JP3415270B2 - 画像信号符号化方法及び復号方法 - Google Patents

画像信号符号化方法及び復号方法

Info

Publication number
JP3415270B2
JP3415270B2 JP14558294A JP14558294A JP3415270B2 JP 3415270 B2 JP3415270 B2 JP 3415270B2 JP 14558294 A JP14558294 A JP 14558294A JP 14558294 A JP14558294 A JP 14558294A JP 3415270 B2 JP3415270 B2 JP 3415270B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
feature point
chain
area length
point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14558294A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07334686A (ja
Inventor
淳 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP14558294A priority Critical patent/JP3415270B2/ja
Priority to US08/457,830 priority patent/US5757972A/en
Priority to MYPI95001455A priority patent/MY113173A/en
Priority to AU20466/95A priority patent/AU705913B2/en
Priority to CN95108522A priority patent/CN1115546A/zh
Publication of JPH07334686A publication Critical patent/JPH07334686A/ja
Priority to US08/932,408 priority patent/US6252993B1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3415270B2 publication Critical patent/JP3415270B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/20Contour coding, e.g. using detection of edges

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図20及び図21) 発明が解決しようとする課題(図20) 課題を解決するための手段(図1〜図3、図7、図8、
図12〜図14及び図16〜図19) 作用(図1〜図3、図7、図8、図12〜図14及び図
16〜図19) 実施例 (1)構造抽出符号化装置の第1実施例 (1−1)全体構成(図1〜図6) (1−2)線幅符号化器の構成(図7〜図11) (1−3)動作(図1〜図11) (1−4)効果 (2)構造抽出符号化装置の第2実施例 (2−1)全体構成(図12) (2−2)線幅符号化器の構成(図13) (2−3)動作(図12及び図13) (2−4)効果 (3)特徴点復号化回路の第1実施例(図14及び図1
5) (4)特徴点復号化回路の第2実施例(図16) (5)他の実施例(図17〜図19) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は画像信号符号化方法及び
復号方法に関し、特に画像の特徴点を検出して画像信号
を高能率符号化する場合に適用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、画像信号を高能率符号化する方法
として、入力画像信号をDCTによつて直交変換し、各
周波数帯域ごとに人間の視覚特性に従つた適応量子化を
行う方法や、ウエーブレツト基底を用いて画像をサブバ
ンド分割し、それぞれのバンドごとに重みづけをして符
号化する方法がある。これらの方法によれば視覚上にも
歪みが目立ちにくく、高圧縮率を得ることができる。
【0004】しかしこれらの符号化方法においては、さ
らに圧縮率を上げていくとブロツク歪みをはじめ、視覚
上好ましくない影響が顕著になる欠点がある。そこで、
高圧縮率下でも視覚上好ましくない歪みを抑制する符号
化方式として、画像の構造の特徴的な点を抽出し、効率
的に符号化する、画像の変化点検出による構造抽出符号
化方式がある。
【0005】例えば図20に示すように、画像信号を構
造抽出符号化方式を用いて符号化する構造抽出符号化装
置1においては、入力画像信号S1を量子化器2によつ
て量子化することにより量子化係数S2を生成し、これ
を多重化器3に送出する。一方、構造抽出符号化装置1
は、入力画像信号S1を2次元変化点検出回路4に入力
し、当該2次元変化点検出回路4によつて特徴点を検出
し、現在の信号を特徴点として検知した場合はフラグ1
を、そうでない場合はフラグ0を特徴点信号S3として
チエーン符号化器5に送出する。チエーン符号化器5
は、1フレーム中の特徴点信号S3が1の画素をチエー
ン符号化し、チエーン符号出力S4として多重化器3に
送出する。
【0006】多重化器3はチエーン符号出力S4と、特
徴点における量子化係数S2を多重化し、これを多重化
特徴点信号S5としてバツフアメモリ6に送出する。バ
ツフアメモリ6は多重化特徴点信号S5の情報量を平滑
化し、これを画像の特徴点検出による構造抽出符号化装
置1の出力信号S6として出力する。ここで2次元変化
点検出回路4は、例えば図21に示すように構成されて
いる。すなわち2次元変化点検出回路4は、入力画像信
号S1を一旦フレームバツフア10に蓄えた後、フイル
タ11で平滑化する。フイルタ11から出力される平滑
化信号S10は、横方向処理部12及び縦方向処理部1
3にそれぞれ送出される。
【0007】横方向処理部12は、平滑化信号S10を
遅延素子14及び乗算係数が−1の乗算回路15をそれ
ぞれ介して加算回路16に供給することにより、当該加
算回路16によつて現信号と1サンプル前の信号との差
分を求め、横方向振幅傾度信号S11を生成する。横方
向振幅傾度信号S11は乗算回路17によつて自乗さ
れ、これにより横方向振幅傾度信号電力S12が得られ
る。横方向振幅傾度信号電力S12は、遅延素子18及
びスレツシヨルド値Tが反転して与えられた加算回路1
9を介して乗算回路21に供給されると共に、スレツシ
ヨルド値Tが反転して与えられた加算回路20を介して
乗算回路21に供給される。これにより乗算回路21で
は、横方向振幅傾度信号電力S12とスレツシヨルド値
Tとの差分信号S13と、1サンプル前の横方向振幅傾
度信号電力S12とスレツシヨルド値Tとの差分信号S
14とが乗算され、当該乗算結果信号S15が比較器2
2に送出される。比較器22は乗算結果信号S15が0
より小さい場合はフラグ1を、0以上の場合はフラグ0
を横方向変化点検出信号S16として論理和回路23に
送出する。
【0008】縦方向処理部13は、平滑化信号S10を
ラインデイレイ24及び乗算回路25をそれぞれ介して
加算回路26に供給することにより、当該加算回路26
によつて現信号と1ライン前の信号との差分を求め、縦
方向振幅傾度信号S17を生成する。縦方向振幅傾度信
号S17は乗算回路27によつて自乗され、これにより
縦方向振幅傾度信号電力S18が得られる。縦方向振幅
傾度信号電力S18は、ラインデイレイ28及びスレツ
シヨルド値Tが反転して与えられた加算回路29を介し
て乗算回路31に供給されると共に、スレツシヨルド値
Tが反転して与えられた加算回路30を介して乗算回路
31に供給される。これにより乗算回路31では、縦方
向振幅傾度信号電力S18とスレツシヨルド値Tとの差
分信号S19と、1ライン前の縦方向振幅傾度信号電力
S18とスレツシヨルド値Tとの差分信号S20とが乗
算され、当該乗算結果信号S21が比較器32に送出さ
れる。比較器32は乗算結果信号S21が0より小さい
場合はフラグ1を、0以上の場合はフラグ0を縦方向変
化点検出信号S22として論理和回路23に送出する。
論理和回路23は、横方向変化点検出信号S16と縦方
向変化点検出信号S22の論理和をとることにより、2
