JP3392887B2 - 相互係合式ファスナー - Google Patents

相互係合式ファスナー

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    • Y10T24/27Buckles, buttons, clasps, etc. including readily dissociable fastener having numerous, protruding, unitary filaments randomly interlocking with, and simultaneously moving towards, mating structure [e.g., hook-loop type fastener]
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1及び第2のファス
ナー部材を備えた相互係合式ファスナーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、1つの物体を他の物体へ取着する
ために協働して相互係合する一対のファスナー部材を備
えたファスナーとして、例えば、マジックテープ(商標
名)で知られるフックアンドループ式のファスナーが周
知である。フックアンドループ式ファスナーは、一般
に、略平坦な基部から突出する複数のフックを備えた第
1の織物状ファスナー部材と、略平坦な基部から突出す
る複数のループを備えた第2の織物状ファスナー部材と
を具備する。各ファスナー部材のフック及びループは、
相互係合して各ファスナー部材を相互に取着する。な
お、本発明を説明するに当たり、この明細書では、2つ
の物体を相互に取着するための2つの締結要素の各々を
「ファスナー部材」、それら2つのファスナー部材が重
なり合い相互係合してなるものを「ファスナー」と称す
る。
【0003】従来技術による他の形式の相互係合式ファ
スナーを図7(a)に示す。このファスナーは、第1フ
ァスナー部材1及び第2ファスナー部材2を備え、第1
ファスナー部材1及び第2ファスナー部材2はそれぞ
れ、略平坦な基部3及び4と、それぞれの基部3,4か
ら突出する複数の有頭突子5とを備える。第1及び第2
ファスナー部材1,2は、一般に成形高分子材料からな
り、各々の基部3,4を平行に配置しつつ各有頭突子5
の頭部を相互に接触させることにより相互係合する。両
ファスナー部材1,2に所定の圧力Fを加えると、各々
の有頭突子5の頭部は互いの側面を乗り越えて隣接し、
それら隣接した頭部の干渉によって各ファスナー部材
1,2が相互に固着される。この種のファスナーは様々
な用途に使用されるものであり、以下、この明細書では
「有頭突子ファスナー」と称する。この種のファスナー
は、米国特許第 4,216,257号、同第 4,290,174号、及び
同第 5,077,870号に開示され、また日本では「デュアル
・ロック」(商標名:住友スリーエム社製)の名で販売
されている。
【0004】上記の有頭突子ファスナーは、例えば自動
車等の車両の製造工程において、固定式窓ガラスの固定
補助部材として有効に使用されている。車両、特に自動
車の固定式窓ガラスは、ガラス板の全縁部に亙ってウレ
タン接着剤等の硬化性接着剤により車体の窓枠部に固定
されるが、接着剤が硬化するまでの間、他の製造作業に
よる車体の振動や車両室内の気圧変化等によってガラス
板が移動したり、接着部分が損傷を被ることがないよう
に、固定補助部材を使用してガラス板を確実に固定保持
する必要がある。この固定補助部材として、上述の有頭
突子ファスナーを使用すると、接着剤を介してガラス板
を窓枠部に配置し、ガラス板と窓枠部とのそれぞれに固
着された第1及び第2のファスナー部材の有頭突子を対
面接触させた状態で、所望によりガラス板を動かして正
確な位置に配置した後に両ファスナー部材を相互圧着す
ることができるので、窓枠部に対するガラス板の位置決
めが容易となる。このようにしてガラス板を窓枠部に固
定配置した後、ガラス板の縁部には、保護及び装飾の目
的で樹脂製のウィンドモールが取着される。そのため窓
枠部には、一般にガラス板の接着部位及び固定補助部位
のさらに外周側に、ウィンドモール固定用のモールファ
スナーが配設される。モールファスナーは、一般に樹脂
材料の押出し成形品からなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の有頭突子ファス
