JP3413549B2 - 資材収容箱ストッカー - Google Patents

資材収容箱ストッカー

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JP3413549B2
JP3413549B2 JP00225999A JP225999A JP3413549B2 JP 3413549 B2 JP3413549 B2 JP 3413549B2 JP 00225999 A JP00225999 A JP 00225999A JP 225999 A JP225999 A JP 225999A JP 3413549 B2 JP3413549 B2 JP 3413549B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールド工事に使
用するセグメント等の資材を資材収容箱に収容して、そ
れらを立坑内に積み上げて一時的に保管し、また、それ
らを台車に移載する資材収容箱ストッカーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、立坑内にセグメント等の資材を一
時的に保管するようにしたものとして、たとえば特願平
2−184479号公報に記載されたシールド工事用資
材の貯蔵設備がある。
【0003】その貯蔵設備は、図17に示すように、立
坑1内に、セグメント等の資材2を収納する多数の棚3
a…,3a…をそれぞれ多段に形成してなるストックラ
ック3,3と、これらに対する資材2の収納及び取り出
しを行う移載装置(図示しない)を設けるとともに、上
記ストックラック3,3の前面において昇降する荷台4
を備えた積込み装置5とを有してなるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の貯蔵設
備では、棚3a…,3a…をそれぞれ多段に形成したス
トックラック3,3に対する資材2の収納及び取り出し
を行う移載装置を設けた荷台4を、ストックラック3,
3の前面において昇降させているために、装置全体の構
造が複雑になって高価なものとなる。
【0005】また、積込み装置5で、ストックラック
3,3に対する資材2の収納及び取り出しを行うには、
それらストックラック3,3の前面に積込み装置5を配
設しなければならないという構造上の制約があるととも
に、そのために設置面積が増大し、より大きな立坑を掘
削しなければならず工費の高騰を招く。
【0006】そこで本発明は、シールド工事に使用する
セグメント等の資材を、より狭い設置面積に効率よくス
トックしておくことができるとともに、しかも、それら
の移載を簡易な構成により行うことができる資材収容箱
ストッカーを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る資材収容箱
ストッカーは、シールド工事に使用するセグメント15
等の資材を収容した資材収容箱B1〜B8を多段に積み
上げて立坑10内に一時的に保管しておくものであり、
それら資材収納箱B1〜B8のうち、最下段のものの上
段側に積み重ねられている資材収納箱B2〜B8全体を
支持できる箱支持機構D1、および、最下段の資材収容
箱B1を支持する箱支持ユニット35とこれを昇降させ
る昇降用油圧ジャッキ36…とからなり、上記箱支持機
構D1により最下段の資材収容箱B1の上段側に積み重
ねられている資材収容箱B2〜B8全体を支持している
とき、その最下段の資材収納箱B1だけを下降させて、
それを、これの下方に停止している台車43に移載させ
る箱移載機構D2備えた構成のものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。Aは、図1,2に示すように、1
対の移動用脚6,6の間にガイド桁7を架設してなる脚
体8と、そのガイド桁7に沿って移動可能な横行装置9
とからなる橋形クレーンであり、立坑10の坑口の両側
に互いに平行にして敷設された1対の軌道11,11上
を移動できるようになっている。
【0009】ガイド桁7は平面長方形の枠体であり、こ
れの一方の端部を、運搬車両12からの資材収容箱Bの
積降ろし作業と、その運搬車両12に対する資材収容箱
Bの積込み作業を行えるように、移動用脚6,6のうち
の一方のものの外方に延出して形成している。また、1
3,13は、横行装置9をガイドする1対のガイドレー
ルである。
【0010】横行装置9は、上記1対のガイドレール1
3,13上を走行するための走行機構と、昇降ウインチ
(いずれも図示しない)とを筐体9aに内蔵したもので
あり、その昇降ウインチに、資材収容箱Bを把持する箱
持上げユニット14をロープ9bにより吊持している。
【0011】資材収容箱Bは、主に図3〜5に示すよう
に、資材であるたとえばセグメント15を3枚重ね合わ
せて収容できる内容積を備えかつ上面を開口した直方体
形の箱本体16と、これの側壁16a,16b,16
c,16dの上辺縁16eに一致させて上側の保持枠1
7が、また、下辺縁16fには、これよりも所要幅だけ
上方にずらした位置に下側の保持枠18がそれぞれ固着
されている。
【0012】保持枠17,18は互いに同形同大の平面
長方形の枠体であり、それらの長辺17a,17a、1
8a,18aの両端寄りに、後述するロック用油圧ジャ
ッキ23のロッド23a等を嵌入する断面円形のロッド
嵌合孔19,19、19,19が貫通形成されている。
また、箱本体16の側壁16a,16cにも、ロッド嵌
合孔19,19、19,19に対向させてそれらと同じ
直径の貫通孔20,20、20,20が形成されてい
る。なお、ロッド嵌合孔19…の外側口縁と、貫通孔2
0…の内側口縁は、ロック用油圧ジャッキ23のロッド
23a等の嵌入を容易にするための面取り加工をしてお
くとよい。
【0013】下側の保持枠18より下方に所要幅だけ突
出している側壁16a,16b、16c,16d部分に
は、その部分を所要の角度で内側に向けて折曲すること
によって、位置決め片16g,16g′,16g,16
g′が形成されている。
【0014】底壁16hは、側壁16a,16cの中央
部間に横架された補強材21から側壁16bに向けて、
また、その補強片21から側壁16dに向けて、それぞ
れ次第に箱本体16の深さが浅くなるように2枚の鋼板
16i,16iを傾設してなるものである。
【0015】具体的には、2枚の鋼板16i,16i
を、これらの上面がセグメント15…のうち、最も下側
のセグメント15の外周面に当接させるようにして傾設
することにより、それらのセグメント15…を安定させ
ための部材を別に配設する必要がないようにしてい
る。
【0016】上述した資材収容箱Bは、図1に示すよう
に、それらを多段に直接積み上げて使用するものであ
り、それら資材収容箱B…のうち、隣接する上下2つの
資材収容箱B,Bについてみると、上段のものの下側の
保持枠18が、下段のものの上側の保持枠17に当接す
ることにより、それら両資材収容箱B,Bが安定した状
態で垂直に積み上げられるようになっている。
【0017】また、それら2つの資材収容箱B,Bを積
み上げるときには、上段の資材収容箱Bの位置決め片1
6g,16g′が、下段の資材収容箱Bの上辺縁16e
に内接することにより、それらの位置合わせがなされる
ようになっている。
【0018】箱持上げユニット14は、図6,7に示す
ように、上記資材収容箱Bの保持枠17,18と同形同
大の平面長方形の持上げ用枠22と、4つのロック用油
圧ジャッキ23…と、その持上げ用枠22に載置した油
圧装置24とからなる。なお、22a…は把持枠22の
長枠材22b,22bの両端寄りの上面に突設した吊り
具である。
【0019】持上げ用枠22の下面には、上記箱本体1
6の位置決め片16g,16g′,16g,16g′と
同様の位置決め片22c,22c′、22c,22c′
が内側に所要の角度で折曲形成されている。また、それ
らのうちの位置決め片22c,22cには、資材収容箱
Bの保持枠17のロッド嵌合孔19…に対向することに
なる位置に、上記各ロック用油圧ジャッキ23…を配設
している。
【0020】ロック用油圧ジャッキ23は、箱本体16
の貫通孔20及び保持枠17のロッド嵌合孔19に嵌入
するロッド23aを外側に向けた状態にして、ジャッキ
本体23bが位置決め片22cに固定されている。
【0021】箱持上げユニット14により、資材収容箱
Bを持ち上げるときには、その箱持上げユニット14を
その資材収容箱Bに載せて、それの持上げ用枠22の下
面を資材収容箱Bの保持枠17の上面に当接させる。こ
のとき、箱持上げユニット14と資材収容箱Bとが位置
ずれしているときには、持上げ用枠22の位置決め片2
2c,22c′,22c,22c′が資材収容箱Bの上
辺縁16eに内接し、これにより、それらの位置合わせ
がなされる。
【0022】また、持上げ用枠22の下面が資材収容箱
Bの保持枠17の上面に当接したときに、各ロック用油
圧ジャッキ23のロッド23aが、資材収容箱Bの各貫
通孔20に対向する。従って、箱持上げユニット14を
資材収容箱Bに載せて、ロッド23aを伸出させるだけ
で、そのロッド23aを貫通孔20及びロッド嵌合孔1
9に嵌入させことができ、これにより、資材収容箱B
をロックすることができるようになる。また、ロッド2
3aを縮退させるだけで資材収容箱Bのロック状態を解
除できる。
【0023】C1,C2は、図1,2に示すように、互
いに同じ構造からなる資材収容箱ストッカーであり、こ
れらのうち資材収容箱ストッカーC1は、セグメント1
5…を収容した資材収容箱B…を一時的に保管するため
のもの、また、資材収容箱ストッカーC2は、セグメン
ト15…を取り出した後の空の資材収容箱B…を一時的
に保管しておくためのものであり、それらを、立坑10
内の側壁10aに近接した状態で並設している。なお、
ここでは資材収容箱ストッカーC1の構成について説明
し、資材収容箱ストッカーC2の構成については説明を
省略する。
【0024】資材収容箱ストッカーC1は、図8〜10
に示すように、立坑10の底壁10bに設置された収容
箱支持移載部Dと、それの上部に立設された収容箱保管
部Eとからなる。
【0025】収容箱支持移載部Dは、平面長方形の頂点
に対応する位置に立設された4本のガイド支柱25〜2
8のうち、ガイド支柱25と26、ガイド支柱27と2
8間に上側横桁29,29を横設するとともに、それら
の下端間に下側横桁30,30、31,31を横設する
ことにより、それらを上下3段にして横設してなる基台
32と、この基台32の上端面に固設した箱支持機構D
1と、これの下方、すなわち、基台32内に配設した箱
移載機構D2とからなる。
【0026】箱支持機構D1は、基台32の上端面に載
置された平面長方形の固定枠33の、資材収容箱Bの上
側の保持枠17のロッド嵌合孔19…に対向することに
なる位置に、それぞれ箱支持用油圧ジャッキ34…を配
設したものである。
【0027】箱支持用油圧ジャッキ34は、ロッド嵌合
孔19に嵌入するロッド34aを内側に向けた状態で、
ジャッキ本体34bを固定枠33の長枠材33a,33
aの外側面に固定されている。
【0028】箱移載機構D2は、ガイド支柱25〜28
に沿って昇降自在な箱支持ユニット35と、この箱支持
ユニット35を昇降させる4本の昇降用油圧ジャッキ3
6…とからなる。
【0029】箱支持ユニット35は、資材収容箱Bの下
側の保持枠18を囲繞できる大きさにした長方形の枠3
7に、資材収容箱Bの下側の保持枠18のロッド嵌合孔
19…に対向することになる位置に4つの箱支持用油圧
ジャッキ38…を配設したものである。
【0030】上記枠37の長枠材37a,37a(一方
は図示しない)の両端には、ガイド支柱25〜28の内
部に形成されたガイド溝25a、26a、27a及び2
8aに沿って摺動するスライダー39…が配置されてい
る。すなわち、枠37は、スライダー39…によって支
持された状態でガイド支柱25〜28に沿って昇降でき
るようになっている。
【0031】各昇降用油圧ジャッキ36は、ロッド36
aを枠37の四隅下面に連結できるように、それのジャ
ッキ本体36bを、立坑10の底壁10bに立設してい
る。
【0032】箱支持ユニット35は、昇降用油圧ジャッ
キ36のロッド36aを伸縮駆動するのに従って、箱支
持機構D1によって支持している資材収容箱Bを支持す
る支持位置(イ)と、その支持した資材収容箱Bを、そ
の箱支持ユニット35の垂直下方に停止している台車4
3に移載する移載位置(ロ)との間で往復移動されるよ
うになっている。
【0033】収容箱保管部Eは、資材収容箱Bを囲繞す
る長方形の頂点にそれぞれ支柱40,40を1組として
立設するとともに、それら各1組の支柱40,40毎
に、資材収容箱Bをガイドするスペーサー41を図9に
示すように配設したものである。
【0034】上記資材収容箱ストッカーC1,C2は、
それらの収容箱保管部E,Eの壁側の2組の支柱40,
40、40,40に、これの所定間隔毎に配設した壁繋
ぎ部材40a…によって、立坑10の側壁10aに固定
されている。
【0035】42は、図1,2,8,10に示すよう
に、台車43及びバッテリーロコ44を走行させる作業
床F上に敷設された軌条であり、資材収容箱ストッカー
C1及びC2の下方から横坑45内のシールド機46の
近傍にまで延設されている。なお、図2に示す42aは
わたり線である。
【0036】次に、上記の構成からなる資材収容箱スト
ッカーC1,C2により、立坑10内に複数個の資材収
容箱B…を多段に積み上げて一時的に保管するととも
に、それらの資材収容箱B…を台車43に移載する動作
について説明する。なお、ここでは、多段に積み上げた
複数個の資材収容箱B…のうち、最下段のものをB1、
これの上段側に積み上げられている資材収容箱を下から
順にB2,B3…のように示す。
【0037】<資材収容箱の積上げ動作> まず、資材収容箱ストッカーC1に資材収容箱B1を供
給するには、前述した橋形クレーンAにより、これの側
方に停車させた運搬車両12に搭載されている資材収容
箱B1を吊り上げ、これを、立坑10内の資材収容箱ス
トッカーC1の上方に移動した後、その内部に吊り下ろ
す。
【0038】吊り下ろされた資材収容箱B1は、収容箱
保管部E内に吊り下ろされる際、スペーサー41…にガ
イドされながら下降した後、図11に示すように、支持
位置(イ)に移動されている箱支持ユニット35によっ
て支持されるとともに、箱支持機構D1によっても支持
された状態になる。
【0039】すなわち、資材収容箱B1は、これの上側
の保持枠17のロッド嵌合孔19…に、箱支持機構D1
の箱支持用油圧ジャッキ34…のロッド34a…が嵌合
され、また、下側の保持枠18のロッド嵌合孔19…
に、箱支持ユニット35の箱支持用油圧ジャッキ38…
のロッド38a…が嵌合された状態で支持される。
【0040】上記資材収容箱B1を箱支持ユニット3
5、箱支持機構D1によって支持した後、橋形クレーン
A及び箱持上げユニット14により、図12に示すよう
に、次の資材収容箱B2を資材収容箱ストッカーC1内
に吊り下ろして、先の資材収容箱B1に直接積み上げ
る。
【0041】その積上げ動作を必要なだけ繰り返して、
図13に示すように、収容箱保管部E内に資材収容箱B
1〜B8を多段に積み上げた状態にする。
【0042】<資材収容箱の移載動作> 資材収容箱B1を台車43に移載するには、図13に示
すように、箱支持機構D1による最下段の資材収容箱B
1の支持状態を解除した後、図14に示すように、箱支
持ユニット35を、資材収容箱B2の上側の保持枠17
が、箱支持機構D1の箱支持用油圧ジャッキ34…に対
向するように下降させる。
【0043】次に、箱支持機構D1の各箱支持用油圧ジ
ャッキ34…を伸出駆動して、図15に示すように、そ
れらのロッド34a…を資材収容箱B2の上側の保持枠
17のロッド嵌合孔19…に嵌入する。これにより、最
下段の資材収容箱B1を除く資材収容箱B2〜B8全体
が、箱支持機構D1によって支えられた状態になる。
【0044】箱支持用油圧ジャッキ38…のロッド38
aを、資材収容箱B1の下側の支持枠18のロッド嵌合
孔19…に嵌入させた状態で、箱支持ユニット35を支
持位置(イ)から移載位置(ロ)に下降移動し、図16
に示すように、その資材収容箱B1を台車43に移載す
る。その後、箱支持用油圧ジャッキ38…を縮退駆動し
て、保持枠18のロッド嵌合孔19…からロッド38a
…を抜き出し、資材収容箱B1の支持状態を解除する。
【0045】資材収容箱B1を搭載した台車43は、バ
ッテリーロコ44によって牽引されて横坑45内を走行
してシールド機46近傍で停車され、そこで資材収容箱
B1内に収容していたセグメント15…が取り出され
る。
【0046】セグメント15…を取り出した後の空の資
材収容箱B1は、台車43によって資材収容箱ストッカ
ーC2に運ばれた後、上述した資材収容箱Bの移載動作
と逆の動作によって、資材収容箱ストッカーC2側の収
容箱保管部E内に積み上げられて一時的に保管されるよ
うになる。従って、夜間に作業を継続して行い、これに
より搬出すべき空の資材収容箱B…がある場合にも、そ
れらを資材収容箱ストッカーC2内に積み上げて一時的
に保管しておけるため、それら空の資材収容箱B…の夜
間における搬出を行わなくてもよい。
【0047】なお、本発明は次のような変形実施が可能
である。上記においては、資材収容箱ストッカーC1と
C2とを1つずつ立坑の壁面に沿って並設した構成のも
のについて説明したが、資材収容箱ストッカーC1と資
材収容箱ストッカーC2とをそれぞれ2つ以上ずつ並設
した構成にしてよい。
【0048】また、たとえば1つの資材収容箱ストッカ
ーC1に対して2つの資材収容箱ストッカーC2を対応
配設した構成にしてもよい。
【0049】上記においては、セグメントを資材の一例
として説明したが、資材としてはたとえば工事に使用す
る鋼材等や工具等であってもよい。また、資材を取り出
した後の空の資材収容箱内に、切羽で発生した掘削土砂
を充填して排出するようにしてもよい。
【0050】この場合、搬出した掘削土砂を資材収容箱
に充填したまま、運搬車で他の土捨て場に搬送すること
ができるので、掘削土砂の積替え作業を行う必要がな
く、コストの低減を図ることもできる。
【0051】さらに、掘削土砂を充填した資材収容箱
を、資材収容箱ストッカー内に多段に積み上げた状態で
保管しておけるので、夜間における掘削土砂の搬出を行
う必要がなく、夜間における騒音を防止できる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果を得ることが
できる。複数個の資材収容箱を直接多段に積み上げて立
坑内に保管しておくことができるので、セグメント等の
資材をそのまま棚等に収容しておく場合に比較して、よ
り小さな空間に多くの資材を収容することができるとと
もに、設置面積をも小さくすることができる。
【0053】多段に積み上げた資材収容箱のうち、最下
段のものを順次下降させることにより、これを台車に移
できるようにしているので、その移載のための装置
を、多段に積み上げた資材収容箱の下方に配置できるよ
うになり、設置面積をさらに小さくすることができる。
従って、設置面積を小さくできる分だけ小さな立坑を掘
削すればよく、立坑掘削のための工費を低減することが
できる。
【0054】最下段のものを順次下降させるという単純
な動作だけで、資材収容箱を台車に移載することができ
ようにしているので、その移載に係る構成を簡易にす
ることができる。
【0055】資材を資材収容箱内に収容できるように
ているので、たとえばそれらを立坑を設けた発進基地内
に数段ずつ積み上げて置いておくこともできる。これに
より、そのためのストックヤードを小さくすることがで
き、発進基地内を有効に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る資材収容箱ストッカーと、これを
設置した立坑及び横坑の縦断面図である。
【図2】その横断面図である。
【図3】資材収容箱の平面図である。
【図4】その正面図である。
【図5】その側面図である。
【図6】箱持上げユニットの平面図である。
【図7】その正面図である。
【図8】資材収容箱ストッカーの主要部を示す部分正面
図である。
【図9】その資材収容箱ストッカーの平面図である。
【図10】その資材収容箱ストッカーの主要部の部分側
面図である。
【図11】その資材収容箱ストッカー内に資材収容箱を
積み上げる様子を示すもので、最下段の資材収容箱を箱
移載機構により支持した正面図である。
【図12】その資材収容箱ストッカー内で支持されてい
る最下段の資材収容箱に、次段の資材収容箱を積み上げ
る状態を示す正面図である。
【図13】その資材収容箱ストッカー内に8個の資材収
容箱を積み上げた状態を示す正面図である。
【図14】資材収容箱ストッカー内に積み上げられてい
る8個の資材収容箱全体を、箱移載機構により下降させ
た状態を示す正面図である。
【図15】下から2段目の資材収容箱を箱支持機構によ
り支持した様子を示す正面図である。
【図16】最下段の資材収容箱を台車に移載した様子を
示す正面図である。
【図17】従来のシールド工事用資材の貯蔵設備を示す
正面図である。
【符号の説明】
15 資材の一例であるセ
グメント 16 箱本体 16a,16b,16c,16d 側壁 16e 上辺縁 16f 下辺縁 17,18 保持枠 19 ロッド嵌合孔 34 箱支持用油圧ジャッ
キ 35 箱支持ユニット 36 昇降用油圧ジャッキ 37 枠 38 箱支持用油圧ジャッ
キ 38a ロッド 43 台車 A 橋形クレーン B,B1,B2,B8 資材収容箱 C1,C2 資材収容箱ストッカ
ー D1 箱支持機構 D2 箱移載機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−37929(JP,A) 特開 平10−266800(JP,A) 特開 平10−331599(JP,A) 実開 昭62−132015(JP,U) 実開 平3−65800(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21F 13/00 - 13/06 E21D 11/40 B65G 59/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シールド工事に使用するセグメント等の資
    材を収容する資材収容箱を多段に積み上げて立坑内に一
    時的に保管しておく資材収容箱ストッカーであって、上
    記多段に積み上げた資材収納箱のうち、最下段のものに
    積み上げられている資材収納箱全体を支持できる箱支持
    機構、および、最下段の資材収容箱を支持する箱支持ユ
    ニットとこれを昇降させる昇降用油圧ジャッキとからな
    り、上記箱支持機構により最下段の資材収容箱に積み上
    げられている資材収容箱全体を支持しているとき、その
    最下段の資材収納箱だけを下降させて、それを、これの
    下方に停止している台車に移載する箱移載機構備えて
    いることを特徴とする資材収容箱ストッカー。
  2. 【請求項2】箱支持ユニットは、資材収容箱を内包する
    大きさの枠に、複数の箱支持用油圧ジャッキを配設して
    なる請求項記載の資材収容箱ストッカー。
  3. 【請求項3】資材収容箱は、複数の資材を収容できる内
    容積を備えかつ上面を開口した直方体形の箱本体と、こ
    れの側壁の上辺縁と下辺縁とに、箱支持用油圧ジャッキ
    のロッドを嵌入するロッド嵌合孔を形成した保持枠を固
    着してなるものである請求項記載の資材収容箱ストッ
    カー。
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