JP3414158B2 - 絶縁ゲート型半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

絶縁ゲート型半導体装置およびその製造方法

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JP3414158B2 JP26678596A JP26678596A JP3414158B2 JP 3414158 B2 JP3414158 B2 JP 3414158B2 JP 26678596 A JP26678596 A JP 26678596A JP 26678596 A JP26678596 A JP 26678596A JP 3414158 B2 JP3414158 B2 JP 3414158B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁ゲート型半導
体装置およびその製造方法に関する。
【0002】本発明は、トレンチ(例えばU溝)を用い
た、きわめて微細な縦型のMOSトランジスタやIGB
T(Insulated Gate Bipolar
Transistor)の製造に適用できる。
【0003】
【背景技術】縦型MOSトランジスタやIGBT等は、
高い駆動能力を備え、かつ基板上の占有面積が少なく高
集積度が得られやすいという点で、今後とも期待できる
デバイスの一つであり、さらなるデバイスの微細化を図
るべく研究がなされている。
【0004】そして、このような高い駆動能力を備えた
絶縁ゲート型トランジスタにおいて、電力損失の低減は
非常に重要な課題である。この点に関しては、トレンチ
ゲートを有する絶縁ゲート型トランジスタはチャネルが
トレンチ(溝)方向に形成されること等から、プレーナ
構造のMOSFETに比較してセルの高集積化が可能で
あり、単位面積あたりのチャネル幅を大きくとれ、素子
の低オン抵抗化に非常に有効であることが知られてい
る。
【0005】ゲート電極が埋め込まれたトレンチ(溝)
のパターンとしては、格子状パターンとストライプ状パ
ターンとがあるが、後者は、例えば、面積効率(単位面
積あたりの縦型トランジスタの集積度)の点で有利であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】半導体基板に設けられ
るトレンチの内壁面には酸化膜(ゲート酸化膜)が形成
されるのが一般的である。トレンチが角部(コーナー
部)をもつ場合、その角部における酸化膜の膜厚や膜質
が、他の部分(直線部分)とは異なるという現象が生
じ、トランジスタのしきい値電圧に悪影響を及ぼす。
【0007】この問題点に対する対策が、「特開平4−
162572号公報」に記載されている。本公報では、
「トレンチのコーナー部ではトランジスタの機能を放棄
する(抑制する)こと」でトランジスタの特性の安定を
図っている。本公報は、ストライプ状のトレンチをもつ
場合にも言及している。
【0008】図15は、上記公報の第5図をそのままコ
ピーしたものである。図中、ゲート(G)は、ゲート配
線51を境にして分離されている。このゲート配線51
は、トレンチ内に埋め込まれた各ゲート電極を相互に電
気的に接続する働きをする。図示されるとおり、ストラ
イプパターンのコーナー部(ゲート配線51の下の領
域)にはソース層(N+)13を形成していない。な
お、参照番号15は、ゲート絶縁膜であり、参照番号1
3はソース層(N+)であり、参照番号12はチャネル
形成層(P)である。
【0009】しかし、トレンチのコーナー部において、
トランジスタの機能を放棄する(抑制する)ことは、そ
の領域がまったくのデッドスペースとなることを意味す
る。すなわち、縦型トンジスタのチャネル幅がその分だ
け短くなり、その結果としてオン抵抗の増大を招く。
【0010】低オン抵抗化は、縦型トランジスタにとっ
て最も重要な課題であり、したがって上記公報に記載の
技術は、低オン抵抗化の要請に反することになる。
【0011】本発明は、上述の問題点に着目してなされ
たものであり、その目的は、低オン抵抗でかつ信頼性の
高い、トレンチゲートを用いた絶縁ゲート型トランジス
タを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
