JP3392964B2 - レトロフォーカス型広角レンズ - Google Patents
レトロフォーカス型広角レンズInfo
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- JP3392964B2 JP3392964B2 JP30118594A JP30118594A JP3392964B2 JP 3392964 B2 JP3392964 B2 JP 3392964B2 JP 30118594 A JP30118594 A JP 30118594A JP 30118594 A JP30118594 A JP 30118594A JP 3392964 B2 JP3392964 B2 JP 3392964B2
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- Japan
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Description
【０００１】
【技術分野】本発明は、レトロフォーカス型の広角レン
ズに関する。
ズに関する。
【０００２】
【従来技術及びその問題点】従来、レンズのフォーカシ
ングは、無限遠から近距離まで、レンズ群全体を繰り出
して行なう全体繰り出し式、あるいは、レンズ群の一部
の間隔を変化させて前後群別々に移動させるフローティ
ング式によって、行うものが多かった。しかし、全体繰
り出し式あるいはフローティング式の場合、絞ユニット
も移動するため、鏡筒構成の簡略化という点で問題があ
った。
ングは、無限遠から近距離まで、レンズ群全体を繰り出
して行なう全体繰り出し式、あるいは、レンズ群の一部
の間隔を変化させて前後群別々に移動させるフローティ
ング式によって、行うものが多かった。しかし、全体繰
り出し式あるいはフローティング式の場合、絞ユニット
も移動するため、鏡筒構成の簡略化という点で問題があ
った。
【０００３】絞位置を固定し、鏡筒構成を簡略化するに
は、前群レンズのみを繰り出す前群レンズ繰り出し式
で、収差を抑えることが望ましい。しかし、前群レンズ
繰り出し式でフォーカシング時の収差変動を抑えるため
には、前群レンズ、後群レンズそれぞれにつき収差係数
の絶対値を小さくしておくことが必要であるが、従来の
レトロフォーカス型広角レンズでは、フォーカシング時
の収差変動を小さく抑えることが困難であった。
は、前群レンズのみを繰り出す前群レンズ繰り出し式
で、収差を抑えることが望ましい。しかし、前群レンズ
繰り出し式でフォーカシング時の収差変動を抑えるため
には、前群レンズ、後群レンズそれぞれにつき収差係数
の絶対値を小さくしておくことが必要であるが、従来の
レトロフォーカス型広角レンズでは、フォーカシング時
の収差変動を小さく抑えることが困難であった。
【０００４】
【発明の目的】本発明は、絞位置を変えることなく、無
限遠から近距離までのフォーカシングによる収差変動を
最小限に抑えることができるレトロフォーカス型の広角
レンズを得ることを目的とする。
限遠から近距離までのフォーカシングによる収差変動を
最小限に抑えることができるレトロフォーカス型の広角
レンズを得ることを目的とする。
【０００５】
【発明の概要】本発明のレトロフォーカス型広角レンズ
は、物体側から順に、正の前群レンズと、絞と、正の後
群レンズとによって構成され、フォーカシングは、絞と
後群レンズは移動させることなく、正の前群レンズを移
動させて行ない、正の前群レンズは、負レンズ２枚から
なる負レンズ群と正レンズ群からなり、以下の条件式
（１）ないし（３）を満足することを特徴としている。 （１）０．５＜ｆ／ｆF ＜１．０ （２）−１．２＜ｆ／ｆFN＜−０．７ （３）−０．６＜ｆ／ｆ1 ＜−０．３５ 但し、 ｆ：全系の焦点距離、 ｆF ：正の前群レンズの焦点距離、 ｆFN：前群レンズ中の負レンズ群の焦点距離、 ｆ1 ：負レンズ群中の物体側の負レンズの焦点距離、で
ある。
は、物体側から順に、正の前群レンズと、絞と、正の後
群レンズとによって構成され、フォーカシングは、絞と
後群レンズは移動させることなく、正の前群レンズを移
動させて行ない、正の前群レンズは、負レンズ２枚から
なる負レンズ群と正レンズ群からなり、以下の条件式
