JP3406098B2 - Caulking method of plate and bolt - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【産業上の利用分野】本発明は，貫通孔を有するプレー
トと，ねじ軸部の基端が少なくとも塑性変形前にはねじ
軸部よりも大径である変形軸部を介して頭部に連設され
て成るとともに頭部には変形軸部を囲繞する環状溝が設
けられるボルトとのかしめ結合にあたって，プレートの
貫通孔に変形軸部およびねじ軸部を挿通させた状態で変
形軸部の外周部全周を，該変形軸部の塑性変形前の外径
よりも小径であってねじ軸部の外径よりも大径である内
径の孔を有するかしめ具で頭部側にかしめることによ
り，変形軸部で生じた塑性変形部でプレートを頭部側に
挟圧して環状溝に食い込ませるようにしたプレート及び
ボルトのかしめ結合方法に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来，かかるかしめ結合方法は，特開平
１−１５８２０６号公報等により既に知られている。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】かかるかしめ結合で
は，ねじ軸部を挿通させる孔を有するかしめ具で変形軸
部の外周部を頭部側にかしめて塑性変形させ，その塑性
変形部によりプレートを環状溝に食い込むように塑性変
形させている。ところが，プレートの板厚が寸法公差等
により変化するものであり，プレートの板厚変化にかか
わらず，同一種類のボルトおよび同一のかしめ具による
かしめを実行すると，かしめ具による変形軸部のかしめ
長さが変化することに伴う変形軸部のかしめ変形肉量の
変化により，変形軸部で生じた塑性変形部がプレートの
表面から***したり，前記塑性変形部がプレートの表面
から陥没したりして，プレートの表面と面一にすること
ができず，かしめ部の耐久性に問題が生じることがあ
る。しかるに，プレートの板厚変化に応じて異なるボル
トを用意していたのでは，用意しておくボルトの種類が
多くなり，コストの増大を招く。 【０００４】本発明は，かかる事情に鑑みてなされたも
のであり，プレートの板厚変化にかかわらず同一種類の
ボルトにより優れた耐久性を発揮するかしめ結合構造が
得られるようにしたプレート及びボルトのかしめ結合方
法を提供することを目的とする。 【０００５】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に，本発明は，貫通孔を有するプレートと，ねじ軸部の
基端が少なくとも塑性変形前にはねじ軸部よりも大径で
ある変形軸部を介して頭部に連設されて成るとともに頭
部には変形軸部を囲繞する環状溝が設けられるボルトと
のかしめ結合にあたって，プレートの貫通孔に変形軸部
およびねじ軸部を挿通させた状態で変形軸部の外周部全
周を，該変形軸部の塑性変形前の外径よりも小径であっ
てねじ軸部の外径よりも大径である内径の孔を有するか
しめ具で頭部側にかしめることにより，変形軸部で生じ
た塑性変形部でプレートを頭部側に挟圧して環状溝に食
い込ませるようにしたプレート及びボルトのかしめ結合
方法において，孔の内径を異ならせた複数のかしめ具を
予め準備しておくと共に，プレートの板厚変化にかかわ
らず同一種類の前記ボルトを使用し，前記かしめ結合に
あたっては，プレートの板厚が増大するのに応じて孔の
内径が小さなかしめ具を選択することにより，プレート
の板厚増大に伴う変形軸部のかしめ長さ短縮に応じて変
形軸部のかしめ変形部分の半径方向に沿う厚さが大とな
るようにして，前記塑性変形部の容積を調整することを
特徴とする。 【０００６】 【作用】上述のように，プレートの板厚が増大するのに
応じて小さな内径の孔を有するかしめ具を選択すること
により，プレートの板厚増大に伴う変形軸部のかしめ長
さ短縮に応じて，変形軸部のかしめ変形部分の半径方向
に沿う厚さを大とするようにして，変形軸部で生じる塑
性変形部の容積を調整することにより，プレートを環状
溝に食い込ませた状態での塑性変形部の表面をプレート
の表面と略面一にすることが可能となる。 【０００７】 【実施例】以下，図面により本発明を負圧ブースタに適
用したときの実施例について説明する。 【０００８】図１ないし図６は本発明の一実施例を示す
ものであり，図１は負圧ブースタの縦断面図，図２は図
１の２矢視部拡大図，図３は図２の構造のかしめ結合前
の状態を示す断面図，図４はかしめ具によるかしめ結合
終了時の図３に対応する断面図，図５は図１の５矢視部
拡大図，図６はプレート板厚を変化させた状態での図４
に対応する断面図である。 【０００９】先ず図１において，図示しない車輪ブレー
キを作動せしめる制動液圧を発生するマスタシリンダＭ
と，ブレーキペダルＰとの間には，ブレーキペダルＰの
踏力を倍力してマスタシリンダＭに伝達する負圧ブース
タＢが設けられる。 【００１０】負圧ブースタＢのシェル５は，前方に向け
て開口した椀状の後部シェル半体６ならびに後方に向け
て開口した椀状の前部シェル半体７の対向端が相互に結
合されて成るものであり，このシェル５内には，ブース
タピストン８が前後往復動自在に収容される。ブースタ
ピストン８の後面にはダイヤフラム９が重合され，該ダ
イヤフラム９の外周ビード９ａは，両シェル半体６，７
の衝合部に形成された溝１０に結着され，ダイヤフラム
９の内周ビード９ｂは，ブースタピストン８の内周とと
もにピストンボス１１の前部外周に結合される。而して
シェル５内は，ブースタピストン８およびダイヤフラム
９によって，ブースタピストン８の前面を臨ませる前方
側の負圧室１２と，ダイヤフラム９の後面を臨ませる作
動室１３とに区画される。 【００１１】シェル５の後壁すなわち後部シェル半体６
の中央部には，ピストンボス１１を前後摺動自在に支承
する後方延長筒１４が一体に設けられる。またシェル５
の前壁すなわち前部シェル半体７には接続筒１５が連設
されており，負圧室１２は，該接続筒１５を介して負圧
源たとえば内燃機関の吸気通路に連通される。 【００１２】ブレーキペダルＰに連結されて前後動する
入力杆１６の先端部には球状部が設けられており，この
球状部がピストンボス１１の中心部に嵌合した弁ピスト
ン１７の後端に首振り可能に枢着される。また入力杆１
６には，ロックナット１９によって位置を調整可能とし
たストッパ支持部材１８が固定されており，後方延長筒
１４の後端に当接して入力杆１６の後退限を定める環状
のストッパ２０がストッパ支持部材１８に支持される。
さらにピストンボス１１およびストッパ支持部材１８間
