JP3386244B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3386244B2
JP3386244B2 JP20219594A JP20219594A JP3386244B2 JP 3386244 B2 JP3386244 B2 JP 3386244B2 JP 20219594 A JP20219594 A JP 20219594A JP 20219594 A JP20219594 A JP 20219594A JP 3386244 B2 JP3386244 B2 JP 3386244B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンター、
ファクシミリ等の電子写真方式を用いた画像形成装置に
関し、詳しくは、中間転写体を備え、多色画像形成を可
能とした画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラー複写機、カラープリンター
等、多色画像形成を可能とした電子写真方式の画像形成
装置が開発されており、例えば、感光体等の潜像担持体
上に各色毎のトナー像を形成し、その各色毎のトナー像
を中間転写体に順次重ね合わせて転写して多色画像を形
成した後、その多色画像を転写紙に転写し、定着して画
像形成を行なう中間転写方式の画像形成装置がよく知ら
れている(特開平2−50170号公報等)。この従来
の中間転写方式においては、ベルト状の中間転写体(以
下中間転写ベルトと記す)に転写されたトナー像を転写
ローラ等によって電圧印加して転写紙へ転写するもので
ある。
【0003】しかし、上記方式では、転写紙への転写時
において、転写ローラを中間転写ベルト側へ加圧させる
ために、転写されたトナー像は、文字や細線部の内側が
転写されずに白く抜ける現象、所謂”文字部中抜け”現
象が発生する。この現象は、中間転写ベルトと転写紙間
の接触圧力が高い場合にトナー間凝集が起こるためであ
る。その対策として、転写時の接触圧力を下げることが
考えられるが、このために転写ローラをソフト化するこ
とが行なわれている。しかし、低い接触圧では、転写紙
との密着不良による転写不良が発生するという問題があ
る。従って、転写ローラの加圧力には上・下限に制約が
あり、両特性を満足する範囲は狭く、最適化を図るのは
難しい。
【0004】また、従来中間転写ベルトは単位面積当り
の表面抵抗が107〜1010Ω程度の中抵抗体あり、
その中間転写ベルト上のトナー像が保持している電荷
(保有電荷量)は低く非常に不安定であった(トナーに
対する拘束力が弱い)。そのために、転写紙への転写の
際に直前でトナーが転写紙へ飛び散ってしまったり、上
述したように、紙転写時の転写ローラの加圧によって、
中間転写ベルト上の電荷の低い不安定なトナー像は凝集
して、転写紙の分離直後にトナーが剥がれてしまうとい
う問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みなされたものであって、中間転写体を備えた画像形成
装置において、中間転写体上のトナーの保有電荷量をア
ップさせることにより、上記のような不安定なトナー保
持状態を改善して転写紙へのトナー飛び散りを防ぐだけ
でなく、トナー間の電気的密着力を強くさせ、トナー層
(特に多層(多色)時)の中間でトナーが剥がれること
を防ぎ、前述のように転写ローラの接触圧を下げること
なく”文字部中抜け”現象を解消させることを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、潜像担持体と、その表面に形成
された静電潜像にトナーを供給して該潜像を顕像化する
現像手段と、前記潜像担持体に対して接離可能な状態で
配置され潜像担持体上のトナーが転写される中間転写体
を備え、前記中間転写体のトナーを転写紙へ電気的に転
写させる画像形成装置であって、転写紙に転写する以前
に前記中間転写体上のトナーを帯電させるトナー帯電手
段を有し、前記中間転写体上に各色トナー像を順次重ね
合わせる多色時において、前記トナー帯電手段の放電タ
イミングを各色毎に順次放電するように制御し、且つそ
の放電電圧(あるいは電流)を順次ステップアップする
ように制御したことを特徴としている。請求項2の発明
は、潜像担持体と、その表面に形成された静電潜像にト
ナーを供給して該潜像を顕像化する現像手段と、前記潜
像担持体上のトナーが転写される中間転写体を備え、前
