JP3414376B2 - 真空冷却装置 - Google Patents

真空冷却装置

Info

Publication number
JP3414376B2
JP3414376B2 JP2000289738A JP2000289738A JP3414376B2 JP 3414376 B2 JP3414376 B2 JP 3414376B2 JP 2000289738 A JP2000289738 A JP 2000289738A JP 2000289738 A JP2000289738 A JP 2000289738A JP 3414376 B2 JP3414376 B2 JP 3414376B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
steam
vacuum
cooling tank
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000289738A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001116414A (ja
Inventor
敏広 茅原
伸章 柳原
吉民 坪田
久美 松矢
清也 立石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miura Co Ltd
Original Assignee
Miura Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from JP33509697A external-priority patent/JP3161396B2/ja
Application filed by Miura Co Ltd filed Critical Miura Co Ltd
Priority to JP2000289738A priority Critical patent/JP3414376B2/ja
Publication of JP2001116414A publication Critical patent/JP2001116414A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3414376B2 publication Critical patent/JP3414376B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被冷却物の水分
を減圧下で蒸発させ、その際の気化潜熱を利用して冷却
する真空冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】真空冷却装置は、被冷却物を収容した冷
却槽を真空吸引し、減圧することによって、飽和蒸気
温度を低下させ、被冷却物内の水分を蒸発させることに
より、その際の気化潜熱を利用して被冷却物を冷却する
ものである。この真空冷却装置は、たとえば食品業界に
おいて、加熱調理された食品を容器詰めして発送する工
程で使用されている。
【0003】このような真空冷却装置において、真空吸
引時には、食品の破片や微粒片が前記冷却槽内へ飛び散
ったり、さらには真空吸引ライン内へ吸い込まれること
があり、このような食品の破片や微粒片は、雑菌の繁殖
や悪臭の発生の原因になる。これを解消するためには、
前記冷却槽内や前記真空吸引ライン等の各種配管の清掃
をこまめに行う必要があるが、清掃作業は多くの手間を
要する。そのため、この清掃作業は、通常、水や熱湯で
洗い流している程度でしかなく、これでは、 の雑菌
の繁殖や悪臭の発生を完全に防止することができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、真空冷却装置において、冷却槽内や配管
内での雑菌の繁殖や悪臭の発生を確実に防止するととも
に、職場環境を衛生的に保つことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するためになされたものであって、請求項1に記載
の発明は、冷却槽および真空吸引ラインを備えた真空冷
却装置であって、前記冷却槽内を真空冷却する冷却運転
前記冷却槽内および前記真空吸引ライン内へ蒸気を供
給する殺菌運転とを切り換えて行う運転切替器を備えた
ことを特徴としている。
【0006】さらに、請求項2に記載の発明は、前記殺
菌運転が、前記冷却槽内へ調理器具を収容して、この調
理器具の蒸気殺菌を行うものであることを特徴としてい
る。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて説明する。この発明は、真空冷却装置の冷却槽に
蒸気供給手段を設けることによって実現されるものであ
る。そして、この蒸気供給手段は、前記真空冷却装置の
冷却運転停止中に、前記冷却槽内蒸気を供給する。こ
のような真空冷却装置において、前記冷却槽は通常密閉
可能に構成されており、この密閉状態の前記冷却槽内へ
蒸気を供給することにより、前記冷却槽内の殺菌を行う
ことができる。また、この殺菌により、雑菌の繁殖に起
因する悪臭の発生を防止することができる。このよう
に、前記真空冷却装置の冷却運転停止中に、前記冷却槽
内の殺菌を行うことができるため、この冷却運転停止中
に、前記冷却槽内調理器具や食器やその他のものを収
容することで、これら調理器具などの殺菌も行うことが
できる。そのため、食品業界などで前記真空冷却装置を
設置するような職場環境を衛生的に保つことができる。
