JP3386208B2 - ウレタン湿気硬化型組成物 - Google Patents

ウレタン湿気硬化型組成物

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JP3386208B2
JP3386208B2 JP28907493A JP28907493A JP3386208B2 JP 3386208 B2 JP3386208 B2 JP 3386208B2 JP 28907493 A JP28907493 A JP 28907493A JP 28907493 A JP28907493 A JP 28907493A JP 3386208 B2 JP3386208 B2 JP 3386208B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、硬化時間が短く、貯蔵
安定性に優れ、発泡せずに硬化するウレタン湿気硬化型
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリウレタンは常温で湿気により硬化可
能であり、弾性あるいは接着性等の諸特性に優れている
ため、シーリング剤、防水剤、接着剤等に使用されてい
る。近年、弾性シーリング剤は、建築、土木、自動車、
電気通信、その他広範な分野で需要が増大している。シ
ーリング剤の機能は、粉塵、水分、化学薬品などを排除
し得る弾性結合材料として、あるいは、騒音、振動の低
減、空間の充填、絶縁等の目的にも用いられる。シーリ
ング剤として使用されるものには、ポリスルフィド、シ
リコーン、ポリウレタン、アクリル系ポリマー、ネオプ
レン、ブチルゴム、スルホ塩化ポリエチレン等の化合物
を挙げることができる。これらの中でもポリオール系の
ポリウレタンは、ポリイソシアネート成分とポリオール
成分との反応によって生成され、ウレタン結合を有する
ため、優れたゴム弾性を示す。ポリイソシアネート成
分、ポリオール成分共に種類が多く、使用の目的に応じ
て様々な組合せが可能であるから、多様な物性の化合物
を得ることができる。すなわち、材料の選択により化合
物の性能を様々に変化させることができること、また、
価格的にも他の弾性シーリング剤より安価であることか
ら、ポリウレタンシーリング剤の需要は多く、弾性シー
リング剤の総需要量の約50%を占めるに至っている。
【0003】この様に需要の多いポリウレタンシーリン
グ剤の中でも、建築用の需要は特に多く、ポリウレタン
シーリング剤の需要の約75%に上っている。シーリン
グ材等として使用する場合には、壁面や天井等様々な施
工場所で使用できること、狭い施工場所へ注入する際
等、ある程度の流動性があること、注入後は注入時の形
状を保てるように揺変性(チキソトロピー性)を有する
こと、一定時間で完全に硬化すること等が必須とされ
る。こうした用途に用いられるポリウレタン系シーリン
グ剤は、一液型のものと二液型のものとがあり、一液型
のものは主剤、硬化触媒、貯蔵安定化剤、充填剤、可塑
剤、溶剤等を含み、二液型のものは主剤と、硬化触媒、
貯蔵安定化剤、充填剤、可塑剤、溶剤を含む硬化剤とを
使用前に混合する必要がある。一方、一液型のものは、
施工時に成分を混合する必要はないため、取扱が容易で
あり、需要が増加してきている。
【0004】ポリウレタン組成物の硬化のプロセスは、
一液型のものと二液型のもので異なっており、これによ
って完全に硬化するまでの時間も相違する。一液型のポ
リウレタン組成物は、主として湿気硬化型であり、空気
中の湿気あるいは配合された化合物に吸着された水分に
よって硬化する。架橋硬化は施工場所の表面から始ま
り、内部へと進行する。このため、使用した組成物が完
全に硬化するまでには半日から丸一日という長時間を要
する。そこで、従来は、スタナスオクトエイト、ジブチ
ルチンジラウレートなどの錫あるいは鉛の有機化合物、
またはトリエチルアミンあるいはトリエチレンジアミ
ン、N−メチルモルフォリンなどの3級アミンを、単独
あるいは組み合わせて使用し、硬化するまでの時間の短
縮が図られてきた。一方、二液型では、主剤と硬化剤と
を分離して保存し使用前に均一に混合するため、架橋は
施工された組成物中で一斉に始まり、完全に硬化するま
での時間は一液型ポリウレタン組成物に比べて短い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、湿気硬
化型の一液型ポリウレタン組成物は、組成物中の配合成
分である充填剤、揺変性付与剤、可塑剤等に含まれる化
合物に吸着された水分によって架橋反応がすすみ、硬化
するので、貯蔵寿命が短いという問題点があった。ま
た、表面から硬化が始まり、硬化終了までに長時間を要
することから、t−アミンあるいは酸を触媒として添加
し、硬化時間を短縮するという方法が採用されてきた。
しかし、こうした方法では、架橋反応の際に二酸化炭素
が遊離されるため発泡し、硬化したポリマー中に空隙が