ナーにおいて、圧力Fの加わる方向がファスナー部材の
有頭突子の突出方向に対して傾斜する場合に、各ファス
ナー部材の相互係合に関して問題が生じる。例えば図7
(b)に示すように、傾斜面6に固着された第1ファス
ナー部材1に第2ファスナー部材2を係合させる際に、
圧力F′を第2ファスナー部材2の有頭突子5に対して
角度αだけ傾斜した方向へ加えた場合、両ファスナー部
材1,2の有頭突子5は圧力F′によって側方へ傾倒し
てしまう(図7(c)参照)。有頭突子5がこのように
傾倒すると、それぞれの頭部は互いを乗り越えることが
できず、故に各ファスナー部材1,2は相互係合できな
い。
【0006】このような問題を解決するために、例えば
特公昭53−22889公報に開示される有頭突子ファ
スナー部材の製造方法において、製造途中の段階で形成
される有頭突条を備えたファスナー部材を使用すること
が考えられる。この未完成品としてのファスナー部材
は、略平坦な基部から直立状に突出形成されて基部の長
手方向へ相互に平行に延び、かつ基部に隣接する直立
部、直立部に隣接する頭部及び2つの端面を各々に有す
る複数の係合突条を備える。このようなファスナー部材
を対にして使用する場合、それぞれの係合突条を平行に
対向配置し、所定圧力を加えることにより各係合突条の
頭部を相互に係合させ、以て各ファスナー部材が相互に
固着される。このとき、係合突条の延長方向に対し傾斜
方向へ圧力を加えても、係合突条はそれ自体の剛性によ
り撓曲することなく容易に相互係合する。
【0007】しかしながら、複数の係合突条を備えるフ
ァスナー部材の対からなるファスナーは、各ファスナー
部材を相互係合させるために、それぞれの係合突条の延
長方向を一致させる必要がある。それにより、例えば各
ファスナー部材を相互接触後に位置決めの目的で相対移
動させることは困難になるので、前述の車両の窓ガラス
の固定補助部材として使用する際の有利点が失われる。
ファスナー部材の一方を有頭突子ファスナー部材にする
と、この問題も解決されるが、その場合はやはり有頭突
子の撓曲が問題となる。
【0008】また、フックアンドループファスナー及び
有頭突子ファスナーを含む従来の相互係合式ファスナー
では、各ファスナー部材を相互に平行に摺動させること
によって係合させることはできない。フックアンドルー
プファスナーは、各ファスナー部材が接触と同時に相互
係合するので、それらを接触後に相対摺動させることは
困難である。有頭突子ファスナーでは、各ファスナー部
材を相対摺動により係合させようとすると、それぞれの
有頭突子が撓曲してしまうので、係合させることができ
ない。上記の複数の係合突条を備えるファスナー部材に
おいても、係合突条の端面が基部に対して直立している
ので、摺動係合させようとすると両者の端面が衝突し、
したがって相対摺動係合は困難である。
【0009】さらに、前述のように、車両の車体窓枠部
に、窓ガラス補助固定用の相互係合式ファスナー及びウ
ィンドモール固定用のモールファスナーを設置する場
合、従来は、これら別体のファスナー部材を窓枠部に固
着する作業を必然的に別工程で行っているので、生産ラ
インにおける工程増及び作業者の負担増を招くことにな
る。また、比較的狭小な部位での迅速かつ正確な位置決
めと確実な固着とを要するので、作業の熟練が必要とな
る。
【0010】本発明は、上記の従来技術における各課題
を解決するために鋭意、工夫改善を施したものであり、
その目的は、一方のファスナー部材の基部に対し所定の
傾斜方向へ圧力を加えることによっても、相手のファス
ナー部材に容易に係合できる相互係合式ファスナーを
供することにある。本発明の他の目的は、一対のファス
ナー部材の相互摺動による係合を可能とする相互係合式
ファスナーを提供することにある。さらに本発明は、車
両の窓ガラスの固定作業の迅速化を可能とする相互係合
式ファスナーの提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、相互係合して協働する第1及び第2のフ
ァスナー部材を備えた相互係合式ファスナーにおいて、
第1のファスナー部材は、基部と、基部から直立状に突
出形成されて基部上で相互に平行に延びる複数の係合突
条とを具備し、それら係合突条の各々が、基部に隣接
て形成され、係合突条の長手方向へ連続して延びる直立
、直立部に隣接して膨出形成され、係合突条の横断
方向へ刻設される互いに離隔した複数の切欠きを有する
