JP3398742B2 - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JP3398742B2
JP3398742B2 JP11172394A JP11172394A JP3398742B2 JP 3398742 B2 JP3398742 B2 JP 3398742B2 JP 11172394 A JP11172394 A JP 11172394A JP 11172394 A JP11172394 A JP 11172394A JP 3398742 B2 JP3398742 B2 JP 3398742B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミニディスク(MD)
プレーヤやコンパクトディスク(CD)プレーヤ等のデ
ィスク再生装置に関し、特に複数のディスクを収納する
ストッカを有するディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9および図10により従来のディスク
再生装置について説明する。
【0003】図9はディスク再生装置の概略構成図を示
したもので、1はケース2に出し入れ不能に収容したデ
ィスク(MD)、3はディスク再生装置のハウジングで
あり、このハウジンング3の前面にはディスク1がケー
ス2ごと出し入れされる挿入口4を備える。5はハウジ
ング3内の挿入口4側に配置したターンテーブル、6は
ターンテーブル5を駆動するスピンドルモータ、7はハ
ウジング3内の後部に上下動可能に配置したディスク収
納用のストッカであり、このストッカ7は複数のディス
ク1を個別に収納する収納部7a、7b、7cを有する
とともに、各収納部7a〜7c内にはディスクの有無を
検出するスイッチ8a〜8cが設けられている。9はス
トッカ7の背面に位置して前後方向(図1の左右方向)
に移動可能に設けたディスク押し出しピンである。
【0004】ハウジング3内の挿入口4とターンテーブ
ル5間には、上下1対ずつのディスク送りローラ10、
11と12、13が所定間隔離して前後2段に配置され
ており、このうち、送りローラ12と13は上下動可能
になっている。さらにターンテーブル5とスタッカ7間
には、上下1対ずつのディスク送りローラ14、15と
16、17が所定間隔離して前後2段に配置されてお
り、このうち送りローラ16と17は上下動可能になっ
ている。
【0005】図9中、18は送りローラ10と12間に
対向して配置されたディスク検出用の光センサ、19は
ローラ12の後段に対向して配置したディスク検出用の
光センサであり、これら光センサ18、19の配置位置
と反対の側には発光素子8a、19aが相対向して配置
されている。
【0006】図10は、ディスクのローディング、イジ
ェクトおよびプレイ動作のための制御部の概略構成図で
ある。
【0007】図10において、20は図9の再生装置全
体を制御するマイクロコンピュータ(以下マイコンと略
称する)であり、このマイコン20には、スピンドルモ
ータ6、ストッカ7を上下に移動させるストッカ移動モ
ータ21、ディスク押し出しピン9を動作させるピン駆
動モータ22、送りローラ10、12、14、16を回
転させるローラ駆動モータ23、送りローラ12、13
および16、17を上下動させるローラ上下動モータ2
4がそれぞれ接続され、さらに光センサ18、19およ
びディスク1の収納の有無を検出するスイッチ8a〜8
cが接続されている。また、マイコン20には、イジェ
クトキー25、プレイキー26およびチェンジキー27
がそれぞれ接続されている。
【0008】次に、上記のように構成された従来のディ
スク再生装置の動作について説明する。
【0009】まず、ディスク1をストッカ7に収納する
通常の動作について述べる。
【0010】ストッカ7にディスク1が何もストックさ
れていない時は、図9に示す如くストッカ7はモータ2
1を含めた上下移動機構により、最上昇端に移動してい
る。かかる状態で、挿入口4からディスク1がケース2
ごと挿入されると、該ディスク1は、矢印B方向に回転
する送りローラ10、矢印D方向に回転する送りローラ
12、矢印F方向に回転する送りローラ14、矢印H方
向に回転する送りローラ16により、ストッカ7の収納
部7aに搬送される。ディスク1が収納部7aに完全に
搬入されることによりスイッチ8aがオンされると、モ
ータ23が停止し、送りローラも停止する。次に、スト
ッカ7は、上下移動機構により一段階下方(矢印M方
向)へ移動される。ここで、スイッチ8bが何も検出し
ないとストッカ7の下降は停止する。
【0011】そして、次のディスク1が挿入口4から挿
入されると、送りローラ駆動モータ23が再び起動して
各送りローラ10、12、14、16を上記と同一の方
向に回転させることによりディスク1をストッカ7の収
納部7bに搬入し、これをスイッチ8bが検出すること
により送りローラの駆動は停止する。これに伴い、スト
ッカ7は、更に一段下方(矢印M方向)へシフトされ
る。ここで、スイッチ8cがディスクを検出しない為ス
トッカ7の下降動作は停止する。
【0012】更にディスク1が挿入口4から挿入される
と、同様にして送りローラ10、12、14、16が回
転し、ディスク1をストッカ7の収納部7cへ搬入し、
スイッチ8cがオン動作されることで搬送動作が停止す
る。
【0013】ストッカ7の各収納部7a〜7cの全てに
ディスク1がストックされている場合は、ターンテーブ
ル5上にディスク1を一枚ストック可能となる。
【0014】スイッチ8a〜8c全てがオンされた状態
でディスク1が挿入されると、送りローラ10、12、
14のみが矢印B、D、F方向に回転し、ディスク1を
引き込む。そして、光センサ19がディスク1を検出
し、光センサ18がディスク1を検出しなくなると、デ
ィスク1はターンテーブル5上の所定位置に搬送された
と判定し、送りローラ10、12、14の回転を止め、
送りローラ12、13と送りローラ14、15とを共に
下降させ、ディスク1をケース2ごとターンテーブル5
上載置し、ケース2内のディスク1の中央部になる磁性