(1)請求項1に記載の本発明の絶縁ゲート型半導体装
置は、半導体基板に選択的に形成された、複数のストラ
イプ状の溝と、前記複数のストライプ状の溝の内壁面を
覆うように形成された絶縁膜と、前記複数のストライプ
状の溝の各々に埋め込まれたゲート電極材料層と、前記
複数のストライプ状の溝の周囲において、前記絶縁膜に
接して設けられたトランジスタの一部を構成する不純物
層と、前記ゲート電極材料層の各々を電気的に接続する
ために、前記複数のストライプ状の溝と交差する方向に
配設されたゲート配線と、を具備し、前記ゲート配線の
下を、前記溝,絶縁膜,ゲート電極材料層および前記不
純物層が途切れることなく横切っていることを特徴とす
る。
【0013】本発明では、ゲート配線下にも積極的に溝
(トレンチ)を形成することによって、従来分離されて
いた溝を連続させる。つまり、「ゲート配線下には溝
(トレンチ)を形成しない」という従来の常識を覆し
て、積極的にトレンチを形成するものである。
【0014】これにより、溝(トレンチ)のコーナー部
は実質的になくなり、この部分におけるゲート絶縁膜の
膜厚や膜質のばらつきの問題が生じず、また、従来、デ
ッドスペースになっていたゲート配線の下に積極的にト
レンチゲート構造が形成されるため、縦型トランジスタ
の単位面積当たりのチャネル幅が、従来よりも増大す
る。したがって、信頼性が高くかつ低オン抵抗の絶縁ゲ
ート型半導体装置が得られる。
【0015】本発明は、縦型MOSFET,IGBT
(Insulated Gate Bipolar T
ransistor)やMOSゲートサイリスタ等に適
用できる。
【0016】(2)請求項2に記載の本発明は、請求項
1において、前記ゲート配線の下において、前記溝を選
択的に形成する際に使用したエッチングマスク層が残存
しており、また、前記ゲート配線の下において、前記ゲ
ート電極材料層の厚みが増大して、その一部が前記エッ
チングマスク層を覆って形成されており、前記ゲート配
線は、前記ゲート電極材料層のうちの前記エッチングマ
スク層を覆って形成されている部分の表面部に接続され
ていることを特徴とする。
【0017】溝(トレンチ)の形成に用いられたエッチ
ングマスクをゲート配線下に残存させ、しかも、ゲート
配線下ではゲート電極材料層の厚みを増大させてデバイ
スの表面側に引き出し、その一部が上記エッチングマス
クを覆うようにしておく。
【0018】つまり、ゲート配線の下にはゲート電極材
料層が敷き詰められていて、しかも、エッチングマスク
の厚みの分だけゲート電極材料層は上側に持ち上げら
れ、これにより、ゲート配線は、トレンチ(溝)から離
れることになる。
【0019】したがって、本請求項に記載の構造によれ
ば、上記敷き詰められているゲート電極材料層の表面に
ゲート配線を接続するだけで簡単にゲートコンタクトを
実現でき、また、ゲート配線とトレンチとの距離が離れ
ることにより、ゲート電位の影響がトレンチ(溝)の周
辺における前記不純物層(特にチャネル形成領域)にま
で及ぶ心配がなく、信頼性が向上する。したがって、信
頼性が高く、かつオン抵抗の低いパワーデバイスが得ら
れる。
【0020】(3)請求項3に記載の本発明は、請求項
2に記載の絶縁ゲート型半導体装置を製造する方法であ
って、半導体基板に第1のエッチングマスクを形成し、
その第1のエッチングマスクを用いて半導体基板の一部
を選択的にエッチングして、複数のストライプ状の溝を
形成する工程と、前記複数のストライプ状の溝の各々の
内壁面を覆う絶縁膜を形成する工程と、前記複数のスト
ライプ状の溝の各々に充填されると共に、前記第1のエ
ッチングマスクを覆うゲート電極材料層を形成する工程
と、ゲート配線が形成されるべき前記ゲート電極材料層
の表面に、選択的に第2のエッチングマスクを形成する
工程と、前記第2のエッチングマスクを用いて前記ゲー
ト電極材料をエッチバックして、前記ゲート電極材料層
を前記溝内に埋め込む工程と、前記第2のエッチングマ
スクの一部に開口部を設ける工程と、前記第2のエッチ
ングマスク上に前記ゲート配線を形成し、前記第2のエ
ッチングマスクに設けられた前記開口部を介して前記ゲ