また、以上の殺菌は、前記真空冷却装置冷却運転停止
中に行うため、業務に支障のない空き時間を有効利用す
ることができる。
【0008】ここで、前記蒸気供給手段は、ボイラなど
の蒸気発生手段と、この蒸気発生手段からの蒸気を前記
冷却槽供給する蒸気ラインと、蒸気の供給を制御する
制御手段とを備えるものである。前記蒸気ラインは、前
記冷却槽蒸気を供給するための専用のものとして設け
ることもできるが、前記真空冷却装置自体が蒸気使用機
器を備えていたり、前記真空冷却装置の周辺に蒸気使用
機器が設置されている場合には、これらの蒸気使用機器
と兼用の蒸気ラインとすることもできる。ここで、前記
真空冷却装置自体に備えられる蒸気使用機器としては、
真空吸引を促進するために真空吸引ラインに取り付けら
れる蒸気エゼクタが代表的である。また、前記真空冷却
装置の周辺に設置される蒸気使用機器としては、たとえ
ば蒸煮釜や蒸し器などである。前記真空冷却装置自体や
その周辺にこのような蒸気使用機器が設置されている場
合には、これらの蒸気使用機器のために蒸気発生手段や
蒸気ラインが既設されているため、この蒸気ラインを利
用することができる。
【0009】また、前記冷却槽内供給した蒸気は、前
記真空冷却装置の真空吸引ラインを利用して排出する。
そして、この蒸気が凝縮したドレンは、前記真空吸引ラ
インや、前記冷却槽に設けたドレン排出口から排出す
る。したがって、前記真空吸引ラインから蒸気を排出す
る場合には、前記冷却槽のみならず前記真空吸引ライン
内も殺菌することができる。すなわち、前記真空吸引ラ
インには、前記冷却槽内から被冷却物(たとえば、食品
など)の破片や微粒片が吸引されることがあるため、こ
れらを含めての殺菌を行うことができる。
【0010】ここで、前記真空冷却装置においては、冷
却性能を向上させるために、前記真空吸引ラインに熱交
換器を備えたものがある。この熱交換器は、前記真空吸
引ライン内の負圧蒸気を凝縮させることにより、前記冷
却槽から真空吸引を促進し、真空冷却の効率を上げる
ものである。このような構成の真空冷却装置において
は、前記熱交換器を含めて前記真空吸引ラインの殺菌を
行うことができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。図1は、この発明に係る真空冷却
装置の一実施例の概略構成を説明するための図面であ
る。
【0012】図1において、真空冷却装置の基本的構成
まず説明すると、この真空冷却装置は、被冷却物を気
密に収容する冷却槽1と、この冷却槽1を減圧する真
空吸引ライン2と、真空冷却後に前記冷却槽1内を大気
圧に復圧するための外気導入ライン3とを備えている。
前記冷却槽1は、被冷却物の出し入れ等の作業用の開閉
扉(図示省略)を備えており、この開閉扉は密閉可能な
構成のものである。前記真空吸引ライン2には、前記冷
却槽1側から、蒸気エゼクタ4,熱交換器5,液封式真
空ポンプ6をこの順に設けてある。前記冷却槽1と前記
蒸気エゼクタ4との間には、減圧状態を維持するための
逆止弁7を設けてある。前記外気導入ライン3には、そ
の上流端にフィルタ8を設けてあり、このフィルタ8と
前記冷却槽1との間には、外気導入弁9を設けてある。
【0013】前記蒸気エゼクタ4は、その吸引側端部1
0を前記冷却槽1に接続し、その排気側端部11を前記
熱交換器5に接続し、さらにその蒸気導入部12を蒸気
発生手段(図示省略)から延びる第一蒸気ライン13に
接続している。この第一蒸気ライン13には、前記蒸気
エゼクタ4への蒸気の供給を継断する蒸気制御弁14を
設けてある。
【0014】前記熱交換器5は、前記蒸気エゼクタ4か
らの流体を冷却し、その流体中の蒸気を凝縮させるため
のものである。この蒸気の凝縮のための冷却液は、冷却
液ライン15から前記熱交換器5送られる。
【0015】前記液封式真空ポンプ6は、前記熱交換器
5を通過した流体を吸引排除するもので、負圧吸引によ
る前記冷却槽1内の空気の排除と、前記熱交換器5で凝
縮しきれなかった蒸気の排出とを行う。前記液封式真空
ポンプ6には、封水を供給するための封水ライン16を
接続している。この封水ライン16は、前記冷却液ライ
ン15から分岐させたものである。
【0016】前記フィルタ8は、前記冷却槽1内導入
する外気中のほこりや雑菌等を除去し、被冷却物への付
着を防止するものである。また、前記外気導入弁9は、
開閉弁を用いて外気の導入と停止を制御するように構成
することもできるが、この実施例のように、空気導入量
(通気抵抗)を連続的あるいは数段階に変えられる電動
弁を使用し、前記外気導入ライン3から前記冷却槽1内
流入する空気流量を調整することにより、復圧の速度
を調整することができるように構成するのが好ましい。
【0017】さらに、前記真空冷却装置には、前記冷却
槽1に蒸気供給手段17を設けてある。前記蒸気供給手
段17は、第二蒸気ライン18と給蒸弁19とからな
る。前記第二蒸気ライン18は、前記第一蒸気ライン
3における前記蒸気制御弁14と前記蒸気エゼクタ4と
の間から分岐し、前記冷却槽1の上部に接続してある。
前記給蒸弁19は、この第二蒸気ライン18に設けてあ
る。
【0018】さらに、前記真空冷却装置には、制御装置
20が設けられている。この制御装置20は、前記
式真空ポンプ6,前記外気導入弁9,前記蒸気制御弁1
4および前記給蒸弁19を制御するように結線されてい
る。また、前記制御装置20は、この他に前記冷却液ラ
イン15による前記熱交換器5への冷却液の供給を制御
する。さらに、前記制御装置20には、運転切替器21
