JP3400490B2 - シート搬送および積み重ね装置 - Google Patents

シート搬送および積み重ね装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】開示のシステムは複写装置または印刷装置
により出力されるコピー用紙シートなど薄いシートの出
力及び積み重ねの簡略化および改良を提供する。より特
定すれば、可変式シート方向転換経路システムが小型の
可変式供給ニップ偏向システムおよび一体型ゲートによ
り提供され、これによって同一のトレイ内におよび/ま
たは異なる選択された出力について、「上向き」または
「下向き」いずれかで選択的にシートを積み重ねられ、
複数のゲートまたはデフレクタ機構を必要とせず、シー
ト出力制御が改良されるものである。
【0002】開示のシート出力制御および積み重ねシス
テムは複写装置または印刷装置から出力スタッカおよび
/またはフィニッシャ・コンパイラへのあらかじめペー
ジ揃えしてあるコピー出力シートの多モード積み重ねの
改良のための用途または応用範囲を特に有し、片面また
は両面コピーの組をページ揃えした印刷および出力、お
よび/または順方向または逆方向のページ順の出力が可
能となる。下向き積み重ねに対向する上向き積み重ねの
ための別個の出力トレイは必要とされない。
【0003】本明細書に開示するシステムにおいて、積
み重ねられるシートの出力経路は出力積み重ね領域内へ
の積み重ねの改良のため、および反転または非反転積み
重ねのため変化しまた制御されるものである。さらに、
同一の軸回転式ニップ機構が異なるシート出力指示の間
の選択を提供することが出来る。
【0004】本出願で請求する改良において、周回ニッ
プシステムは周回ニップシステムそれ自体により作動さ
れるゲートから出力されるシートによって選択的かつ自
動的に迂回することが出来る。これはシート積み重ねの
非反転モードにおいて特に適切である。これは何らかの
ソレノイドまたはその他の別個に電気的または機械的に
作動されるゲートまたは屈曲機構を必要とすることなく
実現される。
【0005】本出願において開示されるシート屈曲ゲー
トは、周回ニップシステムが所定位置または動作位置へ
回転する際に単に周回ニップシステム自体と係合するこ
とで直接機械的に作動される。このゲートは、このよう
に作動した場合、シートの経路内で周回ニップヘ軸回転
して、ニップを押し上げ、周回ニップから離れた別の出
力経路、例えば非反転出力経路へシートを屈曲させる。
しかし、このゲートは作動していない場合には、出力シ
ステムの他の何らかの所望のニップ周回動作による周回
ニップシステム内への通常のシート供給を妨害すること
はない。
【0006】開示のシステムにおいては、異なる最終排
出ローラを動作モードによって使用可能である。問題の
ゲートが作動する場合、有効最終排出ローラーは周回ニ
ップの上方で周回ニップローラではなく積み重ね領域の
紙止めの直上部にシート経路ローラーを排出できる。周
回ニップローラーは積み重ね領域に重複し積み重ねの位
置合わせ止め具または端部壁のわずかに下側に位置する
のが望ましい。
【0007】以下に開示した特定の好適実施例において
は、単にシート出力供給ニップの出力角度をシートがそ
の供給ニップに位置している間に変更することで、少な
いハードウェアを用い異なった積み重ね方向および/ま
たは位置への異なる出力シート経路の選択または決定、
および紙詰まり減少のための実用的なシート供給出力制
御方法が示してあり、大幅および緊密な(小さな)半径
方向のシート経路変更においても選択または決定のため
の能動型(ソレノイドにより動作する)ゲート、バッフ
ル、またはデフレクタのいずれも必要としない。この特
定の好適実施例において、単一の、ニップ角度可変式の
周回ニップ型シート供給排出ローラーシステムは複数の
異なるシート出力モードを提供し、これには異なる出力
の間の選択、例えば大容量スタッカ、フィニッシャ・セ
ット・コンパイラ、上部トレイ、両面コピー用折り返し
経路、ハイライト・カラー・オーバーレイ・印刷帰路な
どへの選択が含まれ得る。本明細書に開示した好適実施
例は、自動またはオペレータの選択により複数の異なる
方法で同一出力からの出力の積み重ね、例えば、大容量
トレイ内への上向きまたは下向きの積み重ね、処理装置
上部の下向きトレイへの積み重ね、セット・コンパイラ
/フィニッシャへの下向き積み重ね、および厚手シート
素材のための直線的用紙経路などが提供される。[ゼロ
ックス社の1992年3月24日発行の米国特許第5,
098,074号(ドケット番号D/88157)に見
られる部分的共有コンパイラ/フィニッシャ・スタッカ
が本明細書の実施例において開示されている]。
【0008】背景として、以下の解説およびその他の参
考においても議論されているように、上向き対下向きの
出力積み重ねは複写装置または印刷装置の入力、処理装
置の構造および用紙経路についてのさまざまな設計面の
制約、選択および妥協に影響されることは周知である。
第1に複数のコピー出力の組のページ揃えを維持するこ
とが多くの場合で望ましい。あらかじめ揃えてある組の
印刷により、各々の揃えた組を印刷する際にコピーの組
のオンライン仕上げ[ステープル打ち、糊付け、または