板をターンテーブル5上のマグネットに吸着させて、デ
ィスク1をターンテーブルに固定する。
【0015】次に、ディスクのイジェクト動作について
説明する。
【0016】ストッカ7内にのみにディスク1がストッ
クされており、ターンテーブル5上にはディスク1がな
い時イジェクトキー25を操作すると、ストッカ7の最
下段の収納部7aのディスク1からイジェクトされる。
収納部7a〜7cの全てにディスクがストックされてい
る場合は、まず、ストッカ7を矢印N方向に上昇させて
押し出し、ピン7の横に収納部7aを位置させ、押し出
しピン7をモータ22により矢印O方向に移動させるこ
とでディスク1をストッカ7から押し出す。これと同時
に送りローラ10、12、14、16をそれぞれ矢印
A、C、E、G方向に回転させることにより、ディスク
1を挿入口4まで移送し、光センサ18がディスク1を
検出し、かつ光センサ19がディスク1を検出する位置
で、送りローラ10、12、14、16の回転を止め
る。
【0017】挿入口4まで移送されたディスク1が抜き
取られ、再度イジェクトキー25が操作されると、上記
と同様にして収納部7b内のディスクがイジェクトされ
る。このディスクが挿入口4から抜き取られ、更にイジ
ェクトキー25が操作されると、最後に収納部7c内の
ディスクがイジェクトされる。
【0018】ターンテーブル5上にもディスクが有る場
合のイジェクト動作は、1回目のイジェクトキー25操
作でターンテーブル5上のディスクをイジェクトし、2
回目のイジェクトキー25の操作で収納部7a内のディ
スクを、3回目のイジェクトキー25の操作で収納部7
b内のディスクを、4回目のイジェクトキー25の操作
で収納部7c内のディスクを順次イジェクトする。
【0019】次に、プレイ動作について説明する。
【0020】この種のMDプレイヤーは、ストッカ7に
ディスク1がストックされている状態でプレイキー26
を操作すると、まず、収納部7a(n値=1)のディス
クが再生位置に移送され、再生が開始される。
【0021】なお、収納部7aにディスクがない場合は
収納部7bのディスクが、また、収納部7bにディスク
がない場合は収納部7cのディスクが再生位置へ移送さ
れる。
【0022】一方、収納部7aディスクの再生ではな
く、他の収納部のディスクを再生したい時はディスクチ
ェンジキー27を操作する。この場合、操作チャンジキ
ー27の回数に応じて再生選択するディスクが7a→7
b→7c→7a…と変更され、チェンジキー27の操作
が終了してから2秒後に選択されたディスクがストッカ
7からターンテーブル5に移送され、プレイ動作にな
る。
【0023】このディスクチェンジは、ストッカ7の収
納部の全てにディスクがストックされていても、ターン
テーブル5上にディスクがセッティングされていなけれ
ば行えるし、又、ターンテーブル5上にディスクがセッ
トされていても、ストッカ7の一ヵ所以上に空があれば
可能となる。
【0024】また、この種のMDプレーヤは、ストッカ
7の収納部の全てにディスクがストックされている場合
でも、一枚だけディスクをターンテーブル5上にローデ
ィングし、再生できるようになっている。
【0025】さらに、ストッカ7の収納部の全てにディ
スクをストック後、挿入口4からディスクを挿入する
と、このディスクは、ターンテーブル5上に移送され、
プレイキー26の操作で最後のディスクを再生すること
ができる。
【0026】反面、ターンテーブル5上のディスクを排
出又は空き収納部に収納してからでないと、再生したい
ディスクがストッカ7にストックされていても、そのデ
ィスクにディスク交換できない、従って、ストッカ7が
全て満たされ、ターンテーブル5上にもディスクが有る
場合、ディスクチェンジキー27を受け付けないように
している。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のデ
ィスク再生装置では、ターンテーブル5上あるいはスト
ッカ7の収納部7a〜7cのいずれかの少なくとも1箇
所に空があれば、装置内でディスクの交換(再生するデ
ィスクの交換)が可能である。
【0028】しかしながら、ディスクを交換するために
はアップキーを設け、このアップキーを操作する毎に現
在、収納部7aのディスクの再生中あるいはターンテー
ブル上にあれば、収納部7bのディスクの再生に交換、
収納部7bのディスクが再生中であれば収納部7cのデ
ィスクの再生に交換、また、収納部7cのディスクであ
れば収納部7aのディスクに交換というようにチェンジ
させていた。
【0029】従って、交換用キーを別個に追加しなけれ
ばならず、キーの増大を招く問題がある。
【0030】また、従来の技術において、ストッカの全
てにディスクがあり、かつターンテーブル上にもディス
クがある場合のディスク交換操作にあっては、ディスク
チェンジキーを操作しても受け付けないため、ユーザに
よっては故障と認識したり、わざわざ一度ターンテーブ
ル上のディスクをイジェクトキーによりイジェクトさせ
た後、交換操作を再度行う等非常に操作性が悪いという
問題があった。
【0031】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するものであり、キーを増加させることなく装置内での
ディスク交換を可能にしたディスク再生装置を提供する
ことを目的とする。
【0032】また、本発明は上記目的に加えて全てのス
トック位置およびターンテーブル上にディスクがある時
にディスクチェンジの操作性を向上でき、ディスク再生
装置を提供することを目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ディスクを再生するターンテーブルを含む
再生部、複数のディスクを収納するストッカ、ディスク
挿入口に挿入されたディスクの前記ストッカへのローデ
ィング、ディスクのイジェクトおよびプレイ時のディス
ク交換のためのディスク移送手段、前記ディスクのロー
ディング、イジェクトおよびプレイ動作を指令するキー
操作部を有するディスク再生装置であって、記ストッ