ート配線を前記ゲート電極材料層に接続する工程と、を
有することを特徴とする絶縁ゲート型半導体装置の製造
方法である。
【0021】すなわち、第1のエッチングマスクを用い
て溝(ストライプ)を形成後、第1のエッチングマスク
を覆うゲート電極材料層を形成し、ゲート配線が後に形
成される領域に設けられた第2のエッチングマスクを用
いて、ゲート電極材料層をエッチバックしてトレンチ内
部にゲート電極を形成する。その後、第2のエッチング
マスクを部分的に開口して、その開口を介してゲート配
線をゲート電極材料層に接続する。
【0022】本製造方法によれば、効率的に請求項2に
記載の構造を実現できる。つまり、信頼性が高く、低オ
ン抵抗のデバイスを、効率的に製造できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)本発明を用いた絶縁ゲート型半導
体装置(UMOSFET)の構造例を図1および図2に
示す。
【0024】図1はデバイスの平面パターンを説明する
ための図であり、図2は、図1におけるA−A線,B−
B線およびC−C線に沿うデバイスの断面構造を示す図
である。図2において、左側の図がA−A線に沿ったゲ
ート回りの断面図であり、中央の図がB−B線に沿った
トレンチ(U溝)近傍の断面図であり、右側の図がC−
C線に沿ったゲートコンタクト近傍の断面図である。ま
た、図1の(ア)〜(エ)の各位置は、図2の(ア)〜
(エ)の各位置に対応している。
【0025】(1)本実施の形態の特徴 (a)本実施の形態の最大の特徴は、図15の従来例と
異なり、ゲート配線220の下にもトレンチゲート構造
を形成したこと、つまり、ストライプ状のゲート電極1
70a,170bと、ゲート酸化膜200a,200b
と、ソース層(N+)290a,290b,290cと
を、途切れることなく連続して形成したことである。
【0026】つまり、トレンチが長手方向に連続して形
成されており、その末端が従来例(図15)のように終
端されていない。したがって、トレンチのコーナー部が
存在せず、したがって、ゲート酸化膜200a,200
bを均一に形成することができる。このため、しきい値
電圧Vth等のトランジスタ特性に影響を与えることが
なくなる。
【0027】また、従来デッドスペースとなっていた、
ゲート配線220の下にもソース層290a〜290c
を形成するため、単位面積あたりのチャネル幅が増大す
る。よって、低オン抵抗化を実現することができ、高信
頼性を有する絶縁ゲート型トランジスタを製造すること
ができる。
【0028】(b)また、本実施の形態の他の特徴は、
図2の中央の図(B−B断面図)および図2の右側の図
(C−C断面図)に示されるように、ゲート配線220
の下において、ゲート電極170a,170bの材料で
あるポリシリコンからなる層の厚みが増大していること
である。つまり、ポリシリコン層がトレンチの上側に上
昇し、トレンチを形成する際のエッチングマスク16
0,150(ならびにポリシリコン層140)を覆って
いること(つまり、ゲート配線220の直下にポリシリ
コンが敷き詰められていること)である。
【0029】このゲート配線220の直下に存在するポ
リシリコン層がゲートコンタクト層171である。
【0030】ゲート配線220は、ゲートコンタクト層
171の表面に設けられた絶縁層260,270(ポリ
シリコンのエッチバック用マスク層)に選択的に設けら
れた開口(ゲートコンタクト領域)250を介して、ゲ
ートコンタクト層171に接続されている。
【0031】ゲート配線220の直下にポリシリコンが
敷き詰められて、ゲートコンタクト層171が形成され
ていることにより、絶縁層260,270(ポリシリコ
ンのエッチバック用マスク層)を適宜に開口するだけ
で、ゲートコンタクトを形成することができる。つま
り、ゲート配線220と、ゲート電極(170a,17
0b)との電気的な接続が極めて容易である。
【0032】(c)また、本実施の形態の他の特徴は、
ゲート配線220の下の領域では、トレンチ形成に用い
られたエッチングマスク層160,150(ならびにポ
リシリコン層140)が残存しており、それらの厚みの
分だけ、ゲート電極材料であるポリシリコンは上側に持
ち上げられ、これによってゲート配線220と、トレン