記中間転写体のトナーを転写紙へ電気的に転写させる画
像形成装置であって、転写紙に転写する以前に前記中間
転写体上のトナーを帯電させるトナー帯電手段を有し、
前記中間転写体上に各色トナー像を順次重ね合わせる多
色時において、前記トナー帯電手段の放電タイミングを
各色毎に順次放電するように制御し、且つその放電電圧
(あるいは電流)を順次ステップアップするように制御
したことを特徴としている。
【0007】請求項の発明は、前記トナー帯電手段
が、直流高圧を印加するコロナ放電器であることを特徴
としている。
【0008】請求項の発明は、前記トナー帯電手段
が、交流高圧に直流高圧を重畳して印加するコロナ放電
器であることを特徴としている。
【0009】請求項の発明は、前記トナー帯電手段
が、開口部にグリッドを備えており、該グリッドにトナ
ーと同極性の直流バイアスを印加するコロナ放電器であ
ることを特徴としている。
【0010】請求項6の発明は、前記コロナ放電器の放
電中において、中間転写体の周速度を通常作動時よりも
遅くなるように制御したことを特徴としている。
【0011】請求項7の発明は、前記中間転写体上のト
ナーの電荷量を15[−μC/g]以上40[−μC/
g]以下の範囲内としたことを特徴としている。
【0012】前記中間転写体上に各色トナー像を順次重
ね合わせる多色時において、前記コロナ放電器の放電タ
イミングを紙転写直前に一括に放電するように制御して
もよい。
【0013】前記中間転写体上に各色トナー像を順次重
ね合わせる多色時において、前記コロナ放電器の放電タ
イミングを各色毎に順次放電するように制御してもよ
い。
【0014】前記中間転写体上に各色トナー像を順次重
ね合わせる多色時において、前記コロナ放電器の放電タ
イミングを各色毎に順次放電するように制御し、且つそ
の放電電圧(あるいは電流)を順次ステップアップする
ように制御してもよい。
【0015】
【作用】従来の中間転写方式の画像形成装置では、中間
転写体上に形成されたトナー像は電荷量が低く、転写紙
への転写の際にトナーの飛び散りや文字部中抜けが発生
し、異常画像が発生するといった問題があったが、本発
明の画像形成装置においては、中間転写体上のトナー像
を転写紙に転写する以前にその中間転写体上のトナーを
帯電させるトナー帯電手段を設けたことにより、中間転
写体上のトナーの保有電荷量をアップさせることがで
き、これにより、上記のような不安定なトナー保持状態
を改善して転写紙へのトナー飛び散りを防ぐだけでな
く、トナー間の電気的密着力を強くさせることができ、
トナー層(特に多層(多色)時)の中間でトナーが剥が
れることを防ぎ、文字部中抜け現象を解消させることが
できる。また、請求項1の発明は、コロナ放電器による
放電のタイミングを制御するものであり、電荷量分布ム
ラの軽減等を図ることができる。
【0016】請求項3〜5の発明では、トナー帯電手段
としてコロナ放電器を用い、紙転写前チャージャーとす
ることにより、簡単、軽量で効率良く中間転写体上のト
ナーの電荷量を高くし、トナー間の電気的密着力をアッ
プさせることが可能となる。
【0017】請求項6の発明は、コロナ放電器の放電中
において、中間転写体の周速度を通常作動時よりも遅く
なるように制御しているため、中間転写体上のトナーに
充分に電荷を付与することが可能となる。
【0018】請求項7の発明は、中間転写体上のトナー
の電荷量の範囲を規定し、良好な画像を得られるように
したものである。
【0019】
【0020】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明に係わるカラー複写装置の概
略構成図、図2は図1に示すカラー複写装置の感光体及
び中間転写ベルト周りの拡大図である。以下、本装置の
構成・動作を説明する。図1,2において、カラー画像
読み取り装置(以下、カラースキャナーと称す)1は、
原稿3の画像を照明ランプ4、ミラー群5、及びレンズ
6を介してカラーセンサー7に結像して、原稿のカラー
画像情報を、例えばBlue(B),Green(G),Red
(R)の色分解毎に読み取り、電気的な画像信号に変換
する。カラーセンサー7は、この例ではB,G,Rの色
分解手段とCCDのような光電変換素子で構成されてお
り、3色同時読み取りを行なう。そして、このカラース
キャナー1で得たB,G,Rの色分解画像信号強度レベ
ルをもとにして、画像処理部(図示せず)で色変換処理
を行ない、Black(以下、Bkと記す),Cyan(同、