を接続してあり、この運転切替器21は、冷却運転,殺
菌運転および運転停止を含め、前記真空冷却装置の運転
を前記制御装置20指示する。以下の説明は、前記制
御装置20の機能説明を含めて、前記真空冷却装置の動
作を説明する。
【0019】以上の構成において、冷却運転について説
明する。まず、前記冷却槽1内被冷却物を収容し、作
業用の前記開閉扉(図示省略)を閉鎖する。このとき、
前記外気導入弁9,前記蒸気制御弁14および前記給蒸
弁19は閉鎖状態としている。つぎに、前記運転切替器
21により、前記制御装置20冷却運転を指示する。
すると、前記液封式真空ポンプ6へ前記封水ライン16
から封水が供給され、前記液封式真空ポンプ6が起動す
る。また、前記熱交換器5へ前記冷却液ライン15から
冷却液が供給される。前記液封式真空ポンプ6の起動に
より、前記冷却槽1内の空気は、前記真空吸引ライン2
を介して真空吸引される。そして、前記冷却槽1内の圧
力が低下するにつれて飽和蒸気温度が低下するため、前
記冷却槽1内の被冷却物の水分が活発に蒸発し、この蒸
気は、前記空気とともに前記真空吸引ライン2によって
吸引される。そして、被冷却物中の水分の蒸発に伴う気
化潜熱により被冷却物は冷却される。
【0020】前記冷却槽1からの空気と蒸気との混合流
体は、前記熱交換器5内において冷却され、蒸気は凝縮
する。したがって、前記液封式真空ポンプ6で排気処理
が必要な気体はそのほとんどが空気となるため、前記液
封式真空ポンプ6による真空吸引は短時間で行われる。
そして、前記冷却槽1内の圧力がごく低圧となった場合
には、前記液封式真空ポンプ6のみでは、圧力は下がり
難くなる。そこで、前記冷却槽1に温度検出器(図示省
)あるいは圧力検出器(図示省略)などの検出手段を
取り付け、この検出手段により、前記冷却槽1内の状態
を監視し所定の圧力あるいは所定の温度となった時点
で、前記蒸気制御弁14を開放し、前記蒸気エゼクタ4
を作動させる。
【0021】前記蒸気制御弁14の開放により、前記
気エゼクタ4における前記蒸気導入部12へ前記第一蒸
気ライン13からの蒸気が流入し、この蒸気の流体力に
よって前記冷却槽1内の空気および被冷却物からの蒸気
前記吸引側端部10から吸引され、前記第一蒸気ライ
13からの蒸気とともに前記排気側端部11から排出
される
【0022】そして、前記蒸気エゼクタ4における前記
排気側端部11から排出される空気と蒸気の混合流体
は、前記と同様、前記熱交換器5において冷却され、そ
のうちの蒸気が急速に凝縮するため、前記熱交換器5を
通過した後の混合流体は、そのほとんどが空気となって
いる。また、前記蒸気エゼクタ4の下流側では、前記
却槽1内の圧力がごく低いにもかかわらず、前記蒸気エ
ゼクタ4によって混合流体の圧力が増加し、混合流体の
飽和蒸気温度が高まるため、前記熱交換器5の能力は高
まる。さらに、前記熱交換器5の出口側の空気分圧が高
くなって、前記液封式真空ポンプ6による真空吸引は短
時間で効率良く行われる。以上の作用により、前記冷却
槽1内における到達圧力は低下するため、それに伴い
却温度も低下する。
【0023】以上のようにして、前記冷却槽1内の圧力
が低下し、被冷却物を所定の温度まで冷却すると、前記
蒸気制御弁14を閉鎖して前記蒸気エゼクタ4への蒸気
の供給を停止するとともに、前記液封式真空ポンプ6を
停止する。そして、前記外気導入弁9を開放し、前記
気導入ライン3から前記冷却槽1内空気を導入して大
気圧に戻す。この後、前記開閉扉を開いて、前記冷却槽
1から被冷却物を取り出して、前記真空冷却装置の冷却
運転を停止する。以上の一連の冷却運転は、前記運転切
器21によって冷却運転を前記制御装置20指示し
た後、自動で行われる。ここで、この冷却運転を途中で
停止する場合には、前記運転切器21から前記制御装
置20停止を指示する。
【0024】そして、前記冷却槽1から被冷却物を取り
出した後、前記真空冷却装置の冷却運転停止中に殺菌運
転を行うには、前記開閉扉を閉鎖した後、前記と同様
前記運転切器21によって前記制御装置20その旨
を指示する。前記制御装置20は、前記外気導入弁9を
閉鎖するとともに前記給蒸弁19を開放して、前記第二
蒸気ライン18から前記冷却槽1内蒸気を供給し、こ
の蒸気によって前記冷却槽1内の殺菌を行う。前記冷却
槽1内流入した蒸気は、さらに前記真空吸引ライン2
からその途中の前記蒸気エゼクタ4および前記熱交換器
5を経由して、前記液封式真空ポンプ6に到達し、前記
液封式真空ポンプ6を通過した後に排出される。そのた
め、前記真空冷却装置においては、前記冷却槽1のみな
らず前記真空吸引ライン2やその途中に設けた前記蒸気
エゼクタ4や前記熱交換器5などの各機器の内部の殺菌
を行うことができる。そして、所定時間の殺菌運転を継
続した後、前記運転切替器21によって、前記制御装置
20殺菌運転の停止を指示する。すると、前記制御装
置20は、前記外気導入弁9を開放するとともに前記給
蒸弁19を閉鎖し、殺菌運転を停止する。この殺菌運転
は、前記制御装置20にタイマ手段等を組み込むことに
より所定時間経過後、自動的に終了するように構成す
ることもできる。このような構成とする場合には、前記
真空冷却装置の使用状況や操業時間に応じた所望の殺菌
運転時間を前記制御装置20に適宜設定するようにする
こともできる。
【0025】以上のように、前記真空冷却装置は冷却
運転停止中に前記蒸気供給手段17を作動させ、前記
却槽1,前記真空吸引ライン2および前記真空吸引ライ
ン2に設けた各機器(前記蒸気エゼクタ4,前記熱交換
器5など)の殺菌を行うものである。ここで、前記蒸気
供給手段17の作動が、前記真空冷却装置の冷却運転停
止中であることを利用し、就業後や夜間などの冷却運転
停止中に、前記冷却槽1内に調理器具などを収容してお
くことにより、この調理器具などの蒸気殺菌を行うこと
ができる。また、この冷却運転停止中に、前記冷却槽1
内に調理器具などを収容しておくことにより、前記冷却
槽1を調理器具などの保管庫としても使用することが
きるため、スペースの有効利用を図ることができる。す
なわち、前記真空冷却装置は、殺菌装置保管庫として
も使用することができ、1台の装置で3台分の機能を得
ることができ、実用上、頗る効果的である。
【0026】ここで、この実施例においては、前記第二
蒸気ライン18を前記第一蒸気ライン13から分岐させ
た構成としてあるが、前記蒸気エゼクタ4のような蒸気
使用機器を備えないものにおいては、前記冷却槽1に
記第一蒸気ライン13を直接接続し、前記第一蒸気ライ
13に前記給蒸弁19を設けることにより、前記第一
蒸気ライン13を前記蒸気供給手段17とすることもで
きる。もちろん、前記蒸気エゼクタ4を備えるものにお
いて、前記冷却槽1への前記蒸気供給手段17として
記第一蒸気ライン13を専用のものとして設けることも
できる。
【0027】また、以上の実施例においては、前記第二
蒸気ライン18は、前記冷却槽1の上部に接続してあ
り、前記冷却槽1の上部から蒸気を供給するように構成
してある。また、前記真空吸引ライン2は、前記冷却槽
1の下部に接続してある。蒸気は、空気よりも比重が軽
いため、このように前記冷却槽1の上部から蒸気を供給
すると、この蒸気により、蒸気より比重の重い空気を、
前記冷却槽1の下部から押し出すようにして排出するこ
とができる。したがって、前記冷却槽1内に空気を残留
させることなく、蒸気で充満させることができ、確実な
殺菌を行うことができる。
【0028】
【発明の効果】この発明によれば、真空冷却装置の冷却
運転停止中に、冷却槽内のみならず真空吸引ラインなど
の配管内の蒸気殺菌を行うことができるため、雑菌の繁
殖を確実に防止することができ、悪臭の発生も防止する
ことができる。また、冷却運転停止時には、調理器具の
殺菌を行うことができるので、職場環境を衛生的に保つ
ことができるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る真空冷却装置の一実施例の概略
構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 冷却槽 2 真空吸引ライン21 運転切替器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松矢 久美 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株 式会社内 (72)発明者 立石 清也 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株 式会社内 (56)参考文献 特開 平7−99949(JP,A) 特開 平5−15774(JP,A) 特開 平7−91790(JP,A) 特開 平11−152(JP,A) 特開 平9−296975(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 7/00 A23L 3/36 A61L 2/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却槽1および真空吸引ライン2を備え
    た真空冷却装置であって、前記冷却槽1内を真空冷却す
    る冷却運転と前記冷却槽1内および前記真空吸引ライン
    2内へ蒸気を供給する殺菌運転とを切り換えて行う運転
    切替器21を備えたことを特徴とする真空冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記殺菌運転が、前記冷却槽1内へ調理
    器具を収容して、この調理器具の蒸気殺菌を行うもので
    あることを特徴とする請求項1に記載の真空冷却装置。
JP2000289738A 1997-11-18 2000-09-25 真空冷却装置 Expired - Lifetime JP3414376B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000289738A JP3414376B2 (ja) 1997-11-18 2000-09-25 真空冷却装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33509697A JP3161396B2 (ja) 1997-11-18 1997-11-18 真空冷却装置
JP2000289738A JP3414376B2 (ja) 1997-11-18 2000-09-25 真空冷却装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33509697A Division JP3161396B2 (ja) 1997-11-18 1997-11-18 真空冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001116414A JP2001116414A (ja) 2001-04-27
JP3414376B2 true JP3414376B2 (ja) 2003-06-09