頭部とをえ、第2のファスナー部材は、基部と、基部
から直立状に突出形成される複数の係合要素とを具備
し、それら係合要素の各々が、第1のファスナー部材の
係合突条の頭部に係合する膨出頭部を備え、第1のファ
スナー部材の複数の係合突条と第2のファスナー部材の
複数の係合要素とを互いに対向させて加圧することによ
り、複数の係合要素の膨出頭部が複数の切欠きの案内下
で複数の係合突条の頭部を乗り越えて係合することを特
徴とする相互係合式ファスナーを提供する。
【0012】さらに本発明は、相互係合して協働する第
1及び第2のファスナー部材を備えた相互係合式ファス
ナーにおいて、第1のファスナー部材は、基部と、基部
から直立状に突出形成されて基部上で相互に平行に延び
る複数の係合突条とを具備し、それら係合突条の各々
、基部に隣接して形成され、係合突条の長手方向へ連
続して延びる直立部、直立部に隣接して膨出形成され
る頭部と、直立部及び頭部の長手方向両端に形成される
一対の端面とを備え、それら端面の少なくとも一方
方の端面に接近する方向へ基部から傾斜して延び第2
のファスナー部材は、基部と、基部から直立状に突出形
成される複数の係合要素とを具備し、それら係合要素の
各々が、第1のファスナー部材の係合突条の頭部に係合
する膨出頭部を備え、第1のファスナー部材の複数の係
合突条の傾斜した端面から、複数の係合突条の間に、第
2のファスナー部材の複数の係合要素を摺動式に挿入す
ることにより、複数の係合要素の膨出頭部が複数の係合
突条の頭部に係合することを特徴とする相互係合式ファ
スナーを提供する。
【0013】さらに本発明は、車両の窓ガラスに固定さ
れる第1のファスナー部材と車両の窓枠部に固定される
第2のファスナー部材とを備え、第1及び第2のファス
ナー部材が相互係合して協働することにより、窓枠部に
窓ガラスを取付ける相互係合式ファスナーにおいて、第
2のファスナー部材は、窓枠部に取付けられる基部と、
基部から一体的に突出形成され第1のファスナー部材
に係合して窓ガラスを保持する係合突部と、係合突部に
隣接して基部に一体的に形成され、窓ガラスの縁部に設
置されるウィンドモールに係合してウィンドモールを固
定保持するモール固定部とを具備し、以って窓枠部に窓
ガラスとウィンドモールとの双方を固定的に取付けるこ
とを特徴とする相互係合式ファスナーを提供する。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【作用】複数の係合突条の頭部に形成した複数の切欠き
は、連結相手のファスナー部材の突出頭部を案内して、
両頭部の相互係合を促進する。したがって、両ファスナ
ー部材を相互連結する際に、比較的小さな圧力を加える
ことによっても、両者を容易に連結することができる。
連結相手のファスナー部材が複数の有頭突子を備える場
合も、同様に作用する。
【0019】また、複数の係合突条の端面を基部に対し
て傾斜させると、連結相手のファスナー部材の突出頭部
を端面から摺動式に係合させる際に、係合突条と突出頭
部との衝突が緩和され、係合突条間への突出頭部の挿入
が容易になり、以て相互摺動係合が可能となる。連結相
手のファスナー部材が複数の有頭突子を備える場合、及
び複数の係合突条を備える場合も、同様に作用する。
【0020】さらに、基部、係合突部及びモール固定部
を一体的に形成することにより、1つのファスナー部材
に窓ガラスの補助的な固定保持機能と、ウィンドモール
の固定機能とが付与される。したがって、車両の製造工
程の窓ガラス固定段階において、部品点数及び作業工数
が削減され、固定作業の迅速化が促進される。
【0021】
【実施例】以下、添付図面に示した好適な実施例に基づ
き、本発明をさらに詳細に説明する。図1を参照する
と、本発明の実施例によるファスナーが有する第1の
ァスナー部材10は、略平坦な基部12と、基部12の
1つの面から直立状に突出形成され、第2のファスナー
部材に係合可能な複数の係合突条14とを備える。本発
明においては、第1のファスナー部材は、湾曲した基部
を備えることもできるが、平坦な基部12を備える例の
みを図示する。複数の係合突条14は、略一定の縦断面
形状を有して基部12の長手方向へ相互に平行に延設さ
れる。すなわち、各係合突条14は、それらの延長方向
及び基部12の両者に直交する全ての面上で、相互に略
等間隔に離間される。係合突条14は、基部12に隣接
して形成される直立部16と、好ましくは直立部16の