生じて強度の低下を招くといった問題が生じていた。
【0006】架橋時の二酸化炭素の遊離とこれに伴う発
泡を防止するために、オキサゾリジン系化合物を使用す
ることは、特開昭53−12989号公報に記載されて
いるが、二液型の組成物に配合して貯蔵安定性を向上さ
せることを目的としており、硬化時間の短縮は考慮され
ていない。また、特開平2−55715号公報には、一
液型ポリウレタン組成物にオキサゾリジン系化合物を配
合することが記載されている。しかし、ここでは貯蔵安
定性を向上させることを目的としており、硬化時間の短
縮は考慮されていない。これらの公報に記載されている
ように、オキサゾリジン系化合物の使用によって、二酸
化炭素の遊離による発泡は防止され、貯蔵安定性は他の
硬化剤を使用した場合に比べて向上する。しかし、オキ
サゾリジン系化合物は水によって容易に開環し、ウレタ
ンプレポリマーの重合を促進させる。このため、組成物
の長期貯蔵安定性が低下するという問題点は残ってお
り、また、オキサゾリジン系化合物を単独で使用しても
硬化時間がそれほど短縮されず、硬化時間の短縮という
課題は依然として残されていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上述
の従来技術における問題点を解決し、オキサゾリジン系
化合物、シリルエステル化合物、モノイソシアナート化
合物、及び必要によりカルボジイミド化合物をウレタン
プレポリマーに配合して、硬化時間が比較的短く、貯蔵
安定性に優れ、発泡せずに硬化する湿気硬化型一液型ポ
リウレタン組成物を提供することを目的とする。
【0008】すなわち、本発明は、末端イソシアネート
基を有するウレタンプレポリマー(A)と、オキサゾリ
ジン化合物と、シリルエステル化合物と、モノイソシア
ナート化合物とを含むウレタン湿気硬化型組成物であ
る。前記オキサゾリジン系化合物の添加量は、前記末端
イソシアナート型ポリウレタンプレポリマーのNCO当
量に対して、0.1〜10当量であることが好ましい。
また、前記シリルエステル化合物の添加量は、前記末端
イソシアナート型ポリウレタンプレポリマー100重量
部に対して0.1から10重量部であることが好まし
い。さらに、前記モノイソシアナート化合物の添加量
は、前記末端イソシアナート型ポリウレタンプレポリマ
ー100重量部に対して0.1から10重量部であるこ
とが好ましい。さらにまた、前記カルボジイミド化合物
の添加量が、前記末端イソシアナート型ポリウレタンプ
レポリマー100重量部に対して0.1から10重量部
であることが好ましい。
【0009】以下に、本発明を詳細に説明する。末端に
イソシアネート基を有するウレタンプレポリマーとは、
水の存在によりイソシアネート基部分がウレタン結合を
形成しながら、架橋、硬化して高分子となる化合物であ
り、ポリヒドロキシル化合物とポリイソシアネート化合
物との反応生成物である。
【0010】本発明に用いる末端にイソシアネート基を
有するウレタンプレポリマーは、一般に、ポリヒドロキ
シル化合物の一種であるポリオールとポリイソシアナー
トから生成されるウレタンプレポリマーであればいかな
るものでもよく、特に限定されない。
【0011】ポリオールとは、炭化水素の複数個の水素
を水酸基で置換したアルコール類の総称であり、例え
ば、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチ
レンオキサイド、テトラヒドロフラン等のアルキレンオ
キサイドの1種または2種以上を、2個以上の活性水素
を有する化合物に付加重合させた生成物である。ここ
で、2個以上の活性水素を有する化合物としては、例え
ば、多価アルコール類、アミン類、アルカノールアミン
類、多価フェノール類等が挙げられる。多価アルコール
類としては、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ブタンジオール、ジエチレングリコール、グリセリ
ン、ヘキサントリオール、トリメチロールプロパン、ペ
ンタエリスリトール等が、また、アミン類としては、エ
チレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン等が、アルカ
ノールアミン類としては、エタノールアミン、プロパノ
ールアミン等が、そして多価フェノール類としては、レ
ゾルシン、ビスフェノール類等を挙げることができる。
【0012】具体的には、ポリテトラメチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシブチ
レングリコールポリエーテル系ポリオール、ポリブタジ
エンポリポリオール、ポリイソプレンポリオール等のポ
リオレフィン系ポリオール、その他アジペート系ポリオ
ール、ラクトン系ポリオール、ヒマシ油等のポリエステ
ル系ポリオール等が好ましく、必要に応じてこれらのポ
リオールを併用することも可能である。これらの化合物
