JP3409648B2 - 紫外線硬化型樹脂組成物 - Google Patents
紫外線硬化型樹脂組成物Info
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Description
って硬化する樹脂組成物に関し、特にポリエステルフィ
ルム被覆絞り金属缶の被覆剤として、紫外線硬化性、加
工密着性及び塗膜の潤滑性に優れた金属缶用紫外線硬化
型樹脂組成物に関する。
る樹脂組成物は、これまでカチオン系光重合開始剤とエ
ポキシ樹脂を用いたカチオン重合系組成物及び、ラジカ
ル光重合開始剤と不飽和二重結合を有する樹脂を用いた
ラジカル重合系組成物が主であった。
しては、得られる硬化塗膜の物性を向上させるため、エ
ポキシ樹脂とそれ以外の化合物を併用する検討がなされ
ており、例えば組成中にシリコーン組成物を含むものと
して、紫外線硬化性エポキシシリコーン/ポリオール系
(特開平3−128975号公報)、エポキシ樹脂とヒ
ドロキシアルキル基を有するポリシロキサンを含む紫外
線開始カチオン硬化性液体被覆組成物(特開昭59−2
02264号公報)等が開示されているが、これらの組
成物では本発明の金属缶用及びポリエステルフィルム被
覆絞り金属缶用としては紫外線硬化性、加工密着性及び
塗膜の潤滑性が不十分である。
属缶用の被覆剤は、毎分1500缶以上のスピードで金
属缶表面やプラスチックフィルム被覆絞り金属缶表面に
塗装され、塗装後、加熱されたり、瞬時に紫外線を照射
されたりして硬化塗膜となる。その後、ガイドレール上
を搬送されて内面塗装工程や、ネッカーフランジャー工
程に達する。その際に、塗膜の硬化性が不十分であった
り、塗膜の潤滑性が不十分であると、塗膜に傷がついた
り、缶詰まりが生じたりして生産効率を著しく低下させ
る。塗膜の硬化性を上げるためには、通常、硬化速度の
速いモノマーを用いることが一般的であるが、硬化速度
の速いモノマーを用いると密着性が低下したり、加工性
が低下する。塗膜に潤滑性を与えるためには、通常シリ
コーン化合物やワックス類を塗料等の被覆剤に併用する
事が一般的であるが、紫外線硬化型樹脂組成物の場合シ
リコーン化合物やワックス類を用いるにあたって、塗膜
表面の潤滑性を保持しながら、かつその塗膜の上に別の
塗膜や印刷層を設ける必要のある場合に、塗膜表面の潤
滑性故に塗料や印刷インキ等がはじかれてしまうという
問題がある。
との密着性に優れ、潤滑性、塗膜硬度、加工性を有する
塗膜を与える紫外線硬化型樹脂組成物の提供にある。特
に金属缶やポリエステルフィルム等のプラスチックフィ
ルム被覆絞り金属缶のベースコート用塗料組成物として
好適に用いられる、優れた密着性、潤滑性、耐レトルト
性、塗膜硬度、加工性を有する塗膜であって、かつ他の
塗膜やインキ層の積層を妨げない塗膜を与える紫外線硬
化型樹脂組成物を提供することを目的とする。
温で液体のエポキシ化合物(A)、下記一般式で示され
るエポキシ化合物(B)、ポリエチレン、酸化ポリエチ
レン、ポリプロピレン、酸化ポリプロピレン、ポリテト
ラフルオロエチレンからなる群より選ばれる少なくとも
1種の樹脂粒子(C)、光カチオン重合開始剤(D)を
含有することを特徴とする紫外線硬化型樹脂組成物であ
る。
物(A)と上記一般式で示されるエポキシ化合物(B)
との合計量100重量部に対し、該樹脂粒子(C)を5
〜30重量部含有することを特徴とする第1の発明記載
の紫外線硬化型樹脂組成物である。
物(A)が、脂環式エポキシ化合物を少なくとも50重
量%含有することを特徴とする第1の発明又は第2の発
明記載の紫外線硬化型樹脂組成物である。
90〜400℃であることを特徴とする第1の発明ない
し第3の発明いずれか記載の紫外線硬化型樹脂組成物で
ある。
チレンとポリテトラフルオロエチレンの混合物からなる
樹脂粒子、又はポリエチレン樹脂粒子とポリテトラフル
オロエチレン樹脂粒子との混合物であることを特徴とす
る第1の発明ないし第4の発明いずれか記載の紫外線硬
化型樹脂組成物である。
ることを特徴とする第1の発明ないし第5の発明いずれ
か記載の紫外線硬化型樹脂組成物である。
ルム被覆金属を被覆することを特徴とする第1の発明な
いし第6の発明いずれか記載の紫外線硬化型樹脂組成物
である。
ィルム被覆絞り金属缶を被覆することを特徴とする第1
の発明ないし第7の発明いずれか記載の紫外線硬化型樹
脂組成物である。
ィルム被覆絞り金属缶を被覆するためのベースコート用
塗料組成物であることを特徴とする第8の発明記載の紫
外線硬化型樹脂組成物である。
キシ化合物(A)は、少なくとも1個のエポキシ基を有
する化合物であり、従来公知の脂環式エポキシ化合物、
脂肪族エポキシ化合物、芳香族エポキシ化合物を、必要
に応じて、単独あるいは混合して使用することができる
が、紫外線による硬化性の速さから、脂環式エポキシ化
合物を少なくとも50重量%含有することが好ましい。
脂環式エポキシ化合物としては、シクロヘキセンオキサ
イド、あるいはシクロペンテンオキサイドをその分子構
造中に含有するものが好適に用いられる。脂環式エポキ
シ化合物の具体例を以下にあげる。
レングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレン
グリコールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコ
ールジグリシジルエーテル、トリメチロールプロパント
リグリシジルエーテル等があげられる。
ノール型エポキシ化合物等があげられる。
キシ化合物(A)の他に下記一般式で表されるエポキシ
化合物(B)、いわゆるフェノール/クレゾールノボラ
ック型エポキシ樹脂を用いることが重要である。常温で
液体のエポキシ化合物(A)は硬化速度の速いモノマー
であり、これだけで構成された塗膜は硬度はあるが、密
着性が悪く、ネック加工を施すと、塗膜に剥離を生じ
る。一般式で表されるエポキシ化合物(B)は硬化性は
若干劣るものの、強固な密着性を有し、良好なネック加
工性を有する。
る。nが6より大きいと、塗料の粘度が増大し、良好な
塗装性を維持できない。
のエポキシ化合物(A)中の脂環式エポキシ化合物に比
して一般的に紫外線硬化性は劣ると言われているが、本
発明のように常温で液体のエポキシ化合物(A)と併用
することによって実用上十分な硬化性を示し、硬化塗膜
は常温で液体のエポキシ化合物(A)だけで構成された
塗膜と比べ、強固な密着性を有す。
(株)社製フェノールノボラックエポキシ樹脂、アラル
ダイトEPN−1179、アラルダイトEPN−118
0、アラルダイトEPN−1182、クレゾールノボラ
ックエポキシ樹脂ではアラルダイトECN−1273、
アラルダイトECN−1280、アラルダイトECN−
1299などがあげられる。東都化成社製では、YDC
N−701、YDCN−702、YDCN−703、Y
DCN−704、YDCN−500などがあげられる。
ダウ・ケミカル社製ではDEN−431、DEN−43
8、DEN−439などがあげられる。
は、ポリエチレン、酸化ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、酸化ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレン
からなる群より選ばれる少なくとも1種であり、融点が
90〜400℃であることが好ましい。融点が係る範囲
にあることによって、係る塗膜の上にさらに別の塗膜や
インキ層を積層することが可能となったものと考えられ
る。
フィルム被覆絞り金属缶に被覆された後、紫外線照射さ
れて硬化塗膜となり、次の内面塗装工程やネック加工工
程へ搬送される。また、ベースコートの場合は、紫外線
照射された後、その上にインキ層や、トップコート層が
設けられる。その際に、塗膜の潤滑性が不十分であると
塗膜に傷を生じたり、缶詰まりを生じて、生産性を著し
く低下させる。塗膜に潤滑性を与えるためには、通常シ
リコーン化合物やワックス類を塗料等の被覆剤に併用す
る事が一般的であるが、紫外線硬化型樹脂組成物の場
合、シリコーン化合物やワックス類を用いると、その塗
膜の上に別の塗膜やインキ層を設ける必要のある場合
に、塗膜の潤滑性故に塗料やインキ層がはじかれてしま
うという問題がある。
樹脂粒子(C)は、全樹脂分100重量部に対して5〜
30重量部という高濃度で用いた場合でも、その塗膜の
上に別の塗膜やインキ層を設けてもはじきを生じない。
が、シリコーン化合物や低融点のいわゆるワックス状の
潤滑剤の場合、塗膜表面上に面状もしくはサブミクロン
以下の粒子として存在するために、インキ層や別の塗膜
が存在するスペースが無くなり、塗膜表面にはじきを生
じると考えられる。本発明に用いられる樹脂粒子は、融
点が90℃〜400℃であることが好ましい。融点が係
る範囲にあるために、塗料中では粒子として存在してい
た樹脂が、紫外線照射したときに塗膜表面へマイグレー
トしミクロン以上の微小な突起を形成して塗膜に潤滑性
を与える。塗膜表面において係るミクロン以上の微少な
突起の存在しない場所にインキ層や別の塗料が存在す
る。
ポキシ化合物(A)と上記一般式で示されるエポキシ化
合物(B)との合計量100重量部に対し、5〜30重
量部含有することが好ましく、さらに5〜15重量部含
有することが好ましい。5重量部以下では粒子の密度が
小さくなり、潤滑性が不十分となる。30重量部以上で
は塗膜中の樹脂分が相対的に少なくなり、粒子を支える
ための凝集力が低下し、塗膜に傷が付きやすくなる。
それぞれ単独で用いても良いし、ポリエチレン、酸化ポ
リエチレン、ポリプロピレン、酸化ポリプロピレン、ポ
リテトラフルオロエチレンの混合物からなる樹脂粒子を
用いても良いし、あるいはそれぞれの樹脂粒子の混合物
を用いても良く、ポリエチレンとポリテトラフルオロエ
チレンとの混合物からなる樹脂粒子、又はポリエチレン
樹脂粒子とポリテトラフルオロエチレン樹脂粒子との混
合物を用いることが好ましい。また融点が90℃〜40
0℃の範囲内であれば、他のカルナバワックスやマイク
ロクリスタリンワックスとの混合物でもよい。
ock社製ではS−394N−1、FS−421、FS
−511、S−232MG、FS−731MG、SST
−3H、NEPTUNE5331、などがあげられる。
ヘキスト社製ではPE130、PE190、PE52
0、PED121、PED153、PED521,PE
D522、PP230等があげられる。三洋化成社製で
はビスコール131−P、ビスコール151−P、ビス
コール161−P、ビスコール165−P、ビスコール
171−Pなどがあげられる。これらの樹脂粒子は粉末
にしてそのまま塗料中に添加してもよいし、ペレット、
ないし顆粒状のものを加熱溶融した後に、常温で液体の
エポキシ化合物中に、強制攪拌しながら該溶融液を滴下
して形成された樹脂粒子分散体を添加してもよい。本発
明において用いられる光カチオン重合開始剤(D)は、
紫外線照射によりカチオン重合を開始させる物質を放出
する開始剤であり、常温で液体のエポキシ化合物(A)
と、上記一般式で示されるエポキシ化合物(B)の全重
量を基準として0.5〜20重量%、好ましくは2〜1
0重量%の範囲内で配合されることが望ましい。この範
囲で配合することにより、金属及びプラスチックフィル
ムに対する密着性、潤滑性、耐レトルト性、塗膜硬度、
加工性に優れた硬化塗膜を得ることができる。
リールジアゾニウム塩(例えば、P−33(旭電化工業
社製))、アリールヨードニウム塩(例えば、FC−5
09(3M社製))、アリールスルホニウム塩(サイラ
キュアUVI−6974、UVI−6970、UVI−
6990、UVI−6950(ユニオン・カーバイド社
製)、SP−150、SP−170(旭電化工業社
製))、アレン−イオン錯体(例えば、CG−24−6
1(チバガイギー社製))等が挙げられる。
は主にベースコートの場合に用いられ、白色度に優れる
ベースコート層上に印刷インキ層を設けることによって
印刷インキ層の鮮明性を向上させることができる。白色
顔料としては、酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛等が用
いられる。これら白色顔料は通常、樹脂分の20重量部
から150重量部まで任意の濃度で使用できる。
は、目的を損なわない範囲で、必要に応じて他の慣用の
成分、例えば有機叉は無機顔料、体質顔料、染料、有機
溶剤、分散助剤、レベリング剤、クレーター防止剤、界
面活性剤、消泡剤、滑り剤、紫外線増感剤、反応性叉は
非反応性希釈剤などの塗料用添加剤を配合することがで
きる。
属、木材、ガラス、プラスチック等の基材にも使用でき
るが、金属、プラスチックフィルム被覆金属に適用(塗
装・硬化)されることが好ましいものであり、金属、プ
ラスチックフィルム被覆金属は、板状・缶状の金属、板
状・缶状のプラスチックフィルム被覆金属であることが
好ましい。特にプラスチックフィルム被覆絞り金属缶に
適用(塗装・硬化)されることが好ましい。板状とは、
比較的短いシート状のものであっても、比較的長尺のロ
ール状のものであっても、平たい板状のものであれば良
い。また、缶状とは、底、蓋の有無を問わず、また2ピ
ース、3ピースを問わず、円筒状の曲面を有する形状を
言う。
が好適に使用され、プラスチックフィルムとしては、ポ
リエステルフィルム、ポリオレフィンフィルム等が挙げ
られ、好ましくはポリエステルフィルムが使用される。
ミニウムやスチールの金属板にポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、塩化
ビニル、塩化ビニリデン、ポリカーボネイト等のプラス
ティックフィルムを張り合わせたものであり、プラスチ
ックフィルム被覆絞り金属缶とは、上記のようなプラス
チックフィルム被覆金属を、200ml〜500mlの
容量の円筒型に絞り加工したものであり、主として清涼
飲料水、アルコール飲料、コーヒー、紅茶、スープ等の
飲食料品を収容する容器として用いられる。
合、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステルフィ
ルムで被覆されてなる絞り金属缶であることが好まし
い。
のように金属缶やプラスチックフィルム被覆絞り金属缶
に好適に用いられるものではあるが、金属缶やプラスチ
ックフィルム被覆絞り金属缶以外にも、ポリエチレンテ
レフタレートや、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイ
ロン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ポリカーボネイト
等のプラスティックフィルム及びプラスティック成型物
等の表面にも使用できる。
アコート、グラビアオフセットコート、カーテンフロー
コート、リバースコート、スクリーン印刷、スプレー塗
装及び浸漬法等で塗装される。
させるための光源としては、通常200〜500nmの
範囲の光を含む光源、例えば、高圧水銀灯、超高圧水銀
灯、メタルハライド灯、ガリウム灯、キセノン灯、カー
ボンアーク灯等を使用することが出来る。また、これら
の光源と、赤外線、遠赤外線、熱風、高周波加熱等によ
る熱の併用も可能である。
用いて説明するが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。なお、例中「部」は「重量部」、「%」は「重量
%」を表す。
00μmのアルミニウム板、及び厚さ300μmのティ
ンフリースチール板に100μmのPETフィルムをラ
ミネートした基材(以下「PET/TFS板]と略す)
のPETフィルム上に塗布し、80W/cmの高圧水銀
灯下を10m/minの速度で通過させて、硬化塗膜を
得た。
5、比較例1〜4の紫外線硬化型組成物を得、実施例1
と同様にして硬化塗膜を得た。
キシ化合物、樹脂微粒子、及び光カチオン重合開始剤を
表−1に示す。実施例1〜5及び比較例1〜4で作製し
た塗料のハジキ性、得られた硬化塗膜の潤滑性、密着
性、耐レトルト性を以下に示す方法で評価した。その結
果を表−3に示す。
載せ、80W/cmの高圧水銀灯下を通過させて、通過
後にタックの無くなった時のコンベアの速度を測った。
10m/min以上を実用レベルとする。
円筒状に巻き、300gfの荷重をかけて塗膜面同士を
擦り合わせ、塗膜に傷が発生するまでの擦り回数を測定
した。30回以上を実用レベルとする。
の表面に、RIテスターでインキ(東洋インキ製造
(株)社製MDKTUQ94墨)を0.25cc量転写
させ、更に水性熱硬化型のトップコートを塗装してイン
キ及びトップコートのハジキを目視評価した。 ◎:ハジキの数 0 ○:ハジキの数 2個以下 △:ハジキの数 5個以下 ×:ハジキの数 6個以上 ◎及び○を実用レベルとする。
ハンテープ剥離試験により、塗膜が剥離しなかった碁盤
目の数を表示した。90以上を実用レベルとする。
の表面に、水性熱硬化型のトップコートを塗装し熱硬化
させた塗装板を深さ14mmのキャップに成型し、さら
にレトルト処理(130℃−30分)を施して、塗膜の
剥離高さを測定した。10mm以下を実用レベルとす
る。
硬化性を有し、かつその塗膜の上に別のインキ層やトッ
プコート層を積層することが出来、潤滑性、加工性の優
れた塗膜を与える紫外線硬化型樹脂組成物を得ることが
できるようになった。特に、金属缶及びポリエステルフ
ィルム被覆絞り金属缶を被覆する場合に置いて、紫外線
硬化型ベースコート用塗料として潤滑性、耐レトルト
性、加工性に優れる塗膜を与えることができる。
Claims (9)
- 【請求項1】 常温で液体のエポキシ化合物(A)、下
記一般式で示されるエポキシ化合物(B)、ポリエチレ
ン、酸化ポリエチレン、ポリプロピレン、酸化ポリプロ
ピレン、ポリテトラフルオロエチレンからなる群より選
ばれる少なくとも1種の樹脂粒子(C)、光カチオン重
合開始剤(D)を含有することを特徴とする紫外線硬化
型樹脂組成物。 【化1】 - 【請求項2】 常温で液体のエポキシ化合物(A)と上
記一般式で示されるエポキシ化合物(B)との合計量1
00重量部に対し、該樹脂粒子(C)を5〜30重量部
含有することを特徴とする請求項1記載の紫外線硬化型
樹脂組成物。 - 【請求項3】 常温で液体のエポキシ化合物(A)が、
脂環式エポキシ化合物を少なくとも50重量%含有する
ことを特徴とする請求項1又は2記載の紫外線硬化型樹
脂組成物。 - 【請求項4】 該樹脂粒子(C)の融点が90〜400
℃であることを特徴とする請求項1ないし3いずれか記
載の紫外線硬化型樹脂組成物。 - 【請求項5】 該樹脂粒子(C)がポリエチレンとポリ
テトラフルオロエチレンの混合物からなる樹脂粒子、又
はポリエチレン樹脂粒子とポリテトラフルオロエチレン
樹脂粒子との混合物であることを特徴とする請求項1な
いし4いずれか記載の紫外線硬化型樹脂組成物。 - 【請求項6】 白色顔料を(E)を含有することを特徴
とする請求項1ないし5いずれか記載の紫外線硬化型樹
脂組成物。 - 【請求項7】 金属又はプラスチックフィルム被覆金属
を被覆することを特徴とする請求項1ないし6いずれか
記載の紫外線硬化型樹脂組成物。 - 【請求項8】 金属缶又はポリエステルフィルム被覆絞
り金属缶を被覆することを特徴とする請求項1ないし7
いずれか記載の紫外線硬化型樹脂組成物。 - 【請求項9】 金属缶又はポリエステルフィルム被覆絞
り金属缶を被覆するためのベースコート用塗料組成物で
あることを特徴とする請求項8記載の紫外線硬化型樹脂
組成物。
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