チ(溝)との間の距離が大きくなっていることである。
【0033】ゲート配線とトレンチとの距離が離れるこ
とにより、ゲート電位の影響がトレンチ(溝)の周辺に
おける不純物層(特にチャネル形成領域)に及ぶ心配が
なく、信頼性が向上する。
【0034】以下、上述の本実施の形態の特徴を、従来
技術と対比する。
【0035】従来、ゲート配線下でトレンチを終端させ
ていた理由としては、下記の3つが考えられる。
【0036】MOSFET分野における沿革的意識の
問題である。
【0037】すなわち、二重拡散型のMOSFETで
は、ゲート(ゲート電極,ゲート配線)の下にソースを
形成することが構造上不可能であり、よって、ゲート電
極(ゲート配線)の下にもソース層があるという構造は
まったく想像され得ない。
【0038】このような考え方が、トレンチゲートの開
発時にも踏襲され、「ゲート配線の下にはソースを形成
できない」という固定観念の結果、ゲート配線の下でス
トライプ状のトレンチは終端させられることになった、
と考えられる。
【0039】ゲートコンタクトの形成が困難であると
考えられるからである。
【0040】すなわち、ゲート配線と交差してトレンチ
構造を形成した場合、ゲート配線を溝(トレンチ)の内
部に埋め込まれたゲート電極のみにコンタクトさせるこ
とが困難であり、この点が設計上のネックとなると考え
られたため、と推測される。
【0041】寄生チャネル等の発生が懸念されるから
である。
【0042】ゲート配線と交差してトレンチ構造を形成
した場合、ゲート配線の電位に起因して半導体基板の表
面近傍で不要なチャネル等が形成されることが予想され
得、よって、デバイスの信頼性の低下が心配されたもの
と推測される。
【0043】これに対し、本実施の形態のデバイスは、
本願発明者が、UMOSの構造がプレーナー型MOSと
は全く異なることを十分に認識し、上記の固定観念を
打破することによってはじめて実現した新規なデバイス
である。
【0044】そして、上述の説明のとおり、ゲート配線
直下にゲートコンタクト層171を設けることにより、
ゲート配線220が極めて容易化され、さらに、ゲート
配線220とトレンチとの距離が大きいことから、ゲー
ト電位による悪影響の心配もない。
【0045】(本実施の形態の平面構造および断面構
造) (平面構造)本実施の形態のUMOSFETでは、図1
に示すように、ストライプ状の複数のトレンチが、所定
の間隔をおいて所定の方向に連続して配線されている。
【0046】トレンチの内壁面にはゲート酸化膜200
a,200bが形成され、トレンチ内部にはポリシリコ
ン(ゲート電極材料)からなるゲート電極170a,1
70bが埋め込まれている。トレンチの周囲の、デバイ
スの表面部にはソース領域290a,290b,290
cが形成されている。なお、図1において、参照番号2
22はソース電極であり、参照番号250はゲートコン
タクト領域(コンタクト用の開口)である。
【0047】(断面構造) A−A断面 本実施の形態のUMOSFETの、ソース電極222の
下の断面構造が図2の左側(A−A断面)に示される。
【0048】図示されるように、半導体基板は、ソース
コンタクト層(n+層)100と、バッファ層(n-層)
120と、チャネル形成領域280(p層)と、ソース
層(ソース領域)290a,290b,290cと、で
構成される。
【0049】そして、この半導体基板の表面からバッフ
ァ層(n-層)120に達するトレンチ(U溝)が形成
され、そのトレンチの内壁面はゲート酸化膜200a,
200bで覆われ、トレンチの内部にはポリシリコンか
らなるゲート電極170a,170bが充填されてい
る。このゲート電極170a,170bの上面は厚いキ
ャップ酸化膜210で覆われている。半導体基板の表面
にはアルミニュウム等からなるソース電極222が形成
され、半導体基板の裏面には同じくアルミニュウム等か
らなるドレイン電極224が形成されている。
【0050】B−B断面,C−C断面 本実施の形態のUMOSFETの、ゲート電極222の
下における横断面の構造が図2の中央(B−B断面)に
示され、縦断面の構造が図2の右側(C−C断面)に示
される。
【0051】図示されるとおり、トレンチに充填されて