（１）ないし（３）を満足することを特徴としている。 （１）０．５＜ｆ／ｆF ＜１．０ （２）−１．２＜ｆ／ｆFN＜−０．７ （３）−０．６＜ｆ／ｆ1 ＜−０．３５ 但し、 ｆ：全系の焦点距離、 ｆF ：正の前群レンズの焦点距離、 ｆFN：前群レンズ中の負レンズ群の焦点距離、 ｆ1 ：負レンズ群中の物体側の負レンズの焦点距離、で
ある。
【０００６】
【０００７】さらに、前群レンズ中の第１負レンズは、
次の条件式（４）を満足することが好ましい。 （４）１．８＜ｎ 但し、 ｎ：ｄ線に対する屈折率、 である。
次の条件式（４）を満足することが好ましい。 （４）１．８＜ｎ 但し、 ｎ：ｄ線に対する屈折率、 である。
【０００８】また、前群レンズ中の正レンズ群は、正レ
ンズ２枚から構成することが望ましい。
ンズ２枚から構成することが望ましい。
【０００９】
【発明の実施例】本発明のレトロフォーカス型広角レン
ズは、物体側より順に、正の前群レンズ、絞、及び正の
後群レンズからなるものであり、前群レンズに正のパワ
ーを与えたこと、及びこの前群正レンズを負レンズ群と
正レンズ群とから構成し、これらに条件式（１）及び
（２）を満たす屈折力を与えたことに第一の特徴があ
る。このようなパワー配置とすることにより、前群レン
ズ内の収差係数の絶対値を小さくすることができ、フォ
ーカシング時の収差変動を抑えることができる。本発明
とは逆に、前群レンズのパワーを負としたときには、フ
ォーカシングに伴う収差変動が大きい。
ズは、物体側より順に、正の前群レンズ、絞、及び正の
後群レンズからなるものであり、前群レンズに正のパワ
ーを与えたこと、及びこの前群正レンズを負レンズ群と
正レンズ群とから構成し、これらに条件式（１）及び
（２）を満たす屈折力を与えたことに第一の特徴があ
る。このようなパワー配置とすることにより、前群レン
ズ内の収差係数の絶対値を小さくすることができ、フォ
ーカシング時の収差変動を抑えることができる。本発明
とは逆に、前群レンズのパワーを負としたときには、フ
ォーカシングに伴う収差変動が大きい。
【００１０】条件式（１）の上限を越えると、コマ収差
が補正しきれなくなる。下限を越えると、フォーカシン
グ時のレンズ移動量が大きくなり、また、収差変動が大
きくなる。
が補正しきれなくなる。下限を越えると、フォーカシン
グ時のレンズ移動量が大きくなり、また、収差変動が大
きくなる。
【００１１】条件式（２）の上限を越えると、歪曲収差
（負）は小さくなるが、バックフォーカスが十分得られ
なくなる。下限を越えると、負のパワーが強すぎ、歪曲
収差（負）が補正しきれなくなる。
（負）は小さくなるが、バックフォーカスが十分得られ
なくなる。下限を越えると、負のパワーが強すぎ、歪曲
収差（負）が補正しきれなくなる。
【００１２】一方、画角及びバックフォーカスを一定以
上とするためには、発散系の中の負レンズのパワーを大
きくする、すなわち負レンズの曲率半径を小さくする必
要がある。ところが、負レンズの曲率半径を小さくする
と、大きい歪曲収差の発生が避けられず、これを補正す
るために、通常、発散系の中に正の屈折力のレンズを加
えるが、一定以上のバックフォーカスを得るためには、
さらに負レンズの曲率半径を小さくしなければならず、
その結果、球面収差、コマ収差等に与える悪影響が大き
くなる。
上とするためには、発散系の中の負レンズのパワーを大
きくする、すなわち負レンズの曲率半径を小さくする必
要がある。ところが、負レンズの曲率半径を小さくする
と、大きい歪曲収差の発生が避けられず、これを補正す
るために、通常、発散系の中に正の屈折力のレンズを加
えるが、一定以上のバックフォーカスを得るためには、
さらに負レンズの曲率半径を小さくしなければならず、
その結果、球面収差、コマ収差等に与える悪影響が大き
くなる。
【００１３】本発明は、その一態様によると、前群レン
ズ中の発散系である負レンズ群を２枚の負レンズから構
成することにより、負のパワーを分散させ、歪曲収差を
補正している。条件式（３）の上限を越えると、非点収
差が補正しきれなくなり、下限を越えると第１負レンズ
の曲率半径が小さくなり過ぎ、加工が困難になる。
ズ中の発散系である負レンズ群を２枚の負レンズから構
成することにより、負のパワーを分散させ、歪曲収差を
補正している。条件式（３）の上限を越えると、非点収
差が補正しきれなくなり、下限を越えると第１負レンズ