その他の製本]が可能となる。しかし、ページ揃えを維
持することは複写し積み重ねるページの順番およびシー
トの向き(上向きまたは下向き積み重ね)により決定さ
れる。
【0009】1枚目からN枚目へまたは前向き順方向ペ
ージ順のコピー作成順序(つまりある種の制約のある両
面ループ環境を除き、対応する1枚目からN枚目へのコ
ピー出力順序)が多くの複写および電子印刷用途におい
て望ましい。これは電子的に送信された文書のページ・
バッファリングと第1ページ目の出力までの遅延を減少
することが出来る。これによってページ揃えした片面コ
ピーから両面コピーへの予備計数サイクルを回避する。
また紙詰まりを除去した後などのジョブ復帰を簡略化で
きる。前者については例えば本出願と同一のデニス・J
・ステンムル(Denis J. Stemmle)に1990年4月1
7日発行のゼロックス社の米国特許第4,918,49
0号の第4段において議論されている。
【0010】しかし、公知のように、1枚目からN枚目
へのページ揃え片面コピーシート出力は単純化した出力
の組のページ揃えを維持するために下向き出力シート積
み重ねを必要とする。しかし、下向き出力は単純出力が
無地(裏)面を上にして積み重ねることを表わしてお
り、オペレータはシートを裏返さなければ何が印刷され
ているか見ることが出来ない。
【0011】また、大半の複写装置または印刷装置の処
理装置は各種の処理装置設計上の理由から機械内部で印
刷面を上向きにして各々のコピーシートのページ上に各
々のページ画像を印刷する。つまり、トナー画像は受光
装置またはその他の初期画像化表面からコピーシート上
へコピーシートが実質的に上向きの間に[または、場合
によってはこれが縦方向に向いている間に]転写される
のが普通である。つまり、実質的に直線的な用紙経路に
おいて、コピーシートはまた下向きではなく上向きに排
出されるのが通常は望ましい。これによりN枚目から1
枚目へまたはページの逆の順番で印刷されるのであれば
片面コピーのシートの順番が揃った単純で、直接的な出
力の積み重ねが出来るようになる。上向きの積み重ねも
前述のようにすぐに複写した画像の視認性をもたらし望
ましい。N枚目から1枚目へ印刷した片面シートは処理
装置から排出され、N枚目、...5、4、3、2、1
枚目の順番で上向きに積み重ねられることになり、これ
によって1、2、3、4、5、...N枚目に揃えた組
が提供される。
【0012】上述のように、上向きの積み重ねには逆の
順番またはN枚目から1枚目へ揃えた片面コピーシート
出力が必要となる。例えば、大半の循環式文書ハンドラ
(RDH)などの上向きに積み重ねてある原本文書の束
の底部から順次文書を供給して作るコピーでは、N枚目
から1枚目への出力が通常提供される。上向きの積み重
ねはまた1枚目からN枚目への複写装置または印刷装置
の操作の何らかの特殊モードにおいても望ましい。例え
ば、試験シート用または揃えていない片面出力用の特別
のモードでは、処理装置から排出される際に手でシート
を裏返さなくともコピーの印刷面がすぐに見える(上向
き)のが望ましい。または、前述のように直線的な経路
を維持することにより硬いまたは厚い用紙の弓状の屈曲
または弯曲を防ぐための特別モードが望ましい。
【0013】上向き画像転写から上向き積み重ねへの実
質的に直線的または平面的な出力は、第1ページが上向
きになり出力の束におけるそれぞれの完成した組の最上
部にくるように両面コピーの第1面または奇数番号のペ
ージ面が(第2の面に)最後に印刷される、即ち、N−
1、...5、3、1となるように両面コピーシートが
N枚目から1枚目へまたは逆のページ順で作成される場
合でも可能である。
【0014】両面コピー出力が1枚目からN枚目のペー
ジ順、すなわち2/1、4/3、6/5などの場合、両
面コピーで偶数側が後に印刷され上向きに積み重ねられ
て出力される場合には位置が揃えられる、すなわち後で
印刷された偶数ページ側、2、4、6などが上向きにな
り、出力の束では第1ページがそれぞれの組の底部にあ
り下を向いていることになる。
【0015】しかし、もう1つの既知の選択肢または特
徴が用紙出力経路中で「自然な」反転を有し、これによ
って例えばシートが上向きに印刷されるが積み重ねトレ
イに最終的に出力されるまでに自然に1回反転され、よ
って必然的に下向きに積み重ねられることになる[例え
ば上述のデニス・J・ステンムルの米国特許第4,91
8,490号参照]。この形式の出力経路では、出力経
路中のまたは出力における選択可能な反転装置がシート
を2回目に反転して選択的にこれらを上向きに積むこと
ができるようになしている。
【0016】よって、複写装置または印刷装置が片面ま
たは両面出力を提供し、位置揃えを維持する場合、一方
の出力の反転が選択可能で他方の出力はそうではないこ
とが、従来技術でさまざまに議論されているように、必
要とされることが理解されよう。また、片面印刷シート
または両面印刷シートが反転されるかどうかが印刷する
ページの順番が1枚目からN枚目へまたはN枚目から1
枚目へなのかによって、さらに両面コピーのどちらの側
面が第1に印刷されるか、また出力経路が自然な反転を
有しているかによって変化することも理解されよう。
【0017】同一のデニス・J・ステンムル(Denis J.
