JP3390866B2 - 宅配ボックス - Google Patents
宅配ボックスInfo
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- JP
- Japan
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- engaging piece
- lock
- lever
- box body
- hook
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Description
等で届けられた小荷物を留守であっても受け取って保管
できるようにした宅配ボックスに関し、詳しくは、子供
などが悪戯で宅配ボックスの中に入って閉じ込められた
場合でも、閉じ込められた人が中からの操作により脱出
できるようにした安全装置付のものである。
宅では、留守がちな家が多いため、届けられた小荷物を
留守であっても受け取りできるように宅配ボックスが設
置されている。
ロッカーのようなもので、運送業者のドライバー等が小
荷物を入れて扉を閉め、ダイヤル錠や自動錠で施錠でき
るようになっている。
内に入ったときに、閉じ込められて出られなくなること
があるという問題点があった。
の宅配ボックスには、閉じ込められたときに内側からの
操作で扉を開けることができるように安全装置が取り付
けられている。しかし、人体センサ等の電気を使用する
安全装置では、停電時には作動しないという問題点があ
り、また電気を使用しない機械的な安全装置でも従来の
ものは構造が複雑であるという問題点があった。
停電時でも作動可能、且つその構造を簡単にした安全装
置を備えた宅配ボックスを提供することを目的とする。
は、小荷物を収納可能な大きさのボックス本体1と、ボ
ックス本体1に開閉自在に取り付けられた扉2と、扉2
に取り付けられ、小荷物を収納後に扉2を施錠する錠前
3とを有する宅配ボックスであって、施錠時に前記錠前
3のカンヌキ3aと係合する上方開口のカンヌキ嵌入溝4a
を形成した係合片4をボックス本体1の前端部に上下に
移動可能に取り付けると共に、常時は係合片4をカンヌ
キ3aと係合可能な位置に係止し、非常時には係合片4を
下方に移動させてカンヌキ3aとの係合を解除するレバー
5を設けたものとしている。そして、このレバー5は、
バネ7により上方に回動するように付勢されて、係合片
4に取り付けられており、さらにレバー5の先部5aが
ボックス本体1に形成した穴1dと係合することにより
係合片4が係止されるようになっているものとしてい
る。
レバー5を下方に押し下げることにより、レバー5の先
部5aがボックス本体1に形成された穴1dから外れ、係合
片4が移動可能になるだけでなく、係合片4がレバー5
と一緒に押し下げられるので、カンヌキ3aと係合片4と
の係止が確実に解かれるようになる。これにより、係合
片4が下方に移動してカンヌキ3aとカンヌキ嵌入溝4aと
の係合を解除することができる。
構成に加え、係合片4に突起4bを設け、ボックス本体1
の前端部に前記突起4bが嵌入する長穴1cを設け、係合片
4の移動可能な範囲を制限するようにすることが好まし
い。
範囲が制限され、レバー5を下方に押し下げた場合で
も、係合片4が下まで落ちなくなる。
面に基づいて説明する。
図、図2は施錠状態を示す斜視図、図3はレバーを引い
て錠前のカンヌキを開放した状態を示す斜視図である。
ように、前部に開口部を形成した箱型のボックス本体1
と、ボックス本体1の開口部を閉じる扉2とからなり、
コインロッカーのような大きさと形状をしており、内部
に小荷物を収納可能となっている。さらに、扉2の一端
は、ヒンジ(図示せず)によりボックス本体1に枢着さ
れている。
れており、運送業者のドライバーが小荷物をボックス本
体1内に入れ、錠前3のカンヌキ3aをボックス本体1の
前端部に設けた係合片4に係合させた後、ダイヤル3bを
回すと施錠され、扉2が開かなくなるようになってい
る。
ダイヤル3bを回すとカンヌキ3aが廻らなくなり、ダイヤ
ル3bを予め設定した数字に合わせるとカンヌキ3aが廻る
ようになって係合片4との係合を解除できるようにした
従来の構造のものであり、通常のロッカーや郵便受け等
に使用されているものと同一であるので、詳細な説明は
省略する。
ついて、図2に基づき詳しく説明する。
をコの字形に折曲して形成すると共に、その中に四角柱
状に形成された支柱1bを嵌入して形成されている。さら
に、ボックス本体1の側板の前部1aと支柱1bには、錠前
3のカンヌキ3aを通過可能な開口が形成されており、ボ
ックス本体1の側板の前部1aと支柱1bは錠前3のカンヌ
キ3aと係合しないようになっている。
方向に長い長穴1cが形成されており、そこに後述する係
合片4に取り付けた突起4bたるネジの先部が嵌入するよ
うになっている。さらに、その下側には、後述するレバ
ー5の先部5aを嵌入可能な穴1dが形成されている。前記
突起4bたるネジは、係合片4の一部を切り曲げして形成
した突起に変更することもできるが、製造の簡素化から
ネジを使用することが好ましい。
なるコの字形に形成され、前側面と横側面の一部は側板
の前部1aと支柱1bとの間に挿入され、支柱1bに沿って上
下に摺動するようになっている。
開口の溝が形成されており、カンヌキ3aが施錠時に嵌入
するカンヌキ嵌入溝4aとなっている。
長穴1cに嵌入する突起4bたるネジが取り付けられてお
り、係合片4の上下方向の移動可能な範囲が制限される
ようになっている。
6が取り付けられており、そこにレバー5が回動自在に
取り付けられ、さらにレバー5はバネ7により図2の図
示反時計廻りに付勢されている。
て設けられており、レバー5を時計廻りに回動させる
と、レバー5の先部5aと支柱1bの穴1dとの係合が解ける
ようになっている。
ときに、閉じ込められた人が暗闇の中でもレバー5を探
しやすいようにするために、蓄光シート5bを貼り付ける
ことが好ましい。
部品の説明であり、次に各構成部品の使用時の動作につ
いて説明する。
て留守であった場合、配達先の宅配ボックスの扉2を開
けてボックス本体1内に小荷物を入れ、扉2を閉めてか
らカンヌキ3aを係合片4のカンヌキ嵌入溝4aに掛け、ダ
イヤル錠のダイヤル3bを廻して施錠する。この状態で
は、カンヌキ3aは、施錠されて動かなくなり、扉2は開
かない。
し、予め定めておいた番号に合わせると開錠され、カン
ヌキ3aを動かせるようになるので、カンヌキ3aをカンヌ
キ嵌入溝4aから外し、扉2を開けて小荷物を受け取る。
られた場合、閉じ込められた人は、レバー5を下方に押
し下げて図2の図示時計廻りに回す。
との係合が解け、同時に係合片4が支柱1bに沿って下方
に移動し、図3の状態になる。係合片4の下方への移動
距離は、長穴1cの長さにより決められ、係合片4が所定
の距離を移動すると突起4bたるネジが長穴1cの下端に当
たって止まる。
ヌキ3aと係合するものがないので、扉2が開く。
を持って上方に移動させる。係合片4が元の位置に戻る
と、レバー5がバネ7により付勢されているので、レバ
ー5の先部5aと支柱1bの穴1dとが係合し、係合片4が止
まる。
を使用した例を示したが、鍵なしで施錠できる錠前であ
れば任意のものに変更できる。
前記錠前3のカンヌキ3aと係合する上方開口のカンヌキ
嵌入溝4aを形成した係合片4を、ボックス本体1の前端
部に上下に移動可能に取り付けると共に、常時は係合片
4をカンヌキ3aと係合可能な位置に係止し、非常時には
係合片4を下方に移動させてカンヌキ3aとの係合を解除
するレバー5を設けたものとしており、レバー5を操作
することにより係合片4が下方に移動してカンヌキ3aと
カンヌキ嵌入溝4aとの係合を解除することができるの
で、宅配ボックス内に閉じ込められた場合でも、直ぐに
脱出できる。
全装置の構造が簡単であるので、材料費のアップや組立
費用のアップが少なく、安全装置のないものと比べても
さして製造コストが上昇しないという効果もある。
は、レバー5が、係合片4に、バネ7により上方へ回動
するように付勢されて取り付けられており、さらにレバ
ー5の先部5aがボックス本体1に形成された穴1dと係合
することにより係合片4が係止されるようになってお
り、レバー5を下方に押し下げることにより、レバー5
の先部5aがボックス本体1に形成された穴1dから外れ、
係合片4が移動可能になるだけでなく、係合片4がレバ
ー5と一緒に押し下げられるので、カンヌキ3aと係合片
4との係止が確実に解かれるようになり、非常時の開錠
が確実になる。
構成に加え、係合片4に突起4bを設け、ボックス本体1
の前端部に前記突起4bが嵌入する長穴1cを設け、係合片
4の移動可能な範囲を制限するようにすれば、レバー5
を下方に押し下げた場合でも、係合片4が下まで落ちな
いので、簡単に元の状態に戻すことができ、使い易いも
のになる。
視図である。
て開錠したときの状態を示す斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 小荷物を収納可能な大きさのボックス本
体(1)と、ボックス本体(1)に開閉自在に取り付け
られた扉(2)と、扉(2)に取り付けられ、小荷物を
収納後に扉(2)を施錠する錠前(3)とを有する宅配
ボックスであって、施錠時に前記錠前(3)のカンヌキ
(3a)と係合する上方開口のカンヌキ嵌入溝(4a)を形
成した係合片(4)をボックス本体(1)の前端部に上
下に移動可能に取り付けると共に、常時は係合片(4)
をカンヌキ(3a)と係合可能な位置に係止し、非常時に
は係合片(4)を下方に移動させてカンヌキ(3a)との
係合を解除するレバー(5)を設けたものとしており、
このレバー(5)は、係合片(4)に、バネ(7)によ
り上方に回動するように付勢されて取り付けられてお
り、さらにレバー(5)の先部(5a)がボックス本体
(1)に形成した穴(1d)と係合することにより係合
片(4)が係止されるようになっていることを特徴とす
る宅配ボックス。 - 【請求項2】 係合片(5)に突起を設け、ボックス本
体(1)の前端部に前記突起(4a)が嵌入する長穴
(1c)を設け、係合片(4)の移動可能な範囲を制限す
るようにしたことを特徴とする請求項1記載の宅配ボッ
クス。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP08651299A JP3390866B2 (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 宅配ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08651299A JP3390866B2 (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 宅配ボックス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000282731A JP2000282731A (ja) | 2000-10-10 |
JP3390866B2 true JP3390866B2 (ja) | 2003-03-31 |
Family
ID=13889047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08651299A Expired - Lifetime JP3390866B2 (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 宅配ボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3390866B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
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JP2006299532A (ja) * | 2005-04-15 | 2006-11-02 | Kg Mark Co Ltd | 非常用ボックス |
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JP7016580B2 (ja) * | 2018-03-05 | 2022-02-07 | 山崎産業株式会社 | 保管庫 |
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-
1999
- 1999-03-29 JP JP08651299A patent/JP3390866B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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JP2000282731A (ja) | 2000-10-10 |
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