JP3404966B2 - プラグインレール - Google Patents

プラグインレール

Info

Publication number
JP3404966B2
JP3404966B2 JP04532595A JP4532595A JP3404966B2 JP 3404966 B2 JP3404966 B2 JP 3404966B2 JP 04532595 A JP04532595 A JP 04532595A JP 4532595 A JP4532595 A JP 4532595A JP 3404966 B2 JP3404966 B2 JP 3404966B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug
rail
panel
weight
friction resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04532595A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08242087A (ja
Inventor
祥史 塚本
知幸 竹原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP04532595A priority Critical patent/JP3404966B2/ja
Publication of JPH08242087A publication Critical patent/JPH08242087A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3404966B2 publication Critical patent/JP3404966B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パネルを筐体又はシェ
ルフにプラグイン接続して格納させるガイドと重量受け
と固定を行い、筐体又はシェルフに設けられるプラグイ
ンレールに関する。
【0002】最近は回路部品の微細化が促進され高密度
実装化が図られる一方、高信頼性の点からコネクタ接続
を減らして収容回路の規模拡大化の傾向により、プラグ
イン接続する保守単位のパネルも大形化、重量化の傾向
が見られる。
【0003】又かようなパネルにあっては、プラグイン
接続するコネクタ端子の個数も増加傾向にあり、パネル
の挿抜力は増える傾向にあり、パネルの取扱において安
全性、信頼性が要望されている。
【0004】
【従来の技術】図4に従来の一例のプラグインレールを
示す。この従来例においては、パネル1が筐体2の実装
位置に取付けられたプラグインレール39にパネル1の両
側下部を載せ、奥方向に押し込み、パネル1の後部に設
けたコネクタ6と筐体2の対向位置に配設したコネクタ
66とが嵌合接続して装着定位置となり、図示省略の固定
機構を作用させて固定させ、筐体2側とコネクタ6,66を
介して電気的に接続される。
【0005】コネクタ6,66の嵌合接続には寸法精度が必
要であり、これを各ガイド機構にて行っており、第1ガ
イドは、筐体2の両側内面下部に対向して取付けられた
L字形断面のプラグインレール39であり、これにてパネ
ル1の外形(両側と下部位置)をガイドし、左右方向と
上下方向の位置を大略合わせる。必要により図示省略の
上部レールを追加する場合もある。
【0006】次の第2ガイドは、筐体2の奥部に突設し
たガイドピン7であり、これにパネル1の後部対向位置
にあけたガイド孔77が挿着されて、嵌合精度を高める。
最後のガイドは、コネクタ6,66同士に設けられた所定範
囲内のズレに対するガイド機構である。
【0007】かくして、3段階のガイド機構により高精
度な嵌合接続を行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、 前述のように、パネル1は大形化、重量化、多端子
接続化の傾向にあり、プラグイン接続には大力が要求さ
れてきている。 このため重いパネル1を、得てして高速度に勢いを
付けてその慣性により大嵌合力を作用させて嵌合接続さ
せる、という誤った取扱をすることが間々有るようであ
る。 この高速度慣性嵌合により、嵌合ガイドが完全に作
用しなかったり、ガイド接触部分の当初の衝突力も大き
く、特に樹脂モールドのコネクタ6,66のガイド部は損傷
してしまう。 コネクタ6,66が破損すると、装置は運転停止とな
り、その取替え作業はメーカー作業者によらねばならな
い等々損失は極めて大きいものとなる。等の問題点があ
った。
【0009】本発明は、かかる問題点に鑑みて、重いパ
ネルに対し高速度慣性嵌合が行われても、コネクタ等部
品に損傷を生じない安全で簡単構造のプラグインレール
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、図1〜図3
に示すように、 〔1〕パネル1を筐体2又はシェルフにプラグイン接続
して実装させるガイドと重量受けと固定を行い、筐体2