Stemmle)に1989年8月22日発行のゼロックス社
の米国特許第4,858,909号では、コピーシート
をトレイ内に供給する間に、シート供給方向を幾分変更
するためのコピーシート排紙スタッカの排出ローラまた
は2重トレイの入口ローラの間の相対的ニップ位置また
は角度を回転させることで、シートの排出について良好
な制御を提供することをすでに教唆している。本発明で
開示しているシステムは前記の米国特許第4,858,
909号に示された基本的周回ニップの概念のうちの幾
つかの望ましい特徴を使用している。しかし、本システ
ムはこの概念の機能を実質的に拡張しており、新規の機
能、動作シーケンスならびに結果を導入するものであ
る。従来装置の周回ニップ(米国特許第4,858,9
09号の図6および5欄から6欄参照[これはゼロック
ス社の「5034」複写機の両面コピー経路にも使用さ
れている])は一定の位置に留まりシートが通常の「レ
ター」サイズまたは8.5インチ幅またはそれ以下の場
合、用紙シートを二重トレイにL型経路を経由して搬送
する。さらに大きなシート(または長手方向に処理する
−搬送短辺を第1に進める)では、紙の移動の最初の数
インチにわたり一定の位置に留まるが、その後で周回動
作してこれらの長いシートの後縁を受け入れトレイ後方
に向かわせる(経路「P」参照)。周回ニップはこの後
でL型経路の基本位置に復帰して次のシートの前縁を受
け止める。
【0018】前出のステンムルの米国特許第4,85
8,909号の図6の実施例とさらに区別すると、供給
ロールユニット60経由で2重トレイ63へのシート経
路入口はトレイ63の後端からであるためシート前縁は
60でその端部から(給紙端64で)トレイ63の対向
するまたは位置合わせ端部へ自由に供給される必要があ
るのが判る。また回転したニップの経路「P」は給紙端
64から離れて対向する方向に長いシート(だけ)の終
端を供給するためのものである。下向きの積み重ねだけ
がここでは提供されており、上向きと下向きの積み重ね
の選択は提供されていない。また図6の「P」を経由し
て実線から破線の位置「L」経由のローラーユニット6
0のニップ回転位置のいずれも異なる積み重ね位置へシ
ートを導くものではない。これらは全て下向きに2重ト
レイ63へ導かれる。特に、積み重ねしない直接両面コ
ピーループ経路62の選択の場合、ソレノイドにより作
動する屈曲ゲート61が必要となる。複雑さの増加を別
としても、理解し得るように、分離ゲート61と分離周
回ニップ60のいずれかがうまく作動しない場合、これ
らの間の干渉の可能性が存在する。上記ステンムルの米
国特許第4,858,909号の図1および図2から図
4の好適実施例は一般に縦方向のコンパイラおよび積み
重ねトレイを用いた下向き積み重ね(だけ)のために出
力を反転する(だけ)のものであり、さらに可動式の波
型の舌21を用いている。この図1から図4の好適実施
例は90度以下のニップ周回を用いるものである。しか
し、積み重ねは通常より複雑化し、またここに図示した
ように縦方向に45度以内の傾斜角度をなす一般に水平
方向に積み重ねるトレイがさらに望ましい。また、図5
から対角線枠44は周回ユニットが回転しすぎた場合に
用紙経路を遮断または交差することが出来る。
【0019】「周回ニップ制御装置」と題する最近のゼ
ロックス開示ジャーナル第17巻第2号、1992年3
月/4月号69−70ページの図面は、ジョン・F・デ
リックによる積み重ねトレイ位置決め壁上の一方向ファ
イバーずり上がり防止材のさらなる選択的特徴を図示す
る上で本発明の基本的概念の一部を偶然にも部分的に図
示しているが解説はしていない。
【0020】コピーシート経路の方向を変更するために
使用するその他の回転式ニップ角度システムは、198
5年6月21日付出願番号第60−136718号のオ
オハシ(Ohashi)(キヤノン)の日本国公開特許第61
−295964号およびカネコ(Kaneko)の米国特許第
4,887,060号(優先権日本国、1986年)に
開示されていることが予備調査で示されている。
【0021】カネコの米国特許第4,887,060号
はなにより相互に圧接状態の二組のローラーすなわち第
1のローラー106と第2のローラー107よりなる可
動部材110を有するシート排出装置を開示しているこ
とが検索者により示された(第8欄第53〜55行)。
第1のローラー106はシート搬送モーター116が駆
動し、第2のローラー107は自由に回転する(特に図
10を参照)。ローラー106および107の間にシー
ト前縁が挟まれると第1のローラー106の周囲をモー
ター124(例えば図9を参照)により複円状に駆動さ
れることでシートの移動方向を変更することが出来る
(特に図10、11、12、14を参照)。図13に図
示してある好適実施例において、ローラー106および
107は連続コピーモード中に(装置の側面の)第1の
紙排出トレイ208へまたは割り込みコピー操作中に
(装置上部の)第2の排出トレイ209のいずれかに選
択的にシートを排出するために使用される(第11段
目、1行〜70行および第12段目1行〜16行)。
【0022】上記の日本国で公開されたオオハシの公開
特許第61−295964号(要約)は給紙ローラー4
6および給紙ローラー46の外周の上部にある2つの部
分の間をソレノイドにより移動可能な2個の二次ローラ
ー47aと47bを有するシステムを開示している。第
1の位置において、二次給紙ローラーはシートを排出経
路39へ進行させ、第2の位置において、二次ローラー
はシートを両面コピーのための戻り経路40へ方向を変
えさせる。図1および図3を参照されたい。
【0023】さらに背景として、従来技術において出力
されたシートはトレイ内にこれの一端から事実上投入ま
たは放出されることが多い。つまり通常の出力積み重ね
は排出されるシートが積み重なるべきシートの束の最上
部のシートの一端より高くシートを排出することによ
る。通常、それぞれの排出されたシートは一般に水平方
向かつ平坦に主として慣性で進行する。これは、開いた
積み重ねトレイ領域内にシートが放出されてしまえば事
実上シートは制御または案内されないのが普通で、束の
上部に重なるためには重力によりトレイ内に落下する必
要があり、これはその方向におけるシートの高い空気抵
抗により抵抗を受ける。さらに高速複写装置またはその
他の画像化装置において、シートの積み重ねは高速で行
なわれなくてはならない。よって、この形式の積み重ね
の明らかな欠点は、特に、軽量の紙シートが落ち着くま