いるポリシリコンは、ゲート配線220の下でも途切れ
ることなく連続して伸びている。そして、さらに、ゲー
ト配線220の下では、ポリシリコンは、上側に上昇し
てゲート配線220の直下にまで達している。このゲー
ト配線220の直下の部分がゲートコンタクト層171
である。
【0052】このゲートコンタクト層171の表面は、
Si34膜260とSiO2膜270で覆われ、その一
部にゲートコンタクト領域(開口)250が設けられ、
このゲートコンタクト領域(開口)250を介して、ゲ
ート配線220がポリシリコン層に接続している。Si
34膜260とSiO2膜270は、ポリシリコンをト
レンチ内部に埋め込む際のエッチングマスクとなった絶
縁層である(この点については後述する)。
【0053】また、C−C断面において、半導体基板の
表面に残存するポリシリコン層140,Si34膜15
0,SiO2膜160は、トレンチ形成の際のエッチン
グマスクとなった絶縁層である(この点については後述
する)。
【0054】(製造プロセス)次に、図3〜図13を用
いて、図1,図2に記載のデバイスの製造方法の一例に
ついて説明する。
【0055】図3〜図7および図8(a)〜図13
(a)は、図1におけるA−A線に沿ったデバイスの断
面構造を示している。
【0056】また、図8(b)〜図13(b)は、図1
におけるB−B線に沿ったデバイスの断面構造を示して
いる。
【0057】また、図8(c)〜図13(c)は、図1
におけるC−C線に沿ったデバイスの断面構造を示して
いる。
【0058】(工程1)まず、図3に示すように、n+
型のドレインコンタクト層100とn-型のバッファ層
120とを有するシリコン基板に約50nmの熱酸化膜
(SiO2)130を形成後、イオン注入による不純物
導入と熱処理により、濃度が1020cm-3程度のn+
のソース層290および濃度が1017cm-3程度のp型
のチャネル形成層125を形成する。
【0059】(工程2)次に、図4に示すように、Si
2膜130の上にポリシリコン層140を例えば、約
500nmと厚めに形成し、さらに、Si34膜150
を約200nm、CVD−SiOx膜160を約250
nm、順次に積み重ねて形成する。これによって、多層
積層膜(SiOX/Si34/PolySi/SiO2
130〜160が形成される。
【0060】ポリシリコン層140は必須のものではな
いが、本プロセスでは、このポリシリコン層140は、
後に、キャップ酸化層210を形成する際において、バ
ーズビーク発生によるシリコン基板表面への加工歪みの
導入を防止するために設けている。
【0061】また、本プロセスでは多層積層膜(SiO
X/Si34/PolySi/SiO2)130〜160
を使用しているが、これに限定されるものではなく、C
VDSiO2膜等の単層膜を使用してもよい。
【0062】(工程3)次に、図5に示すように、フォ
トリソグラフィーの最小線幅でパターンを形成し、RI
E(反応性イオンエッチング)により多層積層膜(Si
X/Si34/PolySi/SiO2)130〜16
0をエッチングすることによって、開口部300を形成
する。
【0063】(工程4)その後、図6に示すように、パ
ターニングされた多層積層膜(SiOX/Si34/P
olySi/SiO2)130〜160をマスクとして
用いて、RIEによりトレンチ320を形成する。
【0064】ここで、トレンチ320を形成する際に、
トレンチ320の内壁部に生じたダメージを取り除く目
的でCDE(ケミカルドライエッチング)や犠牲酸化等
の処理を行なっておくことが望ましい。
【0065】(工程5)次に、図7に示すように、トレ
ンチ320の内壁面を酸化することによりゲート酸化膜
(SiO2膜)200を形成する。
【0066】(工程6)その後、図8(a),(b),
(c)に示すように、不純物をドープしたポリシリコン
層(ドープドポリシリコン層)169を形成し、続い
て、図8(b),(c)に示すように、ゲート配線を形
成する領域において、マスクとしてのSi34膜260
およびCVDSiOX膜270の重ね膜を、所定のパタ
ーンで形成する。
【0067】(工程7)次に、図9(a),(b)に示