先端で直立部16に隣接して形成される頭部18とを備
える。頭部18は、直立部16よりも拡張された断面を
有し、連結相手の第2のファスナー部材に突出形成され
た頭部を、相互干渉により隣接する係合突条14間で固
定保持するように作用する。頭部18は、円形、半円
形、三角形等の断面形状を有することができる(図2参
照)。なお、このような構成を有するファスナー部材
を、以下、便宜的に「レール状ファスナー部材」と称す
る。
【0022】ファスナー部材10はさらに、各係合突条
14の頭部18に、各頭部18を横断して刻設される複
数の切欠き20を備える。切欠き20は、連結相手のフ
ァスナー部材に個別に突出形成された複数の頭部を案内
し、相互係合に要する加圧力を低減して各ファスナー部
材の相互連結を促進する。各切欠き20は、図示のよう
に基部12に対し傾斜して形成されるが、鉛直方向へ形
成することもできる。切欠き20の傾斜角度は、連結相
手のファスナー部材との相互係合時に加えられる圧力の
角度αに一致することが好ましい。切欠き20は、ファ
スナー部材10の成形後に例えば切削加工によって形成
することができる。また、切欠き20は、全ての係合突
条14に形成することが好ましく、所望の幅寸法に形成
することができる。
【0023】ファスナー部材10は様々な用途に使用す
ることができる。例えば一対のファスナー部材10を用
いて、相互係合式ファスナーを構成することができる。
この場合、双方の係合突条14を、その延長方向を一致
させて対向配置し、各基部12に所定圧力を加えると、
係合突条14の比較的高い剛性によって各係合突条14
の頭部18が互いを容易に乗り越えて相互係合し、各フ
ァスナー部材10が容易に相互連結する。
【0024】また、ファスナー部材10と、図7に示す
ような有頭突子ファスナー部材とを相互係合させること
もできる。この場合、ファスナー部材10の係合突条1
4の直立部16及び頭部18と、有頭突子ファスナー部
材の有頭突子とは、相互の係合を可能にするような寸法
及び間隔を有して形成される。ファスナー部材10の複
数の係合突条14の頭部18と、有頭突子ファスナー部
材の複数の有頭突子の頭部とは、所定圧力を加えること
によって相互係合し、各ファスナー部材を連結する。こ
のとき、ファスナー部材10の係合突条14の頭部18
に形成した複数の切欠きが、有頭突子ファスナー部材の
有頭突子の頭部を案内するので、両者の係合に要する加
圧力が低減される。しかも、加圧方向がファスナー部材
10の基部12に対して傾斜している場合にも、切欠き
20の案内作用により有頭突子ファスナー部材の有頭突
子を撓曲させることなく容易に相互係合が得られる。
【0025】図3は、本発明の他の実施例によるファス
ナーが有する第1のファスナー部材22を示す。ファス
ナー部材22は、図1のファスナー部材10と同様のレ
ール状ファスナー部材であり、ファスナー部材10の係
合突条14に設けた切欠き20の代わりに、複数の係合
突条24のそれぞれの長手方向両端部に、基部26から
突出方向へ鋭角状に傾斜する端面28を備える。端面2
8は、切欠き20と同様に、ファスナー部材22の成形
後に例えば切削加工により形成することができる。この
ような傾斜端面28を備えることによって、ファスナー
部材22と連結相手の第2のファスナー部材との相互摺
動係合が容易になる。
【0026】ファスナー部材22も、やはり様々な用途
に使用することができる。一対のファスナー部材22を
用いて、相互係合式ファスナーを構成する場合は、それ
ぞれのファスナー部材22の複数の係合突条24の端面
28から、連結相手のファスナー部材22の係合突条2
4を挿入し、両ファスナー部材22を相対摺動すること
によって相互係合が得られる。このとき端面28を基部
12に対し傾斜して形成したことにより、双方の係合突
条24の衝突が緩和され、挿入が容易になる。また、フ
ァスナー部材22の連結相手が有頭突子ファスナー部材
である場合も、同様に係合突条24と有頭突子との衝突
が緩和され、相互摺動係合が容易になる。なお、切欠き
20及び傾斜端面28の両方を備えたファスナー部材を
提供することができるのは言うまでもない。
【0027】ファスナー部材10及び22は、様々な方
法によって形成することができる。好適な実施例では、
ファスナー部材10及び22は、ポリプロピレン樹脂、
ナイロン樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル樹脂等の
高分子材料の押出し成形品として一体成形される。ま
た、ファスナー部材10及び22は、基部12の裏面す
なわち係合突条14及び24の反対側の面に、支持物体
への取付けを可能にする取付け部30を備えることがで
きる(図3参照)。取付け部30は、ねじ部を有しても
よい。或いはまた、基部12の裏面に感圧粘着剤層を設
けてもよい。この場合はさらに、離型紙を配置すること
が望ましい。
【0028】本発明による相互係合式ファスナーは、車
両の製造工程での窓ガラスの固定段階において極めて有
効に利用される。図4に示すように、自動車の車体の窓
枠部32に配置される窓ガラス34は、例えばウレタン
接着剤等によって窓枠部32に永久固定されるが、接着
剤が硬化するまでの間、補助的に窓ガラス34を固定保
持するために、前述のファスナー部材10が使用され
る。図4に例示するように、自動車の後部窓ガラスの湾
曲部をファスナー部材10によって補助的に固定保持す
る場合は、ファスナー部材10と、窓ガラス34に固着
した相手方の有頭突子ファスナー部材36との相互連結
時の加圧方向(矢印で図示)が、係合突条14及び有頭
突子38の突出方向に対して角度αだけ傾斜することに
なる。この場合上述のように、各ファスナー部材10,
36の相互連結が容易に達成される。また、この場合、
相手の第2のファスナー部材が同様のレール状ファスナ
ー部材であっても同じ効果が得られる。
【0029】図5は、このような窓ガラス固定用の本発
明の他の実施例によるファスナーが有する第2のファス
ナー部材40を示す。ファスナー部材40は、略平坦な
基部42と、基部42の1つの面から突出して基部42
に一体的に形成され、相手方の第1のファスナー部材に
係合可能な係合突部44と、係合突部44に隣接して基
部42に一体的に形成され、ウィンドモールを固定保持
するモール固定部46とを備える。係合突部44は、基
部42上で略一定の縦断面形状を有して長手方向へ延設
される複数の係合突条48からなる。各係合突条48
は、基部42に隣接して形成される直立部50と、直立
部50の先端に拡張断面を有して形成される頭部52と
を備える。モール固定部46は、係合突条48に平行に
延び、先端に係止部54を有する内側リップ56と、先
端で車体パネルに当接する外側リップ58とを備える。
ファスナー部材40は、高分子材料の押出し成形品とし
て一体成形される。
【0030】図6に示すように、自動車の窓枠部32
は、外側と内側との2枚の車体パネル60を接合して形
成され、車体パネル60のこの接合部分62に対向する
窓ガラス34の内面に全周に亙ってウレタン接着剤64
が塗布される。さらに、接合部分62に至る直立壁部分
66とウレタン接着剤64の塗布部分との間に、ファス
ナー部材40の基部42が接着剤68によって固着され
る。このとき、ファスナー部材40のモール固定部46
の外側リップ58の先端が直立壁部分66に弾性的に当
接するように、窓枠部32に対してファスナー部材40
を位置決めする。また、ファスナー部材40は、窓枠部
32の全周に亙って設置せずとも、例えば四隅等の、窓
ガラス34を固定保持可能な位置に必要な個数を設置す
ればよい。
【0031】窓ガラス34の縁部には、窓枠部32に固
着したファスナー部材40に係合可能な位置に、有頭突
子ファスナー部材36が接着剤70によって固着され
る。有頭突子ファスナー部材36は、ファスナー部材4
0の複数の係合突条48に係合可能な複数の有頭突子3
8を備える。窓ガラス34を窓枠部32に固定する際
は、ウレタン接着剤64を介して窓ガラス34を窓枠部
32に配置し、ファスナー部材36の有頭突子38をフ
ァスナー部材40の係合突条48に対面接触させた状態
で、窓ガラス34を僅かに動かして正確な位置決めを行
い、その後、窓ガラス34の縁部に所定の圧力を加え
て、ファスナー部材36とファスナー部材40とを相互
に連結させる。このようにして窓枠部32に固定された
窓ガラス34の縁部には、保護及び装飾の目的で全周に
亙ってウィンドモール72が設置される。ウィンドモー
ル72の脚部74には長手方向へ延びる溝76が形成さ
れ、ファスナー部材40のモール固定部46の内側リッ
プ56先端の係止部54が溝76に係合することによ
り、ウィンドモール72が窓枠部32に固定される。
【0032】ファスナー部材40は、前述のように高分
子材料の押出し成形品として一体成形することができ
る。したがって、極めて容易かつ安価に製造でき、しか
も窓ガラス固定段階における部品点数及び作業工数を削
減して作業の迅速化及びコストの低減に寄与する。ま
た、周知の二色成形工程を実施することによって、係合
突部44とモール固定部46とを異なる材料から一体成
形することができる。その場合、特にモール固定部46
の外側リップ58に弾性率の大きな材料を使用すること
が好ましい。なお、面ファスナー10を射出成形により
一体成形することもできるが、押出し成形に比べて一般
にコスト面で不利である。
【0033】上述のファスナー部材10及び22によれ
ば、従来の相互係合式ファスナーに多様な用途が付与さ
れる。例えば、自動車のバンパーを車体に固定する際
に、バンパーの湾曲した両端部に複数の有頭突子38を
有するファスナー部材36を固着し、車体側にファスナ
ー部材10をその係合突条14を水平配置して固着し、
各ファスナー部材の相互連結によってバンパーを保持す
る構成とすることができる。この場合、各ファスナー部
材の相互の係合(一般に基部12に対して傾斜方向に加
圧される)が容易であるだけでなく、多数の有頭突子3
8と係合突条14との係合により強固な保持力が得られ
る。しかも、隣接する係合突条14間で有頭突子38が
摺動可能なので、樹脂製バンパーの熱変形に対応して固
定を維持することができるのみならず、充分な構造強度
が得られれば、衝突時にバンパーに加わる衝撃を吸収す
ることもできる。
【0034】また、自動車の室内のリアトレイに例えば
ハイマウントストップランプを固定する場合等、空間的
制約により摺動式に相互嵌合可能な固定手段を必要とす
る場合に、上述のファスナー部材22を有効利用するこ
とができる。例えばリアトレイとハイマウントストップ
ランプとの双方にファスナー部材22を装着し、相互固
定手段として使用すると、ファスナー部材22同士が係
合可能な範囲でハイマウントストップランプの固定位置
を自由に選択し、かつ移動することができる。しかもこ
のとき、ファスナー部材22を視認せずとも容易に相互
連結することができる。このように、固定手段の視認が
困難な場所での相互連結時に、傾斜端面28を有するフ
ァスナー部材22を固定手段として使用していれば、視
認せずとも容易に摺動式相互嵌合を実施することが可能
となる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、突出頭部を備えたファスナー部材同士を連結
する際に、ファスナー部材の基部に対し所定の傾斜方向
へ圧力を加えることによっても、双方の突出頭部が容易
に係合し、両ファスナー部材の確実かつ容易な相互連結
が得られる。また、両ファスナー部材を相対的に摺動さ
せて相互連結することもできる。したがって、相互係合
式ファスナーに、極めて多様な用途が付与される。さら
に、車両の窓ガラスの固定作業に本発明の相互係合式
ァスナーを使用することにより、作業の迅速化が達成さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるファスナー部材の図で、
(a)斜視図、(b)(a)の矢印Iから見た側面図、
である。
【図2】図1のファスナー部材における係合突条の種々
の形状例を示す部分断面図である。
【図3】本発明の他の実施例によるファスナー部材の図
で、(a)斜視図、(b)(a)の矢印III から見た側
面図、である。
【図4】図1のファスナー部材の一使用方法を示す図
で、(a)自動車の後部窓ガラスの取り付け説明図、
(b)(a)の矢印IVから見た部分矢視図、である。
【図5】本発明の他の実施例による窓ガラス固定用のフ
ァスナー部材の斜視図である。
【図6】図5のファスナー部材を、自動車の車体の窓枠
部における使用状態で、窓ガラスと共に示す断面図であ
る。
【図7】従来の相互係合式ファスナー部材の図で、
(a)通常の係合作用を示す側面図、(b)傾斜面に取
着した場合の側面図、(c)(b)において斜めに加圧
したときの状態を示す側面図、である。
【符号の説明】
10,22,40…ファスナー部材 12,26,42…基部 14,24,48…係合突条 16,50…直立部 18,52…頭部 20…切欠き 28…端面 30…取付け部 32…窓枠部 34…ガラス板 36…有頭突子ファスナー部材 38…有頭突子 44…係合突部 46…モール固定部 72…ウィンドモール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−205001(JP,A) 特開 昭47−11770(JP,A) 実開 昭54−145304(JP,U) 実公 昭44−25841(JP,Y1) 米国特許3505772(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A44B 18/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互係合して協働する第1及び第2のフ
    ァスナー部材を備えた相互係合式ファスナーにおいて前記 第1のファスナー部材、基部と、該基部から直立
    状に突出形成されて該基部上で相互に平行に延びる複数
    の係合突条とを具備し、それら係合突条の各々が、該基
    部に隣接して形成され、該係合突条の長手方向へ連続し
    て延びる直立部、該直立部に隣接して膨出形成され、
    該係合突条の横断方向へ刻設される互いに離隔した複数
    の切欠きを有する頭部とをえ、 前記 第2のファスナー部材、基部と、該基部から直立
    状に突出形成される複数の係合要素とを具備し、それら
    係合要素の各々が、前記第1のファスナー部材の前記係
    合突条の前記頭部に係合する膨出頭部を備え、 前記第1のファスナー部材の前記複数の係合突条と前記
    第2のファスナー部材の前記複数の係合要素とを互いに
    対向させて加圧することにより、該複数の係合要素の前
    記膨出頭部が前記複数の切欠きの案内下で該複数の係合
    突条の前記頭部を乗り越えて係合すること を特徴とする相互係合式ファスナー。
  2. 【請求項2】 相互係合して協働する第1及び第2のフ
    ァスナー部材を備えた相互係合式ファスナーにおいて前記1のファスナー部材、基部と、該基部から直立
    状に突出形成されて該基部上で相互に平行に延びる複数
    の係合突条とを具備し、それら係合突条の各々が、該基
    部に隣接して形成され、該係合突条の長手方向へ連続し
    て延びる直立部、該直立部に隣接して膨出形成され
    頭部と、該直立部及び該頭部の長手方向両端に形成され
    る一対の端面とを備え、それら端面の少なくとも一方
    他方の該端面に接近する方向へ該基部から傾斜して延
    前記第2のファスナー部材は、基部と、該基部から直立
    状に突出形成される複数の係合要素とを具備し、それら
    係合要素の各々が、前記第1のファスナー部材の前記係
    合突条の前記頭部に係合する膨出頭部を備え、 記第1のファスナー部材の前記複数の係合突条の前記
    傾斜した端面から、該複数の係合突条の間に、前記第2
    のファスナー部材の前記複数の係合要素を摺動 式に挿入
    することにより、該複数の係合要素の前記膨出頭部が該
    複数の係合突条の前記頭部に係合すること を特徴とする相互係合式ファスナー。
  3. 【請求項3】 車両の窓ガラスに固定される第1のファ
    スナー部材と車両の窓枠部に固定される第2のファスナ
    ー部材とを備え、該第1及び第2のファスナー部材が相
    互係合して協働することにより、窓枠部に窓ガラスを取
    付ける相互係合式ファスナーにおいて、 前記第2のファスナー部材は、窓枠部に取付けられる
    部と、該基部から一体的に突出形成され前記第1のフ
    ァスナー部材に係合して窓ガラスを保持する係合突部
    と、該係合突部に隣接して前記基部に一体的に形成さ
    れ、窓ガラスの縁部に設置されるウィンドモールに係合
    して該ウィンドモールを固定保持するモール固定部とを
    具備し、 以って窓枠部に窓ガラスとウィンドモールとの双方を固
    定的に取付けること、を特徴とする相互係合式ファスナ
    ー。
  4. 【請求項4】 前記第2のファスナー部材の前記係合突
    部は、前記基部から直立状に突出形成されて該基部上で
    前記モール固定部実質的平行に延び、該係合突部が、
    該基部に隣接して形成され、該係合突部の長手方向へ連
    続して延びる直立部、該直立部に隣接して膨出形成さ
    れ、該係合突部の横断方向へ刻設される互いに離隔した
    複数の切欠きを有する頭部とを備える、請求項に記載
    相互係合式ファスナー。
  5. 【請求項5】 前記複数の切欠きが前記基部に対して傾
    斜している、請求項に記載の相互係合式ファスナー。
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