には，後方延長筒１４の後端に開口した大気導入口２１
からの導入空気を浄化すべくフィルタ２２，２２が装着
される。 【００１３】後部シェル半体６には，複数のボルト２３
…がかしめ結合されており，それらのボルト２３…およ
び各ボルト２３…に螺合されるナット２４…により後部
シェル半体６すなわちシェル５の後壁が支持パネル２５
に固定される。 【００１４】また前部シェル半体７の内面中央部には補
強板２６が重合，結合されており，この補強板２６とピ
ストンボス１１との間には戻しばね２７が縮設される。
さらに補強板２６が設けられている部分で，前部シェル
半体７には複数のボルト２８…がかしめ結合されてお
り，マスタシリンダＭのシリンダ本体２９に設けられた
フランジ３０が，前記各ボルト２８…と，各ボルト２８
…に螺合されるナット３１…とにより前部シェル半体７
すなわちシェル５の前壁外面に固着される。 【００１５】ピストンボス１１の前端には出力ピストン
３２が支持されており，該出力ピストン３２から前方に
突出する出力杆３３が，マスタシリンダＭの作動ピスト
ン３４に連接される。 【００１６】ピストンボス１１の内部には制御弁Ｖが収
納されており，該制御弁Ｖは，入力杆１６の前後動によ
る弁ピストン１７とピストンボス１１との前後相対移動
に応じて切換作動する。すなわち，制御弁Ｖが切換中立
状態にあるときに弁ピストン１７がピストンボス１１に
対して前進作動すると，制御弁Ｖにより作動室１３が大
気導入口２１を介して大気に連通し，負圧室１２および
作動室１３間の圧力差によりブースタピストン８がピス
トンボス１１とともに前進作動する。また弁ピストン１
７がピストンボス１１に対して後退作動すると，作動室
１３が大気から遮断されて負圧室１２に連通することに
より前記圧力差が消滅し，戻しばね２７の弾発力により
ブースタピストン８がピストンボス１１とともに後退す
る。 【００１７】ところで，プレートである後部シェル半体
６とボルト２３，ならびにプレートである前部シェル半
体７とボルト２８は，それぞれ本発明に従ってかしめ結
合されるものであり，以下，そのかしめ結合方法につい
て詳細に説明する。 【００１８】先ず後部シェル半体６およびボルト２３の
かしめ結合方法について図２ないし図４を参照しながら
説明すると，ボルト２３は，そのかしめ結合前において
は，少なくとも一部の外周に雄ねじ３６が刻設されたね
じ軸部２３ａと，少なくとも塑性変形前にはねじ軸部２
３ａよりも大径にして該ねじ軸部２３ａの基端に同軸に
連設される変形軸部２３ｂと，該変形軸部２３ｂよりも
大径にして変形軸部２３ｂの基端に同軸に連設される頭
部２３ｃとを備える。而してボルト２３の頭部２３ｃに
おいて後部シェル半体６に対向する面には，環状溝３７
が変形軸部２３ｂと同軸にして設けられるとともに，環
状溝３７を同軸に囲繞するようにして環状に形成される
シールビード３９が後部シェル半体６側に突出するよう
にして一体に設けられる。また塑性変形前の変形軸部２
３ｂの外周には，該変形軸部２３ｂの軸方向に沿って延
びるセレーション部４０が設けられる。 【００１９】一方，後部シェル半体６には，そのかしめ
結合前に，ボルト２３のねじ軸部２３ａおよび変形軸部
２３ｂを挿通させる貫通孔４１が設けられている。 【００２０】而して後部シェル半体６およびボルト２３
のかしめ結合にあたっては，図３および図４で示すよう
に，変形軸部２３ｂの塑性変形前の外径よりも小径であ
るがねじ軸部２３ａの外径よりも大径に設定された内径
の孔４２を有するかしめ具４３が，孔４２の内径を異な
らせて複数準備される。 【００２１】かしめ結合にあたって，ボルト２３は，そ
の頭部２３ｃを固定の受け台４４上に載せて直立姿勢と
され，その状態で頭部２３ｃのシールビード３９に後部
シェル半体６を当接させるとともに貫通孔４１にねじ軸
部２３ａおよび変形軸部２３ｂを挿通させた状態で，上
方からかしめ具４３が下方側すなわち頭部２３ｃ側に押
圧される。これによりかしめ具４３における孔４２の下
端開口縁が変形軸部２３ｂの外周部に全周にわたって食
い込み，変形軸部２３ｂが，後部シェル半体６における
貫通孔４１の周縁部をボルト２３の頭部２３ｃ側に塑性
変形させるようにかしめられ，変形軸部２３ｂで生じた
塑性変形部２３ｂ′が，該塑性変形部２３ｂ′で押圧さ
れることにより後部シェル半体６で生じた塑性変形部
６′を環状溝３７に食い込ませるようにして頭部２３ｃ
との間に挟圧することになる。この際，変形軸部２３ｂ
の外周に設けられていたセレーション部４０が塑性変形
部６′に食い込むことにより，ボルト２３は軸線まわり
の回転を阻止されて後部シェル半体６に結合されること
になる。 【００２２】次に前部シェル半体７およびボルト２８の
かしめ結合方法について図５を参照しながら説明する
と，ボルト２８は，そのかしめ結合前においては，少な
くとも一部の外周に雄ねじ４６が刻設されたねじ軸部２
８ａと，少なくとも塑性変形前にはねじ軸部２８ａより
も大径にして該ねじ軸部２８ａの基端に同軸に連設され
る変形軸部２８ｂと，該変形軸部２８ｂよりも大径にし
て変形軸部２８ｂの基端に同軸に連設される頭部２８ｃ
とを備える。而して該ボルト２８の頭部２８ｃにおいて
前部シェル半体７に対向する面には，環状溝４７が変形
軸部２８ｂと同軸にして設けられるとともに，環状溝４
７を同軸に囲繞するようにして環状に形成されるシール
ビード４９が前部シェル半体７側に突出するようにして
一体に設けられ，前部シェル半体７側で前記頭部２８ｃ
の外周部には補強板２６を係合させる環状の係合段部４
５が設けられる。また塑性変形前の変形軸部２８ｂの外
周には，該変形軸部２８ｂの軸方向に沿って延びるセレ
ーション部（図示せず）が設けられる。 【００２３】一方，前部シェル半体７には，そのかしめ
結合前に，ボルト２８のねじ軸部２８ａおよび変形軸部
２８ｂを挿通させる貫通孔５１が設けられている。 【００２４】而して前部シェル半体７およびボルト２８
のかしめ結合にあたっては，図３および図４で示したよ
うなかしめ具４３により，変形軸部２８ｂの外周部全周
が，前部シェル半体７における貫通孔５１の周縁部をボ
ルト２８の頭部２８ｃ側に塑性変形させるようにかしめ
られ，変形軸部２８ｂで生じた塑性変形部２８ｂ′が，
該塑性変形部２８ｂ′で押圧されることにより前部シェ
ル半体７で生じた塑性変形部７′を，環状溝４７に食い
込ませるようにして頭部２８ｃとの間に挟圧する。 【００２５】次にこの実施例の作用について説明する
と，後部シェル半体６およびボルト２３のかしめ結合，
ならびに前部シェル半体７およびボルト２８のかしめ結
