JP3404526B2 - 方向探知受信装置 - Google Patents

方向探知受信装置

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JP3404526B2 JP2000136710A JP2000136710A JP3404526B2 JP 3404526 B2 JP3404526 B2 JP 3404526B2 JP 2000136710 A JP2000136710 A JP 2000136710A JP 2000136710 A JP2000136710 A JP 2000136710A JP 3404526 B2 JP3404526 B2 JP 3404526B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モノパルス方式を
用いて到来電波の方向を探知する方向探知受信装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の一般的なモノパルス方式
の方向探知受信装置を示すブロック図であり、1は到来
電波を受信するアンテナ、受信信号を比較して和信号
(Σ信号)、差信号(Δ信号)を得る前置比較器及び和信
号、差信号を中間周波数信号(IF信号)に変換する周波
数変換器を含む信号受信・前処理部(これらを一括して
1とする)、2は中間周波数に変換された和信号
ΣIF、差信号ΔIFの位相を検波する位相検波手段と
しての位相検波器、7はこの位相検波に用いる基準信号
発生器、3は2系統に分配した基準信号の片方を位相π
/2遅らせる遅延手段としての遅延回路、4は位相検波
された信号の振幅をサンプリングする振幅検波手段とし
ての振幅検波器、5は振幅サンプリングされた信号を用
いて到来電波の方向を算出する信号処理手段としての信
号処理器である。
【0003】次に動作について説明する。従来のモノパ
ルス方式の方向探知受信装置は上記のように構成され、
信号受信・前処理部1から出力された中間周波数の和信
号及び差信号は基準信号発生器7及び遅延回路3によっ
て出力されたπ/2の位相差をもつ基準信号を用いて位
相検波器2で位相検波されI(In−Phase)信号と
Q(Quadrature)信号となる。つまり、和信号
についてΣ,Σが、差信号についてΔ,Δが位
相検波器2の出力として得られる。そして、例えば電子
情報通信学会「改訂レーダ技術」、p186等に記載さ
れているような既知の方法により、これらのI信号及び
Q信号の振幅を振幅検波器4で検波し信号処理器5で到
来電波の方向を算出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のモノパルス方式
の方向探知受信装置は、以上のように構成されているの
で、周波数特性が広帯域にわたる到来電波を受信すると
周波数変換器から出力される和信号及び差信号の周波数
と基準信号発生器から出力される基準信号の周波数との
間にずれが生じることにより位相検波器から出力された
I信号及びQ信号の振幅が変動し、振幅検波器において
安定した振幅検波ができないという問題点があった。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、広帯域の到来電波を受信したと
きも安定した振幅検波を安価にかつ容易に実現する方向
探知受信装置を提供することを目的とする。
【0006】本発明のその他の目的や新規な特徴は後述
の実施の形態において明らかにする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願請求項1の発明に係る方向探知受信装置は、到
来電波を受信するアンテナ、この受信した信号を比較し
て和信号及び差信号を得る前置比較器、及び前記和信号
及び差信号を中間周波数信号に変換する周波数変換器を
含む信号受信・前処理部と、中間周波数に変換された前
記和信号及び差信号の位相を検波する位相検波手段と、
前記位相検波手段による位相検波に必要な基準信号を前
記中間周波数の和信号又は差信号から得て、これを分配
した2系統の基準信号の片方を位相π/2遅らせる遅延
手段と、前記位相検波手段で位相検波された信号の振幅
をサンプリングする振幅検波手段と、前記振幅検波手段
で振幅サンプリングされた信号を用いて到来電波の方向
を算出する信号処理手段とを備えたことを特徴としてい
る。
【0008】また、本願請求項2の発明に係る方向探知
受信装置は、2次元の方向探知を行うために到来電波を
受信するアンテナ、この受信した信号を比較して1つの