C),Magenta(同、M),Yellow(同、Y)のカラ
ー画像データを得る。これを、次に述べるカラー画像記
録装置(以下、カラープリンターと称す)2によって、
Bk,C,M,Yの顕像化を行ない、最終的なカラーコ
ピーとする。
【0021】尚、Bk,C,M,Yの画像データを得る
ためのカラースキャナー1の動作方式は、カラープリン
ター2の動作とタイミングを取ったスキャナースタート
信号を受けて、図1において、照明及びミラー光学系が
図中の左矢印方向へ原稿走査し、1回走査毎に1色の画
像データを得る。この動作を合計4回繰り返すことによ
って、順次4色の画像データを得る。そして、その都度
カラープリンター2で順次顕像化しつつ、これを重ね合
わせて4色フルカラー画像を形成する。
【0022】次に、カラープリンター2の概要を説明す
る。書き込み光学ユニット8は、カラースキャナー1か
らのカラー画像データを光信号に変換して、原稿画像に
対応した光書き込みを行ない、感光体ドラム9に静電潜
像を形成する。この書き込み光学ユニット8は、レーザ
ー8-1とその発光駆動制御部(図示せず)、ポリゴンミ
ラー8-2とその回転用モータ8-3、f/θレンズ8-4や
反射ミラー8-5等で構成されている。感光体ドラム9
は、矢印の如く反時計方向に回転するが、その周りに
は、感光体クリーニングユニット(クリーニング前除電
器10-1を含む)10、除電ランプ11、帯電器12、
電位センサー13、Bk現像器14、C現像器15、M
現像器16、Y現像器17、現像濃度パターン検知器1
8、中間転写ベルト19などが配置されている。各現像
器14〜17は、静電潜像を現像するために現像剤の穂
を感光体9の表面に接触させて回転する現像スリーブ1
4-1,15-1,16-1,17-1と、現像剤を汲み上げ・
撹拌するために回転する現像パドル14-2,15-2,1
6-2,17-2、及び現像剤のトナー濃度検知センサー1
4-3,15-3,16-3,17-3などで構成されている。
【0023】さて、待機状態では4個の現像器全てが、
現像スリーブ上の剤は穂切り(現像不作動)状態になっ
ているが、以下においては現像動作の順序(カラー画像
形成順序)が、Bk,C,M,Yの例で説明する(但
し、画像形成順序は、これに限定されるものではな
い)。コピー動作が開始されると、カラースキャナー1
で所定のタイミングからBk画像データの読み取りがス
タートし、この画像データに基づきレーザー光による光
書き込み・潜像形成が始まる(以下、Bk画像データに
よる静電潜像をBk潜像と称す。C,M,Yについても
同じ)。このBk潜像の先端部から現像可能とすべく、
Bk現像器14の現像位置に潜像先端部が到達する前
に、現像スリーブ14-1を回転開始して剤の穂立てを行
ない、Bk潜像をBkトナーで現像する。そして以後、
Bk潜像領域の現像動作を続けるが、潜像後端部がBk
現像位置を通過した時点で、速やかにBk現像スリーブ
14-1上の剤穂切りを行ない、現像不作動状態にする。
これは少なくとも、次のC画像データによるC潜像先端
部が到達する前に完了させる。尚、穂切りは現像スリー
ブ14-1の回転方向を、現像動作中とは逆方向に切り替
えることで行なう。
【0024】さて、感光体9に形成したBkトナー像
は、感光体9と等速駆動されている中間転写ベルト19
の表面に転写する(以下、感光体から中間転写ベルトへ
のトナー像転写をベルト転写と称す)。ベルト転写は、
感光体9と中間転写ベルト19が接触状態において、転
写バイアスローラ20に所定のバイアス電圧を印加する
ことで行なう。尚、中間転写ベルト19には、感光体9
に順次形成するBk,C,M,Yのトナー像を、同一面
に順次位置合わせして4色重ねのベルト転写画像を形成
し、その後、転写紙に一括転写を行なう。この中間転写
ベルトユニットの構成・動作については後述する。
【0025】ところで、感光体9側ではBk工程の次に
C工程に進むが、所定のタイミングからカラースキャナ
ー1によるC画像データ読み取りが始まり、その画像デ
ータによるレーザー光書き込みで、C潜像形成を行な
う。C現像器15はその現像位置に対して、先のBk潜
像後端部が通過したした後で、且つC潜像の先端が到達
する前に現像スリーブ15-1を回転開始して剤の穂立て
を行ない、C潜像をCトナーで現像する。以後、C潜像
領域の現像を続けるが、潜像後端部が通過した時点で、
先のBk現像器の場合と同様にC現像スリーブ15-1上
の剤穂切りを行なう。これもやはり次のM潜像先端部が
到達する前に完了させる。尚、M及びYの工程について
は、それぞれの画像データ読み取り・潜像形成・現像の
動作が上述のBk,Cの工程と同様であるので説明は省
略する。
【0026】次に、中間転写ベルトユニットについて説
明する。中間転写ベルト19は、駆動ローラ21、ベル
ト転写バイアスローラ20、及び従動ローラ群に張架さ
れており、図示してない駆動モータにより後述の如く駆
動制御される。ベルトクリーニングユニット22は、ブ
ラシローラ22-1、ゴムブレード22-2、及びベルトか
らの接離機構22-3などで構成されており、1色目のB
k画像をベルト転写した後の、2・3・4色目をベルト
転写している間は、接離機構22-3によってベルト面か
ら離間させておく。
【0027】紙転写ユニット23は、紙転写バイアスロ
ーラ23-1、ローラークリーニングブレード23-2、及
びベルトからの接離機構23-3などで構成されている。
紙転写バイアスローラ23-1は、通常はベルト19面か
ら離間しているが、中間転写ベルト19面に形成された
4色の重ね画像を転写紙24に一括転写する時に、タイ
ミングを取って接離機構23-3で押圧され、該ローラ2
3-1に所定のバイアス電圧を印加して転写紙24への転
写を行なう。尚、転写紙24は、給紙ローラー25、レ
ジストローラ26によって、中間転写ベルト面の4色重
ね画像の先端部が、紙転写位置に到達するタイミングに
合わせて給紙される。
【0028】さて、中間転写ベルト19の動き方は、1
色目のBkトナー像のベルト転写が後端部まで終了した
後の動作方式として、次の3通りが考えられるが、この
中の1方式か、または、コピーサイズに応じて(コピー
速度面などで)効率的な方式の組み合わせによって動作
させる。 1)一定速往動方式: Bkトナー像のベルト転写後も、そのまま一定速で往
動を続ける。 そして、ベルト19面上のBk画像先端位置が、再び
感光体9との接触部のベルト転写位置に到達した時、感
光体9側は次のCトナー像の先端部が丁度その位置にく
るように、タイミングを取って画像形成されている。そ
の結果、C画像はBk画像に正確に位置合わせして中間
転写ベルト19上に重ねてベルト転写される。 その後も同様動作によって、M,Y画像工程に進み、
4色重ねのベルト転写画像を得る。 4色目のYトナー像ベルト転写工程に引き続き、その
まま往動しながら、ベルト面上の4色重ねトナー像を、
上記したように転写紙24に一括転写する。
【0029】2)スキップ往動方式: Bkトナー像のベルト転写が終了したら、感光体9面
からベルト19を離間させ、そのままの往動方向に高速
スキップさせて、所定量を移動したら当初の往動速度に
戻す。またその後、再び感光体9にベルト19を接触さ
せる。 そして、ベルト19面上のBk画像先端位置が、再び
ベルト転写位置に到達した時、感光体9側は次のCトナ
ー像の先端部が丁度その位置にくるように、タイミング
を取って画像形成されている。その結果、C画像はBk
画像に正確に位置合わせして重ねてベルト転写される。 その後も同様動作によって、M,Y画像工程に進み、
4色重ねのベルト転写画像を得る。 4色目のYトナー像ベルト転写工程に引き続き、その
ままの往動速度で、ベルト19面上の4色重ねトナー像
を転写紙24に一括転写する。
【0030】3)往復動(クイックリターン)方式: Bk像のベルト転写が終了したら、感光体9面からベ
ルト19を離間させ、そして、往動を停止させると同時
に逆方向に高速リターンさせる。リターンは、ベルト1
9面上のBk画像先端位置が、ベルト転写相当位置を逆
方向に通過し、 さらに、予め設定された距離分を移動
した後に停止させて、待機状態にする。 次に、感光体9側のCトナー像の先端部が、ベルト転
写位置より手前の所定位置に到達した時点に、中間転写
ベルト19を再び往動方向にスタートさせる。また、ベ
ルト19を感光体9面に再び接触させる。この場合も、
C画像がベルト19面上でBk画像に正確に重なるよう
な条件に制御されてベルト転写される。 その後も同様動作によって、M,Y画像工程に進み、
4色重ねのベルト転写画像を得る。 4色目のYトナー像のベルト転写工程に引き続き、リ
ターンせずにそのままの速度で往動して、ベルト19面
上の4色重ねトナー像を転写紙24に一括転写する。
【0031】さて、以上の動作により中間転写ベルト面
から4色重ねトナー像を一括転写された転写紙24は、
紙搬送ユニット27で定着器28に搬送され、所定温度
にコントロールされた定着ローラ28-1と加圧ローラ2
8-2でトナー像を溶融定着された後、コピートレイ29
に搬出されフルカラーコピーが得られる。尚、ベルト転
写後の感光体9は、感光体クリーニングユニット10
(クリーニング前除電器10-1、ブラシローラ10-2、
ゴムブレード10-3)で表面をクリーニングされ、ま
た、除電ランプ11で均一に除電される。また、転写紙
24にトナー像を転写した後の中間転写ベルト19は、
クリーニングユニット22を再び接離機構22-3で押圧
して表面をクリーニングする。
【0032】次に、リピートコピーの時は、カラースキ
ャナ1の動作、及び感光体9への画像形成は、1枚目の
Y(4色目)画像工程に引き続き、所定のタイミングで
2枚目のBk(1色目)画像工程に進む。また、中間転
写ベルト19の方は、1枚目の4色重ね画像の転写紙へ
の一括転写工程に引き続き、表面をクリーニングユニッ
ト22でクリーニングされた領域に、2枚目のBkトナ
ー像がベルト転写されるようにする。その後は、1枚目
と同様動作になる。
【0033】尚、図1に示す転写紙給紙カセット30,
31,32,33には、各種サイズの転写紙が収納され
ており、操作パネル(図示せず)で指定されたサイズ紙
の収納カセットから、タイミングを取ってレジストロー
ラ26方向に給紙・搬送される。また、34はOHP用
紙や厚紙などの手差し給紙トレイである。
【0034】以上までは、4色フルカラーを得るコピー
モードの説明であったが、3色コピーモード、2色コピ
ーモードの場合は、指定された色と回数の分について、
上記と同様の動作を行なうことになる。また、単色コピ
ーモードの場合は、所定枚数が終了するまでの間、その
色の現像器のみを現像作動(剤穂立て)状態にして、中
間転写ベルト19は、感光体9面に接触したまま往動方
向に一定速駆動し、さらに、ベルトクリーナー22もベ
ルト19に接触したままの状態で、コピー動作を行な
う。
【0035】以上、カラー複写装置の基本構成及び動作
について説明したが、図1,2に示した構成において
は、中間転写ベルト19に形成されたトナー像を、紙転
写ユニット23の接離機構(半回転するカム)23-3で
紙転写バイアスローラ23-1を押し上げて転写紙24へ
とトナー像を転写させている。しかし、このような転写
方式では、紙転写時にローラ加圧によってトナーが凝集
し、電荷の低い不安定なトナー層の中間でトナーが剥が
れるために、図6に示すように、転写紙24上の転写画
像に”文字部中抜け”を起こすことが有る。そこで、本
発明では、トナー間凝集を起こしても良好にトナー像を
転写させるために、転写紙が転写バイアスローラ23-1
に進入する前に中間転写ベルト19上のトナーを帯電さ
せるための手段として、コロナ放電器からなる転写前チ
ャージャー50を設け、該転写前チャージャー50によ
ってベルト上のトナーの保有電荷量をアップさせ、良好
に紙転写を行なわさせるものである。
【0036】ここで、図3に本発明の画像形成装置にお
ける紙転写部の概略図を示す。図3において、中間転写
ベルト19上に形成されたトナー像に転写前チャージャ
ー50で放電し(本構成においてはマイナストナー、マ
イナス放電とする)、トナーをさらに帯電させ、トナー
間の電気的密着力を強める。これにより、転写紙24へ
の転写の際に、紙転写ローラ23-1によってトナーとは
逆極性のバイアスが印加され且つ加圧されてトナー間凝
集を起こしても、トナー間の電気的密着力が強まってい
るために、前述したような文字部中抜けは発生しない。
さらに、トナーの保有電荷量がアップしたことにより、
トナーが中間転写ベルト19に電気的に安定して保持さ
れるので、紙転写直前でのトナーの転写紙24への飛び
散りを防止することができる。
【0037】次に、本発明のより具体的な実施例とその
実施結果(図5)を示す。ここで図5は、図3における
中間転写ベルト19と転写前チャージャー50のワイヤ
ー50aとの距離を10mmとし、ワイヤー50aに直
流(DC)−5kVを印加して放電させた後に紙転写し
た結果を示す図であり、横軸は中間転写ベルト19上の
トナー電荷量、縦軸はその時の文字部中抜け現象の程度
のランク評価であり、ランク5とは中抜けが発生してい
ないことを表わしている。ここで、転写紙として秤量8
0g/m2 の紙を使用し、通常に転写させた時の中間転
写ベルト19上のトナー電荷量は10[−μC/g]で
あり、この場合には図5に示すようにランク3となり文
字部中抜けが発生したが、本実施例においては、上記条
件で中間転写ベルト19上のトナーに転写前チャージャ
ー50によりコロナ放電させた結果、トナーの保有電荷
量が15[−μC/g]となり、図5に示すようにラン
ク5となり文字部中抜けの問題が改善された。さらに、
トナーの保有電荷量が上昇したために、トナーが中間転
写ベルト19に電気的に安定して保持され、紙転写直前
でのトナーの飛び散りの問題も解消された。
【0038】尚、上記実施例では、転写前チャージャー
50によるコロナ放電としてDCコロトロンで説明した
が、本発明の別の実施例として、転写前チャージャー5
0にグリッド(図示せず)を設け、該グリッドにかかる
電圧を可変抵抗で調整して上記と同様の電圧を印加した
ところ、同様の結果が得られた。さらに別の実施例とし
て、図4に示すように、転写前チャージャー(コロナ放
電器)50の電源として直流電源50Aと交流電源50
Bを直列に接続し、転写前チャージャー50のワイヤー
50aに実効値出力6kV,500Hzの交流高圧に−
5kVの直流高圧を重畳して印加したところ、トナーの
保有電荷量が20[−μC/g]となり、同様にトナー
の飛び散り及び文字部中抜けの問題が解消された。
【0039】また、転写前チャージャー50の放電タイ
ミングとしては、例えば紙転写直前に一括放電する方法
があり、この場合は、特にトナー付着量が少ない時に有
効である。また、トナー付着量が比較的多い場合、例え
ば多色画像形成時には、転写前チャージャー50の放電
タイミングを、各色毎に順次放電させるように制御し、
さらにその放電電圧(あるいは電流)を順次ステップア
ップさせることにより、顕著な効果が得られた。本実施
例では、中間転写ベルト上に形成された1色目のトナー
像へは、DC−3.5kVを紙転写前チャージャー50
に印加して放電させ、さらに2色目ではDC−4.0k
Vと順次−500kV毎にステップアップして印加させ
た。その結果、複数回コロナ放電を受けるために、1色
(あるいは1層)のベルト上トナー電荷の分布ムラも軽
減され、4回目の放電後(つまりフルカラー時)のベル
ト上トナー電荷量は25[−μC/g]であり、広範囲
において均一な電荷量を示した。さらに、この方式で
は、1色目のベルト上トナーのチャージアップ量は少な
いために、2色目以降のベルト転写時において、転写効
率が落ちる等の悪影響を与えない。勿論、中間転写ベル
ト19の非画像部は、中間転写ベルト19が中抵抗体で
あるため、放電直後でもチャージアップしていることは
ない(時定数が小さいため、電荷が近傍のアースローラ
に流れ込む)。
【0040】ところで、上記の紙転写前チャージャー5
0の放電中において、中間転写ベルト19の周速度を通
常180[mm/sec]の半分の90[mm/se
c]にした時のベルト上トナーの電荷量は30[−μC
/g]に達し、文字部中抜け及び転写紙へのトナー飛び
散りの無い良好な画像が得られた。この時の放電条件
は、前述のような実効値出力6kV,500Hzの交流
高圧に、−5kVの直流高圧を重畳させた場合である
が、その他に、紙転写前チャージャー50に直流高圧の
みを印加させた場合でも勿論良く、さらに、多色時にお
いては、各色毎に順次放電電圧(あるいは電流)をステ
ップアップさせるが、その各々の放電時、あるいは最終
の放電時に、同様に中間転写ベルト19の周速度を遅く
することも可能である。実施例としては、フルカラー画
像形成時において、ベルト上の1色目のトナーに対して
紙転写前チャージャー50でDC−3.5kVを印加
し、各色毎、順次−500V毎にステップアップして印
加し、その各々毎回の放電中はベルトの周速度を通常の
半分の90[mm/sec]にした結果、ベルト上トナ
ーの電荷量は40[−μC/g]になり、上記と同様に
文字部中抜け及び転写紙へのトナー飛び散りは無く、良
好な画像が得られた。
【0041】しかし、中間転写ベルト19上のトナーの
電荷量にも上限があり、これまで説明してきた以外の条
件で過剰にコロナ放電させても、ベルト上トナーの電荷
量はそれ以上上昇していかない。また、ベルト上トナー
の電荷量が40[−μC/g]を超える条件が得られた
としても、紙転写の際に、通常より遥かに高い転写電界
を必要とし、転写効率が悪くなる。従って、ベルト上ト
ナーの電荷量は、15[−μC/g]以上40[−μC
/g]以下の範囲内にあるのが望ましいと言える。尚、
本発明において、転写紙は普通紙に限らず、厚紙やOH
Pシート、葉書などの特殊紙でも効果があることは言う
迄もない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、2の発
明によれば、紙転写以前に中間転写体上のトナーを帯電
させる手段を設けたことにより、中間転写体上のトナー
の保有電荷量をアップさせることができ、これにより、
中間転写方式の画像形成装置における不安定なトナー保
持状態を改善して転写紙へのトナー飛び散りを防ぐだけ
でなく、トナー間の電気的密着力を強くさせることがで
き、トナー層(特に多層(多色)時)の中間でトナーが
剥がれることを防ぎ、文字部中抜け現象を解消させるこ
とができる。従って、文字部中抜け及び転写紙へのトナ
ー飛び散りがない良好な画像を得ることができる。
た、請求項1の発明によれば、中間転写体上に各色トナ
ー像を順次重ね合わせる多色時において、コロナ放電器
の放電タイミングを各色毎に順次放電するように制御
し、且つその放電電圧(あるいは電流)をステップアッ
プしているので、1色目のトナーのチャージアップ量は
少ないので、2色目以降の中間転写体への転写に影響を
与えることがない(3色目以降も同じ)。
【0043】請求項の発明によれば、請求項1、2
効果に加えて、トナー帯電手段を、直流高圧を印加する
コロナ放電器からなる転写前チャージャーとしたことに
より、簡単、軽量で且つ制御性及び取付性が容易であ
る。
【0044】請求項の発明によれば、請求項1、2
効果に加えて、トナー帯電手段を、交流高圧に直流高圧
を重畳して印加するコロナ放電器からなる転写前チャー
ジャーとしたことにより、中間転写体上のトナーに対す
る帯電効率を向上することができる。
【0045】請求項の発明によれば、請求項1、2
効果に加えて、トナー帯電手段を、開口部にグリッドを
備え該グリッドにトナーと同極性の直流バイアスを印加
するスコロトロンタイプのコロナ放電器からなる転写前
チャージャーとしたことにより、放電安定性が増大し、
容易に狙いのトナー電荷量を得ることができる。
【0046】請求項6の発明によれば、紙転写前トナー
帯電手段としてのコロナ放電器の放電中において、中間
転写体の周速度を通常作動時よりも遅くなるように制御
したことにより、中間転写体上のトナーは充分に放電を
受けることができるので、トナー層の深部まで電荷を注
入することができる。
【0047】請求項7の発明によれば、中間転写体上に
形成されているトナーの電荷量を15[−μC/g]以
上40[−μC/g]以下の範囲内としたことにより、
文字部中抜け及び転写紙へのトナー飛び散りもなく、か
つ、紙転写の転写効率も落ちることがない。
【0048】コロナ放電器の放電タイミングを、紙転写
直前に一括放電するように制御することで、極めて制御
が容易でオゾン発生量も少なくすることもできる。
【0049】中間転写体上に各色トナー像を順次重ね合
わせる多色時において、コロナ放電器の放電タイミング
を各色毎に順次放電するように制御することで、中間転
写体上のトナーの電荷量分布ムラが軽減され、均一な電
荷量とすることもできる。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるカラー複写装置の概略構成図で
ある。
【図2】図1に示すカラー複写装置の感光体及び中間転
写ベルト周りの拡大図である。
【図3】本発明の画像形成装置における紙転写部の概略
図である。
【図4】本発明に係るトナー帯電手段の構成例を示す図
である。
【図5】本発明の実施結果を示す図であって、中間転写
ベルト上のトナー電荷量に対する文字部中抜け現象の程
度のランクを示した図である。
【図6】中間転写体上のトナー電荷量の不足による紙転
写時の文字部中抜け現象の説明図である。
【符号の説明】
1:カラー画像読み取り装置(カラースキャナー) 2:カラー画像記録装置(カラープリンター) 3:原稿 4:照明ランプ 5:ミラー群 6:レンズ 7:光電変換素子(CCD等) 8:書き込み光学ユニット 8-1:レーザー 8-2:ポリゴンミラー 8-3:ポリゴンモータ 8-4:f/θレンズ 8-5:反射ミラー 9:感光体ドラム 10:感光体クリーニングユニット 10-1:クリーニング前除電器 10-2:ブラシローラ 10-3:ゴムブレード 11:除電ランプ 12:帯電器 13:電位センサー 14:Black(Bk)現像器 14-1:Bk用現像スリーブ 14-2:Bk用現像パドル 14-3:Bk用トナー濃度検知センサー 15:Cyan(C)現像器 15-1:C用現像スリーブ 15-2:C用現像パドル 15-3:C用トナー濃度検知センサー 16:Magenta(M)現像器 16-1:M用現像スリーブ 16-2:M用現像パドル 16-3:M用トナー濃度検知センサー 17:Ywllow(Y)現像器 17-1:Y用現像スリーブ 17-2:Y用現像パドル 17-3:Y用トナー濃度検知センサー 18:現像濃度パターン検知器 19:中間転写体(中間転写ベルト) 20:ベルト転写バイアスローラ 21:ベルト駆動ローラ 22:ベルトクリーニングユニット 22-1:ブラシローラ 22-2:ゴムブレード 22-3:接離機構 23:紙転写ユニット 23-1:紙転写バイアスローラ 23-2:ローラクリーニングブレード 23-3:接離機構 24:転写紙 25:給紙ローラ 26:レジストローラ 27:紙搬送ユニット 28:定着器 28-1:定着ローラ 28-2:加圧ローラ 29:コピートレイ 30,31,32,33:転写紙給紙カセット 34:手差し給紙トレイ 50:転写前チャージャー(コロナ放電器) 50a:ワイヤー 50A:直流電源 50B:交流電源

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潜像担持体と、その表面に形成された静電
    潜像にトナーを供給して該潜像を顕像化する現像手段
    と、前記潜像担持体に対して接離可能な状態で配置され
    潜像担持体上のトナーが転写される中間転写体を備え、
    前記中間転写体のトナーを転写紙へ電気的に転写させる
    画像形成装置であって、転写紙に転写する以前に前記中
    間転写体上のトナーを帯電させるトナー帯電手段を
    し、 前記中間転写体上に各色トナー像を順次重ね合わせる多
    色時において、前記トナー帯電手段の放電タイミングを
    各色毎に順次放電するように制御し、且つその放電電圧
    (あるいは電流)を順次ステップアップするように制御
    した ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】潜像担持体と、その表面に形成された静電
    潜像にトナーを供給して該潜像を顕像化する現像手段
    と、前記潜像担持体上のトナーが転写される中間転写体
    を備え、前記中間転写体のトナーを転写紙へ電気的に転
    写させる画像形成装置であって、転写紙に転写する以前
    に前記中間転写体上のトナーを帯電させるトナー帯電手
    段を有し、 前記中間転写体上に各色トナー像を順次重ね合わせる多
    色時において、前記トナー帯電手段の放電タイミングを
    各色毎に順次放電するように制御し、且つその放電電圧
    (あるいは電流)を順次ステップアップするように制御
    した ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記トナー帯電手段が、直流高圧を印加す
    るコロナ放電器であることを特徴とする請求項1または
    2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記トナー帯電手段が、交流高圧に直流高
    圧を重畳して印加するコロナ放電器であることを特徴と
    する請求項1または2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記トナー帯電手段が、開口部にグリッド
    を備えており、該グリッドにトナーと同極性の直流バイ
    アスを印加するコロナ放電器であることを特徴とする請
    求項1または2記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記コロナ放電器の放電中において、中間
    転写体の周速度を通常作動時よりも遅くなるように制御
    したことを特徴とする請求項3乃至5の何れか1つに記
    載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記中間転写体上のトナーの電荷量を15
    [−μC/g]以上40[−μC/g]以下の範囲内と
    したことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1つに記
    載の画像形成装置。
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