又はシェルフに設けられるプラグインレール3であっ
て、挿入過程におけるパネル1の運動エネルギーをパネ
ル重量に応じて低減させるブレーキ手段を備えた、本発
明のプラグインレール3により達成される。 〔2〕このブレーキ手段が、パネル重量に逆比例してレ
ール3の載置面31から出張る受け面41を有する重量感応
台4と、載置面31の一部に設ける摩擦抵抗面5とから成
り、パネル1の挿入側から重量感応台4、その後方に摩
擦抵抗面5を配置して成る、本発明の上記プラグインレ
ール3によっても適えられる。 〔3〕更に、重量感応台4が一端固定し、他端を自由と
し受け面41を形成した板ばね42から成る、上記〔2〕の
プラグインレール3によっても達成される。 〔4〕又、摩擦抵抗面5がゴム材52の平らな面を搭載面
31から僅少に出張らせて成る、上記〔2〕のプラグイン
レール3によっても適えられる。 〔5〕更に、ブレーキ手段を並列又は直列に複数個配設
した、上記〔1〕のプラグインレール3によっても達成
される。
【0011】
【作用】即ち、ブレーキ手段がパネル重量に応じて作用
するレールであるので、重いパネル程ブレーキが大きく
掛かり、高速度の運動エネルギーを低減して低速度に落
とし、ガイド部分の衝突力が低減され、損傷させなくで
きる。
【0012】パネル1の挿入に伴い、ブレーキ手段は、
最初に重量感応台4の受け面41に載り、更に進んで摩擦
抵抗面5に至るが、受け面41の出張り寸法と摩擦抵抗面
5との距離により、図1(a) に示す如く、軽いパネル1
では摩擦抵抗面5に殆ど接触せずに通過して行き、ブレ
ーキが掛からないでコネクタ6,66が接続され、パネル1
が重くなるに従って、図1(b) に示すように、重量感応
台4の受け面41が沈下し、パネル1の下面が摩擦抵抗面
5と徐々に接触を強め押圧力も大きく作用するようにな
り、 ブレーキ力=摩擦抵抗力=摩擦係数×面積×押圧
力 から、面積が一定なので押圧力が増えれば比例して
ブレーキ力も増える。
【0013】この押圧力は、重量感応台4が無ければ略
パネル1の重さとなるが、重量感応台4の反発力が作用
するのと、受け面41の出張り寸法による持ち上げがなさ
れるために、パネル1が重くなるとブレーキ力が急速に
増大させるように設定することは可能である。この場
合、或る値より軽いパネル1は殆どブレーキ力は作用し
なくなる。
【0014】この重量感応台4は、図2に示すように、
構造簡単でばね定数の設定容易な片持ち梁構造の板ばね
42にて実現できる。摩擦抵抗面5は、図2に示す如く、
ゴム材52の平らな面をプラグインレール3の載置面31よ
り僅少に出張らせることで、面接触するものに摩擦抵抗
力を与えることができる。
【0015】更に、パネル重量の増加傾向に対しては、
重量感応台4や摩擦抵抗面5をその都度新設計すること
は生産の混乱を来すので、図3に示すように、当面は既
存のブレーキ手段の複数個を並列又は直列にプラグイン
レール3に配設する対処が有効である。
【0016】かくして、本発明により、重いパネルに対
し高速度慣性嵌合が行われても、コネクタ等部品に損傷
を生じない安全で簡単構造のプラグインレール構造を提
供することが可能となる。
【0017】
【実施例】以下図面に示す実施例によって本発明を具体
的に説明する。全図を通し同一符号は同一対象物を示
す。図2は本発明の一実施例で、(a) は斜視図、(b) は
ブレーキ手段の構成拡大図、図3は本発明の他の実施例
である。
【0018】図2(a) に示す一実施例は、前述従来例
(図4に示す)と同一のパネル1、筐体2を用いて、プ
ラグインレールのみを本発明のものとしたものであり、
コネクタの嵌合ガイド機構の説明は同じであり割愛す
る。
【0019】図2(a)(b)に示すように、プラグインレー
ル3には重量感応台4と摩擦抵抗面5から構成されるブ
レーキ手段が載置面31に設けられた点が、従来例のもの
と異なる。
【0020】重量感応台4は、ばね鋼板を細T字形に成
形し一端の頭部に固定孔があけられ、他端の足端部は弓
形状に突出して曲げられ上面視1×1cm形状の受け面41
が設けられ、その途中部は受け面41にばね力を付勢させ
るようにくの字状に曲げてある板ばね42から成り、この
板ばね42をプラグインレール3の載置面31の裏面に固定
孔にねじを通して締着固定する。この際、受け面41を上
向き(表面向き)にしてプラグインレール3の載置面に
受け面41の形状に合わせてあけた貫通孔32に填め込ませ
る。この受け面41の表面は載置面31から最大 2.5mm出張
り、貫通孔32の縁に受け面41の前後の折曲縁が付勢力に
より押し当たっている。
【0021】このばね力の設定は、パネル1の重量が10
kg以下の場合は沈下せず、15kgで1mm、20kgで2mmの沈
下、即ち、5kg増す毎に1mmづつ沈下となるように付勢
させてある。従って、22.5kgで載置面と同面まで沈下す
る。
【0022】勿論、この設定は任意に選択することはで
きるが、1種類を使いきることがベストである。又、受
け面41を付勢ばね部と一体成形でなく別部品の組合せと