和信号及び水平差信号と高低差信号からなる2つの差信
号を得る前置比較器、及び前記1つの和信号及び2つの
差信号を中間周波数信号に変換する周波数変換器を含む
信号受信・前処理部と、中間周波数に変換された前記1
つの和信号及び2つの差信号の位相を検波する位相検波
手段と、前記位相検波手段による位相検波に必要な基準
信号を前記中間周波数の和信号、水平差信号及び高低差
信号のいずれかから得て、これを分配した2系統の基準
信号の片方を位相π/2遅らせる遅延手段と、前記位相
検波手段で位相検波された信号の振幅をサンプリングす
る振幅検波手段と、前記振幅検波手段で振幅サンプリン
グされた信号を用いて到来電波の方向を算出する信号処
理手段とを備えたことを特徴としている。
【0009】本願請求項3の発明に係る方向探知受信装
置は、請求項1又は2において、前記中間周波数に変換
された和信号及び差信号の振幅を検波する第2の振幅検
波手段をさらに備え、中間周波数に変換された和信号及
び差信号の位相検波とは別の系統により振幅検波を行
い、前記信号処理手段へ出力することを特徴としてい
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明による方向探知受信
装置を各実施の形態に従って説明する。
【0011】実施の形態1.図1は本発明の実施の形態
1による方向探知受信装置の構成を示すブロック図であ
る。図1において、1は到来電波を受信するアンテナ、
受信信号を比較して和信号(Σ信号)、差信号(Δ信号)を
得る前置比較器及び和信号、差信号を中間周波数信号
(IF信号)に変換する周波数変換器を含む信号受信・前
処理部1(これらを一括して1とする)、2は中間周波
数に変換された和信号(ΣIF信号)、差信号(ΔIF
信号)の位相を検波する位相検波手段としての位相検波
器、3aは中間周波数の和信号(ΣIF信号)から得た
基準信号の2系統に分配した片方を位相π/2遅らせる
遅延手段としての遅延回路、4は位相検波された信号の
振幅をサンプリングする振幅検波手段としての振幅検波
器、5は振幅サンプリングされた信号を用いて到来電波
の方向を算出する信号処理手段としての信号処理器であ
る。
【0012】次に動作について説明する。信号受信・前
処理部1から出力された中間周波数の和信号及び差信号
は、遅延回路3によってπ/2の位相差をつけられた基
準信号を用いて位相検波器2で位相検波されI(In−
Phase:Σ、Δ)信号とQ(Quadratu
re:Σ、Δ)信号となる。つまり、和信号につい
てΣ,Σが、差信号についてΔ,Δが位相検波
器2の出力として得られる。これらのI信号及びQ信号
の振幅を振幅検波器4で検波し、信号処理器5で到来電
波の方向を算出する。
【0013】ここで、中間周波数の和信号及び差信号の
位相を検波するときに必要な基準信号を得る方法として
中間周波数の和信号ΣIFを分配して用いることによ
り、中間周波数の和信号及び差信号の周波数と基準信号
の周波数との間にほとんどずれは生じず、位相検波器2
から出力されたI信号及びQ信号の振幅がほとんど変動
しないため、振幅検波器4において安定した振幅検波が
できる。
【0014】中間周波数の和信号及び差信号の周波数と
基準信号の周波数との間にほとんどずれがない場合に、
位相検波器2から出力されたI信号及びQ信号の振幅が
殆ど変動しないことを以下に説明する。
【0015】中間周波数の和信号又は差信号を複素数で
表すと、 SIF(f,A,φ,t)=Aexp(2πft+φ) …(1) SIF:中間周波数の和信号又は差信号 f:周波数 A:振幅 φ:位相 t:時間 となる。また、この信号と周波数のずれがΔfである基
準信号を複素数で表すと、 SIF’(f+Δf,A’,φ’,t)=A’exp(−2π(f+Δf)t+φ’) …(2) SIF’:基準信号 f:周波数 Δf:周波数のずれ A’:振幅 φ’:位相 t:時間 となる。上記の両信号が位相検波器2(例えばミクサ)に
入力されたとき、出力信号は次のように表される。 SIQ(Δf,A,A’,φ,φ’,t) =SIF(f,A,φ,t)・SIF’(f+Δf,A’,φ’,t) =AA’exp(−2πΔft+φ+φ’) (3) SIQ:位相検波器からの出力信号
【0016】従って周波数のずれΔfが極めて小さい場
合、位相検波器から出力されるI信号及びQ信号は時間
に依存する成分が除去され、振幅変動が極めて小さくな
る。
【0017】実施の形態2.次に、実施の形態2につい
て説明する。実施の形態1では基準信号を得る方法とし