すように、Si34膜260およびCVDSiOX膜2
70をマスクとして用いて、ドープドポリシリコン16
9をエッチバックする。これにより、トレンチ内にドー
プドポリシリコンが埋め込まれてゲート電極170a,
170bが形成される。一方、図8(c)に示すよう
に、ゲート配線の形成領域では、表面が上述したマスク
で覆われているために、エッチングは施されず、断面構
造の変化は生じない。
【0068】したがって、図8(b)に示すように、ゲ
ート電極部分とゲート配線が形成される領域との間で、
上記エッチバックにより段差(L)が生じる。つまり、
結果的に、ドープドポリシリコン層169の厚みが、ゲ
ート配線が形成される領域において増大し、図9(c)
に示すように、ドープドポリシリコン169の一部が、
トレンチ形成用のマスクである多層積層膜130〜16
0の上側に位置することになる。
【0069】なお、ドープドポリシリコンからなるゲー
ト電極層、ならびにこれに連続する、ゲート配線形成領
域におけるポリシリコン層が「ゲート電極材料層」とな
る。
【0070】(工程8)次に、図10(a),(b)に
示すように,Si34膜150ならびにSi34膜26
0およびCVD−SiOX膜270の重ね膜をマスクと
して用いてシリコンの局所酸化(LOCOS)を行い、
フィールド酸化膜210を約600nmの厚みで形成す
る。
【0071】基板の表面にはポリシリコン140が敷か
れているため、この分だけ、トレンチ内に充填されてい
るポリシリコンの表面の位置が上昇している。これによ
り、LOCOSに伴って誘起される応力(バーズビーク
など)の悪影響が基板表面に至らず、信頼性の低下が防
止される。
【0072】このフィールド酸化膜210は、トレンチ
内部に埋め込まれたゲート電極170a,170bの表
面を覆うキャップ酸化層として機能する。
【0073】なお、ゲート配線の形成領域においては、
図10(c)に示すように、Si34膜260およびC
VDSiOX膜270の重ね膜が形成されているため、
これがマスクとなってフィールド酸化膜は形成されな
い。
【0074】(工程9)次に、図11(a),(b),
(c)に示すように、RIEによる全面エッチングを行
う。
【0075】このとき、多層積層膜(150,140,
130)のうちの厚いポリシリコン膜140のエッチン
グレートは、フィールド酸化膜(キャップ酸化膜)21
0のエッチングレートよりも格段に大きく、また、積層
膜130,150の膜厚は薄いため、全面エッチングに
より、多層積層膜(150,140,130)のみが全
部除去される。
【0076】すなわち、フィールド酸化膜210とSi
34膜150との選択比は約「5」、フィールド酸化膜
(SiO2)210とポリシリコン層140との選択比
は約「70」、フィールド酸化膜(SiO2)210と
SiO2膜130との選択比は約「1」であることか
ら、この3層膜をエッチングする間に、厚いフィールド
酸化膜(SiO2)210は約100nm程度膜減り
し、結果的に約500nmの厚みを残してエッチングが
終了すると同時に、ソースコンタクトが自己整合的に形
成される。
【0077】つまり、多層積層膜(150,140,1
30)直下のシリコン基板の表面が露出し、これによ
り、自動的にソースコンタクトが形成される。つまり、
ソースコンタクトの形成は、マスク合わせなしで、ソー
ス層290上部に形成した多層積層膜(150,14
0,130)をRIEで除去することにより自己整合的
に形成できる。
【0078】ここで、上記多層積層膜に代えて、SiO
2膜に比べて格段にエッチングレートが大きい単層膜を
使用してもよい。
【0079】(工程10)次に、図12(b),(C)
に示すように、ゲート配線の形成領域において、Si3
4膜260およびCVDSiOX膜270を選択的に開
口し、ゲートコンタクト領域250を形成する。これに
より、ドープドポリシリコン169の最上層であるゲー
トコンタクト領域171の表面が露出されることにな
る。
【0080】(工程11)次に、図13(a),
(b),(c)に示すように、基板の表面にアルミニウ
ム,あるいはアルミニウム・シリコン合金等からなるソ
ース電極222,ゲート配線220を形成し、基板の裏
面にドレイン電極224を形成する。このようにして、
図1,図2に記載される構造が完成する。
【0081】本製造方法によれば、ソースコンタクトを
セルフアラインで自動的に形成できると共に、トレンチ
形成用マスクあるいはポリシリコンのエッチバック用マ
スクを巧みに活用して、工程を増大させることなく、効
率的に、極めて微細で低オン抵抗のUMOSFETを作
成できる。
【0082】また、この製造方法によれば、マスクを変
更するだけで、トレンチ構造を連続させることができ
る。
【0083】本実施の形態では、nチャネルの素子につ
いて説明したが、これに限定されるものではなく、pチ
ャネルの素子についても同様の効果が得られる。
【0084】(第2の実施の形態)図14(a)は、本
発明の第2の実施の形態にかかるIGBT(Insul
ated Gate Bipolar Transis
tor)のデバイスの断面構造を示し、(b)はその等
価回路を示す。
【0085】IGBTは、図1,図2等に示される半導
体基板の最下層のn+型半導体層100を、P+の半導体
層105に置き換えることにより形成され、図14
(b)に示すように、回路的には、MOSトップのイン
バーテッドダーリントントランジスタを構成する。
【0086】図14(a)に示すように、トレンチ内に
形成されるドープドポリシリコン層170がゲート電極
(G)となり、基板表面に形成される電極がエミッタ電
極(E)となり、基板裏面に形成される電極がコレクタ
電極(C)となる。
【0087】このようなIGBTも、上述のレイアウト
構造を取ることにより前掲の実施の形態と同様の効果を
得ることができ、また、上述の製造プロセスを用いて、
同様に形成可能である。製造されたデバイスは高集積、
低消費電力、低オン電圧であり、かつ信頼性が高い。
【0088】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる絶縁ゲート
型トランジスタ(UMOSFET)の平面パターンの概
略図である。
【図2】図1のデバイスの、A−A線,B−B線,C−
C線のそれぞれに沿う断面構造を示す図である。
【図3】図1,図2の絶縁ゲート型トランジスタの製造
方法の第1の工程における、図1のA−A線,C−C線
に沿ったデバイスの断面構造を示す図である。
【図4】図1,図2の絶縁ゲート型トランジスタの製造
方法の第2の工程における、図1のA−A線,C−C線
に沿ったデバイスの断面構造を示す図である。
【図5】図1,図2の絶縁ゲート型トランジスタの製造
方法の第3の工程における、図1のA−A線,C−C線
に沿ったデバイスの断面構造を示す図である。
【図6】図1,図2の絶縁ゲート型トランジスタの製造
方法の第4の工程における、図1のA−A線,C−C線
に沿ったデバイスの断面構造を示す図である。
【図7】図1,図2の絶縁ゲート型トランジスタの製造
方法の第5の工程における、図1のA−A線,C−C線
に沿ったデバイスの断面構造を示す図である。
【図8】(a),(b),(c)はそれぞれ、図1,図
2の絶縁ゲート型トランジスタの製造方法の第6の工程
における、図1のA−A線,B−B線,C−C線に沿っ
たデバイスの断面構造を示す図である。
【図9】(a),(b),(c)はそれぞれ、図1,図
2の絶縁ゲート型トランジスタの製造方法の第7の工程
における、図1のA−A線,B−B線,C−C線に沿っ
たデバイスの断面構造を示す図である。
【図10】(a),(b),(c)はそれぞれ、図1,
図2の絶縁ゲート型トランジスタの製造方法の第8の工
程における、図1のA−A線,B−B線,C−C線に沿
ったデバイスの断面構造を示す図である。
【図11】(a),(b),(c)はそれぞれ、図1,
図2の絶縁ゲート型トランジスタの製造方法の第9の工
程における、図1のA−A線,B−B線,C−C線に沿
ったデバイスの断面構造を示す図である。
【図12】(a),(b),(c)はそれぞれ、図1,
図2の絶縁ゲート型トランジスタの製造方法の第10の
工程における、図1のA−A線,B−B線,C−C線に
沿ったデバイスの断面構造を示す図である。
【図13】(a),(b),(c)はそれぞれ、図1,
図2の絶縁ゲート型トランジスタの製造方法の第11の
工程における、図1のA−A線,B−B線,C−C線に
沿ったデバイスの断面構造を示す図である。
【図14】(a)は本発明のレイアウト構造を採用し、
かつ本発明の製造方法によって製造されたIGBTのデ
バイスの断面構造を示し、(b)はその等価回路を示す
図である。
【図15】従来の絶縁ゲート型トランジスタの平面パタ
ーンを説明するための図(特開平4−162572号の
第5図をコピーした図)である。
【符号の説明】
170a,170b ゲート電極(ドープドポリシリコ
ン,ゲート電極材料層の一部) 200a,200b,200c ゲート酸化膜(SiO
2膜) 220 ゲート配線 222 ソース電極 250 ゲートコンタクト領域 290a,290b,290c ソース領域(ソース
層)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上杉 勉 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41 番地の1 株式会社豊田中央研究所内 (56)参考文献 特開 平8−97412(JP,A) 特開 平7−235672(JP,A) 特開 平8−23096(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/78

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に選択的に形成された、複数
    のストライプ状の溝と、 前記複数のストライプ状の溝の内壁面を覆うように形成
    された絶縁膜と、 前記複数のストライプ状の溝の各々に埋め込まれたゲー
    ト電極材料層と、 前記複数のストライプ状の溝の周囲において、前記絶縁
    膜に接して設けられたトランジスタの一部を構成する不
    純物層と、 前記ゲート電極材料層の各々を電気的に接続するため
    に、前記複数のストライプ状の溝と交差する方向に配設
    されたゲート配線と、を具備し、 前記ゲート配線の下を、前記溝,絶縁膜,ゲート電極材
    料層および前記不純物層が途切れることなく横切ってい
    ることを特徴とする絶縁ゲート型半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ゲート配線の下において、前記溝を選択的に形成す
    る際に使用したエッチングマスク層が残存しており、 また、前記ゲート配線の下において、前記ゲート電極材
    料層の厚みが増大して、その一部が前記エッチングマス
    ク層を覆って形成されており、 前記ゲート配線は、前記ゲート電極材料層のうちの前記
    エッチングマスク層を覆って形成されている部分の表面
    部に接続されていることを特徴とする絶縁ゲート型半導
    体装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の絶縁ゲート型半導体装
    置を製造する方法であって、 半導体基板に第1のエッチングマスクを形成し、その第
    1のエッチングマスクを用いて半導体基板の一部を選択
    的にエッチングして、複数のストライプ状の溝を形成す
    る工程と、 前記複数のストライプ状の溝の各々の内壁面を覆う絶縁
    膜を形成する工程と、 前記複数のストライプ状の溝の各々に充填されると共
    に、前記第1のエッチングマスクを覆うゲート電極材料
    層を形成する工程と、 ゲート配線が形成されるべき前記ゲート電極材料層の表
    面に、選択的に第2のエッチングマスクを形成する工程
    と、 前記第2のエッチングマスクを用いて前記ゲート電極材
    料をエッチバックして、前記ゲート電極材料層を前記溝
    内に埋め込む工程と、 前記第2のエッチングマスクの一部に開口部を設ける工
    程と、 前記第2のエッチングマスク上に前記ゲート配線を形成
    し、前記第2のエッチングマスクに設けられた前記開口
    部を介して前記ゲート配線を前記ゲート電極材料層に接
    続する工程と、 を有することを特徴とする絶縁ゲート型半導体装置の製
    造方法。
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