およびターンテーブル上のディスクの有無をそれぞれ
判定する第1の判定手段と、プレイ動作中に前記キー操
作部上の所定キーが操作されたことを判定する第2の判
定手段と、前記第1の判定手段によりディスクの空が判
定されたときに前記所定キーの操作が前記第2の判定手
段で判定される毎に再生予定ディスクを変更し前記所定
キーの操作回数に応じたディスクを選択する再生ディス
ク選択手段と、前記ディスク選択手段がディスクを選択
した際、ディスクを空ストッカに移送すると共に、前記
再生ディスク選択手段により選択されたディスクを前記
ディスク移送手段により前記ターンテーブル上に移送す
るように指示する第1の指示手段と、前記第1の判定手
段がターンテーブル上および全てのストッカのストック
位置にディスクがあることを判定し、かつ第2の判定手
段によりディスクの再生中に新たに再生指示がなされた
場合、所定のディスクをイジェクトさせるイジェクト手
段とを備えてなるものである。
【0034】本発明の別の発明は、前記第1の判定手段
がターンテーブル上およびストッカの全てのストック位
置にディスクがあることを判定し、かつ前記第2の判定
手段が所定キーのオン操作を判定したときに所定のディ
スクをイジェクトさせるイジェクト手段を更に設けてな
るものである。
【0035】本発明のさらに別の発明は、ディスクを再
生するターンテーブルを含む再生部、複数のディスクを
収納するストッカ、ディスク挿入口に挿入されたディス
クの前記ストッカへのローディング、ディスクのイジェ
クトおよびプレイ時のディスク交換のためのディスク移
送手段、前記ディスクのローディング、イジェクトおよ
びプレイ動作を指令するキー操作部を有するディスク再
生装置であって、前記ターンテーブル上または前記スト
ッカ中の少なくとも1箇所にディスクの空があるかを判
定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段がターン
テーブル上および全てのストッカのストック位置にディ
スクがあることを判定し、かつディスクの再生指示がな
された場合、所定のディスクをイジェクトさせるイジェ
クト手段と、を備えてなるものである。
【0036】また、本発明の別の発明は、ディスクを再
生するターンテーブルを含む再生部、複数のディスクを
収納するストッカ、ディスク挿入口に挿入されたディス
クの前記ストッカへのローディング、ディスクのイジェ
クトおよびプレイ時のディスク交換のためのディスク移
送手段、前記ディスクのローディング、イジェクトおよ
びプレイ動作を指令するキー操作部を有するディスク再
生装置であって、前記キー操作部のプレイキー操作時に
前記ターンテーブル上、および前記ストッカのストック
位置の全てにディスクがあることを判定する第1の判定
手段と、前記プレイキー操作時に既に再生中かを判定す
る第2の判定手段と、前記第1の判定手段によりターン
テーブル上およびストッカのストック位置の全てにディ
スクがあると判定され、かつ前記第2の判定手段により
再生中であると判定されたときに前記プレイキーが操作
される毎に再生予定ディスクを変更し該プレイキーの操
作回数に応じたディスクを選択する再生ディスク選択手
段と、前記再生ディスク選択手段によりディスクが選択
され、前記第1の判定手段によりターンテーブル上およ
びストッカのストック位置の全てにディスクがあると判
定され、かつ前記第2の判定手段により再生中であると
判定されたときに前記ターンテーブル上のディスクをイ
ジェクトするイジェクト手段と、前記イジェクトされた
ディスクがディスク挿入口から抜き取られたかを判定す
る第3の判定手段と、前記第3の判定手段によりディス
クの抜き取りが判定されたときに前記再生ディスク選択
手段で選択されたディスクをストッカ中からターンテー
ブル上に移送すべく前記ディスク移送手段に指示する指
示手段と備えたものである。
【0037】
【作用】本発明においては、再生中に所定キーのオン操
作に伴い第1の判定手段がディスクストック位置の空が
あることを判定すると、第2の判定手段が所定キーのオ
ン操作を判定する毎に再生ディスク選択手段により再生
予定ディスクを変更して所定キーの操作回数に応じたデ
ィスクを選択し、この選択されたディスクをターンテー
ブル上に移送する。よって、装置内でのディスクの交換
は、所定キー(プレイキー)を操作するだけでよく、キ
ーの増大を抑制し得る。
【0038】また、本発明の別の発明においては、再生
動作中に所定キー(プレイキー)が操作されたときにタ
ーンテーブル上およびストッカの全てのストック位置に
ディスクがあることが第1の判定手段により判定される
と、所定のディスク、即ちターンテーブル上のディスク
を自動的にイジェクトすることができる。
【0039】また、本発明のさらに別の発明において
は、ターンテーブル上からイジェクトされたディスクが
ディスク挿入口から抜き取られたことが第3の判定手段
で判定されると、再生ディスク選択手段で選択されたス
トッカ中のディスクをターンテーブル上に自動的に移送
し再生することができる。
【0040】さらに本発明の別の発明においては、再生
中にプレイキーが操作されることにより、ストッカの全
てのストック位置およびターンテーブル上にディスクが
あることが第1の判定手段により判定されたとき、ター
ンテーブル上のディスクをイジェクトするとともに、イ
ジェクトされたディスクがディスク挿入口から抜き取ら
れたかを第3の判定手段で判定し、抜き取りが判定され
たときに再生ディスク選択手段で選択されたディスクを
ストッカ中からターンテーブル上に自動的に移送し再生
することができ、ディスク交換時の操作性が向上でき
る。
【0041】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0042】図1は、本発明にかかるディスク再生装置
の概略構成図を示すもので、図9と同一の構成になって
いる。なお、図1のハウジング内にはマイコン、タイマ
及びアラームが設けられているが、これについては後述
する。
【0043】図2は、本発明の実施例によるディスクの
ローディング、イジェクトおよびプレイ動作を行うため
の制御部の構成図である。
【0044】図1および図2において、30はディスク
再生装置全体を制御し管理するとともにストック位置選
択機能、ディスクの移送指示機能、選択されたストック
位置のディスク有無判定機能、ストック位置の変更機
能、ストッカのイジェクトディスク選択機能、イジェク
ト位置変更機能、再生ディスク選択機能、再生時におけ
るストック位置の空判定機能、ディスクの抜き取り判定
機能等を備えるマイクロコンピュータ(以下マイコンと
略称する)であり、このマイコン30には、図10と同
様にスピンドルモータ6、ストッカ移動モータ21、押
し出しピン駆動モータ22、送りローラ駆動モータ2
3、ローラ上下動モータ24がそれぞれ接続され、さら
に光センサ18、19およびディスク収納の有無を検出
するスイッチ8a〜8cが接続されている。
【0045】また、マイコン30には、図10と同様に
プレイキー26およびディスクチェンジキー27が接続
されていると共に、本実施の特徴部分であるローディン
グ/イジェクトキー31が接続され、さらにディスクの
挿入が判定された時点からスタートして所定時間後にタ
イムアップするタイマ32、および選択されたストック
位置にディスクがあることを報知するアラーム33が接
続されている。
【0046】次に、上記のように構成された本実施例の
動作について説明する。
【0047】まず、ディスクローディング動作の第1の
実施例について、図3に示すフローチャートを参照して
述べる。
【0048】ディスク1が挿入口4に挿入されることに
より、これを光センサ18が検出すると、マイコン30
はディスクが挿入されたことを判定し(ステップS
1)、ストッカ7へのストック位置をn=1にセットす
る(ステップS2)。
【0049】なお、n=1番目が収納部7a、n=2番
目が収納部7b、n=3番目が収納部7cのストック位
置を表す。
【0050】これと同時に、3秒のタイマ32がスター
トする(ステップS3)。次のステップS4では、ロー
ディング/イジェクトキー31が押されたかを判定す
る。ローディング/イジェクトキー31が押されたこと
が判定されると、現在のn値に1を加えてnの値を1→
2→3と押された数だけシフトする(ステップS5)。
そして、次のステップS6において、nの値がn>3か
を判定する。ここで、n>3ではないと判定されたとき
はステップS8に移行してタイマ32がタイムオーバー
かを判定し、n>3であると判定されたときはステップ
S7に移行してnの値を「1」にした後、ステップS8
に進む。
【0051】なお、ローディングかイジェクトかはディ
スク1の挿入を検出する光センサ18の信号の有無によ
って判断される。
【0052】ステップS8において、タイマ32で設定
された3秒の時間が経過していないと判定されたときは
ステップS4に戻り、ステップS4以下の処理を繰り返
し実行する。また、タイマ32の設定時間3秒が経過し
ていることが判定されると、ステップS9に進み、3秒
の経過時点で決定されているnの値に対応するn番目の
収納部にディスク1が既にストックされているかを判定
する。既にディスクがストックされていれば、ステップ
S10に進み、アラーム33を動作させて2秒間ビープ
音を発生させ、ディスクのローディングを行わない。ま
た、決定されたn値の収納部にディスクがストックされ
ていないと判定されたときはステップS11に進み、n
値に対応するn番目の収納部にディスクをストックさせ
る。
【0053】従って、このようなローディング方式にお
いては、ディスクの挿入時に、ディスクをストッカ7の
どの収納部にストックするかを指定できるから、ディス
クの挿入順序およびストッカに対するディスクのストッ
ク位置をユーザの希望通りに設定することができる。ま
た、ストック位置を自動的に指定できることにより、操
作キーの増大を抑制できる。
【0054】次に、ディスクローディング動作の第2の
実施例を図4を参照して説明する。
【0055】この第2の実施例においては、第1の実施
例と同様にディスク1が挿入口4に挿入されていること
が光センサ18とマイコン30により判定されると(ス
テップS21)、ストッカ7へのストック位置をn=1
にセットする(ステップS22)。そして、次のステッ
プS23においてn番目のストッカ7の収納部にディス
クが既にストックされているかを判定する。既にディス
クがストックされている場合はn値に1を加え(ステッ
プS24)、n>3かを判定する(ステップS25)。
ここで、n>3であると判定されたときはステップS2
3に戻り、ステップS23以下の処理を実行する。ま
た、n>3でない、即ち全ての収納部にディスクが収納
されていると判定された場合には、ディスクのローディ
ングは終了する。
【0056】このステップS24〜S25では、n値の
小さい側からディスクが既にストックされていない収納
部を自動的に選択することになる。
【0057】ステップS23において、ディスクのスト
ックされていない収納部が選択されるとステップS26
に進み、ストック可能を示す「OK SIG」がセット
される。次いで、5秒に設定されたタイマ32がスター
トする(ステップS27)。その後、ローディング/イ
ジェクトキー31が押されたかを判定し(ステップS2
8)、ローディング/イジェクトキー31がオンされた
ことが判定された場合は、そのオン操作毎に現在のn値
に1を加える(ステップS29)。次に、セットした
「OK SIG」を消去し(ステップS30)、n>3
かを判定する(ステップS31)。ここで、n>3でな
いと判定されたときはステップS33に移行してタイマ
32がタイムオーバーかを判定し、n>3であると判定
された時はステップS32に移行してnの値を「1」に
戻してステップS33に進む。
【0058】ステップS33において、タイマ32で設
定された5秒の時間が経過していないと判定されたとき
はステップS34に進み、変更されたn位置の収納部に
ディスクが既にストックされているかを判定する。既に
ディスクがストックされていればステップS29に戻
り、現在のn値に「1」を加える処理を実行する。ま
た、変更されたn位置の収納部にディスクがストックさ
れていないと判定されたときはステップS25に進み、
ストック可能を示す「OK SIG」がセットされ、ス
テップS28に戻る。
【0059】一方、ステップS33において、タイマ3
2がタイムオーバーしたことが判定された場合はステッ
プS36に進み、「OK SIG」がセットされている
かを判定する。ここで、「OK SIG」がセットされ
ていると判定されたときはディスクをn位置の収納部に
ストックする(ステップS37)。また、「OKSI
G」がセットされていない場合はステップS38に進
み、アラーム33を動作させて2秒間のビープ音を発生
させ、n位置の収納部にディスクがストックできないこ
とをユーザに知らせる。
【0060】従って、このような第2の実施例において
は、第1の実施例と同様な効果が得られるほか、決定さ
れたn番目の収納部にディスクが既にストックされてい
ると、n値に「1」を加えてn値を更新し、これによ
り、ディスクのないストック位置を自動的に選定してス
トック動作をよりスムーズに行うことができる。
【0061】次に、ディスクのイジェクト動作につい
て、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
【0062】図5に示すイジェクト処理プログラムがス
タートすると、まず、ステップS41においてディスク
挿入口4にディスク1が挿入されているかを光センサ1
8からの信号とマイコン30により判定する。ここで、
ディスク1が挿入口4に挿入されていることが判定され
ると、図3または図4に示すローディング動作に移行す
る。
【0063】一方、ディスク1が挿入口4に挿入されて
いないことが判定された場合は、ローディング/イジェ
クトキー31がオンされたかを判定し(ステップS4
2)、次のステップS43においてn値(イジェクトす
るディスクの一番下の収納部7aを1とし、一番上の収
納部7cを3とする)を1にセットする。そして、次の
ステップS44において、セットされたn値の収納部に
ディスク1があるか否かをスイッチ8a(または8b、
8c)のオン信号を基に判定する。ここで、n値の収納
部にディスクがないと判定された場合はステップS45
に進み、n値に「1」を加えた後、ステップS46にお
いてn>3かを判定する。n>3ではない場合はステッ
プS44に戻り、n>3の場合はイジェクト処理が終了
する。即ち、ステップS44〜S46は選択されたイジ
ェクト位置にディスクがないときにディスクのイジェク
ト位置をディスクがある位置へ変更する処理を行う。
【0064】また、ステップS44においてn値の収納
部にディスクがあると判定された場合はステップS47
に進み、ディスクありを示す「OK SIG」をセット
する。その後、3秒のタイマ32をスタートさせる(ス
テップS48)。
【0065】この状態でローディング/イジェクトキー
31が再度オンされたかを判定し、オンされてないと判
定されたときはステップS54に移行してタイマ32が
タイムオーバーしたかを判定する。また、オンされたと
判定されたときはステップS50に進み、n値に「1」
を加え、指定される収納部のn値を1つアップする。そ
の後、「OK SIG」を消去し(ステップS51)、
n値がn>3かを判定する(ステップS52)。ここ
で、n>3でないと判定されたときはステップS54に
進み、また、n>3であると判定されたときはステップ
S53においてn値を1に戻す。
【0066】ステップS54において、タイマ32で設
定された3秒の時間が経過していないと判定されたとき
はステップS55に進み、指定されたn位置の収納部に
ディスクがあるかを判定する。ディスクがない場合はス
テップS50に戻り、現在のn値に「1」を加え、ステ
ップS51以下の処理を実行する。また、ディスクがあ
る場合はステップS56に進み、ディスクありを示す
「OK SIG」をセットしてステップS49に戻る。
【0067】一方、ステップS54において、タイマ3
2がタイムオーバーしたことが判定された場合にはステ
ップS57に進み、「OK SIG」がセットされてい
るかを判定する。ここで、「OK SIG」がセットさ
れていると判定されたときはステップS58に進み、押
し出しピン9および送りローラを駆動してn位置の収納
部にあるディスクをイジェクトする。また、「OK S
IG」がセットされていないと判定された場合はステッ
プS59に進み、アラーム33を動作させて2秒間ビー
プ音を発生させる。
【0068】このような本実施例においては、ディスク
が挿入口4に挿入されていない状態でローディング/イ
ジェクトキー31がオン操作された場合、ストッカ7に
ストックされているディスクのどのディスクをイジェク
トするかを自動的に選択することができる。
【0069】なお、この実施例では、イジェクトキーの
n回押しでn番目のディスクをイジェクトするようにし
たが、イジェクトキーの押し続けの時間の判定で所望の
ディスクをイジェクトするようにしても良い。例えば、
0.5秒押しで1番、1秒押しで2番、1.5秒押しで
3番のディスクをイジェクトする。従って、操作性を向
上させ、チャタリング等による操作回数のミスカウント
を防止することができる。
【0070】また、イジェクトキーを第1キー及び第2
キーの2個(又はそれ以上)とし、この押し方の組合わ
せでイジェクト位置を判定するようにしても良い。例え
ば、第1キーのみで1番、第1及び第2キーの同時押し
で2番、第2キーのみで3番のディスクをイジェクトす
る。従って、イジェクトするディスクの選択をより確実
に行うことができる。
【0071】次に、ディスクのプレイ動作について、図
6〜図8を参照して説明する。
【0072】このプレイ動作における本実施例の特徴
は、再生中にプレイキー26の操作によりディスクをチ
ェンジできること、及び、ストッカ7の全ての収納部に
ディスクがあり、かつターンテーブル5上にもディスク
がある時にディスクチェンジ操作(再生動作中にプレイ
キー操作)されると、ターンテーブル5上のディスクを
イジェクト動作し、このディスクが挿入口4から抜き取
られたことが判別されると、交換指定されたディスクを
ストッカ7からターンテーブル5上に移送してプレイさ
せるところにある。以下、その動作について詳述する。
【0073】図6において、プレイ処理プログラムがス
タートすると、まず、マイコン30ではプレイキー26
がオンされたかを判定する。プレイキー26のオンが判
定された場合は、ステップS62において再生装置がプ
レイ中かを判定する。ここで、プレイ中でないときにプ
レイキー26がオン操作された場合は図7に示す処理ル
ーチンに進み、プレイ中にプレイキー26がオン操作さ
れた場合は3秒に設定されたタイマ32をスタートさせ
(ステップS63)、再生をストップする(ステップS
64)。
【0074】次いで、ストッカ7の全ての収納部7a〜
7cにディスクがストックされているかをスイッチ8a
〜8cのオン信号から判定する(ステップS65)。こ
こで、収納部7a〜7cにディスクがストックされてい
るかをスイッチ8a〜8cのオン信号から判定する(ス
テップS65)。ここで、収納部7a〜7cに1つでも
空があれば、ディスク交換が可能なため、図8に示す処
理ルーチンに進み、また、ストッカ7の全ての収納部に
ディスクがある場合は装置内でのディスク交換が不可能
なため、ステップS66に進み、n=1がセットされ、
どのディスクに交換したいかの受け付けだけを以下の処
理で実行する。
【0075】即ち、ステップS67において、プレイキ
ー26が更にオン操作されたかを判定する。プレイキー
26がオンされた場合はステップS68に進み、タイマ
32をリセットしてタイマ32を始めからスタートさせ
る。その後、ステップS69に進み、現在のn値に
「1」を加える。そして、n値がn>3かを判定する
(ステップS70)。ここで、n>3でない場合はステ
ップS67に戻り、また、n>3である場合はステップ
S71においてnの値を1に戻し、ステップS67に戻
る。
【0076】一方、ステップS67において、プレイキ
ー26がオンされないと判定された場合はステップS7
2に進み、タイマ32がタイムオーバーしたかを判定す
る。ここで、タイムオーバーでない場合はステップS6
7に戻り、また、タイムオーバーである場合はステップ
S73に移行してターンテーブル5上のディスクをイジ
ェクトする。その後、イジェクトされたディスクが挿入
口4から抜き取られたかを光センサ18の信号を基に判
定する(ステップS74)。ディスクが抜き取られた場
合は、先のn値に対応する収納部のディスクをスカッタ
7からターンテーブル5上に移送してプレイを開始する
(ステップS75)。
【0077】また、ディスクが挿入口4から抜き取られ
ない場合は、ステップS76においてローディング/イ
ジェクトキー31がオンされたかを判定し、オンの場合
は再度ローディングする(ステップS77)。また、オ
ンでない場合はステップS74に戻る。
【0078】なお、ステップS65において、全てのス
トック位置にディスクがあると判定された場合の他の処
理としては、ステップS78に示す如く、単にプレイ中
にプレイキー26が操作され、ターンテーブル5上及び
ストッカ7の全てにディスクがあれば、ターンテーブル
5上のディスクを直ちにイジェクトさせてもよい。
【0079】ステップS62において、プレイ動作中で
ない時にプレイキー26がオン操作された場合は、図7
に示すように、まず、ターンテーブル5上にディスクが
あるかを光センサ19の信号を基に判定する(ステップ
S81)。ここで、ターンテーブル5上にディスクがあ
る場合はステップS82に進み、ターンテーブル5上の
ディスクを再生する。また、ターンテーブル5上にディ
スクがない場合はステップS83に進み、n=1に対応
する収納部7aにディスクがあるかをスイッチ8aの信
号を基に判定し、ディスクがあった場合は、ステップS
84においてn=1に対応する収納部7aのディスクを
ターンテーブル5上に移送し再生する。
【0080】ステップS83において収納部7aにディ
スクがない場合はステップS85に進み、n=2に対応
する収納部7bにディスクがあるかをスイッチ8bの信
号を基に判定する。ここで、ディスクがあると判定され
たときはステップS86に進み、n=2に対応する収納
部7bのディスクをターンテーブル5上に移送し再生す
る。また、ディスクがない場合はステップS87に進
み、n=3に対応する収納部7cにディスクがあるかを
スイッチ8cの信号を基に判定する。ここで、ディスク
があると判定されたときはステップS88に進み、n=
3に対応する収納部7cのディスクをターンテーブル5
上に移送し再生する。
【0081】次に、図6のステップS65において、ス
トッカ7の収納部7a〜7cの1つにでも空があると判
定された場合の処理について、図8を参照して説明す
る。
【0082】ここでは、まず、ストッカ7の空が1つ
か、その位置がどこかを判定する。即ち、まず、スイッ
チ8a〜8cの信号を基にn=3に対応する一番上の収
納部7cのみにディスクがないかを判定する(ステップ
S91)。ここで、空が一番上の収納部7cだけである
と判定された場合はステップS92に進み、n´=3に
セットするとともに、ステップS97においてn値をn
´に1を加えた値にセットする。
【0083】空が一番上の収納部7cでないと判定され
たときはステップS93に進み、n=1に対応する一番
下の収納部7aのみにディスクがないかを判定する。空
が収納部7aだけであると判定された場合は、n´=1
にセットし(ステップS94)、次いでステップS97
の処理を行う。また、空が収納部7aでないと判定され
た場合は次のステップS95に進み、n=2に対応する
中央の収納部7bのみにディスクがないかを判定する。
ここで、空が収納部7bだけであると判定された場合
は、n´=2にセットし(ステップS96)、次いでス
テップS97の処理を行う。
【0084】次のステップS98では、ステップS97
での処理結果がn>3かを判定する。ここで、n値がn
>3の場合はn値を1に戻し(ステップS99)、次い
でn値がn´と等しいかを判定する(ステップS10
0)。また、ステップS98において、n>3でない場
