JP3409069B2 - ワイヤレス通信装置のためのアンテナ・アセンブリ - Google Patents

ワイヤレス通信装置のためのアンテナ・アセンブリ

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JP3409069B2
JP3409069B2 JP26767296A JP26767296A JP3409069B2 JP 3409069 B2 JP3409069 B2 JP 3409069B2 JP 26767296 A JP26767296 A JP 26767296A JP 26767296 A JP26767296 A JP 26767296A JP 3409069 B2 JP3409069 B2 JP 3409069B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にワイヤレス通信
の分野に関し、さらに詳しくは、ワイヤレス通信装置の
ためのアンテナ・アセンブリに関する。本発明は、広範
囲の用途に用いられるが、手持ち式無線電話などのワイ
ヤレス通信装置での使用に特に適しており、その観点に
おいて特に説明される。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】通
常、ワイヤレス通信装置、たとえばコードレス電話,セ
ルラ電話またはパーソナル・デジタル・アシスタントな
どは、電子装置部と、電子装置部を内蔵するハウジング
と、物理的にハウジング上に搭載され電子装置部と電気
的に結合される、無線周波数(RF)信号を放射および
受信するためのある種の形態のアンテナ・アセンブリと
を備える。個人用の手持ち式ワイヤレス通信装置に関し
ては、望ましいアンテナ・アセンブリは、ハウジングに
釣り合った物理的寸法を有し、ハウジングに対して格納
位置と延長位置との間で移動可能であるのが普通であ
る。装置をシャツのポケットや、財布またはブリーフ・
ケースなどにしまう場合には、アンテナを引き込んで装
置全体の寸法を小さくするのが普通である。ワイヤレス
通信装置が消費者の要求に答えてますます小型で軽量に
なっているので、これらのより小型の装置のためのアン
テナ・アセンブリもそれに対応してより小さい寸法のハ
ウジングに合うようにしなければならない。
【0003】手持ち式ワイヤレス通信装置のための従来
のアンテナ・アセンブリの例として、モトローラ社から
販売されているMicro TAC Elite ブランドのセルラ無線
電話がある。無線電話100は、ハウジング101,ア
ンテナ装置102および回路構成108を備える。アン
テナ装置102は、ハウジング101に装着され、回路
構成108電気的に結合される。
【0004】アンテナ装置102は、ヘリコイル(らせ
ん型コイル)104と放射素子106とを備える。放射
素子106は、延長位置と格納位置との間でハウジング
101およびヘリコイル104に関して移動可能であ
る。
【0005】ヘリコイル104は、放射素子106から
物理的に隔てられているので、放射素子106と直接に
は物理的接触がない。しかし、これらは延長位置にあっ
ても格納位置にあっても、容量性および誘導性結合の組
み合わせにより電気的に結合されている。この結合を通
じて、アンテナ装置が延長位置にあっても格納位置にあ
っても、アンテナ装置の同様のインピーダンスが回路構
成108に結合される。この特徴により、アンテナ装置
のインピーダンスが延長位置と格納位置との間でかなり
異なる場合には必要になる2つ以上のインピーダンス整
合回路の必要がなくなるために、回路構成108が簡単
になる。
【0006】このような従来のアンテナ装置は、ある種
のワイヤレス通信装置については適しているが、すべて
のワイヤレス通信装置に適しているわけではない。ワイ
ヤレス通信装置が小型になるにつれて、ワイヤレス通信
装置を持つ人間の手は、アンテナ装置がハウジングから
はみ出しているハウジング部分を含めて、より多くの装
置を包み込む。そのために、人間の手が前述のアンテナ
装置の無接触の電気結合に干渉して、アンテナの性能が
低下することがある。
【0007】無線電話のための別の従来のアンテナ装置
は、1993年1月5日にトムラマサシ他により出願さ
れ富士通に譲渡された米国特許第5,177,492号
に説明されている。この特許は、無線電話内の回路構成
と結合された単独のフィーダ板がロッド・アンテナ・ア
センブリと直接に物理的接触をしているロッド・アンテ
ナ装着機構を開示する。しかし、この特許は、格納位置
と延長位置とのアンテナ・アセンブリのインピーダンス
の不一致にも、インピーダンスの不一致を調整するため
に必要な整合回路構成にも言及していない。
【0008】無線機のための別の従来のアンテナ装置
は、1989年6月23日にJ.タカダにより出願され
松下電器産業に譲渡された日本公開特許(A)平1−6
0101号に説明される。1つのアンテナ装置は、第1
接続端子を介して無線機内の回路基板に電気的に結合さ
れたロッド型アンテナであり、このアンテナ素子は延長
位置または格納位置にある。延長位置では、第1接続端
子は、ロッド型アンテナの下部と直接接触し、格納位置
では第1接続端子はロッド型アンテナの上部と直接接触
する。直接接触のために、このアンテナ装置は、アンテ
ナ素子に対する無接触結合により起こりうる干渉の問題
を起こすことはない。
【0009】しかし、最初に説明されたアンテナ装置
は、アンテナ素子が格納位置にあるとき、すなわちアン
テナ素子が無線機のケースおよび回路基板に影響される
ときに問題があり、そのためにアンテナ利得の損失を起
こす。
【0010】この問題を克服するために、アンテナ装置
が格納位置にあるときにロッド型アンテナの下部と電気
的に接触する整合回路を追加する第2アンテナ装置が説
明される。申し立てによれば、この整合回路は、ケース
および回路基板のアンテナに対する効果により生まれる
不一致を削減する。
【0011】この第2のアンテナ装置は、ある種のワイ
ヤレス通信装置には適しているが、すべてのワイヤレス
通信装置に適するわけではない。たとえば、追加された
整合回路は回路基板のスペースも消費する。ますます小
型になって、それに対応して回路基板も小型になり、そ
の上に追加の部品を配置するためのスペースが限られて
いるワイヤレス通信装置にとっては、この点が問題にな
りうる。また、追加された整合回路は、回路基板上で処
理および設置をしなければならない部品により構成さ
れ、このために製造コストが高くなる。さらに、回路基
板そのものも、整合回路の上に搭載すると整合回路に影
響を与えることがある。これは、漂遊容量のためで、こ
れによりアンテナの性能が低下する。
【0012】従って、人間の手および回路基板により起
こる干渉を削減し、格納位置でのアンテナ性能を改善す
るために回路基板上に追加の整合回路を必要としないワ
イヤレス通信装置のための格納式アンテナ・アセンブリ
が必要である。
【0013】
【実施例】本明細書で説明されるワイヤレス通信装置の
ための格納式アンテナ・アセンブリは、アンテナ・アセ
ンブリに近接する回路基板および人間の手によって発生
する干渉を削減するという点で、既知のアンテナ装置に
比べて利点を持ち、アンテナ・アセンブリが延長位置に
あっても格納位置にあっても実質的に整合されたアンテ
ナ・インピーダンスを提供し、そのため回路基板上に追
加の整合回路を必要としない。従来のアンテナ装置に対
するこのような利点は、主に、アンテナ・アセンブリ上
に一体的に形成されたキャパシタまたはキャパシタ部品
により提供される。このキャパシタは、アンテナ・アセ
ンブリが格納位置にあるときに、アンテナ・アセンブリ
のインピーダンスに対して実質的に追加リアクタンスを
供給する。この追加リアクタンスの値は、格納位置にあ
るアンテナ・アセンブリのインピーダンスが、延長位置
にあるアンテナ・アセンブリのインピーダンスに実質的
に整合されるようにあらかじめ選択された値である。
【0014】本発明により構成されるこのような1つの
実施例においては、キャパシタは、線形の放射素子,線
形放射素子を覆う誘電性材料のコーティングおよび線形
放射素子の上部でコーティングと直接に物理的に接触す
るフィードポイント接触の組み合わせにより形成され
る。本発明により構成される第2実施例においては、キ
ャパシタは線形放射素子,線形放射素子を覆う誘電性コ
ーティングおよび線形放射素子の下部で誘電性コーティ
ングを少なくとも部分的に囲む導電性フェルールにより
一体的に形成される。
【0015】ここで、本発明により構成される第1実施
例を詳細に参照する。延長位置にあるアンテナ・アセン
ブリの第1実施例を採用する無線電話を図2に示す。無
線電話200は、ハウジング202,格納式アンテナ・
アセンブリ206および部分図に示されるように回路板
204を備える。
【0016】本明細書に具現され、図3に示されるよう
に、第1アンテナ・アセンブリ206は、らせん型放射
素子302,線形放射素子304,コーティング30
6,フェルール308およびブッシング310を備え
る。
【0017】部分図に示されるらせん型放射素子302
は、たとえば小型のらせんに巻いた長さの金属ワイヤ
で、たとえば銅メッキした鋼などで構成することができ
る。
【0018】部分図に示される線形放射素子304は、
たとえば長い、直線のあるいは密に巻いた長さの金属ワ
イヤで、たとえばニッケル・チタンなどで構成すること
ができる。線形放射素子304には、下部と上部とがあ
り、上部はらせん型放射素子302の端部と直接に物理
的および電気的接触をする。
【0019】コーティング306は、たとえばポリウレ
タンなどの誘電性材料で構成され、線形放射素子304
の少なくとも上部と下部とを覆う。コーティング306
は、線形放射素子304の上部に構築され、線形放射素
子304の残りの部分の薄いコーティングの厚みより大
きな厚みを持つコーティング部分312を形成する。コ
ーティング306は、らせん型放射素子302も覆い、
誘電性材料の実質的に円筒形のかたまりでらせん型放射
素子302を囲む。
【0020】フェルール308は、たとえばニッケル合
金,金合金または銅合金などの導電性材料の薄いシート
で構成することができ、このシートは線形放射素子30
4のコーティングまたは覆われた下部を少なくとも部分
的に囲む。フェルール308は、線形放射素子304と
下部で直接に電気的接触をする。フェルール308内
に、たとえばフェルール308の中央あたりに、フェル
ール308の底部と頂部との直径の差によってリップ3
14が形成される。
【0021】ブッシング310は、たとえば金属または
好ましくはプラスチックなどの実質的に円筒形の形の任
意の適切な材料とすることができ、その外表面にネジ部
316を持つ。ネジ部316は、ブッシング310をハ
ウジング202に装着するために用いることができる。
さらに、ブッシング310は、線形放射素子304をコ
ーティング306と共にブッシング310の円筒形の内
表面に摺動可能に接触することができる充分な大きさの
内径を有する。従って、これにより、ブッシング310
をハウジング202に装着する際には、線形放射素子3
04をハウジング202に対して延長位置にも格納位置
にも移動可能とすることができる。
【0022】図4は、第1アンテナ・アセンブリ206
が格納位置にある場合の、第1アンテナ・アセンブリ2
06と回路基板204とを示す。この図は、第1アンテ
ナ・アセンブリ206がインターフェースする回路基板
部品を明確に図示する。回路基板204は、フィードポ
イント接触402,終端接触404およびストロー40
6を備える。
【0023】回路基板204は、ワイヤレス通信装置の
回路基板とすることができ、たとえば、さらに接地また
は接地面と、アンテナのインピーダンスを回路基板のイ
ンピーダンスに整合させる整合回路などワイヤレス通信
で用いられる無線周波数回路とをさらに備える回路基板
である。
【0024】フィードポイント接触402は、第1アン
テナ・アセンブリ206および回路基板204との間で
電気信号を伝える。これは、任意の適切な形状の可撓性
電気接触とすることができ、たとえばニッケル合金,金
合金または銅合金などの導電性材料で作られる。この実
施例においては、フィードポイント接触402は、U字
型のカラー408とそれから延在する1対のショルダー
410とを有し、ショルダーの長さの中間付近に折り目
を有する。フィードポイント接触402は、回路基板2
04上に搭載することができ、ショルダー410は第1
アンテナ・アセンブリ206が延長位置または格納位置
にあるときに、第1アンテナ・アセンブリ206上のあ
らかじめ選択された位置で、第1アンテナ・アセンブリ
206と摺動可能に接触することができる。
【0025】終端接触404は、接地または接地面と直
接に電気的接触を行うことができ、第1アンテナ・アセ
ンブリ206から回路基板204への接地経路となる。
これは、任意の適切な形状の可撓性電気接触とすること
ができ、たとえばニッケル合金,金合金または銅合金な
どの導電性材料で作られる。終端接触404は、回路基
板204上に搭載することができ、第1アンテナ・アセ
ンブリ206が格納位置にあるときに、第1アンテナ・
アセンブリ206上のあらかじめ選択された位置で、第
1アンテナ・アセンブリ206と直接に電気的接触を行
う。
【0026】ストロー406は、たとえばプラスチッ
ク,導電性コーティングを施したプラスチックまたは金
属など適切な任意の材料を少なくとも半剛性の実質的に
円筒形の形にした長いチューブである。これは任意の適
切な手段により、回路基板と直接に物理的に接触し、回
路基板上に固定的に保持される。ストロー406は、第
1アンテナ・アセンブリ206が延長位置から格納位置
に置かれると、線形放射素子304をハウジング202
内に案内し、それにより第1アンテナ・アセンブリ20
6が格納位置にあるときに、フェルール308が終端接
触404と直接に物理的接触をするようにする。
【0027】図5は、第1アンテナ・アセンブリが格納
位置にあるときの第1アンテナ・アセンブリ206と回
路基板204との側面図である。この位置では、らせん
型放射素子302はハウジング202から突出し、線形
放射素子304はハウジング202内に内蔵される。こ
の図は、接触と格納位置にあるアンテナ・アセンブリと
の物理的配置を明確に示す。すなわち、らせん型放射素
子302がブッシング310と隣接し、第1アンテナ・
アセンブリ206の格納位置を制限する。この位置で
は、コーティング部312が部分的にブッシング310
内に挿入され、コーティングの一部がブッシング310
下方にある程度延在する。さらに、ショルダー410は
線形放射素子304の上部付近で、コーティング306
と摺動可能に直接に物理的接触を行う。この実施例にお
いては、ショルダー410は、ブッシング310下方に
延在するコーティング部312と直接に物理的および電
気的に接触するが、ショルダー410はコーティング3
06の薄い部分とも接触することがある。さらに、線形
放射素子304のかなりの部分がストロー406内にあ
り、フェルール308は一部または全部がストロー40
6下方に延びている。このように完全に格納された位置
では、フェルール308は終端接触404と摺動可能に
接触する。
【0028】図6は、第1アンテナ・アセンブリ206
が延長位置にあるときの、第1アンテナ・アセンブリ2
06と回路基板204との側面図である。らせん型放射
素子302も線形放射素子304もハウジング202か
ら突出している。この図は、接触部と延長位置にあるア
ンテナ・アセンブリとの物理的な配置を示す。すなわ
ち、リップ314ブッシング310と隣接し、第1アン
テナ・アセンブリ206の延長位置を制限している。こ
の位置では、線形放射素子304の実質的にすべての部
分がブッシング310上方に延びている。しかし、線形
放射素子304の上部の小さい部分と、フェルール30
8の上部とはブッシング310によって囲まれる。フェ
ルール308の上部は、ブッシング310と摺動可能に
接触する。最後に、ショルダー410はブッシング31
0下方に延在するフェルール308の下部と摺動可能に
接触する。
【0029】図7および図8は、アンテナ・アセンブリ
の第1実施例が延長位置にあるときと格納位置にあると
きの、アンテナ・アセンブリの第1実施例と図2に示さ
れる無線電話に内蔵される回路基板との間の結合をそれ
ぞれ示す部分的電気回路図である。
【0030】延長位置においては、図7に示されるよう
に、フィードポイント接触402がフェルール308と
直接に電気的接触をするので、線形放射素子304の下
部はフィードポイント接触402と電気的に結合され
る。フィードポイント接触402から見ると、アンテナ
・アセンブリは、たとえば約1/4波長の電気長を有する
ことができる線形放射素子304と、たとえば約1/4波
長の電気長を有することができる線形放射素子302と
によって構成される。この延長位置においては、第1ア
ンテナ・アセンブリ206は、約半波長のアンテナとし
て機能するが、このアンテナは、フィードポイント接触
402から見て通常約300ないし500オームの範囲
のインピーダンス(Ze )を有することができる。Ze
は、通常は、通常は、約300ないし100オームの範
囲のインピーダンスを有することがある回路基板204
のインピーダンス(ZO )と整合しない。その結果、フ
ィードポイント接触402と回路基板204の回路構成
の残りの部分との間で、ZeをZO に実質的に整合させ
るために整合回路712が必要になる。
【0031】ここで図8に示される格納位置に関する部
分的電気回路図を参照すると、フェルール308は、終
端接触404と直接に電気的接触しており、接触404
は回路基板上204に位置する接地または基準電圧と結
合することができる。これで、線形放射素子304の下
部が接地に結合する。その結果、そしてさらに線形放射
素子304が回路基板204の接地面と近接しているた
めもあって、この格納位置においては、接地結合された
線形放射素子304は無線周波数伝送線の特性を利用す
る。線形放射素子304が約1/4波長の電気長を有す
る場合、点716においては接地結合された線形放射素
子304のインピーダンス(Zt )は、非常に大きなイ
ンピーダンス値を有する開回路に近いものとして現れる
ことが当業者には認識頂けよう。
【0032】線形放射素子304の上部では、線形放射
素子304の物理的構成とコーティング部分312と
は、線形放射素子304上に一体的に形成されたキャパ
シタの部分である。キャパシタのこれらの部分と、格納
式アンテナ・アセンブリ206が格納位置にあるときに
コーティング部312と直接に電気的接触を行うフィー
ドポイント接触402とがキャパシタを形成し、線形放
射素子304の上部とフィードポイント接触402との
間に容量性結合を生成する。この容量性結合を、インピ
ーダンスZc を有するキャパシタ714により表す。こ
れは、本発明の重要な特徴である。なぜなら、このキャ
パシタ714が、整合回路712から見ると格納位置に
あるアンテナ・アセンブリに対して追加の直列インピー
ダンスを与えるためで、これはアンテナ・アセンブリが
延長位置にあるときには存在しない。
【0033】格納位置にあるキャパシタ714の重要性
を示すために、線形放射素子302のインピーダンス
(Zh )と並列の回路Zt は、基本的にはZh である。
そのため、格納位置にあるアンテナ・アセンブリのイン
ピーダンス(Zr )は、基本的には直列に接続されたZ
h とZc のインピーダンスである。従って、Zh とZc
の和が実質的にZe に整合するように、キャパシタ71
4があらかじめ選択された値に選定されると、単独の整
合回路を用いて、点718においてZr とZe をZO
実質的に整合させることができる。
【0034】この用途におけるキャパシタ714に必要
な容量を得る方法は、当技術では周知であり、たとえば
信号の周波数範囲,放射素子の構造,コーティングの厚
みと誘電率およびフィードポイント接触とアンテナ・ア
センブリ上のその点の構造など、多くの相互的要因に依
存する。
【0035】このように構成されると、第1実施例は従
来のアンテナ装置に比べて多くの利点を持つ。たとえ
ば、アンテナ・アセンブリに対するフィードポイント接
触402の直接の物理的接触が、回路基板204または
ワイヤレス通信装置を持っている人間の手により起こる
干渉を削減する。また、アンテナ・アセンブリのインピ
ーダンスを、延長位置にあろうと格納位置にあろうと、
単独の整合回路712により回路基板204のインピー
ダンスに実質的に整合させることができる。
【0036】当業者は、本発明の範囲および精神から逸
脱せずに、上記の実施例に種々の改良および変形を加え
ることが可能であることが認識頂けよう。たとえば、線
形放射素子304の伝送線特性を設ける助けとなる回路
基板204の接地面に依存せずに、ストロー406を、
少なくとも部分的に導電性材料で構成し、接地と直接に
電気的接触をして、その中に線形放射素子304を挿入
した同軸線を形成することもできる。また、格納位置に
あるときに線形放射素子304の上部を覆うコーティン
グと直接に物理的接触を行うフィードポイント接触40
2の代わりに、上部を覆うコーティングを少なくとも部
分的に囲む導電性材料の薄いシートで構成される別のフ
ェルールを追加して、それにより上部にキャパシタを生
成することもできる。フィードポイント接触402は、
格納位置において別のフェルールと直接に電気的接触を
行い、上部とフィードポイント接触との間に容量性結合
を生成する。
【0037】本発明の別の実施例も可能である。たとえ
ば、本発明により構成される第2実施例を図9に示す。
無用の重複とすでに参照され上記に説明される同様の要
素の説明を避けるために、適切な場合には同じ参照番号
が用いられる。第1実施例と比較して第2実施例の重要
な差異のみを以下に説明する。
【0038】格納式アンテナ・アセンブリ900は、下
フェルール904,上フェルール902およびブッシン
グ906を備える。
【0039】線形放射素子304の上部にあるコーティ
ング部312は存在せず、コーティング306が線形放
射素子304全体で実質的に均一になる。上フェルール
902は、たとえばニッケル合金,金合金または銅合金
などの導電性材料の薄いシートとすることができ、コー
ティングまたは線形放射素子304の覆われた上部を少
なくとも部分的に囲み、線形放射素子304と直接に電
気的接触を行う。
【0040】また、下部で線形放射素子304と直接に
電気的接触を行うフェルール308の代わりに、たとえ
ばニッケル合金,金合金または銅合金などの導電性材料
の薄いシートとすることができる下フェルール904
が、コーティングまたは線形放射素子304の覆われた
下部を少なくとも部分的に囲むが、線形放射素子304
とは直接に電気的接触を行わない。その結果、線形放射
素子304の下部と下部を覆うコーティング306と
が、線形放射素子304上に一体的に形成されたキャパ
シタの部分となり、下フェルール904と共にキャパシ
タを形成する。
【0041】さらに、ブッシング906は、ネジ部90
8だけでなく円筒形で導電性材料で構成される延長部9
10をも備える。
【0042】図10は、第2アンテナ・アセンブリ90
0が格納位置にあるときの第2アンテナ・アセンブリ9
00および回路基板204の側面図である。この位置
で、終端接触404下フェルール904と摺動可能に接
触し、上フェルール902は延長部910内に少なくと
も部分的に配置され、それと摺動可能に接触する。また
フィードポイント接触402が延長部910と接触す
る。フィードポイント接触402と延長部910とは、
第2アンテナ・アセンブリ900が延長位置にあろうと
格納位置にあろうと定常的な接触状態にある。
【0043】図11は、第2アンテナ・アセンブリ90
0が延長位置にあるときの第2アンテナ・アセンブリ9
00および回路基板204の側面図である。下フェルー
ル904は、延長部910内に少なくとも部分的に位置
し、それと摺動可能に接触する。
【0044】図12および図13は、アンテナ・アセン
ブリの第2実施例が延長位置にあるときと格納位置にあ
るときの、アンテナ・アセンブリの第2実施例と図2に
示される無線電話内に含まれる回路基板との間の結合を
それぞれ示す部分的な電気回路図である。
【0045】図12に示されるように、延長位置におい
て、下フェルール904(およびある程度の延長部91
0),コーティング306および線形放射素子304に
よって形成される容量素子がキャパシタ1302により
表される。これにより、フィードポイント接触402
は、延長位置にある延長部910を介して下フェルール
904と直接に電気的接触をするとき、線形放射素子3
04の下部と容量結合される。
【0046】図13に示される格納位置の部分的電気回
路図を参照して、フィードポイント接触402は、延長
部910および上フェルール902を介して線形放射素
子304の上部と、電気的に結合している、すなわち直
接に電気的接触をしている。さらに、終端接触404
が、下フェルール904と直接に電気的接触をして、終
端接触404と線形放射素子304の下部との間に容量
結合を生成する。
【0047】この用途においてキャパシタ1302に必
要な容量を得る方法は、当技術では周知である。線形放
射素子304が約1/4波長の電気長を有し、格納位置
において伝送線または同軸線の特性を利用する場合のキ
ャパシタ1302の重要性を示すために、接地終端キャ
パシタ1302のインピーダンスを点716においてイ
ンダクタンス(Zt )に変換する。一方、らせん型放射
素子302が約1/4波長のヘリコイルより短い場合、RF
信号周波数におけるそのインピーダンス(Zh)は容量
性となりうる。誘導性Zt と並列の容量性Zh は、Zh
またはZt 単独のものよりも大きいインピーダンス(Z
r )をフィードポイント接触402に生成することがで
きる。従って、キャパシタ1302は、Zr およびZe
が実質的に整合されたインピーダンス値を有するようあ
らかじめ選択された値になるよう選定されるので、単独
の整合回路を用いて点718においてZr とZe ZをO
に実質的に整合させることができる。
【0048】本発明の範囲および精神から逸脱せずに、
上記の第2実施例に対して種々の改良および変形を加え
ることができることを、当業者には認識頂けよう。たと
えば、延長部910を短くして、代わりにフィードポイ
ント接触402をそれぞれ延長位置および格納位置にお
いて上フェルール902および下フェルール904と直
接物理的接触させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】延長位置にある従来のアンテナ装置を採用する
無線電話の一般的な前面図である。
【図2】本発明により構成された、延長位置にあるアン
テナ・アセンブリの第1実施例を採用する無線電話の一
般的な右側面図を示し、一部に無線電話に対するアンテ
ナ・アセンブリの配置を示す。
【図3】図2のアンテナ・アセンブリの正面図であっ
て、一部に線形放射素子とらせん型放射素子とを示す。
【図4】図2に示される無線電話に内蔵される回路基板
に相対して配置される、格納位置にあるアンテナ・アセ
ンブリの第1実施例の等角図である。
【図5】図2に示される無線電話に内蔵される回路基板
に相対して配置される、格納位置にあるアンテナ・アセ
ンブリの第1実施例の右側面図である。
【図6】図2に示される無線電話に内蔵される回路基板
に相対して配置される、延長位置にあるアンテナ・アセ
ンブリの第1実施例の右側面図である。
【図7】アンテナ・アセンブリの第1実施例が延長位置
にあるときに、アンテナ・アセンブリの第1実施例と、
図2に図示される無線電話に内蔵される回路基板との間
の結合を示す一般的な電気回路図である。
【図8】アンテナ・アセンブリの第1実施例が格納位置
にあるときに、アンテナ・アセンブリの第1実施例と、
図2に図示される無線電話に内蔵される回路基板との間
の結合を示す一般的な電気回路図である。
【図9】本発明により構成されたアンテナ・アセンブリ
の第2実施例の正面図であって、一部に線形放射素子と
らせん型放射素子とを示す。
【図10】図2に示される無線電話に内蔵される回路基
板に相対して配置される、格納位置にあるアンテナ・ア
センブリの第2実施例の右側面図である。
【図11】図2に示される無線電話に内蔵される回路基
板に相対して配置される、延長位置にあるアンテナ・ア
センブリの第2実施例の右側面図である。
【図12】アンテナ・アセンブリの第1実施例が延長位
置にあるときに、アンテナ・アセンブリの第2実施例
と、図2に図示される無線電話に内蔵される回路基板と
の間の結合を示す一般的な電気回路図である。
【図13】アンテナ・アセンブリの第1実施例が格納位
置にあるときに、アンテナ・アセンブリの第2実施例
と、図2に図示される無線電話に内蔵される回路基板と
の間の結合を示す一般的な電気回路図である。
【符号の説明】
無線電話 202 ハウジング 204 回路基板 206 アンテナ・アセンブリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・ジェイ・パウレス アメリカ合衆国イリノイ州マンデレイ ン、ト−マス・コ−ト710 (56)参考文献 特開 平6−310924(JP,A) 特開 平8−237013(JP,A) 特開 平7−94924(JP,A) 特開 平7−273523(JP,A) 特開 平7−235820(JP,A) 特開 平3−245603(JP,A) 特開 平4−331501(JP,A) 特開 平4−314201(JP,A) 特開 平6−252620(JP,A) 特開 平1−160101(JP,A) 米国特許5204687(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 1/24 H01Q 9/32 H01Q 11/08 H04B 1/38

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤレス通信装置に対して延長位置お
    よび格納位置を有し、各位置に関するアンテナ・インピ
    ーダンスを有するワイヤレス通信装置(200)のため
    の格納式アンテナ・アセンブリ(206;900)であ
    って、前記ワイヤレス通信装置がフィードポイント接触
    (402)を有して、前記格納式アンテナ・アセンブリ
    が:らせん型放射素子(320);前記らせん型放射素
    子に電気的に結合された上部を有する線形放射素子(3
    04);および前記線形放射素子上に一体的に形成され
    たキャパシタ(714,1302)の少なくとも一部分
    は、格納位置にあるときに前記キャパシタがアンテナ・
    インピーダンスに貢献して、前記格納式アンテナ・アセ
    ンブリが延長位置にあっても格納位置にあっても前記フ
    ィードポイント接触に提供されるアンテナ・インピーダ
    ンスが実質的に整合されるようになっているキャパシ
    タ;によって構成されることを特徴とする格納式アンテ
    ナ・アセンブリ(206;900)。
  2. 【請求項2】 前記上部を覆うコーティング(312)
    によってさらに構成され、格納位置にあるときに前記フ
    ィードポイント接触が前記コーティングと直接に電気的
    接触を行い、それにより前記キャパシタが前記上部,前
    記コーティングおよび前記フィードポイント接触によっ
    て形成されて、前記上部と前記フィードポイント接触と
    の間に容量性結合を生成する請求項1記載の格納式アン
    テナ・アセンブリ(206)。
  3. 【請求項3】 前記上部を覆うコーティング(312)
    と前記コーティングを少なくとも部分的に囲むフェルー
    ルによってさらに構成され、それにより前記キャパシタ
    (714)が前記上部,前記コーティングおよび前記フ
    ェルールによって形成される請求項1記載の格納式アン
    テナ・アセンブリ(206)。
  4. 【請求項4】 格納位置にあるときに前記フェルールが
    前記フィードポイント接触と直接に電気的接触を行い、
    前記上部と前記フィードポイント接触との間に容量性結
    合を生成する請求項3記載の格納式アンテナ・アセンブ
    リ。
  5. 【請求項5】 前記線形放射素子がさらに下部を有し、
    前記格納式アンテナ・アセンブリが前記下部を覆うコー
    ティング(306)と前記下部を覆う前記コーティング
    を少なくとも部分的に囲む下フェルール(904)とに
    よってさらに構成され、それにより前記キャパシタ(1
    302)が前記下部,前記コーティングおよび前記下フ
    ェルールによって形成される請求項1記載の格納式アン
    テナ・アセンブリ(900)。
  6. 【請求項6】 前記ワイヤレス通信装置がさらに終端接
    触(404)を有して、格納位置にあるときに前記下フ
    ェルールが前記終端接触と直接に電気的接触を行い、前
    記下部と前記終端接触との間に容量性結合を生成する請
    求項5記載の格納式アンテナ・アセンブリ。
  7. 【請求項7】 延長位置にあるときに前記下フェルール
    が前記フィードポイント接触と直接に電気的接触を行
    い、それにより前記下部を前記フィードポイント接触に
    容量結合させる請求項5記載の格納式アンテナ・アセン
    ブリ。
  8. 【請求項8】 前記ワイヤレス通信装置が接地と前記接
    地に電気的に結合された終端接触(404)とをさらに
    有し、前記線形放射素子が約1/4波長の電気長と、格
    納位置において前記終端接触と電気的に結合された下部
    とをさらに有して、格納位置において前記下部と前記接
    地との間に電気的結合を生成する請求項1載の格納式ア
    ンテナ・アセンブリ。
  9. 【請求項9】 前記ワイヤレス通信装置が接地面をさら
    に有し、格納位置において前記線形放射素子が前記接地
    面に近接して、それにより前記線形放射素子が格納位置
    において伝送線特性を採用する請求項8記載の格納式ア
    ンテナ・アセンブリ。
  10. 【請求項10】 前記ワイヤレス通信装置が接地と、導
    電性材料で少なくとも部分的に構成され前記接地と電気
    的に結合されたストロー(406)とをさらに有し、格
    納位置において前記線形放射素子が前記ストロー内に挿
    入され、それにより前記線形放射素子とストローが同軸
    線特性を採用する請求項1記載の格納式アンテナ・アセ
    ンブリ。
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