Family

ID=26575060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000289738A Expired - Lifetime JP3414376B2 (ja) 1997-11-18 2000-09-25 真空冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3414376B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108618629A (zh) * 2017-03-20 2018-10-09 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 杀菌保鲜装置、烹饪器具、杀菌保鲜方法及***
CN108618630A (zh) * 2017-03-20 2018-10-09 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 杀菌组件、杀菌控制方法、杀菌控制***和烹饪器具

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007082868A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Miura Co Ltd 食品機械の殺菌方法
JP4655311B2 (ja) * 2006-01-23 2011-03-23 三浦工業株式会社 複合冷却装置
JP2007175529A (ja) * 2007-03-08 2007-07-12 Miura Co Ltd 滅菌器
CN108624902B (zh) * 2017-03-20 2020-06-26 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 烹饪器具和杀菌控制方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108618629A (zh) * 2017-03-20 2018-10-09 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 杀菌保鲜装置、烹饪器具、杀菌保鲜方法及***
CN108618630A (zh) * 2017-03-20 2018-10-09 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 杀菌组件、杀菌控制方法、杀菌控制***和烹饪器具
CN108618629B (zh) * 2017-03-20 2021-09-10 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 杀菌保鲜装置、烹饪器具、杀菌保鲜方法及***

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001116414A (ja) 2001-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4924147B2 (ja) 真空冷却機能搭載食品機械とその運転方法
JP3414376B2 (ja) 真空冷却装置
JP5341428B2 (ja) アイソレータ
JP5370859B2 (ja) 食品機械
JP4055684B2 (ja) 真空蒸気調理機
JP3077602B2 (ja) 真空冷却装置
JP3161396B2 (ja) 真空冷却装置
US6048502A (en) Water recirculating sterilization mechanism
KR100743003B1 (ko) 콤프레서가 구비된 순환 시스템에서 세균 증식을 억제하는방법
JP2010210129A (ja) 冷却システム
JP2006284162A (ja) 真空冷却機
JP2002095587A (ja) 高圧およびまたは負圧を有する加熱調理室
JP2007268018A (ja) 蒸気加熱装置
JP2000074535A (ja) 真空冷却装置における殺菌方法およびその装置
JP7229463B2 (ja) 食品機械とその除菌方法
JP2004202223A (ja) 食品機械の消毒方法
EP0848958A2 (en) Autoclaves and methods of manufacture
JPH11137225A (ja) 真空冷却装置
JP4055677B2 (ja) 食品機械
JPH11118287A (ja) 真空冷却装置
JP3051426B2 (ja) 醗酵槽
JP5877178B2 (ja) アイソレータ
JP2007202934A (ja) 蒸気加熱処理装置
JP2023136228A (ja) クリーニング装置、真空冷却装置及びクリーニング方法
JP2001221546A (ja) 真空冷却装置の熱交換器洗浄方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090404

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090404

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100404

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100404

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110404

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120404

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140404

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term