合はステップS100に進む。
【0085】ステップS100において、n=n´であ
ると判定された場合は、交換しようとするディスクがな
いため、ステップS97に戻る。また、nとn´が等し
くない場合は、ステップ101に進み、再度プレイキー
26がオン操作されたかを判定する。プレイキー26が
オン操作された場合は、nの値に更に1を加え(ステッ
プS102)、タイマ32をリセットして再スタートさ
せる(ステップS103)。そして、ステップS98に
戻る。
【0086】一方、ステップS101において、プレイ
キー26がオン操作されていないと判定された場合はス
テップS104に進み、3秒タイマ32がタイムアップ
したかを判定する。ここで、タイムアップしていない場
合はステップS101に戻り、タイムアップした場合
は、ターンテーブル5上のディスクをストッカ7のn´
で示す位置の空の収納部にストックする(ステップS1
05)。続いて、nで示す位置の収納部のディスクをタ
ーンテーブル5上に移送し、プレイを開始する(ステッ
プS106)。
【0087】これにより、プレイ中にプレイキー26を
操作した回数に応じたディスクに変換することができ
る。
【0088】次に、ディスクがストッカ7に1枚のみし
かない場合、及び1枚もない場合の処理について述べ
る。
【0089】図8のステップS91〜S96で示す処理
結果に基づいて1枚のディスクがn=1の位置に対応す
る収納部のみかを判定する(ステップS107)。ここ
で、n=1の位置のみと判定された場合はステップS1
08に進み、n=1をセットする。また、n=1の位置
に対応する収納部でないと判定されたときはステップS
109に進み、1枚のディスクがn=2の位置に対応す
る収納部のみかを判定する。n=2の位置のみの場合は
ステップS110に移行してn=2をセットし、n=2
の位置のみでない場合はステップS111に移行して、
1枚のディスクがn=3の位置に対応する収納部のみか
を判定する。ここで、n=3の位置のみの場合はステッ
プS112に移行してn=3をセットし、また、n=3
の位置のみでない場合、つまりストッカ7に1枚のディ
スクもない場合は、そのままプレイを再開し(ステップ
S119)、終了する。
【0090】一方、いずれか1つの収納部にディスクが
ある場合は、ステップS113においてプレイキー26
がオン操作されたかを判定する。ここで、プレイキー2
6がオン操作されたと判定された場合はn´=0かを判
定する(ステップS114)。n´=0のときはn´=
0を消去し(ステップS115)、続いてタイマ32を
リセットした後、ステップ113に戻る。また、ステッ
プS113においてプレイキー26がオン操作されてい
ないと判定されたときはステップS117に進み、タイ
マ32がタイムアップしたかを判定する。ここで、タイ
ムアップされない場合はステップS113に戻り、タイ
ムアップされた場合はステップS118に移行してn´
=0有りかを判定する。n´=0のときはステップS1
19に進み、そのままプレイを再開する。また、n´=
0でないときはステップS120に進み、ターンテーブ
ル5上のディスクをn+1の位置に対応する収納部にス
トックする。そしてn=3の時は1番目の収納部7aに
ストックする。
【0091】従って、本字実施例のプレイ動作において
は、全てのストッカ7のストック位置及びターンテーブ
ル5上にディスクがある場合、ディスクチェンジが行わ
れるときの操作性を向上できる。
【0092】なお、上記実施例では、ローディングとイ
ジェクトキーを兼用させた場合について述べたが、本発
明はこれに限定されず、他のキーと兼用するようにして
もよい。
【0093】また、上記実施例の構成において、送りロ
ーラ10〜17及びその駆動モータ23がディスク移送
手段及びイジェクト手段を、スイッチ8a〜8c、光セ
ンサ19およびマイコン30が第1の判定手段を、マイ
コン30が第2の判定手段、再生ディスク選択手段、第
1および第2の指示手段を、光センサ18及びマイコン
30が第3の判定手段をそれぞれ構成する。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、再
生中に所定キーのオン操作に伴いディスクストック位置
の空が検出されると、所定キーのオン操作毎に再生ディ
スク選択手段により再生予定ディスクを変更して所定キ
ーの操作回数に応じたディスクを選択し、この選択され
たディスクをターンテーブル上に移送して再生する構成
にしたから、装置内でのディスク交換は所定キーを操作
するだけで可能になり、キーの増大を抑えることができ
る。
【0095】また、請求項2の発明によれば、再生中に
所定キー(プレイキー)がオン操作されたときにターン
テーブル上およびストッカの全てのストック位置にディ
スクがあると判定されると、所定ディスク、例えばター
ンテーブル上のディスクをイジェクトすることができ
る。
【0096】そして、ターンテーブルからイジェクトさ
れたディスクをディスク挿入口から抜き取られたことが
判定されると、再生ディスク選択手段に選択されたスト
ッカ中のディスクをターンテーブル上に自動的に移送し
再生することができる。
【0097】請求項5の発明によれば、再生中にプレイ
キーがオン操作されることにより、ストッカの全てのス
トック位置およびターンテーブル上にディスクがあると
判定されたとき、ターンテーブル上のディスクをイジェ
クトするとともに、イジェクトされたディスクがディス
ク挿入口から抜き取られたかを判定し、ディスクの抜き
取りが判定されたときに再生ディスク選択手段で選択さ
れたディスクをストッカ中からターンテーブル上に自動
的に移し再生するから、ディスク交換時の操作性を向上
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるディスク再生装置の概略構成図
である。
【図2】本実施例におけるディスクのローディング、イ
ジェクトおよびプレイ動作を行うための制御部の構成図
である。
【図3】本実施例におけるディスクローディング動作の
手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】本実施例におけるディスクローディング動作の
手順の他の例を示すフローチャートである。
【図5】本実施例におけるディスクイジェクト動作の手
順を示すフローチャートである。
【図6】本実施例におけるプレイ動作の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図7】本実施例におけるプレイ動作の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図8】本実施例におけるプレイ動作の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図9】従来のディスク再生装置の概略構成図である。
【図10】従来におけるディスクのローディング、イジ
ェクトおよびプレイ動作を行うための制御部の構成図で
ある。
【符号の説明】
1 ディスク 2 ケース 3 ハウジング 4 挿入口 5 ターンテーブル 6 スピンドルモータ 7 ストッカ 7a−7c 収納部 8a−8c スイッチ 9 ディスク押し出しピン 10−17 送りローラ 18、19 光センサ 18a、19a 発生素子 21 ストッカ駆動モータ 22 ピン駆動モータ 23 ローラ駆動モータ 24 ローラ上下動モータ 26 プレイキー 27 チェンジキー 30 マイコン 31 ローディング/イジェクトキー 32 タイマ 33 アラーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 17/22 - 17/30 G11B 27/10 - 27/34 G11B 19/02 - 19/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを再生するターンテーブルを含
    む再生部、複数のディスクを収納するストッカ、ディス
    ク挿入口に挿入されたディスクの前記ストッカへのロー
    ディング、ディスクのイジェクトおよびプレイ時のディ
    スク交換のためのディスク移送手段、前記ディスクのロ
    ーディング、イジェクトおよびプレイ動作を指令するキ
    ー操作部を有するディスク再生装置であって、 記ストッカ及びターンテーブル上のディスクの有無を
    それぞれ判定する第1の判定手段と、 プレイ動作中に前記キー操作部上の所定キーが操作され
    たことを判定する第2の判定手段と、 前記第1の判定手段によりディスクの空が判定されたと
    きに前記所定キーの操作が前記第2の判定手段で判定さ
    れる毎に再生予定ディスクを変更し前記所定キーの操作
    回数に応じたディスクを選択する再生ディスク選択手段
    と、 前記再生ディスク選択手段ディスクを選択した際、
    記ターンテーブル上のディスクを空ストッカに移送する
    と共に前記再生ディスク選択手段により選択されたディ
    スクを前記ディスク移送手段により前記ターンテーブル
    上に移送するように指示する第1の指示手段と、前記第1の判定手段がターンテーブル上および全てのス
    トッカのストック位置にディスクがあることを判定し、
    かつ第2の判定手段によりディスクの再生中に新たに再
    生指示がなされた場合、所定のディスクをイジェクトさ
    せるイジェクト手段と、 を備えてなるディスク再生装
    置。
  2. 【請求項2】 前記イジェクトされる所定ディスクがタ
    ーンテーブル上のディスクである請求項1記載のディス
    ク再生装置。
  3. 【請求項3】 前記ディスク挿入口にディスクがあるか
    を判定する第3の判定手段と、前記イジェクト手段によ
    りイジェクトされたディスクがディスク挿入口から抜き
    取られたことを前記第3の判定手段が判定したときに前
    記ディスク移送手段によりストッカ中のディスクをター
    ンテーブル上に移送するように指示する第2の指示手段
    とを更に設けてなる請求項1または2記載のディスク再
    生装置。
  4. 【請求項4】 ディスクを再生するターンテーブルを含
    む再生部、複数のディスクを収納するストッカ、ディス
    ク挿入口に挿入されたディスクの前記ストッカへのロー
    ディング、ディスクのイジェクトおよびプレイ時のディ
    スク交換のためのディスク移送手段、前記ディスクのロ
    ーディング、イジェクトおよびプレイ動作を指令するキ
    ー操作部を有するディスク再生装置であって、 前記キー操作部のプレイキー操作時に前記ターンテーブ
    ル上、および前記ストッカのストック位置の全てにディ
    スクがあることを判定する第1の判定手段と、 前記プレ
    イキー操作時に既に再生中かを判定する第2の判定手段
    と、 前記第1の判定手段によりターンテーブル上およびスト
    ッカのストック位置の全てにディスクがあると判定さ
    れ、かつ前記第2の判定手段により再生中であると判定
    されたときに前記プレイキーが操作される毎に再生予定
    ディスクを変更し該プレイキーの操作回数に応じたディ
    スクを選択する再生ディスク選択手段と、 前記再生ディスク選択手段によりディスクが選択され、
    前記第1の判定手段によりターンテーブル上およびスト
    ッカのストック位置の全てにディスクがあると判定さ
    れ、かつ前記第2の判定手段により再生中であると判定
    されたときに前記ターンテーブル上のディスクをイジェ
    クトするイジェクト手段と、 前記イジェクトされたディスクがディスク挿入口から抜
    き取られたかを判定する第3の判定手段と、 前記第3の判定手段によりディスクの抜き取りが判定さ
    れたときに前記再生ディスク選択手段で選択されたディ
    スクをストッカ中からターンテーブル上に移送すべく前
    記ディスク移送手段に指示する指示手段と、を備えてな
    ディスク再生装置。
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