でに比較的長い時間を有することである。一般に水平の
シートの下降または定着は、これに働く相対的に極めて
小さい重力のみによって束の上部に押し下げられる場合
これの大きな空気抵抗により抵抗を受ける。
【0024】さらに背景として、シートの積み重ねはシ
ートの厚み、材質、重量および状態(反りなど)の変化
が存在することでさらに難しくなる。帳票つきまたは表
紙または挿入紙など異なる寸法または形式のシートが場
合によっては同一のコピーの組に混在することも考えら
れる。
【0025】また、シート排出軌道はトレイのエレベー
タが提供されない限りすでにトレイ内に存在するシート
の束の既存の高さの変化に対応すべきである(シートの
組の寸法および厚みで変化する)。軌道はまた高速で移
動するシートの空気力学的特性の変化に対応すべきで、
これはシートが排出されることで前縁の上昇または下降
に影響を及ぼす翼として作用することがある。この翼状
効果は定着器またはその他のシートに引き起こされた反
りによって強く影響されることがある。つまり、通常
は、比較的高い積み直し排出の上向きの軌道角度が提供
されるべきである。これ以外では、到着する文書の前縁
がすでに積み直しトレイ内にあるシートの束の上部で捕
捉または衝突して反り返り、重大な紙詰まり状態を起こ
す。[こうした積み直しの問題およびRDHでのその他
のさらなる議論は、例えば文書トレイの紙詰まり検出シ
ステムに関する1984年11月6日発行の米国特許第
4,480,824号に提供されている]。しかし、こ
れら全ての積み直しの問題に対応するために十分高い文
書軌道角度を設定することは前述のように全てのシート
についてシートの落下時間を大幅に増大させ、またその
他の潜在的な問題を生成することになる。
【0026】もう1つの背景の問題で、両面(両方の側
面への)印刷のために両面コピー用戻り経路のためのシ
ート逆転のため、シートの後端を保持しつつ排出供給ロ
ールの給紙方向を逆転させる技術はD・C・マックら
(D. C. Muck et al. )への1991年5月14日発行
のゼロックス社の米国特許第5,014,976号に言
及されまた議論されている。例えば第2段目に言及され
ている技術を参照されたい。また逆転する排出ローラー
58を図6のシート経路E、F、G、Hで図示している
上述の第4,858,909号も参照されたい。
【0027】図1は本発明の複数モード可動式ニップ角
度シート出力制御および積み重ねシステムを装備する典
型的コピーシート出力システムの1つの概略正面図で、
異なる動作位置とこれにより選択可能な代替出力を示
す。
【0028】図2は図1のシステムのための周回ニップ
移動ユニットの装置例を示す斜視図である。
【0029】図3は図2のニップ軌道装置例の断面図で
あって、破線で示す位置での動作によってバイパスゲー
トが形成されている状態を示す。
【0030】本発明は本明細書に図示した特定の好適実
施例に制限されるものではない。特に図1を参照する
と、複数モードシート出力システム10の一例が図示し
てあり、ここでは複写装置または印刷装置の単一の出力
12で単一かつ一体型の(単一のニップ29を有する)
周回ニップシステム20が全ての出力シート11および
積み重ね13の選択と制御を提供している。
【0031】本開示の好適実施例はシートをシート受容
領域または積み重ね部へ搬送する。シートの反転のため
には、シート搬送ニップを構成している対向する第1と
第2のシート供給ローラーを用い、ニップに供給される
シートの前縁を嵌合させ、シートを部分的にこのニップ
を通して供給しまた対向するローラーの相対的周回動作
を起こしてニップを徐々に軸回転させることで、これに
よってシートがニップを通して供給される間にシートの
前縁の移動の角度方向を変化させる。[これは上述のス
テンムルによる先行出願の米国特許第4,858,90
9号では限られた範囲で行なわれている]。
【0032】ここで、ニップを軸回転させるための対向
するローラーの周回動作はさらに、以下の14など少な
くとも1つの受容トレイ内のシートの上向きまたは下向
き積み重ねを含め複数の出力選択を提供する軸回転動作
の複数モード選択可能な動作を含む。第1の選択動作モ
ードにおいて、シートの先端の動きの方向を有効に反転
させるのに十分なニップの第1の選択周回動作により、
シート先端はニップ29内にあれば反転される。第2の
選択モードにおいて、出力されたシートを反転させるこ
となく直接シート積み重ねトレイ14内に屈曲させて落
とし込むニップバイパスシート屈曲ゲート80を自動的
に作動させることにより、シートは反転されず、また比
較的直線的に反転されることなく積み重ねるように供給
される。
【0033】開示の好適実施例はまた、シートをフィニ
ッシャ/コンパイラ、またはスタッカ(上向きまたは下
向き)、または上部トレイ、またはその他の選択された
出力のいずれかにシートを選択的に方向付けるために、
ニップの周回が異なり、周回距離および角度または終点
の異なる、別の選択的な、異なる動作モードも提供して
いる。例えば、公示の第3の選択可能なモードにおい
て、ニップの第3の選択動作は第1のモードより更にニ
ップを軸旋回させてシートを少なくとも部分的にシート
受容トレイから分離しているシートセット積み上げおよ
び仕上げ領域内にシートを供給する。これら複数の選択
可能な動作モードの全てにおいて、ニップの初期の軸旋
回角度位置は供給されるシートの前縁がニップに最初に
嵌合するのと実質的に同じであることが望ましく、これ
は例えば実質的に水平方向でありうる。
【0034】この選択可能な出力システム10の例にお
いて、周回ニップシステム20に隣接しこれによってシ
ートを選択的に供給するための、大容量エレベータ型積
み上げトレイまたはスタッカ14、コンパイラ/ステー
プラ部16へのコンパイラ入口段15、および自然な反
転経路18を有する上部トレイが図示してある。選択さ
れたトレイ(またはビン)14、15または17内へ、
複写装置または印刷装置12からの個々のシート11が
周回ニップシステム20により順次供給され、トレイ1
4内に図示した束13などのようなシートの束に積み上
げられる。この実施例では、両面およびハイライト・カ
ラー用戻り経路30を上記の周回ニップシステム20の
2つの更に異なる動作モードを用いることの出来る更に
別の選択可能な出力経路として図示してある。
【0035】選択可能な積み上げ部または領域14、1
6、17の全ては積み上げ端部の位置揃えのために従来
最適とされている45度以下の縦方向の傾斜を有する一
般に水平方向の積み上げ面からなることが望ましい。こ
れらは反転のために積み上げの属性を妥協した高度に縦
方向のトレイでは無く、また多くの従来技術の反転出力
積み上げトレイのようなシートの捩れまたは弯曲を起こ
しにくい。
【0036】前述の如く、その他の図でさまざまに示し
たようにニップの周回量は各種の所望の出力で、すなわ
ちコンパイラ部15、16とスタッカ部14と経路18
および経路30を経由する上部トレイ17とで異なって
いる。
【0037】周回ニップシステム20の機構の実施例に
ついて、図3および図4の拡大図を特に参照すると、ユ
ニット20全体は、ステッピングモーターM2の駆動系
21により、軸24で位置決めされている単一の固定さ
れた中央の旋回軸23の周囲を選択的に旋回する。つま
り、周回ニップシステム20が他の点では在来型のステ
ッピングモータM2の駆動系21により選択的に回転さ
れてシートの排出または軌道角度および位置を自動的に
制御し移動することが出来る。周回ニップ29は軸24
上の中央部同軸駆動ローラー25と周回するアイドラ・
ローラーのあいだに構成される。周回ユニット20は固
定軸23の周囲でまたそのため同軸駆動ローラー25の
周囲で周回ローラーの組27を保持する軸26の周回を
保持しまた提供し、これによりローラー25と27の間
のニップ29の平面を周回かつ軸旋回させる。上述のよ
うに、中央の軸23は駆動出力ローラー25の駆動軸2
4の軸でもある。
【0038】これらの供給ローラー25は一定のシート
出力ニップ速度のために定速で定常的に動作し得るモー
ターM1により個別に駆動される。ここでは駆動される
唯一のローラーの組は固定軸23上に動かないように装
置されたローラーの組25であることが望ましい。これ
により駆動系の複雑さが大幅に緩和される。M1は固定
軸24の一端を回転させるために簡単に固定して装着出
来る。これ以外に、軸24は他の何らかの適切な駆動装
置により駆動してもよい。専用モーターにより直接駆動
する必要はない。例えば、複写装置または印刷装置の主
駆動チェーンに従来通りクラッチ結合してもよい。
【0039】周回ニップシステム20の実施例におい
て、ニップ29の周回は周回ユニット20の端部枠を事
実上構成する2つの端部ギア28の間にアイドラ・ロー
ラー軸を装架することにより実現されている[以下を参
照]。軸26の中心は中央軸23と平行に間隔を開けて
装置され、他方のローラー25の周囲を接触を保ちなが
ら周回し得るようになしてある。ローラー27のこの周
回は、ローラー25が独立してそれ自身の軸24の周囲
を回転し、駆動されるコピーシート出力を提供している
間に行なえる。周回および給紙を同一の角速度またはそ
の付近で行なうことにより、ニップ29が通常のシート
出力の動きを妨害することなく周回しながらニップ29
内部にシート前縁を保持することが出来る。このように
実用的な前縁ニップ制御により、小さい半径(ローラー
25の半径の周囲)で、角度の大きい排出シートの折り
返しが可能になる。普通の受動式デフレクタをこれの代
りに用いた場合、このような直径の小さいシートの折り
返しは特に軽量シートで紙詰まりを起こす傾向が極めて
大きくなる。
【0040】本システム20はこのように大きく弯曲さ
せ(180度またはそれ以上)半径の小さい折り返しで
あっても問題を起こすような反り具合またはシートの組
をもたらす傾向はない。シートの小さい領域だけ(事実
上線接触)がどの特定の時点においてもローラー25と
ニップ内で圧接されており、シートの隣接する部分は全
てローラー25より半径が大きいと仮定することが出来
る。
【0041】さらに周回ユニット20のこの特定の実施
例では[上記の米国特許第4,858,909号の図5
の実施例の変更など、他にも可能な機械的代替案が存在
する]、ステッピングモーターM2駆動系21は共通の
駆動軸上に2つのスパーギヤ21aと21bを含む。そ
れぞれのスパーギヤはそれぞれ1つの直径の大きい端部
ギヤまたはギヤ部分28aおよび28bと係合し、ギヤ
が各端部でユニット20に接続し、軸26用端部ベアリ
ングを提供する。端部ギヤ28は用紙経路の外部にあっ
て軸24の周囲を回転するがこれと一緒に回転しないよ
うに軸24へ自由に回転するように装着してある。つま
り、ギヤ28は中央軸23の周囲を自由に回転出来るよ
うになしてある。スパーギヤ21aおよび21bの駆動
によるギヤ28aおよび28bの回転でユニット20全
体を旋回軸23周囲で軸旋回させ、これによってローラ
ー27と25の間の係合位置および角度を旋回させてニ
ップ29を旋回させる。
【0042】このニップ周回は、ローラー27の異なる
位置27、27' 、27''、27''' 、27''''などの
差を実線と破線の位置とそれぞれのシート排出方向の矢
印を示したこれに対応する異なるシート排出経路の間の
差で図示している。これらの異なる典型的なモードでの
周回移動はここで解説するようにそれぞれの異なる選択
された端部位置で変化する。つまり、図示したように、
異なるシート出力14、15、18、30についてまた
同様にシート反転による反転積み重ねのために異なる周
回動作が提供される。
【0043】シート積み上げシステム10のステッピン
グモーターM2駆動制御部22は上記のそれぞれの選択
された出力モードで異なる所定のパルスカウントを単に
駆動制御部22に提供することで、在来の複写装置の制
御装置100から作動させ制御することが出来る。制御
装置100は在来の方法で接続出来、上記および言及し
た参考文献中で述べられているように、オペレータスイ
ッチの入力選択による特定の出力モード選択、および/
または特定の出力ページの順序および片面または両面ど
ちらが選択されているかによって、制御される。対応す
るニップ29の周回動作は上記出力経路の選択それぞれ
について独自に計時される。M2に印加されたパルスの
開始および停止時刻はニップ周回の開始および停止時刻
を決定する。モーターM2に印加されたパルスの総数が
周回の量または度合を決定する。ステッピングモーター
M2に印加されるパルスの速度が周回の速度を決定す
る。周回速度は、ニップ29がローラー25により提供
されるシート11の速度で移動して、上述のように前縁
をニップと一緒に移動させるように、あるモードでは一
定となすことができる。しかし、例えば上記および以下
に解説するように、反転積み重ねモードでの以降のニッ
プ位置について場合によっては可変速が望ましい。図1
に図示したシート経路12の前縁検出器50は所定時間
の遅延の後で周回開始信号を提供し、ニップ29にシー
ト前縁を完全に捕捉させることが出来る[図4に図示し
たように、位置または制限スイッチ41を起動する40
などのタブをさらなる動作制限の保護用にまたはステッ
ピングモーターのパルス計数制御に代るものとして提供
してもよい]。
【0044】M1は定速駆動でありうるため、シート出
力経路検出器50をタイマーまたは制御装置のクロック
パルス計数を開始させるために普通に用いて、例えば前
縁がスタッカの紙止め14aに到達した時点を含め何時
でもシート前縁がどこに位置しているかを知らせること
が出来る。
【0045】第1の動作モードに戻ると、シートの反転
および反転した積み重ねのために、周回ニップユニット
20はシート11の前縁がニップ29に捕捉されると同
時に反時計回り方向の周回動作を開始する。この動作は
ニップ29内部で駆動ローラー25の外周の周囲にシー
ト前縁を案内し、およそ135度その動作方向に向かっ
てシートを事実上反転させまたその動く方向を逆転させ
る。この初期のニップ29の周回はローラー25の表面
の速度にほぼ等しい定速運動で、従ってほぼ同一の角速
度である。この初期のニップ周回動作はローラー27が
位置27' に来ると停止する。トレイ14への反転シー
ト積み重ねが選択されている場合、ローラー25はスタ
ッカ部14の隣接する後側(内部)位置揃え用紙止め、
または端部壁14aにシート前縁が接触するまでさらに
わずかにシート11を駆動し続ける。
【0046】出力シートに対するさらなる操作、例えば
組にまとめる、詰め込む、ホチキス止めする、穴開けす
る、解釈、またはその他の操作が望ましい場合、さらな
る動作モードを選択出来る。このさらなる動作モードに
おいて、ニップ29は周回が停止する前にさらにわずか
に周回し(例えばおよそ180度の位置27''まで)、
シート前縁がコンパイラ/スタッカ部16の入口15へ
供給され、シート前縁がコンパイラの紙止めすなわちコ
ンパイラ部16の用紙排出フィンガ16a到達するまで
供給されるようになす。
【0047】これらの位置揃え停止面14aまたは16
aはニップに極めて隣接しており、シートが紙止めに到
達するまでにその全長の大半が支持されないままでは供
給されないようになしてある。これら2種類の積み重ね
領域内の内部の紙止め端部上で、これの対向する端部で
はなく、極めて隣接してユニット20を装架して、事実
上これらのモードで当初下向きの積み重ねスロープとな
ることを用いてこれを提供している。
【0048】上記2種類の反転積み重ねモードにいずれ
かにおいて、シート11の前縁がスタッカ部またはコン
パイラ部の選択した紙止め端部14aまたは16aに接
触すると、周回ユニット20は再び作動するが駆動系2
1により逆方向に駆動され、紙束13上に進めるかまた
は巻き上げないように連続的に変化する方向で同じシー
トの残りの後尾端部部分を駆動出来るように異なる周回
速度プロフィルを用いて(特定のトレイの配置によって
変わる)、ニップ29は今度は逆方向(時計回り)に周
回する。ニップ29が基本位置または初期のシート取り
込み位置に逆転した後、逆転周回動作が停止し、シート
11の残りが基本的に水平の左向きの方向にニップから
排出される。シートの後端がニップ29を通過する際
に、解放されたシート端部が積み重ねトレイ14の外側
端部領域の束13の外側端部上で反転する。この時点
で、スタッカ部またはコンパイラ部へのシートの反転は
完了する。周回ニップシステムはすでに次のシートを出
力12から受容するために適切な位置へ復帰している。
この周回、周回停止、復帰周回、および周回停止のシー
ケンスが反転して積み重ねるべき束のそれぞれのシート
について反復される。これによって、この特定の実施例
における1枚目からN枚目までの順の印刷装置片面出力
12についての適切なページ揃えが提供し得る。
【0049】トレイ14またはコンパイラ16内への反
転または下向きの積み重ねのための上述の動作モードを
解説しなおすと、シート前縁を搬送するニップ29の1
35度またはそれ以上の前向き周回が完了した後(位置
27' または27'')、ローラー25によりシート前縁
が駆動されモーターM1により積み上げトレイ14また
はコンパイラ部16の紙止めまたは位置揃え壁に到達す
るのに十分な時限にわたりステッピングモーターM2を
停止させることにより、周回動作はわずかの間中断され
る。次に、M1は同じ回転方向に駆動し続けながら、ニ
ップ周回はステッピングモーターM2により、紙束13
の上部にシート11の残りの部分が落ちるような速度で
逆転駆動される(米国特許第4,858,909号の図
6にそれ自体も図示してある)。
【0050】この統合された動作で、従来の積み重ね方
法で固有のシートの散逸(位置の不揃いな積み重ね)と
反りに対する感度が減少する。後縁の解放に至るまでの
全ての時点で、シートは排出ローラー25と27の間で
ニップ29の直接制御下にあり、可変式ニップの角度は
所望する積み重ね位置に向かって積み重ねのその時点で
下向きにシートを供給するために変えられるようになし
てある。
【0051】紙束上部へのシートの下向きの(落下また
は滑り込みではなく)落し込みはシートの下面に取り込
まれて紙束に対して到着するシートの位置の不揃いを起
こす空気の巻き込みも回避している。また、シートを位
置決め壁から離れる方向に引き出すこともない。これは
前述したように、在来の固定式で通常は上向きに巻き上
げる出力ニップを使用する従来のシートスタッカとは対
照的である。この場合シートは単に落下し、自由に浮遊
して紙束の上に制御されずに落ち束の位置揃え位置に落
ち着くまで重力に依存しているので、遅く不均一で落ち
着き方と束の乱れが生じ、反ったシートによる束の容量
の減少が起こる。
【0052】第2のモードにおいて例えばNから1への
順次印刷または未揃いの厚紙または封筒の出力(この場
合直線的な用紙経路が望ましい)について、周回ニップ
ユニット20によるシート反転が必要とされない動作モ
ードに戻ると、出力シートはゲート80により屈曲また
は案内されてニップ29を通過(迂回)するように駆動
される。そのためシートは同じ側を向くようになり従来
のシートスタッカと同様にスタッカ14内に上向きに直
接排出される実質的な直線経路に留まる。これは80の
ような軸旋回ゲートに係合する周回ニップユニット20
上の単純なカム機構により実現されるのが望ましい。ゲ
ート80は在来の何らかの軸旋回シート経路屈曲フィン
ガまたは移動バッフル板の組で有り得る。
【0053】ゲート80は周回ニップユニット20が所
定の位置に回転した場合図のカム84など周回ニップユ
ニット20のなんらかのカム表面と係合するような接続
したまたは一体のカムフォロワ表面82により作動さ
れ、それ自身の軸81(周回ユニット20の軸23と間
隔が開いている)の周囲を旋回動作する。この場合では
アイドラローラー27は位置27''' にある。この例で
は、周回ユニット20の時計回りの方向の周回位置の極
である。この実施例では、ユニット20の他の周回位置
はゲート80を作動させない。すなわち、ゲート80は
その位置以外ではニップ29へのシート経路から普通外
れている。つまり、カム84がカムフォロワ表面82を
押し、周回ユニット20が位置27''' に回転している
ときだけシート出力経路12にゲート80を軸旋回させ
る(これによってこれ以降の全ての供給されるシートを
ニップ29から離れる方向に屈曲させトレイ14内に直
接落とし込む)。ゲート80がその他の適当な手段によ
って作動し得ることは理解されよう。
【0054】要約すると、非反転モード動作において、
周回ニップは時計回りに標準位置または基本位置から最
も遠い位置27''' へ回転し、この周回動作を用いてデ
フレクタゲート80を直接機械的に作動させ、シートが
ニップ29を迂回して直接トレイ14内に入るようにな
す。この構造はどの出力経路ゲートでもソレノイドなど
の何らかの電気機械的アクチュエータの何らかの必要性
を排除するものである。その他の動作モードでも同一の
ニップ周回システムが少なくとも1つの所定の周回位置
にゲート80を作動させる。
【0055】ゲート80が作動する場合、出力経路12
内のシートと係合する最終出力シート供給ローラーは積
み重ねトレイとこれの位置決め壁14aの直上に位置す
る上向きの供給ローラー90であることに注意された
い。周回ニップ29を構成する下向きローラー25およ
び27はゲート80が作動されない場合のみの最終シー
ト供給ローラーである。
【0056】単にユニット20の異なるニップ周回位置
によっても選択されるこの実施例でのその他の選択可能
な出力経路について更に詳細に解説する。図示したよう
に、上部トレイ17への選択による、別の出力積み重ね
では、ニップ29は周回ローラー27が位置27''' で
停止するまで、時計方向におよそ30度までのわずかに
回転する。これによってニップ29(およびニップ29
を通過するシート11の前縁も)が上部トレイ17への
経路18のバッフル内へ上向きの方向へ向く。図示した
ように、この経路18はこれを通過して供給されるシー
ト11が上部トレイ17内に下向きに積み重ねられるよ
うに反転させるための自然な反転を有している。このモ
ードでは、ニップは周回してシートを捕捉するまでに停
止してもよい。トレイ17が使用されている間その位置
に留まることが可能である。
【0057】ここでさらなる任意の出力機能について見
ると、これはハイライト・カラー用戻り経路30を使用
する。ハイライト・カラー・モードは(ニップ29にシ
ート前縁を搬送させながら)周回ユニット20を周回が
止まるまで最大限に時計回りの方向に回転させること
で選択可能である。周回アイドラローラー27は位置2
7’’’’で停止している。ローラー25は経路30内
へシートを供給し続ける。これはスタッカ14およびコ
ンパイラ16用にニップ29の位置27’ および2
7’’についてすでに述べたのと同様、出力されるシー
ト11の反転を実行するものである。しかし、この場合
では、シートの前縁は駆動ローラー25の周囲を180
度を越えてさらに搬送され、積み重ねるのではなく戻り
経路30内へ向って供給される。つまり、シートは処理
装置へ反転されて戻って行く。処理装置の転写部への再
入のためにさらなる内部反転が通常提供されるので、シ
ートは2回反転されることになる。つまり、ハイライト
・カラー画像などの第2の画像は同一のシートの同一の
側面上に配置され、前述の動作モードのいずれかで解説
したように選択可能な積み重ねのための出力経路12を
経由して通常に排出されることが出来る。ハイライト・
カラーまたはその他の上書き印刷が選択されたシートそ
れぞれについて自動的に実行される。
【0058】
【0059】一体的なまたは関連するコピーセット・ス
テープラまたはその他のフィニッシャはバリー・P・マ
ンデルら(Barry P. Mandel et. al. )の1992年3
月24日発行の(ドケット番号第D/88157号)米
国特許第5,098,074号に開示されているように
提供することが出来る。これ以外に、またはさらに、ス
テープルを打たずに束を積み重ねて排出する、または綴
じ穴開け、注釈、バーコードのラベル貼付、またはその
他の単一シートまたはシート束に実行可能な操作のため
にコンパイラ部16を使用することが出来る。
【0060】ここに示した各種の選択出力、これらの進
入位置、およびそれらの方向は主として例示のためのも
のであり、前述のように特に所望する特徴と全体のユニ
ット設計により変化することは理解されよう。しかし、
図示してあるように、各種の出力の全てについて、経路
の入口またはトレイの初期積み重ね位置が排出ローラー
25、27のニップ29に相対的に極めて隣接して配置
してあり、シートがニップ29から排出された後でシー
トの支持されないまたは片持ちとなる経路長が最小限と
なるようになすのが望ましい。これは出力部10全体を
一層小型化するものである。
【0061】本明細書のシステム10の実施例におい
て、用紙出力経路にゲートまたはその他の類似の装置の
ための別個のアクチュエータ機構を追加することなく、
1からNまたはNから1への選択可能な上向きまたは下
向き積み重ねが提供されることが理解されよう。本シス
テムは同一の積み重ねトレイを上向きおよび下向き動作
双方において使用し得る点で空間的効率が優れている。
前述のように、本システムはまた積み重ね方向が単一で
は上向きでありまた複数では下向き、またはその逆であ
ることが望ましいような複写装置での用途も有してい
る。
【0062】本発明のシステムはシート束のエレベータ
機構または移動式架台を実際には必要としない。積み重
ねトレイ14またはその他の積み重ねトレイは単純な固
定式ビンまたは上部トレイ17などのトレイであり得
る。しかし、ほぼ一定の高さに束の上部を維持するため
の従来のトレイ・エレベータおよび積み上げ高さ検出器
を、周知のように、所望すれば用いることが出来る。こ
れはトレイ14に関する動きの矢印により図示してあ
り、EK米国特許第5,026,034号の図2などさ
まざまな特許に示してある。
【0063】一般に複写装置または印刷装置の主出力ト
レイとして、ここで図示しているように、また上記で参
照している米国特許第5,098,074号または米国
特許第5,026,034号でさらに解説されているよ
うに位置変更可能なフロア積み重ねトレイなどを有する
のが好適であることは理解されよう。こうしたトレイは
積み重ねられた束の高さに関わらず比較的一定の積み重
ね入力位置の高さを提供するので、特に無人操作のまた
はさらに高速の装置において、大きな(厚い)束ならび
にわずか数枚からなる束での積み重ねの信頼性が向上す
る。しかし、上述のように、単一の固定位置のトレイま
たはビンを本開示の周回ニップ反転と合わせて使用した
い場合、その代替案については、その固定式トレイの一
方のみでの上向き積み上げまたは積み重ねの位置決めの
問題を克服するための上記のジョン・F・デリック(Jo
hn F. Derrick )の示唆が存在する[固定式トレイの積
み重ねでは、当然、入ってくるシートの前縁のニップか
ら紙止めの当り位置までの距離が積み重ねの高さによっ
て変化する]。これは、トレイが空の場合でも周回ニッ
プと入ってくるシートの前縁がその固定式トレイで意図
している最大積み重ねレベルで位置合わせ積み重ね壁
(紙止め)より高い位置に当たるように意図するもの
で、シート前縁が紙止めから約10ミリの位置にある場
合にニップを逆方向に周回させ始め、シートの前向き給
紙移動速度のおよそ半分(0.4ないし0.6)の周回
速度でニップを逆方向に周回させることにより、トレイ
が一杯になった場合にシート前縁がニップに対して増速
され捩れるか、またはトレイが空の場合に初期レベルか
ら積み重ねコーナーに下降する(揺動する)ため位置決
め壁から離れる方向に引かれる傾向を補償するものであ
る。よって、トレがほとんど空の場合にシートの前縁が
積み重ねコーナーに当初入らなくとも、上記の逆周回速
度の減少により実質的な前進速度を有しているため前縁
は位置決め位置まで駆動される。束が一杯になった場
合、前縁が紙止めに当たる以前にニップの逆周回の開始
のために上向きの積み上げが回避される。固定式トレイ
にこのような方法で750枚までのシートを積み重ねら
れた。
【0064】印刷装置はファクシミリ装置またはファク
シミリ能力を含む多機能装置であり得ることが理解され
よう。こうした装置は保安上の理由からシートの底面に
印刷および/または印刷面を下向きにした出力を望むこ
とがある。
【0065】開示のシステムの任意の追加の特徴とし
て、トレイ・エレベータがない場合、制御装置100の
通常の制御論理回路を用いてトレイが最後に空になって
から出力されたシートの総数を計数し、束13の高さの
近似的な決定を提供しまたこれに応じて対応する制御信
号を提供することが出来る。これをステッピングモータ
ー駆動回路21の制御回路22に供給して周回ユニット
20の軸旋回で対応するわずかな変化を起こさせ、実用
上出来るだけ低くシート出力起動の角度を維持するよう
になすことが出来よう。
【0066】本明細書に開示した実施例は好適なもので
あるが、各種の代替、変更、変化、または改良が当業者
により成し得ることは本教示から理解されようが、これ
は添付の請求項の範囲に包括されることが意図されるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の複数モード可動式ニップ角度シ
ート出力制御および積み重ねシステムを装備する典型的
コピーシート出力システムの1つの概略正面図で、異な
る動作位置とこれにより選択可能な代替出力を示す。
【図2】図1のシステムのための周回ニップ移動ユニッ
トの装置例を示す斜視図である。
【図3】図2のニップ軌道装置例の断面図であって、破
線で示す位置での動作によってバイパスゲートが形成さ
れている状態を示す。
【符号の説明】
10:複数モードシート出力システム 11:シート
14:トレイ 16:コンパイラ 18:反転経路 2
0:周回ニップシステム 21:駆動系 22:駆動制
御部 23:固定軸 24:軸 25:駆動ローラー
26:軸 28:端部ギヤ 29:周回ニップ 50:
前縁検出器 80:ゲート 100:制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−60526(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 29/60 B65H 29/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート搬送ニップを構成して、上記ニッ
    プに供給されるシートの前縁と係合し上記ニップを経由
    して上記シートを供給するための対向する第1と第2の
    シート供給ローラーと、上記ニップの給紙角度を軸旋回
    するための上記対向するローラーの相対的周回動作を生
    成するための手段を含み、シート積層部に向かう出力経
    路に薄いシートを搬送し上記シートを積み重ねるための
    シート搬送および積み重ね装置において、 選択可能な複数モードにて上記シートを出力するため
    の複数モードシート出力手段を有し、 上記複数モードシート出力手段は上記ニップの上流側の
    上記出力経路の内外に移動可能な可動式シート屈曲ゲー
    トを含み、 上記ローラーの相対的周回動作を生成するための上記手
    段は、上記シートを上記ニップの上流において上記ニッ
    プから離れるように上記出力経路内で屈曲させて上記ニ
    ップを迂回させるために、上記可動式シート屈曲ゲート
    を作動させる手段を含み、可動式シート屈曲ゲートを作
    動させる上記手段は、上記ニップの選択された周回動作
    により上記可動式屈曲ゲートを上記出力経路内に移動さ
    せることを特徴とするシート搬送および積み重ね装置。
  2. 【請求項2】 上記ニップが上記ニップの上記選択され
    周回動作により所定の上記給紙角度まで軸旋回したと
    きに、上記可動式シート屈曲ゲートが、シートを反転
    せることなく上記出力経路から上記シート積層部内に
    けて直接シートを屈曲させることを特徴とする請求項1
    に記載のシート搬送および積み重ね装置。
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