 JP 25634296 A JP25634296 A JP 25634296A JP 25634296 A JP25634296 A JP 25634296A JP 3416005 B2 JP3416005 B2 JP 3416005B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リークテスト装
置、密封方法、及び密封構造に関する。
【0002】
【従来の技術】密封装置は、気体や液体の漏れ、または
外部からの異物の侵入を防止するために用いられるもの
である。このうち、直接接触を利用して密封を行う装置
として、リング状のシール部材(Oリングなど)を用い
たものがある。例えば、Oリングは、主に合成ゴムを原
料とする円形断面のリング状部材であり、取付けが簡単
でかつシール性にも優れているため、一般に広く使用さ
れている。Oリングは、断面が長方形の溝に適当なつぶ
し代を与えて圧縮装着され、これによるゴム自体の反発
力のため壁面に圧着してシール作用を行う。
【0003】リークテストを行うときには密封構造が必
要となるが、ここでもOリングを使用することは多い。
例えば、円筒部を有する製品のリークテストを行う際
に、次のようなリークテスト装置が使用される。リーク
テスト装置は、ヘリウムを供給する供給部と、一端が供
給部に接続され他端が製品に密封状態で接続される接続
部と、製品を収納する収納ケースと、収納ケース内の製
品の周囲の空間を真空状態にするための真空排気装置
と、製品の内部から収納ケース内にリークするヘリウム
を検出する検出器とを備えている。このようなリークテ
スト装置において、Oリングは製品と接続部との間で使
用される。
【0004】上記のようなリークテスト装置を使用して
大量の製品のリークテストを行う場合、ひとつの製品に
ついてテストが終了すると、接続部から製品を取り外
し、次の製品を接続する。すなわち、製品の数だけ、接
続部と製品の接続及び取り外しが繰り返し行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来は、リークテスト
装置の接続部にOリング取付け溝を形成し、ここにOリ
ングをセットした状態で製品の円筒部を差し込んで、接
続部のOリング取付け溝と製品との間にOリングを圧縮
装着させてシールをしている。ここで、Oリングの内径
は、Oリングのつぶし代の分だけ製品の円筒部の外径よ
りも小さくなっている。このため、製品を差し込む時
に、製品の円筒部の端面の角がOリングの内周部に当た
り、Oリングを傷つける場合がある。通常は、製品の円
筒部端面に面取りを施して損傷を抑えているが、それで
も製品ごとに接続及び取り外しを繰り返すため、Oリン
グのシール性が低下してゆく。したがって、リークテス
トにおいては、数十回に1回はOリングを新しいものに
取り替えている。また、製品の中には端面に切欠きがあ
るものや面取りの少ないものもあり、このような場合
は、さらに頻繁にOリングを取り替えなければならな
い。
【0006】本発明の課題は、Oリング等のシール部材
の損傷を抑えてシール部材の寿命を延ばし、シール部材
取り替えの工数を減らすことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のリーク
テスト装置は、製品のリークテストに使用するリークテ
スト装置であって、接続部材と、シール部材と、供給手
段とを備えている。接続部材は、挿入部と、シール装着
部と、逃げ部とを有している。挿入部は筒状に形成され
ており、ここには製品の一部が挿入される。シール装着
部は、挿入部の一端側に形成されており、円筒状のシー
ル面を有している。逃げ部はテーパ面を有しており、こ
のテーパ面はシール装着部の端部から徐々に径が大きく
なるように形成されている。シール部材は、シール装着
部に装着され、シール装着部のシール面と挿入部に装着
される製品との間に圧接装着される。供給手段は、挿入
部に接続され、挿入部に装着される製品に気体又は流体
を供給する。
【0008】リークテストを行う場合は、まず接続部材
の挿入部に製品の一部を挿入する。この状態では、製品
の一部と接続部材とがシール部材によってシールされ
る。そしてこの製品に供給手段により気体又は液体を供
給した状態で、製品の内部からリークする気体又は液体
を検知したり製品内部の圧力を変化を調べたりする。こ
こでは、シール装着部のシール面と製品との間の隙間は
シール部材の断面寸法からつぶし代を減じた寸法に設定
されるが、逃げ部と製品との間の隙間はこの寸法よりも
大きくなっている。このため、製品を接続部材に挿入す
るときにシール部材を逃げ部に配置しておけば、製品の
挿入時における製品の端面のシール部材への当たりを緩
和することができ、あるいは、製品の端面のシール部材
との接触を避けることができる。これにより、シール部
材の損傷を抑えることができ、シール部材の寿命を延ば
すことができる。
【0009】請求項2に記載のリークテスト装置は、請
求項1に記載のリークテスト装置において、シール部材
移動手段をさらに備えている。シール部材移動手段は、
製品の一部を挿入部に挿入した状態で、シール部材を逃
げ部からシール装着部に移動させる。ここでは、製品を
接続部材に挿入した後に、シール部材を逃げ部からシー
ル装着部に確実に移動させシール部材を圧縮装着させる
ことができるため、シールを確実に行うことができる。
【0010】請求項3に記載のリークテスト装置は、請
求項2に記載のリークテスト装置において、シール部材
移動手段は、シール部材当接部を有している。シール部
材当接部は、逃げ部内部に挿入可能であり、シール部材
に当接する。また、シール部材当接部は、接続部材に対
して相対移動可能でかつ着脱自在である。ここでは、シ
ール部材当接部が接続部材に対して相対移動可能でかつ
着脱自在であるため、シール部材が消耗したときのシー
ル部材の取り替えが容易である。
【0011】請求項4に記載のリークテスト装置は、請
求項1から3のいずれかに記載のリークテスト装置であ
って、収納ケースと、真空排気手段と、検出手段とをさ
らに備えている。収納ケースは、製品を収納して、製品
との間に密封された密封空間を形成する。真空排気手段
は、収納ケース内の密封空間を排気して密封空間を真空
にするための手段である。検出手段は、製品から収納ケ
ース内の密封空間にリークする気体又は流体を検出する
ための手段である。
【0012】このリークテスト装置を使ってリークテス
トを行うときには、まず製品を収納ケースにセットして
接続部材に密封状態で接続する。次に、供給手段により
適当な気体又は流体を製品の内部に供給する。そして、
収納ケース内を真空にして、製品内部からリークする気
体又は流体を検出手段によって測定する。所定の時間の
測定により検出されたリーク量により製品の良否を判断
する。
【0013】請求項5に記載の密封方法は、筒状に形成
されるとともに挿入部とシール装着部と逃げ部とを有す
る第1部材と、第1部材の挿入部に挿入される第2部材
とをリング状のシール部材を用いて密封するための密封
方法であって、第1工程と第2工程とを備えている。第
1部材のシール装着部は、挿入部の一端側に形成され、
円筒状のシール面を有している。第1部材の逃げ部は、
シール装着部の端部から徐々に径が大きくなるように形
成されたテーパ面を有している。第1工程では、第1部
材の逃げ部にシール部材を配置する。第2工程では、第
1部材の挿入部に第2部材の一部を挿入するとともに、
シール部材を第1部材のシール装着部のシール面と第2
部材との間に圧接密着させる。
【0014】シール装着部のシール面と製品との間の隙
間はシール部材の断面寸法からつぶし代を減じた寸法に
設定されるが、逃げ部と製品との間の隙間はこの寸法よ
りも大きい。ここでは、第2部材を第1部材に挿入する
ときにシール部材を逃げ部に配置しておき、第2部材の
端面がシール部材の内周部を通り過ぎた後にシール部材
を逃げ部からシール装着部に移してシールを行うことが
できる。このようにすると、製品の挿入時における製品
の端面のシール部材への当たりを緩和することができ、
あるいは、製品の端面のシール部材との接触を避けるこ
とができる。これにより、シール部材の損傷を抑えるこ
とができ、シール部材の寿命を延ばすことができる。
【0015】請求項6に記載の密封方法は、請求項5に
記載の密封方法において、第2工程は、シール部材を逃
げ部からシール装着部に移動させる工程を含んでいる。
ここでは、シール部材の逃げ部からシール装着部への移
動が確実に行われる。請求項7に記載の密封構造は、2
つの部材を密封するための密封構造であって、第1部材
と、第2部材と、シール部材とを備えている。第1部材
は、筒状に形成されるとともに、挿入部と、シール装着
部と、逃げ部とを有している。シール装着部は、挿入部
の一端側に形成されており、円筒状のシール面を有して
いる。逃げ部は、シール装着部の端部から徐々に径が大
きくなるように形成されたテーパ面を有している。第2
部材は、少なくとも一部が第1部材の挿入部に挿入され
る。シール部材は、シール装着部に装着され、シール装
着部のシール面と挿入部に装着された第2部材との間に
圧接装着される。
【0016】請求項8に記載の密封構造は、請求項7に
記載の密封構造において、シール部材移動手段をさらに
備えている。シール部材移動手段は、第1部材の挿入部
に第2部材の少なくとも一部が挿入された状態で、シー
ル部材を逃げ部からシール装着部に移動させる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の一実施形態が採
用されたリークテスト装置1を示す。このリークテスト
装置1は、量産される製品(図1に示すトルクコンバー
タ50)のリークテストに使用されるものである。この
トルクコンバータ50は、筒部50aを有しており、こ
の筒部50aの端部を塞ぐと内部が密封される構造であ
る。図2は、リークテスト装置1と被試体であるトルク
コンバータ50との接続部分の拡大図であり、両者1,
50のシール前の状態とシール後の状態を、それぞれ右
側と左側に分けて示している。
【0018】リークテスト装置1は、図1に示すよう
に、本体2と、ヘリウム供給装置Aと、真空排気装置B
と、ヘリウム検出器Cと、パージ用ドライエアー供給装
置Dとを備えている。本体2は、接続部材3と、Oリン
グ移動機構4と、収納ケース5と、Oリング10とを有
しており、トルクコンバータ50の周囲に密封された密
封空間90を作り出す。Oリング10は、内径がトルク
コンバータ50の筒部50aの外径とほぼ等しいものを
使用する。
【0019】接続部材3は、中心に鋼管22が貫通する
円板状の部材であり、下側に向かって円筒状の挿入部3
f(図2参照)が延びている。挿入部3fの内径は、筒
部50aの外径よりもわずかに大きく、したがって、O
リング10の内径よりもわずかに大きい。図2に示すよ
うに、接続部材3の挿入部3fの下部には、挿入部3f
の内径よりも径の大きいシール面3aを有する円筒状の
空洞であるシール装着部3bが形成されている。さらに
その下部には、シール面3aの下端から徐々に径が大き
くなるように形成されているテーパ面3cと、テーパ面
3cの下端からテーパ面3cの下端の径と同径の周面3
dとを有する空洞である逃げ部3eが形成されている。
シール装着部3bのシール面3aの径は、トルクコンバ
ータ50の筒部50aの外径にOリング10のつぶし代
を差し引いた断面寸法を加えた寸法に設定される。テー
パ面3cの下端部の径、すなわち周面3dの径は、Oリ
ング10の外径よりも大きく設定される。
【0020】Oリング移動機構4は、Oリング当接部材
6と製品当接部材7とから構成される。Oリング当接部
材6は、内周側の内円筒部6bと外周側の外円筒部6c
とを下端の環状円板部6dで連結した形状である。外円
筒部6cは、接続部材3の挿入部3fの外径にほぼ等し
い内径を有し、円周方向数カ所に軸方向に長い溝孔6a
が設けられている。Oリング移動機構4は、この溝孔6
aを貫通して挿入部3fに固定されるボルト30によ
り、接続部材3に対して軸方向に相対移動可能に連結さ
れる。なお、ボルト30を取り外すことにより、Oリン
グ移動機構4を接続部材3から取り外すことができる。
内円筒部6bは、Oリング移動機構4を接続部材3に取
り付けた状態で、Oリング10の下部を支持する。この
内円筒部6bの内径は挿入部3fの内径と等しく、外径
はシール面3aの径よりも小さい。
【0021】製品当接部材7は、Oリング当接部材6の
環状円板部6dの下面に円周方向数カ所に固定されてい
る。この製品当接部材7は、ネジとネジ穴を有する筒と
から構成されており、高さ寸法の調整が可能である。収
納ケース5は、下面が解放されている箱状のカバー部5
aと、製品を載せる製品設置台5bとから構成されてい
る。カバー部5aの下部を鋼管21が、反対側の上部を
鋼管23が貫通している。また、カバー部5aの上部に
は、接続部材3の挿入部3fにOリング移動機構4が装
着されたものを差し込むための開口5cが設けられてい
る。
【0022】上記のような構造の本体2に、配管を介し
て、ヘリウム供給装置A、真空排気装置B、ヘリウム検
出器C、ドライエアー供給装置Dが接続されている。ヘ
リウム供給装置Aは、バルブ32,33を挟んで、接続
部材3を貫通している鋼管22と接続されている。真空
排気装置Bは、収納ケース5を貫通している鋼管23か
ら放散バルブ34へと延びている配管から分岐して接続
されている。
【0023】ヘリウム検出器Cは、真空排気装置Bと同
様に、放散バルブ34へ延びる配管から分岐して接続さ
れている。ドライエアー供給装置Dは、バルブ31を挟
んで、収納ケース5を貫通している鋼管21と接続され
ている。次に、リークテストの手順について説明する。
【0024】まず、製品設置台5b上に被試体のトルク
コンバータ50をセットして、この上にカバー5aを載
せる。製品設置台5bとカバー5aとの間にはパッキン
などのシール部材が装着され、両者間の隙間がシールさ
れる。そして、カバー5aの開口5cから接続部材3の
挿入部3fにOリング移動機構4を装着したものを挿入
する。接続部材3には、予め、Oリング10を逃げ部3
eに配置した状態で、ボルト30によってOリング移動
機構4を装着しておく(図2の右側参照)。また、Oリ
ング移動機構4の製品当接部材7の高さは、図1に示す
ように接続部材3を収納ケース5にセットした状態で、
Oリング10がシール装着部3bの位置にくるように調
整しておく。
【0025】接続部材3を収納ケース5に挿入していく
と、図2の右側に示すように、トルクコンバータ50の
筒部50aが相対的に接続部材3に挿入され、まず製品
当接部材7の下面がトルクコンバータ50に当接する。
ここでは、逃げ部3eの周面3dの径がOリング10の
外径よりも大きく設定されていてOリング10が自由状
態であるため、筒部50aの端面の角はOリング10に
接触するだけであり角度をもって当たることはない。こ
のため、従来のようにOリング取付け溝にOリングをセ
ットしている場合に比べて、筒部50aの端面の角のO
リング10への当たりの角度が緩和され当たりによる損
傷が抑えられる。
【0026】さらに挿入していくと、Oリング移動機構
4が接続部材3に対し相対移動をして、Oリング当接部
材6の内円筒部6bがOリング10を逃げ部3eからシ
ール装着部3bに相対的に移動させる。ここで、Oリン
グ10は、シール装着部3bのシール面3aとトルクコ
ンバータ50の筒部50aとの間で圧縮状態となり、挿
入部3fと筒部50aとをシールする。
【0027】このようにしてトルクコンバータ50と接
続部材3とがシールされると、図1に示すように、収納
ケース5と接続部材3とトルクコンバータ50とに囲ま
れた空間(密封空間90)が密封状態となる。なお、収
納ケース5と接続部材3との間はパッキンなどのシール
部材でシールされる。次に、ドライエアー供給装置Dを
作動させて密封空間90をパージした後に、バルブ31
及び放散バルブ34を閉めて真空排気装置Bを作動させ
る。密封空間90が所定の真空度に達したら、ヘリウム
供給装置Aによりトルクコンバータ50の内部にヘリウ
ムを供給し、ヘリウム検知器Cによりトルクコンバータ
50内部から密封空間90にリークするヘリウムを検知
する。所定の時間に所定のヘリウムが検知されなけれ
ば、そのトルクコンバータ50はリークテストに合格し
たものとされる。
【0028】ひとつのテストが終了すれば、Oリング移
動機構4の装着された接続部材3及びカバー5aを取り
外し、次のトルクコンバータ50をセットして、同様の
手順でテストを繰り返す。テストを繰り返すうちにOリ
ング10が消耗すれば、接続部材3からOリング移動機
構4を取り外し、Oリング10を取り替える。ここで
は、上記のように、従来に比べてトルクコンバータ50
と接続部材3との接続時におけるOリングの損傷が抑え
られているため、Oリング10の寿命が延び、Oリング
10の取り替え回数が減少する。このようにOリング1
0の取り替え作業の工数が減少することにより、リーク
テストの時間的効率が向上する。特に、トルクコンバー
タ50の筒部50aの端面形状が切欠き部分を有してい
たり、筒部50aの端面の角の面取りが少ない場合に、
この部分とOリング10との角度をもった当たりを避け
ることのできる本発明の構造は、Oリングの寿命延長に
有効に働く。
【0029】
【発明の効果】本発明では、シール前のシール部材をシ
ール装着部と位置がずれているシール装着部よりも寸法
の大きい逃げ部にセットすることにより、シール部材の
損傷が抑えることができ、その寿命が延びる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が採用されたリークテスト
装置。
【図2】リークテスト装置と被試体の接続部分の拡大
図。
【符号の説明】
1 リークテスト装置 3 接続部材 3a シール面 3b シール装着部 3c テーパ面 3e 逃げ部 3f 挿入部 4 Oリング移動手段 5 収納ケース 6 Oリング当接部材 7 製品当接部材 10 Oリング 50 トルクコンバータ A ヘリウム供給装置 B 真空排気装置 C ヘリウム検知器 D ドライエアー供給装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 3/26 G01M 3/20 G01M 3/32

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品のリークテストに使用するリークテス
    ト装置であって、 筒状に形成され、前記製品の一部が挿入される挿入部
    と、前記挿入部の一端側に形成され円筒状のシール面を
    有するシール装着部と、前記シール装着部の端部から徐
    々に径が大きくなるように形成されたテーパ面を有する
    逃げ部とを有する接続部材と、 前記シール装着部に装着され、前記シール装着部のシー
    ル面と前記挿入部に装着される製品との間に圧接装着さ
    れるシール部材と、 前記挿入部に接続され、前記挿入部に装着される製品に
    気体又は流体を供給する供給手段と、 を備えたリークテスト装置。
  2. 【請求項2】前記製品の一部を前記挿入部に挿入した状
    態で、前記シール部材を前記逃げ部から前記シール装着
    部に移動させるシール部材移動手段をさらに備えた、請
    求項1に記載のリークテスト装置。
  3. 【請求項3】前記シール部材移動手段は、前記逃げ部内
    部に挿入可能でかつ前記シール部材に当接するシール部
    材当接部を有し、前記シール部材当接部は前記接続部材
    に対して相対移動可能でかつ着脱自在である、請求項2
    に記載のリークテスト装置。
  4. 【請求項4】前記製品を収納し、前記製品との間に密封
    された密封空間を形成する収納ケースと、 前記収納ケース内の密封空間を真空にするための真空排
    気手段と、 前記製品から前記収納ケース内の密封空間にリークする
    気体又は流体を検出する検出手段と、 をさらに備えた、請求項1から3のいずれかに記載のリ
    ークテスト装置。
  5. 【請求項5】第1部材が筒状に形成されるとともに、挿
    入部と、前記挿入部の一端側に形成され円筒状のシール
    面を有するシール装着部と、前記シール装着部の端部か
    ら徐々に径が大きくなるように形成されたテーパ面を有
    する逃げ部とを有し、前記第1部材と前記第1部材の挿
    入部に挿入される第2部材とをリング状のシール部材を
    用いて密封するための密封方法であって、 前記第1部材の逃げ部にシール部材を配置する第1工程
    と、 前記第1部材の挿入部に前記第2部材の一部を挿入する
    とともに、前記シール部材を前記シール装着部のシール
    面と前記第2部材との間に圧接密着させる第2工程と、 を備えた密封方法。
  6. 【請求項6】前記第2工程は、前記シール部材を前記逃
    げ部から前記シール装着部に移動させる工程を含む、請
    求項5に記載の密封方法。
  7. 【請求項7】2つの部材を密封するための密封構造であ
    って、 筒状に形成されるとともに、挿入部と、前記挿入部の一
    端側に形成され円筒状のシール面を有するシール装着部
    と、前記シール装着部の端部から徐々に径が大きくなる
    ように形成されたテーパ面を有する逃げ部とを有する第
    1部材と、 少なくとも一部が前記第1部材の挿入部に挿入される第
    2部材と、 前記シール装着部に装着され、前記シール装着部のシー
    ル面と前記挿入部に装着された第2部材との間に圧接装
    着されるシール部材と、 を備えた密封構造。
  8. 【請求項8】前記第1部材の挿入部に前記第2部材の少
    なくとも一部が挿入された状態で、前記シール部材を前
    記逃げ部から前記シール装着部に移動させるシール部材
    移動手段をさらに備えている、請求項7に記載の密封構
    造。
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