合にあたっては，孔４２の内径を異ならせた複数のかし
め具４３が予め準備されており，後部シェル半体６およ
び前部シェル半体７の板厚に応じた内径である孔４２を
有するかしめ具４３が選択される。 【００２６】すなわち図３および図４で示したように，
後部シェル半体６が比較的薄い板厚ｔ₁ を有するもので
あるときには，孔４２の内径Ｄ₁ が比較的大きいかしめ
具４３が選択される。それにより後部シェル半体６の板
厚ｔ₁ が比較的薄いものであることに伴ってかしめ具４
３による変形軸部２３ｂのかしめ長さが比較的大となる
のに応じて，変形軸部２３ｂのかしめ変形部分の半径方
向に沿う厚さが比較的小さくなるようにして，変形軸部
２３ｂで生じる塑性変形部２３ｂ′の容積を調整するこ
とができ，塑性変形部２３ｂ′の表面が後部シェル半体
６の表面と略同一となるようにして耐久性を向上するこ
とができる。 【００２７】一方，図６で示すように，後部シェル半体
６が比較的厚い板厚ｔ₂ を有するものであるときには，
孔４２の内径Ｄ₂ が比較的小さいかしめ具４３が選択さ
れる。これにより後部シェル半体６の板厚ｔ₂ が比較的
厚いものであることに伴ってかしめ具４３による変形軸
部２３ｂのかしめ長さが比較的小となるのに応じて，変
形軸部２３ｂのかしめ変形部分の半径方向に沿う厚さが
比較的大きくなるようにして，塑性変形部２３ｂ′の容
積を調整することができ，塑性変形部２３ｂ′の表面を
後部シェル半体６の表面と略同一面として耐久性を向上
することができる。 【００２８】したがって予め複数準備していたかしめ具
４３のうちの１つを後部シェル半体６の板厚に応じて選
択するだけで，同一種類のボルト２３により塑性変形部
２３ｂ′が後部シェル半体６と面一となるようにしたか
しめ結合を達成することができ，かしめ部の耐久性を向
上し，コスト低減を図ることができる。 【００２９】また前部シェル半体７およびボルト２８の
結合構造に関しても，かしめ具４３の選択により，上述
の後部シェル半体６およびボルト２３のかしめ結合構造
と同様にして，前部シェル半体７および補強板２６の板
厚変化にかかわらず，同一種類のボルト２８により塑性
変形部２８ｂ′が前部シェル半体７と面一となるように
したかしめ結合を達成することができる。したがって同
一種類のボルト２８で前部シェル半体７および補強板２
６の板厚変化に対応しつつかしめ部の耐久性を向上し，
コスト低減を図ることができる。 【００３０】本発明の他の実施例として図７で示すよう
に，かしめ具４３によるかしめ前の後部シェル半体６あ
るいは前部シェル半体７に，その貫通孔４１あるいは５
１の周囲を環状溝３７あるいは４７側に窪ませた凹部５
２が設けられていてもよい。そうすれば，かしめ具４３
によるかしめ結合がより容易となる。 【００３１】以上，本発明の実施例を詳述したが，本発
明は上記実施例に限定されるものではなく，特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。 【００３２】たとえば，本発明は，負圧ブースタＢの後
部および前部シェル半体６，７とボルト２３，２８との
かしめ結合方法に限定されず，プレートおよびボルトの
かしめ結合方法として広く適用可能である。 【００３３】 【発明の効果】以上のように本発明によれば，孔の内径
を異ならせた複数のかしめ具を予め準備しておくと共
に，プレートの板厚変化にかかわらず同一種類のボルト
を使用し，かしめ結合にあたっては，プレートの板厚が
増大するのに応じて孔の内径が小さなかしめ具を選択す
ることにより，プレートの板厚増大に伴う変形軸部のか
しめ長さ短縮に応じて変形軸部のかしめ変形部分の半径
方向に沿う厚さが大となるようにして，塑性変形部の容
積を調整し，この調整により，プレートを環状溝に食い
込ませた状態での塑性変形部の表面をプレートの表面と
略面一にすることが可能となるので，プレートの板厚に
応じた内径の孔を有するかしめ具を選択するだけで，プ
レートの板厚変化に対して同一種類のボルトにより耐久
性に優れたかしめ結合を達成することができ，コスト低
減に寄与することができる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a plate having a through hole and a base end of a screw shaft having a diameter larger than that of the screw shaft at least before plastic deformation. The deformed shaft and the screw shaft are inserted into the through hole of the plate for caulking with a bolt which is connected to the head via the deformed shaft and which has an annular groove surrounding the deformed shaft. In the inserted state, the entire circumference of the deformed shaft portion is swaged with a hole having an inner diameter smaller than the outer diameter of the deformed shaft portion before plastic deformation and larger than the outer diameter of the screw shaft portion. The present invention relates to a method of caulking a plate and a bolt in which a plate is pressed toward the head side by a plastically deformed portion generated in a deformed shaft portion by caulking toward the head side with a tool so as to bite into an annular groove. 2. Description of the Related Art Conventionally, such a caulking method is already known from Japanese Patent Application Laid-Open No. 1-158206. In such a caulking connection, the outer peripheral portion of the deformed shaft portion is caulked toward the head side with a caulking tool having a hole through which the screw shaft portion is inserted, and is plastically deformed. The plate is plastically deformed so as to bite into the annular groove. However, the plate thickness changes due to dimensional tolerances, etc., and when the same type of bolts and the same caulking device are used, regardless of the plate thickness change, the caulking length of the deformed shaft by the caulking device is increased. Due to the change in the wall thickness of the deformed shaft due to the change in the deformation, the plastically deformed portion generated in the deformed shaft may rise from the surface of the plate, or the plastically deformed portion may collapse from the surface of the plate. As a result, the plate cannot be flush with the surface of the plate, and a problem may occur in the durability of the swaged portion. However, if different bolts are prepared according to the change in the thickness of the plate, the types of bolts to be prepared increase, resulting in an increase in cost. [0004] The present invention has been made in view of such circumstances, the plate caulking structure exhibits excellent durability by the same type of bolt regardless thickness change of the plate was set to obtain and An object of the present invention is to provide a method of caulking bolts. [0005] In order to achieve the above object, the present invention provides a plate having a through hole and a base end of a screw shaft portion which is larger than a screw shaft portion at least before plastic deformation. The head is provided with an annular groove surrounding the deformed shaft portion and is connected to a bolt through a deformed shaft portion having a diameter. A hole having an inner diameter smaller than the outer diameter of the deformed shaft portion before plastic deformation and larger than the outer diameter of the screw shaft portion is formed around the entire outer periphery of the deformed shaft portion with the shaft portion inserted. In the method of caulking a plate and a bolt, the plate is pressed to the head side by the plastically deformed portion generated at the deformation shaft portion and is sunk into the annular groove by caulking toward the head side with a caulking tool having Preparing multiple caulking tools with different bores Ready to accompany your Ku, involved in the thickness variation of the plate
Using the same type of bolts
Is hit by the inner diameter of the hole is to select a smaller caulking tool according to the thickness of the plate is increased, the plate
Changes as the caulking length of the deformed shaft is
The thickness along the radial direction of the swaged portion of the shank is large.
Thus, the volume of the plastic deformation portion is adjusted . As described above, by selecting a caulking tool having a hole with a small inner diameter as the plate thickness of the plate increases, the caulking length of the deformed shaft portion accompanying the increase in the plate thickness is increased. In accordance with the shortening, the thickness of the deformed shaft portion in the radial direction is increased, and the volume of the plastically deformed portion generated in the deformed shaft portion is adjusted to cause the plate to bite into the annular groove. In this state, the surface of the plastically deformed portion can be made substantially flush with the surface of the plate. An embodiment in which the present invention is applied to a negative pressure booster will be described below with reference to the drawings. FIGS. 1 to 6 show an embodiment of the present invention. FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a negative pressure booster, FIG. 2 is an enlarged view of an arrow 2 in FIG. 1, and FIG. FIG. 4 is a cross-sectional view showing a state of the structure before caulking connection, FIG. 4 is a cross-sectional view corresponding to FIG. 3 at the time of completion of the caulking connection by the caulking tool, FIG. FIG. 4 with the thickness changed
It is sectional drawing corresponding to FIG. Referring first to FIG. 1, a master cylinder M for generating a brake fluid pressure for operating a wheel brake (not shown)
, A negative pressure booster B for boosting the depression force of the brake pedal P and transmitting the boosted force to the master cylinder M is provided. The shell 5 of the negative pressure booster B has a bowl-shaped rear shell half 6 opened forward and a bowl-shaped front shell half 7 opened rearward. The booster piston 8 is accommodated in the shell 5 so as to be able to reciprocate back and forth. A diaphragm 9 is superimposed on the rear surface of the booster piston 8, and an outer bead 9 a of the diaphragm 9 is formed by two shell halves 6, 7.
The inner peripheral bead 9 b of the diaphragm 9 is coupled to the inner periphery of the booster piston 8 and the outer periphery of the front part of the piston boss 11 together with the groove 10 formed in the abutting portion. The inside of the shell 5 is divided by the booster piston 8 and the diaphragm 9 into a front negative pressure chamber 12 facing the front surface of the booster piston 8 and an operating chamber 13 facing the rear surface of the diaphragm 9. The rear wall of the shell 5, ie the rear shell half 6
A rear extension cylinder 14 that supports the piston boss 11 slidably back and forth is integrally provided at a central portion of the cylinder. Also shell 5
A connecting cylinder 15 is connected to the front wall, that is, the front shell half 7, and the negative pressure chamber 12 is communicated through the connecting cylinder 15 to a negative pressure source, for example, an intake passage of an internal combustion engine. A spherical portion is provided at the tip of the input rod 16 which is connected to the brake pedal P and moves back and forth. The spherical portion is provided at the rear end of the valve piston 17 fitted to the center of the piston boss 11. It is pivoted so that it can swing. Input rod 1
A stopper support member 18 whose position can be adjusted by a lock nut 19 is fixed to 6, and an annular stopper 20 that abuts on the rear end of the rear extension cylinder 14 and defines the retreat limit of the input rod 16 is supported by the stopper. Supported by member 18.
Further, between the piston boss 11 and the stopper support member 18, an air inlet 21 opened at the rear end of the rear extension cylinder 14.
Filters 22 and 22 are mounted to purify the air introduced from the filter. The rear shell half 6 has a plurality of bolts 23
Are connected by caulking and the bolts 23 and nuts 24 screwed to the bolts 23 connect the rear wall of the rear shell half 6, that is, the rear wall of the shell 5, to the support panel 25.
Fixed to A reinforcing plate 26 is overlapped and joined to the center of the inner surface of the front shell half 7, and a return spring 27 is contracted between the reinforcing plate 26 and the piston boss 11.
Further, a plurality of bolts 28 are caulked to the front shell half 7 at the portion where the reinforcing plate 26 is provided, and a flange 30 provided on a cylinder body 29 of the master cylinder M 28 and each bolt 28
The front shell half 7 with the nuts 31 screwed into
That is, it is fixed to the outer surface of the front wall of the shell 5. An output piston 32 is supported at the front end of the piston boss 11, and an output rod 33 projecting forward from the output piston 32 is connected to an operating piston 34 of the master cylinder M. A control valve V is housed inside the piston boss 11, and the control valve V performs a switching operation in accordance with the relative movement between the valve piston 17 and the piston boss 11 due to the forward and backward movement of the input rod 16. . That is, when the valve piston 17 moves forward with respect to the piston boss 11 when the control valve V is in the switching neutral state, the control valve V allows the working chamber 13 to communicate with the atmosphere through the atmosphere inlet 21 and the negative pressure chamber. The pressure difference between the pressure chamber 12 and the working chamber 13 causes the booster piston 8 to move forward together with the piston boss 11. Valve piston 1
When the piston 7 moves backward with respect to the piston boss 11, the working chamber 13 is cut off from the atmosphere and communicates with the negative pressure chamber 12, so that the pressure difference disappears. Retreats with the boss 11. By the way, the rear shell half 6 and the bolt 23 as the plate and the front shell half 7 and the bolt 28 as the plate are respectively connected by caulking according to the present invention. Will be described in detail. First, a method of caulking the rear shell half 6 and the bolt 23 will be described with reference to FIGS. 2 to 4. The bolt 23 has a male screw 36 formed on at least a part of the outer periphery before the caulking. The screw shaft portion 23a provided and the screw shaft portion 2 at least before plastic deformation.
A deformed shaft portion 23b having a diameter larger than 3a and coaxially connected to the base end of the screw shaft portion 23a, and a coaxially connected to a base end of the deformed shaft portion 23b having a larger diameter than the deformed shaft portion 23b. And a head 23c provided. The surface of the head 23 c of the bolt 23 facing the rear shell half 6 is provided with an annular groove 37.
Are formed coaxially with the deformed shaft portion 23b, and a seal bead 39 formed annularly so as to coaxially surround the annular groove 37 is integrally provided so as to protrude toward the rear shell half 6. In addition, the deformation shaft 2 before plastic deformation
On the outer periphery of 3b, a serration portion 40 extending along the axial direction of the deformed shaft portion 23b is provided. On the other hand, the rear shell half 6 is provided with a through hole 41 through which the screw shaft portion 23a and the deformed shaft portion 23b of the bolt 23 are inserted before the caulking connection. The rear shell half 6 and the bolt 23
In the caulking connection, as shown in FIGS. 3 and 4, the inner diameter of the deformed shaft portion 23b is smaller than the outer diameter of the deformed shaft portion 23b before the plastic deformation, but is larger than the outer diameter of the screw shaft portion 23a. A plurality of caulking tools 43 having holes 42 are prepared with different inner diameters of the holes 42. In the caulking connection, the bolt 23 is placed in an upright posture with its head 23c placed on a fixed receiving base 44, and in this state, the rear shell half 6 is brought into contact with the seal bead 39 of the head 23c. At the same time, with the screw shaft portion 23a and the deformed shaft portion 23b inserted through the through hole 41, the swaging tool 43 is pressed downward, that is, toward the head 23c. As a result, the lower end opening edge of the hole 42 in the caulking tool 43 bites into the outer peripheral portion of the deformed shaft portion 23b over the entire periphery, and the deformed shaft portion 23b connects the peripheral portion of the through hole 41 in the rear shell half 6 to the head of the bolt 23. The plastically deformed portion 23b 'generated at the deformed shaft portion 23b is pressed by the plastically deformed portion 23b' so that the plastically deformed portion 6 'generated at the rear shell half 6 is formed. Into the annular groove 37 so that the head 23c
Between them. At this time, the deformed shaft portion 23b
When the serration portion 40 provided on the outer periphery of the bolt bites into the plastic deformation portion 6 ′, the bolt 23 is prevented from rotating around the axis, and is connected to the rear shell half 6. Next, a method of caulking the front shell half 7 and the bolt 28 will be described with reference to FIG. 5. Before the caulking connection, the bolt 28 has an external thread 46 engraved on at least a part of its outer periphery. Screw shaft part 2
8a, at least before plastic deformation, a deformed shaft portion 28b coaxially connected to the base end of the screw shaft portion 28a with a larger diameter than the screw shaft portion 28a, and a larger diameter than the deformed shaft portion 28b. And a head portion 28c coaxially connected to the base end of the deformed shaft portion 28b.
And On the surface of the head 28c of the bolt 28 facing the front shell half 7, an annular groove 47 is provided coaxially with the deformed shaft 28b.
An annular seal bead 49 is formed integrally around the front shell half 7 so as to protrude toward the front shell half 7, and the head 28c is formed on the front shell half 7 side.
An annular engaging step 4 for engaging the reinforcing plate 26
5 are provided. A serration (not shown) extending along the axial direction of the deformed shaft 28b is provided on the outer periphery of the deformed shaft 28b before plastic deformation. On the other hand, the front shell half 7 is provided with a through hole 51 through which the screw shaft portion 28a and the deformed shaft portion 28b of the bolt 28 are inserted before the caulking connection. Thus, the front shell half 7 and the bolt 28
At the time of the caulking connection, the entire circumference of the outer peripheral portion of the deformed shaft portion 28b is moved by the caulking tool 43 as shown in FIGS. The plastically deformed portion 28b 'generated at the deformed shaft portion 28b is caulked so as to be plastically deformed toward the portion 28c.
The plastically deformed portion 7 ′ generated in the front shell half 7 by being pressed by the plastically deformed portion 28 b ′ is pressed between the head 28 c so as to bite into the annular groove 47. Next, the operation of this embodiment will be described. The rear shell half 6 and the bolt 23 are caulked,
For caulking the front shell half 7 and the bolt 28, a plurality of caulking tools 43 having different inner diameters of the holes 42 are prepared in advance, and the rear shell half 6 and the front shell half 7 A caulking tool 43 having a hole 42 having an inner diameter corresponding to the thickness is selected. That is, as shown in FIGS. 3 and 4,
When the rear shell half 6 has a relatively small plate thickness t ₁ , the caulking tool 43 in which the inner diameter D _{1 of the} hole 42 is relatively large is selected. As a result, since the thickness t ₁ of the rear shell half 6 is relatively thin, the swaging
As the caulking length of the deformed shaft portion 23b due to No. 3 becomes relatively large, the thickness of the deformed shaft portion 23b in the radial direction of the caulked deformed portion is made relatively small. The volume of the resulting plastic deformation portion 23b 'can be adjusted, and the surface of the plastic deformation portion 23b' can be made substantially the same as the surface of the rear shell half 6, thereby improving durability. On the other hand, as shown in FIG. 6, when the rear shell half 6 has a relatively large plate thickness t ₂ ,
The inner diameter D ₂ of the hole 42 is relatively small caulking tool 43 is selected. Thus according to the crimping length of the deformable shaft portion 23b by caulking tool 43 is relatively small with the possible thickness t ₂ of the rear shell half 6 is relatively thick, deformable shank 23b The capacity of the plastically deformed portion 23b 'can be adjusted by making the thickness of the caulked deformed portion along the radial direction relatively large, and the surface of the plastically deformed portion 23b' can be adjusted to the surface of the rear shell half 6. The durability can be improved as substantially the same surface. Therefore, by simply selecting one of a plurality of caulking tools 43 prepared in advance in accordance with the thickness of the rear shell half 6, the plastic deformation portion 23b 'is formed by the same type of bolt 23 to form the rear shell half. The caulked connection can be achieved so as to be flush with the body 6, the durability of the caulked portion can be improved, and the cost can be reduced. As for the connection structure of the front shell half 7 and the bolt 28, the selection of the caulking tool 43 allows the front shell half 6 to be connected in the same manner as the connection structure of the rear shell half 6 and the bolt 23 described above. Regardless of the change in the thickness of the reinforcing plate 7 and the reinforcing plate 26, the same type of bolt 28 can achieve a caulking connection in which the plastic deformation portion 28b 'is flush with the front shell half 7. Thus the front shell half at the same <br/> one type of bolt 28 7 and the reinforcing plate 2
The durability of the caulked part was improved while responding to the thickness change of 6,
Cost can be reduced. As another embodiment of the present invention, as shown in FIG. 7, through holes 41 or 5 are formed in the rear shell half 6 or the front shell half 7 before swaging by the swaging tool 43.
A recess 5 in which the periphery of 1 is recessed toward the annular groove 37 or 47
2 may be provided. Then, the swaging tool 43
The connection by caulking becomes easier. Although the embodiments of the present invention have been described in detail, the present invention is not limited to the above embodiments, and various design changes can be made without departing from the present invention described in the appended claims. It is possible to do. For example, the present invention is not limited to the method of caulking the rear and front shell halves 6, 7 of the negative pressure booster B with the bolts 23, 28, but is widely applicable as a method of caulking plates and bolts. It is. According to the present invention as described above, according to the present invention, prepare a plurality of caulking members having different inner diameter of the hole previously Kutotomo
And bolts of the same type regardless of plate thickness changes
When caulking, select a caulking tool with a smaller inside diameter of the hole as the plate thickness increases .
Of the deformed shaft due to the increase in plate thickness
The radius of the swaged part of the deformed shaft according to the shortening of the swage length
The thickness along the direction is increased so that the plastic deformation
Product, and this adjustment causes the plate to bite into the annular groove.
The surface of the plastically deformed part in the
Since it is possible to make it almost flush, only by selecting a caulking tool with a hole with an inner diameter according to the plate thickness, the same type of bolt is used for the plate thickness change to provide excellent durability. Caulking can be achieved, which can contribute to cost reduction.

【図面の簡単な説明】 【図１】一実施例の負圧ブースタの縦断面図である。 【図２】図１の２矢視部拡大図である。 【図３】図２の構造のかしめ結合前の状態を示す断面図
である。 【図４】かしめ具によるかしめ結合終了時の図３に対応
する断面図である。 【図５】図１の５矢視部拡大図である。 【図６】プレート板厚を変化させた状態での図４に対応
する断面図である。 【図７】他の実施例の図３に対応する断面図である。 【符号の説明】 ６・・・プレートとしての後部シェル半体 ７・・・プレートとしての前部シェル半体 ２３ｂ′，２８ｂ′・・・塑性変形部 ２３，２８・・・ボルト ２３ａ，２８ａ・・・ねじ軸部 ２３ｂ，２８ｂ・・・変形軸部 ２３ｃ，２８ｃ・・・頭部 ３６，４６・・・雄ねじ ３７，４７・・・環状溝 ４２・・・孔 ４３・・・かしめ具 ４１，５１・・・貫通孔BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a negative pressure booster according to one embodiment. FIG. 2 is an enlarged view of a part viewed from an arrow 2 in FIG. FIG. 3 is a sectional view showing a state before swaging of the structure of FIG. 2; 4 is a cross-sectional view corresponding to FIG. 3 at the time of completion of the caulking connection by the caulking tool. FIG. 5 is an enlarged view of a part viewed from an arrow 5 in FIG. 1; FIG. 6 is a sectional view corresponding to FIG. 4 in a state where the plate thickness is changed. FIG. 7 is a cross-sectional view corresponding to FIG. 3 of another embodiment. DESCRIPTION OF SYMBOLS 6... Rear shell half 7 as a plate 7. Front shell half 23 b ′ and 28 b ′ as a plate plastic deformation parts 23 and 28 bolts 23 a and 28 a. ..Screw shaft portions 23b and 28b... Deformed shaft portions 23c and 28c... Heads 36 and 46... Male screws 37 and 47... Annular grooves 42. 51 ... through-hole

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平１−158206（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−27654（ＪＰ，Ａ) 特開 昭52−31266（ＪＰ，Ａ) 実開 昭53−133061（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭35−34127（ＪＰ，Ｙ１) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) F16B 35/04 B60T 13/56 F16B 4/00 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continuation of the front page (56) References JP-A-1-158206 (JP, A) JP-A-4-27654 (JP, A) JP-A-52-31266 (JP, A) 133061 (JP, U) Jiko 35-34127 (JP, Y1) (58) Fields investigated (Int. Cl. ⁷ , DB name) F16B 35/04 B60T 13/56 F16B 4/00

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 貫通孔（４１，５１）を有するプレート
（６，７）と，ねじ軸部（２３ａ，２８ａ）の基端が少
なくとも塑性変形前にはねじ軸部（２３ａ，２８ａ）よ
りも大径である変形軸部（２３ｂ，２８ｂ）を介して頭
部（２３ｃ，２８ｃ）に連設されて成るとともに頭部
（２３ｃ，２８ｃ）には変形軸部（２３ｂ，２８ｂ）を
囲繞する環状溝（３７，４７）が設けられるボルト（２
３，２８）とのかしめ結合にあたって，プレート（６，
７）の貫通孔（４１，５１）に変形軸部（２３ｂ，２８
ｂ）およびねじ軸部（２３ａ，２８ａ）を挿通させた状
態で変形軸部（２３ｂ，２８ｂ）の外周部全周を，該変
形軸部（２３ｂ，２８ｂ）の塑性変形前の外径よりも小
径であってねじ軸部（２３ａ，２８ａ）の外径よりも大
径である内径の孔（４２）を有するかしめ具（４３）で
頭部（２３ｃ，２８ｃ）側にかしめることにより，変形
軸部（２３ｂ，２８ｂ）で生じた塑性変形部（２３
ｂ′，２８ｂ′）でプレート（６，７）を頭部（２３
ｃ，２８ｃ）側に挟圧して環状溝（３７，４７）に食い
込ませるようにしたプレート及びボルトのかしめ結合方
法において， 孔（４２）の内径を異ならせた複数のかしめ具（４３）
を予め準備しておくと共に，プレート（６，７）の板厚
変化にかかわらず同一種類の前記ボルト（２３，２８）
を使用し， 前記かしめ結合にあたっては， プレート（６，７）の板
厚が増大するのに応じて孔（４２）の内径が小さなかし
め具（４３）を選択することにより，プレート（６，
７）の板厚増大に伴う変形軸部（２３ｂ，２８ｂ）のか
しめ長さ短縮に応じて変形軸部（２３ｂ，２８ｂ）のか
しめ変形部分の半径方向に沿う厚さが大となるようにし
て，前記塑性変形部（２３ｂ′，２８ｂ′）の容積を調
整することを特徴とする，プレート及びボルトのかしめ
結合方法。(57) [Claim 1] A plate (6, 7) having through holes (41, 51) and a screw having a base end of a screw shaft portion (23a, 28a) at least before plastic deformation. The heads (23c, 28c) are connected to the heads (23c, 28c) via deformed shafts (23b, 28b) having a larger diameter than the shafts (23a, 28a). Bolt (2) provided with annular groove (37, 47) surrounding (23b, 28b)
When caulking with (3,28), plate (6,28)
The deformed shaft portions (23b, 28) are inserted into the through holes (41, 51) of (7).
b) and the screw shaft portions (23a, 28a) are inserted through the entire outer circumference of the deformed shaft portions (23b, 28b) to be smaller than the outer diameter of the deformed shaft portions (23b, 28b) before plastic deformation. It is deformed by caulking to the head (23c, 28c) side with a caulking tool (43) having a hole (42) having a small diameter and an inner diameter larger than the outer diameter of the screw shaft portion (23a, 28a). The plastically deformed portion (23) generated at the shaft portions (23b, 28b)
b ', 28b') and the plate (6, 7) with the head (23
In a method of caulking a plate and a bolt so as to bite into the annular groove (37, 47) by being pressed against the c, 28c) side, a plurality of caulking tools (43) having different inner diameters of the holes (42).
Prepared in advance and together with you click the, thickness of the plate (6, 7)
Bolts of the same type regardless of change (23, 28)
In the above-mentioned caulking connection, by selecting a caulking tool (43) having a smaller inside diameter of the hole (42) as the plate thickness of the plate (6, 7) increases , the plate (6, 7) is selected .
7) Deformation shaft (23b, 28b) due to increase in thickness
Deformation shaft part (23b, 28b) depending on shortening length
Increase the thickness of the squeezed part along the radial direction.
To adjust the volume of the plastically deformed portions (23b ', 28b').
A method for caulking a plate and a bolt, comprising: