JP3406345B2 - 体腔内超音波診断装置 - Google Patents

体腔内超音波診断装置

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JP3406345B2
JP3406345B2 JP10549693A JP10549693A JP3406345B2 JP 3406345 B2 JP3406345 B2 JP 3406345B2 JP 10549693 A JP10549693 A JP 10549693A JP 10549693 A JP10549693 A JP 10549693A JP 3406345 B2 JP3406345 B2 JP 3406345B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波振動子回転走査
方式の体腔内超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、超音波内視鏡の細径化が図られて
きており、中でも、体腔外の回転駆動源(以下、モータ
という)から回転伝達軸(以下、シャフトという)を介
して超音波振動子を回転走査する方式は、超音波内視鏡
先端部の構造が比較的簡単であり、超音波内視鏡を細径
化することが可能である。このような超音波振動子回転
走査方式の体腔内超音波診断装置においてはスリップリ
ング等によって、超音波内視鏡の回転する信号線と超音
波送受信部の非回転部の接点との間で、信号の授受を行
っており、モータとシャフトとの連結の構造が複雑であ
り、モータと内視鏡を一体化するのが一般的である(特
開昭63−122435号公報)。また、固定された超
音波振動子近傍に回転する反射板を設けて走査する方式
もあるが、この反射板回転走査方式の場合は超音波内視
鏡の信号線が回転しないためシャフトとモータの連結の
構造が簡単でその分離が容易なものとなっている(特開
昭55−94230号公報、特開昭55−4231号公
報)。しかしながら、超音波振動子回転方式に比べて超
音波内視鏡先端部の構造が複雑になり、超音波内視鏡の
細径化が困難である。また、回転板での反射により超音
波エコー感度が減少するという問題があった。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】超音波内視鏡の細径化を行うには、反射板
回転走査方式より超音波振動子回転走査方式が有利であ
るが、モータと内視鏡が一体化された場合、図2の構成
図に示すように超音波内視鏡1の超音波内視鏡プローブ
2の体腔外部(基端部)に回転駆動源であるモータ4を
設ける必要性から構造が複雑になり、超音波内視鏡を使
い捨てにするには単価が高くなり、モータ4も併せて使
い捨てにすることになり廃棄物を増やす要因となる。超
音波内視鏡を使い捨てにしない場合、滅菌が困難になる
という問題がある。モータ4とシャフトを分離し、超音
波診断装置本体内あるいは独立したモータケーシング内
にモータを組み込んだ場合、図3に示すように回転する
信号線6と非回転の接点の間で信号の授受を行う機構を
超音波内視鏡プローブ2の基端部に設けなければならな
い。そのため、超音波内視鏡の基端部の構造が複雑にな
り、前記と同様な問題が生ずる。
【0005】本発明は、従来の超音波内視鏡の上述した
問題点の改善を図るためになされたものであり、構造が
簡単で使い捨て可能なカテーテル型超音波プローブを備
えた体腔内超音波診断装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、体腔外に備えた回転駆動源から、回転伝達
軸を介して体腔内で超音波振動子を回転させながら超音
波を送受信させるプローブを備えた体腔内超音波診断装
置であって、前記回転伝達軸は前記超音波振動子に接続
し該回転伝達軸と共に回転する第1の信号線と第2の信
号線とを有し、該プローブと該回転駆動源が着脱可能に
接続されてなり、前記第1の信号線と第2の信号線はそ
れぞれ接点により前記回転駆動源側へ信号の授受を行
い、前記第1の信号線の接点は前記第2の信号線の接点
の外周に同心円状に設けられた回転力伝達のための凸状
の係止部である体腔内超音波診断装置である。
【0007】前記第1の信号線の接点である凸状の係止
部が、前記回転駆動源側に設けられた凹部と嵌合するこ
とを特徴とする体腔内超音波診断装置である。
【0008】
【作用】モータ及び回転する信号線と非回転の接点の間
で信号の授受を行う機構をプローブではなく、超音波診
断装置本体内あるいは独立したモータケーシング内に設
けたことにより、プローブの基端部の構造が簡素化さ
れ、使い捨て可能となる。さらに、モータからプローブ
への回転力伝達のために、モータ回転軸に設けられた第
1の係止部とこれに嵌合するようにプローブの基端部に
設けられた第2の係止部を1つの信号線の接点としたの
で、信号線の接点を1組少なくすることができ小型化を
図ることができる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ、実施例に係る
体腔内超音波診断装置を詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明に係る体腔内超音波診断装
置の模式図である。図1について説明すると、2は、超
音波内視鏡プローブ、3は体腔に挿入されない部分であ
り、回転する部材と非回転の接点の間で信号の授受を行
う機構部である。4は回転駆動源であるモータ、6は超
音波内視鏡プローブ2内に設けられ、超音波内視鏡プロ
ーブ2の先端に設けられた超音波探触子5に接続する信
号線であり、少なくとも2本の信号線からなるものであ
る。7は超音波内視鏡プローブ2と回転駆動源3とが接
続される係止部である。
【0011】図4は、本発明の実施例1に係わる部分拡
大図である。超音波内視鏡プローブ2の基端部2aの内
部101には回転軸112が挿入されている。この回転
軸内部には2本の信号線(第1の信号線104、第2の
信号線105)が挿入されている。この2本の信号線は
回転軸と共に回転する構造となっている。第1の信号線
104は回転力伝達のために設けられた凸状の複数の係
止部102のいずれか、若しくは全てに接続されてお
り、第2の信号線105は信号線の接点103に接続さ
れている。モータ111側の回転軸113の内部にも第
1の信号線108、第2の信号線109が挿入されてい
る。第1の信号線108は係止部102に嵌合する凹状
の複数の係止部106に接続されている。また、第1の
信号線108、第2の信号線109は回転軸113と共
に回転する構造なので、スリップリング式接点110に
よって、回転する第1の信号線108及び第2の信号線
109から非回転部へ信号が伝えられ、送受信基板(不
図示)等に接続される。このように、モータ111から
超音波内視鏡プローブ2への回転力伝達のために設けら
れた係止部102、係止部106を信号の接点として利
用し、超音波内視鏡プローブの基端部2aの構造を簡素
化している。また、この場合、超音波内視鏡プローブ2
の基端部2aを回転軸方向に固定するために、図5に示
すように超音波内視鏡プローブ2の基端部2aはモータ
ケーシング116に係止部114及び係止部115にて
係止されている。
【0012】図6、図7は、本発明の他の実施例2で、
超音波内視鏡プローブ2の基端部2aの係止部202及
び係止部202に嵌合する係止部206をそれぞれ1つ
の凹凸として単純なものとしている。図6は、回転駆動
源と超音波内視鏡プローブ2が離脱している状態を示す
図で、図7は、回転駆動源に超音波内視鏡プローブ2が
装着されている状態を示す図である。この実施例も実施
例1と同様に 超音波内視鏡201の内部には回転軸2
12が挿入されており、その回転軸内部には第1の信号
線204及び第2の信号線205が挿入されている。こ
の2本の信号線(第1の信号線204、第2の信号線2
05)は回転軸と共に回転する構造となっている。回転
力伝達のために設けられた凸状の係止部202の係止面
(側面)217は信号線の接点になっており、第1の信
号線204はこの係止面217に接続されており、第2
の信号線205は信号線の接点203に接続されてい
る。モータ211側の回転軸213の内部にも第1の信
号線208、第2の信号線209が挿入されている。第
1の信号線208は、ほぼ矩形状の凸部202に嵌合す
る凹部206に接続されており、第2の信号線209は
凸部202の先端部に設けられた接点203に接する接
点207に接続されている。また、回転する第1の信号
線208および第2の信号線209から非回転部への信
号の伝達もスリップリング式接点による方法に限らず、
水銀式ロータリーコネクタ210等によって伝達し、送
受信基板等に接続することもできる。図7は、超音波内
視鏡プローブ2が回転駆動部に係合されている状態を示
すものである。
【0013】このように、モータ211から超音波内視
鏡プローブ2内への回転力伝達のために設けられた凸部
202、凹部206を信号線の接点として利用し、超音
波内視鏡プローブ2の基端部2aの構造を簡素化してい
る。また、超音波内視鏡プローブ2を回転軸方向に固定
するのは、実施例1のような超音波内視鏡プローブ2を
モータケーシング116に固定する方法に限られるもの
ではなく、凸部202が凹部206から抜けるのを防止
するためにネジ部214、215により螺合させる構造
にすることもできる。
【0014】上述の実施例1、実施例2はモータと超音
波内視鏡プローブとの着脱が容易であり、モータおよび
回転する信号線と非回転の接点の間で信号の授受を行う
機構を超音波内視鏡プローブの基端部にではなく、超音
波診断装置本体内あるいは独立したモータケーシング内
に設け、かつモータから超音波内視鏡プローブへの回転
力伝達のために、モータ回転軸に設けられた係止部とこ
れに係合する超音波内視鏡プローブの基端部に設けられ
た係止部を電気信号の接点とすることによって、超音波
内視鏡プローブの基端部の構造が簡単かつ小型化した例
である。
【0015】
【発明の効果】本発明による体腔内超音波診断装置によ
れば、モータ及び回転する信号線と非回転の接点の間で
信号の授受を行う機構をプローブではなく、超音波診断
装置本体内あるいは独立したモータケーシング内に設け
たことにより、プローブの基端部の構造が簡素化され、
使い捨て可能となる。さらに、モータからプローブへの
回転力伝達のために、モータ回転軸に設けられた係止部
とこれに嵌合するようにプローブの基端部に設けられた
係止部を1つの信号線の接点としたので、信号線の接点
1組少なくすることができ小型化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る体腔内超音波診断装置の
概略図である。
【図2】図2は、従来の体腔内超音波診断装置の概略図
である。
【図3】図3は、従来の体腔内超音波診断装置の概略図
である。
【図4】図4は、図1に示される本発明の体腔内超音波
診断装置の部分拡大図である。
【図5】図5は、図1に示される本発明の体腔内超音波
診断装置の部分拡大図である。
【図6】図6は、本発明の実施例2の部分拡大図であ
る。
【図7】図7は、本発明の実施例2の部分拡大図であ
る。
【符号の説明】
2…超音波内視鏡プローブ、3…機構部、4…モータ、
5…超音波振動子、102,202…超音波内視鏡プロ
ーブ側係止部、104,204…第1の信号線、10
5,205…第2の信号線、106,206…モータ側
係止部、111,211…モータ、112,212…プ
ローブ側回転軸113,213…モータ側回転軸、11
6,216…モータケーシング

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体腔外に設置された回転駆動源から、回
    転伝達軸を介して体腔内で超音波振動子を回転させなが
    ら超音波を送受信させるプローブを備えた体腔内超音波
    診断装置であって、前記回転伝達軸は前記超音波振動子
    に接続し該回転伝達軸と共に回転する第1の信号線と第
    2の信号線とを有し、該プローブと該回転駆動源が着脱
    可能に接続されてなり、前記第1の信号線と第2の信号
    線はそれぞれ接点により前記回転駆動源側へ信号の授受
    を行い、前記第1の信号線の接点は前記第2の信号線の
    接点の外周に同心円状に設けられた回転力伝達のための
    凸状の係止部であることを特徴とする体腔内超音波診断
    装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の信号線の接点である凸状の係
    止部が、前記回転駆動源側に設けられた凹部と嵌合する
    ことを特徴とする請求項1に記載の体腔内超音波診断装
    置。
JP10549693A 1993-05-06 1993-05-06 体腔内超音波診断装置 Expired - Lifetime JP3406345B2 (ja)

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