て中間周波数の和信号を用いたが、差信号を用いること
により実施の形態1と同様に安定した振幅検波ができ
る。
【0018】図2は本発明の実施の形態2による方向探
知受信装置の構成を示すブロック図である。図2におい
て、上記実施の形態1と同一もしくは相当部分は同一符
号で示す。3bは中間周波数の差信号(ΔIF信号)から
得た基準信号の2系統に分配した片方を位相π/2遅ら
せる遅延回路である。
【0019】動作は基本的に実施の形態1と同様であ
る。ここで、中間周波数の和信号及び差信号の位相を検
波するときに必要な基準信号を得る方法として中間周波
数の差信号を分配して用いることにより、実施の形態1
と同様の効果が期待できる。
【0020】実施の形態3.次に、実施の形態3につい
て説明する。この場合、1次元の方向探知を行う受信装
置である実施の形態1を2次元の方向探知を行う受信装
置に適用する。
【0021】図3は本発明の実施の形態3による方向探
知受信装置の構成を示すブロック図である。図3におい
て、上記実施の形態1と同一もしくは相当部分は同一符
号で示す。1aは到来電波を受信するアンテナ、受信信
号を比較して1つの和信号(Σ信号)、2つの差信号(Δ
信号)を得る前置比較器及び和信号、差信号を中間周波
数信号(IF信号)に変換する周波数変換器を含む信号受
信・前処理部(これらを一括して1aとする)、3aは中
間周波数の和信号(ΣIF信号)から得た基準信号の2系
統に分配した片方を位相π/2遅らせる遅延回路であ
る。なお、前記2つの差信号は水平差信号(ΔAZ信号)
及び高低差信号(ΔEL信号)である。
【0022】次に動作について説明する。信号受信・前
処理部1aから出力された中間周波数の和信号及び2つ
の差信号は、遅延回路3aによってπ/2の位相差をつ
けられた基準信号を用いて位相検波器2で位相検波され
I(In−Phase:Σ、ΔAZ、ΔEL)信
号とQ(Quadrature:Σ、ΔAZ、ΔE
)信号となる。動作は基本的に実施の形態1と同様
であり、2次元の方向探知を行う受信装置においても実
施の形態1と同様な効果が期待できる。
【0023】実施の形態4.次に、実施の形態4につい
て説明する。この場合、1次元の方向探知を行う受信装
置である実施の形態2を2次元の方向探知を行う受信装
置に適用する。
【0024】図4は本発明の実施の形態4による方向探
知受信装置の構成を示すブロック図である。図4におい
て、上記実施の形態3と同一もしくは相当部分は同一符
号で示す。3cは中間周波数の差信号のうち水平差信号
(ΔAZIF信号)から得た基準信号の2系統に分配した
片方を位相π/2遅らせる遅延回路である。
【0025】次に動作について説明する。信号受信・前
処理部1aから出力された中間周波数の和信号及び2つ
の差信号は、遅延回路3cによってπ/2の位相差をつ
けられた基準信号を用いて位相検波器2で位相検波され
I(In−Phase:Σ、ΔAZ、ΔEL)信
号とQ(Quadrature:Σ、ΔAZ、ΔE
)信号となる。動作は基本的に実施の形態2と同様
である。ここで、中間周波数の和信号及び差信号の位相
を検波するときに必要な基準信号を得る方法として中間
周波数の2つの差信号のうち水平差信号(ΔAZIF
号)を分配して用いることにより、2次元の方向探知を
行う受信装置においても実施の形態2と同様の効果が期
待できる。
【0026】実施の形態5.次に、実施の形態5につい
て説明する。1次元の方向探知を行う受信装置である実
施の形態2を2次元の方向探知を行う受信装置に適用す
る別の装置を示す。
【0027】図5は本発明の実施の形態5による方向探
知受信装置の構成を示すブロック図である。図5におい
て、上記実施の形態4と同一もしくは相当部分は同一符
号で示す。3dは中間周波数の差信号のうち高低差信号
(ΔELIF信号)から得た基準信号の2系統に分配した
片方を位相π/2遅らせる遅延回路である。
【0028】次に動作について説明する。信号受信・前
処理部1aから出力された中間周波数の和信号及び2つ
の差信号は、遅延回路3dによってπ/2の位相差をつ
けられた基準信号を用いて位相検波器2で位相検波され
I(In−Phase:Σ、ΔAZ、ΔEL)信
号とQ(Quadrature:Σ、ΔAZ、ΔE
)信号となる。動作は基本的に実施の形態2と同様
である。ここで、中間周波数の和信号及び差信号の位相
を検波するときに必要な基準信号を得る方法として中間
周波数の2つの差信号のうち高低差信号(ΔELIF
号)を分配して用いることにより、2次元の方向探知を
行う受信装置においても実施の形態2と同様の効果が期
待できる。
【0029】実施の形態6.次に、実施の形態6につい
て説明する。実施の形態1の位相検波とは別系統で振幅
検波を行う(第2の振幅検波手段を設ける)ことにより、
振幅検波のダイナミックレンジを容易に確保することが
できる。
【0030】図6は本発明の実施の形態6による方向探
知受信装置の構成を示すブロック図である。図6におい
て、上記実施の形態1と同一もしくは相当部分は同一符
号で示す。6は中間周波数に変換された和信号(ΣIF
信号)及び差信号(ΔIF信号)の振幅を検波する第2
の振幅検波手段としての振幅検波器である。
【0031】次に動作について説明する。動作は基本的
に実施の形態1と同様である。また実施の形態1に加え
て、中間周波数の和信号及び差信号を分配し、振幅検波
器6で和信号及び差信号の振幅を検波し信号処理器5へ
出力することにより、振幅検波のダイナミックレンジを
容易に確保することができる。
【0032】なぜならば、位相検波器2から出力された
I信号及びQ信号の振幅は入力した中間周波数信号の振
幅と基準信号の振幅の積に比例するため、和信号又は差
信号の振幅の2乗に比例するが、位相検波とは別の系統
で検波を行う場合、振幅は和信号又は差信号の振幅の1
乗に比例するため、ダイナミックレンジの確保は容易と
なる。
【0033】同様にして、上記実施の形態2乃至5にお
いてそれぞれ、位相検波とは別系統で振幅検波を行うこ
とにより、振幅検波のダイナミックレンジを容易に確保
するようにした実施の形態7乃至10を図7乃至10に
示した。動作はそれぞれの実施の形態の動作2乃至5に
上記実施の形態6のものを加えたものであるので説明は
省略する。これらにおいても同等の効果が得られる。
【0034】以上本発明の実施の形態について説明して
きたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記
載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当
業者には自明であろう。
【0035】
【発明の効果】以上のように、広帯域の到来電波を受信
したとき、周波数変換器から出力される和信号及び差信
号の周波数と位相検波の基準信号の周波数とのずれによ
り安定した振幅検波ができないという問題に対し、本発
明によれば、中間周波数の和信号及び差信号の位相を検
波するときに必要な基準信号を得るのに、中間周波数の
和信号又は差信号を分配して用いているので、中間周波
数の和信号及び差信号の周波数と基準信号の周波数との
間にほとんどずれは生じず、位相検波手段から出力され
たI信号及びQ信号の振幅がほとんど変動しないため、
振幅検波手段において安定した振幅検波ができるため、
広帯域の到来電波を受信したときも安定した振幅検波を
安価にかつ容易に実現できる効果がある。
【0036】また同様に、2次元の方向探知に適用され
る同様の装置において、中間周波数の1つの和信号及び
2つの差信号の位相を検波するときに必要な基準信号を
得るのに、中間周波数の1つの和信号及び水平差信号と
高低差信号からなる2つの差信号のいずれかを分配して
用いる構成とすれば、中間周波数の1つの和信号及び2
つの差信号の周波数と基準信号の周波数との間にほとん
どずれは生じず、位相検波手段から出力されたI信号及
びQ信号の振幅がほとんど変動しないため、振幅検波手
段において安定した振幅検波ができるため、広帯域の到
来電波を受信したときも安定した振幅検波を安価にかつ
容易に実現できる効果がある。
【0037】さらに、1次元又は2次元の方向探知に適
用される装置において、中間周波数の和信号及び差信号
をそれぞれ分配し、位相検波とは別の系統により中間周
波数の和信号及び差信号の振幅検波を行い、信号処理手
段へ出力するようにすれば、信号処理手段における方位
算出に必要な和信号及び差信号の振幅を検波する際のダ
イナミックレンジを容易に確保できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による方向探知受信装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態2による方向探知受信装置
の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態3による方向探知受信装置
の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態4による方向探知受信装置