したり、板ばね42でなく圧縮コイルばね等他の部材にて
重量感応台4を構成しても差し支えない。
【0023】次に、摩擦抵抗面5は、15×30×厚5mmの
硬度70のネオプレンゴムのゴム材52が、パネル1の挿入
方向に細長く15×30mmの面を約 0.5mm載置面31から出張
らせてプラグインレール3に填め込んであり、前記受け
面41から2cm間をあけて後方に配置させている。
【0024】この填め込みはプラグインレール3にゴム
材52に見合って角孔33が設けられ、その裏側にコ字形金
具34が固着してあり、ゴム材52を表側から押し込み填め
込み且つコ字形金具34に接着させて所定に出張るように
してある。ここでゴム材52はガタつかずにきつく角孔33
に填めることが肝要であり、ガタつくと所定のブレーキ
力が得られなくなり、且つ外れて飛び出てしまう恐れが
ある。
【0025】尚、摩擦抵抗面5となるゴム材52の平らな
面は、平滑面とは限らず凹凸の粗面とすれば、消耗も増
すが摩擦は増やせるので表面形状も適宜に選べばよい。
以上の如く、最大重量20kgまでのパネル1を挿着させる
ことにおいては、誤って高速度慣性嵌合を行うとしても
充分に減速され、コネクタ6,66の損傷は略皆無となっ
た。
【0026】又、このブレーキ手段は、10kg以下のパネ
ル1については無作用となり、15kg位までは殆ど無作用
と同じに感じられ、実用上極めて効果的なレールとなっ
ている。
【0027】20kgを越える重量パネル1については30kg
位までは、ブレーキ手段を直列に2個配設し、それ以上
の重量に対しては、図3のように、横並びに2個配置さ
せることで試作し、所期の成果を得ている。
【0028】
【発明の効果】以上の如く、本発明のプラグインレール
により、重いパネルに対し高速度慣性嵌合が行われて
も、コネクタ等部品に損傷を生じない安全で簡単構造の
プラグインレールが得られ、装置の保守性の向上に寄与
すること大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図 (a) 軽いパネル挿入時 (b) 重いパネル挿入時
【図2】 本発明の一実施例 (a) 斜視図 (b) ブレーキ手段の構成拡大図
【図3】 本発明の他の実施例
【図4】 従来の一例のプラグインレール
【符号の説明】
1 パネル 2 筐体 3,
39 プラグインレール 4 重量感応台 5 摩擦抵抗面 6,
66 コネクタ 7 ガイドピン 31 載置面 32
貫通孔 33 角孔 34 コ字形金具 41
受け面 42 板ばね 52 ゴム材 77
ガイド孔
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−259664(JP,A) 特開 平6−162281(JP,A) 実開 平5−15482(JP,U) 実開 平2−27786(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 7/14 H05K 7/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルを筐体又はシェルフにプラグイン
    接続して実装させるガイドと重量受けと固定を行い、該
    筐体又はシェルフに設けられるプラグインレールであっ
    て、 挿入過程におけるパネルの運動エネルギーをパネル重量
    に応じて低減させるブレーキ手段を備え、該ブレーキ手段が、パネル重量に逆比例してレールの載
    置面から出張る受け面を有する重量感応台と、該載置面
    の一部に設ける摩擦抵抗面とから成り、パネルの挿入側
    から該重量感応台、その後方に摩擦抵抗面を配置して成
    る、 ことを特徴とするプラグインレール。
  2. 【請求項2】 重量感応台が一端固定、他端自由とし自
    由端側に受け面を形成した板ばねから成ることを特徴と
    する請求項記載のプラグインレール。
  3. 【請求項3】 摩擦抵抗面をゴム材の平らな面を載置面
    から僅少に出張らせて配置することを特徴とする請求項
    記載のプラグインレール。
JP04532595A 1995-03-06 1995-03-06 プラグインレール Expired - Fee Related JP3404966B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04532595A JP3404966B2 (ja) 1995-03-06 1995-03-06 プラグインレール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04532595A JP3404966B2 (ja) 1995-03-06 1995-03-06 プラグインレール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08242087A JPH08242087A (ja) 1996-09-17
JP3404966B2 true JP3404966B2 (ja) 2003-05-12