は単独で使用しても、あるいは2種以上を併用してもよ
いが、重量平均分子量は100〜10000程度のもの
が好ましく、500〜7000程度のものがさらに好ま
しい。
【0013】ポリイソシアネート化合物としては、通常
のポリウレタン樹脂の製造に用いられる種々のものがあ
る。具体的には、2,4−トリレンジイソシアナートま
たは2,6−トリレンジイソシアナート、ジフェニルメ
タン−4,4−ジイソシアナートおよびこれらの変性
品、1,5−ナフタレンジイソシアナート、トリジンジ
イソシアナート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イ
ソホロンジイソシアナート、キシリレンジイソシアネー
ト等が挙げられる。これらのポリイソシアナート化合物
は、単独でも2種以上を併用してもよい。
【0014】末端にイソシアネート基を有するウレタン
プレポリマー製造の際のポリヒドロキシル化合物とポリ
イソシアネート化合物の量比は、ポリイソシアネート化
合物中のイソシアネート基1個あたり、ポリヒドロキシ
ル化合物中のヒドロキシル基が1個以下となる量比とす
るが、好ましくは0.95〜0.75個である。また、
ウレタンプレポリマーの製造条件は、通常のウレタンプ
レポリマーの製造条件でよい。すなわち、前述のヒドロ
キシル化合物とポリイソシアネート化合物を反応温度5
0〜100℃程度で、常圧下で反応させればよい。
【0015】本発明で用いるオキサゾリジン系化合物
は、下記一般式[1]で表される化合物であり、架橋剤
あるいは鎖延長剤として配合されている。
【0016】
【化2】 ・・・・一般式[1]
【0017】ここで、R1 は炭素数2〜6のアルキレン
基であるが、本発明のオキサゾリジン系化合物は、炭素
数2または3のオキサゾリジン環を有する化合物である
ことが好ましい。より好ましくは、炭素数2のオキサゾ
リジン化合物である。R2 及びR3 は、それぞれ独立
に、水素原子、炭素数1以上のアルキル基、炭素数5〜
7の脂環式アルキル基、または炭化水素6〜10のアリ
ール基である。R4 は炭素数2〜6のアルキレン基また
はウレタン結合を含む炭素数2〜6のアルキレン基であ
り、ウレタン結合を有する炭素数1〜5のアルキル基ま
たはアリール基であることが好ましい。R5 はn個のポ
リイソシアネートからイソシアネート基を除去すること
によって得られる基を表し、イソシアネート化合物の骨
格を形成するものであれば良い。ジイソシアネートまた
はトリイソシアネート化合物の骨格となる化合物である
ことが好ましい。nは、1〜4の整数であり、2または
3であることが好ましい。
【0018】オキサゾリジン環は、水により開環してイ
ミノ基と水酸基を生成し、架橋反応を起こす潜在性硬化
剤である。ここで生成されたイミノ基はイソシアナート
基と反応して尿素結合を形成し、水酸基もイソシアネー
ト基と反応してウレタン結合を形成し、架橋を促進す
る。この反応系の中に遊離酸が存在すると、オキサゾリ
ジン環の開環が促進されるが、遊離酸はイソシアネート
基とも反応して架橋を進行させる。オキサゾリジン系化
合物の配合量は、ウレタンプレポリマーのNCO当量に
対して、0.1〜10当量であることが好ましい。オキ
サゾリジン系化合物の配合量をこの範囲としたのは、
0.1当量未満では硬化速度が遅く、10当量超では貯
蔵安定性が悪くなるからである。
【0019】シリルエステル化合物は、下記一般式
[2]または[3]のいずれかの構造を有し、カルボン
酸とシラノールから製造される。すなわち、本発明で使
用されるシリルエステル化合物は、シロキサン結合Si
−O−Siを有する重合エステルと、この構造を有しな
い単量体エステルとに分けられ、いずれのエステルであ
ってもよい。シリルエステル化合物は、水の存在下にお
いて遊離酸の供給源として作用する。ここで遊離された
酸は、オキサゾリジン系化合物の開環を促進させ、オキ
サゾリジン系化合物とウレタンプレポリマーとの重合を
促す架橋促進剤となる。
【0020】 ここで、R6 は炭素数1〜20のアルキル基、アリール
基またはアラルキル基であり、水の存在によって、エス
テル結合が切れて酸が遊離される。遊離される酸として
は、酢酸、プロピオン酸が好ましい。R7 は、炭素数1
〜5のアルコキシ基であり、炭素数1〜3であることが
好ましい。R8 は、炭素数1〜5のアルキル基、アリー
ル基またはアラルキル基である。mは整数である。
【0021】 R9 4-nSi(OCOR10n ・・・・一般式[3] ここで、R9 は炭素数1〜5のアルキル基、アリル基ま
たはアラルキル基、R 10は炭素数1〜20のアルキル
基、アリール基またはアラルキル基であり、炭素数2ま
たは3であることが好ましい。nは1〜4の整数であ
る。シリルエステル化合物の配合量は、ウレタンプレポ
リマー100重量部に対して0.1〜10重量部である
ことが好ましい。配合量をこの範囲内としたのは、0.