の曲率半径が小さくなり過ぎ、加工が困難になる。
【００１４】また、本発明は、前群レンズ中の正レンズ
を２枚にすることにより、絞より遠い位置に凸面を位置
させることができ、そのために、歪曲収差を補正するこ
とができる。さらに、Ｆ１．４程度の大口径のレンズに
おいて球面収差、コマ収差等の補正ができる。
を２枚にすることにより、絞より遠い位置に凸面を位置
させることができ、そのために、歪曲収差を補正するこ
とができる。さらに、Ｆ１．４程度の大口径のレンズに
おいて球面収差、コマ収差等の補正ができる。
【００１５】さらに、第１負レンズの屈折率を条件式
（４）のように定めることによって、、第１負レンズの
曲率半径が小さくなり過ぎるのを防ぐことができる。
（４）のように定めることによって、、第１負レンズの
曲率半径が小さくなり過ぎるのを防ぐことができる。
【００１６】次に、具体的な実施例について本発明を説
明する。 ［実施例１］図１は、本発明のレトロフォーカス型レン
ズの第１の実施例を示すもので、全体として正の前群レ
ンズ１０と、全体として正の後群レンズ２０の間に、絞
Ｓが配置されている。前群レンズ１０は、物体側より順
に、負レンズ群を構成する第１負レンズ１１と第２負レ
ンズ１２、及び正レンズ群を構成する第１正レンズ１３
と第２正レンズ１４からなっている。後群レンズ２０
は、負レンズ２１、正レンズ２２、及び正レンズ２３か
らなっている。正レンズ２３の後方には、平行平面板
（カバーガラス）２４が位置している。この平行平面板
２４の像側の面は像面である。この平行平面板２４は除
去することができる。フォーカシングは、無限遠から近
距離にかけて、前群レンズ１０のみを前進させて行な
う。絞Ｓ及び後群レンズ２０は、移動しない。
明する。 ［実施例１］図１は、本発明のレトロフォーカス型レン
ズの第１の実施例を示すもので、全体として正の前群レ
ンズ１０と、全体として正の後群レンズ２０の間に、絞
Ｓが配置されている。前群レンズ１０は、物体側より順
に、負レンズ群を構成する第１負レンズ１１と第２負レ
ンズ１２、及び正レンズ群を構成する第１正レンズ１３
と第２正レンズ１４からなっている。後群レンズ２０
は、負レンズ２１、正レンズ２２、及び正レンズ２３か
らなっている。正レンズ２３の後方には、平行平面板
（カバーガラス）２４が位置している。この平行平面板
２４の像側の面は像面である。この平行平面板２４は除
去することができる。フォーカシングは、無限遠から近
距離にかけて、前群レンズ１０のみを前進させて行な
う。絞Ｓ及び後群レンズ２０は、移動しない。
【００１７】このレンズ系の具体的数値データを表１に
示し、無限遠と最短撮影距離（物体から第１面迄の距離
=100) における諸収差をそれぞれ図２及び図３に示す。
諸収差図中、ＳＡは球面収差、ＳＣは正弦条件、ｄ線、
ｇ線、ｃ線は、それぞれの波長における、球面収差によ
って示される色収差と倍率色収差、Ｓはサジタル、Ｍは
メリディオナルを示している。
示し、無限遠と最短撮影距離（物体から第１面迄の距離
=100) における諸収差をそれぞれ図２及び図３に示す。
諸収差図中、ＳＡは球面収差、ＳＣは正弦条件、ｄ線、
ｇ線、ｃ線は、それぞれの波長における、球面収差によ
って示される色収差と倍率色収差、Ｓはサジタル、Ｍは
メリディオナルを示している。
【００１８】表および図面中、FNO はＦナンバー、f は
焦点距離、ωは半画角、Ｙは像高、fBはバックフォーカ
ス、fBP は平行平面板２４の像側の面と像面の距離を表
す。Ｒは曲率半径、Ｄはレンズ間隔、Ｎd はｄ線の屈折
率、νd はｄ線のアッベ数を示す。
焦点距離、ωは半画角、Ｙは像高、fBはバックフォーカ
ス、fBP は平行平面板２４の像側の面と像面の距離を表
す。Ｒは曲率半径、Ｄはレンズ間隔、Ｎd はｄ線の屈折
率、νd はｄ線のアッベ数を示す。
【００１９】
【表１】FNO=1:1.4
f=3.54
ω=42.8 ゜(Y=3.0)
fB=d14+d15=4.51
fBP=0
面 No. Ｒ Ｄ Ｎd νd
1 12.342 0.90 1.88300 40.8
2 4.161 2.83 - -
3 45.985 0.70 1.65844 50.9
4 5.830 1.44 - -
5 76.110 1.99 1.83481 42.7
6 -9.600 1.10 - -
7 9.066 2.31 1.77250 49.6
8 -10.447 0.70 - -
絞 ∞ 1.82 - -
9 -5.310 0.70 1.84666 23.8
10 6.564 0.28 - -
11 24.750 2.19 1.77250 49.6
12 -5.310 0.10 - -
13 10.770 2.41 1.77250 49.6
14 -17.646 3.22 - -
15 ∞ 1.29 1.51633 64.1
16 ∞ −
− −
− −
【００２０】本実施例では、前群レンズ１０でフォーカ
シングを行なう場合、無限遠のときｄ８＝０．７０ 、
最短撮影距離（物体から第１面までの距離＝100)のとき
d8=0.85 、つまりΔd8=0.15 と非常に小さい。これに対
し、前群レンズ１０中の第１負レンズ１１、第２負レン
ズ１２及び第１正レンズ１３（全体として負レンズ群）
だけをフォーカスレンズ群として、移動させる場合、Δ
d6は、1.72(d6=1.10→2.82) と非常に大きくなる。この
場合の諸収差図を参考データとして図４に示す。この諸
収差図から、負レンズ群をフォーカスレンズ群としたと
きには、無限遠から最短撮影距離迄のフォーカシングに
伴う収差変動が大きいことが分かる。
シングを行なう場合、無限遠のときｄ８＝０．７０ 、
最短撮影距離（物体から第１面までの距離＝100)のとき
d8=0.85 、つまりΔd8=0.15 と非常に小さい。これに対
し、前群レンズ１０中の第１負レンズ１１、第２負レン
ズ１２及び第１正レンズ１３（全体として負レンズ群）
だけをフォーカスレンズ群として、移動させる場合、Δ
d6は、1.72(d6=1.10→2.82) と非常に大きくなる。この
場合の諸収差図を参考データとして図４に示す。この諸
収差図から、負レンズ群をフォーカスレンズ群としたと
きには、無限遠から最短撮影距離迄のフォーカシングに
伴う収差変動が大きいことが分かる。
【００２１】［実施例２］図５は、本発明のレトロフォ
ーカス型レンズの第２の実施例を示す。基本的なレンズ
構成は、図１の第１の実施例と同一である。このレンズ
系の具体的数値データを表２に示し、無限遠と最短撮影
距離（物体から第１面迄の距離＝100)における諸収差を
それぞれ図６及び図７に示す。
ーカス型レンズの第２の実施例を示す。基本的なレンズ
構成は、図１の第１の実施例と同一である。このレンズ
系の具体的数値データを表２に示し、無限遠と最短撮影
距離（物体から第１面迄の距離＝100)における諸収差を
それぞれ図６及び図７に示す。
【００２２】
【表２】FNO=1:1.4
f=3.51
ω=43.4 ゜(Y=3.0)
fB=d14+d15=3.85
fBP=0
面 NO Ｒ Ｄ Ｎd νd
1 12.715 0.90 1.88300 40.8
2 4.094 3.00 - -
3 53.677 0.70 1.60311 60.7
4 5.267 1.02 - -
5 34.434 1.88 1.83481 42.7
6 -11.890 0.42 - -
7 7.506 2.42 1.77250 49.6
8 -9.699 0.70 - -
絞 ∞ 1.66 - -
9 -4.732 0.70 1.84666 23.8
10 6.704 0.17 - -
11 18.734 2.27 1.77250 49.6
12 -4.847 0.10 - -
13 9.428 3.04 1.77250 49.6
14 -24.851 2.56 - -
15 ∞ 1.29 1.51633 64.1
16 ∞ - - -
【００２３】本実施例では、前群レンズ１０でフォーカ
シングを行なう場合、無限遠のときd8=0.70 、最短撮影
距離のときd8=0.85 、つまりΔd8=0.15 と非常に小さ
い。これに対し、前群レンズ１０中の第１負レンズ１
１、第２負レンズ１２及び第１正レンズ１３（全体とし
て負レンズ群）だけをフォーカスレンズ群として、移動
させる場合、Δd6は、0.81(d6=0.42→1.23) と非常に大
きくなる。この場合の諸収差図を参考データとして図８
に示す。この諸収差図から、負レンズ群をフォーカスレ
ンズ群としたときには、無限遠から最短撮影距離迄のフ
ォーカシングに伴う収差変動が大きいことが分かる。
