JP3407980B2 - リニア電磁アクチュエータ及びこれを具備した駆動ユニット - Google Patents

リニア電磁アクチュエータ及びこれを具備した駆動ユニット

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JP3407980B2
JP3407980B2 JP16053194A JP16053194A JP3407980B2 JP 3407980 B2 JP3407980 B2 JP 3407980B2 JP 16053194 A JP16053194 A JP 16053194A JP 16053194 A JP16053194 A JP 16053194A JP 3407980 B2 JP3407980 B2 JP 3407980B2
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    • H02K41/02Linear motors; Sectional motors
    • H02K41/03Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,例えば,工作機
械,産業用ロボット等の運動機構部において,移動させ
るべき物体を高精度に移動させるために多用されるリニ
ア電磁アクチュエータ及び該リニア電磁アクチュエータ
に物体案内用の案内手段を付加してなる駆動ユニットに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来,物体案内用の案内手段を付加した
駆動ユニットとして,図9に示すものが知られている。
図9に示すように,駆動ユニットは,案内手段として,
夫々長手方向に沿って軌道が形成されてベース101上
に平行に固定された2本のトラックレール102と,ト
ラックレール102上に跨架して軌道により案内される
摺動台104とを有している。また,リニア電磁アクチ
ュエータとしては,リニアパルスモータが採用されてお
り,一次側(図示せず)については,互いに結合された
永久磁石と電磁石とにより構成されて摺動台104の下
面側に取り付けられている。二次側106については,
高透磁率を有して多数の誘導子歯が軌道方向において並
ぶように形成された矩形板状の部材からなり,誘導子歯
と電磁石とが相対するように構成されている。
【0003】一方,上記一次側及び二次側106の相対
位置を検知する検知手段が設けられており,該検知手段
は次のように構成されている。図9に示す駆動ユニット
の場合には,二次側106は固定であり,一次側が可動
側として移動する。
【0004】図9に示すように,該検知手段は,上記一
次側が取り付けられた摺動台104の移動方向において
延在すべくベース101上に設けられた被検知部として
のリニア磁気スケール108と,リニア磁気スケール1
08に対応するように摺動台104の下面側に取り付け
られた検知部としての磁電変換素子(図示せず)とを有
している。リニア磁気スケール108には,その長手方
向において異なる磁極(N及びS)が交互に且つ微細に
配設着磁されており,摺動台104と共にリニア磁気ス
ケール108に沿って移動する上記磁電変換素子から各
磁極に応じた信号が発せられ,該信号に基づいて摺動台
104即ち上記一次側の位置が検知される。
【0005】図9において,参照符号109は,上記一
次側が含む電磁石への電源の供給や上記磁電変換素子よ
り発せられる信号を外部へ伝達するための接続ケーブル
(図示せず)を収容するケーブルガイドを示すものであ
る。ケーブルガイド109は,多数の駒を互いに枢動自
在に一列に連結してなり,摺動台104の移動時であっ
ても,接続ケーブルが所定の湾曲形状を保つようになす
と共に,接続ケーブルが損傷を受けないように保護する
作用をなす。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の駆動ユ
ニットにおいては,信号の伝達等を行わせるべく設けら
れた上記接続ケーブル(図示せず)が,その自重に基づ
く比較的大きな慣性力を作動の都度負荷すること等によ
って耐久性は必ずしも良好とは言えず,長期に亘る使用
や,摺動台104の作動頻度が高い場合には断線する懸
念がある。
【0007】また,上記接続ケーブルはそれ自体がある
程度大きな重量を有し,更に上記ケーブルガイド109
を組み合わせることにより配線に関する重量は多大とな
り,これが摺動台104の作動に抵抗を及ぼし,高精度
な作動状態が得られないという欠点がある。また,上記
構成のケーブルガイド109はかなり高価で,この点が
装置の低コスト化を図る上で解決されるべき問題の1つ
となっている。更に,ケーブルガイド109はその占有
するスペースが大きく,装置の小型化を図る上で障害と
なっている。
【0008】この発明の目的は,上記従来技術の欠点に
鑑みてなされたものであって,信号伝達用等の配線に関
して高い耐久性を確保し,且つ前記配線が可動部の作動
に及ぼす抵抗を極力小さくして高精度な作動状態を得る
と共に,低コスト化及び小型化を達成し,更に配線自体
の機能を長期にわたって維持することができるリニア電
磁アクチュエータ及びこれを具備した駆動ユニットを提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は,互いに相対
運動を行う一次側及び二次側とで構成されるリニア電磁
アクチュエータにおいて,前記一次側と前記二次側とに
両端部の各端部がそれぞれ接続され且つ屈曲した状態に
て介装された信号等を伝達する可撓性のプリント配線基
板が配設され,及び前記プリント配線基板の前記両端部
間の屈曲した内側にあって前記一次側又は前記二次側に
相対運動方向に沿って延在し且つ前記プリント配線基板
を摺接可能に案内する平面を有した摩擦係数が小なる摺
接部材が設けられていることを特徴とするリニア電磁ア
クチュエータに関する。
【0010】前記プリント配線基板は,屈曲部以外の部
分の主面が鉛直方向に対して略垂直となるように配設さ
れている。
【0011】このリニア電磁アクチュエータは,前記一
次側及び前記二次側の相対位置を検知する検知手段が設
けられ,前記検知手段は,前記一次側及び前記二次側の
いずれか一方に取り付けられた被検知部と他方に取り付
けられて前記被検知部を検知して信号を発する検知部と
を有し,前記プリント配線基板は前記検知部からの信号
を伝達するものである。
【0012】また,この発明は,リニア電磁アクチュエ
ータの一次側及び二次側のいずれか一方が配設された可
動側でなるテーブル,他方が配設された固定側でなるベ
ッド,及び前記テーブルと前記ベッドとの相対運動を案
内する案内手段を備えた駆動ユニットにおいて,前記一
次側と前記二次側とに両端部の各端部がそれぞれ接続さ
れ且つ屈曲した状態にて介装された信号等を伝達する可
撓性のプリント配線基板が配設され,前記プリント配線
基板の前記両端部間の屈曲した内側にあって前記ベッド
に相対運動方向に沿って延在し且つ前記プリント配線基
板を摺接可能に案内する平面を有した摩擦係数が小なる
摺接部材が設けられていることを特徴とする駆動ユニッ
トに関する。
【0013】この発明は,上記のように構成されている
ので,摺接部材によってプリント配線基板の案内がなさ
れ,その結果,リニア電磁アクチュエータ又は該リニア
電磁アクチュエータを組み込んだ駆動ユニットの可動部
の作動に伴ってプリント配線基板が追従する際に,大き
く撓むことが防止され,また,複雑な形態に撓むことが
防止される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下,図面を参照して,この発明
の実施例としての駆動ユニットについて説明する。ま
た,この駆動ユニットは,リニア電磁アクチュエータと
してのリニア直流モータと,移動させるべき物体を担持
すると共に該リニア直流モータの一次側及び二次側の相
互の作動の案内をなす案内手段とを相互付加してなる。
この実施例の場合に,リニア電磁アクチュエータとして
可動マグネット型のリニア直流モータが採用されている
が,この他,可動コイル型のリニア直流モータ,リニア
パルスモータ,ボイスコイルモータ等の種々のものが適
用可能であることは勿論である。
【0015】まず,図1乃至図3を参照して,この駆動
ユニットに設けられている案内手段について説明する。
案内手段は,全体として平板状に形成されたべッド1
と,べッド1の長手方向に沿って移動すべきテーブル2
とを有している。図1及び図3に示すように,べッド1
の上面には,平板状に形成されてべッド1とほぼ同じ長
さを有するコイルヨーク3が配置されており,複数本の
ボルト(六角穴つき:図3参照)5によってべッド1に
対して締結されている。
【0016】コイルヨーク3の上面両側部には,2本の
トラックレール7がコイルヨーク3の長手方向に沿って
配置されており,且つ複数本の平小ねじ8(図3参照)
によってコイルヨーク3に締結されている。
【0017】図4に示すように,トラックレール7の外
側部には,軌道として,断面形状が略半円状の軌道溝7
aが1条形成されている。そして,図1及び図3から明
らかなように,トラックレール7の外側にはトラックレ
ール7に対して相対運動自在な摺動台としてのスライド
メンバー10が配置されており,且つ,例えば,2本の
ボルト(六角穴つき)12によってテーブル2の下面側
に締結されている。また,図3から明らかなように,テ
ーブル2には,ボルト12の頭部及びねじ部が夫々挿通
される座ぐり部2a及び挿通孔2bが形成されており,
ボルト12はこれらの座ぐり部2a,挿通孔2b内に埋
没され,テーブル2の上面に突出してはいない。
【0018】スライドメンバー10には,転動体循環路
(図示せず)が形成されており,転動循環路内には転
動体としての多数のボール13が配列収容されている。
これらのボール13は,トラックレール7に対するスラ
イドメンバー10の移動に伴ってトラックレール7の軌
道溝7a上を転動しつつ循環してトラックレール7及び
スライドメンバー10の間で荷重を受ける。
【0019】図4に示すように,スライドメンバー10
は,ケーシング14と,ケーシング14の両端部にさら
小ねじ15により結合された一対のエンドキャップ16
a,16bと,両エンドキャップ16a,16bの外面
に共締めされた2枚のシール17a及び17bとを有し
ている。上記転動体循環路は,ケーシング14をその長
手方向において直線的に貫くように且つ互いに平行に形
成された負荷軌道溝及びリターン路と,両エンドキャッ
プ16a,16bに形成されて負荷軌道溝及びリターン
路の両端部同士を連通させる一対の略円弧状の方向転換
路とから成る。また,負荷軌道溝がトラックレール7の
軌道溝7aと対向している。
【0020】この駆動ユニットは,例えば,工作機械
(図示ず)が装備する平坦な取付面に対して複数のボ
ルト(六角穴つき=図示せず)によって締結される。こ
のため,図3に示すように,ベッド1は,これを取付面
に固定するための平坦な取付底面1aを有している。図
1乃至図3に示すように,ベッド1の両側部には,ベッ
ドを締結するための上記ボルトの頭部及びねじ部が夫々
挿通される座ぐり部1b及び挿通孔1cが形成されてお
り,ボルトはこれらの座ぐり部1b,挿通孔1c内に埋
没し,ベッド1の上面に突出することはない。また,図
1及び図2に示すように,ベッド1に対して可動なテー
ブル2の上面側には,例え,4つのねじ孔2cが四隅
に形成されており,この駆動ユニットが装備されるべき
工作機械等の装置が具備するテーブル(図示ず)がこ
れらのねじ孔2cに螺合するボルト(図示せず)によっ
てテーブル2に対して締結される。
【0021】次に,上記した構成の案内手段と相互付加
されることによって駆動ユニットを構成するリニア直流
モータの一次側及び二次側について説明する。まず,一
次側については,図1〜図3及び図5に示すように,ベ
ッド1上に搭載された前述のコイルヨーク3と,コイル
ヨーク3の上面側にコイルヨーク3の長手方向に沿って
配置されたコイル基板20と,コイル基板20の下面
側,即ちコイルヨーク3側に,テーブル2が移動すべき
方向に沿って一列に並べて貼着されることにより担持さ
れた複数(例えば,14個)の電機子コイル22とを有
している。また,各電機子コイル22は,略矩形環状に
巻回されている。更に,図3及び図5に示すように,コ
イル基板20には,各電機子コイル22に対応してホー
ル効果素子43が設けられている。各電機子コイル22
及びコイル基板20の双方は,各電機子コイル22の個
々について例えば,2本ずつ挿通された締結部材とし
てのさら小ねじ24により,コイル基板20を外側にし
てコイルヨーク3に共締めされている。
【0022】図3及び図5に示すように,さら小ねじ2
4によって締め付けられるコイル基板20とさら小ねじ
24が螺合するコイルヨーク3との間には,間座アセン
ブリ26が介装されている。これらの間座アセンブリ2
6は,さら小ねじ24を締め付けることによりコイル基
板20が反り等の変形を生じぬように設けられたもので
あり,各電機子コイル22の内側に嵌挿している。
【0023】次に,上記した各電機子コイル22に対す
る給電等を行うための回路基板について説明する。図
1,図3及び図5に示すように,回路基板30は,上面
側にてコイルヨーク3を介してコイル基板20を搭載し
たベッド1の下面側にコイル基板20と平行に配置され
ており,且つ,複数のボルト(六角穴つき)5によりベ
ッド1に対して締結されている。また,これらのボルト
5は,コイルヨーク3のベッド1に対する締結を行うも
のである。
【0024】図5に示すように,回路基板30は,電子
部品33,34等で構成された駆動回路を夫々設けた複
数の区割部35を連ねて成る。これらの区割部35は,
14個並設された各電機子コイル22のうち,2つずつ
の電機子コイル22を単位としてこれに対応して設けら
れ,その数はこの場合7となっている。また,各区割部
35に設けられた駆動回路は,1つの電機子コイルに対
して励磁電流を供給する回路部分を1組,即ち2つの電
機子コイルに対応する回路を含んでいる。
【0025】次に,回路基板30と,その上方に配置さ
れたコイル基板20の区割りの構成について詳述する。
回路基板30について説明すると,回路基板30を製作
する場合に,基本長さを有する基本基板K54(図5に
その一部を示す)を用意する。基本基板K54は,図5
に基づいて説明した区割部35を,例えば,6つ,一体
に連ねてなる。前述したように,これらの区割部35に
は,単位化された2つずつの電機子コイル22に対して
給電等を行う駆動回路が設けられている。また,図5に
示すように,基本基板K54の表裏両面(図5には裏面
のみを示す)には,各区割部35を判別するためのマー
クとして破線55示されている。
【0026】前述した回路基板30は,区割部35を7
つ連ねなければならないから,上記の基本基板K54が
有する6つの区割部35のうち1つを破線55にて切断
して分割し,分割した区割部35を図5に示すように未
分割の基本基板K54の一端に列設し,相互の接続端子
同士を接続することにより完成する。
【0027】図5において,分割された区割部35と基
本基板K54との接続は,例えば,両者の接続端子部分
に設けられたスルーホール35bに嵌入する端子57a
を有する単一の接続部品57により行われる。また,接
続端子部分同士の接続は,銅線等を用いて行ってもよい
が,接続部品57を用いて接続を行うようにしたことに
より,一度に接続することができると共に,接続部品5
7が有する剛性によって接続部の補強になる。また,接
続部品57としては,単に導通接続作用のみをなす部品
を用いてもよい他に,IC等の電子部品を共用してもよ
い。
【0028】次に,コイル基板20について説明する。
コイル基板20は,全体としては図示していないが,コ
イル基板20を製作する場合に,図5に示すように,回
路基板30用の基本基板K54とほぼ同じ長さの基本基
板C59を用意する。基本基板C59は,回路基板30
用の基本基板K54と同様に6つの区割部60を一体に
連ねてなる。6つの区割部60には,2つずつの電機子
コイル22が単位化されて貼着されており,基本基板C
59上に並設された電機子コイル22の総数は12とな
っている。また,図5及び図2に示すように,基本基板
C59の表裏両面には,これらの区割部60を判別する
ためのマークとして破線61が印刷されている。図5に
示すように,未分割の基本基板C59の一端に対して,
他の図示しない基本基板から分割した1つの区割部60
を連ねて接続することにより回路基板30が形成され
る。また,図5において,参照符号60aは,各区割部
60に設けられた接続端子を示している。
【0029】また,これまでの記載では,コイル基板2
0及び回路基板30について,2つずつの電機子コイル
22とこれらを駆動するための駆動回路とを単位化して
区割りしているが,3つ以上の電機子コイル及びその駆
動回路について夫々単位化して区割りしてもよい。ま
た,この実施例については,総数14の電機子コイル2
2を備える駆動ユニットを製造する際,12個の電機子
コイル22を担持させた基本基板C59とこれら電機子
コイル22のうち2つずつに対応する駆動回路を複数並
設させた基本基板K54とを用意するものとしている
が,基本基板K54,基本基板C59の全長,即ちこれ
らに具備させるべき電機子コイル及び駆動回路の数につ
いては,それらの設定を適宜変え得ることは勿論であ
る。
【0030】また,この実施例については,基本基板K
54,基本基板C59に設けられた区割部35,60の
うち1以上を分割し,これらを未分割の基本基板K5
4,基本基板C59に継ぎ足すことによりコイル基板2
0及び回路基板30を構成しているが,製作すべき駆動
ユニットの作動ストロークが基本基板K54,基本基板
C59の全長よりも短い場合は,基本基板K54,基本
基板C59に設けられた各区割部35,60のうち1以
上を必要に応じて切除すればよい。このように,基本基
板から一部の区割部を切り離して他の末分割の基本基板
に継ぎ足したり,単に基本基板の一部を切除することに
よって所望の長さの基板を自在に得ることができる。ま
た,上記のように,一部を切り離された基本基板の残余
部分に関しても,どのような状態にでも転用可能であ
る。
【0031】図3及び図5に示すように,ベッド1及び
コイルヨーク3を介して互いに離間して配置されたコイ
ル基板20及び回路基板30は,該両基板の相互対向面
側に設けられた複数,この場合7つずつの接続手段とし
ての雌雄両コネクタ63及び64同士を接続させること
により接続される。これらのコネクタ63,64は,前
述のように単位化された2つずつの電機子コイル22及
びその駆動回路が夫々設けられた各区割部35及び60
の各々に対して1つずつ配置されており,図3に示すよ
うに,ベッド1及びコイルヨーク3に形成された開口部
1e及び3eを通じて相互接続される。このように,コ
イル基板20及び回路基板30の各区割部35,60に
ついて1つずつのコネクタ63,64を設けたので,両
区割部35,60同士を互いに組み付ける際に両者の方
向性を迅速かつ容易に認識することができ,作業が容易
となる。また,両区割部35,60同士の接続について
は,上記のようにコネクタによらず,導電線によっても
よい。また,コネクタの数は,上記のように,各区割部
35,60について1つのみ設ける他,2つずつ以上設
けるように構成してもよい。
【0032】一方,リニア直流モータの二次側に関して
は,下記のように構成されている。図1及び図3に示す
ように,リニア直流モータの二次側は,テーブル2の下
面側に固着されたマグネットヨーク68と,上記一次側
の電機子コイル22の各々と対向するようにマグネット
ヨーク68の下面に固設された界磁マグネット69とを
有している。図6に示すように,界磁マグネット69
は,全体として矩形板状に形成され,一次側及び二次側
の相対移動がなされる方向A,即ち,ベッド1の長手方
向に沿って,N及びSの磁極が複数,例えば,5極が交
互に並ぶように配設着磁されている。
【0033】この駆動ユニットは,一次側及び二次側の
相対位置,即ち,ベッド1及びテーブル2の相対位置を
検知するための検知手段として,下記の構成のものが設
けられている。該検知手段は,図1乃至図3に示す被検
知部としてのリニア磁気スケール71と,図3に示す検
知部72とからなる。リニア磁気スケール71は,テー
ブル2の移動方向において延在し,その長手方向に沿っ
てN,Sの磁極が交互に微細ピッチで多極着磁されると
共に,一端に原点信号着磁部が形成されている。検知部
72には,原点検出用の磁気抵抗素子(MR素子:図示
せず)を設けると共に,A相及びB相のホール効果素子
等からなる2つの磁電変換素子(図示せず)を互いに上
記ピッチの2分の1だけずらせて配置している。上記の
構成により,A相,B相の信号が得られ,相対位置の検
知と共に移動方向の判別ができる。図1乃至図3に示す
ように,検知部72から発せられる信号の伝達をなすた
めの可撓性プリント配線基板74と,プリント配線基板
74を覆うカバー75とが設けられている。
【0034】上記した構成の駆動ユニットについては,
電機子コイル22に所定の電流を供給することにより,
一次側及び二次側の両者間にフレミングの左手の法則に
基づく推力が生じ,例えば,一次側が結合したベッド1
を固定側とすれば,二次側と一体のテーブル2がこの推
力によって移動する。そして,前述した検知手段によ
り,ベッド1に対するテーブル2の位置が検知される。
【0035】次に,上述したプリント配線基板74とそ
の周辺の構成に関して詳述する。まず,上述したよう
に,信号伝達用等の配線として可撓性プリント配線基板
74を採用したので,下記の効果が奏される。即ち,プ
リント配線基板74は極めて軽量である故に,リニア電
磁アクチュエータ(本実施例の場合には,リニア直流モ
ータ)若しくは駆動ユニットの可動部の作動に基づき,
プリント配線基板74に生ずる慣性力が小さく,また,
プリント配線基板74自体も強靱であるから耐久性が良
好である。駆動ユニットの上記可動部とは,リニア直流
モータに関しては二次側を示し,駆動ユニットに関して
は二次側とスライドメンバー10及びテーブル2との結
合体を示す。従って,プリント配線基板74は,作動頻
度が高く,しかも長期にわたって使用しようとも断線す
る恐れがない。
【0036】また,プリント配線基板74は,上記のよ
うに極く軽量であるから,リニア電磁アクチュエータ若
しくは駆動ユニットの作動に及ぼす抵抗は小さく,高精
度な作動状態が得られる。更に,プリント配線基板74
は,比較的安価であり,装置の低コスト化が達成され
る。また,プリント配線基板74は,薄く,その占有ス
ペースが小さく,装置の小型が図り易い。
【0037】次に,プリント配線基板74の保護等をな
すため設けられた構成について説明する。前述したよう
に,プリント配線基板74は,リニア直流モータの一次
側と二次側の間に屈曲した状態にて介装されて信号の伝
達をなすものである。詳しくは,図1,図3,図7及び
図8に示すように,プリント配線基板74の一端部は,
二次側と結合されたテーブル2に側方に張出するように
固設された基板81の先端部に対してソケット82を介
して接続させており,また,他端部は,上記一次側と結
合された固定側としてのベッド1に側方に張出するよう
に設けられた基板83の先端部に対してソケット84を
介して接続されている。そして,プリント配線基板74
は,屈曲部74a以外の部分の主面,即ち,屈曲部74
aを挟んで位置する上辺部74b及び下辺部74cの主
面が,鉛直方向即ち重力方向に対して略垂直となるよう
に配設されている。かかる構成においては,上記一次側
に対する二次側の移動に伴ない,プリント配線基板74
は二次側に追従する。また,当然ではあるが,二次側の
移動に伴い,プリント配線基板74の屈曲部74aの位
置は変化し,上辺部74b及び下辺部74cの長さも変
わる。
【0038】図1,図3,図7及び図8に示すように,
上記プリント配線基板74の上下両端部間に位置するよ
うにフイルム状の摺接部材87が設けられており,且
つ,ベッド1の側部に取り付けられた断面L字状のブラ
ケット88の上辺部に貼着されている。詳しくは,摺接
部材87は図示のように矩形状に形成され,プリント配
線基板74に対して摺接可能に,且つ上記二次側の移動
方向に沿って延在すべく配置されている。摺接部材87
は,例えば,ポリテトラフルオロエチレン等の摩擦係数
が小さな素材をフルム状に形成してなるものであり,
その厚さは,例えば,0.05mm乃至0.13mmに
設定されている。そして,ブラケット88に対し,シリ
コーン系等の接着剤(図示せず)を用いて接着されてい
接着剤の層の厚さは,例えば,0.03mm乃至
0.05mmに設定される。
【0039】また,摺接部材87としては,ポリテトラ
フルオロエチレンのみを素材とする他,所定の材質の繊
維からなる織布を芯材とし,該芯材にポリテトラフルオ
ロエチレンをコーティングしたものとしても良い。ま
た,該繊維自体に関しても,その素材としてポリテトラ
フルオロエチレンが用いられることが好ましい。
【0040】上述したように,信号伝達用の配線とし
て,プリント配線基板74を採用したことによって,下
記の効果が得られる。即ち,プリント配線基板74は極
めて軽量である故に,リニア電磁アクチュエータ又は駆
動ユニットの可動部の作動に基づき,プリント配線基板
74に生ずる慣性力が小さく,また,プリント配線基板
74自体も強靱であるから耐久性が良好である。従っ
て,プリント配線基板74は,作動頻度が高く,しかも
長期にわたって使用しても断線する恐れがない。また,
プリント配線基板74は,上記のように極く軽量である
から,リニア電磁アクチュエータ又は駆動ユニットの作
動に及ぼす抵抗は小さく,高精度な作動状態が得られ
る。更に,プリント配線基板74は,比較的安価であ
り,装置の低コスト化が達成される。また,プリント配
線基板74は,薄く,その占領スペースが小さく,装置
の小型化が図り易い。
【0041】前述のように,この駆動ユニットについて
は,屈曲した状態にて設けられたプリント配線基板74
の両端部間に摩擦係数の小さな摺接部材87が介装さ
れ,摺接部材87はプリント配線基板74に対して摺接
可能とされ,且つ,リニア電磁アクチュエータが備える
一次側及び二次側の相対運動方向に沿って延在するよう
に配設されている。即ち,プリント配線基板74は,一
次側及び二次側の相対運動に追従する訳であるが,摺接
部材87はプリント配線基板74の屈曲部74aを挟ん
だ上下両辺部74b,74cの間に介在する状態とな
る。
【0042】また,摺接部材87は,プリント配線基板
74を案内する作用をなすから,プリント配線基板7
4,この場合その上辺部74bは図8において実線及び
二点鎖線にて示す状態となり,無用に大きく,又は複雑
な形態にて撓むことがない。それ故に,上辺部74bが
周辺の部材,具体的にはカバー75に接触したり,下辺
部74Cに接触することが回避され,接触が長期にわた
って頻繁に繰り返されることにより懸念される基板表層
部分のすり減りに基づくショート等が回避されると共
に,プリント配線基板74に無理な力が加わることが防
止され,長期にわたってその機能が維持される。因に,
摺接部材87が設けられていない場合,プリント配線基
板74の上辺部74bは図8において一点鎖線にて示す
ように大きく撓み,カバー75に接触しつつ移動する恐
れがある。
【0043】また,プリント配線基板74の下辺部74
cに関しては,図8に二点鎖線で示すように,カバー7
5に接触するが,これは単にカバー75上に乗るだけ
で,摺れながら移動する訳ではないから,このような
題は生じない。
【0044】上記実施例のように,このリニア電磁アク
チュエータの上記の効果は,プリント配線基板74をそ
の屈曲部以外の部分,即ち,両辺部74b,74cの主
面が鉛直方向に対して略垂直となるように配設された場
合に顕著である。即ち,プリント配線基板74をこのよ
うに配設した場合,両辺部74b,74cが撓みを生ず
る方向が重力方向となるので,重力によって撓みが助長
されるからである。
【0045】また,この駆動ユニットが具備するリニア
電磁アクチュエータとしてのリニア直流モータについて
は,その一次側及び二次側の相対位置を検知する検知手
段が設けられ,該検知手段は,一次側及び二次側のいず
れか一方,この場合,一次側に対して取り付けられた被
検知部としてのリニア磁気スケール71と,他方即ち二
次側に対して取り付けられて被検知部を検知して信号を
発する検知部72とを有し,プリント配線基板74は検
知部72から発せられる信号を伝達するため設けられて
いる。即ち,このような検知手段の構成においては,検
知部72として磁電変換素子等の磁気センサーや光セン
サーが使用され,上記信号は微弱な電流として得られ
る。従って,大電流の伝達用には不向きなプリント配線
基板74を用いて好適である。
【0046】但し,プリント配線基板74に関しては,
上述のように,信号としての微弱な電流を伝達するに留
まらず,点灯用又は駆動用等として利用し得るある程度
大きな電流を伝達させてもよい。また,上記の実施例で
は,一次側及び二次側の相互の案内をなす案内手段とし
て機械的構成の案内ユニットを示したが,流体(空気や
油)の圧力やマグネットの磁力により該両者を相対的に
浮揚させる構成の案内手段とすることもできる。更に,
他の実施例として,ベッド1等がある曲率を持ってお
り,曲線運動を行う場合にも同様に適用できる。
【0047】
【発明の効果】この発明は,上記のように,信号伝達用
等の配線として可撓性のプリント配線基板を採用したの
で,プリント配線基板は極めて軽量である故に,リニア
電磁アクチュエータ又は駆動ユニットの可動部の作動に
基づき,プリン配線基板に生る慣性力が小さく,プ
リント配線基板自体も強靱であるから,耐久性が良好で
あり,従って,作動頻度が高く,長期にわたって使用し
たとしても断線する恐れがない。また,プリント配線基
板は,極く軽量であるから,リニア電磁アクチュエータ
又は駆動ユニットの作動に及ぼす抵抗は小さく,高精度
な作動状態が得られ,更に,比較的安価であり,装置の
低コスト化が達成される。また,プリント配線基板は,
薄く,その占有スペースが小さく,装置の小型化が図り
易い。
【0048】また,この発明は,屈曲した状態にて設け
られたプリント配線基板の両端部間に摩擦係数の小さな
摺接部材が介装され,摺接部材がプリント配線基板に対
して摺接可能とされ,リニア電磁アクチュエータが備え
る一次側及び二次側の相対運動方向に沿って延在するよ
うに配設されている。プリント配設基板は,一次側及び
二次側の相対運動に追従する訳であるが,摺接部材は,
プリント配線基板の屈曲部を挟んだ両辺部の間に介在す
る状態となる。かかる構成によれ,該摺接部材は,プ
リント配線基板を案内する作用をなすから,プリン
線基板が無用に大きく,又は複雑な形態にて撓むことが
なく,それ故に,プリント配線基板が周辺の部材に接触
したり,プリント配線基板自体の一部同士が接触するこ
とが回避され,接触が長期にわたって頻繁に繰り返され
ることにより懸念される基板表層部分のすり減りに基づ
くショート等が防止されると共に,プリント配線基板に
無理な力が加わることが防止され,長期にわたってその
機能が維持される。
【0049】この発明の上記の効果は,プリント配線基
板をその屈曲部以外の部分である上記両辺部の主面が鉛
直方向に対して略垂直となるように配設した場合に顕著
である。プリント配線基板を上記のように配設した場
合,両辺部が撓みを生ずる方向が重力方向となるので,
重力によって撓みが助長されるからである。このリニア
電磁アクチュエータは,その一次側及び二次側の相対位
置を検知する検知手段が設けられ,検知手段は,一次側
及び二次側のいずれか一方に取り付けられた被検知部
と,他方に取り付けられて被検知部を検知して信号を発
する検知部とを有し,プリント配設基板は検知部から発
せられる信号を伝達すべく設けられている。即ち,この
ような検知手段の構成については,検知部として磁電変
換素子等の磁気センサーや光センサーが使用され,上記
信号は微弱な電流として得られる。従って,大電流の伝
達用には不向きなプリント配設基板を用いて好適であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例としての駆動ユニットの一部
断面を含む斜視図である。
【図2】図1に示した駆動ユニットの平面図である。
【図3】図2のB−B矢視における駆動ユニットの一部
断面を含む図である。
【図4】図1に示した駆動ユニットが具備するトラック
レール及びスライドメンバーの一部断面を含む斜視図で
ある。
【図5】図1に示した駆動ユニットが含むリニア直流モ
ータの要部の一部断面を含む分解斜視図である。
【図6】図1に示した駆動ユニットが含むリニア直流モ
ータの二次側の構成部材である界磁マグネットの斜視図
である。
【図7】図1に示した駆動ユニットの要部の斜視図であ
【図8】図1に示した駆動ユニットの要部の動作を説明
するための側面図である。
【図9】従来の駆動ユニットの要部の斜視図である。
【符号の説明】
1 ベッド 2 テーブル 3 コイルヨーク 7 トラックレール 10 スライドメンバー(摺動台) 13 ボール(転動体) 20 コイル基板 22 電機子コイル 30 回線基板 33,34 電子部品 35 区割部 43 ホール効果素子 54 基本基板K(回路基板用) 59 基本基板C(コイル基板用) 60 区割部 68 マグネットーク 69 界磁マグネット 71 リニア電磁スケール(検知部) 72 検知部 74 プリント配線基板 87 摺接部材

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに相対運動を行う一次側及び二次側
    とで構成されるリニア電磁アクチュエータにおいて,前
    記一次側と前記二次側とに両端部の各端部がそれぞれ接
    続され且つ屈曲した状態にて介装された信号等を伝達す
    る可撓性プリント配線基板が配設され,及び前記プリ
    ント配線基板の前記両端部間の屈曲した内側にあって前
    記一次側又は前記二次側に相対運動方向に沿って延在し
    且つ前記プリント配線基板を摺接可能に案内する平面を
    有した摩擦係数小なる摺接部材が設けられていること
    を特徴とするリニア電磁アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記プリント配線基板は,屈曲部以外の
    部分の主面が鉛直方向に対して略垂直となるように配設
    されていることを特徴とする請求項1記載のリニア電
    磁アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 前記一次側及び前記二次側の相対位置を
    検知する検知手段が設けられ,前記検知手段は,前記
    次側及び前記二次側のいずれか一方に取り付けられた被
    検知部と他方に取り付けられて前記被検知部を検知して
    信号を発する検知部とを有し,前記プリント配線基板は
    前記検知部からの信号を伝達することを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載のリニア電磁アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 リニア電磁アクチュエータの一次側及び
    二次側のいずれか一方が配設された可動側でなるテーブ
    ル,他方が配設された固定側でなるベッド,及び前記テ
    ーブルと前記ベッドとの相対運動を案内する案内手段を
    備えた駆動ユニットにおいて,前記一次側と前記二次側
    とに両端部の各端部がそれぞれ接続され且つ屈曲した状
    態にて介装され信号等を伝達する可撓性プリント配
    線基板が配設され,前記プリント配線基板の前記両端部
    の屈曲した内側にあって前記ベッドに相対運動方向に
    沿って延在し且つ前記プリント配線基板を摺接可能に案
    内する平面を有した摩擦係数小なる摺接部材が設けら
    れていることを特徴とする駆動ユニット。
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