の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態5による方向探知受信装置
の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態6による方向探知受信装置
の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態7による方向探知受信装置
の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態8による方向探知受信装置
の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態9による方向探知受信装置
の構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の実施の形態10による方向探知受信
装置の構成を示すブロック図である。
【図11】従来の方向探知受信装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1,1a 信号受信・前処理部(信号受信・前処理手段) 2 位相検波器(位相検波手段) 3a,3b,3c,3d 遅延回路(遅延手段) 4 振幅検波器(振幅検波手段) 5 信号処理器(信号処理手段) 6 振幅検波器(第2の振幅検波手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−257901(JP,A) 特開 平10−173428(JP,A) 特開 平10−160813(JP,A) 特開 平7−287060(JP,A) 特開 平9−318722(JP,A) 特開 昭60−49276(JP,A) 特開2000−180533(JP,A) 特開2000−284038(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 3/00 - 3/74 G01S 7/00 - 7/42 G01S 13/00 - 13/95

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 到来電波を受信するアンテナ、この受信
    した信号を比較して和信号及び差信号を得る前置比較
    器、及び前記和信号及び差信号を中間周波数信号に変換
    する周波数変換器を含む信号受信・前処理部と、 中間周波数に変換された前記和信号及び差信号の位相を
    検波する位相検波手段と、 前記位相検波手段による位相検波に必要な基準信号を前
    記中間周波数の和信号又は差信号から得て、これを分配
    した2系統の基準信号の片方を位相π/2遅らせる遅延
    手段と、 前記位相検波手段で位相検波された信号の振幅をサンプ
    リングする振幅検波手段と、 前記振幅検波手段で振幅サンプリングされた信号を用い
    て到来電波の方向を算出する信号処理手段とを備えたこ
    とを特徴とする方向探知受信装置。
  2. 【請求項2】 2次元の方向探知を行うために到来電波
    を受信するアンテナ、この受信した信号を比較して1つ
    の和信号及び水平差信号と高低差信号からなる2つの差
    信号を得る前置比較器、及び前記1つの和信号及び2つ
    の差信号を中間周波数信号に変換する周波数変換器を含
    む信号受信・前処理部と、 中間周波数に変換された前記1つの和信号及び2つの差
    信号の位相を検波する位相検波手段と、 前記位相検波手段による位相検波に必要な基準信号を前
    記中間周波数の和信号、水平差信号及び高低差信号のい
    ずれかから得て、これを分配した2系統の基準信号の片
    方を位相π/2遅らせる遅延手段と、 前記位相検波手段で位相検波された信号の振幅をサンプ
    リングする振幅検波手段と、 前記振幅検波手段で振幅サンプリングされた信号を用い
    て到来電波の方向を算出する信号処理手段とを備えたこ
    とを特徴とする方向探知受信装置。
  3. 【請求項3】 前記中間周波数に変換された和信号及び
    差信号の振幅を検波する第2の振幅検波手段をさらに備
    え、中間周波数に変換された和信号及び差信号の位相検
    波とは別の系統により振幅検波を行い、前記信号処理手
    段へ出力することを特徴とする請求項1又は2記載の方
    向探知受信装置。
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