シングを行なう場合、無限遠のときd8=0.70 、最短撮影
距離のときd8=0.85 、つまりΔd8=0.15 と非常に小さ
い。これに対し、前群レンズ１０中の第１負レンズ１
１、第２負レンズ１２及び第１正レンズ１３（全体とし
て負レンズ群）だけをフォーカスレンズ群として、移動
させる場合、Δd6は、0.81(d6=0.42→1.23) と非常に大
きくなる。この場合の諸収差図を参考データとして図８
に示す。この諸収差図から、負レンズ群をフォーカスレ
ンズ群としたときには、無限遠から最短撮影距離迄のフ
ォーカシングに伴う収差変動が大きいことが分かる。
【００２４】表３に、各条件式（１）ないし（４）の数
値を、各実施例について示す。
値を、各実施例について示す。
【表３】
【００２５】表３から明らかなように、実施例１及び実
施例２の各数値は、条件式（１）ないし（４）を満足し
ている。また本発明のレトロフォーカス型広角レンズ
は、諸収差図に示すように、無限遠及び最短撮影距離に
おいて、それぞれ諸収差がよく補正されている。
施例２の各数値は、条件式（１）ないし（４）を満足し
ている。また本発明のレトロフォーカス型広角レンズ
は、諸収差図に示すように、無限遠及び最短撮影距離に
おいて、それぞれ諸収差がよく補正されている。
【００２６】
【発明の効果】本発明によれば、絞位置を移動させるこ
となく、無限遠から近距離までのフォーカシングによる
収差変動を最小限に抑えることができるレトロフォーカ
ス型広角レンズを提供することができる。
となく、無限遠から近距離までのフォーカシングによる
収差変動を最小限に抑えることができるレトロフォーカ
ス型広角レンズを提供することができる。
【図１】本発明によるレトロフォーカス型広角レンズの
第１の実施例を示すレンズ構成図である。
第１の実施例を示すレンズ構成図である。
【図２】図１のレトロフォーカス型広角レンズの無限遠
撮影距離における諸収差図である。
撮影距離における諸収差図である。
【図３】図１のレトロフォーカス型広角レンズの最短撮
影距離における諸収差図である。
影距離における諸収差図である。
【図４】図１のレトロフォーカス型広角レンズにおい
て、前群レンズ中の物体側の３枚のレンズ群（全体とし
て負）をフォーカスレンズ群とした場合の諸収差図（参
考図）である。
て、前群レンズ中の物体側の３枚のレンズ群（全体とし
て負）をフォーカスレンズ群とした場合の諸収差図（参
考図）である。
【図５】本発明によるレトロフォーカス型広角レンズの
第２の実施例を示すレンズ構成図である。
第２の実施例を示すレンズ構成図である。
【図６】図５のレトロフォーカス型広角レンズの無限遠
撮影距離における諸収差図である。
撮影距離における諸収差図である。
【図７】図５のレトロフォーカス型広角レンズの最短撮
影距離における諸収差図である。
影距離における諸収差図である。
【図８】図５のレトロフォーカス型広角レンズにおい
て、前群レンズ中の物体側の３枚のレンズ群（全体とし
て負）をフォーカスレンズ群とした場合の諸収差図（参
考図）である。
て、前群レンズ中の物体側の３枚のレンズ群（全体とし
て負）をフォーカスレンズ群とした場合の諸収差図（参
考図）である。
１０ 前群レンズ
１１ 第１負レンズ
１２ 第２負レンズ
１３ 第１正レンズ
１４ 第２正レンズ
２０ 後群レンズ
Ｓ 絞
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G02B 9/00 - 17/08
G02B 21/02 - 21/04
G02B 25/00 - 25/04
Claims (3)
- 【請求項１】 物体側から順に、正の前群レンズと、絞
と、正の後群レンズとによって構成され、 フォーカシングは、絞と後群レンズは移動させることな
く、正の前群レンズを移動させて行ない、 正の前群レンズは、負レンズ２枚からなる負レンズ群と
正レンズ群からなり、 以下の条件式（１）ないし（３）を満足することを特徴
とするレトロフォーカス型広角レンズ。 （１）０．５＜ｆ／ｆF ＜１．０ （２）−１．２＜ｆ／ｆFN＜−０．７（３）−０．６＜ｆ／ｆ 1 ＜−０．３５ 但し、 ｆ：全系の焦点距離、 ｆF ：正の前群レンズの焦点距離、 ｆFN：前群レンズ中の負レンズ群の焦点距離、ｆ 1 ：負レンズ群中の物体側の負レンズの焦点距離。 - 【請求項２】 請求項１記載のレトロフォーカス型広角
レンズにおいて、前群レンズ中の正レンズ群は、正レン
ズ２枚からなるレトロフォーカス型広角レンズ。 - 【請求項３】 請求項２記載のレトロフォーカス型広角
レンズにおいて、前群レンズ中の第１負レンズは、以下
の条件式（４）を満足するレトロフォーカス型広角レン
ズ。 （４）１．８＜ｎ 但し、 ｎ：ｄ線に対する屈折率。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30118594A JP3392964B2 (ja) | 1993-12-08 | 1994-12-05 | レトロフォーカス型広角レンズ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30797993 | 1993-12-08 | ||
| JP5-307979 | 1993-12-08 | ||
| JP30118594A JP3392964B2 (ja) | 1993-12-08 | 1994-12-05 | レトロフォーカス型広角レンズ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07218826A JPH07218826A (ja) | 1995-08-18 |
| JP3392964B2 true JP3392964B2 (ja) | 2003-03-31 |
Family
ID=26562592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30118594A Expired - Lifetime JP3392964B2 (ja) | 1993-12-08 | 1994-12-05 | レトロフォーカス型広角レンズ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3392964B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2397880A2 (en) | 2010-06-16 | 2011-12-21 | Ricoh Company, Ltd. | Image-forming lens, and camera device and portable information terminal device with the image-forming lens |
| US8681436B2 (en) | 2010-12-13 | 2014-03-25 | Ricoh Company, Ltd. | Imaging lens, imaging device and information device |
| US9615008B2 (en) | 2012-12-26 | 2017-04-04 | Fujifilm Corporation | Imaging lens and imaging apparatus equipped with the same |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6576427B2 (ja) * | 2017-11-18 | 2019-09-18 | エーエーシー テクノロジーズ ピーティーイー リミテッド | 撮像光学レンズ |
| JP6576425B2 (ja) * | 2017-11-18 | 2019-09-18 | エーエーシー テクノロジーズ ピーティーイー リミテッド | 撮像光学レンズ |
| CN113176655B (zh) * | 2021-04-29 | 2023-10-13 | 江西欧菲光学有限公司 | 光学***、摄像模组、摄像设备及载具 |
-
1994
- 1994-12-05 JP JP30118594A patent/JP3392964B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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| JPH07218826A (ja) | 1995-08-18 |
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