次元変化点検出回路出力信号S23を出力する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の2次元変化点検出方式とチエーン符号化とによる特
徴点座標の符号化では、まず2次元変化点検出回路4に
よつて、あるスレツシヨルド値に対する、入力画像信号
の1次微分値電力の変化点、例を挙げれば、局所的に急
峻な変化が起こる点について、その変化の開始点と終了
点の2つを特徴点として検出し、続くチエーン符号化器
5によつてそれぞれを別個にチエーン符号化している。
このため、従来の特徴点座標の符号化方式では、急峻な
変化が起こるエツジ部分などでは、常に2つの曲線の位
置座標を符号化することになり、この分符号量が増える
欠点があつた。
【0010】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、入力画像信号の特徴点を検出し、当該特徴点の座標
をチエーン符号化する場合に、座標情報の符号化に要す
るビツト量を低減することにより全体としての符号量を
低減し得る画像信号符号化方法及び復号方法を提案しよ
うとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め第1の本発明においては、入力画像信号(S1)の特
徴点を検出し、特徴点の座標を符号化する画像信号符号
化方法において、キヤニーエツジ検出方式により入力画
像信号(S1)の特徴点(S30)を検出する特徴点検
出ステツプと、特徴点検出ステツプで検出した特徴点の
座標(S30)をチエーン符号化する(S33)チエー
ン符号化ステツプと、特徴点検出ステツプで求めた特徴
点座標におけるエツジ強度最大変化方向(S31)で
の、特徴点を含む、エツジ強度が所定値E以上である領
域の長さを符号化する(S32)エツジ領域長符号化ス
テツプと、チエーン符号化ステツプで得たチエーン符号
化データ(S33)とエツジ領域長符号化ステツプで得
た領域長符号化データ(S32)とを多重化する多重化
ステツプとを備えるようにする。
【0012】また第2の本発明においては、エツジ領域
長符号化ステツプでは、さらに特徴点座標におけるエツ
ジ強度最大変化方向(S31)での特徴点を含むエツジ
強度が所定値以上である領域の長さ(S32)の平均値
を求めた後、当該平均値を符号化し(S32A)、多重
化ステツプでは、チエーン符号化ステツプで得たチエー
ン符号化データ(S33)とエツジ領域長符号化ステツ
プで得た平均領域長符号化データ(S32A)とを多重
化するようにする。
【0013】さらに第3の本発明においては、キヤニー
エツジ検出方式により入力画像信号(S1)の特徴点を
検出する特徴点検出ステツプと、特徴点検出ステツプで
検出した特徴点の座標(S30)をチエーン符号化する
(S33)チエーン符号化ステツプと、特徴点検出ステ
ツプで求めた特徴点座標におけるエツジ強度最大変化方
向(S31)での、特徴点を含む、エツジ強度が所定値
E以上である領域の長さ(S32)を求めるエツジ領域
長検出ステツプと、エツジ領域長検出ステツプにより各
特徴点に対応して求めた領域長(S32)について、領
域長(S32)が大きく変化する箇所で切断フラグ(S
80又はS80A)を立てると共に、チエーン開始点又
は切断フラグ(S80又はS80A)が立つた箇所から
チエーン終了点又は次に切断フラグ(S80又はS80
A)が立つた箇所までの領域長(S32)の平均値を符
号化する(S81又はS81A)平均領域長符号化ステ
ツプと、チエーン符号化ステツプで得たチエーン符号化
データ(S33)と、平均領域長符号化ステツプで得た
平均領域長符号化データ(S81又はS81A)及び切
断フラグ(S80又はS80A)とを多重化する多重化
ステツプとを備えるようにする。
【0014】さらに第4の本発明においては、平均領域
長符号化ステツプでは、現領域長と前領域長との差分の
絶対値が所定のスレツシヨルド値以上となる箇所で切断
フラグ(S80)を立てるようにする。
【0015】さらに第5の本発明においては、平均領域
長符号化ステツプでは、エツジ領域長検出ステツプで求
めたチエーン開始点の領域長(S32)とこれに続く各
特徴点の領域長(S32)との差分(S90)の絶対値
を所定のスレツシヨルド値と順次比較し、差分(S9
0)の絶対値が所定のスレツシヨルド値以上になつた箇
所で切断フラグ(S80A)を立てると共に、次に、切
断フラグ(S80A)を立てた箇所に対応する領域長
(S32)とこれに続く各特徴点の領域長(S32)と
の差分(S90)の絶対値を所定のスレツシヨルド値と
順次比較し、差分(S90)の絶対値がスレツシヨルド
値以上になつた箇所で切断フラグ(S80A)を立てる
ようにする。
【0016】さらに第6の本発明においては、入力画像
信号(S1)からキヤニーエツジ検出方式により検出し
た特徴点座標(S30)をチエーン符号化したもの(S
33)と、特徴点座標におけるエツジ強度最大変化方向
(S31)での、特徴点を含む、エツジ強度が所定値E
以上である領域の長さを符号化して得た領域長データ
(S32)とを多重化することにより生成された符号化
データ(P1)を復号する画像信号復号方法において、
符号化データ(P1)から、特徴点の座標データ(P
3、P4、P5)と領域長データ(P2)とを分流し、
特徴点の座標データ(P3、P4、P5)及び領域長デ
ータ(P2)に基づいて、各特徴点に対応するエツジ領
域の端点座標(P13、P14)を復号するようにす
る。
【0017】さらに第7の本発明においては、領域長デ
ータは、複数の領域の長さを平均して得た平均領域長デ
ータ(S32A、S81、S81A)であり、符号化デ
ータ(J1、R1)から、特徴点の座標データ(J2、
J3、J4、R2、R3、R4)と平均領域長データ
(J6、R5)とを分流し、特徴点の座標データ(J
2、J3、J4、R2、R3、R4)及び平均領域長デ
ータ(J6、R5)に基づいて、各特徴点に対応するエ
ツジ領域の端点座標(J17、J18、R14、R1
5)を復号するようにする。
【0018】さらに第8の本発明においては、入力画像
信号(S1)からキヤニーエツジ検出方式により検出し
た特徴点座標(S30)をチエーン符号化したもの(S
33)と、特徴点座標におけるエツジ強度最大変化方向
(S31)での、特徴点を含む、エツジ強度が所定値E
以上である領域の長さ(S32)を求め、当該領域長
(S32)が大きく変化する箇所で立てた切断フラグ
(S80、S80A)と、切断フラグ(S80、S80
A)間の領域長(S32)を平均して得た平均領域長デ
ータ(S81、S81A)とを多重化することにより生
成された符号化データ(J1)を復号する画像信号復号
方法において、符号化データ(J1)から、特徴点の座
標データ(J2、J3、J4)、切断フラグ(J5)及
び平均領域長データ(J6)を分流し、切断フラグ(J
5)が立つているときにはそのリストの開始点を、前リ
ストの最終点とした後、特徴点の座標データ(J2、J
3、J4)及び平均領域長データ(J6)に基づいて、
各特徴点に対応するエツジ領域の端点座標(J17、J
18)を復号するようにする。
【0019】
【作用】第1の発明では、一般にエツジ部分において2
本の平行な曲線として検知される特徴点を、2本の曲線
の中心を通るようなチエーン符号化データ(S33)と
2本の曲線間の距離である領域長符号化データ(S3
2)とにより表わすことができ、この結果座標情報の符
号化に要するビツト量を低減し得る。
【0020】また第2の発明では、領域の長さ(S3
2)の平均でなる平均領域長符号化データ(S32A)
をチエーン符号化データ(S33)に多重化するように
したことにより、各特徴点に対応して求められる領域の
長さ(S32)を全て符号化するのではなく、平均領域
長符号化データ(S32A)のみを符号化すればよくな
り、この結果座標情報の符号化に要するビツト量を一段
と低減し得る。
【0021】さらに第3及び第4の発明では、平均領域
長符号化データ(S81又はS81A)を求める際、切
断フラグ(S80又はS80A)を境界として、領域長
(S32)の値がほぼ等しいもの同士の平均から平均領
域長符号化データ(S81又はS81A)を求めること
ができ、この分平均領域長符号化データ(S81又はS
81A)の誤差を低減し得、画質劣化を低減し得る。
【0022】さらに第5の発明では、領域長(S32)
の値がなだらかに変化する場合でも、先頭の値を基準に
して各領域長(S32)を比較できるため、平均領域長
符号化データ(S81又はS81A)の誤差を低減し
得、画質劣化を低減し得る。
【0023】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0024】(1)構造抽出符号化装置の第1実施例 (1−1)全体構成 図1において、40は全体として構造抽出符号化装置を
示し、特徴点における曲線間距離を符号化する線幅符号
化器41を有する。構造抽出符号化装置1は入力画像信
号S1を量子化器42によつて量子化することにより量
子化係数S2を生成し、これを多重化器43に送出す
る。
【0025】2次元変化点検出回路44は入力画像信号
S1から特徴点を検出し、現在の信号を特徴点として検
知した場合は1を、そうでない場合は0を特徴点信号S
30としてチエーン符号化器45に送出する。ここで2
次元変化点検出回路44は、キヤニーエツジ検出方式に
より特徴点を検出するようになされており、このとき用
いた各特徴点における最大変化方向を特徴点最大変化方
向信号S31として線幅符号化器41に送出する。
【0026】線幅符号化器41は入力画像信号S1と特
徴点最大変化方向信号S31に基づいて特徴点における
曲線間距離すなわちエツジ幅を計算し、これを線幅信号
S32として多重化器43に送出する。チエーン符号化
器45は、1フレーム中の特徴点信号S30が1の画素
をチエーン符号化し、これをチエーン符号信号S33と
して多重化器43に送出する。多重化器43はチエーン
符号信号S33、特徴点における量子化係数S2及び線
幅信号S32を多重化して、これを多重化特徴点信号S
34としてバツフアメモリ46に送出する。バツフアメ
モリ46は多重化特徴点信号S34の情報量を平滑化
し、これを構造抽出符号化装置40の出力信号S35と
して出力する。
【0027】ここで2次元変化点検出回路44は、図2
に示すように構成されており、キヤニーエツジ検出方式
により入力画像信号S1の特徴点を検出するようになさ
れている。すなわち2次元変化点検出回路44において
は、2次元変化点強度・最大変化方向計算回路47によ
つて入力画像信号S1の変化強度及び最大変化方向を計
算し、これにより得た変化強度信号S36を変化点検出
回路48に送出すると共に、最大変化方向信号S31を
変化点検出回路48及び線幅符号化器41(図1)に送
出する。
【0028】変化点検出回路48は変化強度信号S36
及び最大変化方向信号S31に基づいて最大変化方向に
おける各点が変化点であるか否かを判断し、その点が変
化点である場合フラグ1を、変化点でない場合フラグ0
を最大変化方向における変化点検出信号すなわち特徴点
信号S30としてチエーン符号化器45(図1)に送出
する。
【0029】ここで2次元変化点強度・最大変化方向計
算回路47は、図3に示すように構成されている。2次
元変化点強度・最大変化方向計算回路47は、入力画像
信号S1を一旦フレームバツフア50に蓄えた後、フイ
ルタ51で平滑化する。フイルタ51から出力される平
滑化信号S40は、横方向処理部52及び縦方向処理部
53にそれぞれ送出される。
【0030】横方向処理部52は、平滑化信号S40を
遅延素子54及び乗算回路55をそれぞれ介して加算回
路56に供給することにより、当該加算回路56によつ
て現信号と1サンプル前の信号との差分を求め、横方向
振幅傾度信号S41を生成する。横方向振幅傾度信号S
41は乗算回路57によつて自乗され、これにより横方
向振幅傾度信号電力S42が得られる。
【0031】縦方向処理部53は、平滑化信号S40を
ラインデイレイ58及び乗算回路59をそれぞれ介して
加算回路60に供給することにより、当該加算回路60
によつて現信号と1ライン前の信号との差分を求め、縦
方向振幅傾度信号S43を生成する。縦方向振幅傾度信
号S43は乗算回路61によつて自乗され、これにより
縦方向振幅傾度信号電力S44が得られる。ここで横方
向振幅傾度信号電力S42と縦方向振幅傾度信号電力S
44は加算回路62によつて加算され、これにより変化
点強度信号S36が生成される。また横方向振幅傾度信
号S41及び縦方向振幅傾度信号S43は最大変化方向
計算回路63に与えられる。
【0032】最大変化方向計算回路63は、図4に示す
規則に従つて、最大変化方向信号S31を出力する。す
なわち最大変化方向計算回路63は、横方向振幅傾度信
号S41をA、縦方向振幅傾度信号S43をBとしたと
き、arctan (B/A)を計算することにより方向Cを求
め、この方向Cの範囲に応じて最大変化方向信号S31
として「0」〜「3」のいづれかの値を出力する。
【0033】また図2の変化点検出回路48は、図5に
示すように構成されている。すなわち変化点検出回路4
8は、変化点強度信号S36をフレームバツフア64
に、最大変化方向信号S31をフレームバツフア65
に、それぞれ一旦蓄積する。セレクタ回路66は、フレ
ームバツフア65から入力したある点の最大変化方向信
号S31に基づいて、フレームバツフア64にアドレス
指定信号S50を出力することにより、フレームバツフ
ア64から最大変化方向候補点の変化点強度信号S51
を順次入力する。
【0034】これによりセレクタ回路66は、第1最大
変化方向候補点の変化点強度信号S52及び第2最大変
化方向候補点の変化点強度信号S53を得、これらをそ
れぞれ加算回路67及び68に送出する。すなわちセレ
クタ回路66は、例えば最大変化方向信号S31として
「0」が入力された場合には、図13に示すように、第
1最大変化方向候補点の変化点強度信号S52としてC
3の位置の値を選択すると共に、第2最大変化方向候補
点の変化点強度信号S53としてC4の位置の値を選択
するようになされている。
【0035】加算回路67によつて得られる第1最大変
化方向候補点の変化点強度信号S52とスレツシヨルド
値Tの差分出力、及び加算回路68によつて得られる第
2最大変化方向候補点の変化点強度信号S53とスレツ
シヨルド値Tの差分出力は、乗算回路69で乗算され、
当該乗算結果が最大変化方向の変化信号S54となる。
比較器70は変化信号S54が0より小さいときにフラ
グ1を、0以上のときにはフラグ0を最大変化方向にお
ける変化点検出信号すなわち特徴点信号S30として出
力する。
【0036】(1−2)線幅符号化器の構成 ここで線幅符号化器41は、図7に示すように構成され
ている。線幅符号化器41は入力画像信号S1をエツジ
強度スレツシヨルド回路71に入力すると共に最大変化
方向信号S31を線幅計算回路72に入力する。エツジ
強度スレツシヨルド回路71は、エツジ強度がスレツシ
ヨルドレベルE以上かどうか判断し、入力した点のエツ
ジ強度がスレツシヨルドレベルE以上であつた場合1
を、スレツシヨルドレベルEより小さかつた場合0をエ
ツジ強度スレツシヨルド信号S55として線幅計算回路
72に送出する。線幅計算回路72は、最大変化方向信
号S31とエツジ強度スレツシヨルド信号S55に基づ
いて、現在処理を行つている点の最大変化方向における
線幅を計算し、これを線幅信号S32として出力する。
【0037】ここでエツジ強度スレツシヨルド回路71
は、図8に示すように構成されている。エツジ強度スレ
ツシヨルド回路71は入力画像信号S1を、一旦フレー
ムバツフア73に蓄えた後、垂直方向フイルタ回路74
及び水平方向フイルタ回路75によつて、それぞれ垂直
及び水平方向のフイルタリングを行うことにより、エツ
ジの強度を計算する。実施例の場合、垂直方向フイルタ
回路74のフイルタ係数は図9(A)のように選定され
ていると共に、水平方向フイルタ回路75のフイルタ係
数は図9(B)のように選定されている。従つて垂直方
向フイルタ回路74及び水平方向フイルタ回路75はソ
ーベルフイルタ構成でなり、入力画像信号S1の高周波
成分(すなわちエツジ成分)を抽出する。
【0038】それぞれのフイルタ回路出力は、自乗され
て電力が計算されることにより垂直方向エツジ強度電力
S56、水平方向エツジ強度電力S57となる。スレツ
シヨルド回路76は、垂直方向エツジ強度電力S56と
水平方向エツジ強度電力S57の和が、あるスレツシヨ
ルドレベルE以上であつた場合1を、Eより小さい場合
0をエツジ強度スレツシヨルド信号S55として出力す
る。
【0039】線幅計算回路72は、図10に示すように
構成されている。線幅計算回路72は、最大変化方向信
号S31及び強度スレツシヨルド信号S55を、それぞ
れ最大変化方向フレームバツフア80及び強度スレツシ
ヨルドフレームバツフア81に一旦蓄える。初期X座標
レジスタ82及び初期Y座標レジスタ83は現在処理を
行おうとする点(以下この点を当該点と呼ぶ)のX、Y
座標を保持する。探索方向差分値ROM84、85、8
6及び87は、当該点の最大変化方向信号S60をアド
レス入力として、そのアドレスに対応した内容を出力す
る。探索方向差分値ROM84〜87の内容例を図11
に示す。
【0040】第1の探索X座標レジスタ88は当該点に
ついての処理の開始時に、初期X座標信号S61で初期
化され、以降は第1の探索X座標レジスタ88と探索方
向差分値ROM84との和を1サンプル分デイレイした
ものがセツトされる。同様に第2の探索X座標レジスタ
89は当該点についての処理の開始時に、初期X座標信
号S61で初期化され、以降は第2の探索X座標レジス
タ89と探索方向差分値ROM86との和を1サンプル
分デイレイしたものがセツトされる。
【0041】第1の探索Y座標レジスタ90は当該点に
ついての処理の開始時に、初期Y座標信号S62で初期
化され、以降は第1の探索Y座標レジスタ90と探索方
向差分値ROM85との和を1サンプル分デイレイした
ものがセツトされる。同様に第2の探索Y座標レジスタ
91は当該点についての処理の開始時に、初期Y座標信
号S62で初期化され、以降は第2の探索Y座標レジス
タ91と探索方向差分値ROM87との和を1サンプル
分デイレイしたものがセツトされる。
【0042】アドレス発生回路92は第1探索X座標信
号S63及び第1探索Y座標信号S64に基づいて、強
度スレツシヨルドフレームバツフア81中の指定された
座標の信号を読み出すためのアドレスを計算し、これを
第1探索アドレス信号S65として出力する。アドレス
発生回路93も同様に、第2探索X座標信号S66及び
第2探索Y座標信号S67に基づいて、強度スレツシヨ
ルドフレームバツフア81中の指定された座標の信号を
読み出すためのアドレスを計算し、これを第2探索アド
レス信号S68として出力する。
【0043】強度スレツシヨルドフレームバツフア81
は、第1探索アドレス信号S65によつて指定されたア
ドレスの内容を第1強度スレツシヨルド信号S69とし
てカウンタコントローラ94に送出すると共に、第2探
索アドレス信号S68によつて指定されたアドレスの内
容を第2強度スレツシヨルド信号S70としてカウンタ
コントローラ95に送出する。
【0044】カウンタコントローラ94は、第1強度ス
レツシヨルド信号S69が1の間は、第1カウンタイン
クリメント信号S71に1を、第1探索終了信号S72
に0を出力する。カウンタコントローラ94は、一旦第
1強度スレツシヨルド信号S69が0になつたら、その
後は第1カウンタインクリメント信号S71に0を、第
1探索終了信号S72に1を出力する。
【0045】同様に、カウンタコントローラ95は、第
2強度スレツシヨルド信号S70が1の間は、第2カウ
ンタインクリメント信号S73に1を、第2探索終了信
号S74に0を出力する。カウンタコントローラ95
は、一旦第2強度スレツシヨルド信号S70が0になつ
たら、その後は第2カウンタインクリメント信号S73
に0を、第2探索終了信号S74に1を出力する。
【0046】カウンタ96及び97は、当該点について
の処理の開始時に0にリセツトされ、入力が1の場合に
は内容をインクリメントする。線幅計算器98は、第1
探索終了信号S72及び第2探索終了信号S74が共に
1のときにカウンタ出力S75及びS76を加算し、こ
れを線幅信号S32として出力する。
【0047】(1−3)動作 以上の構成において、構造抽出符号化装置40は2次元
変化点検出回路44でキヤニーエツジ検出方式により特
徴点を検出し、これにより得た特徴点信号S30に基づ
いてチエーン符号化器45により特徴点の座標をチエー
ン符号化する。また構造抽出符号化装置40は2次元変
化点検出回路44で得た最大変化方向信号S31を線幅
符号化器41に送出する。線幅符号化器41では、垂直
方向フイルタ74及び水平方向フイルタ75によつて入
力画像信号S1の高周波成分を抽出することよりエツジ
を検出すると共に、当該エツジ強度を所定のスレツシヨ
ルド値Eにより閾値判定することによりスレツシヨルド
値E以上のエツジ強度を有するエツジを検出する。
【0048】線幅符号化器41は線幅計算回路72によ
つて、最大変化方向信号S31及びエツジ強度スレツシ
ヨルド信号S55に基づいて、最大変化方向における線
幅(すなわちエツジ強度が所定値E以上のエツジ幅)を
求める。次に、構造抽出符号化装置40は、多重化器4
3によつて、チエーン符号化器45で得られたチエーン
符号化された特徴点の座標と、線幅符号化器41で得ら
れた符号化された線幅信号S32とを多重化する。
【0049】この結果構造抽出符号化装置40において
は、エツジ部分において一般的に2本の平行な曲線とし
てチエーン符号化される特徴点の座標を、2本の曲線の
中心を通るような曲線の座標と、2本の曲線間の距離で
表わすことができる。ここで2本の曲線間の距離は殆ど
変化しないため、エントロピ符号化を施した場合に非常
に小さなビツト量で表わすことができ、かくして座標情
報の符号化に要するビツト量を低減できる。
【0050】(1−4)効果 以上の構成によれば、キヤニーエツジ方式により得た特
徴点の座標をチエーン符号化したものと、特徴点座標に
おけるエツジ強度最大変化方向でのエツジ強度が所定値
E以上である領域の長さを符号化したものとを多重化す
るようにしたことにより、座標情報の符号化に要するビ
ツト量を低減できる。
【0051】(2)構造抽出符号化装置の第2実施例 (2−1)全体構成 図1との対応部分に同一符号を付して示す図12におい
て、構造抽出符号化装置100の線幅符号化器101は
入力画像信号S1と特徴点最大変化方向信号S31に基
づいて特徴点における曲線間距離を計算し、曲線間距離
が大きく変わつた箇所で切断フラグ信号S80に1を出
力すると共に、切断フラグ信号S80が1の箇所から次
に切断フラグ信号S80が1になる箇所までの曲線間距
離を平均し、これを平均線幅信号S81として出力す
る。
【0052】多重化器102はチエーン符号信号S3
3、量子化係数S2、平均線幅信号S81及び切断フラ
グ信号S80を多重化し、これを多重化特徴点信号S8
2としてバツフアメモリ46に送出する。バツフアメモ
リ46は多重化特徴点信号S82の情報量を平滑化し、
これを構造抽出符号化装置100の出力信号S83とし
て出力する。
【0053】(2−2)線幅符号化器の構成 ここで線幅符号化器101は、図13に示すように構成
されている。ここで図13では、図7との対応部分に同
一符号を付している。線幅符号化器101は線幅計算回
路72によつて計算した当該点の最大変化方向における
線幅を表わす線幅信号S32を加算回路103を介して
比較器104に送出すると共に、平均線幅計算回路10
5に送出する。比較器104は、1サンプル前の特徴点
の線幅と、現特徴点の線幅の差分信号S85を入力し、
その絶対値がスレツシヨルドレベルT以上である場合、
切断フラグ信号S80として1を出力する。これに対し
てその絶対値がスレツシヨルドレベルTより小さい場
合、切断フラグ信号S80として0を出力する。
【0054】平均線幅計算回路105は、切断フラグ信
号S80が1であるか、または当該チエーンの最後にな
つた場合、線幅信号S32に基づいて、前に切断した箇
所から現在の箇所までの線幅の平均値を計算し、当該計
算結果を平均線幅信号S81として出力する。
【0055】(2−3)動作 以上の構成において、構造抽出符号化装置100の線幅
符号化器101は、現線幅値が前線幅値に対して所定の
値以上変化した場合、続く多重化器102に切断フラグ
信号S80として1を送出すると共に、前に切断した箇
所から今回切断した箇所までの線幅の平均値を計算し、
当該計算結果を平均線幅信号S81として多重化器10
2に送出する。
【0056】多重化器102では、チエーン符号化器4
5で得られたチエーン符号化された特徴点の座標と、線
幅符号化器101で得られた符号化された平均線幅信号
S81及び切断フラグ信号S80とを多重化する。この
結果構造抽出符号化装置100においては、最大変化方
向信号S31における線幅(すなわちエツジ強度が所定
値以上のエツジ幅)が所定値以上になつた場合の全ての
線幅値を符号化するのではなく、線幅値がほぼ同じ場合
にはその区間の線幅値の平均値を求め、当該平均値を符
号化する。
【0057】(2−4)効果 以上の構成によれば、キヤニーエツジ方式により得た特
徴点の座標をチエーン符号化したものと、特徴点座標に
おけるエツジ強度最大変化方向でのエツジ強度が所定値
E以上である領域の長さを検出し当該領域の長さの変化
が所定値以内である領域の長さを平均して符号化したも
のと、平均化した部分を表わす情報(切断フラグ)を符
号化したものとを多重化するようにしたことにより、座
標情報の符号化に要するビツト量を一段と低減できる。
また線幅値が大きく変化する箇所で切断フラグ信号S8
0を立てて、平均化する区間をほぼ同等の線幅値を有す
る区間毎に区切つたことにより、平均化の際の誤差を抑
制できる。
【0058】(3)特徴点復号化回路の第1実施例 図14において、110は全体として特徴点復号化回路
を示し、図1における構造抽出符号化装置40に図7の
線幅符号化器41を適用した場合のように、キヤニーエ
ツジ検出方式で検出された特徴点座標をチエーン符号化
したものと、特徴点座標におけるエツジ強度最大変化方
向での、特徴点を含む、エツジ強度がある一定値E以上
である領域の長さを符号化したものとを多重化して符号
化したデータを復号する。
【0059】特徴点復号化回路110は入力符号化デー
タP1を分流器111によつて線幅信号P2及び方向信
号P3に分流し、これらをアドレス信号発生器112に
送出すると共に、さらにチエーンの先頭ではチエーン開
始X座標信号P4及びチエーン開始Y座標信号P5に分
流し、これらをそれぞれX座標レジスタ113及びY座
標レジスタ114に送出する。X座標レジスタ113、
Y座標レジスタ114はそれぞれ、チエーンの先頭で、
チエーン開始X座標信号P4、チエーン開始Y座標信号
P5がセツトされると共に、開始点以降では、前点の復
号X座標信号P6、復号Y座標信号P7がセツトされ
る。
【0060】アドレス信号発生器112は線幅信号P2
及び方向信号P3に基づいて、続くX座標差分値ROM
115及びY座標差分値ROM116が当該点から線幅
分だけ離れた点までの差分値を出力するためのアドレス
信号P8を発生する。X座標差分値ROM115及びY
座標差分ROM116は、当該点から線幅分だけ離れた
点をつないだときになめらかにつながるような値を出力
する。図15に入力線幅信号P2及び方向信号P3に対
するX座標差分値ROM115及びY座標差分値ROM
116の出力例を示す。X座標差分値信号P9、Y座標
差分値信号P10はそれぞれ、当該点X座標信号P1
1、当該点Y座標信号P12と加算された後、復号X座
標信号P13、復号Y座標信号P14として出力され
る。
【0061】以上の構成において、特徴点復号化回路1
10は入力符号化データP1を、線幅信号P2、方向信
号P3、チエーン開始X座標信号P4及びチエーン開始
Y座標信号P5に分流する。X座標レジスタ113及び
Y座標レジスタ114からは、復号された特徴点の座標
が順次出力される。
【0062】アドレス信号発生器112、X座標差分値
ROM115及びY座標差分値ROM116では、線幅
信号P2及び方向信号P3に基づいて、特徴点を中心と
してその両側のエツジ端点までの距離が求められる。特
徴点復号化回路110は、上述したように復号された特
徴点の座標に、その両側のエツジ端点までの距離を加算
することにより復号データP13及びP14を得る。
【0063】以上の構成によれば、キヤニーエツジ検出
方式で検出された特徴点座標をチエーン符号化したもの
と、特徴点座標におけるエツジ強度最大変化方向での、
特徴点を含む、エツジ強度がある一定値E以上である領
域の長さを符号化したものとを多重化して符号化された
データから容易に復元画像を得ることができる簡易な構
成の特徴点復号化回路110を実現できる。
【0064】(4)特徴点復号化回路の第2実施例 図16において、120は全体して特徴点復号化回路を
示し、図12の構造抽出符号装置100のように、キヤ
ニーエツジ検出方式で検出された特徴点座標をチエーン
符号化したものと、線幅が大きく変化している箇所で立
てられた切断フラグと、切断フラグ間で平均化された線
幅値を符号化したものとを多重化することにより得られ
たデータを復号する。
【0065】特徴点復号化回路120は分流器121に
よつて入力符号化データJ1から方向信号J2を分流し
てこれをアドレス信号発生器122に送出すると共に、
チエーンの先頭ではさらに入力符号化データJ1をチエ
ーン開始X座標信号J3、チエーン開始Y座標信号J
4、切断フラグ信号J5及び平均線幅信号J6に分流
し、このうちチエーン開始X座標信号J3、チエーン開
始Y座標信号J4及び切断フラグ信号J5をフラグ判定
器123に送出し、かつ平均線幅信号J6を線幅レジス
タ124に送出する。
【0066】フラグ判定器123は、チエーンの先頭で
切断フラグ信号J5が1のときは、前チエーンの最後の
点の座標をそれぞれ判定開始X座標信号J7、判定開始
Y座標信号J8として出力する。これに対して切断フラ
グ信号J5が0のときは、チエーン開始X座標信号J
3、チエーン開始Y座標信号J4をそれぞれ判定開始X
座標信号J7、判定開始Y座標信号J8として出力す
る。X座標レジスタ125、Y座標レジスタ126はそ
れぞれ、チエーンの先頭で、判定開始X座標信号J7、
判定開始Y座標信号J8がセツトされ、開始点以降で
は、前点の復号X座標信号J9、前点の復号Y座標信号
J10がセツトされる。線幅レジスタ124は、チエー
ンの先頭で平均線幅信号J6がセツトされる。
【0067】アドレス信号発生器122は線幅レジスタ
出力J11及び方向信号J2に基づいて、続くX座標差
分値ROM127及びY座標差分値ROM128が当該
点から線幅分だけ離れた点までの差分値を出力するため
のアドレス信号J12を発生する。X座標差分値ROM
127及びY座標差分ROM128は、当該点から線幅
分だけ離れた点をつないだときになめらかにつながるよ
うな値を出力する。図15に線幅信号及び方向信号に対
するX座標差分値ROM127及びY座標差分値ROM
128の出力例を示す。X座標差分値信号J13、Y座
標差分値信号J14はそれぞれ、当該点X座標信号J1
5、当該点Y座標信号J16と加算された後、復号X座
標信号J17、復号Y座標信号J18として出力され
る。
【0068】以上の構成において、特徴点復号化回路1
20は入力符号化データJ1を、平均線幅信号J6、方
向信号J2、チエーン開始X座標信号J3、チエーン開
始Y座標信号J4及び切断フラグ信号J5に分流する。
次に特徴点復号化回路120は、切断フラグ信号J5が
チエーンの先頭で1のときは、そのチエーンの開始点と
して前チエーンの最終点を選択し、このチエーン開始点
に続いて順次特徴点の座標を復号する。
【0069】また特徴点復号化回路120は、線幅レジ
スタ124、アドレス信号発生器122、X座標差分値
ROM127及びY座標差分値ROM128によつて、
平均線幅信号J6及び方向信号J2に基づき、特徴点を
中心としてその両側のエツジ端点までの距離を求める。
特徴点復号化回路120は、上述したように復号された
特徴点の座標に、その両側のエツジ端点までの距離を加
算することにより復号データJ17及びJ18を得る。
【0070】以上の構成によれば、キヤニーエツジ検出
方式で検出された特徴点座標をチエーン符号化したもの
と、線幅が大きく変化している箇所で立てられた切断フ
ラグと、切断フラグ間で平均化された線幅値を符号化し
たものとを多重化して得られたデータから容易に復元画
像を得ることができる簡易な構成の特徴点復号化回路1
20を実現できる。
【0071】(5)他の実施例 (5−1)なお上述の構造抽出符号化装置の第1実施例
においては、線幅符号化器41として図7に示すような
構成のものを用いた場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、線幅符号化器41としては例えば図17に
示すような構成のものを用いてもよい。ここで図7との
対応部分に同一符号を付して示す図17において、線幅
符号化器130の平均線幅計算回路131は、線幅信号
S32に基づいて、当該チエーンについての各特徴点の
線幅の計算が終わつた後、その線幅の総和を特徴点数で
割つたものを計算し、これを線幅符号化器出力S32A
として続く多重化器43(図1)に送出するようになさ
れている。
【0072】(5−2)また線幅符号化器130を用い
た場合のように、キヤニーエツジ検出方式で検出された
特徴点座標をチエーン符号化したものと、特徴点座標に
おけるエツジ強度最大変化方向での、特徴点を含む、エ
ツジ強度がある一定値E以上である領域の長さの当該チ
エーンにおける平均値を符号化したものとを多重化して
得られた符号化データを復号する復号化回路としては、
例えば図18に示すような構成のものを用いればよい。
【0073】ここで図14との対応部分に同一符号を付
して示す図18において、特徴点復号化回路140は分
流器111によつて入力符号化データR1から方向信号
R2を分流してこれをアドレス信号発生器141に送出
すると共に、チエーンの先頭ではさらに入力符号化デー
タR1をチエーン開始X座標信号R3、チエーン開始Y
座標信号R4及び平均線幅信号R5に分流し、チエーン
開始X座標信号R3をX座標レジスタ113に、チエー
ン開始Y座標信号R4をY座標レジスタ114に、平均
線幅信号R5を線幅レジスタ142にそれぞれ送出す
る。
【0074】X座標レジスタ113、Y座標レジスタ1
14はそれぞれ、チエーンの先頭で、チエーン開始X座
標信号R3、チエーン開始Y座標信号R4がセツトされ
ると共に、開始点以降では、前点の復号X座標信号R
6、復号Y座標信号R7がセツトされる。線幅レジスタ
142は、チエーンの先頭で、平均線幅信号R5がセツ
トされる。
【0075】アドレス信号発生器141は線幅レジスタ
出力R8及び方向信号R2に基づいて、続くX座標差分
値ROM115及びY座標差分値ROM116が当該点
から線幅分だけ離れた点までの差分値を出力するための
アドレス信号R9を発生する。X座標差分値ROM11
5、Y座標差分値ROM116から出力されるX座標差
分値信号R10、Y座標差分値信号R11はそれぞれ、
当該点X座標信号R12、当該点Y座標信号R13と加
算された後、復号X座標信号R14、復号Y座標信号R
15として出力される。
【0076】(5−3)また上述の構造抽出符号化装置
の第2実施例においては、線幅符号化器101として図
13に示すような構成のものを用いた場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、線幅符号化器101(図
12)としては例えば図19に示すような構成のものを
用いてもよい。ここで図13との対応部分に同一符号を
付して示す図19において、線幅符号化器150は基準
線幅レジスタ151を有し、当該基準線幅レジスタ15
1には、各チエーンの先頭または切断フラグ信号S80
Aが1になつたときの線幅信号S32がセツトされる。
【0077】比較器152は、基準線幅レジスタ151
の内容と現特徴点の線幅との差分信号S90を入力し、
その絶対値がスレツシヨルドレベルT以上である場合、
切断フラグ信号S80Aとして1を出力する。これに対
してその絶対値がスレツシヨルドレベルTより小さい場
合、切断フラグ信号S80Aとして0を出力する。平均
線幅計算回路105は、線幅信号S32に基づいて、切
断フラグ信号S80Aが1であるか、または当該チエー
ンの最後になつた場合、前に切断した特徴点から現在の
点までの線幅の平均値を計算し、当該計算結果を平均線
幅信号S81Aとして出力する。
【0078】この結果線幅符号化器101においては、
線幅値がなだらかに変化する場合でも、常に先頭の線幅
値の値を基準にして各線幅値を比較できるため、平均に
よる誤差を低減できる。
【0079】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、入力画像
信号の特徴点を検出し、当該特徴点の座標を符号化する
画像信号符号化方法において、キヤニーエツジ検出方式
により入力画像信号の特徴点を検出する特徴点検出ステ
ツプと、特徴点検出ステツプで検出した特徴点の座標を
チエーン符号化するチエーン符号化ステツプと、特徴点
検出ステツプで求めた特徴点座標におけるエツジ強度最
大変化方向での、特徴点を含む、エツジ強度が所定値以
上である領域の長さを符号化するエツジ領域長符号化ス
テツプと、チエーン符号化ステツプで得たチエーン符号
化データとエツジ領域長符号化ステツプで得た領域長符
号化データとを多重化する多重化ステツプとを備えるよ
うにしたことにより、座標情報の符号化に要するビツト
量を低減し得、この結果全体としての符号量を低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像抽出符号化装置の第1実施例
の全体構成を示すブロツク図である。
【図2】実施例の2次元変化点検出回路の構成を示すブ
ロツク図である。
【図3】実施例の2次元変化点強度及び最大変化方向計
算回路の構成を示すブロツク図である。
【図4】最大変化方向計算回路の出力の説明に供する図
表である。
【図5】変化点検出回路の構成を示すブロツク図であ
る。
【図6】最大変化方向に対する変化強度信号の選択の説
明に供する図表である。
【図7】図1の画像抽出符号化装置に用いられる線幅符
号化器の一実施例を示すブロツク図である。
【図8】エツジ強度スレツシヨルド回路の構成を示すブ
ロツク図である。
【図9】図8の垂直方向フイルタ回路及び水平方向フイ
ルタ回路のフイルタ係数を示す図表である。
【図10】線幅計算回路の構成を示すブロツク図であ
る。
【図11】最大変化方向信号に対する探索方向差分値R
OMの内容を示す図表である。
【図12】本発明による構造抽出符号化装置の第2実施
例の全体構成を示すブロツク図である。
【図13】図12の画像抽出符号化装置に用いられる線
幅符号化器の構成を示すブロツク図である。
【図14】図7の線幅符号化器を用いて図1の構造抽出
符号化装置により符号化されたデータを復号する特徴点
復号化回路の一実施例を示すブロツク図である。
【図15】X座標差分値ROM及びY座標差分値ROM
の動作の説明に供する略線図である。
【図16】図13の線幅符号化器を用いて図12の構造
抽出符号化装置により符号化されたデータを復号する特
徴点復号化回路の一実施例を示すブロツク図である。
【図17】図1の画像抽出符号化装置に用いられる線幅
符号化器の他の実施例を示すブロツク図である。
【図18】図17の線幅符号化器を用いて図1の構造抽
出符号化装置により符号化されたデータを復号する特徴
点復号化回路の構成を示すブロツク図である。
【図19】図12の画像抽出符号化装置に用いられる線
幅符号化器の他の実施例を示すブロツク図である。
【図20】従来の構造抽出符号化装置の構成を示すブロ
ツク図である。
【図21】従来の2次元変化点検出回路の構成を示すブ
ロツク図である。
【符号の説明】
1、40、100……構造抽出符号化装置、41、10
1……線幅符号化器、44……2次元変化点検出回路、
45……チエーン符号化器、110……特徴点復号化回
路、S1……入力画像信号、S4、S33……チエーン
符号信号、S5、S34、S82……多重化特徴点信
号、S30……特徴点信号、S31……特徴点最大変化
方向信号、S32、P2……線幅信号、S36……変化
強度信号、S55……エツジ強度スレツシヨルド信号、
S80、J5、S80A……切断フラグ信号、S81、
J6、S32A、S81A、R5……平均線幅信号、P
1、J1、R1……入力符号化データ、P13、J1
7、R14……復号X座標信号、P14、J18、R1
5……復号Y座標信号。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 9/20 H04N 1/41 H04N 7/24 H03M 7/30 JICSTファイル(JOIS)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力画像信号の特徴点を検出し、当該特徴
    点の座標を符号化する画像信号符号化方法において、 キヤニーエツジ検出方式により上記入力画像信号の特徴
    点を検出する特徴点検出ステツプと、 上記特徴点検出ステツプで検出した上記特徴点の座標を
    チエーン符号化するチエーン符号化ステツプと、 上記特徴点検出ステツプで求めた上記特徴点座標におけ
    るエツジ強度最大変化方向での、上記特徴点を含む、エ
    ツジ強度が所定値以上である領域の長さを符号化するエ
    ツジ領域長符号化ステツプと、 上記チエーン符号化ステツプで得たチエーン符号化デー
    タと上記エツジ領域長符号化ステツプで得た領域長符号
    化データとを多重化する多重化ステツプとを具えること
    を特徴とする画像信号符号化方法。
  2. 【請求項2】上記エツジ領域長符号化ステツプでは、さ
    らに上記特徴点座標におけるエツジ強度最大変化方向で
    の上記特徴点を含むエツジ強度が所定値以上である領域
    の長さの平均値を求めた後、当該平均値を符号化し、 上記多重化ステツプでは、上記チエーン符号化ステツプ
    で得たチエーン符号化データと上記エツジ領域長符号化
    ステツプで得た平均領域長符号化データとを多重化する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像信号符号化方
    法。
  3. 【請求項3】入力画像信号の特徴点を検出し、当該特徴
    点の座標を符号化する画像信号符号化方法において、 キヤニーエツジ検出方式により上記入力画像信号の特徴
    点を検出する特徴点検出ステツプと、 上記特徴点検出ステツプで検出した上記特徴点の座標を
    チエーン符号化するチエーン符号化ステツプと、 上記特徴点検出ステツプで求めた上記特徴点座標におけ
    るエツジ強度最大変化方向での、上記特徴点を含む、エ
    ツジ強度が所定値以上である領域の長さを求めるエツジ
    領域長検出ステツプと、 上記エツジ領域長検出ステツプにより上記各特徴点に対
    応して求めた領域長について、上記領域長が大きく変化
    する箇所で切断フラグを立てると共に、チエーン開始点
    又は上記切断フラグが立つた箇所からチエーン終了点又
    は次に切断フラグが立つた箇所までの上記領域長の平均
    値を符号化する平均領域長符号化ステツプと、 上記チエーン符号化ステツプで得たチエーン符号化デー
    タと、上記平均領域長符号化ステツプで得た平均領域長
    符号化データ及び切断フラグとを多重化する多重化ステ
    ツプとを具えることを特徴とする画像信号符号化方法。
  4. 【請求項4】上記平均領域長符号化ステツプでは、現領
    域長と前領域長との差分の絶対値が所定のスレツシヨル
    ド値以上となる箇所で上記切断フラグを立てることを特
    徴とする請求項3に記載の画像信号符号化方法。
  5. 【請求項5】上記平均領域長符号化ステツプでは、上記
    エツジ領域長検出ステツプで求めたチエーン開始点の領
    域長とこれに続く各特徴点の領域長との差分の絶対値を
    所定のスレツシヨルド値と順次比較し、当該差分の絶対
    値が所定のスレツシヨルド値以上になつた箇所で上記切
    断フラグを立てると共に、次に、上記切断フラグを立て
    た箇所に対応する領域長とこれに続く各特徴点の領域長
    との差分の絶対値を所定のスレツシヨルド値と順次比較
    し、当該差分の絶対値がスレツシヨルド値以上になつた
    箇所で上記切断フラグを立てることを特徴とする請求項
    3に記載の画像信号符号化方法。
  6. 【請求項6】入力画像信号からキヤニーエツジ検出方式
    により検出した特徴点座標をチエーン符号化したもの
    と、当該特徴点座標におけるエツジ強度最大変化方向で
    の、特徴点を含む、エツジ強度が所定値以上である領域
    の長さを符号化して得た領域長データとを多重化するこ
    とにより生成された符号化データを復号する画像信号復
    号方法において、 上記符号化データから、上記特徴点の座標データと上記
    領域長データとを分流し、 上記特徴点の座標データ及び上記領域長データに基づい
    て、各特徴点に対応するエツジ領域の端点座標を復号す
    ることを特徴とする画像信号復号方法。
  7. 【請求項7】上記領域長データは、複数の上記領域の長
    さを平均して得た平均領域長データであり、 上記符号化データから、上記特徴点の座標データと上記
    平均領域長データとを分流し、 上記特徴点の座標データ及び上記平均領域長データに基
    づいて、各特徴点に対応するエツジ領域の端点座標を復
    号することを特徴とする請求項6に記載の画像信号復号
    方法。
  8. 【請求項8】入力画像信号からキヤニーエツジ検出方式
    により検出した特徴点座標をチエーン符号化したもの
    と、当該特徴点座標におけるエツジ強度最大変化方向で
    の、特徴点を含む、エツジ強度が所定値以上である領域
    の長さを求め、当該領域長が大きく変化する箇所で立て
    た切断フラグと、上記切断フラグ間の上記領域長を平均
    して得た平均領域長データとを多重化することにより生
    成された符号化データを復号する画像信号復号方法にお
    いて、 上記符号化データから、上記特徴点の座標データ、上記
    切断フラグ及び上記平均領域長データを分流し、 上記切断フラグが立つているときにはそのリストの開始
    点を、前リストの最終点とした後、上記特徴点の座標デ
    ータ及び上記平均領域長データに基づいて、各特徴点に
    対応するエツジ領域の端点座標を復号することを特徴と
    する画像信号復号方法。
JP14558294A 1994-06-03 1994-06-03 画像信号符号化方法及び復号方法 Expired - Fee Related JP3415270B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14558294A JP3415270B2 (ja) 1994-06-03 1994-06-03 画像信号符号化方法及び復号方法
US08/457,830 US5757972A (en) 1994-06-03 1995-06-01 Video signal coding and decoding method
MYPI95001455A MY113173A (en) 1994-06-03 1995-06-02 Video signal coding and decoding method
AU20466/95A AU705913B2 (en) 1994-06-03 1995-06-02 Video signal coding and decoding method
CN95108522A CN1115546A (zh) 1994-06-03 1995-06-03 视频信号的编码与解码方法
US08/932,408 US6252993B1 (en) 1994-06-03 1997-09-17 Video signal coding and decoding method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14558294A JP3415270B2 (ja) 1994-06-03 1994-06-03 画像信号符号化方法及び復号方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07334686A JPH07334686A (ja) 1995-12-22
JP3415270B2 true JP3415270B2 (ja) 2003-06-09

Family

ID=15388430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14558294A Expired - Fee Related JP3415270B2 (ja) 1994-06-03 1994-06-03 画像信号符号化方法及び復号方法

Country Status (5)

Country Link
US (2) US5757972A (ja)
JP (1) JP3415270B2 (ja)
CN (1) CN1115546A (ja)
AU (1) AU705913B2 (ja)
MY (1) MY113173A (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3415270B2 (ja) * 1994-06-03 2003-06-09 ソニー株式会社 画像信号符号化方法及び復号方法
JP3562661B2 (ja) * 1994-12-12 2004-09-08 ソニー株式会社 画像信号符号化方法及び画像信号復号方法
US5923786A (en) * 1995-07-17 1999-07-13 Sony Corporation Method and device for encoding and decoding moving images
KR100203266B1 (ko) * 1996-07-09 1999-06-15 윤종용 윤곽선복호화장치
JP3967405B2 (ja) * 1996-10-09 2007-08-29 テキサス インスツルメンツ インコーポレイテツド 画像信号の符号化方法
US5933529A (en) * 1996-12-24 1999-08-03 Daewoo Electronics Co., Ltd. Method of tracing a contour of an object based on background information of the object
KR100265722B1 (ko) * 1997-04-10 2000-09-15 백준기 블럭기반영상처리방법및장치
US6898319B1 (en) * 1998-09-11 2005-05-24 Intel Corporation Method and system for video frame enhancement using edge detection
JP3983922B2 (ja) * 1999-04-26 2007-09-26 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像処理装置およびこれを搭載した画像読取装置と画像形成装置、並びに画像処理方法
US6807497B2 (en) * 2001-12-17 2004-10-19 Agilent Technologies, Inc. Laser measurement system with digital delay compensation
KR101341101B1 (ko) * 2007-09-11 2013-12-13 삼성전기주식회사 영상 복원 장치 및 복원 방법
JP5712825B2 (ja) * 2011-07-07 2015-05-07 富士通株式会社 座標コード化装置、座標コード化方法、距離算出装置、距離算出方法、プログラム
CN111191759B (zh) * 2019-08-26 2023-06-16 上海懒书智能科技有限公司 一种二维码的生成方法和基于gpu的定位、解码方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3927251A (en) * 1973-05-18 1975-12-16 Rca Corp Method and apparatus for the detection and control of errors in two-dimensionally compressed image data
US4107648A (en) * 1976-04-12 1978-08-15 Bell Telephone Laboratories, Incorporated Scan encoding of two dimensional pictorial entities
US4087788A (en) * 1977-01-14 1978-05-02 Ncr Canada Ltd - Ncr Canada Ltee Data compression system
US4307377A (en) * 1979-11-09 1981-12-22 Bell Telephone Laboratories, Incorporated Vector coding of computer graphics material
JP2686274B2 (ja) * 1988-03-24 1997-12-08 東亜医用電子株式会社 細胞画像処理方法および装置
GB2217496B (en) * 1988-04-12 1991-10-16 Marconi Gec Ltd Improvements to boundary tracing
US4972495A (en) * 1988-12-21 1990-11-20 General Electric Company Feature extraction processor
US5335298A (en) * 1991-08-19 1994-08-02 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Automated extraction of airport runway patterns from radar imagery
US5303313A (en) * 1991-12-16 1994-04-12 Cartesian Products, Inc. Method and apparatus for compression of images
SG48914A1 (en) * 1992-06-29 1998-05-18 British Telecomm Coding and decoding video signals
US5424556A (en) * 1993-11-30 1995-06-13 Honeywell Inc. Gradient reflector location sensing system
JP3415270B2 (ja) * 1994-06-03 2003-06-09 ソニー株式会社 画像信号符号化方法及び復号方法

Also Published As

Publication number Publication date
MY113173A (en) 2001-12-31
US5757972A (en) 1998-05-26
US6252993B1 (en) 2001-06-26
CN1115546A (zh) 1996-01-24
AU2046695A (en) 1995-12-14
JPH07334686A (ja) 1995-12-22
AU705913B2 (en) 1999-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3415270B2 (ja) 画像信号符号化方法及び復号方法
US6823089B1 (en) Method of determining the extent of blocking and contouring artifacts in a digital image
JP2010512039A (ja) 画像データ及び深度データの組合せを処理する画像処理システム
EP1168823A2 (en) A method of determining the extent of blocking artifacts in a digital image
JP2006262278A (ja) 復号化装置、復号化方法及びこれらのプログラム
WO2001022734A1 (en) Image encoding device
EP0567697A1 (en) Method for spatial domain image compression
CN107103632B (zh) 图像压缩方法及装置
Xia et al. Visual sensitivity-based low-bit-rate image compression algorithm
JPH0951504A (ja) 画像符号化装置及び画像復号化装置
JP6191173B2 (ja) 画像処理装置、方法及びプログラム
JP2006080933A (ja) 画像信号処理装置及びその方法
JPH08167031A (ja) 画像信号符号化方法及び画像信号復号方法
JPH04321391A (ja) 画像符号化装置
JP4383760B2 (ja) 電子透かし埋め込み装置、その方法及び当該方法を実行するためのプログラムを記録した記憶媒体
JPH11298898A (ja) ブロック歪低減回路
JP4083043B2 (ja) 符号化ノイズ除去装置
JPH08167032A (ja) 画像信号符号化方法
CN111754378B (zh) 图像处理方法、装置、存储介质及电子装置
JP4957572B2 (ja) 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法および画像処理プログラム
JPH087110A (ja) 画像信号符号化方法
JP3436413B2 (ja) 画像信号符号化方法
JP2003348359A (ja) カラー画像圧縮装置およびその方法
JPH1098611A (ja) 画像サイズ変換方式
JPH09247672A (ja) 画像復号方法および画像復号装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees