JP3412490B2 - ドアベルトモール取付け構造 - Google Patents

ドアベルトモール取付け構造

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JP3412490B2 JP36207697A JP36207697A JP3412490B2 JP 3412490 B2 JP3412490 B2 JP 3412490B2 JP 36207697 A JP36207697 A JP 36207697A JP 36207697 A JP36207697 A JP 36207697A JP 3412490 B2 JP3412490 B2 JP 3412490B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は車両のドアのドアベ
ルトモール、特にドアアウタパネルの上縁に覆嵌するド
アベルトモールの取付け構造に関する。 【0002】 【従来の技術】図4に示すように、車両のドア1は一般
に、シールリップを備えたドアベルトモール(以下、ベ
ルトモールという)4を、ドアベルトラインに沿ってド
アアウタパネル11の上縁に装着し、ドア1の窓開口の
下縁を装飾するとともに、ドアアウタパネル11の上縁
とドアガラス3との隙間をシールしている。 【0003】ベルトモールの取付け構造として、クリッ
プを用いず、ベルトモールをドアアウタパネルの上縁に
これを覆うように嵌合させ、ベルトモールの端末に設け
たエンドピースとドアフレームの下端とをねじ締め固定
する構造としたものがある。図3および図5に示すよう
に、ベルトモール4は金属インサート板を埋設した合成
樹脂材の押出成形品で、本体部4Aは断面ほぼ逆U字形
をなし、内側壁41からは上下二段にドアガラス3の外
面に接するシールリップ42a、スタビライザ42bが
伸出している。端末部4Bは内側壁41を切欠いた断面
ほぼ逆L字形をなし、端末部4Bにはねじ穴53を設け
たエンドピース5が固着してある。一方、ドアアウタパ
ネル11の上縁は、前後の端末を残して断面山形の凸部
12を形成している。14はドアインナパネルで、その
上縁がドアガラス3を昇降する間隙をおいてドアアウタ
パネル11の上縁と対向している。 【0004】ベルトモール4の取付けは、その本体部4
Aを上記ドアアウタパネル11上縁の凸部12を覆うよ
うにその上方から押し込み、外側壁43と内側壁41と
で凸部12を挟み込むとともに、内側壁41下縁の突起
部411を内壁13の下縁に係止して固定する(図
3)。そして、エンドピース5の内側面をドアフレーム
2の下端側面に沿わせ、ドアフレーム2の内側よりドア
フレーム2に設けた貫通穴21を貫通するねじ部材Nを
エンドピース5のねじ穴53に締め込んで固定している
(図5)。ベルトモール4のドア1に対するねじ締め
は、前端末および後端末のいずれでも可能であるが、後
端末のみをねじ締めする場合が多い。それはドア後部に
はドアロック装置が設けてあり、第三者によりベルトモ
ール4の後端末がはずされ、ドアロックが解除されるお
それがあるからである。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来構造
において、ベルトモール4の取付け作業は、ベルトモー
ル4の後端末とドアフレーム2の下端の後端面とを位置
合わせして、本体部4Aをドアアウタパネル11の上縁
に上から押し込む。ところが押し込みの過程でベルトモ
ール4に位置ずれが生じることがある。ドアフレーム2
の貫通穴21は余裕のある大きさとしてあるが、位置ず
れが大きいとエンドピース5のねじ穴53と位置が合わ
ずねじ締めできないことがある。この場合はベルトモー
ル4を取りはずして再度取付け作業をやり直さなければ
ならない。また、ねじ締めできてもドアフレーム2の貫
通穴21の偏った位置でねじ締めされると、ベルトモー
ル4は正確な位置からずれた位置で取付けられてしま
う。 【0006】そこで本発明は、ベルトモールをドアアウ
タパネルの上縁に、正確な位置で、かつ、作業性よく取
付けることができるベルトモールの取付け構造を提供す
ることを課題としてなされたものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、断面ほぼ逆U
字形のモール本体部を、ドアアウタパネルの上縁に上か
ら押し込み覆嵌せしめ、ベルトモールの端末部に固着し
たエンドピースとドアフレームの下端とをねじ締め固定
するベルトモールの取付け構造において、ドアフレーム
の下端に貫通穴を形成する一方、ベルトモールのエンド
ピースには上記貫通穴と対応する位置に、ねじ穴を有し
車内方向へ向けて突出する筒状のボス部を形成する。
記貫通穴は上下方向に長径の長穴で、かつその小径寸法
は上記ボス部がガタなく嵌入する寸法に形成し、このエ
ンドピースのボス部をドアフレームの上記貫通穴に嵌入
してベルトモールを位置決めし、モール本体部をドアア
ウタパネルの上縁に上から押し込んで覆嵌せしめ、上記
ボス部のねじ穴にねじ部材を締め込み、上記エンドピー
スをドアフレームの下端に固定する構造とする。 【0008】ベルトモールの本体部をドアアウタパネル
上縁に押し込む際に、ベルトモールは位置決めされてい
るから、位置ずれの心配なく押し込み作業を行なうこと
ができ、ベルトモールは正確な位置に取付けられる。 【0009】 【発明の実施の形態】図1ないし図3に示すように、ベ
ルトモール4は金属インサート板を埋設した合成樹脂材
の押出成形品で、本体部4Aは下方に開口する断面ほぼ
逆U字形をなし、内側壁41の下縁には内側に向かって
突出する突起部411を備え、内側壁41には上下にシ
ールリップ42a、スタビライザ42bが伸出してい
る。シールリップ42a、スタビライザ42bにはドア
ガラス3との接触面に植毛が施してある。ベルトモール
4の頂面内部にはその全長にわたって下方に突出する凸
部44が設けてある。 【0010】ベルトモール4の前端部および後端部は、
前後のドアフレーム2の下端に対向して、シールリップ
42a、スタビライザ42bを備えた内側壁41をその
上部41aを若干残して切欠いた断面ほぼ逆L字形をな
している。後端部4Bにはエンドピース5が固着してあ
る。エンドピース5は、ベルトモール4の後端末を塞ぐ
蓋部5aと、該蓋部5aからベルトモール4の後端部4
B内に延出する延出部5bとを備えた合成樹脂成形体
で、延出部5bのドア1のドアフレーム2に対向する内
側面51にはその前端に座面52が突設してあり、更
に、座面52にはねじ穴53を有する円筒状のボス部5
4が突設してある。また、内側面51の中間部には溝5
5が形成してあり、延出部5bの上面にも前後方向に延
びる凹部56が形成してある。 【0011】上記エンドピース5は、延出部5bの上面
の凹部56とベルトモール4の後端部4B内の凸部44
とが噛み合うように、ベルトモール4の後端部4B内に
延出部5bをはめ込んで、後端の蓋部5aがベルトモー
ル4の後端部4Bの端末を塞ぐように配する。そして、
エンドピース5の延出部5bの内側面51の溝55に、
これに対向してベルトモール4の後端部4Bの内側壁4
1aに設けた下方に突出する係止片45を折り曲げ嵌入
してかしめ固着してある。 【0012】図1ないし図3に示すように、ドア1のド
アベルトラインでは、ドアアウタパネル11の上縁とド
アインナパネル14の上縁とをドアガラスの昇降空間を
おいて相対向せしめている。ドアベルトラインの前端
(図略)および後端においては、両パネル11,14の
上縁間で前後のドアフレーム2の下端を挟み込むように
して結合している。ドアアウタパネル11の上縁は、前
後のドアフレーム2と重なる両端末部を除く中央部では
断面山形の凸部12が形成してある。凸部12の内壁1
3の下縁部には長手方向に所定の間隔をおいて斜め内方
へ張り出す張出し部131が形成してある。ドアアウタ
パネル11の上縁の後端および前端(図略)は、ドア1
本体の内側に向けて延びドアフレーム2の下端に結合し
ている。ドアフレーム2の外面部はパネルを重ね合わせ
た構造で、下端にはドアアウタパネル11との結合部の
直上位置に貫通穴21が形成してある。該貫通穴21は
上下方向に長径とした長穴で、その小径寸法は上記エン
ドピース5のボス部54がガタなく嵌入する寸法として
ある。 【0013】ベルトモール4の取付けに際しては、本体
部4Aをドアアウタパネル11の上縁の凸部12にこれ
をまたぐように配し、後端部4Bのエンドピース5のボ
ス部54をドアフレーム2の貫通穴21内に嵌入し、ベ
ルトモール4の位置決めを行なう。ボス部54を貫通穴
21内に嵌入した状態で、ベルトモール4の本体部4A
を、その後部から前部へと順次ドアアウタパネル11上
縁の凸部12を覆うようにその上方から押し込む。凸部
12の内壁13は下端に向けて裾広がりになっており、
押し込むことでベルトモール4の本体部4Aはその開口
が広がって外側壁43と内側壁41とで凸部12を挟み
込み、内側壁41下縁の突起部411が内壁13下縁の
複数の張出し部131を通過して本体部4Aが係止され
る。そして、ベルトモール4の本体部4Aをドアアウタ
パネル11の上縁に覆嵌した後、エンドピース5のボス
部54のねじ穴53にドアフレーム2の内側よりねじ部
材Nを締め込んでエンドピース5をドアフレーム2に
定する。 【0014】これによれば、ベルトモール4の取付け作
業工程において、本体部4Aをドアアウタパネル11の
上縁に押し込んで覆嵌せしめるとき、ベルトモール4は
エンドピース5のボス部54がドアフレーム2の貫通穴
21に嵌入され位置決めされているので、押し込み時に
ベルトモール4が前後に位置ずれすることがない。従っ
て、ベルトモール4を前後方向の位置ずれの心配なく押
し込みできるから、作業が容易でかつ迅速に行い得る。
また、ベルトモール4をドアアウタパネル11の上縁に
叩き込みで嵌着しても位置ずれすることはない。 【0015】本実施の形態はフロントドアに装着するベ
ルトモールについて説明したが、これに限らず、本発明
の取付け構造は車両のリヤドアのベルトモールにも適用
することができる。 【0016】 【発明の効果】本発明によれば、ベルトモールを、位置
ずれなく正確な位置に、かつ、作業性容易にドアに取付
けることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のドアベルトモール取付け構造の要部を
示すもので、図1(A)はその分解斜視図、図1(B)
は図1(A)のIB−IB線に沿う位置でのドアベルトモー
ル取付け状態の断面図である。 【図2】本発明に用いるエンドピースの斜視図である。 【図3】図4のIII −III 線に沿う位置での本発明のド
アベルトモール取付け構造の断面図である。 【図4】ドアベルトモールが装着されたフロントドアの
斜視図である。 【図5】従来のドアベルトモール取付け構造の要部を示
すもので、図5(A)はその斜視図、図5(B)は図5
(A)のVB−VB線に沿う位置での断面図である。 【符号の説明】 1 ドア 11 ドアアウタパネル 12 凸部(上縁) 2 ドアフレーム 21 貫通穴 4 ドアベルトモール 4A 本体部 4B 後端部(端末部) 5 エンドピース 53 ねじ穴 54 ボス部 N ねじ部材

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 車両のドアのベルトラインに沿うドアア
    ウタパネル(11)の上縁に取付けるドアベルトモール
    (4)の取付け構造であって、断面ほぼ逆U字形のモー
    ル本体部(4A)を、ドアアウタパネル(11)の上縁
    に上から押し込み覆嵌せしめ、ドアベルトモール(4)
    の端末部に固着したエンドピース(5)とドアフレーム
    (2)の下端とをねじ締め固定するドアベルトモール
    (4)の取付け構造において、ドアフレーム(2)の下
    端に貫通穴(21)を形成する一方、ドアベルトモール
    (4)のエンドピース(5)には上記貫通穴(21)
    対応する位置に、ねじ穴(53)を有し車内方向へ向け
    て突出する筒状のボス部(54)を形成し、上記貫通穴
    (21)は上下方向に長径の長穴で、かつその小径寸法
    は上記ボス部(54)がガタなく嵌入する寸法に形成
    し、エンドピース(5)の上記ボス部(54)をドアフ
    レーム(2)の上記貫通穴(21)に嵌入してドアベル
    トモール(4)を位置決めし、上記モール本体部(4
    A)をドアアウタパネル(11)の上縁に覆嵌せしめ、
    上記ボス部(54)のねじ穴(53)にねじ部材(N)
    を締め込み、上記エンドピース(5)をドアフレーム
    (2)の下端に固定することを特徴とするドアベルトモ
    ール取付け構造。
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JP5908799B2 (ja) * 2012-06-12 2016-04-26 シロキ工業株式会社 ベルトモール
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