1重量部未満では所蔵安定性が悪く、10重量部を超え
て添加しても効果が上昇せず、コストが上昇するだけで
あるからである。
【0022】モノイソシアネート化合物は、下記一般式
[4]で表され、モノイソシアネート化合物中のイソシ
アネート基の反応性が、ウレタンプレポリマー中のイソ
シアネート基よりも高いため、系中の水分捕捉剤として
作用する。また、市販のオキサゾリジン系化合物には、
開環した化合物も混入しているが、これらはウレタンプ
レポリマーのイソシアネート基間の架橋を促進させるた
め、モノイソシアネート化合物で捕捉して系から除去す
る必要がある。開環オキサゾリジン系化合物は、ウレタ
ンプレポリマーのイソシアネート基と反応する前に、モ
ノイソシアネート化合物と反応するので、モノイソシア
ネート化合物は開環オキサゾリジン系化合物を捕捉す
る。また、遊離酸捕捉剤としても作用する。
【0023】 R11−N=C=O ・・・・一般式[4] ここで、R11は炭素数1〜10のアルキル基、アルキル
基で置換されていてもよいアリール基、またはアラルキ
ル基であって、アクリロイル基、スルホニル基を有して
いてもよい。モノイソシアネート化合物の配合量は、ウ
レタンプレポリマー100重量部に対し0.1〜10重
量部であることが好ましい。配合量をこの範囲内とした
のは、0.1重量部未満では硬化性が低下し、10重量
部超では貯蔵安定性が悪化するからである。
【0024】カルボジイミド化合物は、下記一般式
[5]で表される化合物で、反応性に富み、特にアミノ
酸誘導体あるいはペプチド誘導体間のアミド結合形成
や、リン酸のモノエステルあるいはジエステル間の脱水
縮合、カルボン酸とヒドロキシ化合物間の脱水縮合を穏
和な条件下で促進する。 R10−N=C=N−R11 ・・・・一般式[5] ここで、R10およびR11は、それぞれ独立に、炭素数1
〜20のアルキル基、アルキル基で置換されていてもよ
いアリール基、脂環式アルキル基、アルキル基で置換さ
れた脂環式アルキル基または複素環を含むアルキレン基
である。複素環を含むアルキレン基は複素環中に窒素原
子と酸素原子を含むことが好ましく、アルキレン基は炭
素数1〜2であることが好ましい。シクロヘキシル基、
トルイル基、モルフォリノアルキル基等であることが好
ましく、さらに好ましくは、シクロヘキシル基、p−ト
ルイル基、モルフォリノエチル基、2,4−または2,
6−ジイソプロピルフェニル基である。
【0025】こうした反応に使用されるカルボジイミド
化合物としては、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジ
イミド(DCC)、1−シクロヘキシル−3−(2−モ
ルフォリノエチル)カルボジイミド、N,N’−p−ト
ルオイルカルボジイミド、N,N’−2,6−ジイソプ
ロピルフェニルカルボジイミド(スタバクゾールI)、
スタバクゾールPCD等が代表的である。
【0026】本発明では、カルボジイミド化合物のこう
した性質を利用して、貯蔵安定化剤として組成物に配合
しているが、以下の二つの作用を通して組成物の貯蔵安
定性に寄与している。第一は、系中に配合されている化
合物に結晶水等の形で含まれている水分を捕捉する作用
である。これらの水分は、イソシアネート基間の架橋、
およびオキサゾリジン環の開環とそれに伴う架橋形成を
促進するため、カルボジイミド化合物で捕捉して系から
除去することが必要である。第二は、系中の遊離カルボ
ン酸を捕捉する作用である。遊離酸は、オキサゾリジン
環の開環を促進しこれに伴って架橋形成が進行するた
め、カルボジイミド化合物で捕捉して除去する必要があ
る。カルボジイミド化合物の配合量は、ウレタンプレポ
リマー100重量部に対し0.1〜10重量部であるこ
とが好ましいが、1〜4重量部とすると効果が著しい。
配合量をこの範囲内としたのは、0.1重量部未満では
貯蔵安定性が低下し、10重量部超では硬化性が低下す
るからである。
【0027】本発明の組成物は、以上の化合物の他に、
充填剤、可塑剤、酸化防止剤、顔料、シランカップリン
グ剤、分散剤、溶剤等を配合してもよい。充填剤とは、
微粉砕の固体で、配合の主な目的は、強度、弾性率等の
性能、耐候性、難燃性等の耐久性、導電性、熱伝導性等
の機能に代表される物性の改良、流動性、収縮性等の成
形加工性の向上、あるいは増量、省資源といった経済面
の改善である。充填剤粒子の形状は、まったく不規則な
構造の塊から、球状、多面体状、針状の結晶構造をとる
ものまである。充填剤としては、炭酸カルシウム、カー
ボンブラック、クレー、タルク、酸化チタン、生石灰、
カオリン、ゼオライト、ケイソウ土、塩化ビニルペース
トレジン、ガラスバルーン、塩化ビニリデン樹脂バルー
ン等が挙げられ、単独で、または混合して使用すること
ができる。
【0028】本発明の組成物は溶剤を用いてもよく、好
ましくは芳香族系炭化水素溶媒を用いる。芳香族系溶剤
としては、キシレン、トルエン等がよい。
【0029】可塑剤としては、例えば、ジオクチルフタ
レート(DOP)、ジブチルフタレート(DBP)、ジ
ラウリルフタレート(DLP)、ジブチルベンジルフタ
レート(BBP)、ジオクチルアジペート、ジイソデシ
ルアジペート、トリオクチルフォスフェート、トリス
(クロロエチル)フォスフェート、トリス(ジクロロプ
ロピル)フォスフェート、アジピン酸プロピレングリコ
ールポリエステル、アジピン酸ブチレングリコールポリ
エステル、エポキシステアリン酸アルキル、エポキシ化
大豆油等が挙げられ、単独で、あるいは混合して使用す
ることができる。
【0030】本発明のウレタン組成物の製造方法は、特
に限定されないが、好ましくは各成分を減圧下または不
活性雰囲気下に十分混練し、均一に分散させて組成物と
するのがよい。
【0031】
【実施例】以下に実施例を示して、本発明を具体的に説
明するが、本発明は、これらに限られるものではない。
【0032】(製造例)57重量部の水酸基を3個有す
る平均分子量5000のポリオキシプロピレントリオー
ル(旭硝子(株)社製)と、23重量部の水酸基を2個
有する平均分子量2000のポリプロピレンエーテルジ
オール(三洋化成工業(株)社製)を反応容器に入れ、
110℃、50mmHgで2時間減圧脱水した。この
後、反応生成物を80℃に冷却し、9.1重量部の2,
4−トリレンジイソシアナート(2,4−TDI)と
2,6−トリレンジイソシアナート(2,6−TDI)
の混合物(2,4−TDI:2,6−TDI=80:2
0)を攪拌しながら添加し、遊離イソシアナートが2.
2%になるまで反応させて、末端イソシアネート基1.
4%のポリウレタンプレポリマーTDIプレポリマーを
得た。次いで、このTDIプレポリマーに、19.6重
量部のジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアナート
(MDI、MD化成(株)社製)を加えて攪拌した。こ
こに、予め脱水しておいた85重量部の平均分子量50
00のポリオキシプロピレントリオールと、35重量部
の平均分子量2000のポリプロピレンエーテルジオー
ルを添加し、80℃で遊離イソシアナートが1.8%に
なるまで反応させて、MDIプレポリマーとして、ウレ
タンプレポリマー組成物を得た。
【0033】このウレタンプレポリマー117重量部
(ウレタンプレポリマー100重量部と可塑剤17重量
部を含む)を、乾燥窒素ガスを封入した混練容器にい
れ、さらに充填剤として乾燥させた丸尾カルシウム
(株)社製の表面処理炭酸カルシウム(シーレッツ30
0)を120重量部と、可塑剤として三菱化成ビニル
(株)社製のジオクチルフタレート(DOP)を20重
量部、シランカップリング剤として日本ユニカー(株)
社製のA−187を1重量部、及び溶剤として関東化学
(株)社製のキシレンを17重量部加えて、真空攪拌装
置中で十分に混練し、マスターバッチレジンとした。表
2に示す化合物を表2に示す量でマスターバッチレジン
に配合し、本発明例および比較例とした。ハードナーO
Z、アディティブTI、KF−910、SIO−118
及びSIO−218、DCC、スタバクゾールI、スタ
バクゾールPCDの構造式を表1に示した。
【0034】
【表1】
【表2】
【0035】(本発明例1)攪拌機付き容器内に製造例
のマスターバッチレジンと、予めキシレンに溶解した6
重量部のハードナーOZ及び0.5重量部のアディティ
ブTI、3重量部のKF−910、1重量部のDCCを
加え、減圧下で15〜20分間混練後、脱水したキシレ
ン3重量部を加え、減圧下でさらに15分間攪拌して、
本発明のウレタン組成物を得た。
【0036】(本発明例2)KF−910に替えてSI
O−118を使用し、本発明例1に示す方法と同様にし
て、本発明のウレタン組成物を得た。
【0037】(本発明例3)KF−910に替えてSI
O−218を使用し、本発明例1に示す方法と同様にし
て、本発明のウレタン組成物を得た。
【0038】(本発明例4)DCCに替えてスタバクゾ
ールIを使用し、本発明例1に示す方法と同様にして、
本発明のウレタン組成物を得た。
【0039】(本発明例5)DCCに替えてスタバクゾ
ールPCDを使用し、本発明例1に示す方法と同様にし
て、本発明のウレタン組成物を得た。
【0040】(比較例1)KF−910を使用し、他は
本発明例1に示す方法と同様にして、比較例のウレタン
組成物を得た。
【0041】(比較例2)ハードナーOZを使用し、他
は本発明例1に示す方法と同様にして、比較例のウレタ
ン組成物を得た。
【0042】(比較例3)ハードナーOZと2−エチル
ヘキサン酸を使用し、本発明例1に示す方法と同様にし
て、比較例のウレタン組成物を得た。
【0043】(比較例4)DBTDLを使用し、本発明
例1に示す方法と同様にして、比較例のウレタン組成物
を得た。
【0044】(比較例5)DABCOを使用し、本発明
例1に示す方法と同様にして、比較例のウレタン組成物
を得た。
【0045】(物性の評価)本発明例および比較例で得
られたポリウレタン型組成物の初期状態、及び70℃で
1日放置(促進劣化試験)した後の物性の変化を測定し
た。物性の変化は、粘度、タックフリータイム(T.
F.T、単位=分)、および発泡の有無を指標とした。
促進劣化試験は、カートリッジ中に組成物を充填し、7
0℃の雰囲気下に1日間放置し、粘度を測定した。粘度
は、(株)東京計器社製のB型粘度計、BS型ロータ#
7を使用し、20℃、10rpmで測定した。
【0046】また、タックフリータイムは、組成物をカ
ートリッジに詰めて打設後に、ポリエチレンシート断片
を付着させ、付着が起こらなくなるまでの時間を測定し
た。付着しなくなった時間をタックフリータイム(分)
とした。発泡の有無は、JIS 5758記載のH型引
張試験用試験片を作成し、45℃×95%の促進養生を
行った後、硬化物の断面を目視観察することにより調べ
た。結果を表2、表3および表4に示す。
【0047】
【表3】
【0048】表2の比較例1は、一般的に使用されてい
るシーリング剤組成物であり、初期粘度及び70℃で1
日放置後の粘度は本発明例1の組成物より小さく、貯蔵
安定性はよいが、初期タックフリータイムが7時間、7
0℃1日放置後でも6時間と硬化に要する時間が長かっ
た。この配合では、貯蔵中及び硬化時の発泡は観察され
なかった。この結果、シリルエステル化合物のみを配合
すると、貯蔵安定性は改善されるが、タックフリータイ
ムは改善されず、硬化時間が長いことが示された。比較
例2の組成物は、オキサゾリジン系化合物と遊離酸であ
る2−エチルヘキサン酸を配合したものである。初期粘
度は比較例1に比べてかなり高く、70℃1日放置後に
は完全硬化はしないものの粘度が測定できないほど硬く
なってしまい、貯蔵安定性が悪い。遊離酸によってオキ
サゾリジン環の開環が促進され、架橋反応が進展してい
ることが示された。比較例3の組成物は、オキサゾリジ
ン系化合物を配合したものである。初期粘度は、比較例
1の組成物と大差ないが、70℃1日放置後には完全硬
化し、貯蔵安定性が悪い。また、貯蔵中に発泡が観察さ
れた。比較例4の組成物では、錫系硬化触媒の硬化促進
作用がオキサゾリジン系化合物より強く、70℃1日後
には完全に硬化した。比較例5の組成物では、3級アミ
ン系の硬化触媒を配合した場合にも錫系触媒同様に硬化
反応が速やかに進展する。また、比較例4及び5の組成
物では、いずれも発泡が観察された。
【0049】本発明例1の組成物では、タックフリータ
イム、すなわち硬化時間が比較例1の組成物に比べて1
/2以下と短くなっていた。また、70℃1日放置後の
粘度は、比較例1の組成物より高かったが作業性には影
響はなく、タックフリータイムは120分とさらに短く
なり、貯蔵安定性も良いことが確認された。一方、カル
ボジイミド化合物を含有しない組成物及びシリルエステ
ル化合物を含有せずかわりにカルボジイミド化合物を配
合した組成物では、いずれも比較例1の組成物よりもタ
ックフリータイムは短くなっていたが、本発明例1より
もかなりタックフリータイムは長く、硬化に時間を要し
た。以上より、オキサゾリジン系化合物にシリルエステ
ル化合物とカルボジイミド化合物を併用すると、貯蔵安
定性が良く、硬化時間が短い化合物とできることが示さ
れた。表3は、シリルエステル化合物を変えることによ
る、貯蔵安定性及びタックフリータイムの向上に対する
影響を示す。
【0050】
【表4】
【0051】本発明例1〜3の組成物を比べると、シリ
ルエステル化合物のエステル結合部分からの酸の遊離量
の多いものほどタックフリータイムが短く、酸の遊離量
がタックフリータイムの短縮に関与することが示され
た。本発明例3の組成物は初期粘度は2640(PS)
であり、70℃1日放置後のタックフリータイムは70
分とシリルエステル化合物を配合した組成物の中では最
も短くなっていた。シリルエステル化合物を含まずカル
ボジイミド化合物を含む組成物では、遊離酸が生じない
のでタックフリータイムは短かったが70℃1日放置後
の粘度の上昇が大きく、貯蔵安定性が悪くなっていた。
また、比較例1の組成物では貯蔵安定性は改善されてい
たが、タックフリータイムはいずれも6時間以上であ
り、硬化時間の短縮は認められなかった。比較例3の組
成物では、初期物性におけるタックフリータイムが15
0分と短縮されていたが、貯蔵安定性は全く改善されて
おらず、さらに発泡が認められた。
【0052】以上から、タックフリータイム短縮の効果
はシリルエステル化合物から遊離される酸の量と、カル
ボジイミド化合物によるものと考えられた。また、シリ
ルエステル化合物は、本発明の組成物の貯蔵安定性に寄
与していることが示された。次に、カルボジイミド化合
物の種類を変えることによる、貯蔵安定性の向上及びタ
ックフリータイムの短縮の効果を表4に示す。
【0053】
【表5】
【0054】本発明例1、4および5の組成物では、い
ずれのカルボジイミド化合物を配合した場合でも、カル
ボジイミド化合物を配合しない比較例1の組成物と比べ
て、タックフリータイムが著しく短縮していた。また、
オキサゾリジン系化合物とシリルエステル化合物を配合
しカルボジイミド化合物を含まない組成物に比べてもタ
ックフリータイムが短縮しており、カルボジイミド化合
物を配合することによって架橋硬化が促進されていた。
一方、比較例2で示したように、オキサゾリジン系化合
物と遊離酸である2−エチルヘキサン酸を配合すると、
タックフリータイムは短縮されるが、貯蔵安定性が悪く
なる。カルボジイミド化合物自体の分子量の大きさが架
橋硬化に影響しているものと考えられる。
【0055】
【発明の効果】本発明は、オキサゾリジン系化合物、シ
リルエステル化合物、モノイソシアナート化合物、必要
によりカルボジイミド化合物を含有する一液型の湿気硬
化型ウレタン組成物であって、硬化時間が短く、しかも
貯蔵安定性に優れ、硬化時に発泡しない組成物である。
カルボジイミド化合物を必須成分とした場合には、さら
に、硬化時間が短くなる。本発明のウレタン湿気硬化型
組成物は、タックフリータイムが1〜3時間程で硬化時
間が短く、シーリング剤等として打設後の硬化が速いの
で、その上に速やかに塗料等を塗布することが可能であ
る。また、貯蔵安定性が良く、経時的な粘度の上昇が小
さいので、長期貯蔵後であっても、製造直後の組成物を
使用した場合と比較して遜色のない作業性が保たれてい
る。さらに、貯蔵時及び硬化時に発泡がないことから、
硬化後の組成物の強度、品質の低下を招くことがない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 18/10 C08G 18/65 - 18/66 C08L 75/04 - 75/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】末端イソシアネート基を有するウレタンプ
    レポリマーと、下記一般式[1]で表されるオキサゾリ
    ジン系化合物と、下記一般式[2]または[3]で表さ
    れるシリルエステル化合物と、下記一般式[4]で表さ
    れるモノイソシアナート化合物とを含むウレタン湿気硬
    化型組成物。 【化1】 ・・・・一般式[1] ここで、R1 は炭素数2〜6のアルキレン基、R2 及び
    3 は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1以上のア
    ルキル基、炭素数5〜7の脂環式アルキル基、または炭
    素数6〜10のアリール基、R4 は炭素数2〜6のアル
    キレン基またはウレタン結合を含む炭素数2〜6のアル
    キレン基、R5 はn個のポリイソシアネートからイソシ
    アネート基を除去することによって得られる基を表し、
    nは、1〜4の整数である。 ここで、R6 は炭素数1〜20のアルキル基、アリール
    基またはアラルキル基であり、R7 は炭素数1〜5のア
    ルコキシ基であり、R8 は炭素数1〜5のアルキル基、
    アリール基またはアラルキル基であり、mは整数であ
    る。 R9 4-nSi(OCOR10n ・・・・一般式[3] ここで、R9 は炭素数1〜5のアルキル基、アリール基
    またはアラルキル基、R10は炭素数1〜20のアルキル
    基、アリール基またはアラルキル基であり、nは1〜2
    0の整数である。 R11−N=C=O ・・・・一般式[4] ここで、R11は炭素数1〜10のアルキル基、アルキル
    基で置換されていてもよいアリール基またはアラルキル
    基であって、アクリロイル基、スルホニル基を有してい
    てもよい。
  2. 【請求項2】下記一般式[5]で表されるカルボジイミ
    ド化合物を含む請求項1に記載のウレタン湿気硬化型組
    成物。 R12−N=C=N−R13 ・・・・一般式[5] ここで、R12及びR13は、それぞれ独立に、炭素数1〜
    10のアルキル基、アルキル基で置換されていてもよい
    アリール基、アラルキル基、アルキル基で置換されてい
    てもよい脂環式アルキル基、または複素環を含むアルキ
    レン基である。
  3. 【請求項3】前記オキサゾリジン系化合物誘導体の配合
    量が、前記末端イソシアナート型ポリウレタンプレポリ
    マーのNCO当量に対して、0.1〜10当量である請
    求項1または2に記載のウレタン湿気硬化型組成物。
  4. 【請求項4】前記シリルエステル化合物の配合量が、前
    記末端イソシアナート型ポリウレタンプレポリマー10
    0重量部に対して0.1から10重量部である請求項1
    〜3のいずれかに記載のウレタン湿気硬化型組成物。
  5. 【請求項5】前記モノイソシアナート化合物の配合量
    が、前記末端イソシアナート型ポリウレタンプレポリマ
    ー100重量部に対して0.1から10重量部である請
    求項1〜4のいずれかに記載のウレタン湿気硬化型組成
    物。
  6. 【請求項6】前記カルボジイミド化合物の配合量が、前
    記末端イソシアナート型ポリウレタンプレポリマー10
    0重量部に対して0.1から10重量部である請求項2
    〜5のいずれかに記載のウレタン湿気硬化型組成物。
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