Family

ID=12716168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04532595A Expired - Fee Related JP3404966B2 (ja) 1995-03-06 1995-03-06 プラグインレール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3404966B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4135266B2 (ja) * 1999-08-27 2008-08-20 トヨタ自動車株式会社 電源回路の接続装置
JP5235020B2 (ja) * 2010-02-26 2013-07-10 富士通テレコムネットワークス株式会社 プラグインパッケージとそれをスライド収納するシェルフと電子装置
JP2016063055A (ja) * 2014-09-18 2016-04-25 サクサ株式会社 電子機器の放熱構造
JP6550034B2 (ja) * 2016-12-06 2019-07-24 矢崎総業株式会社 コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08242087A (ja) 1996-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5978212A (en) Disk drive locking member with handle
US5546278A (en) IC card protective cover
JP3404966B2 (ja) プラグインレール
US6102708A (en) Card connector having a shield plate of aluminum alloy
GB2162239A (en) Mounting apparatus
CA1198788A (en) Card edge connector having biasing means
US20030032328A1 (en) Components for a computer sub-assembly
US6863169B2 (en) Printed circuit board support
EP0414390B1 (en) Card reader
US20040070953A1 (en) Housing for Receiving a component which can be connected to the housing in a pluggable manner
KR100412497B1 (ko) 프린팅기기의 용지 카세트
US7410319B1 (en) Pen retention apparatus
JP2015154841A (ja) スライドレールのストッパー機構
CN109842711B (zh) 电子设备的屏幕保护装置
JP2658662B2 (ja) プラグインユニット
CN220845370U (zh) 一种货叉叉尖防碰撞机构
JP3023337U (ja) 電子機器の筐体構造
CN114109978B (zh) 一种服务器机柜及其服务器防振稳定机构
CN109976474B (zh) 一种用于机箱内部的托盘止位支架
JP3521008B2 (ja) 電子ユニット筐体
EP0577885A1 (en) Improved track means for drawers
CN220287046U (zh) 一种可调节的测绘仪器
CN101448379B (zh) 一种电路单板防护装置及通信设备
JPS6019338Y2 (ja) 電気接続子
JPS6010311Y2 (ja) コンタクトガ−ド差し込み用具

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021126

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030204

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080307

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090307

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100307

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100307

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees