JP3406180B2 - 中間電気コネクタ - Google Patents

中間電気コネクタ

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JP3406180B2
JP3406180B2 JP11603197A JP11603197A JP3406180B2 JP 3406180 B2 JP3406180 B2 JP 3406180B2 JP 11603197 A JP11603197 A JP 11603197A JP 11603197 A JP11603197 A JP 11603197A JP 3406180 B2 JP3406180 B2 JP 3406180B2
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/71Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
    • H01R12/712Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit
    • H01R12/714Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit with contacts abutting directly the printed circuit; Button contacts therefore provided on the printed circuit

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は二つのコネクタ等の
相手接続体の中間に位置してこれらの相手接続体を接続
する中間電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の中間電気コネクタとしては米国
特許第5,395,252号に開示されているものが知
られている。このコネクタは、添付図面の図11に示さ
れるように、金属板を打ち抜いて得られた帯状部材をさ
らに板厚方向に曲げて略S字状とし、さらにはその側縁
に(紙面に直角方向で両側の縁)に係止突起51Aを形
成した接触子51を有している。一方、コネクタのハウ
ジング52には紙面に平行なスロット53が上下に貫通
して形成されており、その対向両内面の中央部に保持溝
54が形成されている。そして、上記接触子51はその
係止突起51Aが上記ハウジング52の保持溝54に圧
入されることにより、スロット53内に収められ保持さ
れる。すなわち、該接触子51は、中央に位置する係止
突起51Aにてハウジング51により保持され、S字状
の両側中間部51Bでスロットの両側縁に弾性をもって
当接し、両端部51Cがスロット51から突出してい
る。
【0003】かかる中間コネクタの上下に相手コネク
タ、回路基板そしてICパッケージ等の相手接続体6
1,62が配置されると、それらの接続部61A,62
Aが(接触子あるいは回路部)が上記突出する接触部5
1Cをハウジング52の内方に向けて圧し、弾圧接触す
る。かくして、中間コネクタは上下の相手接続体61,
62の中間に介在してこれらを接続するようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図11のような従来の
接触子は、相手接続体との接触力を得るためのばねと、
信号を伝えるための伝送路の二つの機能を同時に果たし
ていた。したがって、ばねとしての弾性変形量を十分に
確保せんとして、S字状にしているために、その伝送路
が長いものとなってしまう。すなわち、昨今の機器の高
性能化に伴う信号速度の高速化は、上記二機能を共通部
にもたせることを難しくしつつある。つまり、高速信号
を伝送するためには、接触子が短いほど、伝送距離が短
く自己インダクタンスを小さくできるため有利になる
が、接触子が短くなると、接点の変位量が小さくなるた
め、変位量の変化に対する接触力の変化が大きくなり、
安定した接触を保証できなくなるという欠点があった。
【0005】又、図11のコネクタにあっては、中間部
51Bを支点とした接触部51Cの撓方向変位量が相手
接続体61,62の接続部61A,62Aに対する上記
接触部51Cの摺接移動量である。しかしながら、上記
中間部51Bと接触部51Cの間の部分はほぼ上下に延
びていて、上記横方向変位量、すなわち摺接移動量は小
さい。したがって、上記接触部51Cと相手接続体6
1,62の接触部61A,62Aとの間では接触面同士
間の摺接はあまりなく、摺接による接点での清掃が殆ど
なされず、いわゆるワイピング効果は十分ではない。こ
れは、埃や塵の付着による使用時における接触不良の可
能性を意味する。
【0006】本発明は、かかる中間電気コネクタにおい
て、接触子に十分な変位量を与えるとともに、伝送路を
極めて短い距離のものとすることにより、接触部の位置
のばらつきや基板状のハウジングの反りがあっても信頼
性の余裕度が高く、電気特性に優れ、又、ワイピング効
果も得られ、しかも低コストで組立性に優れた中間電気
コネクタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る中間電気コ
ネクタは、絶縁ハウジングにその厚み方向に延びる複数
のスロットが形成され、金属板に打ち抜きあるいは放電
加工等の抜き加工を施して成形された略板状の接触子を
各スロットに挿入されている。スロット内に収容された
該接触子に設けられた変位可能な複数の接触部は上記絶
縁ハウジングの面から突出している。該絶縁ハウジング
の面に相手接続体を配した際に、該相手接続体の対応せ
る接触子が上記接触部に弾圧接触し、両方の相手接続体
を接続せしめる。
【0008】かかる中間電気コネクタにおいて、本発明
では上記目的の達成のために、接触子は絶縁ハウジング
に形成されたスロットに挿入される際保持される剛性の
高い固定部と、スロットから突出した複数の部分をそれ
ぞれ接触部として有する伝送部と、スロット内で上記固
定部と伝送部との間に位置して上記固定部と伝送部とを
一体に連結せる可撓部とを備えている。該可撓部は上記
固定部そして伝送部よりも可撓性が大きく設定されてい
る。
【0009】上記複数の接触部は、相手接続体と接触し
た際に該相手接続体からの力により上記可撓部と固定部
とを連結する連結部に対して接触子の面内での曲げモー
メントをもたらすように位置している。
【0010】上記構成に成る本発明の中間電気コネクタ
にあっては、ハウジングの面上に相手接続体が配される
と、上記接触子の複数の接触部と相手接続体の対応せる
接続部が弾性接触し、該二つの相手接続体の互の回路は
該中間電気コネクタを介して接続される。
【0011】上記二つの相手接続体を電気的に接続する
接触子伝送部は、該伝送部を経た伝送路によって上記二
つの相手接続体の接続部同士を接続し、きわめて短い伝
送距離となる。
【0012】又、可撓部は、接触部が相手接続体から受
ける力がもたらす曲げモーメントにより固定部に対し接
触子の面内で大きく撓み変形を起こす。その結果、相手
接続体の接続部に対し接触部が摺接移動を生じ、ワイピ
ングを行う。
【0013】上記可撓部は伝送部と係りなくその形態が
設定されるため十分な長さを確保し、ばね特性そして伝
送部で発生する熱の放熱特性を所望のものとできる。
【0014】上記本発明にあって、固定部の一部が屈曲
されて係止部を形成し、スロットの段部に上記係止部が
係止可能となっているようにすれば、単に固定部をスロ
ットに挿入するだけで、その挿入深さ(縦方向)位置さ
らには横方向位置が自ずと決定される。
【0015】又、接触子の固定部と可撓部とを連結する
連結部が金属板の板厚方向にクランク状に屈曲されてい
て固定部と可撓部とが互に平行な異なる二つの面内に位
置し、絶縁板の面に直角な方向から見たとき、組をなす
二つのスロットが点対称でかつ可撓部収容部同士が対面
するように位置づけられていることとするならば、上記
二つのスロットに挿入されているそれぞれの接触子の接
触部は逆方向に摺接(変位)するので、各接触子の摺接
による相手コネクタ(全体)の移動は相殺されてなくな
る。
【0016】さらには、接触子の固定部と可撓部が傾角
をなすように連結部で屈曲され、複数のスロットの固定
部収容部が、絶縁ハウジングの面に直角方向から見たと
きに、一直線上に位置しているようにすれば、複数の接
触子は一括してスロットへ挿入することができる。すな
わち、複数の接触子は挿着前にはそれぞれの固定部の端
部にてキャリヤによって接続されていて、該キャリヤを
保持して複数の接触子を自動機により一括挿入し、挿入
後に接触子はキャリヤから分離される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面にもとづき本発明
の実施の形態を説明する。
【0018】図1は本発明の中間電気コネクタに用いら
れる接触子を示す斜視図である。図において、接触子1
は金属板を打ち抜いて作られている。該接触子1は金属
板の厚み方向には何の曲げ成形も受けておらず、一つの
平面内にある。この接触子1は縦方向に柱状に延びる固
定部2と右方に位置する伝送部3と、固定部2と伝送部
3とを連結せる可撓部4とから成っている。
【0019】固定部2は、絶縁ハウジングのスロットへ
の挿入時に保持され挿入力が付加されても変形しない幅
をもった高剛性のものとなっている。該固定部2の高さ
寸法(スロットへの挿入方向となる縦方向寸法)は、ス
ロットの深さの範囲内となるように定められる。可撓部
4は一端部で連結部5により上記固定部2と伝送部3と
一体的に連結されており、図にて右方に延出してい
る。該可撓部4は、固定部2との間に上方に向くクラン
プ溝6を形成した後に、一つの平面内で複雑に曲がりく
ねった形状をなして右方に延びており、図1からも容易
に理解できるようにその延べ長さはかなり長いものとな
っているので、固定部や伝送部に比し、弾性撓みが生じ
易くなっている。
【0020】上記可撓部4の他端部が伝送部3と一体に
つながっている。該伝送部3は比較的剛性が高く作られ
ていて、縦方向に延びる部分と横方向に延びる部分とを
有しておりぞれぞれの端部に丸味をもった接触部3A,
3Bが形成されている。両接触部3A,3Bは、接触子
1がハウジングのスロット内に収容されたときに、スロ
ットから若干突出するように位置している。又、上記両
接触部3A,3Bは互に横にずれて位置している。
【0021】絶縁ハウジング10は、図2にみられるよ
うに、上下に平面11を有し、両平面に貫通する複数の
スロット12が形成されている。図示の例では、上記絶
縁ハウジング10は平板状をなし、上記両方の平面11
はそれぞれコネクタ等の相手接続体(図示せず)を配設
することができるようになっている。
【0022】上記スロット12は図1に図示した接触子
1を収容するのに十分な大きさになっており、図2のご
とく、又、内部には島状の縦長な係止突部14が設けら
れている。該スロット12へは下方から接触子1が挿入
される。そのとき、接触子1は挿入工具等により固定部
2にて保持されつつスロット12へ挿入される。接触子
1は上記スロット12へ挿入されると、クランプ溝6に
て上記係止突部14に嵌合して保持され、又、上下の接
触部3A,3Bがハウジング10の上下の平面11より
突出した状態となる。
【0023】このように絶縁ハウジング10に接触子1
が挿入されて構成された中間電気コネクタには、上記絶
縁ハウジング10の両方の平面11にそれぞれコネクタ
等の相手接続体が配設される。これらの相手接続体の接
続部はそれぞれ対応する接触子1の接触部3A,3Bを
圧してこれらと弾圧接触し、両方の相手コネクタは中間
電気コネクタの接触子1を介して接続されるようにな
る。
【0024】二つの接触部3A,3Bではそれぞれ相手
接続体から力を受けるが、作用点が横方向にずれている
ために、連結部5に対して曲げモーメントをもたらす。
すなわち、可撓部4はその面内で上記連結部5に対して
弾性曲げ変形を生じながら、接触部3A,3Bが上記ハ
ウジング10の平面11の位置まで没するように変位す
る。したがって、接触部3A,3Bは縦方向(下方及び
上方)に変位すると共に同時に横方向にも変位する。し
たがって、接触部3A,3Bは相手接続体の接続部と摺
接して、いわゆるワイピング効果をもたらす。
【0025】一方、上下二箇所の接触部3A,3Bの間
では、電流は短く形成された伝送部3を経て流れる。す
なわち、可撓部4を経ることなく、電流は伝送部3を経
て両接触部3A,3Bの間を直接的に流れる。この伝送
路は従来のコネクタの場合にくらべるとかなり短くなっ
ている。
【0026】図1の場合において、複数の接触子1は帯
状のキャリヤ9により固定部1の端部にて連結されてい
るようにすることができる。こうすれば、自動機を用い
て複数のスロットへ同時に接触子を挿入することができ
る。接触子の挿入の後は、キャリヤ9は切込部9Aが形
成されている位置にて接触子1から切り離される。
【0027】図1に示された接触子1は変形が可能であ
る。例えば、図3に見られるように、接触子1の固定部
2の一部を該固定部2の面に対して直角に突出するよう
にL字状に屈曲して鉤状の係止部2Aを形成し、一方、
絶縁ハウジング10のスロット12には上記係止部2A
に対応する係止段部12Aを形成する。こうすることに
より、接触子1を下方からスロット12に挿入する工程
において、上記係止部2Aが係止段部12Aに係止して
自動的に正規の挿入位置にもたらされる。
【0028】次に、図1に示された接触子1を連結部5
にて屈曲し、上方から見たときに図4のごとく固定部2
と可撓部4とが上記連結部5を介してクランク状に連結
されているようにすることができる。この場合、かかる
接触子1を受け入れるスロット12もクランク状となる
が、図5に見られるように組をなす二つのスロット13
を互に点対称となるように、そして可撓部収容部13A
同士が平行に対面するように位置せしめるとよい。こう
すると、上記組をなす二つのスロット13には同一の接
触子1が挿入でき、しかもそれらが左右逆向きとなり、
これらの接触子の間では使用時における接触部3A,3
Bの変位方向が互に反対向きとなる。したがって一つの
接触子は相手接続体の接続部と所定の摺接を行うが、複
数の接触子全体をみると、互に逆方向に打ち消し合うの
で、相手接続体全体がずれて起き得る接点の接触不良等
を生ずることなくワイピング効果を得る。
【0029】次に、接触子1は、図6のごとく、固定部
2と伝送部3及び可撓部4とが傾角θをもつようにする
こともできる。この場合、スロット12も当然のことな
がら固定部2の収容部分については上記傾角θをもって
形成される。さらには、固定部2の側縁部両端部に当接
突部が設けられていることとすれば、該当接突部はスロ
ット12の対応壁面に弾圧当接して反力として保持力を
得る。又、対応壁面に係止段部を形成しておけば、接触
子の挿入時において位置決め(挿入深さの決定)も自動
的になされる。このような図6の接触子によると、複数
の接触子をそれらの固定部が一つの面(傾角θ上の面)
に位置するように配することができるので、これらを図
1に示したようなキャリヤで連結しておいて自動機を用
いて同時にスロットへ挿入できるという利点がある。
【0030】伝送部3の形態は、図1ないし図6に示さ
れているごとくの屈曲形状のものには限定されない。例
えば、図7の一つの直線方向に延びる形状であってもよ
い。要は、接触部3A,3Bを有し、両接触部3A,3
Bがなるべく短い伝送路で結ばれ、かつ、両接触部3
A,3Bが相手接続体と当接した際に、該相手接続体か
ら受ける力によって、可撓部4を固定部2に連結する連
結部5まわりに曲げモーメントをもたらすようになって
いれば良い。したがって、接触部3A,3Bを結ぶ線
が、図7とは逆の傾きをもった図8のごとくでも良い。
【0031】さらには、固定部2は一つであることにも
限定されない。例えば、図9のごとく、接触子1が二つ
の固定部2,2を両側に有し、ハウジング10に形成さ
れたスロット12に二つの固定部2,2をそれぞれ収容
する部分を形成することもできる。その場合、伝送部3
の両側に可撓部4,4が設けられるので、可撓部4の弾
性変形の際の復元力を大きくとれる。
【0032】本発明は、さらなる変形を伴う実施形態も
可能とする。図1ないし図9に示された接触子は伝送部
の上下に接触部を有し、ハウジングの上下面に対して配
置される二つの相手接続体を接続するようになっていた
が、図10においては二つの接触部3A,3Bを伝送部
3の一側部に有し、ハウジング10の一方の面にて隣接
して配される相手接続体21,22を接続できるように
なっている。すなわち、スロット12はハウジング10
の角部に開口するように形成され、接触子1は横方向か
ら(図では左から右へ)該スロット12へ挿入され、伝
送部3の二つの接触部3A,3Bはハウジング10の上
面から突出するようになる。かかるハウジング10の上
面に二つの相手接続体21,22を隣接して配置すれ
ば、両者の接続部21A,22Aは上記伝送部3により
接続される。その際、両接触部3A,3Bが受ける力の
合力の位置は、横方向で連結部5の位置とずれているた
めに、該連結部5まわりに曲げモーメントをもたらし、
可撓部は弾性変形を生ずる。
【0033】
【発明の効果】本発明は、第一に可撓部に係りなく伝送
部、すなわち伝送路を短くすることができるので、自己
インダクタンスが小さくなって、高速伝送特性に優れ、
インピーダンスの不整合を殆ど無視でき高速伝送特性に
優れ、導体抵抗が小さくなり、大きな直流電流容量を確
保できる。
【0034】第二には、可撓部のばね特性を伝送特性に
制限されずに自由に設定できるので、十分な変位量を確
保したばね設計が可能となり、直流伝送においては、伝
送部で発生した熱を可撓部に放熱させて、より大きな電
流容量を確保できる。
【0035】又、第三には、接触部が相手接続体の接続
部に対して十分に摺接するので、ワイピング効果が得ら
れ、接点での接触に関する信頼性が向上する。
【0036】さらには、第四として、接触子に高い剛性
の固定部を設けたことにより、複数の接触子を連続状に
プレスした形態として、固定部の一端を保持したままハ
ウジングに挿入していけば、ハウジングに圧入固定可能
で、機械による連続挿入または連続状接触子のまま挿入
することが極めて容易で、量産性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の中間電気コネクタの一実施形態として
の接触子を示す斜視図である。
【図2】図1の接触子をハウジングへ組込んで成るコネ
クタの要部を示す部分破断斜視図である。
【図3】図1の接触子の変形例を示す斜視図である。
【図4】図1の接触子の他の変形例を示す斜視図であ
る。
【図5】図4の接触子に適合するハウジングのスロット
についての平面図である。
【図6】図1の接触子のさらに他の変形例を用いたコネ
クタの要部を示す部分破断斜視図である。
【図7】接触子の他の形態を示す図である。
【図8】図7の接触子の変形例を示す図である。
【図9】接触子のさらに他の形態を示す図である。
【図10】接触子のさらに他の形態を示す図である。
【図11】従来の中間電気コネクタを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 接触子 2 固定部 2A 係止部 3 伝送部 3A,3B 接触部 4 可撓部 5 連結部 10 絶縁ハウジング 11 平面 12 スロット 12A 段部(係止段部) 13 スロット 13A 可撓部収容部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−78110(JP,A) 特開 平7−307188(JP,A) 特開 平7−94249(JP,A) 実開 平5−81973(JP,U) 実開 昭61−6286(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 12/16 H01R 13/24 H01R 31/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ハウジングにその厚み方向に延びる
    複数のスロットが形成され、金属板に抜き加工を施して
    成形された略板状の接触子を各スロットに挿入した際
    に、該接触子に設けられた変位可能な接触部が上記絶縁
    ハウジングの面から突出していて、該絶縁ハウジングの
    面に相手接続体を配した際に該相手接続体の対応せる接
    触子が上記接触部に弾圧接触し、両方の相手接続体を接
    続せしめることとする中間電気コネクタにおいて、接触
    子は、絶縁ハウジングに形成されたスロットに挿入され
    る際保持される剛性の高い固定部と、スロットから突出
    した複数の部分をそれぞれ接触部として有する伝送部
    と、スロット内で上記固定部と伝送部の間に位置して上
    記固定部と伝送部とを一体に連結せる可撓部とを備え、
    該可撓部が固定部そして伝送部よりも可撓性が大きく設
    定されていて、上記複数の接触部は、相対接続体と接触
    した際に該相対接続体からの力により上記可撓部と固定
    部とを連結する連結部に対して接触子の面内での曲げモ
    ーメントをもたらすように位置していることを特徴とす
    る中間電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 可撓部は、接触子の素材たる金属板の面
    内で湾曲形成されていることとする請求項1に記載の中
    間電気コネクタ。
  3. 【請求項3】 固定部は一部が屈曲されて係止部を形成
    し、スロットの段部に上記係止部が係止可能となってい
    ることとする請求項1に記載の中間電気コネクタ。
  4. 【請求項4】 接触子の固定部と可撓部とを連結する連
    結部が金属板の厚み方向にクランク状に屈曲されていて
    固定部と可撓部とが互に平行な異なる二つの面内に位置
    し、スロットは絶縁ハウジングの面に直角な方向から見
    たとき、組をなす二つのスロットが点対称でかつ可撓部
    収容部同士が対面するように位置づけられていることと
    する請求項1又は請求項に記載の中間電気コネクタ。
  5. 【請求項5】 接触子の固定部と可撓部が傾角をなすよ
    うに連結部で屈曲されており、複数のスロットは固定部
    収容部が、絶縁ハウジングの面に直角方向から見たとき
    に、一直線上に位置していることとする請求項1又は請
    求項に記載の中間電気コネクタ。
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